人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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視点:


 
[どうしてだか今日は
 事を荒立てる気にはならず、
 気配を殺して、機を待つこととした。

 壁に背を預け、腕を組み、
 微動だにせずに
 どのくらい経った頃合いだったか。]
 

 
[通り過ぎようとする彼の手を掴んで
 自室に引き入れ、
 壁と扉と腕の狭間に閉じ込めて、]



   
──────ジャック




[耳孔に吹き込む。]
 

 
[欲望を解放させるのと同時に
 また、追い上げ弾けさせる瞬間に
 名を呼び
 体に覚え込ませた。

 何度も、何度も何度も、繰り返し。


 情動を目覚めさせるべく
 あの日々と同じように、
っぽく。]*
 

 
[部屋風呂で大欲情とかふざけたことを考えたが
 想う相手と二人きりとはいえ
 そんなことにはならなかったと思う。

 ……たぶん。

 だって自分は────…]
 

 

    ……ッとうが、さ……ッ


[シャワーで盗み見るたび
 貴方に抱かれてみたい、って願ってた。
 家に帰れば目に焼き付けた肉体を瞼の裏に描いて
 名を呼びながら前を擦り
 後ろには玩具を入れて捏ね回す。
 そうやって何度妄想で汚したかわからない。]
 

 
[だけど、好きなのに。
 好きなはずなのに、彼では足りない、届かない。

 的確に善い所を抉ってくれる機械に
 じわじわと追い詰められ続けて、焦れて。

 最後の一歩を押し上げてくれるのは
 いつだって────…]


    ……っ、イノセント、さま……ッ
    あ、イキ、たい……イキたいです……ッ


[こんな玩具ではなくて
 あの逞しいもので
 腹側の浅いところと奥をごりごりと抉って欲しい。

 オレの名前を、呼んでほしい。]
 

 
[記憶の中のあの人の唇が動いて、それで]


    ────……〜〜ッッ


[毎日の様に、こうやって慰めていた。
 だけどもっと強い快楽を識ってしまっている身体は
 これだけで満足するわけもなく
 熱は燻り続けて……]
 

 
[どこか消化不良な心地で廊下に出て
 歩き出したところだった。]


    ……っ!?


[隣の部屋の扉が開いたかと思うと
 手を強く引かれ、部屋の中に引き込まれていた。

 自慢じゃないが体躯には恵まれている。
 拐われる想定なんてないから
 咄嗟に声を上げる選択肢は思い浮かびもせずに。]
 

 
[吹き込まれる、熱っぽい声。

 
ドクリ、


 頭で理解するより先に
 身体が、細胞が憶えている。]


    ――……ッ、
ン、っぁ……ッ



[咄嗟に胸を強く押して離させようとするが
 ゾクゾクと背筋が震えて、
 腹の奥が切なく収斂してしまう。

 ――イノセント。

 きつく睨みつけ歯を食いしばれども
 軽く達してしまったのは
 その前に漏れた甘さを含む声と震えから明らかだった。**]
 

──さて。のんびりしようか。

[うーんと両手を天井に上げて背伸びの運動。さんしー]

一年前の丁度今日なんだよ。
今年も色々あったねぇ、って君に話しかけたの。
君は憶えていないかもしれないけれど……
君のおかげで幸せな一年だったよ、ありがとうね。

というわけで
差し当たり君の(使う予定の)お布団くんをいつも通り寝取っておくかな……

[ごろごろぐでぐで。そういえば君は枕が変わっても眠れる人だったかな?僕はあまり眠れない方なんだよな。
でも君が居てくれたら眠れるのかもしれないね。]

 出会ってもうすぐ二年。付き合い始めたら一年か。

[お湯をすくいあげるようにしては零し、立ち上る湯気が空に吸い込まれていくのを見上げながら呟く。

付き合ってから、クリスマスパーティーがあり、その後の映研の部長決め等も恙なく終えつつも、皆特定の誰かに向ける眼差しに熱を孕んでいるように見えたものだが、傍目に見ても自分はそうだったのだろうか。
その後も美術学部の手伝いがてら編集をしたり、映画館デートにいったりとしていくうちに、杏音の誕生日を迎えた。自分の誕生日はといえば付き合う少し前、10月だったからしばらく先だな。なんてこともあったか。
卒業してった先輩や、新しくやってきた後輩。冬から春への変化は一つの約束の日の訪れることも意味していた]

― 回想:春 ―

[穏やかな陽気に新しい出会いとか別れとかがあるとかないとかいう春。
寒さを越えた先に生命が芽吹く、そんな美しさや爽やかさとは似つかわしくない無精髭な男は仰々しく礼をとって]

 お迎えにきましたよっと。マイ ディア……

[いい加減なのか畏まっているのか、おどけた態度や皮肉気な笑みは大概変わらないものだが、親密に踏み込んだような言葉をかけるのは一人だけ。
そんな先輩は後輩の恋人を迎えに来たのであった*]

── 麗らかな春の日 ──

[お風呂に浸かりながら、先ほどの先輩の言葉を思い返して。
先輩は自分の言葉を吐くとか言ってたけど。
付き合い始めの頃の、気障な態度を思い返してくすりと笑う。
あれはそう。約束した花筏を見に行く日。
先輩は家まで迎えに来てくれた。
お道化た態度に気障な言葉。
私は何時ものようにはにかんで。]


ありがとうございます。空先輩。


[どこかのお姫様のように手を差し出して。
空先輩が繋いでくれるのを待った。
体と同じ、大きくて厚みのある手。
包まれたら、何処にいるよりも安心するし……
少し、落ち着かないような気持にもなる。]

[如月駅まで並んで電車に乗って。
街並みは、麗らかな春の日差しに満ちていた。
川沿いを歩けば、桜並木が見えてくる。
淡い
色の花が視界一面を覆って。
流れる川面には花筏が浮かぶ。
対岸の岸辺には
菜の花
が咲き誇り。
ぽかぽかと温かい。麗らかな春の日がそこにあった。]


気持ちの良い空気ですね。


[胸一杯に息を吸い込んで。
白ともピンクともつかない淡い花が、はらはらと散るのを見上げる。
冬は人気の無かった川沿いも、花見客で賑わいを見せて。
子ども達の笑い声がこだまする。]

[先輩を見上げて、微笑みかけて。
春の日を、先輩と一緒に過ごせて、嬉しいと。
きっと顔にかいてある。]


……先輩。お弁当作ってきました。
お花見しながら、食べましょう?


[何時かの約束。
朝早起きして作ったお弁当。
先輩が喜んでくれると良いなって。
小さくはにかんで、繋いだ手をきゅっと握った。*]

── 麗らかな春の日 ──

 お手をいただき光栄の至り。

[なんて、道化た態度もここまで、下手なウィンクを一つ杏音に向けて、お姫様の手をとって]

 そいじゃあいこうか。

[荷物持とうか?なんて聞きながらも手を繋いで電車に乗って如月駅。
改札を抜けて去年の眺めて約束した春の如月川。あの時から一歳大人になった彼女とともに向かった]

[冬の景色とは違う陽気と朗らかな人の集い。
彼らは自分たちと同じで川辺に咲く桜。散った後も短い生を存分に魅せてくれる花筏を楽しんでいるのだろう。]

 ああ、晴れてよかった。雨は雨でもいいが、どうせなら賑やかな光景ごと過ごしたいからな。

 大切に楽しむことができる場所なんだなってわかるしな。

[特に子供の笑い声も、少々ぐずって泣く幼い子の声もよいものだ]

[そんな人ごみだ、自然とはぐれないように、そして慌てないように腕どころか杏音の肩があたるほど近くまでそっと引きながら、ゆっくりとした足取りで紅や白、菜の花の黄色が混じった風景を楽しんでいて]

 お、その荷物はそういうことだったか。

 断る理由がないな。ごちそうになるぞ

[ぎゅっと握って愛らしくはにかむ杏音を見て]

 ところでそういう健気なところも可愛らしいとこだって思うんだが、そこのところ杏音はどう思う?

[なんて普段から自分を可愛いといって憚らない杏音に、可愛いと思った要素を口にして笑みを返した*]

[子どもの声に相好を崩す空先輩に、ふふっと笑いかけて。]


雨が降ったら、桜が散っちゃうから。
散る前にこうして一緒に歩けて嬉しいです♪

大学の講義が空いた時間とか。
ほぼ毎日この道を歩いてるんです。
……先輩も、時間があったらお散歩ご一緒しませんか?
桜が咲いてる時期だけで良いから。


[ダメ?と問いかけて。
前、甘やかそうと具体例を挙げた時よりは、難しい事は言ってないはずだけれど。
あの時挙げられた例は極端すぎたから。
少しだけ、緊張しながら。
繋いだ手に、力が籠った。]

[お弁当を快諾してくれた先輩が、少し意地悪な質問をしてくる。
むぅとほっぺを膨らまし。]


……ぞ、存分に。
惚れたら良いと思います。


[呟いたら、ツンと顔を上げて、少し大股で歩く。]


お弁当。美味しくてほっぺ落ちてもしりませんからね!


