人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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ぬちぬち、ぐちぐちと、輪の中で水音は続いている。

一度突き立てられた牙。
そのうちに彼女の産む音にも、
快楽の嬌声が宿り始めることだろう。

君が彼女の胎の道を、開いたのだから。

未だ混乱しているとはいえ、最早戸隠の脳裏には、
神狼から、これから何をするかが刻まれているのだろう。
受け入れるのには時間がかかるかもしれないが。

「…腹ぁいっぱいになったか? 戸隠はん。」

傍の島民が持つ布束の一つを取り、
言葉の装いを戻した男が、地に崩れる戸隠の元へ歩み寄る。

触れる事が可能なら、爛れた身体の残熱を拭おうとする。
乱れた綺麗だった舞服を正そうともするかもしれない。

「最悪……」


 端的な感想だけを漏らして、荒い息と滝のような汗を流す。
 大人しく拭われ、服まで正されながら、
 そこしか動かなくなってしまったかのように
 シラサワの顔を目だけで見上げた。

「……やることは……分かった。
 やらなきゃ、いけ、ないってことも。
 ……
くそ
、くそくそ、くそっ!」

 舞服は、あちこちが穢れている。
 どちらのものか、もうわからないくらいに。
 
「……踊って、…いられれば、
 俺はっ、それで、よかったのに」
 
 けれど、全身を貫くあの肌の柔らかさと。
 脳の奥が焼き付くような快感と、
 禁断の果実の甘さを、
 忘れることができず、ぶるりと震えた。

逆らえたらいいんだけどね。
今まで誰も逆らえなかったんだよ、『神狼』には。

俺だって沙華の記録通りなら、
狼になった時同じ様相だったんだ。
だから、直前まで俺は何も言えなかった。

楽しく笑っていた戸隠を、
…俺の手では穢せなかったんだ。


「ほんまな、島外の人間やのにやらなあかん。
 服は後で新しいの用意するわ。」

やっていることに無防備ならば、
するりとシラサワの手が戸隠の頬を撫でる。
ブレスレットが首筋に触れる。

きっと、そちらと比べて冷たいことだろう。

少しだけ力を込めて、顔を上げさせる。

「……俺に神託が下らんうちは面倒は見る。
 沙華はんかて助けてくれる。…俺らは同胞や。」


……それでも、日中の間だけでも忘れていた方がマシなのかな?
なぁ、沙華。それが彼の助けになるのなら。

/*
そういや俺は狂人やから無いんやけど、
時間近いし襲撃もランダムチェック忘れんようになーと、
一応アナウンスしとくな?

まぁまだ魔術師はんっぽいの分かってないんやけど。
石蹴った子見えせんな。誰か見たかいな?

「真実、神狼様の供物になる御方が出ると。
 そう思われるのですね。
 ………皆々様、心から納得されている方はどれ程いるのか。
 境内での様子を見るに、
 諸手を挙げてとは行かぬようですが。

 五十鈴さまが、神狼様の血を………?」

五十鈴は自由で破天荒だと認識しているが、
無用な嘘を付いているとは思えなかった。

「そのお言葉が真であるならば、
 五十鈴さまは人の身から神になるおつもりなのですか。
 何故、それほどまでのお覚悟が………。

 ………私は、未だ迷いの中に居ります。
 島の掟を、打ち破るべきなのか。
 誰しも捨てられぬものがありましょう」

奉公人にとって、それは島の習わしなのだと。

「しかし。こうして五十鈴さまと共鳴りを成せた事実こそが、
 揺るぎ無き答えなのかもしれません。
 
 新しき風を吹かせる時が来たのでしょうか。
 祭礼が終わる時に、必ずや神狼様が現れる筈です。
 其れまでには、私も覚悟を決めたく存じます。
 
 どうか五十鈴さまに幸運がありますように」

神殺しの確約はできない。
だがあなたの覚悟を後押ししたい。
そんな思いが込められていた。

/* すみません、今GMからもお知らせありまして、ランダム票振りますね。
このあとのロールに入れます!


