人狼物語 三日月国


182 【R18】Honey trap laboからの贈り物

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視点:




眠剤飲んで、寝ます。


[そっと、身体を離すと、薬を、飲むためにキッチンに戻ろうとする。
まずは意識を一度落とさないと、こんな気持ちを隠すためにも。
チカさんの理想の自分に戻るためにも]**

ふわぁ。いやぁ、疲れたねえ。
おやすみ、おやすみ。
君もゆっくり休むといいよお。

[にやにや笑って、そのままごろりと横になる]

おやあ、寝られないのかなあ?
さっきから何かがぶるぶる震えてる音がするねえ。
何かなあ。工事でもしてるのかなあ?

[背中をぽんぽんしつつ、すっとぼけながら]

地震かねえ。ははは、じゃあこうして寝ようねえ。

[言いながら抱き締めるとそのまま寝息を立て始める*]

んぅっ……、んんっ……、ん、、ん…、!♡
こ、工事なわけ、なぃっ……、しぃっ……!

ぃ、イジ、ワルぅ……、、!

[わざと煽るような言い方に、胸がきゅっとざわつきながらも、背中をぽんぽんと叩かれながら、身体を抱き締められて、安心感のようなものを覚えてしまって……]

……んっ、ふぁ、ぁ……、んぅ、っ……、
、、こ、こんな、のっ、ねむれ、なぃよぉっ……
バカ、ぁ、っ、…センセの、バカぁ……、、

[大きな音を響かせて振動する卑猥な道具の与える刺激に、目をぎゅっと閉じて耐えながら、先生に抱かれ、快感と眠気のせめぎ合いに、夜じゅうずっと身を悶えさせたのだった*]

いやぁ、夜も遅いからこのまま寝ようかねえ。
ももちゃんはいっぱぁい遊んでるから帰らなくても平気だもんねえ。

おやおや、寝れないのかい?
じゃあぽんぽんしてあげようかねえ。

[ぽんぽん抱きしめつつ、そのままあっさり寝入ってしまうのだった]

/*
うちの猫の名前は ねぇこ です!

[キッチンにつけば、さっき汲みかけたコップ。
 ふと、見回せば、以前とは全然違う。
 一人の時にはなかった調味料の棚とか、食器も少し増えてて、
それは、2枚ずつあって。

2枚ずつの食器を一枚だけとって、
チカさんはどんな暮らしをしていたのだろう。

キャットフードもかわいらしく積み上げてある。



この一年の時間が、垣間見える]

[とりあえず、薬を含んで、
 水を飲んだ。



 きっとしばらくすると、
 空気が重くなって、
 思考に雑雑とした情報が入り混じってくる。
 いつも思う。薬を飲むと、
眠る前に夢を見てる感覚になるな、と。


それから、一度トイレに行って、
便器に座ると、自身の着ている上着の匂いを嗅いだ。
洗濯してても残っているチカさわの匂い。
これに眠気が混じって、
少し熱くなった腰。
首を振って、自身で慰めるのはよして。

チカさんと猫の元に戻ってくると、
今度こそちゃんと寝るんで、と
ベッドに潜り込んだ]



おやすみなさい。


[顔は泣き腫らしたままだったけど、
顔を洗って、睡魔が逃げてしまったら、なお、キツくなるから。
とりあえず、目を閉じて、


今度こそ、ちゃんと眠りに落ちる。
多分、次の日まで起きないだろう。
一度休める選択をしたなら、
それは。回復するまで、きっと]**

[一番大事な言葉は、伝わったらしい。
懸命に応えてくれる想いに、くしゃりと顔を緩ませた。]


  は……、 うれし……
  俺できもちよくなって、ぐちゃぐちゃんなってんの
  すげーかわい……


[軽く達したばかりの彼女の中は、もっと深い快感をねだるように絡みつき、締め付けてくるから。
愛撫と律動を同時に与えれば、甘い嬌声と共に腰に細い足が絡まって。
深くなる密着に、理性がどろどろに溶けていって。]

[高まる熱に視界が霞んでくる。
これまで幾度となく身体を重ねたけれど。
いつも以上に愛しい彼女の中に、この熱を出したくてたまらなくて、本能のままそれを口にしたなら。

応える声と共に、絞るような強い締め付けに襲われて。]


  ───……っん、
  このまま、いっしょに…… 
ッ!!



[一番深い場所で、熱を弾けさせた。]

[強烈な快感と解放感に、荒い息を繰り返しながら。
ビクビクと腰を揺らし、溜めこんでいた欲望を全部、彼女の奥へ出しきったなら。
抱き寄せた身体をぎゅううっと強く抱きしめた。

直に響くようなドクドクと脈打つ速い音。
汗まみれで熱い肌。
それらを全部腕の中に閉じ込めたまま、しばし余韻に浸り。]


  はー……
  やばいくらい、きもちよかった……


[快感の波が少し落ち着くのを待ってから、顔を上げ。
労うようにやさしく、唇を啄み。]

[――それから、翌日。
陽の光と鳥の鳴き声で、意識がぼんやりと戻ってきて]

……ぅ……、ぁぁ……、あさ……?

一晩中、百花に甘い刺激という責め苦を送り続けていた小さな器具は、今も変わらず動き続けていた。その振動で、まるで夢でも見ていたかのような、信じられない昨日の出来事が脳裏に蘇ってくる]

……んっ…、ぁ、はぁう……
………センセーが、こんな鬼畜だなんて、思わなかった…んっ…

[床にねそべったまま、ようやくほんの少しは慣れてきた器具の震えがおかしな方向を刺激しないよう、ゆっくりと首を回し、意識を失う前には先生が一緒に寝ていたはずの方向を見た*]

[素っ裸で将棋盤の前に座りながら、タバコを吸っている]

おや、起きたのかい?
ちょうどいい、ここから指してみなよ。

[昨日のとある対局の投了図の、勝者の方の席を薦める]

おやおや、私はももちゃんが思った以上に大人で驚いたよお。*

せ、センセ、そのカッコ……!
や、やっぱり、ヘンタイだぁ……

[ごろりと目をやると、将棋盤の前でタバコをふかしている先生は、服を何も着ていない状態で……]

お、大人って……。そ、それに、こんな格好でっ、勝負なんてできるわけ、ないじゃないですかぁ……

[震え続ける玩具の振動を、ぐっと我慢しながら、よろよろと身を起こして。近くに放り出されている自分の着物を手に取ろうかと思ったが、……これ以上ないくらいに恥ずかしい汚し方をしてしまったことを思い出して、それもためらわれて]

……はぅ……、んっ……、
な、なにか、着るもの、貸して、くれるなら……
……あと、こ、これも、外して、いいですかぁ……?

[さっと近くにあった座布団で裸の身体の前を隠しながら、座り込んで先生にそう許しを乞うた*]

いやあ、起き抜けに目が冴えたモノでねえ。
まあ、普段は誰もいないし。

おやおや、こう言う状態だから楽しいんだろう?
それに超大サービスで、投了図の勝者の方だぞお?

着る物ねえ。

[障子を開けてゴソゴソ。自分の着流しを取り出す]

ああ、そういえば昔君が忘れて行ったジャージが未だに置いてあったよ。

[都合よく出てきたスポーツカバンに入ったそれを差し出す]

おやおや、それを外して欲しいのかねえ。
いいよぉ。この勝負に勝てたらねえ。

[盤を指差しながら*]


はぁぁぁああぁっっっ
んんんっ♡♡ 〜〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!♡♡♡



[一際強く腰を打ち付けて、
彼が一番奥に欲望を吐き出す。
その強い快感に押し上げられるようにして
自分もまたびくびくと痙攣しながら深い絶頂を迎えた。

避妊具越しではなく
直に受ける精の感触を初めて感じながら
膣が搾るように何度も蠢めいて。

彼に手足を絡めて抱き着いたまま、
頭の奥が真っ白になるほどの快楽に浸っていた。]


…………ふ、ぁぁ………♡
はー……♡ はー……♡

[そのまま暫しそうしていただろうか。
奥底から満たされる多幸感と共に
手足の感覚が戻ってきて。

労わるように優しく唇が触れ、
ぼんやりとした眼差しで彼の方を見る。

…そんなのは、多分言うまでもないけれど。]

[―――ではあったけれど。

すっかり追いやられていた理性が
少し戻ってくれば現状に気づくわけで。]

え……、じゃ、ジャージ……? いつの……。
……うぅん、そ、それでいいです……

[取り出してもらったジャージを着て]

……せ、センセーも、何か着て……くれないの……?
…そ、その……、そっちがよくても、こっちが……恥ずかしいんですけどぉ……

[ちらちらと先生の方に目をやると、まったく気にも留めていない様子で裸のままタバコをふかしていて、所在なく視線を漂わせる]

……こ、こっちが有利なのは、わかりますけどぉ……
………ぅぅ、わ、わかりましたよぉ……。
やれば、いいんでしょぉ……? や、約束だからね…?
勝ったら、……これ……、外してくれ、るって……

[敏感な部分を刺激する振動に、時折顔をしかめながら、そろそろと将棋盤に近付いてしばらく思考すると、ぱちりと駒を進めた]

(うぅ……、へんなの…、つけられてて……、…ちゃんと考えられてるか自信ない……。でも勝たなきゃ……)*


(………うーん、やっちまったな………)


[急速にそんな思考が押し寄せる。
勢い任せで避妊せずにやってしまった。
生で。中に。

望まない妊娠云々の話を聞くたびに
何で避妊しないんだと思っていたけれど、
成程、あるのだ。こういうことが。

腕にの中に収まったまま
暫し神妙な顔で無言になるのだった。**]

さぁ、忘れていってそのまま使わなかったくらいだから相当前じゃあないかねえ。
着れるといいねえ。

おやおや、この方が指しやすいのに。仕方ない。

[言いながら先程取り出した着流しに着替える]

でもももちゃんは、下着はないからねえ。
あ、昨日つけたそれがあったねえ。さっきから悶えて、そういえば中に何か入れたんだよねえ。

[にやにやと笑いつつ、ぱちり]

おやおや、流石にこれは厳しいよねえ。これだけひどいハンデだからさっくり勝ってほしいなあ。ちなみにここから7手詰めね。大ヒントだねぇ。その代わり、負けたらそれを1日つけて外出しようねえ。*

[時間が経てば、次第に理性も戻ってくるわけで。]


  どうした、みよこ?


[ふと、間近で見下ろす気配が変わったのを感じて、瞬きを。
じーっとその顔を見つめてから。
のしっと、抱きしめたまま彼女の上に圧し掛かった。]


  ……そんな顔で黙られると、気になるんだけど。
  言いたいことあるなら言えよ。


[なんとなく、考えてそうなことは予想がつきつつ。]

[結局のところ、俺も性欲と勢いに流されたわけで。
ぽーっとした状態だった彼女に対し、合意かと聞かれたらグレーだと思う。

だから、腹を決めて生で最後までした俺と違って。
改めて理性が戻った彼女がこの状況をどう思うか、気にならないわけがなく。]


  その、もしかして………
怒ってる、か?



[眉を下げ、微かに緊張しながら続きを待った。**]

……そ、そーそー。
ちゃんとっ…、服着てくんないとっ……、
……いちお、レディの前、なんですからねぇっ……、、

[案外と素直に服を羽織ってくれた先生に安心して、ほっと胸を撫で下ろす。昨日のあれやこれやは、ちょっと調子に乗っていただけで、やはり先生は言えばなんでも従ってくれる扱いやすいおじさんというのが本来の姿のはずだ、と心の中で合点が行きかけたが、それならばこの弱点を刺激し続ける器具なんかはさっさと外してくれているはずで……]

……しっ、下着はっ、……せ、センセが破ったんじゃっ、なぃ、ですかぁ……!
……ぅ、わ、わかってますよぉ……、さ、さすがに、これはっ……勝てると思うからぁ……

[そう言って一手一手、手を進める。正直、いつもの半分も頭が働いてなかったが、そんなぼんやりした頭で見る限りでは、相当に相手側は打つ手のない状況だ。余程奇抜な手が残っていない限りは、勝てるはず。そう思いながら、なんとか罰ゲームのような現状から逃れようと、松風の応じる手を待った*]

ぎゃっ。重たい!