[憮然とした顔で告げるのは、憎まれ口だ。]

[点々と川原に座る人達の中。
自分達もレジャーシートを広げて。]


どうぞ。


[差し出したお弁当。
ゆで卵の牛肉の甘辛巻き。
ミニトマトとブロッコリーとチーズのミニ串。
紅白の蒲鉾。
鮭と、昆布と、塩むすびのおにぎり。
どこか定番とはずれたお弁当は、自分が小さい頃、母が運動会で作ってくれたお弁当。
小さなお重に入ったお弁当を、先輩に差し出した。*]

 確かにこれを見る前に散ってたらもったいなかったな。

[後で杏音とともに写真にでも残そう。そう思えるぐらい幻想的とは真逆の身近なところで美しい光景だったが]

 それは初耳だな。なら一日毎の変化を杏音は見てたってわけか。

 いいぞ、桜の咲いていない時期は別のとこいったっていいしな。

[甘えるような問いかけに、否なんてまったくなかった。
前にとんでもなく極端な例をあげたわけだから、それに比べれば、というものであった。
だけれども遠慮がちに緊張をしているのが手からも伝わったので]

 俺だって傍にいたいんだぞ。

[できるだけ優しく囁く。
実際二人でいる時間を求めて、ついつい家にこないか?なんて誘いだしたのだが、今のところ半々ぐらいだものな]

 オッケー、素直に惚れておく。彼女がとても可愛くて幸せだなぁ。

[つんっとした杏音をみて笑みがこぼれながらも嘘ではないことをからかう口調でいう]

 ほっぺ落ちたら髭もなくなるし気をつけないとな。

[大股で歩く杏音に追いつけるように少しだけ足を速めつつ、そんな健気で素直じゃなくて愛おしい恋人が好きだなぁと心中で呟くのだ。恥ずかしいからな]

 ……それはエッチじゃないか?


[周りの客室から見えないとはいえ
目の前には雪景色。外であるのには変わりない。
解放感溢れるかもしれないが、好きな相手が全裸でいるのに欲望を抑えられる自信なんてないと本音を訴えればよかったのだが、そういえばと、以前…蛍を見に行ったときのことを思い出して、彼はもしかして露出の趣味があるのだろうか。と明後日の方向に思考を飛ばしてしまったのが運のつき]


 勝った方が露出プレイ?


[ただこの時期だと寒くて、風邪を引きそうだと真面目な顔で言った。*]

[そうこうしているうちにお昼時。
人々に混ざってレジャーシートをともに敷き、風でとばないように四方に手頃な石を置く]

 おぉ

[お菓子はつくるらしいと聞いていたが、料理についてはあまり知らなかったし]

 思ったのとは違うメニューだな。

 っと悪い意味じゃないぞ、上手く言えないが考えられたメニューだなってな。

[定番とは違うという意味もあるが、メニュー選びが、冷えても美味しいもの、外でも食べやすいようなサイズのもの、手で食べれるもの。そういった外で食べることを考えての気遣いのあるメニューだ。
差し出されたお弁当を手に取りつつ、お茶の用意も万全な杏音に]

 何から何まですまないなぁ。

 じゃ、頬っぺた落とさないように気を付けるな。

[なんて老人めいたことをいいながら、だらしない先輩はちゃんと手を合わせる。]

 いただきます。

[恋人の手作り弁当で一緒にお昼である。]

[おにぎりを食べ、紅白かまぼこをかじり、ゆで卵の牛肉の甘辛巻きをもぐもぐ]

 恋人の手料理を食べて、美味しい、結婚してくれ。とか、良いお嫁さんになるぞ。とかいう言葉って急激すぎてなんか違うよな。

[などと、違う話題をついつい口にするのは照れ隠しであることをもしかしたら知られているかもしれない]

 美味しいし、食べやすい。…ありがとうな、杏音。

[ちゃんと口の中のものがなくなったあと、感想とお礼をいいながら、また串にささった野菜とチーズの串を頬張り]

 普段から料理している、とは聞いてなかったけど隠されてたか?

[実際に美味しくて、そんな杏音の事情を聞くのであった*]

負けた方が勝った方の言う事を聞くのか。
それはいいな。

[負けるつもりはなくて、にやりと笑っていたが]



 ―――へ?


[なんでエッチという発想になるのだろうかと。

想像していたのはフィンランドなど北欧でよくあるサウナ。
男も女も全裸でサウナ部屋にこもり、躰が温まりすぎると雪の中を走り回って体を冷やすというあれである。
それを繰り返すことで新陳代謝を高めて健康になっているのだから、そりゃ頭は冷たい外に出てはいるが、温泉でも長時間温まれば体温は上がって同じ効果になるだろう。

そう思っていたのに。
しかし恋人はよからぬことを考えているようで、慌てて首を振る]

 違うから!!



[そんなこと言うんだったら却下だ、却下!ときゃんきゃん喚く犬のようだ。

それに彼と風呂に入ってるとしてそれで我慢大会だなんて、その時点が既にアウトなのではと思っていたのもあった。
ただ湯に浸かっているだけでは、自分はともかく夜長は黙ったままでいるような男ではない。
絶対何かしてくると思っていて。それでゆだるようなことをしたとしたなら、雪合戦するような時にはもう、そういう欲求はなくなっているのではと思ったのもあって。

どちらにしろ、二人でいちゃつくのが前提すぎて、恥ずかしくなった*]

[俺だって傍にいたいんだぞ。って。
先輩の言葉に赤くなって言葉に詰まる。
気障な言葉なら笑えるのに。
ふとした時に、言葉に詰まって固まってしまう。

部屋に誘ってもらって。
最初は自分から行きたいって言ったのに。
ドギマギしてしまって。
不意に強く意識してしまって。
お誘いを2回に1回は断ってしまってて……。
嫌われたく無くて、誘われなくなるのも寂しくて。
お断りした後は毎回凹んで。
もう1度誘ってもらえたら、勇気を出して受けるのだ。

一緒に居るのは好き。
2人で居るのも好き。
先輩を甘やかしたいって思う。
でも甘やかされるのは……、やっぱり少し苦手だ。
心臓が煩くて、自分を保てないんだもの。]

[先輩の憎まれ口には、べーって舌を出して。]


本当に落ちたりはしませんー。


[なんて、まるで子どもみたいなやり取り。
そんな憎まれ口の応報を繰り広げて、少し心を落ち着かせて。
何時もの笑顔になんとか戻るのだ。

……別に、お髭だけで好きなわけじゃないんだけどな。って。
思ったけど口にはしません。
お髭も好きなのも本当なので。
賢者は沈黙の尊さを知っているのです。]

[先輩とご飯を食べるのは好きだ。
自分も一緒に手を合わせる。
お弁当を楽しんでくれる先輩に。]


ありがとう。母のメニューなんです。
運動会の時、家族で食べるの。ご馳走でした。


[嬉しそうに笑うと、自分もおにぎりを口にして。]


その台詞を言う人は、食べる前から相手に惚れてるんじゃないんですか?
まあ、料理が下手でも結婚したいと思ってくれるくらい、惚れられたいものですけどね。
『俺が杏音を食わせてやるー。』みたいな。
あ、それじゃ稼ぎの話しになっちゃうか。


[マフラーの話しといい、相変わらずどこかロマンティックが足りない。
そんな現実的な杏音さんは、2年時に学科をしれっと変更していた。]

[普段料理をしているのか聞かれたら。]


いえ。普段は母に甘えてます。
母の料理が一番美味しいので。

でもカレーとか。簡単な物は時々作ったり。
早く家に帰れた時は、お手伝いしながら教えてもらったりはしてます。
我が家は皆大げさに褒めてくれるので。
やっぱり喜ばれると嬉しいから。

だからまあ、あの……。
ありがとうございます。
喜んでくれて、嬉しいです。



[ポツリと言って。
大きな口で、はむりとおにぎりにかぶりついた。*]

 ああ、運動会のか、どうりで食べやすいわけだ。
 ……嬉しそうだな、杏音。

[料理の味付けの工夫としての食べやすいという評価とともに、過去を思い出してか嬉しそうな笑みな杏音を微笑ましく見つめ]

 確かに言えてるな。もう言うことありきって感じだ。
 実際胃袋を掴まれたっていうぐらいの感動があるだとか、料理の味関係なしにってのはあるのかもしれんがな。

 いや、それは経済的なものだろ。

[稼ぎだな。って同意しつつ、ロマンチックなシーンというのには少々理解を得られないものがあるのは似たもの同士ではある、なんてあっさりと同意が得られたが]

 でも一部思えるところがあるな。
 一緒に食事を取ってるときの互いの空気間が好きだとか。

 後……食べ物を粗末にしないとこを好ましく思うとかな。

[丁寧な所作で食べれなくても大事に食べることってのは重要である。特にこうして作ってもらったものとかな]

 大袈裟にほめてくれる…なんとなく想像がつく。

[思うに堂々と自分を可愛い。というのは、普段から――それこそ家族から言われなれているのだろうなっていうのは、時に出てくる家族の話題も含めて想像されていたことだ
と、料理の説明を聞きつつ真っ先に思ったことを呟いて]

 いやいや、礼を言うのは俺のほうなんだけどな。
 手料理を作ってもらうだけじゃなく、杏音と向き合って…あ、今は隣り合ってだが、一緒に食事をとる相手が俺だっていうのも含めて嬉しいからな。

[普段の明るさよりも、控え目に喜ぶ杏音の可憐さにどきりとしつつ、おにぎりをもぐりと口に含み、賑わいに耳を、目を桜に向けながら。心はどうしても彼女を見てしまって]

 ……綺麗だな

[主語の足りない言葉を口にした*]

[先輩も、私と一緒にご飯食べるのが好きだと思ってくれてるなら、嬉しい。
その言葉には、素直に微笑みを零して。頷いた。]


そうですね。
ご飯を食べる前に手を合わせるところとか?
一緒にご飯を食べてて……
幸せな気持ちになれます。


[何気ない仕草が、好きだなって思う。
そう言う事の積み重ねは、確かにあった。]


空先輩もお料理しますよね。
普段からされてたんですか?


