人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

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[ クチュクチュとネスの下肢から水音が響く。
 ネスの体に差し入れた指を、
 中の感触を味わうように幾度も前後させて内壁に振れる。
 
 触れれば触れるほど挿れたくて堪らなくなる衝動を
 どうにか押さえつけられているのは、
 他ならぬネスの声に従ったからだった。
 
 小さく漏れる声も、
 今はそれすら俺を狂わせる毒のようだ。 ]
 
 
 なぁ……、もうもたねえ…
 お前の事、抱きたい……

 
[ は…と熱い吐息混じりに呻いたのと、
 ネスの薬の調合が終わったのはほぼ同時だっただろう。
 
 もう我慢出来ないと、
 がっついてしまおうとネスに唇を寄せようとして。
 半端に開いた口に、丸い薬が押し込まれた。 ]

 
 
 ん、……んん゛…
 
[ 思わず眉間にしわを寄せる。
 違う。
 俺が欲しいのはこんなもんじゃなくて、
 お前の体だけなのに。
 
 狭いロッカーの中では、
 塞がれた口を身じろいで開放することもできない。
 更に口の中に貯めておけば貯めておくほど
 薬の苦味が広がって、
 俺は渋い顔をするとこくりと喉を上下させた。 ]
 
 
 ………っ……!
 
[ そうして薬を飲み込めば、
 先程まで自分で扱いていた性器に、ネスの手がかかる。
 
 まるで褒美のようなそれは、
 散々待った彼からの許しの合図のような気すらして。 ]

[ ネスの体の中に挿れた指は抜かず、
 俺の性器を撫でるネスの掌に腰を押し付けながら、
 より深く彼の中に触れていく。
 
 触れているだけでもたまらないのに、
 俺のものを扱いてくれているのがネス自身だと思えば
 ドロドロに溶けるように気持ちよかった。
 
 物欲しげに熱を持て余した目で、ネスを見る。
 縋るように目の前の唇に自分の唇を重ね、
 ネスの手の動きに合わせるよう、腰をゆるく前後させて。 ]
 
 
 
 ──…、……っ
…ぅ
 
[ やがて、びゅくびゅくと勢いのある精が
 ネスの手に吐き出される。
 
 殆ど漏らすようなそれは、
 普段の自分だったら考えられないような情けないもので。
 
 最も恋しいネスの胎内からゆっくり指を引き抜くと、
 脱力したようにロッカー内に体を凭れ掛からせた。
 
 未だ思考はぼやけたままだが、
 薬が早くも効いたのかもしくは一度出したからなのか、
 幾らかはマシにはなっている。 ]

[ 徐々に落ち着いてくる思考。
 
 未だ熱の燻りは収まっていない体。
 半端に触れた事で、より欲しくなっている眼の前の恋人の体。 ]

 
 
 あ〜〜〜〜〜〜〜〜
クソ……ッ

 
[ むわっと青臭い香りが充満するロッカーを、
 ガン、と蹴っ飛ばして扉を開けた。
 
 篭った熱気が外へ逃げ、幾分か体もスッキリしてくる。
 そして、思考が落ち着けば落ち着くほど
 理解するのは己の情けなさなわけで。 ]
 
 
 ……悪かった。ネス…。
 それとさんきゅ…助かった。
 
[ どこか悔しげな表情を浮かべつつ、
 ネスの肩を抱いてロッカーの外へ出よう。
 
 外にはもう魔物の気配もない。
 先程こちらへ来ていた魔物は、
 あのタコの死体が目当てだったようで。
 
 此方には興味も示さずに奥へ消えたのを、
 今となっては知ることが出来た。 ]

[ しかし、どうしてこうなってしまったのか。
 自分ですらわからない。
 
 おそらく簡単に言葉にするなら
 この研究所に溢れ返る淫らな魔力に
 俺の体がどうしようもないほど反応してしまった…と
 いう事なのだろうけど。
 
 だとしたら、
 そもそも俺がここに来てしまった事自体間違いだ。
 最初から知っていればまだ対策できただろうに、
 生憎と今から撤退することもできやしない。
 
 ふぅ…と溜息をつくと、側にいるネスを抱き寄せて。
 額に一度キスをすると、困ったように笑った。 ]
 
 
 やっぱ、お前が居てくれてよかった。
 
 …少しだけ、ここで休んでもいいか?
 
