結城 朔也は、メモを貼った。 (a4) 2023/02/15(Wed) 5:19:48 |
【人】 結城 朔也[ だけど、同時に、 その声と態度と仕草に、 彼が真っ直ぐに彼女を好きだということが、 分かってしまった。 はじまりは一目惚れ、だったのかもしれないけど、 「それだけじゃない」と、 恐らく、その言葉の方が大事なのだろう。 ] (130) 2023/02/15(Wed) 12:02:41 |
【人】 結城 朔也[ きっと、なお意味不明だったであろう僕の言葉。 僕はもしかしたら、 意地悪そうな顔をしていたかもしれないね。 ] 夏祭り、やよいと行ったらいいよ [ そこで、告白でもなんでも、するならすればいいし、 しないなら、その時はその時。 ] でも、君が好きなのが“どちら”かなら…… 間違えちゃ、だめだよ [ 僕みたいに、ね。 ] (136) 2023/02/15(Wed) 12:07:43 |
【人】 結城 朔也……応援してるよ、愛智くん 僕は、やよいに、幸せになってほしいからね [ 僕には、 彼女 だけの幸せを願えない……だけど、彼女の幸せだけしか、 願うことができない日が来るのなら、 どうか、せめて、幸せであってほしい。 ] (138) 2023/02/15(Wed) 12:09:28 |
結城 朔也は、メモを貼った。 (a5) 2023/02/15(Wed) 12:13:43 |
【人】 桧垣 やよい── 少し先のこと ── [ 朔也くんがお父さんのところへ案内してくれたなら 先生とふたりで話がしたいと、人払いを。 ] こんにちは、先生。 今日は、初めて会いますか?2回目ですか? [ 2回目だったらごめんなさい。 朔也くんに教えてもらってからずっと、 結城先生にはお世話になってる。 わたしの症状を知っている先生にだからこそ、 言える言葉があった。 (140) 2023/02/15(Wed) 18:17:27 |
【人】 桧垣 やよい……もしかしたらもう、 やよいと話したかもしれないけど、 症状が同じとは限らないから。 [ それからわたしは、ひどい頭痛のこと、 突然倒れて眠ってしまうことなど、 最近の体調不良について相談をした。 ] ** (141) 2023/02/15(Wed) 18:17:30 |
【人】 朔也君のパパ 結城 理[ 職業柄。 いろんなことを知りたくなる性質だけど。 彼女と朔也君の間に起こったこと。 聞き耳を立てる無粋は流石にしない。 だから、どれほど二人の時間が存在していても。 本日二度目となる邂逅は、 息子の友達をもてなす客間ではなく。 朔也君に案内されて訪れた 僕の仕事場である診察室での出来事だろう。 ] (143) 2023/02/15(Wed) 19:30:59 |
【人】 精神科医 結城 理なかなか覚えられなくてごめんね。 [ 続けて、謝罪の言葉を添えたなら。 きみに対しても、少し話をしただろう。 ]** (146) 2023/02/15(Wed) 19:32:58 |
【人】 愛智 哲弥[ 夏祭りは、彼女と行けば良いという。 "どちら"かなら、間違えるなと、 助言めいたことを投げかけてくる。 あまつさえ、応援しているとさえ言われると 正直、気味が悪いとさえ思ってしまう。] …… 君はそれでいいのか? 自分で幸せにしようって思わないのか [ 俺が知らないことを彼は知っている。 それだけは、明確に分かる。 同時に彼が未練があるのに、諦めようとしている そんな気がして…… 少しだけ腹立たしい。 ] (149) 2023/02/15(Wed) 22:52:49 |
【人】 愛智 哲弥…… いや、悪い。いい 彼女も望んでくれるなら、 桧垣さんが幸せになれるように 俺は努力する。それは間違いないけど それは、あくまで俺の言い分で、 君からしたら、 そんな保障ないんじゃないかと、 そう思っただけだから…… [ 彼女のことが好きで、彼女の幸せを願うこと。 彼と俺は同じ気持ちを持っていると思うから、 彼の言葉に理解はする。 彼女を幸せにしたいと思う。 そうすることを彼女が望んでくれるなら、 いくらでもなりふり構わずに努力する。 だけど、人と深く関わったことがなかったから、 ]心の底では、不安がないわけじゃない。 (150) 2023/02/15(Wed) 22:52:51 |
【人】 愛智 哲弥桧垣さんと君がどういう関係なのか、 二人の間に何があったかなんて、 俺は知らないけど…… 一人で考えて、一人で決めちゃうって、 俺は寂しいって思うよ [ 俺が言っても、言葉に重みなんてないだろうけど、 彼女と過ごすようになってから、芽生えた感情だ。 二人で何かをするなら、 二人で進む道なら、 一緒に考えた方が、嬉しいし、楽しい。 そう幸せだと感じたから。] (151) 2023/02/15(Wed) 22:52:54 |
【人】 愛智 哲弥俺に言われてもって感じだよね うん、…… ごめん こういう話、あんまりしたことなくて 上手く言えなくて…… [ 当たり障りのない言葉を言うのは得意なのに、 ちゃんと想って、言葉にしようと思うと、 こうも上手くいかないんだな。と、 彼女と話している時以外に、初めて感じながら、 視線を少し横に流すと、ふぅと小さく息を吐く。] (152) 2023/02/15(Wed) 22:52:56 |
【人】 愛智 哲弥話って、これで終わり? [ 彼が肯くなら、 そう、と言って帰るために、 鞄を肩に引っ掛ければ、歩き出そうとした。**] (153) 2023/02/15(Wed) 22:52:58 |
【人】 桧垣 やよい── 結城先生 ── 名前 …… [ いつも最初に聞かれる質問。 わたしはこの質問が苦手だ。 ] ── 桧垣、やよいです。 [ いつだって迷いながらその名を答える。 名前なんてカルテを整理するだけの記号。 先生のとっては何の意味もないものだろう。 別に覚えてほしいと願うものでもない。 ただ …… ] (154) 2023/02/15(Wed) 23:49:48 |