人狼物語 三日月国


120 【身内RP】森奥の工房 2nd【RP】

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視点:


一日目

村人:1名、共鳴者:2名、人狼:1名、恋愛天使:1名、求愛者:2名

【人】 ****

——……W良いお年をWと記されている。
(0) 2021/12/24(Fri) 15:03:23

【人】 エガリテ

 

  どうしてこんな日に補習があるのか……か
  諸君らの日頃の怠慢以外に理由はない

  さあ口を噤んでペンを動かして

  休暇中の課題を増やしたくはないだろう?


[聖なる日と呼ばれる今日も仕事だが
 平時と同様、淡々とこなす。
 そんなだから冷たい印象すら与え
 行事に興味がないやつだと思われがちだ。

 だけどこの後、恋人と過ごす時間を
 何より楽しみにしている。
 それはきっと彼らしか知らないこと。** ]
 
(1) 2021/12/24(Fri) 15:19:23
 
[体に染み渡る… 乳白色のお酒。
 肉汁の溢れだす芳ばしい串焼きのお肉。

 美味しいと感動しながら伝えれば
 喜んでくれて、
 食の知識を披露してくださったりもして、

 打てば響くような反応に
 お腹だけでなく、心も満たされる。


 隣に座る彼との、
 こんな温かな時間を
 ぎこちない雰囲気で壊してしまいたくなくて

 祈った。

 2週間、ずっと…
 貴方のことを考えていた、という台詞が
 どうか嫌なものとして響きませんように、と。]
 

 
[不安を、笑顔の下に隠し
 息を詰めながら反応を伺っていると、

 彼にしては珍しく
 話し始めをつかえさせながら
 そんな風に想って貰えて、嬉しい…と
 言ってくださって、

 その時の、
 淡く染まった表情が
 なんだか‥やけに色っぽいから


 どきり、とする。]
 

 
[つい魅入ってしまっていると、
 場を改めるように
 小さな咳払いがなされるから

 背筋がぴんと伸びるような気持ちで
 続く言葉を待った。] 



   …………っ、!



[右手に持っていた串が
 支えを失い、銀皿の上にこつりと横たわる。]
 

 
[触れられたところから
 ぞく、と
 広がった痺れが
 背筋を駆け、脳を灼く。

 今まで経験したことのない快感で飽和して、
 熱く湿った吐息が]



   
はぁ………
 



[唇から零れ落ちた。]
 

 
[撫でられる、包帯が羨ましいと思っていた。

 その指が、
 今、自分に触れてくれて

 それだけじゃなく、
 もっと… 唇も、他のところも
 知りたい、と。


 …ああ、そうだ
 その前に、この先の…全てと言ってくださっていた。

 過去だけでなく、未来までだなんて。
 そんなに、ずっと?
 本当に‥‥?


 幸せの天井を塗り替えて
 尚、余りが有りすぎる事態に
 嬉しくて堪らないのに、飲み込み切れなくて。]
 

 

   すごく、… うれしい、です

   あなたに
   触れてもらいたいし
   触れたいと 思っていました。

 

 

   ただ、その…

   装具を作る腕以外、
   自分には何の取り柄も、価値もないから
   知りたいと思ってくださるのは
   嬉しくて堪らないのですが、

   がっかり、させてしまうかもしれない、

 

 
[誰もが憧れ、慕い、付き従いたくなる
 あなたとは違い
 私にはカリスマもオーラも無いし、生活力も乏しい。

 剰え、自分は
 あなたを穢すことに興奮を覚えてしまっていて、
 唯一誇れる、装具士としてすら
 失格かもしれない。

 今だって、
 あの…艶めかしい表情を想い出して
 胼胝のある人差し指と中指が
 傷痕を辿るように空を掻いてしまっている。

 ひと月半だけでなく
 この先もぜんぶ‥だなんて
 そんな幸せが、ずっと続いてくれるとしたら

 隠し通せる、自信もなくて。


 触れたいのに、
 触れてしまったら、きっと────…

 

 
[不貞を働きたがる指を隠すように
 慌ててぎゅっと握り込み、勢いよく言葉を継ぐ。]