[ 今この状態ですぐに出発するのもリスクがある。
 行くにしても、先程の薬がしっかり回る程度の時間は
 ここで暫し待っておこうかと提案しよう。 ]

 
[ そして。
 
 オマケでずっと気になっていた”ソレ”に手を伸ばす。
 
 濡れた音と嬌声が漏れっぱなしになっている、
 仲間内での交信用の魔石に。** ]

ん、んん、ンンッ…!!

[ぐっと腰が引き寄せられ、
その分口づけが深くなる。

まだ粘液の味が微妙に残る
バドの唾液が口いっぱいに広がって
息苦しさと快感に頭の中がくらくらした。]

ふぁ、……っ ぁ、きもち、いぃ……っ
ばどぉ、……んん、ぁぁ……っ♡すきぃ…

[何度もフィルと名を呼ばれ、
こくこくと首を縦に振って快楽を素直に口にする。
気持ちいい。好き。欲しい。好き。大好き。

やっぱり彼じゃないと駄目だ、なんて
先程との落差で余計に感じてしまって
縋りついたまま与えられる甘さに溺れる。]


すき…ッ、おれも、あいして、る…
ばどぉ……っ あ、ぁ…ぅぅ…♡
ぁ、くぅっ、ばど、あぁんっ…!

[尻の合間に指先が入り込み、ぐりぐりと孔を刺激する。
早く欲しい、と訴えるようにひくんとそこが収縮し
前での絶頂へと至る後押しをして。]

ん、もっ、イく……っっ、あぁぁ……っっ!!!
んんん〜〜〜 ッッッ………!!!!


[我慢などせず、促されるまま
下腹からこみ上げてくる射精欲に身を委ねた。

ぶるり、と腰を震わせ
濃い白濁がびゅく、と噴き出し
二度目とは思えない量と勢いで
互いの下肢を汚していく。

ぎゅうっと強い力でバドに抱き着いたまま
暫しの絶頂感に浸って。]


んん……ばどぉ……♡

[果てた後もまだ熱は冷めず、
とろんとした顔で彼を見つめ、
唇を押し付けるだけのキスを
何度も繰り返して甘えていた。

完全に気が緩んでいるが、
この一部始終を聞かれていると
フィルが知るのはもう少し後のことになる。
**]

[咥内には苦い筈のあの粘液の味が広がるのに
思い込みなのだろうが、甘く感じてしまう。
フィルの舌が動く度にその甘さは増し
もっと、と息継ぎさえ何度か奪ってしまっただろう。

蕩けた声が応えてくれる。
気持ちいい、好き、と名を繰り返す声に
ぞくぞくと内側を駆け上がる快感は熱に直結して。]

 ンッ、ぅ…たくさん、聞かせてくれ…
 フィルの、気持ちぃ声…ッ

[意識を支配されていた時の情事より
声も表情も甘ったるいくらいに蕩けている。
大切な、俺の恋人のすべてが欲しい。]

[指で触れた秘所も、求めるように蠢いている。
収縮し、この先を待ちわびるような動きに合わせて
重なり合う熱を激しく揺さぶる。
擦れ合いながら、先走りに濡れた二人の中心を
その切っ先をグリグリと刺激したのと同時。]

 っく、俺も…イッ…、
く ──ッ!!


[フィルの絶頂を追いかけるように腰を震わせて
白濁をフィルの腹に目掛けて勢いよく吐き出す。
力強く抱き着かれたまま、何度も何度もその皮膚に
塗りたくるように腰を揺らし。]

 …っは、まだ足りねぇ。
 もっと、シよう……、…な?

