人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 星集め サダル

 
「はい、マスター。」
 
 
>>223呼びかけられて、近づいてしなだれかかりキスをして。
服の上から体に触れられ、それだけで肌が騒めきお腹の奥が疼いた。
 
 
「んっ、あっ…。マスター…!」
 
 
露わにされた胸を揉まれる。彼の指先の動きのままに形を変えて、すぐに胸の頂はツンと尖った。
ペニスを扱かれると途端に硬くして大きくしてしまって、でも半端に服を着たままなのが、なんだか恥ずかしいような、でも嬉しいような。
 
(233) 2021/12/16(Thu) 23:49:06
[子宮を揺らす奥も膀胱に近い性感帯も
 彼女が悦ぶ場所は何処も愛してやりたかった。
 自身が生物で無ければ、果てるのすら惜しいくらい
 それだけ、欲望に乱す彼女は愛くるしくも蠱惑的で。
 体の奥まで撫でてやりたいと複雑な愛情を抱かせた。]

  ――ッあ、……!ぅ

[腰が惹きつけられるくらい激しい媚肉の蠕動
 精を余さず絞り出されている錯覚を覚える。
 これは名器だ、と野暮な感想を頭に過ぎらしても
 溺れそうな熱で頭を白くさせてしまい、心音ばかり近い。]

[命のみなもとを注ぐ合間にも、果てが見える筈の瞬間すら
 彼女の絶頂は下降を知らず後を引くだろう。
 甘い蜜を文字通り体の奥で知った女は、
 しとやかな乙女では居られなくなるのは解っていた。

 解っていたけれど、加齢を重ねても若い彼女の友人と異なり
 老成もする己の精神は次なる快楽よりも彼女の身を案じて。
 もっとだと強請る甘い声には、と呼気を切らして]

  っ……待て、 おかわりは、やるから。
  少し体を休…、め 

[心臓が悲鳴を上げそうだと言い訳を伴おうともしたが、
 男が想像するより彼女の欲は深く
 久しぶりの性交に心ばかり逸り体がついていかない身は
 細腕にすら引き倒される低落で、なんとも情けない。]


  ラヴァ、っ……、う、あぁ、

[魔力を取り戻しつつある体力は御覧の通りだが、
 上に跨る彼女の魅力を前に忠実な下肢は再び頭を持ち上げる。
 気丈にも男を征服せんとする女は実に色めかしい。
 横たわれば必然と流れる胸も見下ろす体勢であるから
 存在感を誇張し撓わに揺れているし、
 熱を戻しつつある己の性器に密着する女の蜜口が淫猥だ。

 それに――男を脆くさせる彼女の甘えたがりの表情も、
 綺麗だ、愛らしい、我を忘れさせる威力ばかり。]

[女の腰を支えようとする片手の寄り添いは
 忠実な彼女の下僕然とした愛情から来るものだが。

 下にして喘がせる愛玩が似合いの彼女を知っているが
 己を貪ろうと身を乗り出す彼女は、見知らぬ光景で。
 羞恥に顔を火照らせた情けなさを噛み締めながらも
 欲を求めてしまう右目は、海水を目尻に余し潤んでいた。]

  
それ に、恥…かしい…、


[ほとんど消え入るような声で、
 この場においては、逆効果にしかならない呻きを零して*]

【人】 星集め サダル

 
―ギルドの職員―

一度、向日葵にギルド職員を案内して別れたが、私は少しだけ心残りがあった。
ルイージさんが死んだ。
それはどこでだったんだろう。
一度家に戻ったものの、子供たちが落ち着いたのをみて、向日葵の扉が開くかどうか気にしながら過ごして。
向日葵の扉が開いたらすぐにかけつける。
 
 
「あ、の、すいません。
 ルイージさんはいったいどこで。
 …お墓とかは、あるんですか?」
 
 
そんなふうに問いかけて。
その先、聞くことはできただろうか。**
 
(254) 2021/12/17(Fri) 9:37:31

【人】 星集め サダル

 
―『人形屋』その後―

マスター狂った錬金術師を喪った後の人形屋は、もちろん売り物が無くなり店としての機能を失いつつあった。
今のサダル・ミロンは。そして元のサダル・ミロンであるサーシャは。それを寂しいと思いながらも受け入れる道を選んでいた。
契約済みのものはそれぞれ契約した相手の元へ。
まだ、未契約だった個体は眠らせてあげよう。
そして、店に残されたさまざまな素材は商業ギルドや冒険者ギルドに引き取ってもらった。
そうして裏街から一つの店が消えたのである。
 
