人狼物語 三日月国


239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】

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視点:


蒼い三日月が辺りを照らす。伝承は果たして真実なのだろうか。
もし真実であるならば、異形の刃を見つけ出し、打ち砕かなければならない。

どうやらこの中には、村人が1人、霊感少年が2人、人狼が1人いるようだ。

【人】 客 葉月

『さあ、今年も残すところあと──、』

[テレビの中から、芸能人たちの明るい声が聞こえてくる。
今年の冬は記録的な暖冬で、年の暮れだというのに結局雪一つ降らなかった]

ぴろん。

[スマホの着信音が鳴る。
貴方がそれに目を通すなら、画面に見知った名前を見つけられるだろう]
(0) 2023/12/24(Sun) 0:00:00



【人】 街路灯 デュラン




[ 白の帽子をかぶり、街中に静かに佇んでいる。** ]
 
 
 
(1) 2023/12/24(Sun) 12:28:59

【人】 高野 景斗

[ ローストチキンが骨だけ、になる前に
 他の料理も運ばれてきただろう。

 トレードマークのキャスケットの代わりに
 白い球体が、彼が動く度にふわふわと揺れる。

 食べ方についで笑われたなら ]

 こう食べるのが礼儀な気がして。

[ そう笑い返して。
 特別な日の特別なご馳走を。
 気の合う友人と。

 笑い声で賑わう特別な場所で。

 順調にグラスの中身も、皿の上も減らしていく。
 楽しい時間は、瞬く間に過ぎ去っていくもので。
 
 一人、また一人と店を後にしていく。
 帰り際のお客の一人から"雪だ"という言葉が
 聞こえてきて ]
(2) 2023/12/24(Sun) 12:42:04

【人】 高野 景斗

[ 店内で待てるようにと気遣ってくれた事を
 ありがたく思いながら。

 彼の支度を待ち、家路へ着く。 ]

 冷えるねぇ

[ 白がちらつくと、深い夜もわずかに
 明るく見えてくる。

 まだ積もるまででもない道を踏みしめながら ]

 帰ったらまず、お風呂入ろうか

[ スマホで家電に指示を送る。 ]
(3) 2023/12/24(Sun) 12:42:20

【人】 高野 景斗

 そう言えば今朝届いたんだ
 こたつ。

 お風呂あがったら
 こたつでシャンパンと、みかん
 どう?

[ 組み合わせ的にはどうだ、という
 ところではあるが、覗き込むようにして
 ほんの少しの夜更かしの、誘いをかける。* ]
(4) 2023/12/24(Sun) 12:42:51

【人】 瑞野 那岐

[ガーリックブレッドに
 ルッコラの効いたサラダパスタ。
 スープは定番のミネストローネ。
 
 どれもローストチキンと相性のいいものだ。
 二人の腹に収まっていくのを眺めつつ、
 グラスが何度か活躍する頃には
 すっかり取皿も空になっていて
 客足も途絶えていただろう。

 閉店後には従業員用のバックヤードに移動してもらい
 主の居なくなったテーブルを拭き上げていく。
 戦場だった厨房も、
 朝訪れた時のように磨きがかかっていた。]
(5) 2023/12/24(Sun) 14:03:06

【人】 瑞野 那岐

[サンタの帽子を脱いで元の姿に戻り、
 小さな箱を抱えて、待ち人の元へと向かう。

 お待たせしました、と声を掛け外に出れば、
 白い粉雪が舞っていた。]


  ああ、やっぱり、雪が降ったんですね。


[空を見上げて呟くように零し、
 冷えるという彼を見上げて頷いた。

 イブから年末にかけては降りやすいとは聞くが
 まるで神がタイミングを見計らったように
 イブの日に雪が降らせるのは偶然か、どうか。]
(6) 2023/12/24(Sun) 14:03:21

【人】 瑞野 那岐

 
  
  いいですね、温かそうで。


[隣で端末を弄る彼に軽く同意する。
 喋る度に白い息が空気に溶け込んでいく。

 どうやら風呂だけでなく、今日はこたつもあるらしい。
 こたつとシャンパンというミスマッチさに
 ふ、と眉尻を下げて笑う。]