[お部屋にお呼ばれした時。
エプロン姿を見たこともあった。
どんな手料理が得意なんだったっけ?]

[そうして一緒にお弁当を食べて。
嬉しいと。言って貰えて、幸せにはにかんで。
並んで座って、桜と、菜の花と、川の水を見て……
穏やかな日の光と。優しい風と。
風に吹かれて、舞い落ちる花びらと。]


…………そうですね。


[目を細めて同意して。
ふと、隣を向いて、先輩と目が合ったなら、目を細めて微笑みを交わした。*]

[陣営が人狼で一瞬びびったわたしが通りますよ、っと]

お布団を寝取られる日々もなんだか懐かしいな。
そんなにわたしのお布団が好きなら
いっそ毎日同じ布団で眠る様にしたって
わたしは一向に構わないんだがね。

[もぞもぞ断りなく隣に潜り込む。
わたしの布団ならば断りなど必要あるまい。
お待たせ、きみの枕ですよ、と
声に出しはしないが腕を差し出しておいた。

わたしの分の枕?無くても変わっても問題は無いな。
なんなら床でも眠れる
]

 
[胸を押し返す腕から伝わる微かな震え。
 思わず漏れ出る、甘い声。

 ────見逃す筈がない。

 満足げに目を細め、口端を上げる。]



   ふっ…、
   そんな目をして、
   誤魔化せるとでも思ったか?

   粗相しただろう。イケナイ子だ。



[詰る言葉にも関わらず、声音は甘い。

 帰り方を忘れても
 主の声だけはしっかり覚えていた。
 褒める訳にはいかぬが
 そんな駄犬っぷりも
おしい。]
 

 
[だが、ケジメは必要だ。

 今のように許可なく達した時、
 度々使ってきた電磁拘束具を取り出し
 僅か7ミリ秒という速さで
 抗う両手と首を繋ぎ、戒めた。]



   仕方ない。躾け直してやろう。



[酷く楽しそうにそう告げると
 顎を強く掴み、
 顔を背けられないようにして唇を奪う。

 更に、舌で抉じ開け
 唾液を飲ませようとするだろう。
 まだ歯を食いしばったままであったり
 抵抗するようなら、態と腕を引き、首を締め上げる。

 意識が落ちれば、
 苛烈な痛みで目覚めさせられることは
 ジャックも熟知している筈だが、
 さて、素直に受け入れたかどうか。]*
 

[時間との戦いに負けたようだ。
どげねの寝相]

[やぁ!ひと仕事終えた僕だよ!!]

……?
どうしたんだい丸まっちゃって。

[どげねの頭をなーでなで]

[陣営が人狼は僕も一瞬心臓止まったよね。
人狼陣営な君も素敵だよ(?)]

と、……うん?
僕は既に毎日同じお布団で眠っている気分でいたよ。
君のお布団が好きというか、
君のお布団だから好きなんだ。

ここで横になっていれば僕は落ち着けるし、こんな風に自然と君が隣に来てくれるだろ?

[君が潜り込む為のスペースはばっちり確保済みだ。
(※そもそもアザレアくんのお布団です)
差し出された腕を遅かったじゃないか僕の枕とばかりぎゅ、と掴むと遠慮なく頭を乗せて、君の背へと腕を回した。

そういや僕が腕枕した事もあったなぁ。
しかし床で寝るのはなるべくやめて欲しいね僕の心臓に悪い。

どうしても床に倒れたい時は呼んでくれ。僕が敷き布団になろう]

[好戦的な顔も好みだ。
狼の性質がそうさせているのだろうかと思ったが、疑問は口にでて、彼を驚かせる結果になったか。

何か間違えたことを言っていたのだろうか、そう思った脳内に生憎フィンランドはなかった。ここでフィンランドの風習を彼が口にすれば、全裸でフィンランドに行きたいのか。と更に明後日の方向へ飛びかねなかったので、彼が驚いた状態だったのは正解かもしれない。…寒さでおかしな方向に行ったのかも。

慌てて首を振る彼に否定されて
違うのかとぱちぱちと瞬きを返した。]


 …鬼走は、見られるの好きなんじゃ


[美しき誤解である。
きゃんきゃんと喚く犬のような姿が可愛くてきゅんとしてしまった。彼の姿に思わず頭を撫でたくなりながら、どうやら何か違う事を考えているようだと思考顔。そうしている間に、何だか彼は恥ずかしそうにしていて。

んっと顎に手をやり、それから]



 ……違うか。
 鬼走は、俺を興奮させるのが好きなんだな。
 俺と沢山いちゃいちゃしたい?


[彼の顔に自らの顔を近づけさせ
じっと瞳をのぞき込めば、そうだろと尋ねた。温泉の中でのにゃんにゃんで熱が冷めるような人間ではない。指先で耳の裏に触れて、其処を擽るように摩り。それから、ふっと甘い笑みを浮かべれば、彼の手を引き。]


 なあ、鬼走。
 着替えって持っているか?


[持っているのなら。と
彼を露天風呂の方へ連れていき、そのまま、お湯の中に抱きしめて落ちようとした。持ってきていなくても、浴衣があるのだから問題はないだろうという短絡的な考え。ああ、雪見酒もいいなと、考えながら、お湯の中へ*]

[互いの積み重ねに幸せを見出してくれる杏音への同意に嬉し気に笑みを浮かべ]

 料理するっていっても普段からというか一人暮らしだからな。
 切って焼いて、あとは調べて作れそうなもの作るだけ、焼き物揚げ物、鍋、あとホットプレートとか便利だな。
 この前の冬だったら豚のみぞれ煮とかつくったが美味しかったな…………大根するの大変だったけどな。

[髭面のエプロン姿という経済的にも気分転換的にも実用性も兼ねての姿をみせて、その時はカルボナーラとかを作ったりしたのだろう。]

[お弁当を食べながら一息、風景とお茶とを楽しみながら、まばらに聞こえていた音も、周囲の色もどこか遠く、ただ近くにいる人ほど鮮明に思えて]

 ぁあ…来年はもっと綺麗になってそうだな。来年も、再来年も…楽しみだ。

[微笑みを恋人と交し合う。来年も再来年で一応は院も終わる、そこから大学卒業をしてどうなってるかはわからないけれども、こういう風に過ごしていけたらいいなと思えたことが自然と口から漏れ出していた*]

[空先輩の語る料理は、十分立派だと思うのです。]


揚げ物が出来るなんて、もう、十分すごくないですか?
この間いただいたカルボナーラも美味しかったし。
みぞれ煮も、美味しそうです。

大根するの手伝いますから。
今年の冬に、作ってふるまってはいただけませんか?
……温まりそう。


[美味しそうだと思う心のままに。
小さな約束を積み重ねて。]

[先輩と過ごす穏やかな時間。
空先輩の口から、来年と再来年と……
未来を語る言葉が出るのが、染み入るように嬉しい。
照れて固まってしまうのとは、また違う。
幸せな感覚。]


来年も、再来年も。またお弁当作ります。
また一緒に食べましょう。


[幸せそうに細めた目で微笑んで。
お弁当を食べ終わった手を、隣に座る空先輩の手に、そっと重ねた。
気付かれたら頬を染めて、知らんぷりしながら。
はらはらと桜の散る景色を、眺めて時間は過ぎて行った。*]

アザレアくん…………

[▽うでまくら の こうかはばつぐんだ!
キネレト は すいまにあらがえそうにない]

 
[想像通りの、自身よりさらに体躯に恵まれた
 隻眼の美丈夫が、目の前に居た。

 敵対組織の首領と対峙しているというのに
 不思議と敵愾心が湧いてこない。

 それがここの温泉の効果であると
 気づくことはこの先あるのかないのか。]
 

 
[呆気なく達してしまった自分自身が
 向けられる機嫌の良さそうな表情が

 見抜いた事実を突き付けてくる甘い声が


   ……ッッ


[全てが悔しいのに、身体は悦んでいる。

 背筋に走るゾクゾクが止まってくれない。
 ……、強くなってすらいる。

 この男に掌握されることが、気持ちよくて堪らない。]
 

 

