人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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【人】 ミア



 [ ……こどもの癇癪に、近かったように思う。

  怒っていたのは違いなく、
  叱ろうとしていた、のも、正しかった。
  掠れていた声の理由に 赤はないのに、喉が熱い。

  滲んだよな視界の端。
  染まってしまった指先が通ってしまえば、
  なに って ちぃさく、こぼれ落ちてゆく。 ]

 
(434) 2020/06/01(Mon) 0:57:14

【人】 ミア



  [ 嗚呼 それはもう、
   一生残ってしまう傷だろう。

   ─── こんな、夢に見たよな夜に、
       赤色の化粧なんかされてしまったならば! ]

 
(435) 2020/06/01(Mon) 0:57:43

【人】 ミア



 [ 見開いた碧 は。
  明らかに困惑が色づいていた。

  落ちた手を追おうとしても、宙を切る始末で、
  迷った矢先に、こみ上げる"何か"を隠すよに。

  ……艶さえあった赤色が、唇まで辿るから、
  音を作るときに舌先が鉄の味を報せる。
  飲み込んでしまって、覆った両手の奥で、 ]

 
(436) 2020/06/01(Mon) 0:58:21

【人】 軍医 ルーク

 
  リンゴ――…、
  果実の一種かな、木は落葉高木樹。
  甘味があるなら、
  これもジャムにしてみようか?
  そうすれば暫く持って歩ける。


[ シェルターに立ち寄ったときなどには、
 いつもいちごを調達するけれど、常備するのは難しい。
 加工して持ち歩くのが主になる。
 最近は作れる料理も大分増えた。

 ひとつひとつ、味を教えてくれる言葉に、
 うなずきながら一口齧り、
 口の中に広がる水気と歯触りを確認する。
 少しでも感じられるものがないか、真剣に考え込み、]


  ん――…、硬くて少し驚いた、
  でも、水分があって、歯触りがいいね。
  赤い色――ああ、この色が好きだな。


[ そう言って笑う視線の先にあるのは、
 自分の言葉を聞いてくれているだろう、赤い耳であったり。
 取り戻すことは出来ないだろうと思っていた感覚を、
 いつかは取り戻したいと思えるようになったのは、
 それを望んでくれていると、知ったからだ。]
(437) 2020/06/01(Mon) 0:58:47

【人】 ミア



   [ ばけものだって 哭くのだと。
        きっと、うまれてはじめて、知った。 ]*

 
(438) 2020/06/01(Mon) 0:59:32

【人】 軍医 ルーク

[ 自分たちも、この世界も、たくさんのものを失って、
 つぎはぎだらけの今を生きている。
 けれど、手を伸ばすことを、
 歩き続けることを辞めずにいるなら、
 いつかは取り戻される日も来るのだと、
 いまなら、そう思う。

 父の言っていたことは、半分正しくて、半分間違い。
 天の向こうには世界がある、
 どれだけ手を伸ばしたって、
 決して触れることが出来ないものがある――
 それはきっと、“空”のこと。

 そう、手を伸ばしたって、あの青色は遥か遠いけれど、
 それはこの地上まで繋がって、
 いま、自分はその下にいる。
 この手で、空に触れることだって出来るのだ。]
(439) 2020/06/01(Mon) 0:59:37

【人】 軍医 ルーク

[ 傍らにいる彼が立ち上がり、
 伸ばしてくれる手を、ぱしりと取って、立ち上がる。
 晴れた空のような笑顔で、笑いかけながら。

 そうして、再び歩き出す。
 この先がどのような道でも、道など無い場所でも、
 これからもずっと一緒に、
 決して離れることはなく。


   ――… 
    遠ざかってゆく足音を見送るように、
    木陰に揺れる、赤と白の二輪の花が、
    空を見上げ、風に揺れていた。
    芽吹き始めた小さな吐息を、
    空へとうたいながら。 ]**
(440) 2020/06/01(Mon) 1:01:48