  それと、デザートもまだだったでしょう?
  タルト、ありますよ。


[手にしていた小さな箱を軽く掲げてみせる。
 自宅についてからと考えてはいたが、
 誘いをかけられたら中身をネタばらしを少し。]
(7) 2023/12/24(Sun) 14:03:42

【人】 瑞野 那岐

[明日もクリスマス当日が残っている為、
 午前中にはランチの準備に
 店には向かわないといけないだろう。
 
 それでも一般的なサラリーマンたちよりは
 夜更かしできる店で良かったと思う。

 アスファルトを白く染めていく雪を眺めながら
 ゆっくり、帰路を踏みしめていく。*]
(8) 2023/12/24(Sun) 14:03:54

【人】 高野 景斗

[ ホワイトクリスマス、を満喫する帰り道。
 芯から冷えるような寒さに、恋人たちが
 寄り添いたくなる気持ちを密かに、理解しつつ ]

 これからもっと降るだろうね

[ 空を見上げて呟く彼>>6に答えつつ
 家電への指示が済めばスマホはポケットへ
 しまい込む。まだ積もっていないとはいえ
 足元が悪いのは間違いないので。 ]

 少し落ち着いたら、お鍋もいいよね

[ クリスマスにシャンパンまではそれらしい
 組み合わせであったが、みかん、にこたつ
 鍋と話題がそれていけば、ミスマッチに拍車が
 掛かる、が。 ]

 タルト?嬉しい。
 好きだな、タルト

[ 好きだった――ではなく、好きになったひとつ。
 箱の中身のネタバラシ>>7を聞けば家路へ向かう
 足も少し早まる。 ]
(9) 2023/12/24(Sun) 14:30:54

【人】 高野 景斗

―― 自宅 ――

 おかえり。

[ ただいま、の前にそれを告げ、
 流れるように、自然におかえりのキスを贈り

 タイマーが仕事をしてくれていたおかげで
 ほんのりと温かい室内へ入っていく。

 ちょうど良いタイミングで、湯張りを
 終えた給湯器がぴろり、と鳴ったので ]

 先お風呂どうぞ?

[ と、彼を浴室へ促して
 コートとマフラーを受け取りハンガーへ掛ける。
 入れ替わりで自分が浴室へ入る頃には、
 買ったばかりのこたつが良い仕事を、
 してくれているだろうという算段。 ]
(10) 2023/12/24(Sun) 14:31:13

【人】 高野 景斗

[ タルトの入った箱は、冷蔵庫へ
 明日のスケジュールをスマホで再確認したなら
 さっさとダイニングのケーブルに繋いでしまい

 二人分のグラス、茶菓子用の器に
 みかんを積み、クリスマスソングの
 流れるラジオに耳を傾けて。* ]
(11) 2023/12/24(Sun) 14:31:22

【人】 瑞野 那岐

[雪が降ると手を伸ばしたくなるのはどうしてか。
 冷たいと分かっていながらも、
 降りてくる雪に手を伸ばして結晶を水に変えていく。

 もっと降るという言葉には苦笑を零して]


  積もる程は、困りますけどね。
  

[都内の交通機関は天候で麻痺しやすい。
 積もる程になれば道はすぐに凍ってしまうだろうから。
 鍋の提案にも軽く相槌を返しつつ、
 流れで食べ物の話になったなら。]
(12) 2023/12/24(Sun) 15:50:08

【人】 瑞野 那岐

 

  うちのサンタクロースたちの
  渾身の作ですから。


[と、同僚を誇らしげに自慢しただろう。]
(13) 2023/12/24(Sun) 15:50:19

【人】 瑞野 那岐

[そんな夜気の寒さを抜けて彼の家に赴けば、
 冷えた頬を彼の唇が温めてくれた。]


  ただいま。


[お邪魔します、というより、いつの間にか
 ただいま、と口にするようになった玄関。
 
 冬の生地の厚いジャケットを脱いでも
 室内は暖かさが残っていた。]