[一度射精したにもかかわらず、その熱が衰えることがないのは
朝の我慢のせいか、それとも催淫効果のせいか。
可愛いキスに応えるように唇をちゅっちゅと啄んで
下唇を甘噛みしながら、囁いた。]

[徐に腕を伸ばせば、死滅した魔物の蔓の残骸を手繰り寄せる。
もうこれに意識を奪われることはないだろう。
だが、有用な使い道がある。

片手で絞るように握れば、切断面からとろりと
溢れ出るのは、甘い匂いの苦い蜜。
それに催淫効果があることは、今まさに体感済みで。]

 もっと気持ちよくしてやるからな。

[ふっと意地悪に笑うのは、いつもの夜の顔。
蜜を救い上げ、絶頂したばかりのフィルの熱に
そして自分自身の肉棒にもまた塗りたくり
フィルの足を抱え込むと、先ほど収縮を見せていた場所へと
塗りこむように、にゅるにゅると熱を押し付け始める。

それもこれもすべて聞かれていると知るのは
ややばかり後のことである
*]

[彼の苦しみは、僕の想像より何倍も酷かったんだろう。
そこまでわかってあげられなくて、よかった。
わかってしまったらきっと、僕も一緒に溺れていたから]


  ん……


[ロッカーの中では淫らな水音すら
大きく響いて聴こえたけれど、
声と違ってこっちは僕には止められない。
与えられる快感も同じで
手が止まってしまいそうになったけれど、
僕は調合師として、彼の恋人として、
自分のすべき事を(なんとか)為した]


 (
―――……っ



[薬が出来上がった時に囁かれた言葉
強烈に僕の本能を抉った。

でも寄せられた唇のその奥に、しっかりと薬を押し込んだ]

[さっきの言葉が耳の中にずくずくと残り続ける。
どきどきと強く鳴る心臓は
薬が効くか不安だからじゃない。
眉間に寄るしわを見つめる瞳は、
今はきっと、僕の方が彼を欲する色になっている。

やがて、彼の喉が動いて
薬を飲み下してくれたのがわかる。
それを見たら僕も少し冷静になって、
ほっとした様に目を細め、手を彼の下肢に伸ばした]


  んっ……ゼクスさん……



[彼の腰の動きに押されたら、擽るのはやめて、
もう少ししっかりと握り、擦る。
後ろの孔は彼の指をもう少し咥え込んで、
甘い吐息できもちいい、って伝える。

熱くて切なくて色っぽい瞳で見つめられたら、
その色に自分の瞳を染めて、睫毛を伏せる。
重ねられた唇も彼の色に変えて、
心が酷く満たされる想いがした]

[手の中の硬い感触と、
それに合わせた彼の動きを味わっていたら、
やがて彼が震えて、艶めかしい滑りと匂いを放つ。
既に僕の五感がよく知る彼の熱。
いつもよりなんだかいやらしいものに感じてしまうのは、
きっと気のせいじゃなかっただろう。
だって僕から指を引き抜いて
後ろに凭れた彼はこんなにも色っぽくて、
僕は全てを忘れてしばし彼に魅入った。

彼が黙っている間
僕も言葉を失くしたみたいに
ずっと彼を見つめていて、]



  ??!


[そうして沈黙を破ったのは、
とんでもなく元気な彼の声と、ロッカーの扉が開く音。

今度は驚きにどきどきする胸を思わず押さえたら、
彼の精で服が濡れたけど、全然気にしなかった。
だって彼が、正気に戻ってくれたのだから]


  ……よかった。


[肩を抱かれながら、一緒にロッカーの外に出る。
彼とは対照的に微笑んで、彼の無事を喜ぶ。

それに、外にいるかもしれないと思っていた何物かは
その姿を消していた。
さっき倒したタコも消えていた事がわかれば、
あれが目当てだったのかと推測して]

[彼がこの研究所と相性が悪い事は、教えてもらえただろうか。
そうならば額にキスをされた後、
休んでもいいかと問われれば、もちろん、と頷いた。
薬が回る時間を確保したいのもそうだし、
もう少し、対処できる様な薬を作っておく方がいいと思ったから]


