人狼物語 三日月国


61 【身内】夢の少しあと【R18RP】

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【人】 星見 朱里


 えー?

 幸貴の家でやるならご家族放っておけないでしょ
 部屋でやるわけじゃないんだし…

 弟くんとだって私も遊びたいし


 …ご両親にも、挨拶ぐらいしたほうがいいんじゃないかなとか
 バレてるんだし


[とかいろいろ。
 二人でしたければそもそも彼の家でとは言わないわけで。*]
(87) 2021/03/21(Sun) 21:43:30

【人】 春日 幸貴


  ……なるほど。
  じゃ、みんなでやるかぁ。


[母さんには学校の行き帰りを早くから目撃されている時点で今更なのだが……。
 挨拶したい気持ちはわかる。
 恥ずかしいけど]


  家族には伝えとくよ。


[そう言ってその日のやりとりは終わりになるだろうか。

 家族に話したら「それなら夕飯も食べていきなさい」という話になった。
 ご馳走が用意される気配を感じる……。
 これを伝えたときの朱里の反応がちょっと楽しみだ。俺は恥ずかしくて死にそうになった]*
(88) 2021/03/21(Sun) 21:49:12

【人】 星見 朱里

[彼が元気に過ごしているうちは、退院時から傍にいる「息子の彼女」への印象は悪くはならない、はず。
 そういう保証があるにも関わらず、やはり緊張はあるわけで。]


 お姫様にもラスボスがいるとは思ってなかったわ……


[と、提案しておきながら重圧は感じているようだ。]


 ……ご馳走、て、どんなの出るの?


[いちおう、一夜漬けでマナーとか確認しておこう、とか。
 彼から聞き出せたものを主眼に猛勉強することになる。*]
(89) 2021/03/21(Sun) 21:54:54

【人】 春日 幸貴


  これがラスボスなら、
  朱里のご両親が俺のクリア後ボスってことに……


[ちょっと遠い目になりかけた。
 ご馳走に関しては]


  お寿司の予定って聞いたような。


[つまりそこまでマナーの気になるメニューではない。
 人並みの行儀ならイメージが悪くなることはないだろう。

 オードブルも検討されたらしいのだが、俺が食えるものでという条件がつくと何かと面倒くさいのである]
(90) 2021/03/21(Sun) 22:03:28

【人】 春日 幸貴

[というわけで当日。
 両親の朱里の歓迎ぶりはすごかった。
 俺が生きる気力を得たのと朱里と親しくなり始めたタイミングが近いせいで、関連づけられているらしい。

 間違ってない、間違ってないが。
 一番大きいきっかけは弟である。
 そこだけは譲れない。

 譲れないが、詳しい内容も説明できないのが悔しいところだ。

 まぁ朱里のイメージが良いことは喜ばしいので、受け入れておくことにした]*
(91) 2021/03/21(Sun) 22:03:53

【人】 星見 朱里


 あはは、
 うちは大丈夫だから

 運命が選んだ人なら間違ってないんだし


[星見家はそういう理屈で通るらしい。
 ステラも、ラスボスを倒した者ならそれ以上の選別はしないはずだから、もともと緩いのかも知れない。
 まぁその頃までには占われた方がやりやすいかもしれないが。]


 お寿司か…おっけ


[食材としても好きな方だしいろいろありがたい。
 ここらへんの気遣いは彼の血筋なのだろうか。]
(92) 2021/03/21(Sun) 22:10:21

【人】 星見 朱里

[そして当日……]


 はじめまして

 星見朱里と申します
 幸貴さんとお付き合いさせていただいております


[食事マナーだけでなく、ラスボス向けの礼法も少しはシミュレートしたようだ。]
(93) 2021/03/21(Sun) 22:13:28

【人】 星見 朱里

[そして、花火ということで気合を入れたゆえか。]


 どう、かな
 これ…


[赤と青のアネモネをあしらった浴衣姿なのである。
 https://d-rw.com...

