人狼物語 三日月国


181 忘却の前奏曲、消失の1ページ

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【人】 朝日元親



[ 自分の杜撰な生活に恐怖を覚えながら
  彼女の手を引いてボクは家へと向かう。

  病室を抜け出す前、
  ハツナさんが顔を赤くしていた気がして。>>16
  ボクは彼女の声に思わず首を傾げてしまった。>>15
  それが交際宣言と同義だって、
  考えが及んでいなかったせいだ。



(23) 2022/11/05(Sat) 20:09:18

【人】 朝日元親



[ 不思議なことに忘れてしまったはずの家の場所が
  彼女に案内される内に分かるようになる。>>18

  まるで、ボクの身体もそれを覚えているかのように。


  途中スーパーに寄りたいと言われれば>>17
  その意図を理解してボクは頷いてみせたし
  カレーが食べたいなんてリクエストもしたっけ。]

  
(24) 2022/11/05(Sat) 20:09:45

【人】 朝日元親



[ でも彼女のことをよく見ていたから
  見てしまっていたから。>>18

  家へと向かう途中
  彼女の表情が曇ってしまったのもすぐに分かって。]


   どうかしたの?


[ 心配だと言いたげに
  ボクは思わず聞いてしまったんだ。
  彼女の気遣いを、無碍にして。>>-19



(25) 2022/11/05(Sat) 20:10:14

【人】 朝日元親



[ あぁどうやらボクはやっぱり前科一犯だったらしい。
  何度も二人で夜ご飯を食べていたのだとしたら
  そのきっかけはもう流石に想像がついた。>>19


   その節はどうも………

   多分、ボクのズボラな生活を 心配して
   此処に通ってくれてたってことだよね?


[ 確認するように彼女に尋ねながら
  ボクは彼女の提案に頷いて。>>20
  
  すると突然ズキっと頭が痛みを訴えて
  思わず顔を顰めてこめかみを押さえた。



(26) 2022/11/05(Sat) 20:11:03

【人】 惜別ハツナ



[ ズボラなの?って聞かれて
  そうだね、って否定せずに頷いたのは
  前科あるって言ってるようなものだったかな。

  自炊をしないのがダメなわけじゃない。
  ……自分の身体を大事にしていないみたいで
  私は嫌だったんだと思う。

  だから、私は譲らないって態度をとるんだ。 ]


  
(27) 2022/11/05(Sat) 21:48:37

【人】 惜別ハツナ



[ 最初は覚えてないからか、
  少しだけぎこちない君の足取りが
  次第に軽くなっていく気がして。

  何度も通った道だから、
  頭ではわからなくても
  身体が覚えてたりするのかな。


  私の寄り道の提案はいいよって言ってもらえて。
  君のリクエスト通りに、
  材料を買いながら、君にもてつだってもらうよ?
  なんて、楽しそうに笑うんだ。

  一応倒れちゃった身だしね。
  こういえば君も気兼ねしないだろう、って。 ]


  
(28) 2022/11/05(Sat) 21:49:24

【人】 惜別ハツナ



   
……なんでもないよ。



[ 君の心配には、すぐばれる嘘で返してしまう。>>25
  
君の気遣いを無碍にして。

  
あぁ、前もこんなことしたっけ。>>0:122

  あの時と違うのは、君に誤解を与えないように
  言葉を付け加えたことかな。 ]

  
(29) 2022/11/05(Sat) 21:51:16

【人】 惜別ハツナ



   
今は秘密にさせて欲しいな。

   絶対に、いつか話すって約束するから。


[ 曇り空を無理やり晴らして、
  ほら、いこう?荷物重いもん、って
  促して、水に流そうとしてしまう。

  何でもない、は嘘だけど
  いつか話す、は嘘じゃない。

       
君はこれで納得してくれたのかな。 ]


  
(30) 2022/11/05(Sat) 21:51:51

【人】 惜別ハツナ



[ きっかけは、君の生活が心配だったから。
  君の想像はアタリだ。

  
じゃあ、ずっと続けてた理由は……。 ]
  


   だって、口で言うだけじゃ
   きっと君の食事は変わらないでしょ?
   君が体壊さないか心配になるよ。

  
(31) 2022/11/05(Sat) 21:53:35

【人】 惜別ハツナ



   それに……。
   一人でご飯食べるの、寂しいから……。


  
(32) 2022/11/05(Sat) 21:53:49

【人】 惜別ハツナ



[ 君が寂しいのか、私が寂しいのかは
  言わなかったけれど。
  たぶん君なら私が言いたいこと、
  わかるんじゃないかな、って。


  提案通りに家を見て回ろうとしたとき
  君が顔を顰めて頭を押さえたから。

  大丈夫?頭痛いの?
  椅子に座る?って慌てて言って。
  心配そうに君の方を見るんだ。 ]

  
(33) 2022/11/05(Sat) 21:54:14

【人】 朝日元親



[ ボクは事故にあった怪我人だけど、
  彼女は倒れてしまった病人だ。

  出来る限り手伝うと言おうとして
  先手を打たれた時には思わずつられてしまう。


  きっとわかってるんだろう。
  ボクが病人を連れ回していることに
  多少なりとも罪悪感があることに。>>28


(34) 2022/11/07(Mon) 2:40:57

【人】 朝日元親



  [ そんな心境でいたから。
    なんでもない、という不器用な元気に>>29
    まだボクに話せないようなことが
    あったなんてと驚いてしまった。

    もっとも、すぐにその理由を>>30
    彼女が教えてくれたから不安は無く。]