[こちらの様子に気づいた宙が体重をかけてきて、
圧し潰されたような悲鳴を上げる。
眉を下げて窺うような彼に、ゆるゆると首を横に振り。]

いや。怒ってるっていうか。
やっちまったなーと思って。

[言えというので、思考をそのまんま口に出す。

まあ理性が機能していない状態で
性欲に負けたのは確かだが、
だからと言ってこういうことは
彼一人に責任があると言うものでもなかろう。

うーん。しかし。どうしたもんか。]

[中で出されたからと言って
必ずしも妊娠するものでもないだろうが。
しかし万が一と言うことはあるわけで。

もしそうなったら仕事とかどうしような、
なんだっけ、アフターピルとか?飲むべき?
あーでも高いんだっけああいうのって………
それに……

……などと、無言のまま。
一頻り思考を巡らせて。]


(……宙、更新がどうとか言ってなかったっけ?)


[快感のせいで押し流されていた言葉を
今になってようやく思い出す。

契約更新。
というのは確か、いつぞや彼に持ち掛けた話で。
その前倒し。ふむ。……ふむ?]


怒っちゃあいないんだけどさ。

……宙、私にこども出来てたらどーするつもり?


[思考が終わった瞳が
じ、と彼の方を見つめる。

更新云々の発言の意図は一応理解してるつもりだけど。

でも結構大事なことだと思うので
セックス中の睦言じゃなくて、
ちゃんとお互いに冷静になった状態で
改めて彼の気持ちを聞きたかった。**]

おやおやあ、淑女はあんなことするのかなあ?
レディというよりも……。
思いっきり突き出して、ぐちゃぐちゃのとこ、こちらに見せつけて。欲しがってたよねえ?

ほらほら、今もその嵌ってるの、取って欲しそうだものねえ。

[言いながら、駒を剥がすも、どう考えても相手が先に詰ます必至の局面]

ああ〜流石にこれは無理だねえ。
いやあ、残念残念。
鍵どこやったっけなあ。その辺りに捨てたんだけど

[言いながら探してみるも、ぱっと見は見当たらない*]

[それでもぽろぽろと泣いている姿を見て
何をどうすればいいのか、わからなくなってしまった。

我慢なんてしなくていい。
汚いだなんて思ってるわけがない。
嫌うはずもない。
理想を押し付けたいわけでもない。

なんて、心が読めるわけじゃないから
伝えることだって出来ない。]

[飲み込まれていく薬や水。
一度トイレに向かう姿。
ぼんやりと見て、暫くしてからベッドに潜り込むのも見届ける。]

 おう、おやすみ。

[泣き腫らした目を撫でようか。
その身体を抱き締めようか。
ああでも、俺が触ったらまた泣かせちゃう。
言葉を紡いでも、きっと同じだ。
そう思うと何もできなくて。
ただただ時間がどろどろと過ぎていく。

津崎くんがしっかりと寝たのを確認して俺も目を閉じるけど
俺は俺で、寝られなかった。]

[元より、夜は苦手だ。
死ぬことばかりを考えていた、つい最近まで夜に寝れた試しはなかった。
ふとしたことで、死ねたら楽だなんて考えてしまう。
死にたいという気持ちと、それを実行に移す勇気のない身体が対流を起こして
永遠にも思える気の狂った夜の時間を過ごしていた。]

 はは。

[別に死にたがりに戻ったわけじゃないけど。
眠れない感覚は、久々だな。

夜が更けて朝日が昇るまで結局眠れず
空が白を取り戻してきてから漸く、落ちるみたいに意識を手放した]**

[そして、朝起きると、一人だった。
見れば、おそらくは、ソファなどで寝こけてるチカさんが見える。
その上には猫が陣取っていて、

気配にこちらをチラリと見た]

[じろり見る猫に、
少し考えつつ]

その、ねこ、じゃなくて、
名前、そーだなー。

とりあえず、仮で、ニャー子にするか。

ニャー子。
お前がご主人好きなのはわかったんだけど。
そのご主人、そんなところで寝てるのは、ちょっと可哀想だろ?
だから、そっち行くから、引っ掻くなよ。

[とりあえず、寝たので、落ち着いた。
昨日のマイナス思考は、一時的なものだと思う。
疲れてたんだな。

そえ、思えば、
起き出して、
ソファで寝こけてるチカさんに寄った。

ニャー子はいったんその身体から降りて、
見守ってる。
チカさんを抱き抱えれば、一度背中に張り付いたが]

[ニャー子はそれから、少し大人しくなる。
背中から降りると、こちらを見上げて、にゃあと鳴いた]

ん?もしかして、わかったか?

[空気が変わった気がする。
 それならそれは、よし、とチカさんを引きずりつつ、
 ベッドに寝かせた。

 全然起きないってことは、
 もしかすると、今度はチカさんが寝れなかったんだろうか。

 そう考えると、悪いことをした、と思った]

[チカさんは、
 元々死にたがりだった。
 もちろん、それには、原因がある。
 でも、その最大の原因は、もう、解消されているのだ。

 だけど、でも、チカさんには、他にもハンデがあって。
 だから、俺はしっかりしなくちゃいけないって改めて思う。

 疲れていても、この人を支えたい気持ちは変わらない。
 もう、死んでほしくも、死にたいも、言ってほしくない]

ニャー子。
改めてよろしくな。
きっと、お前がいて、チカさんは、いろいろ救われていただろうから。

[側に寄ってきたニャー子に手を伸ばす。
ニャー子はその指先をくんくん嗅いでから、今度は、踵を返し、背中を向けつつ、
こちらを振り返った]

[それから、ニャーニャーうるさく鳴くので、
しばらくは、考え込んだが、

あ、そっか、と]

腹減ってんのか。

[自分があんまりだったけど、
 確かに、朝だし、
 そっか、と、


 といえことで、寝こけてるチカさんに布団をかけると、
 半開きの口に、ごめんね、と口づけを落とす。
 
それから、ニャー子についてキッチンに向かった]

[祥子の子守唄に誘われて、幸せに包まれたまま眠りについて……。
 意外にもすぐ目が覚めてしまったらしく、時計を確認したらまだまだ深夜帯。
 裸のままだったので軽く着替えて、水分の補給と放出を済ませて部屋に戻って来て……。]


   …………。


[ベッドに戻って来たときに、箱が目に入った。
 祥子はまだ眠っているようだし、アダルトグッズに対しての抵抗感が和らいでいるのもあってか、前よりかは直視して観察できた。
 ──機能とかへの興味も増えて。]

[結果、寝直さずにこっそりと第二回品評会が始まって。
 最初に目についたのは、先ほど祥子も手に取った鞭。
 何となくだが、祥子に使ってあげたくなる代物である。

 次いで気になってしまったのがディルドーで……
 祥子と結ばれたとき用のは特に細いのを選んで他は直視しなかったけれど……よくよく見れば。
 単純に真っ直ぐな棒だったが、今目にしているのは反り返っていて先端部分が一回り大きくなっている。
 男性器を模すとこうなる……とまでは思い至らなかったが、指先で触れてみただけでじんわりと身体が熱くなる。]

[そして驚くべきは、その形状が根元側にもあるということだ。
 こちら側はさらに反り返っていて、もはや曲がっているというレベル。
 恥ずかしさには慣れてきたと思ったけれど、未知のものにはこれを使ったらどうなってしまうのかを考えてしまう。
 パッケージの説明書きを読むと、どうやら先程のディルドを固定してたペニスバンドのようにベルトで装着するのではなく、この根元側のディルドを挿入して装備する代物らしい……]


   …………。


[外部装着型のものよりもより深く結ばれるのでは、と思った。]


   ……?
     あ……やぁ……


[そしてさらに機能を発見。
 この双方向なディルドの中央部に2つの球状のものがついているあたりは空洞になっていて、タンクとしての役目があるらしい。
 「偽白濁ローション」等をお使いください、と但し書きを発見し…昨日浴室でぶっかけられたものの意味を知って顔を覆った。*]
  

[やっちまったなー、と聞いて。]


  まあ、それには全面的に同意する。


[俺も神妙な顔で頷き。
とりあえず圧し掛かるのをやめて、傍らに肘をつきながら。
まだ考え込んでいる様子に、続きを待てば。]


  ………………。


[がくっと、思わず肩の力が抜けた。

やっぱり、というか。
大分ぽーっとしてた最中だったから、聞こえてなかったか。
でもその後の言葉には反応があったし、じっと見つめるこの感じからすると、聞こえていたけど理解してなかったって辺りだろうか。

どちらにせよ。
なんだか肩透かしを食らったような気分で、息をつき。]

[真面目な顔をすれば、コホン、と一呼吸置いて。]


  ……どーするってそんなの、
  その時は、すぐプロポーズして結婚する、だろ。


[じわじわと顔が赤くなるのを感じながら。
改めて、あの時口にした言葉の意図を言い直した。]


  いざそうなったら一番負担かかるのは三四子だし、
  すぐ浮かぶ俺にできることってそれくらいっていうか。
  俺は叔父さんはいても、両親のこと覚えてないから
  ちゃんと親になれるかって不安もあるけどさ。

  俺の気持ちは恋矢打たれた時から変わってないっていうか、
  この先ずっと、一緒に歩いてくつもりだから。


[初めての恋をして。
色々手探りしながら、一緒に暮らし始めて一年半。
最初の条件だった”契約更新”までちょうど折り返し地点。]



  っつーか……常雅と弥子を見てるとさ、
  あんな風になれたらいいなぁって思ったりもするし。


[同時に見合いをした互いの親友は既に結婚している。
その身近な親友夫婦と近況を連絡し合ったり、新居にもたまに遊びに行ったりしてれば、尚更。
ふわっとだけど、俺たちもって想像したことは何度かあって。

避妊具つけても、100%じゃないらしいし。
成り行きと勢いで口から出てしまったけど、もしもの想像は結構前から俺の中にあったと思う。]



  勿論、三四子の意見も聞いて決める話だけどさ。
  ……三四子は、どうしたい?


[汗で乱れた彼女の髪を梳くように、頭を撫でながら。
じっと瞳を見つめ返した。**]


なんだよその反応。

[意図は何となく分かってるけどさ。
頭がしっかりしてる時にちゃんと聞きたいんだよ!