 もちろんステラの花であり、自分の運命の花でもある。

 ただ最終的にステラが紫を選んだのは、想いを遂げて結ばれたからであり――
 朱里が赤と青を選んだのはまさに現在進行中だということだ。


 なお、気合い入りすぎたかも、という不安はあったりする。*]
(94) 2021/03/21(Sun) 22:17:59

【人】 春日 幸貴


  運命が選んだ人か……。


[確かに、朱里には運命を感じる。
 出逢ったきっかけもそうだけど、親しくなった後も。いろいろなところがリンクしている気がする。

 >>93当日、朱里が丁寧に挨拶するのを聞いて、俺はとても照れ臭いのと同時に誇らしさも感じていた。
 両親にも効果があったようだ。
 弟に対しては不明だが、俺が大切にする相手は弟も大切にしてくれるんじゃないかと思っている。元々知り合いなわけだし]
(95) 2021/03/21(Sun) 22:33:36

【人】 春日 幸貴

[朱里が選んできた浴衣がとても綺麗で、その花も何だかすぐにわかった。>>94
 赤と青。交われば紫になる色。
 まだ交わってはいないということでもある。

 ……そこまで深読みする人は俺の家族にはいないはずだ]


  綺麗だな……。


[「浴衣が」でもあり、「浴衣を着た朱里が」でもある。
 我が家は父さんと弟が甚平、俺は浴衣だけど、男物の宿命で地味そのものである。

 全員青系統なことに深い意味はないのだが、そういえば弟も勇者だな……少なくとも俺にとっては。本人はその辺、少し悩みがあるらしいけれど。

 母さんは夕食の準備で動きづらいからと、ひまわり柄の黒いワンピースを着ていた]
(96) 2021/03/21(Sun) 22:33:53

【人】 春日 幸貴

[夕食で付き合い始めたきっかけなど聞かれたりしたが]


  病院で偶然会って話してみたら、
  案外気が合うってわかったから……。


[嘘ではない内容に留めておくことにした。
 その後見舞いに来てもらえるようになって仲良くなったとも付け足した。事実その通りである。

 食事が終われば俺と弟が花火の準備をすることになるだろう。
 父さんは縁側で晩酌しながら眺めてるだけの予定らしい]*
(97) 2021/03/21(Sun) 22:34:11

【人】 星見 朱里

[示し合わせたわけではないが、彼もその家族も和装にしてくれていた。
 全員青系統なのには笑ってしまうのをこらえるのが大変だった。]


 ( 勇者一家め )


[と言いたげな顔をしていたのは彼には看破されただろうか。]


 ……。


[そういえば、長男がほとんど何もできない穀潰し状態だったけど、最後は長男がラスボスを倒す家族のゲームがあったなぁとかなんとか。]
(98) 2021/03/21(Sun) 22:42:32

【人】 星見 朱里



 ありがとう

 幸貴も、カッコいいよ


[男物が地味、とは特に思わなかった。
 というより、自分が彼氏の家に乗り込むにはやや派手だった気はする。]


 ………………。


[男物って、胸元けっこう開いてるのヤバくない?]
(99) 2021/03/21(Sun) 22:44:39

【人】 星見 朱里


 いえ…

 幸貴さんが頑張って生きて行こうとするところを傍で見たかっただけですから


[馴れ初めの話になって。
 入院中に知り合ったこと、見舞いに行ったこと、などなど話をすれば……いわゆる「息子が世話になった」的なお礼を言われたので、だいぶ正直なところを答えた。]
(100) 2021/03/21(Sun) 22:49:04

【人】 星見 朱里

[彼と弟くんが花火の準備を始めれば、自分は手荷物からカメラを取り出した。
 星見家である、ナイトビジョンカメラぐらいは家にあるのだ。]


 普通に撮っても、花火だけ明るく映っちゃうしね


[多くは言わなかったが…
 長男の生きている記録は、この家には要るんじゃないかなとか。
 彼自身の時はあと80年あるけれど…この家の止まっていた時計のぶんになればいいなと。*]
(101) 2021/03/21(Sun) 22:53:29

【人】 春日 幸貴

[みんな和服だったのは「わざわざ彼女が花火をしに来るなら」と家族が浮き足立った結果だった。>>98
 父さんは元々、夏場の部屋着が甚平なんだけど。涼しくて動きやすいんだとか。