  
  先にいいんですか?
  じゃあ、お言葉に甘えて。


[と断りを入れたものの、体力仕事の料理人。
 冬でもほんのりを汗をかくくらいには汚れているので
 早く汗を洗い流したい。──彼と居るのならば尚更。]
(14) 2023/12/24(Sun) 15:50:32

【人】 瑞野 那岐



  クローゼット、触りますね。


[軽く頭を下げて自室でもないのに増えてきた
 自身の着替えを手にするべく足を運び
 勝手知ったる様子で準備をしてから浴室へと向かう。

 ジョークの言える人間ならば、
 一緒に入ります?なんて言葉も交わしたかもしれない。
 そう考えて、一度。
 浴室の前で足を止めて振り返ったけれど。]


  …………。


[構えてしまえば妙に気恥ずかしくなって、
 口を閉ざし、ぱたりと扉を閉じた。*]
(15) 2023/12/24(Sun) 15:50:48

【人】 高野 景斗

 確かに、転んだりとか怖いもんね。

[ 積雪には幻想的な美しさや特別感があるものだけど
 現実的に交通機関が麻痺したり、転んだり
 そういった側面も確かに、ある。 ]

 鍋といえば、あそこのホテルは
 こっちより雪が振りそうだね。

 露天風呂、雪景色だろうなぁ

[ 春先に行った旅行地の事を思い出しながら ]

 また旅行に行きたいね
 来年以降ならわりと休みに自由が効くだろうから

[ 先の話しもしつつ、誇らしげに同僚を自慢する
 様子には両手を上げて ]

 今日もおかげですっかり
 満腹です

[ と笑っただろう。 ]
(16) 2023/12/24(Sun) 17:06:03

【人】 高野 景斗

[ おかえり、にただいまの声が返る。
 戯れのような触れ合いが名残惜しくなって
 仕舞う前に解放して。

 いいんですか?>>14と問うのに、 ]

 勿論

[ と頷いた。
 彼の努力と功労の上に、自分のが味わう美食と
 満腹が成り立っているのだから、順番を譲ることに
 なんのてらいもない。

 クローゼットを開くことに、断りすらも
 要らなくなるまで、まだ少しかかるらしい。 ]
(17) 2023/12/24(Sun) 17:06:14

【人】 高野 景斗

[ 浴室へと向かう彼につい視線をやれば
 目が合った、だろうか。

 ――そのジョーク、もし言えたとしても
 言わなくて良かった、と思うよ。

 なにせ、ジョークだと思わず、
 じゃあと乗り込んでいくのが目に見えて
 いたからね。

 ぱたり、と扉を閉じる音がすれば
 ソファに深く沈み込んだ。

 電源を入れたばかりのこたつは
 まだ温まるには至らないし
 なんとなくその小さな感動を味わうのも
 ふたり、が良かったから。 ]
(18) 2023/12/24(Sun) 17:06:37

【人】 高野 景斗

[ 共に居るようになって。
 知ったことも多くあって。

 知りたくなかったことも、それなりにあった。
 小さな独占欲に振り回される己がいることとか。

 ただそういう時には必ず、
 彼でなければだめなのだと再確認し、
 思う心を育ててきた、と思う。

 何かを知るなら、味わうなら、
 ふたりでがいい、とか

 そういうシンプルな愛の形があること

 衝動のままに、ではなく
 思い合うからこそ、触れ合いたいと思う心とも
 折り合いはつけられるようになってきた、はず。 ]
(19) 2023/12/24(Sun) 17:06:49

【人】 高野 景斗

[ だから今夜は、穏やかに隣で眠るだけにしよう

 そう言い聞かせている時点で、折り合いもくそも
 あってないような、ものなのだけど。* ]
(20) 2023/12/24(Sun) 17:07:01

【人】 瑞野 那岐

[汗と汚れを洗い流して、頭からシャワーを浴びる。
 鏡が曇っていくことに浴室の温まりを感じて、
 ほっと息をついた。

 サンタの帽子でついていた前髪の癖も
 濡れてしまった今ではなくなって。

 キュ、とシャワーを閉じてから張ってある湯船に
 身を浸せばじんわりと身体の芯から温まる。
 
 帰り道に彼が話していた旅館のことを
 自然と思い出した。

 初夏の緑が鮮やかだった時期の景色も
 美しかったが冬場の寒空の下
 雪が降る中で温度差を楽しむ露天風呂も
 さぞかし景観がいいことだろう。]
(21) 2023/12/24(Sun) 21:08:16