    ッあ、く……、


[光の輪が首と両手首に巻きつき
 輪同士引き寄せ固定してしまうのは一瞬で
 言い訳をする余地もなかった。
 あったとして、墓穴を掘る以上のことが
 出来たかはわからないものだが。]
 

── 夏の花火大会 ──

[空先輩とお付き合いを初めて、時々すごいなって思うのは、先輩は良く家まで迎えに来てくれることだ。
お花見も、今日の花火大会も、如月町でのデートで。
先輩の家も如月町にあるのに、わざわざ迎えに来てくれる。
往復大変じゃないのかな?と、最初は酷く申し訳なかったけど。
私の母は、そんな先輩を高く評価してくれて。
父にもとりなしてくれたりしてるようなので……
少し遠慮しながらも、先輩に甘えてしまっていた。

今日は如月川で花火大会の日。
母に頼んで、浴衣を着付けてもらってた。
水色の花は、先輩の名前の空の色。
ピンクの帯が、可愛くて。
来年は自分でも着付けられるように、なんて。
母が色々教えてくれた。
出来上がった浴衣姿を、家族皆可愛い可愛いと手放しで褒めてくれて。

先輩と一緒に見る花火が楽しみで。
私は家で、先輩が迎えに来てくれるのを、ワクワクして待っていた。*]

 
[躾け直すと言いながら顔が近づいてくる。
 顎を掴む指の力は強く、
 捩って顔を背けようとしても微動だにしない。]


    っ何故だ、何故オレに拘……っ、ン……!


[唇が塞がれれば
 咄嗟に口を閉じ上下の歯を噛み合わせた。

 言い切ることは叶わなかったが
 聴こえはしたはずだ。
 後で答えを得られることはあるだろうか。]
 

 
[組織に戻れと部下を送られるたび拒否してきた。

 確かに自分の能力は星ごと滅ぼされてしまう程
 脅威なものかも知れない。
 けれどセーマには他にも有能な駒は幾つも在るし
 妹を捕らわれた不条理、負の感情を
 戦闘力に換えてきた自分だけ戻されたところで
 前ほど組織の役に立つとも思えない。

 
エロ同人的な
夜伽の相手という意味においても
 かわいげのない自分などより適した者は沢山いて
 彼の立場ならば選り取り見取りだろう。

 首領自ら出向く程の価値が自分自身にあるとは、
 到底────…。]
 

 
[閉ざした柔い肉の間を
 熱く湿った舌が割り入ってくる。

 
────ゾクゾクゾクゾクッ


 妹を取り返し、従う理由はなく
 拒まなければならない、と、頭で、思う。
 自分には、好きな人だっているのだから。

 だけど重なる唇に嫌悪は抱かず
 寧ろ────心地よくすらあって]


    (……口の中、荒らされたい……っ
     ……舌を吸って、舐って欲しい……っ)


[エナメル質の手前に控える舌が
 疼いて疼いて仕方がない。
 唾液が集まってきて、口の中が潤う。

 この先も、欲しい。]
 

 

    ……ゥ、ンん……っ


[オレが自ら歯同士の隙間を開けてしまうのと
 腕が引かれ首が絞まるのと
 いったいどちらが早かっただろう。

 どちらが先でも。同時でも。

 オレを動かしたのはオレ自身の
欲望
であって
 先に見える苦痛を避けるためではなかった。]
 

 
[唇の浅いところを探られているだけで
 薄い浴衣の生地の下
 胸の先と足の間のものが存在を主張しつつあるのは
 認めたくないことだけれど。**]
 

 凄いのは作りかたをわかりやすく解説してくれる人だ。

[箱の後ろに書いてあるものとか、ネットとかお世話になっているタイプである]

 そして俺が凄いところはその通りにある程度できるとこだな。といっても夏は結構サボっちまうのだけどな。

[暑いので。とは苦笑しつつ]

 ぁあ、今度の冬、一緒に作って食べようか。

[今までになかった日常に浸透していくように生活に編み込まれていく約束を交わす]

 ごちそうさまでした。

[最後はおにぎりでしめました。お茶をもう一杯。]

 ああ、一緒に…その時もごちそうになるな。

 ……ん?

[約束と同じように重なった手、ちらりと杏音をみると顔を軽く逸らされた。

こっちを見させるように、なんて悪戯気になんてことはしなかった。ここは人目もあるからな。だからそのまま重ねられた手をそのままに、しばらく桜散る景色をのんびりと眺めて過ごした*]

腕が痺れる前に頭降ろしてくれていいからな……
ところでさ、アザレアくん……その

………き、キスとかしても構わない……かな……?


[超小声。ウィスパーボイス。でも近いからちゃんと聴こえはするだろう。昂った感情を一方的に押し付けて君に引かれるのは何より怖いから、気乗りしないようなら断ってくれてもいい。
許可が降りたなら君の眼鏡を指でそっとなぞって、唇を寄せてから瞼を閉じた。おやすみ、愛しい人。]**

 見られるのが好き!??
 なんでそうなるんだよ!
 どこからそう思われているわけ!? 俺!!


[そりゃ、盛り上がって外でいたしたこととかもあるけれど、それは彼が悪いのであって自分のせいではないと思う]


 ………っ!??

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!


[図星を突かれてかぁっと頭に血が上った。
確かに夜長を興奮させて激しくエッチしたり、たくさんイチャイチャしたいけれど、それを望んでいると悟られるのは自分ばかりが望んでいるようでイヤなのだ。
いや、彼がそんなことで自分を嫌ったりはしないのはわかっているけれど。
でも、受け身である自分は結局は、彼が触れてくれなければ始まらないわけで。
だから、どうしても意地を張ってしまう]

 したくないっ。
 もうしないからな。今のはなし!!


[臍を曲げたように、子供のように、止めた止めだと踵を返そうとすれば、いつの間に近づいてきていたのか、彼が手を伸ばしてくる。
その整えられた指先は耳の裏にのばされ、それから手を掴まれる]

 ?
 そりゃ、替えくらい持ってきてるよ。


[唐突に変わった話題。
なんだろう、夜長の方は忘れたのだろうかと一瞬ぽかんとすれば、彼の思惑通りに露天風呂まで連れていかれてしまって。

その傍で抱きしめられたから油断していたのだ。
まさか彼がそのまま湯の中に飛び込もうとしていただなんて、思いもよらなくて]

 お、おい!! バカっ!!
 なにしてんだ!!!

[しょせん風呂、。浅いとはいえ、一瞬頭まで湯をかぶってしまった。
慌てて顔を出すと顔を素手で拭いながら怒鳴る]


 服着たまま飛び込むなんて、湯が汚れるだろうが!
 銭湯だってタオルを湯につけるの禁止だろっ


[しかも温泉のミネラル含んだ湯で服の染料が変色してないか!?金属が反応してないか!?と慌てて彼の服装をチェックをする。
自分のはそんな大した服でもないので無視であるが*]

── 夏の花火大会 ──

[このだらしない見た目に反して、律義な面もあるものである。
時間が限られていたり急用がある場合は別として、彼女の家まで迎えにいくことは律義に行われていた。
彼女の安全というのは当然あるが、言葉にして自分と一緒にいようと未来を語ってくれる杏音に対して、自分はより現在をともにし彼女を求めるように行動していこうと心掛けていたのもありこれはその一環でもあった。

さて、そんな夏であるが今日は久しぶりのお出かけとなったのだろう。
暑いからさぼったとかではなく獣医学部はこの時期に課外実習が組まれているのだ。
未だ恋人になる前でも、夏の一時期は映研部に顔を出さなかった時期がある。
それでも約束していた夏祭りには引っかからなかったので約束を交わしつつもちょっとした期間のお別れとなっていた――といっても半月ぐらいであったが、そんな事情だって大学生にも起こるものである。]

[呼び鈴を鳴らし、名前と用件を伝えた。
青地に雪花絞りの浴衣に紺色の帯と、夏の暑さがしぶとく残るこの時期に対して涼し気な姿でレンタルした浴衣を着た菊波]

 俺の前にいるのが愛らしい妖精じゃないなら、この世に二つとない宝物の恋人さんのようだな。

 ……杏音、お待たせ。

[気障さも交えながら出てきた杏音に笑みかけて迎え、手をとると、悪戯に少しだけ引き寄せて、可愛らしくて似合ってる。と空色を纏い可愛らしく華やかな帯をした浴衣姿の杏音へと囁くように伝えた*]

 …えっと一年は前かな。
 ……違うならいいんだ。俺の勘違いだった。
 
[自分のせいと言われればそうかもしれないと思うが
しかし、彼にも素質があったように思えるのだ。あの時の彼は色っぽすぎて堪らなかった。今でも色っぽいが現とは異なる美しさを纏った姿だったから、もう一度味わいたいと密かに考えつつも、問いかけたのは彼の考えについて、頭に血を登らせる姿はどうやら、指摘が正解だったと示すようで。

可愛いさにきゅんきゅんと胸が鳴った。]

[彼はきっと勘違いしている。

自分の方こそ沢山いちゃいちゃをしたくて
ついつい、彼を求めていることに気づいていない。意地を張る彼に対して、自分は踏み込んでいくものだって思っていた。けれど、時々、その踏み込みをためらってしまうことがある。それは何処か臆病な自分のせいで]


 …本当にしないのか?