 色に突っ込みたそうな朱里には気づいたが]


  仕方ねーんだよ……
  だいたい青か黒なんだよ……


[と男物のカラーバリエーションの少なさを訴えた。
 ほら、濃紺かもっと明るい色かとかの差はあるから。全員青系統だけど]
(102) 2021/03/21(Sun) 23:08:20

【人】 春日 幸貴

[花火の準備をしている間、朱里は写真を撮っていたらしい。

 家族全員で何かしようってことが俺の家には少なかった。
 俺が足手まといだからだ、ってずっと思って生きていたけど、もうそんな風に思わなくてよくなった。

 弟と準備をすると言っても、俺と比べて圧倒的に花火熟練者の弟の助手を俺がしていただけだが、それが終わって]


  朱里もこっち来いよー。


[手招きして、好きな花火を選ぼうということになった。
 俺の乏しい記憶ではどれがどんなのとかは覚えていなくて]


  愛斗のおすすめどれー?
  朱里はどれが好き?


[二人のお気に入りから試して俺の気に入るものを探そうと思った]*
(103) 2021/03/21(Sun) 23:08:48

【人】 星見 朱里

[本当は定番としてねずみ花火を足元に撒くドッキリを敢行したいとかあったのだけど、心臓を考慮するとやらない方が良い。]


 そうねー

 やっぱり最初はインパクト狙いでドラゴン花火かなー


[箱状の地面に置き、点火すると噴水のように火花が上がるやつである。
 弟くんのテンションを上げたい、という狙いもあったり。*]
(104) 2021/03/21(Sun) 23:17:44

【人】 春日 幸貴

[ねずみ花火や爆竹は、たぶん危険だろう。文字通り以上の意味で]


  すごい名前……あ、これか。


[朱里の発案を聞いて弟が用意してくれた。
 点火役は俺になった]


  じゃあ……。


[火をつけるのにちょっと手間取ったのは初心者だから見逃して欲しい。
 火がついたのを見て離れて、その後に上がる火花に結構驚いた。昔だったら無理だったかもしれない]


  二人とも好きなの選んでいいぞ?


[薄暗い庭の中、花火の光に照らし出される二人の顔はいつもと随分違って見えて、それがもっとたくさん見たくなった]*
(105) 2021/03/21(Sun) 23:25:05

【人】 星見 朱里

[火柱が上がった瞬間の、驚く兄と、目を輝かせる弟。
 その瞬間を狙ってシャッターを切る。

 完全にカメラマンをやるつもりはないけれど、このコマだけは抑えたかった。]


 そう?
 じゃあ手持ち系かなー


[次、好きなのと言われて手持ち花火を選択。
 両手に持って彼に火を貰いに行く。
 なおカメラは彼のお母さんにおまかせ。]
(106) 2021/03/21(Sun) 23:32:49

【人】 星見 朱里

[両手それぞれに火を点けてもらえば。
 伸ばした腕の先からそれぞれいろんな色が明滅する火花が吹き出して。]


 ちょっと危ないからね?


[と、みんなから離れると、2つの火花を瞬かせながら何度もくるりと回って踊ってみせた。
 ダンスによる体の捻りに合わせて、浴衣の裾と、火花が連なって回転し、夜を彩らせた。*]
(107) 2021/03/21(Sun) 23:41:47

【人】 春日 幸貴

[弟は派手な花火が好きそうなイメージがあった。
 実際にその通りみたいで、手に持つものでも輝く炎を楽しんでいる。

 それを見ていて、あまり俺の心には響かないのを感じた。
 もう少し静かなやつのほうが好きかもしれない。

 そう思いながらも、俺はしばらく見る側に徹していた。

 >>107両手の花火に火をつけて、回って踊る朱里。
 危ないとも思ったけれど、それ以上に、その姿が綺麗だった。火花に照らされる朱里があんまり綺麗で、火が消えるまで見惚れていた]
(108) 2021/03/21(Sun) 23:51:52

【人】 春日 幸貴

[その後に線香花火を手に取ってみた]


  これ合体するんだって……?


