人狼物語 三日月国


72 【R18RP】エロトラップダンジョン村【誰歓】

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【人】 舞姫 イクリール

[ベッドの誘惑に負けて、まぶたが降りていく。
夢うつつに聞いた誰かの声>>85を思い出して、夢見が悪い。

今度は、選ぶのも遊ぶのも私の方なんだから。
ううん、次なんて、きっと、ないけれど……。

あと少し、あと52分だけ。乱れた衣装、ぐちゃぐちゃの身体のままイクリールは眠りに落ちた**]
(95) 2021/05/02(Sun) 15:39:20
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a15) 2021/05/02(Sun) 15:41:31

─ 前回稼働時 その2 ─


  え、オレ?
  どっちかっていうとインキュバスかな。
  でも、サキュバスにもなれるよ〜。


[淫魔といえばサキュバスかインキュバス、と思っている人間は多いらしい。
 表裏一体なことはみんな知らないのかな。
 目の前にいる吟遊詩人のお兄さんも、別々の存在だと思っていたようだ。

 せっかくだからオレは身体を女体に作り替えて見せることにした。
 肩幅が縮み、胸が膨らみ、ウエストがくびれ、腰から脚までが曲線を描く。
 元々少ない筋肉が更に落ち、肌がふっくらとし、顔つきも幼くなる。

 ミシミシと骨が軋む感覚だけは馴染めない。
 それを除けば、結構楽しい。
 目の前の人間が目を丸くしたり、オレの身体の性別が変わるだけで性欲を剥き出しにしてきたりして、その反応を見るのがたまんないんだよね]

[さて、この吟遊詩人さんは女体のオレが気に入ったらしい。
 人間のオスはサキュバスが好きだよね]


  ふふっ、いいよ。
  どんなことしたいのか見せてごらん?


[抱きついてくる彼の頭の中を覗かせてもらう。
 なるほど、女淫魔に上に乗られて貪られたいのかー。人気のパターンだな〜。
 リクエストに応えるついでに、全身の感度を上げてあちこち開発してあげよう。
 他の人間相手でもいっぱい気持ちよくなれるようにね♡]**

[母は、清純な青銀の髪をした修道女だった。
回復魔法の名手の母は、娘を厳しく躾けようとした。心を病んだ自分を育て直そうとするように。

なぜ淫魔を口実に父の名を明かさなかったのかなんて知らない。
イクリールは胸を締め付ける貞淑な服を捨て、赤い髪を黒くする染め粉を捨て、故郷を母を捨てた。

性行為は悪と言いながら結婚を義務付けられるより、望む相手と刹那的に"いいこと"を楽しむ方が良かったから。

――母のように生きるなんてごめんだったから。彼女と全く違うものになれるならと、命をチップに賭けに負けるまでを謳歌する生を選んだ]

[まったく意図しない形で、早々と
その願いが叶おうとしてしまっているなんてこと。

イクリールは、それこそ夢にも思っていなかった]

【人】 舞姫 イクリール

[天も地もない不思議な空間に漂っていた。

行為の名残なのか、まだ人の身には男とも女ともつかない淫魔を名乗る人影に誘惑される、夢]

 おあいにくさま、相手には困ってないの。
 私は母上……母さんとは違うんだから。

[淫魔を信じない女は、夢の中でも我を通して目も合わせない。心の脆いところを溢しはしたけれど]

 あっちいって、私踊るの。歌うのよ。

[より深い眠りに落ちようとした時だった。
――新たに軽薄な声>>97が甘やかに話しかけてきたのは。不思議な親しみと目眩がするような響きが、女の口を滑らかにした]
(108) 2021/05/02(Sun) 21:23:20

【人】 舞姫 イクリール

 …………。
 気持ちいこと、ぜんぶ、知りたい。お腹いっぱいに…

[きゅんと下腹が疼く。
凶悪なモノで心身を蹂躙された快感。下の口だけであれほどなのだから、きっとこの身体はもっと――淫らになれる]

 ……ちが、違う。
 それなりに楽しむ方がいい。誰だっていい。
 こんなところでさえ、なかったら……、私は、…!