がくっと脱力する様子に少しむくれたものの。
こほん、と咳払いをした宙が
言葉と共にじわじわと顔を赤くする。]

…………。

[そうして、続いた言葉にぱちぱちと瞬きをした。
性欲に流されてやっちまったのは
同意を得る辺り違いないのだと思うけど。
自分が想像していたより(と口にすると怒られそうだが)
真剣に捉えてくれているのだな、と思って。

彼が親友夫婦を見て自分たちの未来を重ねていたことも
"もしも"の時の覚悟をしていたなんてことも
自分は知らなかったし。]


……そ、そっか。

[聞いておいてなんだけれど、
改めて言われると恥ずかしいような、こそばゆいような。
彼の熱が移ったようにこちらも顔を赤くし、頷いた。]

私?私は― ……

[柔らかく頭を撫でる指先を感じながら、
俯き少しだけ思考して。]


えっと、……まあ子供作るつもりは
あんまりまだなかったんだよ。
っていうか、そこまで深刻に考えてなかったかも。

まだ仕事でも新米だし、お金も貯まってないし
漠然と先のことだと思ってて。

["契約更新"に3年と設定したのは。
恋人としてお互いのことを知る以外にも、
そのあたりの生活がもう少し安定するかなって目算だった。
でも。]


でも……

[でも、こうして。
妊娠するかもって可能性を現実的に考えた時、
どこか冷静で、楽観的で居られるのは。
やっぱりそういうことなのだろうな。

顔をあげて、彼の方を見る。
こちらを見つめる眼差しは真剣で、優しくて。
じわじわと胸から湧き上がるのはあたたかいきもち。]


でもね。
もし出来たら、やっぱり生みたいと思うよ。
それもまあ人生かなって思うし。

それに、……結局いつかはそのつもりなら、
早いか遅いかの違いかなって…。


[友人として。恋人として。
時々喧嘩したり、すれ違ったりもしながら
共に年月を積み重ねてきて。

抱く好意の形こそ変化するかもしれないけれど、
彼を信じているし、愛しているし。
彼が不安なら支え合って側に居たい。
それは確かな気持ち。]

ま、そうは言っても。
今回は事故みたいなものだから。

基本的にはまだ避妊してくれよな。

[にまっと笑ってそう付け加えたりはしたけど。**]

[むくれていた顔が、意外だと言いたげなものに変わっていき。
次第にじわじわと赤くなる様子からすると、悪い気はせず受け止めてくれたことに、ちょっとホッとした。

でも、俺だって彼女の意見は聞きたいし、尊重したいから。
問い返したなら。]


  ……ん。
  まあ、そんなかんじだよなぁ。


[仕事やお金について、まだ安定してないのは俺も同じだ。
漠然と先のことだったから、あくまでもしもの覚悟であって。
やっちまった事態が起きなきゃ、口にするのはもうちょっと先だったかもしれない。

なんて考えていたら。
彼女が顔を上げたので、静かに見つめ返しながら。
でも、の続きを聞いて、目を丸くして。]

[そうして。
釘を挿すように付け加えられた言葉には、小さくギクリと。
笑顔に圧を感じる気がするのは、たぶん、まだ繋がったままなせいだ。]


  ……わかってるよ。
  じゃあ、そろそろ抜くぞ。


[まだ余韻が残る彼女の中に、後髪をひかれつつ。
再び流されないように自戒しながら、ゆっくり腰を引き。
繋がりを解けば、離れてしまう温もりが少しさみしくなるのを、頭を振って誤魔化して。]



  これ、風呂あとにして正解だったな。
  とっくに沸いてる頃だし、運ぶか?


[互いにローションやら何やらでどろどろな状態に苦笑しつつ。
起きるのを手伝おうと、彼女へ手を差し出した。**]

[眠っていると気配がして。
寝ぼけ眼でそちらを見ると、雛ちゃんがにまにましながら大人のおもちゃを吟味していた。

これは、見なかったフリをするべきだろうか、眠くてうすぼんやりとしか目が開かないし。

それでも、愛する人の期待に応えたい、と思い、のろのろと起き出して、双頭の可愛らしくないものを手で掴んだ]

雛ちゃん、まだ物足りなかったの。
じゃあ、続きしようか。

[むにゃむにゃ言いながら、双頭の片側を雛ちゃんの胸にぽすぽす**]

 っ、   !

[汗だくで目が覚めた。
いつの間にか移動していて、一瞬どこか分からなくて。
辺りを見回せば何かしている津崎くんがいて。

はっ、と息を吐いた。

夢だ。夢だった。]

 よかっ、た。

[心から安堵した声を吐き出した]*

[なんとか先生に敗けを認めさせ、ほっとする。
さすがに、こんな局面では勝てて当たり前だったのだけど、それが当たり前かどうかも、もう気にしてはいられない状況で。

なおも続く小さな器具の強い振動を、時折目をぎゅっと瞑って堪えながら]

ば、ばかぁ……、れ、レディ、だもぉんっ……
…、、ほ、ほらぁ、もう手なんかっ、な、いでしょぉっ…?

は、はやくぅ……、え、えええっ……!?
な、なくし、ちゃた、、んですかぁ……っ!?

[やっと長い長い責め苦から解放されるかと思ったのに、先生から出てきたのは、外すための鍵が見つからないといった内容の言葉で…]

はっ……、はやくっ……、…んっ、み、みつけて、よぉ……

[きょろきょろと辺りを探す先生に震える手を伸ばして縋りつつ、時折切なそうな声を漏らすのだった*]



[チカさんが起きたようだった。
 衣擦れの音と、明らかに激しい息遣い。
 漏れ出た声に、本当に、すぐそこの見えるところにいてよかったと思う]

チカさん、おはようございます。

[猫からもてしてしされながら、
 立ち上がると傍に寄る。
 悪い夢でも視たのだろう。
 ベッドの傍にしゃがみ込んでその手を取った。


 ああ、そう、あの時みたいに]

大丈夫ですか?
多分、俺のせいですよね。
すみません。昨日は疲れてて。

[安心させようと、笑う。
 祖母にもそうしてたように]

 寝たら、いろいろ回復ったんで、
 ごめんなさい。
 心配かけて。

[すると、猫も心配そうに、俺の膝に潜り込んで、チカさんを見上げ、にゃあんと鳴いた]

ニャー子には、ご飯食べさせておいたんで。
 チカさんもお腹すきましたか?

[何かしましょーか?とかなるべけ穏やかに話しかける]*

[赤らんでいたら注意力が散漫になっていたらしい。
 急に横から手が伸びてきて双頭ディルドを掴んできて。

 それが愛しい人のものなのはすぐ分かったし、声とその内容から言わんとすることも理解したけれど──]


   祥ちゃん…?


[どう見ても眠そうである。
 使用人は主よりも先に起きなければならないから今までよく知らなかったが、どうやら祥子は本質的には寝起きが苦手な方なようだ。
 それを頑張って応えようとしてくれているいじらしさが嬉しいし、言い換えればとても愛らしくて。]



  ──キスで起こされるのはお姫様の方よ?


[唇を寄せて目覚めの一撃を。
 そのままそっと抱き締めつつ、目についたところ順番にキスしながら体重をかけていく。]


   今度は、私がしてあげるね?
   だって、祥ちゃんこんなに可愛くて素敵なんだもん


[口付ける先は、徐々に下の方へ──*]

[寝ぼけているとくちづけされ、殺し文句を言われた]

お姫様は雛ちゃんだと思うけど。

[一応訂正はして、あとは雛ちゃんにされるがまま。
雛ちゃんの体重も、熱い唇も、味覚以外の全てを刺激してくる。

自分で同じところに触れてもこんなに気持ちよくないし
雛ちゃん以外の誰かが同じようにしたら嫌悪しか湧かない

私をこんなに蕩けさせられるのは雛ちゃんだけ]

…っあ んんっ 気持ち い

[照れくささから、口元を自分で塞ぐけど。抑えても喘ぎは自然と漏れて、触れられた箇所はびくりと反応する]

[つけたままのショーツの領域に雛ちゃんの顔が近づくと
嬉しい気持ちと、雛ちゃんに禁忌に触れさせる畏れのような気持ちが、同時に起こった]

雛ちゃん、そんなとこ 汚い、よ。

[両脚を閉じ、拒む素振り。
表情を見れば、複雑な心境が読み取れるだろう。

夢想のうちでは、その時がくれば
自ら脚を開いて雛ちゃんを迎え入れていたけど

いざとなれば、羞恥が邪魔をする。
心とはままならないものだ*]

[津崎くんが傍に来て、穏やかな手と声が落ちる。
安寧を与えてくれる声。
とても気にしてくれているのが分かる優しさは
“あの時”のもので

けれど今はもう、あの時とは違う。
何も言い出せず伝える事さえ諦めていた頃とは違う。
おばあちゃんでもなければ、死にたがりでもない。

触れた手をそのまま強引に引っ張り、津崎くんを腕の中に抱き留めた。
寝汗が気持ち悪いかもしれない、ごめんねって思いながら
それでも腕の中に引き込んだ津崎くんを強く抱きしめる。]

 …っ、…津崎く、ん

[青林檎は割れてない。
確認するようにしっかりと背中に背を回して]

[くっついた身体から鼓動を感じる。
熱が伝わる事を、生きていることを確かめる。

嗚呼、もしかしたら。
昨日津崎くんが欲しかったものはこういう事だったのかもしれない。
今になって何となく、近しい答えを見出して。]

 ………、…ごめんな、ちゃんと分かってあげられてなくて。
 しんどそうだったから、休んで欲しかったんだ…。

[いくらしんどくても、休むよりも前に確かめたいことや感じたいことはある。
今俺がこうして、生きていることを感じてるように。
方法は違っていたとしても、津崎くんもそうだったんじゃないか、って。]

 ごめん、無理させて。

[たくさん辛い気持ちにさせて、と謝りながらも抱き締める力は少しずつ強くなる。]

 お腹、も空いてるけど。
 後回しがいい。

[擦り寄ったまま、耳朶に唇を軽く押し当てる。
もう二度とあんな夢は見たくない。
反応を確かめるようにしながら、耳先を軽く食んで。]

 好きだよ。

[囁きを零す。]**



[寝汗がすごい。
 拭いてあげないと、と思った時、
 切羽詰まった声で抱きしめられた。

 目を見開いて、一瞬息が止まる。
 こんなに強引に引き寄せられたことって、
 あまり覚えがないから。

 素直に心臓が早鐘を打った。
 そして、顔が火照ったのがわかる]

ど、どうしたんですか。
大丈夫ですから、そんなに怖い夢視たんですか?

[すっかりホールドされたけれど、
動かせる左手を、なんとか背中に回すと、あやすようにさすさす撫でる]


[くっいた胸と胸。
 ドキドキする心臓の音は、チカさんも同じみたいで、
 改めて、チカさんの匂いに、目を閉じる。
 この、強いけど弱い人を、放ってはおけない。
 そんな気持ちが高まってくる]

 昨日は、俺がおかしくなってて、
 本当にごめんなさい。
 チカさんは悪くないですよ。

 でも、
 うん。

[昨日抱いて欲しかったのは事実なのだ、
本当に苦しかったから、
本当にチカさんが欲しかった]

でも、実際は、
今、治ったんで、
チカさんの優しさが正解なんです。多分。

[って言いながら、ちょっとだけ目頭が熱くなった。
 もし、本当にわかってくれたなら、
 今度からは、助けてくれるかな]

[そうして揶揄い交じりに釘を差せば
何だかばつの悪そうな顔をされてくすくす笑った。]

一応順序は守りたいからね。

それに、プロポーズの時に
きみがなんて言ってくれるのか
私は楽しみにしてるんだよ。

……ん。

[まあ、今回は"事故"ではあるけれど。
1年半なんて多分あっという間。
漠然とした遠い未来が、
現実として迫ってくるのもさして遠い話ではない。

恋人として過ごすのは楽しいけど、
こういうこともちょっとずつ
ちゃんと考えていかないといけないなあ。
そう言う意味では今回の件はいいきっかけなのかも。

そんなことを考えながら、
ゆっくりと熱が引き抜かれていく感触を感じて。]


って、うわぁぁぁ。

[彼が離れた瞬間に中から白濁がどろっと垂れて
思わず声が出てしまう。
改めて下にタオルを敷いていて良かった。宙GJ。]

うん、じゃあ頼むよ。
一緒にはいろ。

[ティッシュで垂れてくるものをざっと拭い、
彼の手を取って引き上げて貰う。
そのまま浴室まで運んでくれよと
ねだって甘えてしまおうかな。**]

あ、ニャー子。

[ちなみに一瞬忘れたが、
猫はするっと身体の間から抜けて、
さっと逃げ出してしまった]


[と、気にしたのもひととき。
 また強く抱きしめられて、耳を、食まれた時は、
 ひく、と喉が鳴った。

 好き。なんて言葉。
 何度言われたのに、やはり、聞きたい。
 濡れた声に応えるように、
 身をなお寄せて]**

[お姫様扱いすると否定するんだろうなとは思っていた。
 祥子の可愛さは本人も認めたがらないし、少なくともお嬢様を差し置いてそう自分を位置付けることはできないのだろう。]


  今の私は王子様だから
  白馬乗ってるの知ってるでしょ?