   ツァカリ様のことが、知りたい
 
   知りたくて
   触れたくて
   堪らない自分が居ます、

   知りたいと思ってくださるのも
   すごく嬉しくて、



   でも、……怖い

   あなたにだけは嫌われたくない……っ、



[最後のふたことは
 怯えと願いが絡まりあって、
 絞り出すような切実な声色になっていた。]*
 

 
[親指で顎を少しなぞっただけで
 指先から蕩けてしまいそうな
 ほどに甘い。

 吐き出された息に
 皮膚が撫ぜられるのも
 堪らない甘さだ。

 彼が、教えてくれた。

 愛しい人とは
 それだけで甘美で
 情欲が煽られるものなのだ。]


  (───……ああ、)


[抑えるのに苦労を覚えるから、
 唇そのものに触れていたら
 危なかったやも知れない。

 今触れたのよりもっと柔らかいのだろう。
 もっとずっと甘いのだろう。]
 

 
[まだ俺のものではないのに
 もう癖になってしまいそうだ。

 ────そう、
 まだ俺のものではないから。

 誤って触れてしまわぬよう
 一度手を下ろした。

 彼の気持ちを確かめなければ。]
 

 
[そうして彼の声に耳を傾けた。

 冒頭でうれしいと言ってくれたものの
 彼の話す姿は
 羽根の欠けた蝶が飛ぶように危うげだ。


  ……!


[何より大切にしたいその人が
 自分には価値がないと音にするから
 下ろしていた手が拳の形になり
 皮膚に爪が深く食い込んだ。

 昨日短く研ぎ揃えておいたから
 血が出るようなことはなかったけれど。]
 

 
[自虐の言葉はナイフより鋭利だ。
 此方の胸まで刺さって痛くなったが、
 彼の方はもっと苦痛を感じている。

 きっと、とても根深いものなのだ。

 彼の握られた手の上に自らのを載せ、
 安心してもらえる様
 意識して柔らかい表情を作って見せる。

 そうしながら、初めて訪ねた時
 ダアト殿も
 この様に微笑んでいたなと過ぎった。
 彼は他人に傷つけられることに対して
 敏感なのかも知れない。]
 

 

  誰が貴殿に価値が無いと言い、嫌ったのだ?
  貴殿の心に傷を負わせたのは一体、誰なのだ?

  否、いまは答えずとも良い────…

      、、、
[あなたにだけは嫌われたくない、と彼は言った。
 過去に何かあったのだと思う。
 一体誰が彼の心をこんなに臆病にしたのだろう。

 感じたことのないドス黒い感情が胸に湧き、
 少しばかり目が座ってしまうが、
 過去未来すべて知りたいことは既に伝えてあり
 いずれは聞かせて貰う予定の話だ。

 彼が話したいと言ってくれるなら
 勿論いつでも聞くけれど、
 今はそれより伝えたいことがあるから
 返事を待たずに続けた。]
 

 

  貴殿は誰より美しく愛くるしい
  俺を真っ直ぐに見てくる目が特に堪らないのだ
  美味しい茶を淹れてくれるのが優しくてすきだ
  心配で外に飛び出してくる愛情の深さが狂おしい
  美味そうに飯を食う姿は延々見ていられる可愛らしさだ

  会って間の無い俺でも
  仕事以外の貴殿の良き所をこれだけ挙げられるぞ
  そしてこの先も見つけ続ける
  貴殿は、魅力に富んだひとだ


[想う人のことを語る時だけは作らずとも
 眼差しも声色も穏やかなものとなる。
 心からそう思い、自慢してまわりたいくらい
 魅了されているのだから。]
 

 

  貴殿を傷付けた者が何を以て
  貴殿に価値が無いとしたかは知らぬが
  其奴の目は新しいものに
  替えた方が良さそうだな

  作ってやってはどうだ?
  ────…否、余りに勿体無い


[本当にやらせる気は毛の先程もないから、
 悪戯っぽく笑って見せた。
 彼を貶めたものには
 その辺りにある試作品でも与えてやるのは惜しい。
 石ころでも詰めておけば良いというものだ。]
 

 
[彼を得たい気持ちに際限はない。
 彼もまた己に触れ、
 己を知りたいと望んでくれている。
 互いに同じ想いなら、何を躊躇う必要がある。]