人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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「しかし、だが────次回は敵にも味方にもなってやらないさ。僕ァ舞台をスポットライトの上から見下ろすのが好きなんでね。
 もし君が再び舞台に立つ事があれば、僕は何処まででも照らし続けてあげよう」

さよならなんて人間じみた言葉は、考えもしていない。
死が夢を別つまで、キエは人の中に在り続ける。
人が夢に向かって歩き続ける限り、“キエ”で在り続ける事ができる。

 
「其の時は、きっと
また


「陳腐で、趣味の悪い、最高のミステリー悪夢を見せておくれよ」

 

【人】 逃亡者 ポルクス

>>132 ゾズマ

「……。同じ魂を分けた双子はね、どちらかが強い力を持って生まれることが多いんだ。
 俺の場合は、兄のほうがそうだった。
 それなのに、兄の力を忌み嫌った両親は兄を認めず、俺を嫡男とした。
 兄は塔に閉じ込められて……称賛も、親の愛も、教養も、全部俺が独り占め。
 本当は全て兄の物であったのにね」

その後はあなたも軽く知ってる通りだ。
深い愛憎の末、追い追われる者となった兄弟の末路は、他人が聞くにはあまりにも滑稽だ。
兄は本当にほしかった愛を手に入れ、俺は必要がなくなった。
身体に空いた大きな心の穴は、きっと生涯癒えることはないだろう。

「今はもう求めないことにした。
 でも……多分そういう事になったら、拗れきった俺は酷く喜ぶと思うよ。
 そう簡単に人間は変われるような生き物でもないでしょ」

「だから俺には近寄らないで」

もう交わるべきではないと思うから。
(133) 2021/10/28(Thu) 18:23:58

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「やっぱり……わたしは、あなたとは違う。本当はいなかったものを作り出しただけだから」

むしろ、あなたが羨ましく思えるのはきっと、変なんだと思う。
最初からひとつであれば、不幸な事にはならなかっただろうけど。けれどふたつでなければ、ほんとうに出会うことができない、存在を認められることができない。

もし、もっと早くあなたをよく知っていれば
あなたの気持ちに応えることはできたのかな。

「……わたしは、お祭りに誘われた時はうれしかったし
 だから、きみのことをもう少し知って……」

いや、きっと知れば知るほど可能性は低かったと思う。

「ほんの少しだけ、仲良くなれたらいいなって思っていたけど」


ろくに友達もいなかった──否、いらなかった──少女には、当然はじめてだった。
でも境遇、想い、何が悪かったのか、それがかみ合うことはなかった。

(134) 2021/10/28(Thu) 19:23:04

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「じゃあ、ちょっとは考え改めたらしいアンタに最後にひとつ言わせてもらう」

「どんなにことばを入れ替えていても、あ、あれは……れいせいに、かんがえたら、あいの言葉みたいなモンだった、でしょ?」
お、俺を愛してくれ〜みたいな


本当に、好きな人が自分ではなくとも、だ。
誰でもよかったとしても、だ。

「わ、わ、わ、わた、わたしはなぁ……!!!」

「あんなこと、言われたの初めてだったんだから!!!
 乙女の純情を踏みにじったことは一生許さない!
 許さないけど、殺意は死んでも抱いたりはしない」


手を伸ばす、距離をつめる、胸倉をつかもうとしている。

顔を近づける──

「……………」

少しの間が、あって。

(135) 2021/10/28(Thu) 19:24:38
ゾズマは、ポルクスに思いっきり頭突きをかました。
(a19) 2021/10/28(Thu) 19:25:20

【人】 夜明けの ゾズマ

>>133 ポルクス

「仕返し」

自分の額も痛かった。笑う。ぎこちない、不自然な笑み。

「オレはまだ優雅に終わらないパーティ満喫するんだ。
 友達だっているし〜〜〜〜〜???
 もうゾズマじゃなくてザラって名前ももらったし?

 外に戻ったらもっとマシな人間になれよな!
 
バーーーーーーーーーーーーカ!!!


せいいっぱい元のゾズマの時のようなテンションで叫んだ。
(136) 2021/10/28(Thu) 19:25:38

【人】 夜明けの ゾズマ

「さよなら、ポルクス」
(137) 2021/10/28(Thu) 19:28:17

【人】 逃亡者 ポルクス

>>134 >>135 >>a19 >>136 >>137 ゾズマ

「……!?」

近寄るなと言ったのに。
手を伸ばされ、距離を詰められ、胸ぐらを掴まれたと思ったら顔が近づいてきて。
何をするかと思えば少しの間の後、勢いの良い頭突きが痛烈な痛みを運んできた。