[踵を返そうとする彼を引き留めたのは
少しばかり不安げな声、だけどそれから、先はもうあれだった。思い立ったら吉日。いや、抱き込み事故か。替えを持ってきているのならいいか。と露天風呂のほうへ連れていけば、彼とともに温泉へダイブ。冷たい空気から暖かいぬくもりに。頭まで被った彼の怒り文句にぶるぶると頭を振り]



 …うん、好きだなって思って。


[答えになっていない答えを返し
彼が服装をチェックしてくれるのを見て
こんな時でも心配するのは俺の方なんだな。と少しばかり苦笑を浮かべ。それから自らの上着を脱げば、温泉周りの岩場の傍に置いてそのまま下半身の方も脱ぎ。濡れたままの頭、滴る湯の下から、彼を見つめ]


 すまなかった。
 …気持ちを切り替えたかったんだ。
 こうしたら、強制的にもできるかなって思ったのもあるけど。

 半分は衝動的に。いちゃいちゃしたくて暴走した。


[何故温泉に飛び込むのがイチャイチャするになるのか。
自分でも説明は難しい。けれど、彼とともに温泉に入って、いちゃいちゃをしたかったのだと心根を明かせばそのまま、頭を沈ませてぷくぷくと潜っていった。反省しているのだと伝えるように。ぷくぷく…*]

[お互いどこかずれたような会話なのだろうと思う。
なんでこんなことを、と問うたのに、好きだなと思ってと言われても答えにならない。
彼は目の前で服を脱ぎ始め、それを岩場のところに置き始める]


 気持ちの切り替え??


[どういうことだろうと首を傾げたら、とんでもない爆弾発言が出てきた。

えーとつまり、雪だるまにしろ雪合戦にしろ、この飛び込みにしろ、それらは彼にしてみれば単なるイチャイチャの前哨戦であり、口実であるということなのだろう。

そんなの素直に言えばいいだけの話で。
いや、自分もイチャイチャしたかったのに、素直になれなかったのだから、彼に文句は言えない。だからこそため息をついたら、目の前で彼が沈んでいた]

 こ、こら。行儀悪いぞ。
 怒ってないから、顔を出せって。


[潜られては自分が怒ったとしても聞こえないではないかと思い、彼を湯から引きあげようか。
そして湯で濡れて重くなった服を脱ごうとするが、彼とは違いボタンがある服だったからこそ、手間どって上手く脱げない]


 夜長……脱がすの手伝ってくれないか?

 もとはといえばお前のせいなんだからな。


[俺の服脱がすのお手のものだろ、と言いながら、服を引っ張って。
責任取れよな、と囁いた*]

── 花火大会 ──

[会えない時間が半月とは言え続くと、無性な寂しさを覚えた。
こういう時、メールや電話を頻繁にするわけじゃない自分を恨めしく思ったり。
逆にメールや電話で先輩を煩わせずに済んだことに、ほっとしたり。
今日は久しぶりに先輩に会える日で。
だからこそ、余計にワクワクとした気持ちを抑える事が出来なかった。

呼び鈴が鳴って、すぐに玄関から顔を出して。
浴衣姿の先輩に見惚れながら、気障な台詞を聞いて笑う。]


先輩に触れられない妖精よりも、恋人の方がずっと良いです。
……手を繋げるでしょう?


[繋いでくれた手と、お待たせって言葉に。
不意に泣きたくなったけど。
ここは家の前だし、抱き着くわけにもいかないし。
一瞬言葉に詰まって。]

[先輩にだけ聞こえるくらい小さな声で。]


会いたかった。先輩。



[自分の心の内を言葉にするのは、やっぱり少し苦手。
だけどお待たせって言ってくれる先輩なら、厭うたりはしないだろうと。
先輩を見上げて、万感の思いを込めて微笑んだ。]

[電車の中でも繋いでいた手は、温かくて。
夏の日には熱いくらいで。
電車を降りた夏の街では汗をかいてしまうけど。
……離したくないなって思ったから、離さなかった。]


わ。すごい人。


[まだ日は落ちて居ないのに普段とは比べ物にならないくらいの人が居て。
皆の目的地は、自分達と同じようだった。
色とりどりの浴衣を着た人達が歩いてる。
周りを見回して、はぐれないように手を繋いで。
背伸びして……]


先輩。浴衣とっても似合ってます。
世界で一番かっこいい。


[今更ながらに、浴衣姿を誉めたなら。
楽しそうに破顔して、如月川に足を向けた。*]

── 花火大会 ──

 確かにな、触れれない妖精の杏音よりも一緒に手を繋いで抱きしめられる恋人のほうがいいな。

[なんかの映画のようなお化けに恋をした。だとかじゃないわけだしな。
そんな同意を口にして手を握りしめ、言葉が詰まった様子に、首を傾げたが]

 ……俺もだ。


[平気な振りをせずに、弱さをみせるようなことを口にする杏音を愛しく思えて]

 楽しみにしていたんだ。いこう。

[似合わない恋人限定の笑顔は柔らかさと愛しさをこめる。
握った手で、いつもより少しだけ強く多く密接しあえるように引き寄せて、駅までの向かう。
電車の中、手に汗がにじんだけれども、今日だけは気にしないことにした。じゃないと座席に座りながら肩に手を回して引き寄せるようにしてしまいそうだったからだ]

 この時期だからな。なんていって俺はこれ初めてなんだよな。

[祭りをやっていたのは知っていたが課外実習に伴い、だいたいそれどころじゃなかった菊波はこれだけ人がいたのか。と少々驚きながら、彩りの多い浴衣姿で作られた賑わいを珍しげに見渡しつつ]

 おぅ、そりゃよかった。
 杏音も誰よりも素敵だな。清らかな乙女って感じでとても魅力的だ。

[この形で着物とかにしたら胡散臭い牢人風だろ?なんて同輩ぐらいにはいっていただろうが、杏音からの言葉は素直に受け取って、先ほど気障な言葉に混じるのではない感想を口にしつつ]

 なんなら腕も組むか?

[電車にのってやってきたのだ、春に訪れた如月川よりも混んでいるのを予想なんてしつつ、はぐれないようにそんな提案をしながら人の流れに合わせて如月川へと歩いていった**]

眠い時は休む。
睡魔には抗わない。

抗うか抗わないか以前に
睡魔には抗えないわたしとの約束だ。

そうしてくれないともれなくわたしが罪悪感でしぬ。

ところで▽を見ると[吊]に脳内変換されるよ。なぜだろう?

枕、お気に召したようで何よりだ。
なに、遠慮することは無い。
君のものなんだから。

君の枕役を引き受けずとも
痺れてる時は痺れてるから問題ない。
何故だろうね?寝相が悪いんだろうな、きっと。


……、……。
キスは何時から申告制になったんだろう?

駄目だ、なんて。
わたしが言う筈無いことは分かりきっているだろうし……
きみの欲しい答えはこれで合っているかな?

「奇遇だな、丁度わたしもしたいと思っていたところだ。」

勘違いの無いよう注釈を入れさせて貰うなら
『喜ばせる為の方便ではなく
素直な気持ちを言葉にしてみたんだが。』

……さて、お気に召しただろうか?


[返事より先に、瞼に、額に、ひとつふたつ。
みっつよっつは、左右の頬に。
そこじゃないと、不満げな視線は向けてくれるかな?

あってもなくても、わたしがしたいのでどうせするんだが。
勿体ぶったいつつめのキスは、柔らかく、唇の上に降った。]

[どうやら彼に伝わったらしい。
伝わったら伝わったらで子どものような我儘に自分で恥ずかしくなる。彼のため息が呆れの音に思えた頃、反省の為と自分はぶくぶくと湯舟に沈んでいて。行儀が悪いという言葉に顔をあげれば、引き揚げられた。もう怒ってないのか、と視線で訴える自分に対して、彼の囁き声は絶大で。

思わず息を飲み
それから、ん、と小さく頷き]


 …分かった。
 鬼走、ありがとう 。


[許してくれて、分かってくれて
まるで小さな子どものように、彼が引っ張る服を握りしめ、それから一度抱きしめれば、濡れた身体に貼りつく衣類が不思議な感じを与えてくれた。べたりと引っ付くのが彼と自分の距離をなくすようで。]

 

 ずっと、こうして抱きしめていたいな。


[彼を片時も離したくないと本音をにじませ
それから、彼のボタンをひとつひとつ丁寧に外していく。湯舟の中だから、おぼつかずゆっくりになっただろう。一つ外せば、露わになる肌が増える。上半身を脱がし、そのままゆっくりと濡れた胸板にキスを残した。

そうして手で下肢の方に触れ
ベルトを解いて、チャックを下ろして]



 …鬼走、なあ
 脱がすだけか?