   蝶の羽と、月の光、
   薔薇の魔法を纏った薬のおかげで、

   だいじなひとは目を覚ましました。
   彼は蝶々の献身を忘れることがないように、
   世界で一番うつくしい薔薇に、
   蝶々の名前をつけたのです。

   そうしてぼろぼろの蝶々は、
   世界で一番うつくしい薔薇になったとさ。

 



          めでたし、めでたし。

 

【人】 世界の中心 アーサー


[ 青薔薇の挿絵を最後に、物語は幕を閉じる。
  蝶々は 薔薇に“なりたかった”のでしょうか。
  …なんて、問うたところで答えは無い。 
  誰も知らない、物語の裏側だ。]
 
(441) 2020/06/01(Mon) 1:03:46

【人】 世界の中心 アーサー



    [ ずうっと、物語の裏側をなぞっていた。]

 
(442) 2020/06/01(Mon) 1:04:16

【人】 世界の中心 アーサー


[ ぱたん、 と 手帖を閉じた。
  窓から差し込む日の光が傾きかけている。
  真白のベッドに身体を起こした金髪の男は、
  紺青の装丁を撫で、窓の向こうを眺めていた。

     ゆめを 見なくなった、 唯の男だ。

  手紙ひとつ来ることも無くなり、
  書くものも随分と減ってしまった。
  きっと、“リドル”は忘れ去られていく。
  便利に使われていたものではあっても、
  占い染みた能力は歴史には残らない。]
 
(443) 2020/06/01(Mon) 1:05:25

【人】 世界の中心 アーサー



[ …世界の常だ。

  そんなことは分かっていた、ずっと!
  残し続けてきた様々なものが、
  決して歴史にはなり得ないことぐらいは!]

(444) 2020/06/01(Mon) 1:06:48

【人】 世界の中心 アーサー


[ 今、男に残るのは、形ばかりの貴族の証と、
  薔薇に囲まれた、茨の屋敷と、
   ひとりの執事と、
     従順な2匹の犬と、 ────…… ]
 
(445) 2020/06/01(Mon) 1:07:29

【人】 世界の中心 アーサー


[ 犬が踊っている。
  懐いた誰かにまとわりつくように、
  導くように、 甘く鼻さえ鳴らして。

  仰々しく頭に包帯を巻いた男は、
  言うことを聞かない片足をベッドから引き摺り下ろし、
  真白の上に漸く座った。

  ──御迎えくらい体裁を整えたいと思う、
    ちょっとした意地みたいなもの。]
 
(446) 2020/06/01(Mon) 1:08:40

【人】 世界の中心 アーサー


[ 夕焼けを背負う人影。 犬の離れていく足音。

  下げたペンダントを握りしめ、
  ────不器用に笑んでいる。


  もう“かんばせ”の貼り付け方など、
  とうの昔に忘れてしまった! ]
 
(447) 2020/06/01(Mon) 1:13:39


         [ 此れが“リドル”の幕引き。
           青薔薇の物語。

           童話にのみ残るひとつの*名前*。 ]
           

【人】 ミア



 [ たとえば、あの蝶々は 不自然だったとしたら?
  羽の模様も、形も、いっそ飛ぶさますら
  他と異なっていたとしたら?

  認めてくれたのが彼の妻だけだったとしたら? ]

 
(448) 2020/06/01(Mon) 1:46:43


      きっと、"なんでも"したのだろう。
      問うて自分に答えを返していた。


 

【人】 ミア



            *


 [ 見舞いにしては荷物が多いと、誰かが言った。
  鞄の中に何もかもを押し込んで、

  ( ─── ドレスは あの後
        やってきた執事に突き返した。 )

  正面の門を潜ることなく、庭への道を歩んでいる。
  約束すらしていないのに、
  頼まれごとすら、していないのに。
  多少の懐かしさすらあれど、慣れた歩みは、
  尻尾を大きく揺らす犬たちに導かれた故のもの。 ]


 
(449) 2020/06/01(Mon) 1:47:48

【人】 ミア



 [ 何時かくり抜いた果物のよな 夕焼けを背に、
  身軽に"向こう側"へと移り、

  怪我人だなんて気にせずに
  真白の海へと 飛び込んでやった!

