人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 天馬騎士 エアハート

 
  おや見つかってしまいましたか。
  先に済ませておくべきかと思いまして。

  今宵はお世話になりました。
  クラムチャウダーにお刺身にブイヤベースに……
  そういえば海鮮物は主に貴方が作っていたと聞きました。
  流石は船乗りさんですね。どれも美味しかったです。

  それと――……
 
(189) 2022/05/29(Sun) 23:32:15

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  申し遅れましたが、私の名前はエアハート。
  愛馬の名前はアリアです。

  私はプロテア在住ですので、
  いつでもここには飛んで来れます。
  私には貴方達の姿は見えませんが、
  愛馬は気付いてくれるかもしれないので
  もしその場にいたら呼んであげて下さい。

  そうだ。店の中には入れなくても、
  手土産くらいは置いていけますよ。
  何か欲しい物は無いでしょうか……
 
(190) 2022/05/29(Sun) 23:33:06

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[無いなら花でもと冗談のように言いながら。
 次の霧の夜になっても、
 またここに入れるとは限らない。
 もう言葉を交わす事は出来ないかもしれない。
 なのでせめて最後に伝えておきたかった。]**
 
(191) 2022/05/29(Sun) 23:33:31






   置いていこうとする仲間には拒絶を
   俺を受け入れてくれるやつには
   仲間だと言って

   そしてまた俺は置いていかれることに怯える **




【人】 天馬騎士 エアハート

 
―― 会計時 MiraggiO ――


  カイルさんですね。
  此方こそありがとうございます。
  覚えておきますね。


[ここまで来て警戒心が薄れていたのは本当。
 思わぬ攻撃にきょとんと目を丸くした。]


  はは、完全に油断していましたね。
  カイルさんが悪い幽霊じゃなくて助かりました。
 
(265) 2022/05/30(Mon) 19:14:47

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  そうですね――…
  
「それはお渡し出来ません」

  と言って命乞いをします。
  
  まだやりたい事も見たい景色もあります。
  それに、アリアは扱いが難しいから、
  私がいないとその後どうなるか心配です。
  それで処分でもされようものなら
  自業自得の自己嫌悪で未練しか残らないでしょう。
  
  勝手ですが、カイルさんの事もきっと恨み続けますよ。
  出来れば、そういった関係にはなりたくないので
  勘弁願います。
 
(266) 2022/05/30(Mon) 19:15:52

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  土産話でしたらお安い御用です。
  日常の些細な事件から任務で出逢ったモンスターまで
  我らが天馬騎士団の幅広い活動は、
  話のネタには事欠きません。

  それにプロテア自体が、
  人と情報の入り乱れる町ですから
  この酒場のような面白い話もあるかもしれません。
 
(267) 2022/05/30(Mon) 19:16:16

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  ありがとうございます。
  
またお邪魔しますね。



[お辞儀に対し軽く敬礼をする、
 胸に淡く通う気持ちに、自然と笑みが零れた。]*
 
(268) 2022/05/30(Mon) 19:16:45
 
 [一目見た瞬間に、ありもしない心臓の高鳴りを感じた。

        電撃が走るように鮮烈な、運命の出会い。]
                        
再会

 

 
 
  [やっと
いに来てくれたんだね!
     
罠にかかって


   ずっとずっと、僕はここで
ち焦がれていたんだよ。]

 
 

 
[そ知らぬ顔で近づいて、注文を取り料理や酒を提供する。
 最初はビールを飲んでいたけれど、
 「お薦めはあるか?」と聞かれたから、
 オリンピックとブラッディマリーを出してやった。
 その意図に気付くこともなく、美味しそうに飲んでいたよ。



         
滑稽だね。さてはこの人、教養がないな?]

 

 
子供らしいあどけない笑顔で、話を聞いた。
 その裏で、賢しさと殺意を研いで。
 この日は他が疎かになってしまったけれど、
 どうか許して欲しい。
 何年も待ちわびた、千載一遇のチャンスなんだ。



 「海賊は格好良い!」「僕たち海の男の心は一つ」
 そんな虫唾が走るような嘘も、平気で吐いた。
       店員が、お客様に嘘を吐くわけにはいかない?
       奴はお客様じゃない。憎い仇だよ?]

 

 
 
 
   [ブラッディマリーでの宣言通り、

         霧が晴れる前に僕は無念を晴らした。]

 
 
 

 


 ───── もう、終わりの時間だ。


 ] 

 
[一人の未練を抱えたゴーストは
 そのまま、光と共に
 溶けて、消えた。

 
その表情は、幸せそうに笑いながら───── ]

 



[ 命とはどれだけ鍛えたとしても
  永遠になどなれない。

  人はいつかこちら側へやってくる。

  きっと俺は未練が多かったんだ

  
迎えにきて欲しかった

  
(亡骸を見つけて欲しかった)


  
死を悲しんで欲しかった

  
(弔って欲しかった)


  
みんなで力を合わせて逃げたかった

  
(一緒に戦って欲しかった)


  
逃げたアイツらを殺してやりたかった

  
(後悔をして欲しかった)



  どれも
正解

  そして今はどれも
正解
。 ]




[ 偽りの
幸せ
に身を浸らせて。 ]

[ 本当の
悪夢
から逃がされて。 ]

 

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 ― 夜明け ―


[長いようで短かい夜に終わりの時が来た。
 薄らと柔らかな光が降り注ぐ。
 あの深い霧がまるで嘘のように
 窓の外は視界が開けている。

 ふと気付けばゴーストの姿は無く、
 華やかな宴のあとには
 何処かしんとした寂しさが沁み込んでいた。]
 
(304) 2022/05/30(Mon) 21:27:03

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  カイルさん、また来ますね!
  約束通りお話を沢山持って来るので
  楽しみにしていて下さい。

  ええと、前髪をあげたワイルドな店員さん、
  私は確かに偶に人誑しだったかもしれませんが
  仰る通り、誉め言葉として頂いていきます。
  
 あと頭に何かささったのは気のせいですか?