[はっと正気にかえったものの、上辺でこの状況を否定しようと思い描いた未知への欲望は既に読み取られていた。

曖昧な人影が赤髪の男と金髪の女に変化する]
(109) 2021/05/02(Sun) 21:27:49

【人】 舞姫 イクリール

[前から男が深く口づけながら胸を愛撫し、後ろから女が胸を押し当て耳を舐め、どちらのものともつかない手が尻を、花芯を、入口を悪戯に火照らせていく。

指の股さえ余さず、全身を舌が、指が、性器があらゆる快楽を与えてきて、上下も左右もぐちゃぐちゃに乱れていく。

夢の世界に限りはない。
何度も、イッて、逝って、いって……。

肌と肌が合わさっているのに、まるで溶けたような一体感。生来抱えていた反発心も寂しさも、嬌声をあげ続けた喉が潰れる頃にはすっかり消え去っていた]
(110) 2021/05/02(Sun) 21:28:47

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]
(112) 2021/05/02(Sun) 21:34:55

【人】 舞姫 イクリール

[びくびくと背を反らしながら目を覚ます。
濡れた秘所が、鬱血痕の一つもない肌が、物足りなさを訴えていた。

性別も形も熱も自在の彼らを思い出して、うっとりと虚空を見つめる。悪いことも良いことも、もっと女の快楽を極めたなら、あのようになれるんだろうか。

現実が夢の延長であるかのように記憶は鮮やかで"淫魔の子"と呼ばれるのを拒んだ女は限りなく淫魔そのものに近くなっていた。

鬣犬に抉じ開けられた扉の向こうに丁寧に道を引かれて、もはやイクリールの脳裏に脱出が浮かぶことはなかった]**
(113) 2021/05/02(Sun) 21:35:05

【人】 舞姫 イクリール

―ダンジョン通路―

[ある種の方向にだけ鋭敏になった感覚が、ダンジョン内がパーティー会場であるのを悟る。盛った魔物や人間の淫蕩の気配を探りながら、よろよろ歩いた。

いろんな体液に汚れた服はあえて脱いでしまって、シーツを巻き付ける。内腿に白濁を伝わせ明らかに暴行された女の方が便利そうだったから。

投げ捨てられたナイフを探すのを表だった口実にしよう*]
(117) 2021/05/02(Sun) 21:43:26
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a21) 2021/05/02(Sun) 21:49:31

【人】 舞姫 イクリール


 あっ……!

[傷つき無防備な状態で男の声>>120を聞いた女らしく、びくりと大きく肩を震わせる。瞳が潤んでいる理由は、湯上がりの匂いを嗅ぎ付けて淫蕩を想像したからだったけれど]

 テンガン、さん?
 よかった……貴方は、無事…だったのね。

[ほっと息をついて、へたりこむ]

 ダンジョンに入ってから、何もかもおかしくて……
 妙な霧にまかれてる間に、や、野盗に会っちゃって。
 何でもないのよ、何でもないんだけど!

[ちょっとやりすぎかな、と思いつつ震えながら気丈に微笑む。もし彼が手を貸そうとしても、自分は汚れているからと躊躇ってみせるだろう*]
(123) 2021/05/02(Sun) 22:22:28
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a24) 2021/05/02(Sun) 22:26:21

【人】 舞姫 イクリール


 ――大浴場が?
 そんなものまであったなんて。
 罠も階層も出口も、めちゃくちゃになってるのかな…。

[真っ直ぐすぎる青年の反応>>126に、密かにテンガンをターゲットに定める]

 テンガンさん……、

 仲間の形見もナイフも奪われてしまって、心細かったの…。
 ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。

[恐る恐る手を握り返し、不自然にならない範囲でよろめいて腕にすがりながら、さりげなくシーツ越しの胸を押し付ける。

ここぞとばかりに"野盗"の罪を盛りつつ、汚れない高潔な騎士に感極まったようにひとつ落とした涙を拭って、大浴場を目指した]
(134) 2021/05/02(Sun) 23:33:40

【人】 舞姫 イクリール

―大浴場>>n1

[テンガンの言う通り、そこには綺麗なタオルや入浴の準備が整っていた。彼の背に隠れさせて貰って、汚れを拭えるだけ拭う。棚を探れば衣装のひとつもあるかもしれない]

 あ、あの。テンガンさん。
 時間を取らせてしまって申し訳ないのだけど……。

[言いにくそうに言葉を詰まらせ、足をもじもじさせて俯く]

 お風呂で……後始末、してる間。
 ここで服を探していただいても、いい?

