人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【人】 店員 チエ

[賄いは誰が何を作ってくれたんだっけ。
 さっきの揚げ出し大根美味しそうだな、ってねだったら、もらえたろうか。
 揚げたのはマシロちゃんかもしれないけど、そこは美味しければ個人的にはヨシ。

 気合は充分、って言えたらカッコいいけど、ま、正直緊張で壊れそうだ。
 いつ言うかとか、ちゃんと言えるかとか、落ち着けない要素が多すぎる。

 でも、もう、後には引けない。
 引く気もないし、何ならここが壁際だ。
 とっくに引いたあとの今。
 もう、前に出るしかない。]
(175) 2023/03/12(Sun) 22:47:41

【人】 店員 チエ

[息を吸う。吐く。……呼吸がちゃんと出来てる気がしない。]

あの。
さっきの。時間。
今。……いい?

[呼び出す声は、言葉を忘れたみたいにカタコトで。
 それでも、あなたが席を立ってくれたなら。
 あるいは本当に帰り際、店の外で立ち止まってくれたなら。]
(176) 2023/03/12(Sun) 22:49:50

【人】 店員 チエ

あのさ。…………

[切り出したけど、言葉が告げない。
 しっかりしろ。しっかりしろ馬鹿野郎。ここしかないぞ。
 頭をぐしゃぐしゃかき乱して、緊張とか忘れるつもりで。]

あのさ!

あの、シャミさんの、ケータリングの手伝いの話!

あれ、やっぱり、ボクじゃ、……だめかな?

[やらせてください、と力強く言い切ってやろうと思ったのに、結局なんだか尻すぼみだけど。
 ……だけど、言った。言ってやった。最低ラインには辿り着いた。]
(177) 2023/03/12(Sun) 22:52:50

【人】 店員 チエ

……ずっと、見てた。シャミさんのこと。
最近もだけど――ほんとは、はじめて店に来たときから。

[言葉を口にしながら、あれ、これでよかったんだっけと冷静な自分がどこかで言う。
 こんなこと言うつもりだった? いや、でも、いいや。事実だ。]

それで、この店で働きたいって――あ、ストーカーとかじゃないんで、それはほんと、安心してほしいんだけど、

[いややっぱりこれじゃないな。ちょっと待った。仕切り直し。]
(178) 2023/03/12(Sun) 22:55:59

【人】 店員 チエ

とにかく!

ボクは、この店のみんなが好きで。
中でもシャミさんが、個人でも仕事してるって知って。
忙しいのにすごいな、って思ってたんだけど。

[それ自体の思いは、変わらない。
 今でも尊敬している。Wワークは楽じゃない。]

……すごいだけじゃなくて、当たり前だけどしんどい時もあるって知ってさ。
でも、それで苦しくっても、シャミさん、店、休まないでしょ。
しんどいなら助け合いとかできたらな、って思ったんだけど、ボクの手じゃ、他のみんななら助けられることができなくて、……手が届かないな、って思ってた。
(179) 2023/03/12(Sun) 23:02:50

【人】 店員 チエ

この前、手伝いを募集してるって言ってたときも、きっとボクじゃない誰かが行くんだろうって思った。そのほうが力になるって。
ナギさんとかマシロちゃんとかケイちゃんとか、タイガとか。
その"誰か"になれないって決めつけて、羨んで。
ひとりで腐ってたら、もう大丈夫、って言われてさ。

……ずっと、ずっとボク、馬鹿じゃないのって、自分のこと。

[思い出すだに、馬鹿らしい。
 このとき思い切ってしまえば、今こんなことにはなってないってのに。]
(180) 2023/03/12(Sun) 23:08:02

【人】 店員 チエ

だけど、やっぱね、ムリだ。

このままいるのは、ムリ。

どんだけ考えても、ボクはその席を他の誰にも渡したくない。
スタッフの誰かでも、うさぎのぬいぐるみでも。

[あっさりと、笑う。
 振り切って、笑えた。]
(181) 2023/03/12(Sun) 23:10:34

【人】 店員 チエ

それだけじゃなくってさ。
買い物して、ご飯も食べに行こ。
ミモザの花も見に行こう。

お花見はそろそろシーズンオフかな。葉桜でもぜんぜんいーけど。
水族館とかいって、いっそどれが一番おいしそーかみたいな話しようよ。

[やりたいこと、いくらでも溢れてくる。
 振り回すかもしれないけど、ついてきてほしい。
 だって。]
(182) 2023/03/12(Sun) 23:12:30