[他の事もしたらだめか。と許しを求める信者のように
彼を見上げ、その癖、湯で濡れた唇は鍛えられはじめた胸板をとおり、薄く浮かぶ谷間の間に浮かぶ水滴をなぞり舐めて、寒くないか。と問いながら湯気をくぐるように見える白い肌の上に乗るピンクの尖りをちゅぅと吸った。まるで赤子がお気に入りの乳首を吸うように片方ばかりを愛する悪癖が出て。

歯で突起部分を甘く噛み
舌先でつつき]


 足、曲げて
 脱がしやすいように


[吸いつく合間、そうお願いをし
彼が足を曲げてくれたのならゆっくりとズボンを脱がしていこう。太腿に触れて膝裏を撫で丁寧に、彼から濡れたそれを抜けば、ずっしりと重いものを岩場に置き、後は下着だけだと―――指先は、内腿をなぞった。

彼の様子を伺い、見つめる目は熱く
湯舟よりも自身の体温で溶けそうだ*]

── 花火大会 ──

[先輩も私に、会いたかったって思ってくれてたみたいで。
先輩だって、楽しみにしてくれてて。
会えなかった日の寂しさが、愛しさに変わって行く。]


へへ。


[嬉しそうに笑いかける。
私の顔はしまりがなくて。
貴方の事が大好きだと。
まるで動物のように分かりやすく、現れていたことでしょう。]

[駅に着いて、たくさんの浴衣姿の人々の中で。
互いに互いを褒め合って。
空先輩の誉め言葉に、えっへんと胸を張る高藤杏音。
腕も組むかって言葉には……]


はい!……えいっ。


[この近い距離で、飛びつくように。
ぎゅっと先輩の腕に抱き着いたら、貴方を見上げて微笑んで。
何時もより少しだけ近い距離が嬉しいって。
微かにドキドキしながらも、嬉しそうに。
両手で貴方の腕にしがみついて、歩き出した。
……上手な腕の組み方も知らないお子様でしたね。]

[如月川のほとりには、たくさんの屋台が並んでいて。
お面を被った子ども達。林檎飴苺飴、わたがし、焼きそば、たこ焼きと、数え上げたらきりがないくらい。]


わー。すごい数の屋台。
先輩!何か買いませんか?!

屋台で好きな食べ物とかあります?

私、去年の花火は大学から見たから。
この屋台の列に参戦するのは、初めてなんです。
すごい……。


[先輩の腕に抱き着いたまま、きょろきょろと見回して。]

[目に付いた1点はお面のコーナー。
青と紺の浴衣が良く似合う先輩に……]


プレゼントさせてください。

おじさーん。これくださーい。


[戦隊モノのブラックのお面を買ったなら。
はい。って。渡して。
……ノリの良い先輩なら、着けてくれるかしら?
似合うと思って。と、満面の笑みで笑いかけた。*]

[大人の手管で子供のようなことをする彼に振り回されている。
こんな風に稚い風に言うなんてたとえ怒っていたとしても怒りが持続できるものでもないと思う。
躰にまとわりつく衣類は、透けた自分の肌の色まで見えるようで。
彼に育てられた胸の粒まで見えることに彼が気づかないように服を引っ張った]


 ばぁか………


[それは自分のセリフだ
ずっとこうしていたい、という願い。傍にいたいという願い。
でもそうなったら彼に心を依存してしまいそうで怖くなる。
ボタンが彼の手によってゆっくりと外されていく。
どこか神聖な行為のようだなと思えば、彼に胸にキスをされて。
その奥に眠る心臓に口づけられたようで、ぽっと胸が熱くなる。

上半身裸の彼の首や肩は、冷えて寒そうだ。
気になって湯の中から腕を取り出して、彼の肩にそっと温めるように触れる。
そうして無防備にしている間に、彼がベルトを外してチャックを下ろしていた]

 え……?
 あ、んんっ


[返事を返す前に、彼の熱い舌が自分の弱い箇所を吸っている。
まるで赤ん坊のように、自分の右側の乳首にばかり吸い付くのは彼の癖だ。
そのせいで、左側よりこちらの方が大きくなって。
優しく噛まれれば、喘ぎが漏れてしまう。そんな中での彼の誘導に従い、足を曲げて。
ズボンだけ脱がされ、水流になびかない自分の雄が、まるで水着を着ている時のようだが、それほど締め付けはなくて。
でも、水着ほどの抑え込む力がないそれは、形を変えた雄を分かりやすくしてしまう。
内腿を彼が触れるから、ゆるゆると期待に勃ちあがる箇所は、水でわかりにくいだろうけど。彼が探るように見てくるから、きっと自分の変化など彼はわかっているだろう]


 も、もう……。
 好きにすればいいだろ……っ


[脱がすだけなんかでは足りない。それは自分の方だ。
もっとして、止めないで。
欲深く触れてほしくて、身も心も彼のものにして甘やかしてほしくて。
ほわ、と温まったせいか、――神の加護のせいか――、彼に追い詰められていないというのに、自制の箍がすでに緩んでしまうようだ]

 夜長に、もっと触ってほしい―――。



[そう囁くと、彼の首に自分の腕を回して後頭部を撫でた*]

[てってれー。
お布団はこたつ布団に進化した。

……訳では無いが。
炬燵と蜜柑、お茶一式と電気ポット設置。
気に入って持ち込んだ1口サイズの黒糖饅頭もあるよ。

コタツに潜り込んでお饅頭もそもそ。
甘みがじんわり脳に染みる。
きみの煎れてくれたお茶がこわい。]

[彼のばぁかが堪らなく好きだ。
愛に溢れた言葉だと分かるからこそ、ぬくもりが広がっていく。
自分はもう彼なしでは生きられない。傍にいたいという気持ちが離れがたいとばかりに抱きしめたのち、彼を生まれたままの姿へと剥いていった。

美しい肌が露わになるたび自分のように依存してほしい。
そんな密やかな願望を心の中に抱く。

願掛けのように胸へとキスをして、
胸のぬくもりの暖かさに息を深く吐いた]


 …鬼走。


[彼が肩に触れてくれるのが嬉しい。
自分を暖めようとしてくれたと感じられ、小さなはにかみを浮かべたのち、彼を更に脱がしていく。ただ脱がすだけで気持ちが抑えられず、彼の返事を聞く前にキスをした胸の先へと吸い付いていた。

柔らかく弾力のある其れを吸うたびに聞こえてくる甘い喘ぎ声が堪らなく、唇の中でピンクの尖りを転がし歯列の間で挟みて吸って子どものように吸う。
彼にとっては馴染みの愛撫、回数を増すほどに彼の感度は上がる。
それが手に取るようにわかるのが嬉しかった]


 ……ん、そうだな。
 好きにするよ。


[彼の熱源は下着の中で形を変えている。
湯舟の中で揺らめくように見えるそれが、妙に色っぽい。指先で濡れる布を添わせるように手で押さえれば、さらにくっきりと彼の逸物の形が分かる気がした。丸裸を見るよりもいやらしく映るのはきっと彼の艶めきのせいだ。
唇が離れた胸粒は一層赤く甘く染まってみえた。
まるで瑞々しい苺のようなそれと
白い雪の肌が対照的で美しく。

雪の化身のようであり、それでいて暖かく。
その暖かな彼の肉体に触れるたび貪欲さが増していった]

[神様の加護にはきづかず
何時もよりも早く外れる音に少し目を見開き、後頭部を撫でる彼の背へと腕を回し、一度抱きしめれば、もっとという言葉に答えるように顔をあげて彼の唇へキスをした。唇と唇を重ねれば互いについた水滴が交じり合う。それだけでは足りなくて、彼の下唇を軽く噛み、咥内へ。

歯列を舌先でなぞり
口を大きく開けてと訴えれば]


 …ん はっ
 触って 欲しいのは何処だ? 全部教えて  …
 欲しいところ全部触るから

    ――
ちゃんと 教えて
 


[入り込む合間、そう問いかけ。
咥内を蹂躙する為の舌を滑り込ませた。彼の舌を捕まえれば舌腹と舌腹を擦り合わせ、ちゅ、くちゅと唾液を混ざりあう音を鳴らし、彼と蜜を分け合い。息が苦しくなるまでその唇を味わっただろう。もちろん、舌だけでなく凹凸とした部分を舐めたり、歯列の裏や頬肉を内側から味わったりして
蕩けさせれば、銀色の糸を張り

――彼への促しのごとく
未だ布に包まれた逸物をひとなぞりした。
彼が欲しいのは何処か、――追い詰めて探るよう。
*]

気に入らないわけがないよね。
本当に?君も同じ気持ちでいてくれてる……?