 本当は一緒に来てほしいくらいだけど、
 もし何かあっても貴方が来てくださるって信じてるから。

[そうして企みはしおらしい態度の下に隠しつつ、彼の様子をうかがった*]
(135) 2021/05/02(Sun) 23:36:33

【人】 舞姫 イクリール

[なんて清々しい人なんだろう。これは、本当に助かるかもしれない。快諾してくれたテンガン>>139にお礼を言って、女は浴場に踏みいった。

広い湯殿と洗い場には、係員と(5)1d6人ほどの気配。
扉を閉めて、早速身体を覆うシーツやタオルを押さえる手元に隠していた2本の手錠を洗い桶の中に出す。休憩室で見つけた金属製のそれは、見た目以上に頑丈だった。特殊な素材か、魅了の術で拘束性を高めているのかもしれない。

もしも通路で出会っていたのが外道や用心深い冒険者だったら、シーツの下を改められていただろう。

一応、手ぶらをアピールする為に頼りなげに身を預けてみたりはしたけれど、そんな必要などないほど、テンガン>>138は紳士的に振る舞ってくれた]

 あぁ、嬉しい。
 お礼に、たくさん教えて差し上げなくちゃ――の、ならい。

[イクリールは、にっこり微笑んだ。
冒険者の、と口が動かない事にもはや違和感はなかったから]
(142) 2021/05/03(Mon) 6:32:14

【人】 舞姫 イクリール

[距離を取って湯殿を使う者、洗い場で楽しそうに遊んでいる者が5人。呆然としている子も乗り気な子も、皆かわいい。

せっかくの子種を掻き出すつもりはなかったけれど、あまり早くに事を起こしても不自然だから、軽く湯に浸かってゆっくり5を数えた。

悲鳴をあげたら彼はきっと来てくれるだろうけど、女の細腕で実力者の彼の動きを封じるのは難しい。"分け前"が減るのは癪だが誰か巻き込むのが得策だろうと考える]
(143) 2021/05/03(Mon) 6:39:13

【人】 舞姫 イクリール

[長湯をしようも素早く身を清め去ろうともしない女の様子に、係員なのか何なのか、男がオイルマッサージを申し出てきた。

女の知るところではないけれど、先ほど美味そうな青年>>111を逃した為に乗り気そうな獲物を探していたのかもしれない]

 わぁ、素敵。
 お願いしていいかしら。……私に、じゃないけれど。

[ちょうどいい、"まだ"自分に足りない男性性も補える。渡りに船とばかりに手招いて、そっと耳打ちする。扉のすぐそこの床に盛大にオイルを溢してから一芝居うつことにした]

 ………きゃぁあああっ…!

[テンガンが扉を開けたなら、胸元を手で隠すイクリールに掴みかかる男が一番に目に入るだろう。彼が男の腕を掴むなり足を滑らせるなりしたら、その機に片方の手首と足首を繋いでしまうつもりで、女は掠れた悲鳴をあげた**]
(144) 2021/05/03(Mon) 6:59:47
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a28) 2021/05/03(Mon) 7:05:09

【人】 舞姫 イクリール


 女子どもを守るものとして疑わない。
 貴顕の鑑ね。

[はたして、狙い通り最初の関門をクリアできた。>>146
よく響く鎧の音に瞳を輝かせながら、躊躇いなく動く。なおも助けようとしてくれるテンガン>>147の影から素早く右の手足を拘束した]

 ………何だと思う?

[恐怖の影もなくふわりと微笑んで彼の胸を押し、さっさと左手足も鎖に繋いで。ついでに剣を奪った女は、一糸纏わぬ姿でするりと蛇のように距離を取った。

痛い目を見る覚悟もしていたけど、日頃の行いが良かったようだ――テンガンの。事態を飲み込めていない様子に、ぞくぞくする。

閃きかけた剣に真っ青だった男が「話が違う」とぼやくのを言いくるめる様子から、脅迫されて仕方なく、なんて線は否定できたろうか]
(153) 2021/05/03(Mon) 12:56:37

【人】 舞姫 イクリール


 助けてくれてありがと、テンガンさん。
 いい格好だわ、とっても素敵!