(255) 2021/12/17(Fri) 12:28:19

【人】 星集め サダル

 
そして、それらの取引で得た資金を使い、私は表通りに店を構えることにした。
『星集め サダル』という屋号の、アミュレットの店だ。
星のように淡く光る欠片。
それを連ねたり、並べたり、下げたりして。
このアミュレットは祝祭の時に特によく売れる。
このアミュレットは願い事を叶える手助けをしてくれるらしいと、若い少女たちに人気だ。
また、本当に叶えたい願いを知ることができる。
そんなふうにも言い伝えられているし、実際に軽い守護と導きの魔法がかけられている。
 
(256) 2021/12/17(Fri) 12:28:38

【人】 星集め サダル

 
「ミロン、今日の店番をお願いね。」
 
 
今の店主は、二人。
姉のサーシャ・サダルと妹のミロン・サダル。
二人が若いままなのはこのお守りのおかげでは? と、密かに噂する子達はホムンクルスのことをきっとあまり知らない世代。
サーシャと、その二人の子供と、ミロン。
四人の姿を表通りに見ることができるようになるだろう。**
 
(257) 2021/12/17(Fri) 12:28:53

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「そうなんですか。冒険者とは…。」
 
 
確かに。冒険者ギルドで手伝いをした時にそんな話を聞いたこともある。
運が良ければ。仲間がいれば。遺髪や装備品を持ち帰ることはできたかもしれないし、墓も簡易ながらできたかもしれないけれど。
どうやら彼はそういう人はいなかったようだ。
私は彼のことを何も知らない。
あの一晩。その肌の熱さは忘れないけれど。
 
>>265名前を問われると一瞬戸惑った。
どうしたって、この名前を伝えるときは少し緊張する。
だって私だけの名前だから。
それを皆にも言えるような気持ちにしてくれたのはイクリールさんで。その名前を思い出させて刻んでくれた人こそ、ルイージさんだった。
胸元でキュッと拳を握りしめる。
 
(266) 2021/12/17(Fri) 18:51:37

【人】 星集め サダル

 
「サーシャと言います。
 ルイージさんとは、一度きりでしたが…。
 
 ルイージさんは私の恩人なんです。
 そして、…また、会いたかった。」
 
 
それに。言葉にしかけて、一度唇を引き結んだ。
自分の家の扉をちら、と振り返る。
一度大きく息を吸って。
 
(267) 2021/12/17(Fri) 18:51:54

【人】 星集め サダル

 
「それに。あの子たちに。
 お父さんはこんな人なんだよって。
 話してあげられることが増えたら良いと思いました。」
 
 
いつか大きくなったら、尋ねられるのだろうか。
あの一晩のことしか私は知らない。
でも、それだけでも満たされた。十分だった。けど。
あの子たちに話してあげられることが増えたら良い。
今更だけど、もっと貴方のことを知れたなら。
 
そんな思いが、芽生えたのだ。
あの日溢れた涙の理由もあったのかもしれない。*
 
(268) 2021/12/17(Fri) 18:52:12
 

 女のやわい細腕は、存外簡単に彼を押し倒した。
 ―――― 休もうと言っている言葉は聞こえていたけれど、
 胎内の熱に突き動かされる女には、
 単なる愛おしい男の声でしかなく 制止を受けられない儘。


  「 …… っ、ふふ……
    そんな、顔も するんだ……? 」


 消え入るように微かな声を聞いて、
 はいそうですかと頷けるならこんなことはしていない。
 涙の海に滲んだ右目を見つめ、いたずらに笑って
 ぺろりとまっかな舌を覗かせた。

 

 

 立場を逆転されても女の腰を支えようと伸びる腕は、
 どこまでも忠実で見上げた飼い犬めいた精神だ。
 男を押し倒すような姿勢を崩し、後ろへ下がると
 兎は「口で」という言葉に反応していた熱へ触れる。

 緩やかにウェーブを描く髪を耳へ掛け、
 ちいさな口を開けば、女は彼の昂ぶりをはむりと食んだ。


  「 んぷ、……ん、む……ぁふ… 」


 そのまま徐々に口内へ怒張を迎え入れるように沈め、
 裏筋へ舌を這わせ、ちゅう、と先端ごと吸い上げる。
 口に入りきらなかった根本は指先で擽るように撫ぜて
 兎族特有の人間より温かな口内と舌で、
 彼の熱を包み込むようにあまく味わえば。
 