  ううん、私に関係なく、祥ちゃんはお姫様よ


[なんて、嗜んでいる乗馬を持ち出したり。
 祥子らしい慎ましい頂きを愛して、綺麗で儚げな身体をキスで色付かせながら祥子の秘部へと近付いて行く。] 


[顔を寄せたら祥子が拒否気味の言葉を。
 表情としてはさほど嫌がってはいないようだが、脚はぴったり閉じられていて。
 理由は汚いからということらしいが……]


   ──汚くしてるの?


[なんて、ショーツを脱がせながら聞き返すあたりお嬢様である。]


   じゃあ、やめておくね
   代わりに……


[天然で残酷なこと言いながら顔を離す。
 代わりに箱をごそごそとして……先程の鞭を手にして。
 しなり具合を確認するようにヒュンと小気味よい風切り音を立てた素振りを見せた。*]

【人】 櫛田 三四子

― どうしてそうなったのかと言うとだな ―

[玩具を発見した日から数日が経ち。

生理来るかどうかを気にはかけつつ、
いつも通り過ごしていたのだけれど。

早く仕事を終えて帰宅し、
宙の帰りを待ちながら
だらだらとスマホを眺めている最中。

先日のアダルトグッズ、
アンケート用紙とかあったような…
暇つぶしにいっちょ答えておいてやるか、なんて。
段ボール箱の中を覗き、幾つかのコスプレ衣装を見つけ。]

あー、そういえばこんなの入ってたな……。

[ほぼ紐みたいなビキニとか、
スケスケベビードールとか、
ナースの衣装とかエトセトラ。

あれこれ物色していた時に
宙ってどういうのが好みだっけ…?とふと魔が差して。
面白半分で身に着けてみたのが始まりだった。]
(6) 2022/11/14(Mon) 12:44:34

【人】 櫛田 三四子


あははは。なんだこれすごい。ほぼ見えてるじゃん。

[けらけら笑いながら
鏡の前でくるくるとポーズを取ってみる。

着た衣装は所謂メイド服。
但しクラシックな奴じゃなくて、
露骨にセクシーメイドな衣装だった。

胸元には大きくハートマークが開いているし
超ミニ丈のエプロン付きスカートはほぼぱんつ見えるし。
色合いとカチューシャでメイドなんだなってわかるけど
潔いほどエロい目的に使ってね!って感じだ。]

でも我ながら結構似合ってるじゃないか。
ふふん。宙どんな反応するかな〜。

[黒髪ロングな見た目もあって
メイドカチューシャつけると
首から上は清楚系に見えなくもない。
恰好自体は痴女だが。

思いついたと言わんばかりにぽちぽちスマホを弄り。]
(7) 2022/11/14(Mon) 12:47:01

【人】 櫛田 三四子

[さて、そんな感じで一通り楽しんで。
気が済んだし着替えるか……と再び箱を覗き。

先日使用した玩具を見つけて
じわりと顔を赤く染めた。]

(…………それにしてもアダルトグッズって
 結構、すごいんだな……)

[体を繋げる快感とはまた別種だけれど。
それ用に特化して作られているだけあって
強制的に昂らせられるような快楽があった。

否応なく性感を責め立てられた時のことを思い出して
きゅん、と体の奥が疼き
小さく内腿を擦り合わせる。]
(8) 2022/11/14(Mon) 12:49:49

(初心者用っぽいのでもああだったんだから……
こっちはもっとすごかったりするのかな……?)


[最初に取り出した二つのバイブのもう片方。
男性器の亀頭を模した太めの先端と
竿にぼこぼことイボのような突起がついたもの。

それを手に取って眺め―――
ごくりと喉を鳴らした後、
ぶるぶると首を横に振って。]


(……って、何考えてるんだ!
 そうじゃなくてアンケ答えようと思ったんだよ!)

[意識を引きはがすように
アンケート用紙を手に取って
ベッドに座り、眺めたものの。

『バイブやローターの振動は如何でしたか?』
『太さや長さはちょうどよかったですか?』
『ローションの感度効果は如何でしたか?』
なんて設問が並んでいて。
意識を逸らすどころか
どうしたって使用感を思い出してしまうわけで。

読みながら無意識にそわそわと足を擦り合わせたり
モジモジとクッションにお尻を擦りつけたり。]

【人】 櫛田 三四子



 ……………。

 
[箱の方ちらり。]
(9) 2022/11/14(Mon) 12:54:16


(……宙が帰ってくるまで……… 
 ちょ、ちょっとだけなら、いい、かな……?)



[そうして話は冒頭に戻る。**]

 ん…出来ればもう、見たかねぇ夢だった。

[林檎が出て来て…なんてことは言わないでおこう。
あやすように撫でてくれる左手に安堵の息を短く吐き出す。]

 …また …失うのかと、思った。

[手の中で大切に大切に守っていたのに。
林檎が割れてグチャグチャになって、手から零れ落ちてしまうのかと。
気が付かず口に出した言葉は脆く弱々しい。
かっこ悪いとこばっか見せてて、情けないな。]

[お互いの心臓の音を肌に感じる。
生きてる、を共有出来ている。

もしも俺が本当に悪くないんだとすれば
それは、津崎くんも悪くなんてなくて。
それを伝えるようにもう一度だけ、ごめんねって囁いた。

耳から首筋に顔を移動させ、肌に埋める。
鼻の先をきめ細やかな肌に擦るとそのまま]

 津崎くん。
 ……抱かせて。

[そう囁きを落とすとゆっくりと身を離す。
ただ離れるためのものではなく、そこから先の行為をするためのものだと
言わずとも分かってくれるだろう。
ただ、律儀に返答を待ってしまうのは経験値の浅さゆえか
俺自身の性格か]**



[・・・・失う。
 そんな言葉に、抱きついたまま首を振って]

 ちゃんと、俺、帰ってきたでしょ。

[そう、あの死んでしまった先輩の夢からも、
 イギリスからも]

でも、時間かかって心配かけてごめんなさい。

[不可思議な死に行く人の最後の夢の中。
 一番最後まで囚われてた。
 もう、死んだのは自分なのかもしれない、なんて、
 思った時、

 チカさんに、本当に優しくしたいんだ、って気持ち。
 それが湧きあがったことは、何よりの証明で]




そういう時、
わざわざ聞かなくてもいいんです。


[身体を離して、丁寧に申し立てるところは、
 らしいと言えばらしいんだけど。


 かえって、照れてしまう。
 こっちは初心ではないはずなのに、
 そんなところまで、引き戻されて]


俺も抱いてほしいです


[その目を見つめたまま、そう答えて、
 チカさんのリードに任せようと、
 脱いでほしいなら、上着に手をかけた]**

[雛ちゃんが王子様でお姫様なのは知ってる。
彼女の馬に嫉妬したこともある

雛ちゃんは私にとって特別で。
彼女を表現するには私の語彙が足りなすぎる]

雛ちゃんに特別扱いされるのは嬉しいけども。……あっ。

[彼女からの愛撫で漏れる声が少しずつ甘くなってる]

シャワーの時に洗った、けど。

[見られるのも触れられるのも嫌な気持ちは一切ない。
何故脚が動かないのか、自分でも不思議。

雛ちゃんがムチを持ち出して軽く振るう。
身体が熱くなって、
言葉を発することが出来ず。

身動ぎせずに雛ちゃんを見つめた*]

[鞭を見てこれを性技として使うなんて発想は無いのだけど。
 ただ、この箱に入っていたからにはそういう方向で効果があるのだろうという、昨日から積み重なった信頼感みたいなものがあって。

 この鞭はSMプレイでよく用いられるバラ鞭ではなく、騎乗鞭である。
 よくしなる1本のシャフトに、薄いヘラのような先端が付けられたもので、文字通り騎乗時に使われるものをデザインした代物である。]

 

  ( ぴしっ )



[小気味良い音を腿のあたりで立てさせる。
 バラ鞭のように衝撃が分散しないため、音の大きさの割にダメージが高く、初心者向けとは言い難い。
 しかしこれを握っているお嬢様は乗馬の経験からこの手の鞭の扱いには慣れていて……しなり具合を確認してから振ると、祥子の肌を腫らせたりしない程度にヘラを当てていく。]

[そうして反応を見ながら何度か。
 祥子の肌が赤らんでいるのは衝撃によるもので──本当にそれのみなのかは今ひとつはっきりしない。]


  祥ちゃん、どうだった?


[見つめられると、叩いたところを手のひらでさすりながら尋ねてみた。
 もし我慢させただけだったら、見立て自体も含めて平謝りすることになるだろうが、さて回答はどうだったろうか。]


  こっちは?


[下の口にも聞いてみようと、祥子の閉じられた脚の間に鞭を差し込み、秘部を下から上に向かって…掬うようになぞってみた。*]

[ムチで打たれる度に身体を跳ねさせ]

…ひっ

[うめき声を上げはするものの、拒否する様子は見せず。
自然と力が抜けた腿の隙間にムチが差し込まれれば
拓かれるだけ開く。

雛ちゃんが触れた秘部は濡れそぼっており、ショーツに恥ずかしい液が滲み出している]

あンっ

[撫でられればびくっと身体が跳ね、瞳が潤む]

雛ちゃんの、イジワル

[言葉とは裏腹に、視線が媚びを含み
ムチを手で愛おしげに撫でた*]

 「ここしか帰る場所がない」から?
 ……だったら、寂しいな。

[首を振る津崎くんに、呟く。
少し眉を下げて、困ったように笑い]

 帰ってきたいから、がいい。
 そういう場所になれるようにすっからさ。

[不思議な夢からも、イギリスからも、どこからでも。
そう思ってもらえる場所に、人に
なれるように頑張って生きるからさ。]

 ちゃんと聞かなきゃ、わかんないだろ?

[わざわざ聞かなくてもいいと、津崎くんは言うけど。
俺は津崎くんからちゃんと聞きたいし。
俺もちゃんと伝えたいし。

服を脱ごうと上着にかかる手をそっととり
その手の甲に口付けを落とす。
お姫様にそうするように─とはいえ俺に王子の様相は欠片もないが─]

 だめ、俺がする。

[ゆっくり服のボタンをひとつずつ外していき
肌を顕にさせると、その白い滑らかな表面をするすると撫でる。
肩や腕、指先、脇腹、そして胸元と触れると薄い胸元を優しく揉んで。
じっと見つめたまま、顔を傍に寄せる]**

おやおや、レディはここの場所はっきり言ったりするかなあ?

[つん、と囲われた場所を突いて]

ははは、いやあ、その辺に投げ捨てたからねえ。
猫が持ってってなければあるはずだよお。

[言いながら這いつくばって探すと見つからない

いやあ、見つからないねえ。
これは困ったねえ。見つかるまでももちゃん、ずっとこのままかなあ。それとも鍵屋さんにこのまま行って、開けてくださぁい。ってお願いするかい?
そういえば私の知り合いに家周り全般レスキューしてる奴がいるんだけど、そいつを呼ぼうかい?
大丈夫、色々家のとんでもないこと見てきてるから、このくらいじゃ動じないさあ。

[実際は鍵は畳の隙間

っ……!、やっ……、センセーのエッチ……!
あ、あれはっ、センセがっ、言わせたからっ……、、!