[鎖が鳴る程度の遊びはあるものの、地に背をつけても身を起こそうとしても、開脚を強いられ安定しない不自然な姿勢。

男は余程恐ろしかったのか、テンガンの頭を押さえつけて腰を上げた姿勢にしながら、包装紙を剥ぐように丁寧に鎧の肩当てや胸当てを外している]

 私ね……とっても困ってたの。
 このダンジョンのこと、全然わからないんだもの。
 もっと、もっと…気持ちよくなりたいのに。
 
[浴場の蒸気と興奮に、舐めあげた唇は血のように赤い]
(154) 2021/05/03(Mon) 12:58:44

【人】 舞姫 イクリール

                    ・・・
 だからテンガンさんに教えて頂けそうで、助かるわ。

 もちろん、ただでなんて言わない。
 私に教えられる事はなんでもお聞きになってね。
 貴方もスーくんも余計なお世話は要らないんでしょうけど。

[初対面>>5の時と同じなのは、何でもないような優しげな声だけ。女は流れるように異常な言動を続けようとする]

 たとえばね、テンガンさんは御存じ?
 全裸よりも半端に脱がされた状態の方が動きを制限されるし
 ……いけないことしてるみたいで、とってもいいってこと。

[警戒する男ではなく、隙をついて"イクリール"に反撃しようと思えばテンガンの実力なら容易いだろう。

こんな事をしでかしていながら、彼を信じきった様子で膝まで下肢の服を脱がそうとしていたから。守ってくれるでしょう、と*]
(155) 2021/05/03(Mon) 13:01:29
[10年ほど前、男は冒険者としてあちこちを旅していた。

ダンジョンの深部を探索し、あわよくば踏破しようというパーティに声をかけられ、加入したことがあった。

そのパーティは高名な魔法使いにも声をかけていた。
とんがり帽子がトレードマークの女魔法使いだった。
誰かと組むことは滅多に無いのだという。
それでも仲間になってほしい、一時的なものでいいから、とパーティリーダーが必死になって口説いていた。

それが今犯している少女かどうかまで、思考を巡らせる余裕はなかった。
男にとっては思い出したくない頃の出来事だからだ。

その頃の男は今ほど粗野ではなかったし、快活な青年だった。
育ちは良くないものの、人を敬う心は持っていた。

体格と髪や肌の色は昔とそう変わらないが、声や顔つきは年相応に変化したし、髪も髭も伸びた。
変わらないものは身に宿す僅かな魔力くらいだろう。

当時会ったことがあっても、同一人物と気付くことは難しいかもしれない]

【人】 舞姫 イクリール


 ほんとうの、私?

[何を言われても聞く耳を持つつもりはなかったのに。>>164

淫らな夢の延長を生きる身体が止まったのは、テンガンの声が酷く誠実で気に障った/胸に刺さったからだった。続いていくはずだった日常。あったかもしれない、テンガンとパーティを組みスピカにイルと呼ばれ続ける未来。

熱に浮かされた顔に困惑が浮かび、かすかな罪悪感が滲み――最後には、一切の表情が消えた]

 住む世界がちがうひとって、みんなそう。
 過ちを取り返せるって、信じてるのね。

[ひたむきで、正しくて、めちゃくちゃにしたくなる。

そう、ずっとそう思っていた、はずだ。頭が痛む]
(172) 2021/05/03(Mon) 21:22:48

【人】 舞姫 イクリール


 スーくん。……スーくん。
 案外、貴方たち面白いコンビになれたんだろうなあ。

[己には見られないものとして未来を語る。

戻らないものはいくつもあって、どんなに慕わしい縁だって長くは続きやしない。テンガンにもスピカにも、帰るべき日だまりがあるだろうから……ほんの一時、淫蕩な夢に沈めて帰さないことの何が悪いんだろう]

 心なんて見えないモノについてどうこう言って、
 ――何の意味があるっていうの。
 焦らすなら、もっと愉しいことおっしゃってよ…。

[語尾を揺らしながらも、テンガンの下衣を一気に下ろしてしまう。そうして、半ば装備を解かれた彼の身体をひっくり返して真正面に睨み付ける]
(173) 2021/05/03(Mon) 21:27:29

【人】 舞姫 イクリール


 取り返しなんてつかないの。
 私は、たしかな肉体のことしか、信じないわ。

 過去も、今も、これからも。
 善いモノなんか、見たこともなったこともない…!