【人】 瑞野 那岐

 

  『次に旅行に行くなら、
   景斗さんが話していた方の温泉に行きたいです。』


[帰り道にはそう応えた。
 始めてのドライブで桜の咲く頃に聞いた話。
 そちらの実現はまだ叶っていない。

 湯船の中で肌を撫でればちゃぷん、と水気が跳ねる。
 旅行にノリ気だった彼の表情を思い出して笑う。
 
 社会人になってからは旅行という旅行には
 あまり行く機会がなかったから擽ったい。

 こうして彼と過ごす時間が
 少しずつ、少しずつ増えていくのだろう。]
(22) 2023/12/24(Sun) 21:08:39

【人】 瑞野 那岐

[クリスマスの夜を、誰かと過ごしたことが
 ないわけではなかったけれど。

 数年ぶりの『恋人』と過ごすクリスマスというのは
 いささか久しぶりな気がして。
 あまり変わらない日常のようになっている現状に
 少しばかり気後れてしまう。

 かといって仕事上がりではどこかに寄ることもできず
 申し訳程度のタルトぐらいしかない。
 一つだけ用意しているものは、なくはないけれど。

 そんなことを少し頭の片隅で考えながら、
 少し火照ってきた身体が熱さを訴えて
 湯船から身体を起こした。]
(23) 2023/12/24(Sun) 21:08:49

【人】 瑞野 那岐

 
  ……あ。

[そして、脱衣所に来てから気づく。
 パジャマの上下は用意したものの、
 その下に履く下着の準備を忘れていたことに。
 
 ぽたぽたと髪から落ちてくる水気を拭い、
 タオルを肩に掛けたままの状態で
 そっとリビングへと続く扉を開けて顔を覗かせる。]
(24) 2023/12/24(Sun) 21:09:14

【人】 高野 景斗

[ ――それからしばらくして。

 そろそろ上がってくる頃かなと自分の
 部屋着とタオルとを傍らに準備していた折、

 浴室の方から声がかかり、立ち上がる。 ]

 忘れちゃった?

[ そう問い返して、要望通り
 クローゼットのカラーボックスの中から
 彼の下着を手に取り、脱衣所へ向かう。

 はい、と手渡して。まだ湿り気の残る
 髪から肩へ、滴る雫を目線で追って
 すこしの、後悔。 ]
(25) 2023/12/25(Mon) 0:16:16

【人】 瑞野 那岐

[冬の寒さは応えるから、トレーナーでは足りない。
 触り心地のいい前開きの、いわゆるもこもこした
 フリース素材の生地のナイトウェアを着て。]


  お先にいただきました。
  お風呂、温かいですよ。


[浴室に向かう彼を見送りつつ、
 風呂上がりの補給にキッチンへと向かう。

 冷蔵庫を開ければ、先程の箱が入っていた。
 これは後で二人で食べるとして、
 今はブラックコーヒーを手にリビングへと戻る。

 先程も見たが部屋の中央に鎮座するこたつは
 二人で入っても十分な広さだ。
 足先を入れれば、素足がほんのりと熱に晒される。
 暖かい、と、無意識に声が漏れた。**]
(26) 2023/12/25(Mon) 1:37:03

【人】 高野 景斗

 あれ?先にやってくれても
 良かったのに、待っててくれた?

[ 手つかずのグラスは二つ、こたつの上に
 置かれたままだ。

 しっかり湯船に浸かり
 この所また伸びてきた髪を乾かす分
 彼よりも自分のほうが、浴室にいる時間は
 長いのは慣れたものだろうが。 ]

 先にやっててって声かければよかったね
 こたつ、気に入った?

