ー 2日目:ポルクスと ―
「まあまあ?」
それにしてはちょっと気持ち良さそうな声も漏れ聞こえたけれど。
実際、口の中で少しずつ彼のものが固くなっている気がする。
先走りの、苦味ばしった雄の匂いが口の中に広がる。
「あ、…すいまへん。もご。」
つい咥えたまま喋っていたけれど、歯でも立てたら事だな、と思って口を離す。多少気持ち良くなってきてはくれているのだろうけれど。
「えっと…あります、一回だけ。
最初の時は、確かほとんど事務的な感じて表情は
あまり変わらなかったですけど… (サダルさんとこのホムンクルスだし)
でも、確かに慣れてるって以上の熱は篭ってた気がします。
美味しそうにというか、好き好んでというか。
出した後も見せてくれましたし。」