[貴方は忘れられると言うの、と震え声で囁く]

 ここでなら、身体と身体になんの隔てもない。
 だって、貴方だって気持ちよかったでしょう?

[ただの鎌かけだったけれど。
テンガンの端正な顔を撫で、肉体を視線で犯す。この性質、容姿が踏み荒らされないとは思えなかったから、悪魔の赤を揺らしながら"見ていた"かのように唇を歪めた*]
(174) 2021/05/03(Mon) 21:28:13
 
[ ――― 今からおよそ十年くらい前の話。
 まだ私がアラナイ
(アラウンド90歳)
だった頃。
 とあるパーティに加入を誘われたことがあった。
 
 そのつもりはないから、と何度断っても、
 あまりにもしつこく口説かれるものだから、
 ついに根負けして、少しの間だけ手助けしたのだったか。
 
 今となってはもう冒険の内容も、仲間の顔も、
 あまり詳しくは思い出せないのだけれど。
 まあ、決して悪い思い出ではなかったように思う。]
 

  
[ 数少ない、ちゃんと思い出せる出来事といえば。
 パーティの一員である色黒の青年に。]
 
    ・・
「ねえ、坊や。
 君は魔力の量はともかく質は中々なのだから、
 シーフなどより魔術師を目指してみたらどうかな?」
 
 
[ なんて、
いつもの悪癖で
魔術の道へ
 勧誘してみたことがあったくらいだ。
 ……彼、今頃は元気にしているだろうか。]*
  

[冒険者時代のことを男は思い出したがらない。
活躍ぶりが目覚ましくて印象深かった女魔法使いのことも、記憶の奥底に封じ込めていた。

けれど、目の前の少女と交わっているうちに、ふとその時言われた言葉が脳裏に蘇った。

……魔力の質。

専らシーフとして補助的にしか使っていなかったが、男の腕前が優れていた理由のひとつは、もしかしたらそれだったろうか。

その魔力はもしかしたら、交わっていれば感じ取れるものかもしれない。
淫紋の邪魔さえなくなれば、の話だが]*

【人】 舞姫 イクリール


 ほら。……ねえ。
 心より身体の方が、ただしいでしょう。

[彼の高潔な精神が立て直そうとしてさえ身体は反応する。>>179

そう簡単に堕落の味を忘れたりなんてできない。優しく熱の集まる男のしるしを撫でて、イクリールはようやく一欠片の安心と泥のような諦観を得る。

強い光に寄り添う陰は濃い。
テンガンの分かりやすい反応>>180に、あったのだろう新雪を踏むような淫蕩を思って身体が熱くなった]
(193) 2021/05/03(Mon) 23:26:41

【人】 舞姫 イクリール


[ここには。今には。
"仕方ない"の誘惑がたくさんあるでしょう?]
(196) 2021/05/03(Mon) 23:28:41

【人】 舞姫 イクリール


 テンガンさん"は"、なんにも悪くないわ。

 きっと、通路だろうと浴場だろうと、酒場だろうと
 貴方の心は清廉で高潔であろうとした!
 そうでしょう?

[ダンジョン内での具体的な記憶を想起させようと囁く。
いまだろくな探索が出来ていない為に、自身が通った場所とかつてのダンジョンの施設をあげただけだけれど]

 「過ちなら取り返せます、だから……」
 耐えて証明してみせて。
 ――穢れた身体に負けたりしないって。

[柔らかな唇、熱い舌でテンガンの胸から下腹まで辿り、開かれた彼の足の間で亀頭にあからさまなリップ音を立てて口づける]

 前と後ろ、どっちがいいか。選んで?

[そそぐことの出来ない汚泥に自らいらっしゃい、と誘う。

共犯の男がすぐさま青年に触れられない事に不満げなのを目で制す。答えないなら、両方犯せばいいだけのことだから*]
(197) 2021/05/03(Mon) 23:30:52
舞姫 イクリールは、メモを貼った。
(a45) 2021/05/03(Mon) 23:39:21