  青い薔薇の店員さん、
  アドバイスありがとうございました!
  すぐには変えられないかもしれませんが、
  貴方の言葉がきっかけになるのは確かだと思います。

  それと……
  私の愛馬が好きそうな雰囲気を漂わせた
  垂れ目の店員さんに、
  長い髪で大人しそうな店員さんも、

  皆さん、お世話になりましたー!


[人間だけが残ったように見える空間で
 響くように礼を伝える。]
 
(305) 2022/05/30(Mon) 21:27:19

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[そんな中、近寄ってきた男性の声に答える。]


  伝票……ですか?
  会計は先に済ませましたが、
  そういえば頂くのを忘れていましたね。
  えーと、飲み物は結局何杯だったかな。
  

[メニュー表を見て悪戦苦闘する彼に
 役に立ちそうで立たないアドバイスと、
 応援はしていた。

 そして店を後にした。]*
 
(307) 2022/05/30(Mon) 21:27:41

[ 魔法の使えない人の子
  君のおかげで和らいだ子もいたんだったか
  料理長の不在は重たいけれど、なんとかしよう。

  海に持っていくには熱すぎる炎の行先
  
は無事に見つかったようでよかったね?

  幼子が背負うには大きな傷だ
  もし次来る時があれば
  今度こそ最果ての地を見てくるといい

  今度は幼子なんて言われないよう、成長してね。 ]


 


[ 誰よりも不真面目なように見えて
  誰よりも真面目だったのかもしれないね

  次もお客さんとして来てくれる彼には
  きちんと指輪は返しておくよ
  一度覚えた絶望をもう一度
  目の当たりにすることになっても
  選ぶと言うなら ただ祈ろうか
  君が愛した人の


  次は夢でなく、現実に見るといい
  まだ見ぬお酒も、出会いも 幸せも
  きっと君をこの世で待っているよ。 ]
 


[ やっぱり君は光だったと思うよ
  自らを燃やし尽くしてしまう光
  
  話していなかったけれどね
  僕の道は照らされているんだ
  最愛の人は ここへ居るから。

  
  僕に君の道を照らしてあげることは出来ないけれど
  そうだね、もし戻ってきても望むなら
  この世から、
してあげようか。

  …なんてね 燃え尽きてしまう前に
  灯りを見つけることを願っているよ

         休暇の後
         見つからなければ、帰っておいで。 ]

 


[ 君とはまだ長い付き合いになりそうだね
  この先もずっと、かな。

  失う痛みを知りながら
  与える痛みを知っている

  君の未練が永遠に晴れる日が来ないのだということも
  気づいているから、目を瞑る

  終わらない時も退屈なんだ
  そろそろ
いの話でもしてみるかい?

  ───冗談さ 僕たちには必要のない話だ。 ]

 

【人】 天馬騎士 エアハート

 
 ― いつの日か ―


  さて着いた。
  アリア、誰か居そうかな?
  
[まだうららかな陽光がさす昼下がり。
 会いたくないあの人を避けて空の上まで。
 同情もするものかと思ったけれど、
 押されると弱いので手っ取り早く逃げの姿勢だ。

 その後に辿り着いたのは、
 誰もいないように見えるいつもの店の前。
 ノックしても当然のように扉は開かない。]
 
(316) 2022/05/30(Mon) 23:29:39

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[覗くように周りを見てから、
 アリアの鬣を撫でる。
 何を言いたいのか、何を思っているかはわからない。
 でもその表情は長い睫毛の目を細めて、
 少し得意気に感じた。>>264

 店の壁に背をつける。]
 
(317) 2022/05/30(Mon) 23:29:56

【人】 天馬騎士 エアハート

 
  ……そう。

  じゃあ今日はどんな話をしようか?
  まずはあれだな、任務で訪れた場所。
 
(318) 2022/05/30(Mon) 23:30:16

【人】 天馬騎士 エアハート

 
[今日も町の外れでアリアと話す。
 傍から見たらこれも不思議な光景だろう。

 活気溢れる城下町での
 町を彩る愉快な噂、
少し怖くて奇妙な噂。


 
惑わされてみようか?


 きっとまだ見ぬ景色に出逢える。]**
 
(319) 2022/05/30(Mon) 23:31:07


   「セシリー……ごめんなさい。
    私にとっての正解は、選べなかった。

    
世界にとっての正解を、選んでしまった。」



  ずっと、後悔していた。
  それでも、
  そんな私が祈っていいのなら、届くのなら…。