【人】 店員 チエ

ねえ、シャミさん。
ボクはもっとずっと、あなたの傍にいたい。


[本題の、さらに本題。
 堂々宣言して、――やや間。]

……なんて。
キモかったら、すっきり振っていいよ。

一方的に言い切っちゃって悪いけどさ。

[そして一方的に、勝手に大変すっきりした*]
(183) 2023/03/12(Sun) 23:14:44
店員 チエは、メモを貼った。
(a37) 2023/03/12(Sun) 23:15:59

【人】 店員 ミスミ

[速崎さんが食べていたアイリッシュシチューの香りに、いいな、自分も食べたいな、なんて思いながらラムと野菜を交互に打った串をひっくり返して塩を振る。
この串達ははづきさん>>77>>91のオーダー分だ。
ラムも色んな食べ方があるのだが、スプリングラムならその柔らかい肉をシンプルな味付けで食べるのが一番うまいと自分は思っている。

そのさらに合間で、今日のちえさんの様子をちらりと見ればコバンザメの日>>104>>105>>106よりも少し元気があるのだろうか。
あの日は結局、片付いたキッチンを使うのは忍びなかったので事務室のポットでキャンブリックティーを用意して千絵さんの気が済むまで話を聞いた。
大丈夫ですよ、俺はちえさんの味方です。
男同士の秘密、というよりも俺とちえさんの間の秘密、って思っているんだけど。

店長がまだ事務室にいたなら、お裾分けもしたし、怒られないうちにそこそこの時間で切り上げた記憶はある。
小学校の頃、いつまでも教室で遊んでいたら先生に早く帰れ、と言われたあの頃を思い出したなんて、そんなこと*]
(184) 2023/03/12(Sun) 23:35:51
店員 ミスミは、メモを貼った。
(a38) 2023/03/12(Sun) 23:37:06

【人】 厨房担当 シャミ

─ 閉店後 ─

[息を吸い、吐いて。
バッグから取り出したハンドクリーム。
その蓋を開けたところで声がかかり、席を立った>>176]


 いいよ、何の相談かな


[ああ、綺麗な髪が。
掻き回す指を見ながら、本題の話題に耳を傾け]
(185) 2023/03/12(Sun) 23:47:27

【人】 厨房担当 シャミ





   手伝い?


[笑みを浮かべる]
(186) 2023/03/12(Sun) 23:47:49

【人】 厨房担当 シャミ

[心配してくれるの。今日も、ゲイザーと失敗の話をしていたから?

でもいいんだよ、ぬいぐるみをくれたから助けになっているんだよと、見守ってくれるピンクの(君に似た)うさぎのお礼を言えば良い──

息を吸って、]
(187) 2023/03/12(Sun) 23:48:14

【人】 厨房担当 シャミ



 うん、……うん


[息を吐きながら、肯く。
料理を作る姿を見て、ここで働きたいと思ってくれた?


力不足だから助けにならないと思って、それで気が進まないようだったの?

言わなかったっけ、サーブをするスタッフがもう一人いるだけで凄い助かるって、私言わなかったんだっけ。
だってチエが隣に立ってくれるだけで。

いや、出来るなら一緒に料理をしたいとたしかに、同じ世界を分かち合いたいと思っていた]
(188) 2023/03/12(Sun) 23:49:18

【人】 厨房担当 シャミ



 ええと……ちょっと待って
 待ってね


[情報量が。多い。
胸がいっぱいになる。全部聞いてから、飲み込もうと下を向いた]


 それはつまり
(189) 2023/03/12(Sun) 23:51:29

【人】 厨房担当 シャミ



 傍にいてくれるの。
 傍にいたいっていう理由で?
 助けが必要そうだから、じゃなくて

 それって


[黙る。ハンドクリームが出てきてしまっているのに気付いて、手のひらにとる]


 ええとね、じゃあもしかして
 ……本物のデートだって思っても良いの?