(35) 2022/11/07(Mon) 2:42:00

【人】 朝日元親



[ ボクは彼女に向かってただそれだけ。
  今は言いたくない理由があるのだとして
  それがやましい事だったとしても

  相応の事情があるんだろうと
  彼女のことなら信じられるから。

  ボクはこの事を
  頭の隅に留めておこうと決めた。

  水に流すのではなく、留めようと。
]**


(36) 2022/11/07(Mon) 2:43:48

【人】 朝日元親



[ ボクの身をあんじてくれるその裏で
  独りで夜を過ごすことへの抵抗感に
  シンパシーを覚えてしまった。>>32

  だからボクは彼女に太陽を求めず
  彼女はボク似ていると、そう思ったんだ。>>33


  だんだんと視界が晴れていく気がして
  その過程で現れる頭痛は仕方がないことだから
  心配そうな彼女には、大丈夫だ、と
  そう伝えてあげることにしただろう。]


(37) 2022/11/07(Mon) 2:46:29

【人】 朝日元親



[ 人を斥け続けたであろうボクが
  どうして惜別ハツナという人だけには
  気を許して、惹かれていたのか。>>-25

  完成していたミルク色のパズルが
  たった一つピースだけを残して全て
  記憶という名の色彩に染められて。

  その答え合わせが成されると>>-28>>-29
  ボクは彼女の前で目を丸くしたんだ。>>-30


(38) 2022/11/07(Mon) 2:47:48

【人】 惜別ハツナ



[ 君の前で言った答え合わせ。
  目を丸くしてるのは……
  答えが予想外だったから……じゃなくて
  正解だったから、かな?>>38

  そう、だったらいいな。
  そうであってほしいよ。


        どっちかわからなくて
        私は君の言葉を待つんだ。 ]

  
(39) 2022/11/07(Mon) 4:24:42


[ ボクらは互いの手を重ねる。
  互いの心が、魂が重なり、ひとつになると


          ボクは薄く目を閉じて呟いた。]






   じゃあ、そろそろ行こうか。

   じゃあ、そろそろ行こうか。



          ハツナのところへ。**

          ハツナのところへ。**




【人】 朝日元親



[ 痛烈な感情を吐き出すハツナに
  ボクは苦笑いしながら謝った。>>-44

 キミが気づくかどうかは別として。
 今のボクは昔のボクとは、少し雰囲気が違う。
 きっとWボクWが色々な経験をしたからかな。


 けどハツナは他にも
 気になることがあるらしくて。>>-46


  遠慮…?ボクが…?…… してたっけ……?


[ 心当たりがまるでないボクは
  しきりに首を傾げてしまったんだ。

  まさか見透かされてるなんて
  思ってもみなかったからさ。>>-45


(40) 2022/11/07(Mon) 23:12:07

【人】 朝日元親



      え?


(41) 2022/11/07(Mon) 23:12:58

【人】 朝日元親



[ あの時、と言われてすぐには分からなかった。
  すると見せられたのはあの日記の中には>>-48
  なかった1ページ。
消えたはずの、声。


  流石にここで言うのは恥ずかしいから
  タイミングを改めたいのが本音だったんだけど。

  これはもう言うまで動かないって顔だ。>>-49

  なんだか懐かしくなる。
  こうして頑固に詰め寄られるハツナは
  ボクにほんの少しだけ勇気をくれるんだ。



(42) 2022/11/07(Mon) 23:13:40

【人】 朝日元親



[ 観念して言い切ったボクはというと
  前髪で自分の顔を隠すように目を逸らした。


         遠慮をやめたとしても
         恥ずかしいものは恥ずかしいんだ。]*


(43) 2022/11/07(Mon) 23:16:32

【人】 惜別ハツナ



[ わかってるはずなんだけど、ね。
  君が好きで記憶をなくしたわけじゃないことも
  取り戻そうって思っててくれたことも。
  それでも、気持ちが抑えられなかったんだ。
  やっぱり、今まで過ごした時間を
  私しか知らないのは……さびしい。


  そんな私は、すぐには君の変化に気づけない。
  だって、W君Wとも何度も接してきたから。 ]


 
(44) 2022/11/08(Tue) 16:25:17

【人】 惜別ハツナ



   してたよ。
   
今までずっと、私に言ってくれなかった。



[ 心当たりが全くない様子の君に>>40
  ちょっと拗ねたように、頬を膨らませて。

  君が教えてくれなかったら、
  私は気づけなかったのかもしれないね。 ]


  
(45) 2022/11/08(Tue) 16:30:14

【人】 惜別ハツナ



[ 最初は戸惑ってた君だけど>>41
  消えたはずの声のことだ、って
  わかってくれたみたい。

  
私は君が言ってくれるまで動くつもりなかった。

  君ならいつか言ってくれると思う。
  でも、どうしても今聞きたくて。 ]

 
(46) 2022/11/08(Tue) 16:30:50


[ 君たちの想いを、今聞きたかったんだ。 ]


  

【人】 木津 愛美




  
消失
の先に待っていたのは
誕生

  それは、
想いの歌
事実の音
が響いたから。

  
二人の物語は、消えなかったのです。

  

  
(47) 2022/11/08(Tue) 23:49:00

【人】 木津 愛美




  まっさらだったノートには
  既に沢山の思い出が書き込まれているけれど

  まだまだ、ノートの余白は沢山ありますよ?

  
これからも綴りましょう。

  
思い出に彩られた1ページを。



 
(48) 2022/11/08(Tue) 23:49:32
(n0) 2022/11/08(Tue) 23:51:18