  ゼクスさんの役に立てて、うれしい。


[そう微笑んだら、
さっき置き去りにした荷物を回収して、
その中から小さな麻袋を取り出す。
袋をひっくり返して、中に入っていた粉で
自分と彼がゆったりと座れるくらいの円を描く。
少しの間生命体から感知されない結界だ。

これは使えば使うほど効果が薄れるし、
きれいな円を描かないとならないから、
咄嗟には使えないし、使う場面も考えないとならない。
でも今はこれを使うべきだろうと、
迷わず休める場を作った]

[俺の絶頂から一拍遅れる形で
バドも腰を震わせ射精を迎える。

一度目の射精で下着はとっくに汚れてしまっているし
二人分の精液で腹も性器もべたべただけれど、
今はそんなことどうでもよくて。]

ん……っ 俺も、足り、ね…… 
もっとシて、バドぉ…


[甘いキスを交わしながらこく、と首を縦に振る。
自分だって当然これじゃ足りない――何より、
一番欲しい所にまだ貰っていないのだから。

達しても依然萎える様子のないバドの熱に
腹奥が期待でずくずくと疼く。
半端に引っかかっているズボンが邪魔に思え
下着ごと脱ぎ捨てて近くに放る。]

[だが、バドが徐に伸ばした先。
魔物の残骸に手を伸ばし、
一体何をするのかと思えば
蔓から蜜を絞り出していた。

さっき…というか現在進行形で苛まれている
催淫効果のあるそれ。

いつもベッドの上で見せる意地悪い笑みに
一瞬ドキリとしたのも束の間。
たっぷり絞り出したそれを
ぬちょぬちょと性器に塗りたくられて]

……へっ?
はぁ!?ちょっ、それ使うのかよっ!?……んんっ…!

[確かに潤滑剤にはなるかもしれねえけど!
何となくどうなんだそれって!?
抵抗する間もなく足が抱えられ、
大股を広げて倒れこむような形になり。

彼を求めてひくひくと収縮する秘所に
ぐりっと硬いものが押し付けられて
ひ、と喉を鳴らした。]

あっあっあっ……!!!
ん゛ぁぁぁんっっ…♡♡

[大して慣らしてもいないのに、
ほぼ毎晩のように彼の性器を咥えこんでいるそこは
ぐりぐりと押し付けられれば
ずぶ…と先端をゆっくり飲み込みはじめてしまい。]


あぁあ、んぁっバド……っ♡
あ゛ぁ♡ぅ゛ぅッ…!!!熱い、のがぁ…っ♡♡

[直接蜜を塗られているからか
熱く硬いもので押し広げられた入り口から
灼けるような快感が広がる。

これがずっと欲しかったのだ、
早く全部寄こせと言わんばかりに
半端に入った先端をきゅんきゅんと咀嚼する肉穴が
バドの目にもよく見えただろうし
下肢にも直接伝わったことだろう。**]

[ 俺の恋人がネスでよかった。と
 あらゆる意味でこんなに実感させられるとは。
 
 達して冷静になった頭で、ネスに寄り添いながらそう思った。
 
 あんな風に危険地帯で襲われて、
 怒るでもなく俺を優しく危険から遠ざけてくれて。
 更に無遠慮に触る俺の手も、必要以上に怒ること無く
 落ち着かせようと手淫すらしてくれた。
 
 根本治療の観点から薬を調合してくれたのもそうだし、
 ネスにはもう完全に頭が上がらない。
 
 ロッカーから二人で出た後は、
 少しばかりその場で休ませてもらおうと提案し。
 頷いてもらえれば、その場に腰を下ろした。 ]
 
 
 …あのタコの体液に中てられた。
 多分…確証はねーけど、ネスに変化がない以上
 俺の体質とすげー相性が悪かったんだと思う。
 
[ 今わかる事を、その場でネスに共有しよう。 ]