[笑ってしまっている、頬を抑えたいけれど。
手のクリームを摺り合わせた*]
(190) 2023/03/12(Sun) 23:54:49

【人】 店員 ミスミ

[ちえさんと遠藤さんの間が気になりすぎていて勝手にそわそわしていたら、横から瑞野先輩に手元に集中するよう釘を刺された]

えっ、わ、あっぶな…ありがとうございます…。

[あぶない、もうちょっと火からおろすのが遅れたら折角のラムが無残な硬さになってしまうところだった。
店の雰囲気によっては金串そのままで出してもいいのだけど、この店の雰囲気にはさすがに合わない気がして、セラドンブルーがきれいな皿の上にラム、玉葱、ラム、春キャベツと盛り付けていく。
最後にトロトロになるまで別でグリルして黒くなった皮を向いてオリーブオイルと少しの醤油で旨味を足したパプリカを彩りよろしく料理の中央に。
皿の端に粒マスタードを添えて]

お待たせしました、スプリングラムと季節の野菜のグリルです。
味付けは塩と少しの醤油だけなんですけど、よかったら粒マスタードも試してみてくださいね。

[前回所望された二杯目>>27にはボストンゴールドを用意したのだが、今日のはづきさんのグラスの中身は何だっただろう*]
(191) 2023/03/12(Sun) 23:59:31

【人】 店員 チエ

あー……うん、そこのところは、今話すとちょっとだいぶ、たぶん、ボクのほうがキャパオーバーなので、日を改められたら、と思うんですけど。

[>>190助けが必要そうだからじゃなくて傍にいたいから傍にいる。
 確かにこの文脈だと前者のように取られてもおかしくない。
 そうじゃない。そうじゃないんだけど、そこまで詳細に話すのは、ちょっと感情が暴走しすぎて明日寝込みそうだから、待ってほしい。
 いまでも頭がぐるぐるして、変に敬語になってきた。]
(192) 2023/03/13(Mon) 0:11:35

【人】 店員 チエ

でも、そう。それは、事実なので、うん。
……本物のデートだって、ボクは思いたいなって、考えてます。


[あなたからの答えを明確にはまだ聞いてないと思ってるから、まずは、ボクの意見として。
 いつも以上にあがった口角、思っても良いの、って言い方。
 それを"答え"として受け止めるには、ボクはまだまだ弱気が過ぎる*]
(193) 2023/03/13(Mon) 0:11:45

【人】 客 葉月

[普段手際のいい彼には珍しい姿を見れば>>191、自然とその目線の先を追うこともしただろうか。
その先にはシャミさんとチエちゃん二人の姿があって]

……この店、ほんといろんな出会いがあるよねえ。

[そんな実感のこもった言葉を零すだろう。
口元には緩やかな笑みを湛えて]
(194) 2023/03/13(Mon) 0:13:41

【人】 客 葉月

お、めっちゃうまそう!大河くんありがとね。

[盛り付けられた羊肉を野菜とともに頬張れば、くどすぎない脂の旨味が口の中に広がった>>184]

ふおおうんま……流石だね大河くん、素材の味めっちゃ生かされてる!

[なんて、ざっくりとした語彙力のない食レポを]

(食レポ……あ、そうだ)

そうだ、ねえねえ大河くんこれ見て。

[ふと思い至り、スマホの画面を彼に見せる。
そこに表示されていたのはLINEのトーク画面だ。>>4:306>>4:307>>n0>>94]
(195) 2023/03/13(Mon) 0:14:07

【人】 客 葉月

この前作ってくれたカクテル、友達に自慢したらめっちゃ褒められてる。

なんかすげえ嬉しくなっちゃった。褒められてるの俺じゃないのに。

[口元を緩ませながらそう言った。
だって実際嬉しかったからね。俺のオーダーで、あんな素敵なものを作ってもらえて]

今日もお酒のオーダーお願いしていい?
このラム肉に合うやつ。カクテルでもそうじゃなくてもなんでも。

[前の2杯目>>191も爽やかですごく美味しかったし、大河くんのチョイスにはもう期待しかしていない俺がいる**]
(196) 2023/03/13(Mon) 0:14:31