[ その炬燵という暖房具は、一度入ってしまえば
 トイレに行くことさえ億劫にしてしまうほどの
 魔力を秘めている事を熟知している俺は、
 引き込まれるその前に、シャンパンとタルトを
 取りにキッチンへ寄っていく。 ]
(27) 2023/12/25(Mon) 20:41:06

【人】 高野 景斗

 少しなら飲むでしょ?

[ シャンパンからコルクを抜き取る音は
 いつ聞いても小気味が良い。

 ワインが好きだ、と自称するくらいなので
 コルクを飛ばすことのないように、
 ナプキンで包んでいるし、

 ワインクーラーの準備も滞りない。

 しゅわしゅわと泡立つそれを、グラスに
 丁寧に注ぎ入れてから漸く、こたつに
 足を預けて ]

 ……寝ないように気をつけないと

[ 彼よりもサイズの大きいナイトウェアは
 おそろい、とは行かないが似たようなデザインだ
 冷えに弱いからと二人で購入したのだったか。 ]
(28) 2023/12/25(Mon) 20:41:20

【人】 高野 景斗

 お疲れ様、乾杯

[ 隣に並び、グラスをかちりと合わせる。
 タルトは切り分けずに、山を崩していくように
 食べたいと申し出た。

 これもそう、子供の頃に夢見た食べ方のひとつ。* ]
(29) 2023/12/25(Mon) 20:41:32

【人】 瑞野 那岐

[ここ最近は時間が噛み合わなかったせいか、
 彼の家に来ること自体を控えていた。

 それでも、会いたい、と言葉を飾らずに
 伝えてくれる彼に気持ちが傾かないはずもなく。
 もらった合鍵を使って彼の居ない部屋で
 待つこともしばしば合った。

 夜でも胃に凭れないような夜食を作り、
 温めるだけの状態で待っているつもりが
 うとうとと船を漕いでしまった日も。

 ”待たせる”という行為が返って
 気を使わせてしまうのではないかと。

 やはりしばらく来るのは控えると口にした日もあったが
 『もう少し』、その一言に引き摺られて
 結局、自分の意志も弱いまま。]
(30) 2023/12/25(Mon) 21:40:23

【人】 瑞野 那岐

[だから、店の中だけでも。
 お風呂から上がって寝るまでの少しだけでも。
 こうしてゆっくりと時間を過ごせるのは久々だった。

 とはいえ彼の方はまた朝から出かけるという。
 もう時計の針は天辺で揃いそうになっている時間。
 あまり、夜更かしもさせられないだろう。

 こくん、コーヒーを喉に流し込んで息をつく。
 大人になって時間を作るのはこうも難しいのかと、
 改めて物思いに耽けていれば、やがて
 浴室から物音が聞こえ始めた。]


  シャンパンを一人で先に飲むのは
  さすがに、待ってますよ。


[グラスの代わりに置かれたマグカップは
 幾分か減っていたけれど。]
(31) 2023/12/25(Mon) 21:40:36

【人】 瑞野 那岐

[髪はしっかりと乾かしてきたのだろう。
 寧ろ、中途半端に乾かした自身のほうが
 まだ少し湿り気が残っているかもしれない。

 そういう細やかさに
 身だしなみを気にかける仕事なのだと
 ふとした瞬間に気付かされながら。]
  
  
  ええ、足が温かいです。
  背中まで温まれないのが残念。


[こたつの感想を笑い混じりに応え
 彼がボトルを取りに行くなら
 自分も腰をあげようとして軽く制止が掛かる。]
(32) 2023/12/25(Mon) 21:41:08

【人】 瑞野 那岐

[遠慮なく準備を任せながらせめてもと
 テーブルを片付けて伏せたままのグラスを寄せる。
 
 ボトルの扱いは彼のほうが慣れているだろう。
 注ぐのを任せながら、誘いの声がかかれば]


   はい、いただきます。
   せっかくのイブだし。
  
   こたつで寝たくなる気持ちは分かりますけど、
   オレじゃベッドまで運べませんよ。


[双眸を細めて頷き、独り言のような声に笑う。]
(33) 2023/12/25(Mon) 21:41:22

【人】 瑞野 那岐


[互いに夜着に着替えて
 こたつにシャンパンとタルトと飲み干したマグカップ。
 
 始めての恋人とのクリスマス。

 ……そう語るにはさすがにリラックスが過ぎている
 かもしれないが、それも悪くないと思える。]