 

 そう呟くように言葉を落とすと、再び熱を咥え込み
 つるりとした舌を精一杯使いながら
 じゅぷ、とはしたなく響く水音のことなんて気にも留めず
 緩やかなストロークを繰り返し、時折強く吸い上げて。


 散々好き放題に快楽で苛め抜いてくれた人魚を、
 どうにか善がらせてやりたい――と。
 内心で抱いた欲のまま、女は兎が好物を頬張るように
 彼が喉奥へ白濁を零すまで、口の奉仕を続けるのだけれど。*


 

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「…そうでしょうね。」
 
 
私は少しの寂しさを覚える。けれど、それで仕方がないとも思えた。
過ちなんて言わない。それでも、あれは彼にとっては一夜の夢のようなものだろう。
私にとっては特別な名前も、きっと彼にとってはそうじゃない。

イクリールさんの方が、彼を知っていたんだろう。
だから、声をかけたとき、彼は私をイクリールさんかと聞いたのだ。
私とは、あれだけだから。
それでも、名前を思い出し、刻まれ。子供まで授けてくれた人だから。
私にとって彼は大事な存在の一人なのだ。
それでも。以前より複雑な精神性を宿していた私は。
ただ、寂しくて。困ったような顔になってしまう。
 
(272) 2021/12/17(Fri) 19:48:33

【人】 星集め サダル

 
「そうだったんですね。本当にすごい人。
 亡くなったのは残念ですが、私は決して、忘れません。
 
 …忘れられません。」
 
 
あの時。もし引き止めていたら。
連れてったと我儘が言えていたら。
そんな、考えても仕方のないことを考えてしまう。
何か変わっただろうか。例えば、彼がもう少し生きていられたとか。
また、この街で「またね」を叶えることができていたとか。
 
 
じわりと目頭が熱くなる。
唇を軽く噛んで、それをどうにか堪えてると、笑った。
 
(273) 2021/12/17(Fri) 19:48:50

【人】 星集め サダル

 
「お引き留めしてすいませんでした。
 ご冥福をお祈りします。」
 
 
ギルド職員に向けて深々と頭を下げた。*
 
(274) 2021/12/17(Fri) 19:49:03

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「いらっしゃいませ。」
 
 
>>276来客。それに応えるのは、サーシャと同じ顔の店主。
声も同じ。顔も同じ。
体型だけが彼女より少し細いというか、胸が小ぶりで。
 
 
「人形屋へようこそ。
 こちらには、買いに。売りに。どちらでしょう。」
 
 
感情の薄い顔で尋ねるのだ。*
 
(277) 2021/12/17(Fri) 20:37:23

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「…?」
 
 
>>278ルイージ。その名前は薄らぼんやり記憶にある。
どこだったか。記憶を探り、ああ、と納得した。
 
 
「分かりました。
 サダル・ミロンは人形屋の店主としての名です。
 今のサダル・ミロンは私ですが、
 その人の知るサダル・ミロンはサーシャです。
 前の店主であるサーシャに、届けておきましょう。
 
 サーシャは、ルイージの子を生み育てています。
 貴方のいうルイージとそのルイージが同じ人物で
 遺品があると知れば、よ、…。
 彼らにそれを遺すでしょう。」
(280) 2021/12/17(Fri) 21:08:41

【人】 星集め サダル

 
喜んでそれを受け取る。
そう言いかけて。
遺品だった、と我に返って言い直す。
一応、人が死んで喜ばないくらいの精神性への理解はあった。
 
 
「…お茶でもいかがですか。」
 
 
どこから来たのかは知らないが。
届けてくれた相手をこのまま追い出すよりはと。
前の店主に教えられていた茶を入れるために準備を始める。
湯を沸かし始めるその隣にはミートパイ。
あの日からサダル・ミロンの密かな好物となっていた。*
 
(281) 2021/12/17(Fri) 21:09:09
  ――…、ラヴァ、性根が悪くなったか?