君は落ち着いて見えるし、僕が望めば何でも叶えようとしてくれてしまいそうでさ……

[望んだ温もりが順番に降り注いで
お気に召さないわけがなかったけれど……
……ちがう。違うだろ。
いやそこも良いんだけれども。
するのもされるのも好きだけれども。
もっと相思相愛の男女がキスを交わすべき相応しい場所があるだろ。そう言いたげに眉を寄せて、もうすっかりその気で突き出していた唇を尖らせた。
尋ねておいて眼鏡に唇を寄せた自分のことは棚上げして

こういうところが君に子供扱いされてしまう所以なのだろうが、唇同士を触れ合わせるキスはやはり欲してやまない特別なものだ。少なくとも僕にとっては。

お預けを食らいつつの希望が叶えば漸く相好を崩して、追い求めるように唇を押し当てた。]

[進化を遂げたこたつ布団に同じくもぞもぞ潜り込む。
炬燵であろうがもちろん君の隣だ。遠慮はいらないに二言はないね?
狭いって??我慢してくれ(横暴)

湯呑みにお茶に電気ポット。あったらいいなが揃ってる。
蜜柑の中にはおや、緑色の大きな子が混ざっているね。
スウィーティーかな。

さ、お茶を煎れよう。
黒糖饅頭もあるなんて素晴らしいね。何を隠そう僕は実はかりんとうとかかりんとう饅頭とか温泉饅頭とかの類が大好きなんだ。

[これは……センブリ茶……だったかな……???の準備を寝ぼけまなこで始めながら、開口一番]


なぁアザレアくん。
僕、君がすきだ。

[わかりきっているだろうしなんなら聞き飽きてしまっているかもしれないけれど。何回告げても足りないと感じてしまうもので。

ところで選択肢はいくつかあったはずなんだが何故僕の神様はそれを選ぶんだろうね???]

と、罪悪感なんかでしなないでおくれ。
君にはコロなんとかにも負けずに末永く健康で僕の傍にいて欲しい。
大丈夫だよ、僕も眠くなったらちゃんと眠るから。
その代わり君もちゃんと暖かい場所で眠るんだぞ。
守れなかったら針千本なんだからな。僕が。

人狼陣営になった影響で▽に過敏なんじゃないかな

[黒糖饅頭と蜜柑を暫しじーっと見比べて
饅頭の方を手に取るとはむ、とひとくち。
その味に瞳を輝かせた。]

うん、美味しい。優しい甘さが染み渡るね。
蜜柑も食べるかい?良かったら剥こうか?

[隣はさすがに狭いだろうと思う。ので。
もぞもぞ彼女の背後に移動した。

時期柄、二人羽織が連想されたがそうじゃない。
背後から彼女の背中を温めると見せかけて
彼女で暖を取り癒しも得られる画期的スタイルである。

腕の中にすっぽり収まる彼女の身体を抱き寄せて
身を預けるように促す。

どうも、きみの座椅子です。
どうぞ、お寛ぎくださいませ。]

[お茶を欲したのは事実であるが。
あくまで欲したのは純粋なお茶であって
罰ゲームではなかったと思う。なぜ。
気紛れな神ときみの遊び心の共同作業だな。
うん、しってたよ。大丈夫。

渋い顔で何とか飲んだ
結構なお手前で。]

[にがぁ。直前の甘みの残る口の中に
かなりの大打撃を受けた気がする。
だが致命傷は免れたようだ。]

……タイミング的に、どうにも
好きの言葉で結果を誤魔化そうとしているように
聞こえてしまわなくもないが。

いや、誤魔化されてやろうとも。
だからもっといってくれ。

[にがにがなお口を持て余して。
甘えるように肩に顔を埋めてすりすり]

あんこの後の蜜柑は酸っぱいと思うよ。
順番を間違えたな?

わたしは酸い方が好みなので問題ないが。

[なんかでかいおみかんが混ざってますね。
いや、擬態できてないだろう。
さも、みかんです!みたいな顔してるが。

柑橘類繋がりしかないでかいやつに
油性ペンで皮に顔を書き足した。
キリッ]

ん? おや……そうきたか。

[抱き寄せられるままにぽすんと背を預けた。
足元は炬燵で、背中は君であったかあい……
どんな高級座椅子にも勝る包み込まれる安心感。
これ以上ない至福が保証されるね。そのまま眠ってしまいそうだ。

ひとつ、不満点を上げるとすると
君の顔が見えづらいところかな……(デジャブ感)
しかし振り返ると炬燵の卓でゴンッと派手な音を立ててしまいそうで。

片腕で君の腕を抱き込みつつ、もう片方の腕を伸ばして
君の頭に届くかな? なでなで]

── 花火大会 ──

[動物のように、といっては恋人に失礼だが顔にも体にも書いてあるように嬉しそうにしている杏音に腕を差し出したが、組むというよりは抱き着かれてたのには少々予想外。
でも柔らかい感触と必然的にゆっくりと歩くことになることを考えるとそれでいいか。と思えた]

 ああ、色々買うつもりだが、って杏音もここに来るのは初めてなんだな。

 駅の時から思ってたけどこりゃ盛況だな。

[まあその分似たような種類の屋台もいくつか並んでいるおかげで客だって分散してくれるだろうが、金魚すくいや的屋といった遊戯屋台もあれば屋台ならではの甘味や夏といったらというようなかき氷。食欲を刺激する凶悪なソースの香りなど人の多さと同じように立ち並ぶ屋台通りを人ごみとともに眺める]

 ひとまずは歩きながらでも食べれるものでも買いつつ、どこか花火をみるのによさそうな場所でも見つけるか。

 タコ焼きにベビーカステラ…飴もいいな。

[なんて屋台を見つつきょろきょろと辺りを見回す杏音にどした?と見遣ると、お面屋で一つ注文して受けとっている。]

 プレゼントか。つまり期待に答えるしかないやつだな。

[ふふっと笑いつつ満面の笑みな杏音から受け取って紐を後頭部のほうに通し]

 変身…とぅ!

[はたしてこのお面はそんな言いかたをするのかどうかは知らない。
ノリである。とぅ。というタイミングで後頭部側にひっかけた面を下に降ろして被る。
浴衣姿のブラックの誕生である。]

 じゃあ俺からも、そうだなぁ。

[杏音を仮面をかぶったままみたが、悪戯心のほうが沸いてしまった。]

 おっちゃん、これ一つおくれ。
 俺からのプレゼントはこいつにしたぞ。

[代金支払って買ったのは、某怪獣のお面でありそれを渡すのであった*]

[しかしな。しかしだな。
僕だって君に美味しいお茶を御馳走したかった筈だ。
なんとなくこうなる気はしないでもなかったんだが


見るからに渋そうな表情で茶を飲み干す君を
眉を下げてはらはら見守った。
良薬口に苦しというし体には良いよきっと。
今度はちゃんと美味しいお茶を煎れるからね……(フラグ)

煎れた人間として僕も責任を取るべきだろう。
一口飲んで噎せた]

ゴホッ、ゲホ…………
ぐっ


[噎せている。天罰が下った感]

ちが、うよ……
タイミングがあまりにもアレだったから
信じてはもらえないだろうが、
決して誤魔化したいが為に君に愛を囁いたわけではなくてだな……


すき。すきだよ。大好きだよ。本当に。
改めて君の事が好きだなと感じているんだ。
君とこうして共に過ごせる日々を本当に愛おしく思うよ。

[君の髪を掻き分けるように撫ぜつつ
そちらへ自分も頭を傾けて]

みかん大福とかあるじゃないか。
意外といけたりしない?

[試しにみかんを剥いて一房を口に放り込み……すっぱぁああ
思わずお口がうさこちゃんになった]

酸っぱいのが好みなら問題ないね。
君は蜜柑よりスウィーティーが好きだ、と
話していた記憶があったんだが……

あれは去年の話だからな。今の好みは違うんだろうか。

[君に顔を描かれていくでっかい子を眺めている。あらかわいい。
僕も何か描いてみようかな。キリッのおかおをきゅきゅっとな。]

[キリッとしたおかおの柑橘が仲良くふたつ炬燵に並んだ。
ふふ、お揃いだね。

満足気な表情でうつらうつら……]

[先輩に抱き着くように腕を組んで。
並んで歩く如月川のほとり。
先輩の挙げる食べ物はどれも美味しそうで。]


あ、私たこ焼き食べたいです。
……あーんしてあげます。


[たこ焼きはあーんしたら熱いんじゃなかろうか。とも思いつつ。
何時かの先輩の下心を思えば、やってあげたくもあり。
くっついた姿勢のまま、先輩を見上げて、にししと笑う。]

[プレゼントしたお面は、ノリ良く被ってもらえて
あははははと笑ってたら、怪獣のお面をプレゼントされた。]


えー。先輩これ、私が先輩に退治されちゃうじゃないですかー。
ぶーぶー。


[文句を言いながらも顔は笑顔で。
笑いながらお面を着けて。]


がおー!食べちゃうぞー!!


[なんて両手を懐柔のポーズだ。
被ったお面は思ったよりも小さくて。(当然子どもサイズだ)
被ったままだと前が見えなかったから。
ひとしきり遊んだら、斜めにかけて顔を出して。
先輩に笑いかける。]

ブラックは追加戦士で、レンジャー達がピンチになった時に、駆け付けて助けてくれるんですよ?
先輩にぴったりでしょ。


[ドヤァ。]


先輩は私のヒーローですからね。


[なのに私は怪獣ですけど。
なんて朗らかに笑って。
お面を被る時に一度離した手。
もう一度、腕にしっかり捕まって。
ぎゅうって抱き締めたら、先輩に微笑んだ。*]

 一緒に食べるのはいいんだが、たこ焼きをあーんするには熱くないか?

