人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【人】 掃除屋 ダーレン

>>2 プリシラ

酒を呷りながら、なんとなしにあなたの話を聞いていたところ。
瞬き一つして。

「何だ、そのつもりでダンスなんて言ってるもんだと」

驚いた風ではない。元よりそのつもりでいたものだから。
あなたには借りもあるし、何よりこの舞台の立役者でもある。

「足を踏まないくらいの努力はしてやるよ、あんたに恥はかかせたくないからな」

リードする程の経験はない。
あなたが満足する保証もない。誰かの手を取る資格もないかもしれないけれど。

今なら、自分を少し許せる気がした。
だから、あなたに手を差し伸べられると思うのだ。

#パーティ会場
(7) 2024/02/16(Fri) 4:06:04

【人】 掃除屋 ダーレン

>>9 >>10 プリシラ
「………」

愛した女が死んでから、ずっと。
自分はこれから幸せになる資格はない、そんなことは出来ないと思っていた。
時間を置いても、その気持ちは消えることなく。
今この時まで、膨らんでいたものではあったのだけれど。

「おまえほどの魔女がそう言うなら、そうなのかもな」

目の前で鮮やかに咲く花を見ていると。
信じてもいいと、思えるのだ。

もう、貰ってるよ。なんて言葉にはしなくとも。
輝くようなドレスを身に纏うあなたを見る目が細まって、自然と口元が弧を描く。

パーティ用のタキシードはなくとも、表情だけはパーティを楽しむようなそれに見えるだろうか。

「お優しくて偉大な魔女に、俺からの贈り物だ。
 オレンジには白が映えると言ったが───魔女には黒も良く映えるだろ」

黒いカラーと、ガーベラの花を三つ編みにそっと挿し込んだ。
あの時のリンドウが残っているのなら、白の傍に黒が並ぶ形になっただろう。


そうしてから、改めてあなたの手を取るのだ。
もう遠慮も、躊躇も見せなかった。

#パーティ会場
(11) 2024/02/17(Sat) 4:23:58


その手に、彼女あなたと同じものを思ったのだ。
晴天の夜空の、どの星よりもきれいな一番星。

あなたを大切に思うひと
あなたを大切に思う聖女じぶん

だからこそ。
その願いはどこか、重なるものだってある。