[役得だと淫靡な光景に見蕩れるのは条件反射というもの。
 息も揃わぬうちにペースを乱されるのは男として
 納得しづらい部分はあるので、複雑そうな面差しで。

 理性のある彼女が今の状態を見てでもいたら、
 卒倒しそうだと思考の端で。
 この報復は是非そうしてくれようと思い描くほど
 己の招いた『薬』の効果に何処か達観しながら
 男を屈服させて得意げな草食動物を見守る。

 マウントを取った彼女の顔が両脚の間に埋まるのに
 落ち着かない気分ではあるが、この可愛らしい生き物に
 もっと欲しいと甘えられたら最早お手上げの降伏に尽きる]


  っ……? は…、
  いや、…っ ラヴァンドラ、待て、

[オーラルの経験は有るが、スライムを溶かしたかのような
 異様な滑りけと、蜜壷を彷彿とさせる体温の高さに
 これが平常なのかと不安で震えた。
 接吻で知った彼女の口内や舌は確かに熱かったが、
 果てを見て敏感な部位で受けるとその感覚も真新しく。]

  ンンっ……?!

[裏筋を辿る軟体にざわりと背が擽られる思いだ。
 彼女の腔内に押し込められた熱源は脈動を確かに伝え
 吸われるとカウパーで暖かな口蓋を濡らす事だろう。]



  っは…、――、ぁ……

[鈴口を擽る刺激と共にこちらを窺う女に
 示しがつかない心境は落ち着かず、
 いやでも染まった顔を覆うようにして。

 どんなに欲に濡れても、我を見失っても
 愛しい兎の浮かべる笑みは、甘く。]

  ……………悦い、

[そう答えるしか無いだろう。
 羞恥混じりであるし、ぶっきらぼうにもなるが。]


  あ――…、待て、あんまり、

[全部口に、 …その言葉を反芻する間も無く
 しかと咥えなおされてしまい、熱の筒で扱かれると
 快感が早足で駆け巡るようで、

 与えられる刺激だけでは無く、余りにも淫猥だった。
 何処を餌にしているのだと悪態をつく余裕は奪われ
 はぁはぁと上がる呼吸をどうにか整えようとするが
 甘い快楽に腰まで痺れて、体が重い。]

【人】 星集め サダル

 
―後日談―
 
「承りました。」
 
 
確かにサーシャに渡すのが一番で、それを店主も望んでいた。
>>295だから彼に頷いて、お湯を沸かし茶葉を用意する。
まだ前店主のように上手く入れられない。
基本の紅茶がせいぜいだったが、ミルク壺と砂糖壺を添えて。
店内に広がる紅茶の香りは及第点。
それを、彼の前に差し出した。
 
(296) 2021/12/17(Fri) 22:29:31

【人】 星集め サダル

 
「アールグレイです。苦手なら別のを用意しましょう。
 アールグレイの花言葉は安らぎだそうですね。
 私は存じませんが、私なりの餞として。」
 
 
そして、アールグレイをもう一人分。
それは、ここにいないルイージの分。
そうして自分の分をいれて。
 
 
「そう言えばお名前をお伺いしても良いでしょうか。
 サーシャもお礼の手紙を書きたいと思うことでしょう。
 私自身、貴方にお礼を言いたいのです。」
 
(297) 2021/12/17(Fri) 22:29:49

【人】 星集め サダル

 
マスターヘイズ様と:
sideベリル


愛して、愛されて、抱かれて、抱いて。
マスターの晩年には、頭を撫でてもらいながら彼に奉仕することが増えた。
マスターがもし勃たなくても、キスして触れ合って、穏やかに過ごしていく。
そしてとうとうその日を迎えた。
 
(313) 2021/12/17(Fri) 23:17:24

【人】 星集め サダル

 
私は貴方に出会えて幸せでした、マスター。
きっとどのホムンクルスよりも幸せだったでしょう。
だって貴方に愛された。貴方を愛した。
それだけで素晴らしい奇跡ではありませんか。
貴方の旅にお供できてよかったです。
貴方の隣にいられてよかったです。
 
(314) 2021/12/17(Fri) 23:17:45

【人】 星集め サダル

 
どうしても、ホムンクルスはマスターよりほんの少しだけ長生きになってしまう。
涙を流しながら、彼と共に眠りについた。
ただキスをしたくて、キスをして。
私は契約から解き放たれてしまうけれど。
このキスももう契約の意味を成さないけれど。
私は貴方と共に棺の中。
魔法を使い、地中に埋まろう。
瞳を閉じて。体を重ねて。貴方を感じて。
 
 
「今度マスターの隣に立つのなら。
 同じ種族になりたいです、マスター。
 
 愛しています、永遠に…。」
 
 
こうして、ベリルと名付けられたホムンクルスの生涯は幕を閉じる。
深い闇の中でも。マスターと共にあるのなら、それだけで幸せでいられたのだった。**
 
(315) 2021/12/17(Fri) 23:17:59