人狼物語 三日月国


219 【身内村】魔法使いと失せ物探し

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【人】 月影 帳


[ 君のためを思うようなふりをして
  本当はそうじゃないんだ。


  怖いだけ。君が記憶を取り戻して
  再び痛みに苛まれてしまうことが。


  僕がひどい奴なんだってことを
  思い出してしまうことが。 ]

 
(45) 2023/07/28(Fri) 1:53:44

【人】 月影 帳



   痛くても大事なもの……。


[ 
そんなもの、ない方がいい
って
  言いそうになって口を噤む。

  だって、君を否定するのはもう嫌だから。
  否定するのは自分自身だけで十分。


  あの日のことを思い出させたくないのに
  君の望みを叶えるにはそうもいかない。
  困ったな、って内心思っていたけれど。
  結局断ることなんて出来ないんだ。

  今の君は僕にとってお客さんでもあるんだから。 ]
 
(46) 2023/07/28(Fri) 1:54:13

【人】 月影 帳



   ―――不思議、ですね。

   僕には誰かの背を押す魔法なんて使えないのに。


[ だから、僕がいるからだとは
  思いもしていないし、
  君は
僕と違って
強いな、って。
  そう、思ってしまうんだ。

  君が抱えてきた痛みのことを
  理解しないままに。 ]

  
(47) 2023/07/28(Fri) 1:54:44

【人】 月影 帳



   ……そこまで言われて断るつもりなんて
   元よりないので、安心してください。

   だから、もう顔をあげて。

   それに。
   
君は
誰かを責めるなんてこと、しないでしょう。


[ 淡く微笑んでから、了承の意を示すんだ。
  
小さな失言には、僕は気付かない。 ]

  
(48) 2023/07/28(Fri) 1:56:45

【人】 月影 帳



   あなたは、知っていますか?

   物も、記憶をするんですよ。
   たとえばあなたが履いている靴は
   どんな場所を歩いたのか
   あなたが何をしていたのか
   晴れの日も雨の日も
   WみてWいるんですよ。

   
僕がたどるのは物の気配、物の記憶。


   ―――なんて、信じるか信じないかは
   あなた次第、ですけれどね?

 
(49) 2023/07/28(Fri) 1:57:33

【人】 月影 帳


[ 依頼を受けるって言った後
  こんな話をし始めた僕に
  君はどんな反応をしただろう。
  戸惑う人も多いし、
  真剣に聞いてくれる人もいるし
  疑ってかかる人もいる。
  色んな人を見てきたつもりだから
  どんな反応でも驚かない自信はあるけれど。


  
君には、信じて欲しいって思うんだ。
 ]
 
(50) 2023/07/28(Fri) 1:58:02

【人】 月影 帳



   何の手掛かりもないと
   探すのがとても難しくなるんです。

   あなたが取り戻したいのは
   小学生の頃の記憶の一部…でしょう?

   そのころよく身に着けていたもの
   ……たとえば、髪留めとか。
   もしそういったものが残っていれば
   持ってきていただけませんか?

   ないのなら無理に、とは言いません。


[ 普段なら、どんな些細なものでもいいから
  持ってきて欲しい、なんて言うんだけど
  今日だけは違った。
  何処に行けばいいのか
  力を使わなくとも見当はついていたから。 ]
 
(51) 2023/07/28(Fri) 1:58:43

【人】 月影 帳



   ……流石に今から探しに行くには
   もう、暗すぎますから。

   きっかり一週間後に。
   今度は夕方にでもいらしてください。
   その時にあなたの記憶を探しに行きましょう。


[ 君がその日は都合は悪いというのなら
  別の日を提示することになったかな。 

  そして、お代の話は自分からはしなかった。
  だって最初から答えを知ってるようなものなのに
  お代を貰うのは違うような気がしたから。


  普段は、探すのにかかった時間に
  見合うお金を受け取って、
  このお店の宣伝を身の回りの人にしてほしいって
  お願いをしているんだけど。
  もし君が、お代の話をしたのなら
  こう、言ったと思う。 ]**
 
(52) 2023/07/28(Fri) 1:59:24

【人】 月影 帳



   探し物が見つかった時は
   僕からの簡単なお願いを一つ、
   聞いてもらいたいんです。

   ―――お代はそれだけでいいですよ。

 
(53) 2023/07/28(Fri) 1:59:48

【人】 月影 帳


 ***


[ 今度は夕方に、って言っておきながら
  僕は一つミスをしてしまったんだ。
  ミス、というか忘れていた、というか。

  僕のことを好きだって言って
  夕方頃、お店によく来る女の子がいること、
  その子がお客さんの君のことを見たら
  ほぼ間違いなく嫌な顔をすることを
  僕は失念していたんだ。
 