  乾杯。


[カチリと、音を鳴らし合わせれば
 音だけは鐘の音が響くように綺麗に。

 タルトは切り分けるつもりだったけれど
 そのまま食べたいというのなら、どうぞ。と
 愉しそうにフルーツを見つめる彼を促しただろう。*]
(34) 2023/12/25(Mon) 21:41:34

【人】 高野 景斗

[ 会えるなら、数分でも。
 会えないなら、声だけでも。

 思ったことが須く伝わるでもなし、
 故に全て、口で伝えた。

 健気にも、夜食まで作り
 万全の状態で待っていようとしてくれたことも。

 会いたい、もう少し、を口にして
 引き摺られるように、君は俺の側にいて

 その思いは
 自分だけではないのだとたまらなくなったことも。

 また、彼と出会ったからこそ、
 知ったうちのひとつだ。 ]
(35) 2023/12/25(Mon) 22:34:22

【人】 高野 景斗

 俺も寒いのだめだし
 せっかくなら一緒に入れるのって思ったけど

 気に入ってくれて良かった。
 住みたくなるくらい、気に入ってくれると
 嬉しいんだけどな?

[ 腰をあげようとするのを制して、
 準備を終えてから、遅れてこたつに
 入った足は、ずっと温まっていた彼と
 比べると少し、冷たいかもしれない。

 炬燵の中で多少触れ合ったとしても、
 気にしないままグラスを合わせて ]
(36) 2023/12/25(Mon) 22:34:33

【人】 高野 景斗

 ――どうして俺が、早々にこたつを
 出さないか、分かっちゃった?

[ そう、オンとオフはきっちり分ける
 タイプと言えば聞こえは良いが。

 オフはひたすらだらけてしまう方であるので
 文字通りこたつに取り込まれたまま
 朝を迎えてしまうのが分かり切って、いるからである ]
(37) 2023/12/25(Mon) 22:34:48

【人】 高野 景斗

 タルトに乗ってるフルーツって
 つやつやしていて、綺麗だよね

[ 早速、とフォークをタルトに差し入れて。
 綺麗、と称した10秒後には口の中に入っている。

 以前からそういう所があったのを
 君は既に知っているだろうから
 情緒がないなどと、咎められることは
 ないだろうけど。 ]
 
 満喫してるなぁクリスマス
 シャンパンも美味しいね
 今回は、前々から準備していたわけじゃないから
 どうかなって思ってたけど

 飲みやすくて、いいね
 ラベル、取っておこうかな

[ 飲みやすい酒を定期的に、購入するように
 なったのは、彼のためでも勿論あるし、
 自分のため、でもある。 ]
(38) 2023/12/25(Mon) 22:35:01

【人】 瑞野 那岐

[寒いのがだめだという人は、
 趣味のバイクに乗る時には厚着をしてでも
 走らせたいと言っているのに。
 こたつの悪魔には抗えないらしい。]


  そうですね、家にも置いていないし
  実家にもこたつはなかったから新鮮かな。

  気に入るかどうかはこれからの
  使い道次第ということで。


[くすくすと肩を揺らして応えをはぐらかす。
 笑ってしまっていることと、
 既に言葉に甘えてこたつから出なかったことで
 その内情は知られているようなものだろう。]
(39) 2023/12/25(Mon) 23:56:29

【人】 瑞野 那岐

[彼が布団を広げれば足元に外気が入り込む。
 素足の彼の足が少しだけ触れて、
 冷たい、と笑いながら大袈裟に足を引いたりして。

 もう一つの問い掛けが投げられたなら、
 ぱち、と目を瞬かせた。]

 
  本当に寝ちゃうんですか?
  風邪引きますよ。


[後半、少し嗜めるようになったのは
 この後控えた仕事のことも気になってのこと。

 仕事では見えない姿をいくらか知っていても、
 さほど日常にだらしなさを感じた訳でもなく
 少し意外に思えたのも一つ。]
(40) 2023/12/25(Mon) 23:56:41