[腕に抱き着く杏音のおかげで幸せな感触を得られているがそれとこれは別だ。
杏音が思ってることをそのまま口から出た。熱い熱いといって食べるのもいいが、限度ってものがあるぞ。と小悪魔な恋人をつんつんと頬を触ったりなどする]

[仮面を被ってことは好評だったようだ。
だからこっちからもプレゼント。抗議の言葉に噴き出してしまいつつ、やはりノリの良い恋人はちゃんと乗ってくれる]

 おっと、そうはいかないぞ、怪獣アンネリー。

[怪獣ポーズをとる恋人にこちらもこちらでその場の適当なノリを一つ、ガオーとした手を抑えるようでそっと恋人繋ぎするようにしてそのまま自然と腕を組むようにさせてしまう、までしてから自分もお面を斜めにかけるようにする。
サイズもそうだが単純に見づらいのだ。]

 ほぅ、そんな立場なのか。
 ちゃんとしたレギュラーメンバーじゃないのが俺っぽいな。

[ブラックの役割を聞きつつ、真っ先に浮かんだ感想なんかいいつつも]

 俺がヒーローならやっぱりこれでいいな。
 怪獣を退けたらお姫様がでてくるわけだからな。

[お面を退けたらお姫様が出てきてる現状。結局腕を組みやすくしても抱き着くことになった杏音を見下ろして]

 だろ、俺のお姫様?

[ドヤ顔の杏音にやり返すように笑みを浮かべ]

 じゃあたこ焼きの屋台にでも並ぶぞー。あ、色々分け合いながら食おうか。

[とたこ焼きの屋台で一舟分買うのだろう*]

[ああ、恋をしている。
彼に触れられる度にそう思う。そして、触れられる度にどんどん好きになっていくのだ。
彼の手で変えられた躰は、もう彼なしで生きることはできないくらいに依存して、狂っている]


(ちゃんと、教えてって―――)


[そう言いながらキスをされたら何も言えなくなるのに。

彼の肉厚な舌が触れ合い絡まり、まるでテイスティングをしているかのように味を確かめあう。
彼の舌が自分の口の中に入り込んで、何かを確かめるかのように奪いつくされれば、ぐったりとしてしまう。


こういう時になると途端に意地悪になる彼。
それは、そうでもしないと素直になれない自分を彼は知っているからだ。

自分の全てを、まるで美術品でも愛でるかのように触れてくれる。
余すことなくその指で触れて、その唇でも触れて、そして……他の誰の目にも触れずに触れさせない場所でも、自分に触れてほしい。

潤んだ瞳で彼の腕の中でぐったりとして彼を見上げる]

 言わなきゃ、ダメか?



[どこか舌足らずで甘えたような言い方になってしまうのは、温泉の効能なのか、どこか頭がぼうっとして、酔ったように霞かかっているからか。
言うなんてまどろっこしくて、自分から動きたくてたまらない。

湯舟の中で布越しに自分の屹立に触れる彼の手をぎゅっと握る。
布に包まれている自分と対照的に剥き出しの刃となっている彼の剛直。
腰を浮かせて彼に体重を掛けるように膝の上にのる。
そうして、布越しの花に彼の先端部分を擦りつけた。
水を吸った繊維の摩擦が大きくて、過敏になっているそこへの刺激がたまらない。

口で言う言葉より、躰で言う言葉の方がよほどいやらしい。

立ち上がれば、下着姿の自分の姿は、水面の上から露わになる。
しかもちょうど彼の目線の位置に。
見せつけるようにパンツのウエスト部分をわざと自分でずらしていく。
腰骨の辺りまでずらせば、先端部分が顔を出して。

彼の手を取ると人差し指だけを軽く握り、頭を出している自らの鈴口の方へと誘い。
湯から離れたことでわかりやすくなった、その先端からあふれる露を拭いとった*]

[あ、先輩にバレてしまった。
たこ焼きがあーんするには熱い事を。
私は露骨に目を逸らすと、ひゅーひゅーと吹けない口笛を吹いてみせ、ほっぺをツンツンされました。
ノリの良い恋人はヒーローで。
怪獣アンネリーは初めての恋人繋ぎだけで、完全に退治されてしまうのです。
脳内は指と指が絡み合う手に全神経が集中してます。]


(わ……わわ…………)


[慌ててる隙に、気障な言葉が聞こえてきて。
普段なら笑って返すのに。
思わず赤くなった顔のまま、先輩を見詰めてしまった。]

[誤魔化すように先輩の腕に抱き着いて。
たこ焼きの屋台に並ぶ間に、なんとか気持ちを立て直す。]


分け合って食べれば、色々食べられますね。
私は綿あめが食べたいです!

……っふ。

クリスマスの、先輩のサンタさん連想しちゃいました。


[にこにこ笑って。
あーんはたこ焼きじゃなくて、綿あめでしましょうか。*]

[腕の中でぐったりしていた彼が潤んだ瞳で見上げてくれる。
余すことなく触れられた唇はうるおい、もう一度キスを求めるよう。けれど、その唇からの問いかけには、少し間が開いた。舌足らずな甘えた声が、ダメか。と言う。彼のその言葉にも弱い自覚がある。彼の言葉全てに弱いと指摘されたらその通りだと頷くけれど、いや――なのだろうかと危ぶんだ。

彼に嫌なことはさせたくない。
そう思っていたら、手を握られた]


 鬼走? 何を。


[何をするんだろうか。
彼の熱源に布越しに触れていた手を止められたのだから
静止の為の行動かと思った。けれど、その考えが間違えだったと彼の次の行動をみて分かった。自ら、膝の上に乗り、布越しに剛直を押し付けるその姿に息を飲む。目を見開いて、彼をもう一度呼んだ声は、動揺と興奮が紛れていた。

露天風呂、それも雪景色で行われるストリップショー
その夢のような光景に目が奪われる。

彼の花に擦りつこうと
布を剛直が押している中で]



 ……っ。


[声がでなかった。
神秘的な美しさすらあるような気がする。目線の位置で行われるショーは先端部分を覗かせて一度とまった。濡れたパンツがくっきりと隠れた部分を形どっている。玉袋の位置も分かるほどにはりつくそれの先端へと手が導かれる。
言葉よりも雄弁に彼は語っていると熱源は湯の中で滾り

鈴口から溢れる蜜を、拭う指の感覚が
寒さの中はっきりと感じられ]



 美しいな…

[感嘆は彼に届いたか。
外気に晒される肌は、白く美しい。けれど]


 寒くないか?寒かったら言ってくれ。    
     俺は、我慢できそうに ない っ ん


[そう告げて、一度唇で舌を舐めれば露があふれる鈴口へと唇を寄せた。
雄の象徴であるそれは、食べられるのを待っているよう。いやらしくはみ出た先端を口に含み、指は彼の指と絡めて、腰の部分へと向かい、腰骨で止まるパンツへと導けば、そのまま下がるごとに咥える量を増していこう。

ゆっくりとずずっと熱を飲んでいく
刀身の形に唇を窄めれば

――最奥にまで自らが、導くようにと促し]


  …ん っ ふ


[じゅぼっとわざといやらしい音をたて
腰を動かせば、逸物で布越しに少しばかり花を突いた*]

[あ、この小悪魔誤魔化したぞ
でも怪獣アンネリーを退けてしっかりお姫様を迎えられたから今回はよしとしようか。
真っ赤になった杏音も見れたことだしな]

[誤魔化されて腕を抱きしめられていて]

 ああ、そのほうがいいだろ?
 それは俺も食べたいしな

 ん?こうか?
 よいこの杏音に、はい、たこ焼き一丁

[酒場なバイトのひどいサンタなものである。
無事購入、かったたこ焼きが少しだけ冷めるまで袋を手に持ちつつ、あーんのための綿あめでもその間に買いにいこうか。
他には、なんていくつかの屋台を巡ったり、食べたりしていくのである*]

[腰を動かせば逸物が湯舟で揺れる。
彼の痴態に育ち、熱源は今にも彼の下着を突き破りたいと訴えていた。

その痛みを抑え、口で彼の逸物を飲みながら
指をそっと下肢に這わせ、指先で先ほど逸物でついた花を軽く突き。
其処を意識させるように、柔らかく、下着越しに押し、彼の反応を伺った*]

[たこ焼きが冷めるまで待っててくれるらしい恋人さん。
ちょっと胸がくすぐったくて、腕をぎゅっと抱き締めて。
ふわふわの綿あめをゲットすれば。]


はい。先輩あーん。


[親指と人差し指で綿あめをつまむと、あーん。します。
自分はふわふわの綿あめに顔をつっこんで。
はむりと食べてみたりして。
屋台を覗いていると、少しずつ空が暗くなってきた。]

[如月川のほとりを歩いて。
自分は花火スポットとか分からなかったから。
誘ったのは、お花見の時にお弁当を食べた岸辺。]


もっと見えるところもあるかもしれないんですけど……
こことかどうですか?


[籠バックには、一応レジャーシートも入ってる。
先輩がもっと良いスポットを知って居れば、そちらに移動すればよい。]