  ─── だって自業自得じゃない とは、
      まったく他人を思いやらない言である。 ]

 
(450) 2020/06/01(Mon) 1:48:42

【人】 ミア




     [ わらうのぶきようだなあ と
        なんともまあ上品でない笑い方をして、 ]


 
(451) 2020/06/01(Mon) 1:49:05

【人】 ミア



           [ みみもと。 ]


 [ ……飛び込んだ理由のひとつに、
  顔を隠すというのはあったかも知れず。

  何せ、はじめて告げた、あの日は何も残っていない。
  秘密の声で、きっと、酔ったときに言えれば、
  或いは、へびのよな文字で書き連ねれば良い方だ。 ]

 
(452) 2020/06/01(Mon) 1:50:32

【人】 ミア



 [ 誰でもない 何でもない誰かの幕引きは、
  童話にも記されていない。

  何処かのインクに、微かに痕跡があったと、
  何時かの誰かが、見えない未来で語るのだろう。
  淘汰されたにんげんのおわりだなんて、
  それでいいとすら思っている。

  だから、これが、誰も知らない誰かの幕引き。
  たったひとりに名を呼ばれた ……蝶々の話。 ]

 
(453) 2020/06/01(Mon) 1:50:48



    [ 誰か一人の記憶にしか残らない *名前* ]


 

【置】 ★中学生★ 五十鈴 雨音

 ── 未来のいつか ──

 
  …… 雪也
 
  私も、誓います
  これからも 誕生日には
  チョコじゃなくて クッキーを贈り続けることを
 
      ………… なんてね  ちゃんと言うわよ
 

  相星 雨音は 相星 雪也を永遠に愛してます
  もっと、幸せに なろうね**
 
 
(L4) 2020/06/01(Mon) 6:38:35
公開: 2020/06/01(Mon) 6:55:00

【人】 賢者 メルキオール

─ after xxx years ─

[あれから。

私たちは数々の依頼をこなして、名声を高めていったの。
そんなことをしていたらドラゴンスレイヤーになんかなっちゃったりしたり、王国へと見染められてしまったり……]


 可愛いお嫁さんを見つけてしまったり、ねぇ?


[私たちの間には絆がある。
切っても切れぬ強い強い絆。

ただ、その絆の名前は恋愛などではなく、友情、そして信頼なだけ。
貴方が結婚するんだ、なんて言い始めた時は私の事のように喜んだのだっけ]
(454) 2020/06/01(Mon) 6:51:46

【人】 賢者 メルキオール

[私のこと?
そうね、今でも時折依頼をアロイスと受けることはあるわ。でも、ドラゴン討伐の報酬でたんまりとお金を稼いでしまっては、お嫁さんに危ないことはしないでなんて泣かれてしまってるものね。
そんなだから緊急性の高い依頼は受けるけれど、普段はそもそも依頼を受けないのよね。

だいたい、貴方の今の所属は騎士なのだから。
みんなから"赤の騎士"様なんて言われているの、私は知ってるわ?
経歴がちょっと特殊だからギルドへと所属もしていて、依頼も受けられる身ではあるのだけれど]
(455) 2020/06/01(Mon) 6:51:59

【人】 賢者 メルキオール

[閑話休題。
話が逸れてしまってるわね。
私は今はギルドの内部へと所属を変えてみんなへの依頼を出したり、受付業を行ったり、後継者の育成を行ったり、それなりに楽しい人生を送っているわ。

今日も今日とて、受付に立って、外から来た貴方を見て微笑むの]


 アロイス!今日は何の依頼を受けるのかしら?


[そうしていつもの日常が今、ここに]
(456) 2020/06/01(Mon) 6:52:13

【置】 神置 穂村



 >>293>>326
 
[見上げた空には、大きな虹があっただろう

 
それに気づくのは、きっとほんの少し未来の話**]


 
(L5) 2020/06/01(Mon) 6:55:51
公開: 2020/06/01(Mon) 9:55:00