ぇ、ぇぇっ……、ちゃ、ちゃんとっ、さがしてっ、よぉ…

[鍵が見つからないという言葉に、さっと頭の血の気が引く。こんな、こんなものを着けさせられたまま、しかも中に卑猥な玩具まで入れられた状態でずっと過ごすなんて、想像するだけでゾッとした]

やぁっ……、やだぁ…、誰かに見られるのなんて、ダメぇ…!
なっ、なんとか、なんとかしてぇ……、せんせぇ……

[くしゃりと歪めた泣き顔を向けながら、ジャージの上から股の間を両手で押さえて。目の前のこの人がなんとかしてくれないかと、それだけを祈りながら、懇願するような眼を向けた*]

[触られたり撫でられたり舐められたり吸われたり……
 そういうことをされると気持ち良いのは昨日今日でたくさん覚えた、けれど。
 でも痛めつけられるが快感になるというのは、やっておいてなんだが半信半疑なところがあって。
 でも、一打ごとに甘くなる祥子の声、蕩けだす祥子の瞳、そして掬い上げた鞭の先端の状態とそれを撫でる祥子の手付きに、自分も身体が熱くなる。

 あの箱を注文したとき、そして届いたときのような、イケナイことをしているスリルのようなものが背筋を走って。]


  だって祥ちゃんが…こんなに可愛いんだもん


[打擲に熱が入るけれど、でも決してこれ以上強めないように──それだけは守って。]

[もっと強い刺激が必要になっても、祥子を傷つけるようなことはしたくない。
 なので代わりに、箱をまたごそごそと漁り、取り出したのは……低周波パルスで肩や腰をマッサージする健康器具みたいなもの。
 電動マッサージ器もそうだけれど、健康と快楽はかなり密接な関係にあるのかなと思いつつ、パッドを祥子のショーツに貼り付ける。
 そして最も弱いボリュームにセットして電源を入れる──秘部にごく微弱な電気が伝わるとどうなるのだろうか。]

[そしてまた電源を切って。
 鞭をヒュンヒュンと振ってみせて。]


  祥ちゃん、
   今度は、鞭が当たったときに電気流すからね?


[なんて虐め方を思いついた。
 肌に与えられる痛みを、秘部への刺激へと…脳に伝わる電気信号を書き換える目論見。
 鞭とスイッチを片手ずつに持って──愛しい人の新しい可愛がり方の実践に移った。*]



[チカさんの言葉が最初わからなくて、
 少し、きょとりとしただろう。

 それから、
 帰ってきたい、と言われたい、との言葉に、
 青い目で眺め]

 だったら、
 お願いきいてください。
 俺の我儘をいつだって、
 聞いて欲しい。

[昨日、傷ついてしまった自分も自分で。
 もう、あんなに悲しい気持ちになりたくないから。
 我儘を吐き出して]



わかってていいんです。
でも、
聞いてくれるなら、答えます。


[脱ごうとした手を取られて、
口付けられると、尚照れた。
チカさんの指がボタンを外し、襟を捲り、
肌に触れると、ぶる、と一瞬肌が震えた。
熱量があがり、目を閉じて、柔い刺激の感覚を追う]

チカさん、前も言ったんですけど、

[息が上がってくる。
でも、久々だから、忘れることはないと思うけど]






俺がやめてって言っても、やめないで。





[どうしても、過去の記憶から、
 絶対に拒絶の言葉を吐いてしまう。でも、
 それは、本心ではないと]**

おやおや、私は自分からここの名前は言ってないよお。
いやあ、滾っちゃったねえ。また言うの聞いてみたいねえ。

[笑顔でつんつん。突く方にはただの鉄だが]

ええ? ももちゃんだったら見られたり複数で、とかも好きそうだけどねえ。
仕方ないねえ。
ほらほら、そこを押さえちゃ鍵穴みえないよぉ?

[言いながら立ち上がると、工具類を探しに行き、戻ってくる]

まあ、おもちゃみたいな鍵だったから適当にガチャガチャやれば開くと思うよお。

[言いながら股の間にずいと顔を突っ込んで]

あはは、こんなところに鍵穴をつけるとか、洒落が効いてるよねえ。

[笑いながら昨日自分が挿れていた場所の上にある鍵穴に工具を入れて、ガチャガチャと回してみる]

おや、ここかねえ。

[振動が邪魔になって、かち、かち、と太ももを押さえながら顔を近づけて、そうしてしばし]

……っと。開いたねえ。*

[雛ちゃんが振るうムチに、ヒンヒン鳴いて。
馬に嫉妬したけど馬になりたかった訳じゃないのに身体は昂って。

白い肌が赤くなって扇情的だと頭の中の冷えた部分で考えていた。

雛ちゃんがショーツになにかして、
そこへの刺激とムチの痛みに驚く]

あ、やっ、雛ちゃん
おしっこ 漏れちゃう あ あ あぁぁ

[そのまま刺激の快感と痛みが
混ざりあって溶けて]

やっ やぁあ 雛ちゃん 雛ちゃんっ

[シーツを掴んで、軽くイった。

はぁはぁと荒い息を吐きながら、雛ちゃんをみつめる]

んっ、ん…!
みっ、見られたりとか、好きなわけ、ないぃ……!
せ、センセのっ、ヘンタイっ、へんたぁぃ……!!

[そんなことになったら、もうどんな顔して生きていけばいいかわからない。絶対にイヤだ、けど……。

……そういうことになったら、先生は、またいっぱい興奮してくれるのかな……、、……なんて考えが一瞬でもよぎったことに、なんだかものすごく気まずいような、腹立たしいような気分になって、ますます苦虫を噛み潰したような顔でぐっと堪えていると、不意に何かを持って戻ってきた先生が、脚の間に顔を近付けてきて]

……や、やめてよぉっ……!、ら、らんぼぉに、しないでっ…!
あっ、んっ、や……っ……!、はぁっ……、や、やっ♡

[ただでさえ、ずっと振動するモノを当てられて、痺れるように敏感になっているのに、ガチャガチャと乱暴に貞操帯をいじられて、その刺激にびくりびくりと身体を震わせる。
鍵穴の部分をいじくり回されたら、その中にある敏感な突起に揺れが伝わり、情けなく甘い声を上げながらのけぞっていって]

…っひ……!、ぁ、ぁ、やぁぁ……、ふぁ、ぁ、ぁぁ……っ……!!

[太腿を押さえつけられ、腰を動かせなくなったままあちらこちらの方向からそこを弄られて、ついに我慢しきれなくなって…、……また、下腹部の中を熱く濡れさせながら、快感に当てられ、達してしまったのだった*]

いやあ、絶対ももちゃん、見られても複数も好きだと思うよお。
知り合いの小説家が絶海の孤島に無人島を持ってて、そこでそういう趣味の人だけ集まる、とかあるけど、ももちゃん絶対好きだと思うけどなあ。

[と、笑いながら一旦立ち去ったので表情には気づいていない]

おやおや、これでも慎重にしてるんだけど。だいぶ感じやすくなってるねえ? ももかちゃん。でも鍵は外したいんだよねえ。乱暴が嫌ならずっとこのままかなあ。

[言いながらわざと敏感な場所に当たるように、行為を想起させるように、音を立てながらぐいぐいと工具を動かす]

ほらほら、じっとしてようねぇ。

[善い声を上げる様を眺めながら、押さえつけてそうしていると]

おやあ、なんだかまたお汁が溢れてきちゃったねえ。
いっちゃったねえ、あはは。

[そのタイミングでちょうど金具が外れて]

あはは。とろとろどろどろ、溢れてるねえ。もう待ちきれないんだよねえ。

[無造作に指を突っ込み、中で震えているものを取り去って]

ほらほら、今度はこれを埋めてあげるねえ。

[いきりたつ自身を取り出すと、すぐさま埋め込んだ*]

あぐっ……!、んっっ……!!

[さんざん振動を浴びせられた挙句、乱暴に果てさせられた下腹部から、やっと元凶のオモチャを抜いてもらえたと思ったら、すぐに今度は大きな男のモノを挿れられて、悲痛な喘ぎ声を上げる。

でも、彼がそこをそんなに大きくしていたことに、何故か嬉しさを覚えてしまって。ずっと振動を繰り返される、苦い痒みのような快楽とは違って、解放されたような気持ち良さに、うっとりと目を潤ませてしまって]

ふぁっ……、あ……、♡、好きっ……、これ、しゅきぃ……♡
ぁ、ぁ、ダメ、ダメっ…、もぉ、おかしぃの、アソコ、おかしくなってる、からぁ……っ…、♡♡
……や、さしくっ……、んっ、んんっ…!、うごぃ、てぇ…♡

[胸の奥から深い吐息を出しながら、彼の造り出す腰の動きに、自らの下半身を委ねて、快楽に酔い痴れるのだった*]

おやおやぁ。私もずっとお預けで辛かったんだよお。ははは。
おやおや、やっぱりももちゃんは、これが好きなんだねえ。おちんちん。ほらほら、もっといっぱい欲しがってごらん?

[言いながらもリクエスト通り、緩やかに一定のリズムで動いて、ぎゅっと抱きしめる。そうしながら頭を撫でて、ゆっくり色々な場所に触れ、舐め取りながら、口づけを落とす]

正直に気持ちよくしてる子、せんせぇは好きだからねえ。
いっぱい気持ち良くなってねえ。

[言いながら早ることなく肩に手を置くと、横からも念入りに口づけ、囁きながら、じわじわと出し入れを繰り返した*]



  いつも、順序を守らない筆頭みたいなくせに。


[見透かしたように笑われて。
なんだか解せない顔をしながら、遠くても一年半後には必要になるプロポーズの言葉の準備を今から悩みつつ。

再び催しそうになる密やかな声を聞かないふりして、彼女の中から引き抜けば。
聞こえた悲鳴に、びくっと視線を落とし。


  ……うわ、結構出てくるんだ。


[栓を失った入り口から、どろりと溢れた白濁。
その原因は、当然俺なのだけど。
それを意識すると、生で味わった熱を思い出しそうになるのを、懸命に頭の隅へ追いやって。
ベッドサイドのティッシュ箱を差し出した。]

[そうして、彼女の起こしつつ。
一緒に入るのは喜んで、であるし。
運んでと甘えられるのも、嬉しい。

けど、気になることがひとつ。]


  いいけど。
  そのままじゃ、途中でまた垂れたりしないか。


[零したら掃除が増えるし、何か栓があればいいんじゃないか。
と考えたことろで、ローターが目に入る。
卵型のそれは、ちょうどいい大きさに見えて。]



  避妊すれば、してもいいんだっけ?
  ……なんてな。


[からかうような口調で、仄めかしてみながら。
コードで繋がったスイッチの切ってあるリモコンと、使用済みバイブを彼女に渡し、持ってもらう。]


  どうせ使った玩具も洗っちゃいたいし
  一緒に持ってった方が楽かなって。

  じゃあほら、持ち上げるぞ。


[途中でスイッチ入れるなよ、と軽口を投げながら。
彼女の背中と膝裏を手で支え。
よいしょ、と抱きあげて笑った。]




[──そうして、浴室に移動してから。
再びローターを抜いたり、試せなかったリモコンの振動段階を弄ってみたり。
二人に入るには少し狭い浴槽でくっついたり、なんてしていたらまたちょこっと盛り上がってしまったわけで。

数十分後。
湯中りした彼女を介抱する俺がいた、かもしれない。**]

[青い目を見つめて吐き出される我儘を聞く。
我儘、なんて言うほどの勝手なものじゃないけど。]

 ん。
 わかった。

[頷いて、手をそっと伸ばす。
銀がかった髪に触れ、その頭をただ優しく撫で細い髪を梳いて。
ほわ、と頬を弛めると愛しげに見つめる。]

 嫌がることはしたくねぇし、ちゃんと聞きたい。
 我儘も、そういうことも。

[照れた顔に心が擽られるみたいで。
触れたところが、震えるのが分かった。
その反応が拒否ではないことは明確で
でもこの後、もしかしたら拒絶の言葉が聞こえるかもしれないと
前のように伝えられて]

 おう、わかってる。
 「やめて」って言ったら、上書きしてくよ。

[辛いだろう過去の記憶は少しずつ重ねて上書きしていけばいい。
薄い肌、胸元に指を向けると尖りを緩く撫で
同時に首筋に唇を寄せて、ちゅっと音を立てた]**

[ショーツを脱がし直すと、秘部にそっと手を這わして濡れ具合を確認。 
 自分の時と比較してどうなのかは知りようがないが、これなら問題はないだろう。]


   うん…
     私も、祥ちゃんと一緒がいい…


[達した姿はとても愛おしかったけれど、自分だけ気持ち良いことに不公平感を覚えるのは自分も同じだったわけで。

 双頭ディルドを手に取り、中央のタンクを開ける。
 偽白濁ローションをタンクに流し込み、満杯まで入れて閉じる。
 タンクにはディルドの振動や圧縮で動作するポンプが内蔵されており、回路内にて偽白濁ローションが圧力がかかった状態で充填される。
 これがさらに高圧になると回路内の圧力弁を押し開き、ディルドの先端それぞれから放出される──そういう仕組みらしい。]

[至れり尽くせりなのは有難いが、ひとつ問題もあって──]


  
   ええと…………
    あんまり見ないで、ほしいかな…


[ペニバンの場合は外部に装着すれば良いのだが、双頭ディルドは最初に自分の中に入れないといけない。
 つまり服を脱いで、祥子の目の前でディルドを自分で挿入する必要があるわけで……。
 せっかく攻め側だったのに、大事なところでディルドを持ったまま赤くなってしどろもどろして。

 結局は脱いで挿れようとはするのだが、そうさせてもらえるのだろうか。*]


なんだよ、いいだろ別に。

それに未婚で妊娠させたってなったら
おじさんになんやかんや言われるのは
宙の方なんじゃないの〜?