[いくつかくっつけると中心の玉が大きくなるという噂を聞いたような。
 危ないからくっつけちゃいけないともよく聞くけど。

 それでとりあえず普通にやってみることにしたが、途中で玉が落ちてしまって悲しみに暮れることになった]
(109) 2021/03/21(Sun) 23:52:15

【人】 春日 幸貴

[そんな風にみんなで花火をやりながら、俺はやっと気付いたんだ。
 こういう当たり前の日々を、当たり前に過ごせるようになったことに。

 学校に通い始めて、通うのが当たり前になったことに気づいた頃にも、涙が溢れて止まらなくなった。
 それでもその頃は、まだ学校だけで精一杯だった。

 やっと「ふつう」に近づいてきて。
 家族と、恋人と笑い合えるようになった。

 俺と同じようなことを思ってか、俺たちを見守っている父さんと母さんが涙ぐんでたらしい。遊んでいる最中に気づくことはなかったけれど]
(110) 2021/03/21(Sun) 23:53:05

【人】 春日 幸貴

[そういえば、いつの頃からだったろう。

 朱里は普通の高校生らしい表情で笑うようになった。

 それに気付いたのはいつかの昼休み。あのときのステラみたいだと思って、思わず抱き締めてしまったんだ。

 望んでいた暮らしを、俺たちはやっと手に入れられた]*
(111) 2021/03/21(Sun) 23:54:55

【人】 星見 朱里

[それで、狙ったわけじゃないのだけど、最後は線香花火が残るわけで。
 彼がこれで何かやりたそうだったけど消えてしまった。

 儚い系はタブーではない、これがこの家が出した結論なのだろう。
 それだけ、彼の生命はもう家族からも保証されているのだ。]


 次、誰が最後まで残るか競争しない?


[なんて彼や弟くんに持ちかけたりして。
 ちなみに垂直ではなく斜め下に向けて構えたほうが長持ちするという噂を聴いていたので実践してみた。
 本当に勝てるかはしらない。]
(112) 2021/03/21(Sun) 23:59:02

【人】 星見 朱里

[そう、彼は「ふつう」になりつつあった。
 この家でも、学校でも。

 一方で、自分もそうなのだろう。
 こうして花火で遊ぶ自分なんてかつては想像しなかった。

 ふたりが出会って、恋を覚えて――お互いが助けになって、今こうなっている。

 「ふつう」になったことがゴールなら、嬉しさで泣いてもいいし、思わず抱き締められても感動する、けれど。]
(113) 2021/03/22(Mon) 0:02:55

【人】 星見 朱里



 …――私たちは、これからの方がずっと長いんだからね?


[「ふつう」に追いついた…と言っても、やっとスタートラインに立ったところだ。
 人生はまだ始まったばかり。
 未来はまだ定まっていないけれど、明るいに違いない。

 まだまだ、これで満足はしていられないのだ――と、我儘なお姫様は、抱き締めてきた最愛の勇者を向いて。
 力強く抱き締め返すと、隠れて唇を捧げて――あらためて、かつての言葉を告げたのだった。**]
(114) 2021/03/22(Mon) 0:07:28

【人】 春日 幸貴


  よーし、じゃそれやって終わるか。


>>112競争と言われて、もう一度線香花火を取った。
 弟も参加するだろう。
 どうするのが良いとか知識は持ち合わせていないので、俺は運に任せることになった。

 果たして勝者はだった]
(115) 2021/03/22(Mon) 0:19:54

【人】 春日 幸貴

[朱里を抱き締めたら、抱き締め返してくれた朱里がキスまでしてくれた。

 暗がりとはいえみんな見ているんじゃないかと思ったけれど、もし見られていても、公認の仲なんだから許してもらおう]


  まだ始まったばかりだろ。


[俺たちは付き合い始めたばかりで、スタート地点に立ったばかり。
 人生が仮に80年だとしたら、まだ1/4も終わっていない。

 それに、俺の人生だってやっと始まったばかりなんだ。
 これっぽっちで満足していられるか]*
(116) 2021/03/22(Mon) 0:20:32