  僕にとっては迷惑な女の子でしかないから
  完全に考慮するのを忘れてしまっていた。

  まあ、もしなにかあっても
  仕事だからって言うつもりだし
  邪魔なんてさせないけれど……。 ]**
 
 
(54) 2023/07/28(Fri) 2:00:45

【人】 星川 緋彩

 
[ふと気付いたらアシカぬいぐるみがなかったの。>>0:102
 それとお気に入りの私の色と似た石に
 お父さんから貰った星の形の冠も。

 勿論慌てて探したわ。探せど探せど見つからない。
 まるで私の記憶みたいに。
 それもそう。それは木の下に埋まっているんだもの。>>0:104

 そんな事をした、それ自体を忘れてしまった>>42
 だからその宝物は、今もそのまま。]

 
(55) 2023/07/28(Fri) 8:46:13

【人】 星川 緋彩

 
[ 伝えられなかった
思い
ごと、そのまま
  時を止めたようにその場所にあり続けているの。 ]

 
(56) 2023/07/28(Fri) 8:46:26

【人】 星川 緋彩

 ***

[ただの確認と言われれば少し肩の力を抜いたわ。>>43
 ただでさえ私は普通とは違うんだもの
 この人がただの普通の人なら、噂がただの噂なら
 私は間違いなく変人と言える言葉を言ったとわかってるわ。

 でも貴方は私を笑わなかったの。
 君はそんな事しないって誰かが叫んだ気がするの。

 そして会話を続けるのよ。]
 
(57) 2023/07/28(Fri) 8:47:00

【人】 星川 緋彩

 
[噂には尾ひれはひれが付くものよ。>>44
 だからそれはただの噂と一蹴されればそれまで。
 噂を流している張本人と知るわけがないし
 私の印象は下がるわけじゃないわ。]



 そう、今まで成果ないのですがね


[と苦笑い。
 探していたって言うには成果がないんじゃ説得力ないわね
 事故の現場って聞いた場所が見える場所に行って
(ちゃんと安全な場所よ)

 怖い感情抑えて暫くいたら気付いたら倒れかけていたとか
 そんな間抜けなエピソードは心の中にしまったの。]
 
(58) 2023/07/28(Fri) 8:47:40

【人】 星川 緋彩

 

 そうです。
 

[何かを言いかけたのには気付いたけど>>46
 口を閉ざしたからどうしたのかしらって首を傾げたの。

 否定されたとしても、突き返しただけだけどね


 君が何を思って、どう葛藤しているのか 
 記憶がない私にはわからないまま。

 失くしたものが貴方に関わる事なんてわからない。
 魔法使いのわりに、私はやっぱり万能じゃないもの
 君の苦しみを治すことが出来ればいいのにね。]

 
(59) 2023/07/28(Fri) 8:48:14

【人】 星川 緋彩

 

 そうですか。
 じゃあやっぱり不思議ですね。

 ……そんな魔法、使えたら良かったわ




[小さく呟いた本音。
 私の魔法の力には人の心に影響を与えるものはなかった。
 その方がいいって分かっているけどでもやっぱり
 落ち込んでいる人を見ると
 ない物ねだりしたものだったわ。] 
 
(60) 2023/07/28(Fri) 8:49:32

【人】 星川 緋彩

 
[その言葉でぱっと顔をあげて笑うの。>>48
 その貴方の表情に、何故か心臓が締め付けられたの。]



 良かった! ありがとうございます。

 それは勿論! 絶対しませんよ。


[拳を固めて力説したわ。
 なんでか顔が熱くて、落ち着かない気持ち。

 それはどこか懐かしい感覚。
 心の中に
が光るような、
が照らすような ]

 
(61) 2023/07/28(Fri) 8:50:20

【人】 星川 緋彩

 
[事故の記憶を戻すことって分かっているのに。
 それが怖い物って分かっているのに
 どうしてか怖い気持ちがあまりしないの。
 君に頼るなら大丈夫なんだって、どこか無意識に

 
 その小さな失言に気付いたのはワンテンポ遅れてから。
 あれ、なんでか普通に初対面の人と親し気にしてるわ、と。
 その呼び方が、言い方がまるで私を知ってるようだって。


 違和感はひとまず呑み込んで話を続けたわ。]
 
(62) 2023/07/28(Fri) 8:51:05

【人】 星川 緋彩

 

 へぇ、なんだかロマンチックですね。
 靴が……じゃあ今日ここに来るのに少し迷ったのも
 この靴は知っているのですね。


[成程ー、と靴を見るの。]
 
(63) 2023/07/28(Fri) 8:51:17

【人】 星川 緋彩

 

 わぁっ……

 凄いですね!
 そんな事出来るなんて
 成程、探し物屋さんにはぴったりですね!



