──自宅

　　ぁっ、。

　　うん、明日は何も無いよ。
　　明後日はちょっと用事があるけど。
　　
　　偉い偉い。頑張ったね、遥希くん。

[彼へのご褒美というか
誘いたくて大胆な格好をしてみたけど
効果はあったみたい。
それとも受験の時からずっと溜まっていたから
もう限界だったのかも。

私も、まぁ。
正直我慢は出来てなかったなと振り返って思うけど
それは仕方ないと思いたい。
年下の、よく知ってる子が、好意を持ってくれて。
本当はいけないんだと思いつつも
でも彼がもう大学生なら大丈夫だって]

　　んっ。
　　いいよ、１日中好きにして。
　　沢山、我慢してたもんね？

[彼に応えて口付けを交わす。
そういえばキス自体はしてなかったか
したとしても多くは無かった気がする。

口付けをしながら彼の背中に手を回す。
まだ玄関なんだから中に入った方が
良いのかもしれないけど
彼の腰のあたりを触り、片方の手で股下のあたりを柔らかく撫でた]*

［　しっかりと触れる機会には恵まれず、
　　キスの仕方もまだまだ未熟。
　　けれども回数を重ねて覚えていく。
　　それは普通の勉強と一緒のことなのかもしれない。

　　彼女に触られた下腹部は容易く熱を持ち、
　　待ちきれないと言わんばかりに体も熱くなる。
　　玄関先にいては話にならないので、
　　ベッドに場所を移して改めて彼女を知る。　］