[ この研究所の気から感じるに、
 そもそもこの研究所全体が
 ああいうもんを研究する場だという事。
 あのタコだけじゃない。
 それこそその手の魔物が大量に居て…
 きっと今魔石から聞こえてくる、フィルとバドのアレソレも
 それによるものだろうという事。
 
 それらを共有した後、もう一つの憶測もつけたそう。 ]
 
 
 あとはそうだな…。
 罠なんかもあるかもしれない。
 罠じゃなくとも、エロい事につかえそーな実験装置だとか。
 
[ 本来発動しないはずの器具が、
 不意に誤作動を起こしてトラップのように発動したり。
 そういうのも無いとは限らない。
 
 それこそ入り口の扉は
 そうやって誤作動を起こしたのだから。 ]

[ 重要事項を共有すれば、
 「俺の役に立てて嬉しい」
 だなんて健気な事をネスが言うもんだから ]
 
 
 ………良い恋人持ったな…俺………。
 
[ しみじみ。
 本当にしみじみと呟いてしまった。
 
 可愛い上にこの性格だ。しかも体に触れれば、
 あんなにかわいい反応をしてくれる。]
 
 
 ネスがいなかったら、マジで危なかったよ。
 俺じゃあどうにもできなかった。
 
[ ネスが手元にあった袋の中の道具を使い、
 俺達の周りに綺麗な円を描いていく。
 それに特殊な効果がある事は、
 今の俺にも見て取れた。 ]

[彼からの感謝の気持ちはしっかりと受け取ったけど、
そんなに感謝されているとは思わず。
彼の無事を喜んで、
でも、ここが彼にとって相性の悪すぎる場であると知ると、
早くここから出なければという気持ちが大きくなる。
さっきの彼も嫌いじゃないけど……

やっぱり苦しそうだったから、また見たいとまでは、思えない]


  えぇ……


[続く彼の見解を聞いて、顔がちょっと熱くなる。
ここ、そんな場所なのか。
じゃあみんなも今頃……?と魔石に意識が向いて。

それに罠や実験装置?
うかつに動けないし触れないなんて、
随分と難易度が高く感じられる。
このクエストが忌避される理由がわかったかもしれない]

[そしてさっきは汲み取る事ができなかった彼の感謝の気持ちを真正面から向けられれば、今度は柔らかく頬を染める。

誰かの役に立ちたいと思っている僕からしたら、
それらは最上級の褒め言葉だ。
大好きな恋人から贈られるなら、尚更。

へへ、と笑って寛げる場所を作って、
彼の隣に座って足を伸ばした]

[自分から下着ごと服を放り投げ、
更に先をねだる言葉なんて聞けば止まれるはずもない。
元より止まる気もないが。

蜜からは甘い匂いが充満するも、先程のような嫌な気配はない。
単純に刺激的な潤滑油としてなら使っても問題ないだろう。
この施設がそういった行為のために建てられたもので
魔物もそのために作られたのだとしたら
逆説的に考えれば、怪しげな露天商で買うものよりも
断然 ‟安全” ではなかろうか。]

 魔物に憑りつかれた俺に好きにされて
 甘い声漏らしてたからな。

 悔しいだろ?

 つうわけだから、たくさん啼いてもらうぞ。

[冗談交じりにそんなことを告げると
強く押し付けてもいないのに先端を飲みこんでいく
いやらしい場所に指を這わせる。]

 熱い、のが…、どうした?
 どうなってるか…ッ、…教えて。

[その甘い嬌声で。
何度でも名を呼んで。
何度だって愛を繰り返して。

そう囁きながらゆっくりゆっくりと
熱い欲の塊を奥へと押し進めていく。
きゅんきゅんと収縮するその襞に指を添えたまま
すっかりすべてを埋め込んでしまう。]

 っはぁ…、ナカ…きもちぃ…ッ
 きゅうきゅうして、絡みついて…くる、

[何度も愛し合ったそこは
自分の熱の形をすっかりと覚えているようで。
勿論こっちだって、どんな風に動けばフィルが悦ぶか
どこを突けば、どこを擦れば悦いのか知っている。

──が、腰をまだ揺らすことはなく。]