[そんな反論をしつつ。
玩具を抜けば中からとろとろと
出されたばかりの液体が溢れてきて。

慌てて差し出されたティッシュで拭ったものの
自分の意思では止めようがない。
さてどうしたものかと言ったところで]



………っ、 ばか……。



[揶揄うような口調に
かあああ、と顔を赤くして
拗ねたようにそっぽを向く。

渋々リモコンとバイブ(どうやら防水らしい)を受け取り。
うっかりスイッチが入らないように気を付けながら
彼の手でお風呂まで運ばれるのだった。]

[そんなやり取りをした後に
ひっついて体やら玩具やらを洗っていたら
うっかり再燃してしまうのも必然と言うか。]


……あっ、やっ、そ、それ待って、ぁぁぁっ!?
つ、つよすぎっ♡やぁぁぁぁぁん……っ♡
やだやだ、だめぇっっ、ふぁぁぁぁんっ♡♡


[試していなかったローターの出力「強」で
乳首やら淫核やらをたっぷり弄り回され、
浴室に甘い喘ぎ声が響き渡るのだった。

そのせいですっかり湯あたりしてしまい、
宙のむっつり…とぶつぶつ文句を言いながら
アイスを食べさせるよう要求する三四子が居たことだろう。**]

[イった後の脱力感にぐったりしていると、ショーツを脱がされて秘部に触れられた。
ぬちっ、と音をたて雛ちゃんの指に愛液がまとわりついたろうし、その刺激に声がでた]

……ひぁ

[今度は一緒に、と言われれば頷いて
ボーッと雛ちゃんが準備をするのを眺めて。

見ないでと言われても視線は釘付けになったまま]

[躊躇う様子に、身を起こして手を差し出す]

ん。手伝う。

[着替えた服を脱がせにかかる。
抵抗されないなら容易く剥ぎ取り、
雛ちゃんの秘所を指で確認し、濡れたりないなら指を中に出し入れしたり、濡れた指で蕾を刺激し花開かせたり]

挿れるよ、雛ちゃん。いい?

[確認を取って、双頭の片方を泉に宛てがい
ゆっくりと沈めていく。

中は相変わらず狭いようだが、
引っ掛かりはなく、ずぶずぶとそれは付け根まで飲み込まれた]

[胸の先を優しく弄り、時に軽く摘んだりして反応を確かめる。
どんな声が上がっていたろうか。
浅い呼吸や擽ったげな甘い声くらいで
まだ、そんなに強い拒否の言葉はなかったと思う。

身体に口付けの雨を降らせていきながら
離れ離れになる前より、少し筋張ったなと
隅々まで確認するように、空いていた隙間を埋めるように触れていく。

ゆるゆると降りていき次は下衣に指をかけ]

 津崎くん、腰浮かして。

[そう囁けば下着と共に脱がせてしまい
顕になった熱になんの迷いもなく顔を埋める。

そこが興奮を示していたのなら、ふっと愛しそうに目を細め
先端に啄むようなキスを二、三度落とすとそのまま口のなかに迎え入れた]*

あっ……、ぁ、ぁ…、す、好きじゃ、な……、……んっ、…すき、好きぃ……、、♡、だからっ、い、っぱい、してぇ…♡

[一晩中振動する玩具で焦らしに焦らされて、やっと味わえた解放感に身を任せて、恥ずかしげもなく雄を受け入れる言葉を口にして、震える身でそれを感じ続ける。

その姿を優しく抱き締め、触れられれば、まるで恋人にされているかのように、甘えた声を出してしまって]

はっ……、ぁっ……、ふぁぁっ……!
センセ、やぁ……っ…、えっちになってるモモカの、ことっ……、あんまり、見ない、でっ……、、あっ、ぁ、ぁ、そこ、そこっ……♡

[沢山の責め具がそこら中に転がる中、露わになった肢体を淫らに動かしながら、もっともっととねだり、怒張したソレから解放される時まで、甘い幸福感を味わい続けたのだった…*]

おやおや、素直ないい子にはいっぱいご褒美をあげようねえ。
いっぱいいっぱいおねだりするといいよお。

[後頭部をよしよしと撫でるように抱きしめながら]

見たくなくてもいっぱい見えちゃうし、聞こえちゃうねえ。
ここかなぁ。ゆっくりゆっくり、いっぱい突いて、溶かしちゃおうねえ。

[ちゅっちゅと首筋に、頬に、唇へと口付けて。そうしながらゆったりとしたスピードで轟く中を楽しみながら]

えっちになってるももちゃん、かわい。

[手を取ると絡めとるようにして握りしめて見つめて。そうしながら懸命に腰を振って]

ん、またいくよぉ。ももちゃん…

[再び抱きしめると口づけを落としながら、隙間なく密着して、奥底で果てた*]


   えっ
    手伝う、って…きゃぁ


[見られるのですら躊躇していたのだから、まさか手伝われるまでになるとは思いもよらず。
 触れられ、脱がされ、結局見られて。]


   …ぁあ、あ、あっ
   祥ちゃんの指ぃ…っ


[準備が足りなかったのを補われて。
 秘部の濡れ具合のみならず、心まで用意させられて。]


   もう…ダメな、の……
    祥ちゃん………挿れ、て……


[一緒に気持ち良くなるための前提段階なのに、装着の時点で出来上がってしまって。
 普段の行儀の良さからタガは外れていないけれど、それでも淫靡に腰を振っておねだりしてしまって。]


  あぁああんっ!!


[ぐちゅりと音を立ててディルドが飲み込まれて。
 自分の純潔を捧げた祥子(が装着していた)のよりも太いものを悦びと共に受け入れて。]


   あ……
     ……あ、うん、次は私、だよね…


[このままさらにかき回してほしい欲求に負けそうになったけれど、本来の目的を思い出して起き上がる。
 膝立ちになれば──]



  祥ちゃん…
    私、こんなになっちゃった



[ハーネスなど何もない、まっさらな自分の身体に、隆々とした男性器が生えているのを見せて。
 異様な光景を見られる恥ずかしさはあるけれど、それ以上にこれをこれから愛しい人に埋める行為を想像すれば──自分に嵌め込んだ双頭の片割れを知覚して腰を揺らして……早く挿入したいとせがむようにも見えた。*]

[遮るものがなくなった振動音が大きくなり。
その音源である黒いバイブを中心へ埋め込んだまま。
布地の少ないメイド服を乱して横たわった彼女を見つめ。]


  ただいま。
  ……って玄関で行っても、返事ないから探したら。
  まさか、ひとりで楽しんでたんだ?


[目を細めて。
見てわかる状況を、確認するように聞きながら。]


  こんな太いの入れちゃって、
  この間のバイブより奥まで届くの、気持ちよかった?


[抱えた布団はベッドの隅へ丸めて追いやれば。
ギシ、とスプリングを軋ませて、傍らに腰を下ろし。]

 

  途中のままなのつらいだろ。
  続き、していいよ。

  それとも……
俺の手伝いもほしい?



[熱が帯びた視線で、煽情的な姿を上から下まで眺めてから。
続きを促しながら、手を伸ばして彼女の頬を撫ぜた。**]

[箱からバイブを取り出し。
初めて使った時と同じように
ローションをたっぷりとまぶし、
先端を擦りつけて慣らす。

何度かそれを繰り返して
下肢がどうしようもなく熱くなってきた頃合いで
ぐぷ、と先端を埋め込めば
その圧迫感にぞくぞくと背筋が痺れた。]

(んっ……ぁぁぁっ♡ けっこう、ふと、い……っ)

[そのままぐぶぐぶと奥まで埋め込んで
バイブのスイッチを入れれば
強めの振動が膣全体を刺激する。]

(あっ♡あぁっ♡こ、これっ♡つよ…っ
んぁあぁっ…それに、ぞりぞりっ、してっ♡ ぁぁぁっ…!)

[控えめに抜き差しすればイボイボが膣を擦って
また違った快感が訪れる。
ちょっとだけ、と最初に決めたことも忘れ
すっかり夢中になってしまっていた。]


(ん、ぅぅぅ…っ、 あ、んんんっ♡
 ふぁぁぁ… こ、これ、きもちい……っ
 あ、あ、も、イきそ……っ♡♡)

 

【人】 櫛田 三四子



……ひうわぁっ!?!?!?



[そんな時。
唐突にばさっ!と勢いよく布団をはぎ取られて
ひっくり返った声を上げる。

驚きで一気に絶頂の波が引き、
固まったままぐるりと視線を動かせば、
ベッドの傍らに宙がいて。

自分の荒い呼吸と、バイブの振動音がやけにうるさく響く。
まだ混乱したまま、まとまらない思考を無理やりまとめようと声を絞り出した。]
(16) 2022/11/15(Tue) 23:27:48

あ、え …、 そ、そら……?
え、いつ、帰って…… ?

[彼が言うには声をかけた。らしい。
もしかしなくても夢中になっていて気づかなかったのだろう。]

うぇ、ぁ、 ……っ
いや、その、これは、ち、ちが、くて、…っ

[わざわざ確認するような言葉。
状況を理解するや否や急速に
首から上が真っ赤になっていく。

違うも何も、乱れたカチューシャつきの髪も、
スカートが捲れて丸出しになった尻も、
根本まで埋め込まれて未だ動いているバイブも
ばっちり彼の前に曝け出されているわけで。

どう見ても言い逃れできない状況で
はくはくと口を開閉させて。
次に続いた言葉にぼふっと顔から湯気が出そうになった。]

つっ、続きって……っ

で、出来るわけないだろそんなの…っ!!

[今この時ほど己の迂闊さを恨んだことはない。
てかなんでそんな冷静なんだよぉ!!
心の中で叫びながら彼を睨む。

頬を撫でる手は優しいのに、
視線はどこかじっとりと熱を帯びて絡みつくようで。
その眼差しに煽られて、奥がきゅう、と疼く。]

(ぅぅぅ……っ で、でも……っ ぁぅ…
 はぅぅ…っ、お、おく、せつない……っ ふぁぁん……っ)

[確かに、昂るだけ昂ってイきそこねてしまったから
奥には行き場のない欲情が渦巻き続けていて。

尚も絶え間なく中を刺激し続ける振動に
我慢できずもじもじと小さく腰が揺れてしまう。
喘ぎ声が出てしまいそうなのを懸命に堪え
切なく熱い息を吐きながら暫し葛藤し。]


(〜〜〜〜ッああ、もう!!)