【人】 瑞野 那岐

[ホールとはいえカップル用に作られていた
 限定のものだから、サイズは然程大きくはない。
 直径12cmほどのフルーツタルトだ。

 称賛の言葉に目を細め、
 彼が口に運ぶ様を横目にグラスを傾ける。

 炭酸の混じったシャンパンが喉元を過ぎていく。
 パチパチとする感じと仄かに熱を持つアルコール。
 少し喉が焼けるような感覚に息を吐く。]


  うん、店のシャンパンも美味しかったですけど、
  こっちも美味しい。


[どこで買ったんですか?と話のつまみに
 グラスを揺らしながら問いかけて。
 飲みやすいものを選んでくれたのも
 きっと、自身の好みを鑑みてのことだろう。]
(41) 2023/12/25(Mon) 23:56:55

【人】 高野 景斗

[ 冬には冬でしか味わえない空気と景色がある。
 とは言え雪道を走らせるのは危険が大いに
 伴うので、よく晴れた日に限られるわけだが。

 バイク乗りはこうして言い訳をして、
 四季折々に愛車を走らせる。

 これからの使い道次第で、気に入ってくれる
 と口では言って>>39いるが

 既にお気に召していることは、
 そこに収まっていることで、知れただろう。

 冷たい、と大げさに足を引かれたなら
 わざと、あたためてよ、と逃げる足を
 追いかけたりもして ]

 一人暮らし初めてすぐの頃、
 それで風邪引いちゃって、
 それからは気をつけてるよ。

[ その時を思い出し僅かに、目を細めて遠くを見る。
 ちょうど人気絶頂とか言われていた頃だ
 親の死に目にも会えないと思えと、言われるほど
 忙しい芸能生活の中、体調不良で
 落としていい現場など、一つもありはしなかった。 ]
(42) 2023/12/26(Tue) 18:27:43

【人】 高野 景斗

 うとうとしてきたら、電源切ってしまえば
 自然とベッドに向かうからね

[ まだまだ良いところばかり見せているせいか
 見えているせいか意外そうに問う姿に今は大丈夫
 と告げて。 ] 
(43) 2023/12/26(Tue) 18:27:55

【人】 高野 景斗

[ 苺と生クリーム。
 クリームのほうになんらかの秘密があるのか
 普通のよりも少しさっぱりとした口当たり。

 確かにこれなら二人でも、綺麗に食べきる
 ことができるだろう。

 急ごしらえのように購入したシャンパンだったが
 それも美味しく飲めているようで、なにより

 どこで買ったかという問いには、
 近所の酒屋で、と答えた。

 グラスで三杯弱。
 それでもあまり強くないと自称する通り
 ほんのりと酔いが回ってきたのか頬が桃色に
 染まって。

 熱を感じるのか、グラスでそれを冷やして。
 これを見たくて、つい、を重ねてしまうのだと
 一体誰に言い訳しているやら。 ]
(44) 2023/12/26(Tue) 18:28:11

【人】 瑞野 那岐

[こたつで風邪を引くことは
 既に経験済みだったらしい。]


  そうしてください。
  景斗さん自身と、
  あなたを待っているファンのためにも。


[こたつの中で軽く肩を竦めて見せる。
 彼自身、裏方に回ったは言っていても
 続けているラジオ番組もあれば、
 表舞台に復帰を願う声も少なからずあるだろう。

 誰かに求められるような仕事に携わるのは
 世間ではほんの一握りだ。
 そんな彼がしている仕事を楽しみにしていた
 自身の経験と、もう一つは恋人としての忠告。]
(45) 2023/12/26(Tue) 21:13:41

【人】 瑞野 那岐

[電源切ってと言われても、
 実際にその場を見てしまえば甘やかしてしまうだろう。
 そうしたら寒くなりません?と、
 軽く合いの手を入れつつ、ひとまず。
 今のところは眠気が来そうにないことを確認して。