少し冷えたブレスレットが首筋に触れ、
太い血管が冷えて、ぞくりと肌が震える。

あなたに顔をあげさせられて、
混乱と、
恐怖と、
悔恨と。
そういったものに思わず涙すら浮かべた。

「……とりあえず、あんたらに頼むしかないみたいだ。
 頼むよ。
 ……俺は、……せめて舞は続けるからな」

 そういって、力無く立ち上がろうとする。
 ──その懐から、ひらり、と一枚の紙が落ちた。

 その紙には、<<シキ>>whoという名が刻まれていた。

/*
了解やで、日付変更から俺らは大忙しなるやろうしなぁ。

これで俺当たったらほんま笑うな…
(上の自分の赤会話見ながら)

/* シキさんか〜。襲撃予告してる暇あるかなぁ。

 ……沙華さんが襲撃でいいんだったか?
 念のため俺もセットしておこうか。

/* って、予告する分には別に俺でも沙華でもいいんだな。
 じゃあ俺から告知しておこう。

/*
またえらいとこ当たったなぁ。
そやな、両方しといたほうが安牌やろ。
特に智狼は犠牲者の役職分かるしな。

告知はどうしよな、俺でもええけど。

/* ふと思ったのだが、告知しておいて沙華さんが
 ランダム設定とかしててズレたらえらいことになるな!

 ……バタバタしててすまん。
 もし沙華さんの確認が取れたら発射としておこう。

/*
ああじゃあ任せたわ。狼は二人やからな。

/*
了解や。
しゃあない、今日が実質俺ら狼側の初日や。
何か齟齬があったら
明日からちゃんと打ち合わせしておけばええやろ。

「いーよ、ありがとユヅ。

僕は僕がやりたいようにやるだけだから。
でも……もしもの時は、……ユヅは助かってね」

/* ああ。すまんな。GMも、手間取っていて申し訳ない……
 明日から告知周りは対応させてもらう。

 以下、ざっと明日以降の手順をまとめる。
 時刻とかは適当だから適度に修正してほしい。

▼襲撃手順確認
・前日の襲撃後、すぐにどちらかが「ランダム機能」で襲撃相手を決定する。
・決定された襲撃相手に、ダイスを振った者がPL発言で告知を行う。
・ダイスを振ったものが「襲う」で対象を指定。
 もう片方は「パス」を選択。

 ※この際、襲撃当日の12:00(正午)頃までに↑が行われていなかった場合、もう片方の狼が代行する。
 
……襲撃者はどちらがいいんだろうな。
智狼が食っていった方が基本的にはよさそうだが、沙華さんがロール的に対応したいときもあるだろう。
まぁそこも含めて話せばいいか。

/*
その辺がんばってくれとしか言えんのが狂人の辛いとこやな。
まぁ、定期的なアナウンスやら確認は
俺生きてたらこっちでもするわ。

もっと早うしといたらよかったな。すまんかった。

/*
おういけねえ、また刻限直前だな・・!

/*
ランダムなっていら。
・・・それじゃあ賽はどっちで振ろうね、まだおるかい?

/*
っと、見えた! 
ぼっちゃんかぁ!わかったぜ・・。

/*
お、間に合うて良かったわ沙華はん。
襲撃はシキはんやそうや。

基本的に相手の役の分かる戸隠はんが
喰うのがええやろ思うんやけど(RP的にはすさまじく惨いが)
どうやろ。

/* おっといるぜ! とりあえず今俺がセットしてる。
 沙華さんがやるなら外すぜ!

/* 
襲撃する方がセット、もう片方はパスや。
がんばってなお二人さん。俺は見とるから。

/*
見とるからってずるい言葉やんなぁと自分でも思うわ。
周り見つつ、役職予想もしていきたいとこやな。

/* ヤる分には問題ないぜ。ま、印刻むだけだしな。
 問題なければ更新後、印を刻むロールだけしてくる。
 
 基本印を刻む時点では、俺はそんなアレなことはしない予定だ。
 刻んだ後は好きにしてくれ!

/* やむなしだ。そーだな、
 実はこのルール初陣でな、お手柔らかに……

 とりあえず、初日の結果を見て色々やっていこうか。

「けけけ・・俺は元来こっちが本業だな。」
わかっていた、とばかりに開いた瞳からは
色のない死に化粧がつう、と流れていた。

袖から得体の知れないものが取り出されれば、それはすでに幻惑であり。

死なされる記憶へ送られる彼岸の花が覆うように重なる万華鏡。
折り重なる赤はやがて赫となり黒と化し‥‥‥‥‥

/*
それ言うたら俺ルールどころかやるの初めてやで。
色々騒がしくはしとるけどな?

RPそのものは経験あるけどな…。