[まだその力を見てないけれどそれを疑う事はしなかったわ。

 なんでかしら。
 嘘じゃないって、自然に思えたのよ。]
 
(64) 2023/07/28(Fri) 8:51:34

【人】 星川 緋彩

 
 
 手掛かり、手掛かりですかー。
 確かにあるに越したことはないですよね

 そう、小学生の時のですね。
 身に着けていたもの……
 髪飾りまだ捨ててなかったかしら……

 そっか、それが見ていたから
 その記憶を辿るという事なのですね。

 いえ、探してみます。
  

[情報はあるに越した事はないものね、と>>51
 知っているなんて知らないから
気合を入れていたのよ。]
 
(65) 2023/07/28(Fri) 8:53:12

【人】 星川 緋彩

 

 あ、確かにもう暗いですよね。

 あ、はい。分かりました!
 宜しくお願いします!


[その日は問題ないからその日に約束したの。]


 あ、その……お値段っていくらほどになります?


[高校生にしては、の金額は用意してきたけど
 記憶を探すなんて無茶ぶりなら
 もっとかかってもおかしくないわ。
 足りないなんて事があったら良くないわ、と確認するの。]
 
(66) 2023/07/28(Fri) 8:53:35

【人】 星川 緋彩

 

 ……? 私にお願いですか
 ええと、私に出来る範囲の事であるなら

 あの、学生ですけどちゃんとお金用意してありますよ?


[お値段がもしや想定より一桁違うのかしら…
 そう内心ちょと怯えたのよ。

 簡単な事でちゃんと対価になるのかしら>>53
 不思議で首を傾げたの。

 内容も聞かず約束する程無鉄砲でもなくなっていたのよ。]
 
(67) 2023/07/28(Fri) 8:54:01

【人】 星川 緋彩

 
[会話が終われば帰路につく。
 送って貰う理由なんてないから偶々一緒になるとかない限り
 一人で夜道を歩いたんじゃないかしら。


 空を見上げる。
 妙に鼓動が騒ぐの。

 私の記憶は戻るんだって
 不安と期待と、色々な感情が入り混じるの。]
 
(68) 2023/07/28(Fri) 8:54:21

【人】 星川 緋彩

 ***

[家に帰れば遅くなるって言っておいたから叱られるでもなく
 早速自分の持ち物を探したのよ。

 小物入れに小学校の頃使っていたヘアピンとか
 花の髪飾りがあったからそれを取り出して
 大事に包んでおいたの。
 捨ててなくてよかったわ。

 他にも小学校から使ってるもの……で辞典を開いてみたけど
 これはずっと一緒だったわけじゃないわね。
 ついぱらぱらめくりつつそんな事を独り言ちた。

 そんな時見つけたのは
カラーペン
の印>>0:103
 
(69) 2023/07/28(Fri) 8:54:40

【人】 星川 緋彩

 

 帳……



[なんでか心が騒いだわ。
 どうして色を付けたたのかやっぱり思い出せないまま。]

 
(70) 2023/07/28(Fri) 8:54:49

【人】 星川 緋彩

 
[事故を見て、病院で階段から落ちた……。
 それが私の知る経緯。

 家族は皆無理して思い出すことはないって
 そう優しくしてくれたわ。

 でもずっとずっと何かが引っかかったの。
 忘れちゃいけないことがあった気がするの。
 小さな私が泣いている気がする。


 来週、何が起こるか。記憶を戻したらどうなるのか
 その緊張と、あのお店の人にまた会える。
 それがなんでか鼓動を強くさせたのよ。]

 
(71) 2023/07/28(Fri) 8:55:14

【人】 星川 緋彩

 ***

[一週間そわそわしつつも
 そうやって浮つくときほど危ないって警鐘が心でなるから

 気を落ちつけつつ過ごしたわ。

 夕暮れ、そのお店に向かって足を進めたの。
 手土産にバイト先の焼き菓子持ってきたけど
 喜んでくれるかしら、とつい笑みを浮かべたの。]


 こんにちは


[扉をくぐれば以前にはいなかったお客さんがいたわ。
 そうよね、お店なんだからお客さん来るわよね。

 先に来ていた方が優先よね。待とうと思ったわ。
 その子は手土産もって来た私に何か誤解をしたのか
 嫌そうな顔で私を見たの。>>54
 
(72) 2023/07/28(Fri) 8:55:41

【人】 星川 緋彩

 

 あ、ええと……待ちますので


[横入りでも警戒されたのかしら、と
 鈍感を相変わらず発揮して一歩下がったわ。


 カウンターに視線を向けるの。
 貴方はそこにいたかしら。
 いたなら店の雑貨見てていいですかって問うつもりで。]
 
(73) 2023/07/28(Fri) 8:56:01

【人】 星川 緋彩

 
[一歩下がってもやっぱり視線は纏わりつくまま
 流石に不快になってその子を見るの。

 (……ただのお客だしやましい事なんてないのに)


 君の事好きな子から見れば
 私も同じ穴の狢にしか見えないのは分かってないの。

 ただ、もやもやした気持ちが胸に募るのよ。
 それがどんな名前の気持ちなのか、理解出来ないの。]**
 
(74) 2023/07/28(Fri) 8:56:15