【人】 厨房担当 シャミ



 ふふ、デート
(197) 2023/03/13(Mon) 0:23:58

【人】 厨房担当 シャミ



 私、ずっと片思いし続けると思ってた
 でも本当はチエには愛されたい

 だから嬉しいよ。本物のデート、しよう


[水族館も、いいね。
星を見上げるイワシの群れとか*]
(198) 2023/03/13(Mon) 0:27:19

【人】 店員 ミスミ

(冬が来たらカウル出したいな)

[一皿出し終えたところで軽くコンロ回りを片付け、整えながらアイリッシュシチューを羨ましく思った気持ちが懐かしい料理を思い出す。
自分の料理の大半はばあちゃんから教わった料理が基礎になっているけれど、これは義母が初めて自分に教えてくれた料理だ。
イギリスについて暫く、ロンドンの味にどうも慣れなかった子供の時分に、ウェールズにルーツを持つ彼女が出してくれたもの。
大仁田ネギにも似て太くて濃い甘みを持つリーキの入った羊肉のスープはやっぱりたっぷり根菜が入っていたので塩肉じゃがみたいな味だと思ったことも懐かしい。
ハウス物は一年中出回っているらしいが、国産のリーキの旬は冬に入る前だというから、シーズンが近くなったら店長に自腹でもいいから入れてほしいと頼み込むつもりでいる。

そこからふわっと、シェパーズパイだのファゴットだの思いつくがどちらもスプリングラムを使うにはちょと惜しい気がする。
あれらは肉質がしっかりとしたマトンのほうが合うと約7年のイギリス生活が訴えた。
だから、今夜のレシピはちょっと海外の系統からは外したほうがいいかな、なんて思っていたころ]
(199) 2023/03/13(Mon) 0:31:04

【人】 店員 ミスミ

えっ、それ俺が見ていいやつなんですか…。

[見せられたスマートフォンの画面にちょっと焦った。
こういうのを軽率に見せてしまうところは日本独特の感覚な気もするけれど、文面的には褒められているようなのであんまり強くは言い出せなかった]

うーん…ラムに合う………そうですね、ミントとかって大丈夫ですか?

[歯磨き粉の味しかしない、という人もいるくらい好みの分かれる構想について尋ねる。
外そうとしたくせに、発想がまた日本にないところに帰ってきてしまったとちょっとだけ内面自己嫌悪しつつ*]
(200) 2023/03/13(Mon) 0:31:11

【人】 店員 チエ

……へ。
え!?

や、どっちかってとボクのセリフというか……

あい、

[>>198愛されたい。
 さらりと出てきたフレーズに、頭のどこかが燃え尽きて、ぽふんと煙を吐いた気がした。
 や、そうですよ? そうです、そういう、話なんですけど。]

それって、その。ボクの勘違いとか、思い過ごしとか、聞き間違いとかでなければ。
(201) 2023/03/13(Mon) 0:39:00

【人】 店員 チエ

その……シャミさん、が、ボクに、ボクを、すき、 って
なんで


[ぜんぜん、理由がわかんない。
 しかも片思いを続けるとか。もっとこう、アピールを、アピールをください!

 大人の恋って、こうなんだろうか。
 そうだっけ? そうかな?]
(202) 2023/03/13(Mon) 0:41:58

【人】 店員 チエ

……はぁ……………………

[なんだか急にものすごく、脱力したような恥ずかしさの限度のような気持ち。
 膝に力が入らなくなって、へなへなとその場にしゃがみ込んだ。
 あっつい顔を見せられなくて、腕で隠して覆った*]
(203) 2023/03/13(Mon) 0:46:56

【人】 厨房担当 シャミ



 え、好きだよ?
 なんで……なんでだろう


[大好きな者たち。片思い。
優しく、親切にしてくれても、私が抱いている愛は私が抱えているもの。そうやってずっと生きてきた。

チエには、愛されたいけど。
愛して欲しくても要求することはできないから]


 大丈夫……?
(204) 2023/03/13(Mon) 0:56:03