[もうここまで見られてるんだ。
いっそさっさと終わらせてしまおう。
自棄な気持ちでぎゅっと目を瞑ってバイブの根本を握り、
ぐりぐりと掻き回すように勢いよく動かした、

―――のだけれど。]

ぁ、っ んんっ… はぁ……っ
ぅぅ、… ぁぁんん……っ ぅぅぅ……

[見られてると思うからなのか何なのか。
先程確かにそこにあった筈の絶頂感が遠い。
焦燥感と切なさばかりが腹の奥に溜まっていって
だんだんと玩具を動かす手の動きが大胆になる。]

や、ぁ……ぅぅ、なん、 なんで、っ……
さっきは、んんっ、イケそうだったのにぃ……
はぁぁ、 ぅぅぅぅ……っ

[じゅぷ、じゅぷ、と淫らな音を立て
根本まで埋め込んではまた引き抜けば
ローションと愛液が混じった蜜が太腿に垂れる。
焦れてうつ伏せになって尻を高くあげ、
快楽を求めて尻を左右に降りたくった。

傍目には酷くはしたない格好をしていると
気づく余裕もなく
求めたものが得られないことに涙目になりながら。]

[雛ちゃんに隆々とした屹立が生えている様は、
私以外が見たら悪夢のように映るのだろう。

でも、私は頬を染めて]

雛ちゃん、ステキ。

[うっとりと呟いて。
ベッドに仰向けに横たわり、雛ちゃんに向けて両腕を差し伸べた]

来て、雛ちゃん*



[了承に安堵する。
 優しいから、ともすると、嫌がった言葉でやめてしまうかもしれないから。
 もっと、好きならぶつけて欲しい。

 そんな気持ち、わかってくれるだろうか。

 頭を撫でてくれ、髪の毛を、掬いとられ、笑いかけてくれるのは嬉しい。でも、
 言葉にしなくてもわかって欲しいなんて、
 そんな気持ち、そのうちに伝わればいいのに]

……ん

[首に顔を埋められ、指が胸を、弄りはじめれは、
初めは冷たい指先に少し鳥肌が立つ。
背中に回した腕の力は強めて、離さないでと言葉にする]


[それからはこちらの反応を楽しむかのように、
 チカさんの手が身体を這いまわり、
 過敏な反応をした箇所に口づけを落とし、印をつけている。
 一年前、こうやって結ばれてから、旅立ったけれど、
 もちろん、そんなに回数があったわけじゃないから、
 その感触は懐かしさなんてなくて、また、初めてみたいに心臓が高鳴るんだ]

そこ、、や……あ

[本当に自分でもじっくりは触らないような、
脇とか腰骨とか、を指が滑り、震えた場所。
もう、恥ずかしくなって、自分で自分の目を覆う]

チカさん、早く……いや、そうじゃなくてぇ

[むしろ、この恥じらいを飛ばしてほしくて、
 そんな撫で回すより、と思うのに。
 言われた通り腰を上げて、覆う衣類を、取り去られたあと、
 自らの高い温度に、息を乱し、そっと、指の隙間から見ると、
 チカさんが笑いながら足を割って、俺の下肢に顔を埋めるから、
 
 思わず拒絶の声をあげるけど、
 柔らかけ温かな口腔内、包まれてしまうと、快楽に声が上がりそうになって、また、自分で口を押さえた]

 待って、待って、
 そんな、の

[駄目だ。甘い刺激に、耐えようとして、かえって仰け反った。
 それからは、もう、我慢できるわけもなくて、
 全身に力が入り、声はせめてと唇噛み締めたけど、
 そう、時間がかからないうちに達してしまうだろう。


 途中で止められることがなければ]**

 …、ん…“や”?

[口付けを落とし身体に指を這わせていれば
恥ずかしさからだろう、軽い拒否の言葉が漏れる。
本気の拒絶でないことはわかっているから、指の動きは止まることなく。

むしろ胸の尖りを指先で軽く弾いたりして]

 や、じゃないって。
 ほら…ちゃんと素直に言ってみ?

[離さないでと零れた言葉には嬉しげに頬を緩め。
そのまま白い肌に淡い花弁を降らせていく。
触れ合う肌に鼓動はよく聞き取れて
普段よりも早くなっていく心音に、促されるようにこちらのリズムも早まっていく。
この一年、ずっと触れることの出来なかった津崎くんに触れる手が、唇が
ただ「愛しい」だけを伝えるように]

[熱い口の中に迎え入れたそれは、もうすぐにでもはち切れてしまいそうで。
何度か焦らすように動きを止めて、咥えたまま見上げる。
顔を隠して口を抑えて、快感を顕にしようとしない姿に
意地悪をしたくなってしまうのはしょうがないだろ?
根元を軽く握ってしまえば、出したいものは出すに出せず]

 ん、…早く?待って?
 どっち?

[低い声で囁き落としながら、堰き止めたままの熱を
本人に見せつけるように舌先で舐め回しながら見上げ
意地悪な問いをかける。]

 聞かせて、津崎くん──

[噛み締めた唇から言葉がこぼれ落ちるまで
じゅぷじゅぷとわざとらしく水音を立てて、その熱にしゃぶりついて]**

―松風宅にて その後―

……はふぁ、ぅ……。ん、ぅん……

[拘束を外された後も、何度も身体を重ね合って、流石に疲れ果てて横たわりながら、ぼんやりと虚ろな目をしながら縁側の方の障子へ視線をやっていた。

もう高くなった陽の光が、汗だくになった裸体となんだかんだで使われていった道具達を照らしていて、淫猥な有様の中にも妙に爽やかな雰囲気を浮かび上がらせていて]

……センセが、ホントにこんなヘンタイだとは、思いませんでしたよぉ……。……しかも、キチクだしぃ……。

[うっかり遊び半分で注文してしまったことが、こんな結果になるなんて思ってもいなかったけれど。……実のところ、嫌だったとか、怒っているとか、そんなことは全く思っていなかった。…それはそれで、なんだか癪だったりもするのだけど。

明かりのついていない部屋の中で、少しだけ身体を起こして、近くに脱ぎ捨てられていたジャージを胸のあたりに当てて肌を隠しながら、先生の方へ目を向け]

……きょ、今日のことは、誰にも内緒、ですよ……?
それでなくても、センセ、女の子連れ込み罪で、タイホされてもおかしくないご身分なんですからねぇっ?

[いつも通りの軽口を叩いて、いろいろと元通りに振舞おうと思ったけれど……、顔を見ていると、どうしてもさっきまでの甘い時間と、自らの恥ずかしい痴態が思い浮かんでしまって…、…顔を赤らめて、ぷいっとそっぽを向いてしまうのだった*]



………ッは

[こちらが必死に耐えてるなんてことはお構いなしに、
胸野敏感なところを弾かれて、
声が漏れでる。
目を閉じて、それでも我慢しようとするのに。
意地悪な囁きには、それでも口をつぐんだ。

別に受け止めることに抵抗はないけれど、
何かこう、余裕ぶった態度を取られると、
まあ、変な意地もでてくる]

くッぁ

[でも、性器包まれれば、
それはもう、腰がゆらめいてしまうわけで、
すぐに高まるものなのに]


あ、も、なん、でぇ

[達するまであとちょっと、というところで、
刺激は緩められ、ずぶりと、緩い甘さだけに焦れることとなる。
身を捩らせて、顔を真っ赤にして、
下肢で楽しそうな声をあげる人を、恨めしそうに見たつもりだけど、同時にまて刺激が入ると、仰け反った]

…………

[聴かせてといわれ、目を逸らした。
イかせてくれないなら、
自分で触ろうと手を伸ばす]

…………あ

[でも、わざとらしい水音に、また、快楽は高まり、
 あと少し、で、また離されるのを繰り返されるのか。
 そして、ついには顔はぐしゃぐしゃになり、
 ぽろぽろと涙を、流し始めながら]

イかせてくださ、い。
意地悪、しない、で、くだ、さい。

[情けない顔で懇願する]**

[言い逃れできない状況に青くなったかと思えば。
今度は一気に茹蛸みたいになった顔に。
余計に睨まれるとわかってても、ぶは、と思わず吹き出してしまう。]


  ついさっきまで、してたのに?


[そんなの今更だろ、とくつくつ笑いながら。
ひとしきり笑ってから頬を撫でていた手を滑らせて。
睨む彼女を宥めて機嫌をとるように、ふっくら美味しそうな唇を親指でなぞった。]


  ……出来ないのは、俺に見られてるから?

  この、かわいくてえっちな服とか
  俺に見せるために着てくれたのかなって、期待して
  急いで帰ってきたんだけどなー。


[その間も、バイブは止まらず動き続けて。
ほとんど隠れてないスカートを纏った彼女の腰が、もじもじ揺れるのをちらりと見やり。]

[意を決したように、目が閉じられて。
再びバイブを握った彼女の手が、動き始めた。


  そう、その調子……みよこ、かわいいな。


[ちょっと前まで、自分の指をいれるのもためらってたのに。
再開してしまえば、羞恥心より快感が勝ってくるのか。
気持よくなれる体勢を探すように、だんだんと手の動きも格好も大胆になっていく。

衣装も写真で見た時やばかったけど、実際見ると更にやばくて。
ほとんど大事なとこは見えてるメイド服を乱し、快感に悶える姿はたまらなくやらしく、かわいくて。
そんな痴態に、無意識にごくりと喉が慣った。]


  あんま、そっちの趣味ないと思ってたけど……
  三四子になら、ご主人様って呼ばれてみたいかも。


[それでも、彼女に望まれなければ手は出さず。
ひとりで悶えて頑張る彼女の邪魔をしない程度に、時折、褒めるように頬を髪を撫ぜていたけど。
なかなか、絶頂まではいけないらしい。]

[犬か猫みたいな格好で、懸命に尻を振り。
ベッドにうつ伏せた顔を押しつけながら、だんだん苦しげになってきた表情へ、気遣う視線を向ける。

ひとりえっちに耽る媚態は、まあまあ堪能させてもらったし。
そろそろ手を出してもいいかと思いかけた時。

ギブアップする彼女に、涙目でねだられ。
ホッとした安堵と、甘えられた嬉しさとで、顔が緩み。
恥ずかしそうに染まった目尻へ、ちゅ、と唇を押し当てた。]


  ……頑張った、ご褒美。
  さわって欲しいとこ、こっちに向けて?


[お尻をこちらへ突き出すように、促して。
頑張って移動してる彼女の隙をつき、段ボール箱から小さめの玩具をひとつ持ち出そうか。]

[目の前で揺れる形のいいお尻の真ん中。
根元までずっぽりバイブを飲みこむ花弁を、指でなぞり。
奥で少し膨れていた淫核を、やさしく撫で。

今のままでも十分ぐちゃぐちゃで濡れてるけど。
太腿まで垂れてた蜜をすくい上げれば、更に念入りに塗りつけて。]


  ……ここ。
  ローターで弄りすぎたかもって心配してたけど、
  大丈夫そうだな……よかった。


[小さい水風船みたいなゴム製玩具の、風船部分を指で潰し。
小さな丸い口を淫核へ宛がった。]

[所謂、クリキャップが。
ぴたりと突起に吸い付いたのを確認して。
ゆっくりと手を離せば、ゆらゆら揺れる玩具を興味深そうに、つんっとつつき。]


  みよこ、これ好きそうだなって思って。
  つけた感じ、どう?

  ……気持ちよかったら、いっぱいイって。


[楽しげに、新しい玩具の感想を聞いてから。

高く上げたままの腰を落とさないように片手で支えて。
バイブの根元を掴めば、絶頂を促すようぐりぐりと動かした。**]

[自分だってこれ単品だったら良い夢か悪い夢か判断しかねる。
 いや、もしも昨日までに見た夢であれば悪夢の方で受け取っただろう。

 実物を見たことすらないものが自分に生えていることが──愛しい人にステキと言われ、望まれ招かれているのだ。
 起き上がった当初は重力で抜けてしまわないか心配もあったが……目の前にいる祥子を見て身体が勝手にディルドを締め付けて。

 追加のローションを塗り、妖しく照らされる屹立をあてがうと。]


   祥ちゃんの…もらうね?


[囁いて、自分がされたときのペースを参考にしながら腰を沈めていく。]

[長さ的にはまだまだ余裕があるところで抵抗を受ける。
 ちょっと戻して、今度は少し勢いをつけて突きこむのを繰り返す。]


   …あっ、あ、あっ


[先端が衝撃を受ければ、それがディルドを伝わって反対側の自分の膣内が深くノックされて。
 純潔を奪おうとする瀬戸際が自分に快楽をもたらせてきて、気持ちよさに甘い声を漏らしながら腰の動きが大きくなっていく。]


   んっ、あっ………んんんんっ!?