 タルトにはいちごだけでなく
 キウイとマスカット、それにラズベリーも載っていた。
 緑と赤の組み合わせ、いわゆるクリスマスカラーだ。

 食べるのはほとんど彼に任せることになっただろう。
 けれど、奨められたなら自身もと、
 フォークで果物を口に運んだ。

 シャンパンの弾ける泡と果汁が絡む。
 美味しいという言葉は自然と溢れていた。]
(46) 2023/12/26(Tue) 21:13:55

【人】 高野 景斗

[ 以前、初めて彼がこの部屋に泊まりに来たときのこと。
 撮影前日しこたま飲まされたと、話した。
 こちらは、笑い話や裏話のつもりでいたことが、
 彼を酷く心配させてしまったというのに。

 俺というろくでもない男は、それを喜んでしまった。

 思いを傾ける相手だからこそ、心を配る
 思われていると実感したために。

 食生活や体を心配することも、そう
 だとあのとき気づけたからこそ

 夏場でも冷えがちだった指先やつま先は
 冬である今も、凍えることはなくなったことに
 深く感謝をしている。 ]

 那岐くんのことも、心配させたくないからね

[ 教育の賜物というやつだろうか。 ]
(47) 2023/12/26(Tue) 21:53:11

【人】 高野 景斗

[ 彼と比べれば酒には強い方ではある
 ――と言ってもワクとまでは言えないので
 それなり、酔うこともごく偶にあるが

 今日の所は、呑みよりも、食と時間に
 傾いているので。

 タルトはほとんど、自分が食べてしまう
 ことになったかもしれない。

 那岐くんもどうぞ、とタルトを乗せた
 フォークを口元へ近づけたりしているから

 そこそこは酔っているのだろうけど。
 Madam March Hareでもいつもと
 同じくらい、は飲んできた。 ]
(48) 2023/12/26(Tue) 21:53:27

【人】 瑞野 那岐

[彼が自身を蔑ろに癖が時々あると、
 気づいたのは増えた会話の中からだった。

 今だって彼の為にと告げた言葉はきっと、
 彼にとっては、きっと。
 俺の為にという意味も含まれているのだろう。

 大切にされていると思う。
 それは言葉の端々に感じられても、
 時々念を押すように言ってしまうのは何よりも
 自身で、自身を、大事して欲しいからに他ならない。
 
 いくら傍に居ても気づけないこともある。
 そういった時に、彼は堪えることを選びそうだから。]
(49) 2023/12/26(Tue) 22:30:50

【人】 瑞野 那岐

[彼自身がそのことに気づくまで、
 懇切丁寧に伝え続けることになるだろう。

 今はそれが俺の為だとしても。

 向けられた一口分のタルトを
 首を近づけてフォークごと口に含む。
 
 甘さで誤魔化されたような気がしなくもない。
 けれど、
 彼から与えられる甘さは癖になるから
 今はその味を堪能する為に言葉を呑んだ。]
(50) 2023/12/26(Tue) 22:30:59

【人】 高野 景斗

[ 僅かながらの変化は知られているだろうし
 そう指摘されたとしても、分からないって
 顔をしてたかもしれない。

 それでも近頃は、彼が大事にしてくれるから
 だけではなく己を気遣うようには
 なってきた。

 根気のいる事だと思う。
 生き方を変えていく、に近いことだ。

 その変化の兆しは少しずつは見え始めている
 疲れていると自ずから口にしたり、
 早めに休むようにしたりすることで。

 ただそれが常人にとっては当たり前のことだと
 気づくのはもう少し、先のことかもしれない。
 
 ので出来の悪い教え子には
 もう少し付き合ってもらうだろう。 ]
(51) 2023/12/26(Tue) 22:57:17

【人】 高野 景斗

 好きだよ、那岐くん

[ ねだられるままに言葉を口にする。
 これまでねだられたもののうち、
 一番多いのが、言葉で、次が多分行動。

 物をねだられた事は、ほとんどない。

 わりに、欲がないではなくこうして
 欲しがるものが、言葉や行動だというのなら
 欲しいままに差し出したくなる。

 こっち、と導かれるように指先が
 手の甲を撫でるから、

 誘われるままに弱いと言う耳の側で ]

 世界で一番。

[ 続きを紡ごう。 ]
(52) 2023/12/27(Wed) 18:19:06