[次第に強くなっていく動きはやがてついに突き破って、はずみで深く突き入った。*]

[私の身も心も、元より雛ちゃんただひとりのものだけれど
雛ちゃんは自覚していないようだから、ここでしっかりと意識してもらおう]


うん、私をもらって、雛ちゃん!

[今度は脚も自然と開くことが出来て、入口に硬いものが当たったあと、メリメリと中を開いて入ってくる。

それは人工のものだけれど、今は紛れもなく雛ちゃんのモノで。
そうでなければ、もっと異物感があって、ずっと痛いはず。

私の愛液が、ローションと混ざり合って、
結合部の隙間から溢れるほど
滑りを良くさせていく]

〜〜っ あっ あっ ちょっと良く なって
あ ぐぅ

[快感を覚えた後の痛みに身体を堅くして
雛ちゃんにしがみついて
唇を噛んで叫び声を飲み込む。

相互に繋がれた悦びにうち震え、涙を零した]

私の中に雛ちゃんがいて
雛ちゃんの中に私がいるよ。

すごいね。
でも、生まれる前からずっと
私たち、結ばれてた気がする。

[涙を拭って 笑って
両手で雛ちゃんの頬を挟んだ*]

[痛みと快感に耐えて噛む唇に、顔を寄せる。
 頬を手で挟まれて、すぐ近くで愛しい人の顔を見つめる。]


   祥ちゃん…
      一緒に、気持ちよくなって…?


    んん…ちゅ…んっ、
     はぁ…んっ、んじゅ…
 

[そのまま口付けて、舌を差し合って。
 二人の絆のように、上でも下でも繋がり合う。]

[お互いの身体の一部となったディルドを互いに突き合う。
 祥子の最も奥に当たれば、ストロークの残りの長さのぶん自分の中が大きく出入りする。
 愛しい人を気持ち良くすることが自分が気持ち良くなることとイコールになって、律動はさらに強まっていく。]


  あぁっ!あっ!あっああっ♡

  祥ちゃんのおちん…ちんっ
  気持ち…いぃ…よぉっ


[二人は一心同体で。
 だから一緒に気持ちよくなるなら、甘美な嬌声を我慢してはいけない。
 自分が気持ち良いぶんだけ相手もそうなのだから、より大きく広く自分を開放していく。*]

うん、一緒に。

[目を閉じて、繋がり合う唇と中に意識を集中する]

ちゅ ぢゅっ はぁ あぅん♡

雛ちゃん 雛ちゃ あああ

[雛ちゃんの動きを邪魔しないように
下から突き上げる。

中が擦れて
雛ちゃんの卑猥な言葉が間近で聞こえて

気持ちも身体も熱気が高まって]

あっ あっ 雛ちゃん、なにか なにかくるっ

[雛ちゃんにしがみつきつつ、中もぎゅっと締め付けた*]

[くすくすと笑う宙は何だか少し意地悪くて、
睨む眼差しを更に強めたけれど、
迫力なんてものは到底なく。
優しく唇を撫でながら問われて言葉を詰まらせた。]

あっ、当たり前だろ…!

……そ、それ、は…っ でも、

[見せるためというか、
送った自撮りの反応が良ければ
また改めて彼の前で着てもいいかなとは思ったけれど。

そも自慰を見せるつもりまではなかったわけで。
先程の自分の行動がこの事態を招いているのだと知り
墓穴っぷりにうぐ、と呻く。]


は、……ううっ…… ぅぅぅ……
んんんっ… はぁぁっ……!

[意を決してバイブを動かせば
確かに体は昂っていくのに。

見られているという事実が
無意識にストッパーをかけているのか
絶頂までは辿りつけなくて
どんどん腹奥に快感だけが蓄積していき
くしゃりと切なく顔が歪んだ。

もういっそ犯してくれればいいのに、
なんて思考が過るけれど、
彼は優しく髪や頬を撫でるだけで。

堪らなくなって助けを請えば
目じりに優しく唇が落ちて
それだけで感じ入ってしまい。
ぞくりと震えて秘所がまた蜜を零す。]


……ん、……っ

[もう意地を張る気力も残っていなくて
言われるままに四つん這いで
彼の方に尻を向けた。

花弁はずっぷりとバイブを咥えこんで
ひくひくと切なく震え、
隙間からローション交じりの愛液が
後から後から溢れて太腿を汚している。]

あっ……んんっ…… はぁぁ…っ
……そ、ら…?

[淫核にぬるぬると指腹で
愛液をなすりつけられ、
敏感になっている体がびくりと跳ねる。

何かをされている感触は感じるけれど、
視界には映らず、不思議そうに彼の方を振り返り]

んんんっ!?!?あぁあっ!?♡
な、なにこれぇっ や、やぁぁぁん!

吸い付いて……っ、は、離れな、♡ 
や、ンンンッ、つ、つよいっ♡ だめぇ…!

[淫核に何かが張り付いて、
きゅーっと圧迫されるような感触に
大げさなほど腰が跳ねた。

キャップに覆われた淫核は
吸引されてぷっくりと膨れ上がり、
じんじんと甘い刺激を伝えてくる。]

ふぁぁあっ ぁぁん!

やぁぁぁっ、そ、そらぁぁっ……!!
お、おく、ぐりぐりっ♡ふぁああっ、きもち、いい、よぉっ…!
ぁぁぁぁそこ……そこ、もっとぉ…!!♡
イく、イくぅぅ… っぁぁぁぁ!♡

あっあっ、ん゛あぁぁあぁぁぁぁぁん!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ♡♡♡



[淫核を刺激されながら、一緒に玩具でぐりぐりと
とろとろに蕩けた膣肉をかき混ぜられて
堪らない気持ちよさに頭の奥が真っ白になる。

やっと与えられた深い快感に
甘く長い絶叫を響かせ
きゅうきゅうと玩具を締め付けながら
高くあげた尻をはしたなく振りたくり。

ぷしゅ、と潮をしぶかせながら
先程までイけなかったのが嘘のように
あっさりと絶頂に達してしまった。**]

おやおやあ、君、前から私のこと、なかなか挑発的に言っててくれたじゃないかあ。ははは、言葉通りにしたまでだよお。

[ぷはーとおいしそうにタバコを吸う]

そうだねえ、内緒だねえ。
ははは、そりゃあお互い世間に公表はできないよねえ。
でも、別に未成年じゃないんだから、君さえ良ければ大丈夫だろう?

[にっこり笑って手招きして]

ま、また気が向いたらしようねえ。

[ぽんぽん、と頭を撫でた*]

[お互いが腰を振るたびに淫靡な声と水音が双方から鳴り響く。]


   あっああっ!
    祥ちゃん…好き…好きぃ…っ!



[腰を振って、前後して、最も接近したところを擦り付け合って。
 突き込みの反動と突き上げによって今まで以上に激しく中を擦れさせて。]



   祥ちゃん……
    わ、私も……もっと凄いのが…っ!


    あっあああっ、あっ、あっ…!
       いっ、いく──…!



[目も開けていられず、夢中でしがみつくように抱き締めて。
 世界が真っ白に溶けていく中、触れている祥子の身体だけが自分の全てになりながら、お互いの果てまで快楽を届けようと強く深く腰を打ち付けたところで──]



   あっ、あああっ!
    祥ちゃんのが出て…あぁああああっ!!


[激しい腰使いで限界まで圧力が高まったディルド内の回路が開き、偽白濁ローションが勢い良く……鈴口にあたる穴から膣内にびゅるびゅると噴出した。
 この液体が偽物で、ましてや女同士の契りだけれど──それでも、愛しい人に真の愛を注がれた感覚に打ち震えながら果ての果てまで高登った。*]

うん、私の中にも、雛ちゃんのがっ♡

[同時に高みに登って、中に温かいものが注がれた。液が人肌くらいの温度に保たれる設計がなされているのか
ふたりの熱気にあてられて液まで温かくなったのかは、私は説明書を読んでないので定かでは無いけど。

疲れて私に伸し掛る雛ちゃんの体温のほうが愛おしい。

乱れた髪を指先で梳かして整えてあげながら

お互いの荒い呼吸が少しずつ落ち着いていくのを聞く穏やかな時間。

落ち着いたらのろのろと後始末を。

濡れたシーツを、お日様の匂いのシーツに替えて]

もう少し眠ろうか。いい夢が見られそうな気がするし。

愛してるよ、雛ちゃん。

[並んで、くっついて布団に入って
寄り添って眠った。今度こそ、朝まで**]

[なぜるだけでも、びくびくと腰を跳ねさせる、敏感な淫核。
愛液とローションで十分濡らしたそこは、ちゅぱ、とキャップの中に難なく吸い込まれて。
振り返った彼女が、大きく腰を跳ねさせた。

だめ、なんて言うけど、苦しげだったさっきよりずっと気持ちよさそうで。
そういえば口で弄った時も、吸い上げると反応がよかったから、手は止めずに。
膨れ上がってきたのかぴたりと納まり、ぶらぶら揺れるキャップをトントンとやさしくつついたり、軽く引っ張ったり。
指とも振動とも違う新しい刺激を、たっぷり教えながら。

同時に、根本まで刺さった玩具も動かせば。
快感に染まった嬌声が、甘さを増し。]


  ふ……みよこがほしいだけ、あげるから
  いいよ……── イッて。


[ねだるように呼ぶ声に応えるように、バイブを彼女の望んだ場所へ強く押し当てたなら。]

[ぷしゅ、と音がして。
透明な液体を噴き出し、無茶苦茶に振りたくられていた尻が止まった。]


  あ。


[バスタオルひいてない。
と気づいたけど、時は既に遅し。
服にも飛んだ潮は、ベッドや服を濡らし。
愛液と混ざって太腿を垂れて落ちていく。

後片付けは大変そうだけど、今は嬉しそうに目を細め。]

[ちゃんと絶頂を迎えられた彼女を褒めるように、腰を撫ぜ。
ぴくぴくと小さく跳ねたあと、弛緩して落ちる下肢を濡れるのも構わず支えたなら。
振動を止めたバイブを、抜き取った。

そうして。]


  みよこ……
  次は、俺もみよこで気持ちよくして。


[四つん這いで突き出しされた双丘の間へ、避妊具をつけた熱源を擦りつけ。
まだ痙攣が止まらない膣壁を、ゆっくり奥まで隙間なく俺で埋め直したなら。

深く息を吐いて、背中にくっつくように抱きしめ。
首筋を甘く噛み、肌を吸い上げて。]

[満ち足りた脱力感の中で微睡んでいるうちに一心同体のふたりの肉棒が互いから抜け落ちると、注がれた精が零れそうな感覚に思わず両手で秘部を覆い隠して蓋をする。」

  きゃ…

  こっちでは飲み込めないんだね

   せっかくの祥ちゃんのなのに


[なんてさすがに無理な話ではにかんで、 祥子にお手入れするまで体を丸めて保持し続けたり。

 後始末が終わると今度こそ朝まで眠りに…..

 体は疲れ切ってい るけれど、夢ではまたきっと逢っているはず。

 そして翌朝は熱い夜を思い出しながら酷く丁寧な感想とかレビューとか……商品カタログ送って欲しいとか要望を書き連ねた。
 ……もしかしたら、惚気たかったのかもしれない。]

[そして月日が流れ…
 水宮家のお嬢様は単身で海外旅行に行く計画を立てた。

 もちろん不安材料だらけで反対に遭い……狙い通り、祥子を同行させることで着地させるのに成功した。


 美しい海に囲まれた、小さな島。
 丘の上の、小さなチャペルには他に誰もいなくて。

 ステンドグラスから差し込む光を浴びて……ウェデングドレスに身を包んだ二人が向かい合って。]