「いっ……何する」

の、と言いかけた口は言葉を紡がない。
ぎこちない笑みが、俺を見送ろうとしてくれてるのだけ伝えてくれたから。


「……うん。
 さよなら、ザラ。どうか元気で」

やわらかな笑みを一つ落とせば、俺はあなたに背を向けた。
もう、振り返ることはない。


男はそうして、
希望
という
ぬくもり
を手に館を立ち去ったのだった。
(138) 2021/10/28(Thu) 19:42:29

【置】 逃亡者 ポルクス

――親愛なるカストル兄さんへ



不思議な館のパーティに招待されました。
夜の来ない大きな館で、思い思いに楽しむパーティ。
だけどどうしたことか、1日、1日と過ぎていけば、ふっと人が少しずつ消えていく。

俺も、とある船頭でも探偵でもある男に手を引かれて行きました。

生きてる誰もが自分の姿も声も認識してくれない、そんな世界線で。
俺は、大きな桜の木に出会いました。
降り注ぐ花びらが、兄さんのことを教えてくれました。

兄さんも、あの館に居たことを。
大事な人が出来たことを。

兄さんは今、何処で何をしていますか。
大事な人と一緒に居ますか。

兄さんは今、幸せですか。

俺も見つけました、夜に照らしてくれる月の花を。
俺は今、とても幸せです。

 
              
あなたの半身、ポルクスより。
(L2) 2021/10/28(Thu) 19:44:33
公開: 2021/10/28(Thu) 19:50:00

【人】 ただの ユピテル

>>129 >>130 >>131 ミズガネ

「……私もよ。私も逆だったらきっと凄く苦しいの。
 醜くなんてない。もしそうなら、私も一緒に醜くなるし、
 コトハと一緒ならそう言われても別に構わないわ。

 貴方の想いと本音が聞きたい。
貴方の音色
を聞かせて?」

コトハも恋や愛の嫉妬は初めて?きっとこれがそう?
苦しそうなのにそれを嬉しいと思ってしまってごめんね。

でも、これが人に近づく事なら。
コトハへの思いで形作られて行く自分を、私、肯定できるわ。

これまで輪は足枷と、その痕しかなかったけれど。
まだ目に視えなくても、確かに薬指に新しい誓いの輪を。

「 はい。ユピテルは最後まで、苦楽も全て共に。
   ずっとコトハの傍にいる事を誓うわ。」


 ▼
(139) 2021/10/28(Thu) 20:55:45

【人】 ただの ユピテル

>>129 >>130 >>131 ミズガネ

 この場に視える証人はいないけれど、
 “私には”見えない証人がいるのもわかる。

「……“おやすみなさい”、言いたいな。
 子守唄でも歌ってあげるわ。今なら上手く歌えるの」

そっと貴方の手を引いて月夜の下から二人の部屋に誘う。

 
“また明日”は、明日までは会えない言葉だけれど、
 “おやすみなさい”は、宵が明けても傍に居続けられる魔法の挨拶。


ずっと、おやすみの後も貴方の傍にいるわ。
          これから毎日、永遠に。

そしていつか、子供達に聞かせられるような
          
私達の詩
にできますように。
(140) 2021/10/28(Thu) 20:57:27
 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

 

 

 

そこには 誰もいません?
 

 

テラは そこにいます。
 

 

「 
これは夢、夢、夢
 」
 

 

「 
そう思っていることに、変わりはないんだよな
 」
 

 

 
テラは今此処に存在しているつもりでも、

 
それは“つもり”なだけで、テラの実在は不確定だった。

 
不透明な君達は、疑いようもなく当然存在しているもので 

 
影響を及ぼそうと思えば及ぼせるけど、

 
及ぼそうと思わなかったら及ぼせない。

 

 

「 
テラは本当に存在しているの?、なんて思うのはおかしくないだろ?
 」
 

 

 
こんなに、テラにとって都合の良い、夢みたいなことなんて

 
何かの奇跡だとかそういったものの類で。

 
今のこの 見てもらえた聞いてもらえたっていうのが

 
夜が明けた後もずっと続くだなんて保障はなくって。

 

 

 
この待宵館に、月がこうしてのぼるから。

 
それは、テラなんかよりもずっと強大な力を持っているものだから。

 
だからテラも、夢じゃないけど夢を見られていたのさ 

 
そう思った方が、望む通りにいかなった時の落胆は少なくて済むだろう?

 

 

「 
でもなぁ 夢にしたくないね、テラは
 」
 

 

「 
だから 夢じゃないよ
 」
 

 

「 
テラはそう言うから、テラにとってはそれが事実さ
 」
 

 

テラは ここにいます。
 

 

テラは ここにいます。
 

【人】 ただの ユピテル

 
 
「────……♪」

小さく呟く子守唄。この館に響くのは、私だけの声。
けれど私には、もう一つの“音”が聞こえる。

私に聞かせてくれた神の子守歌。この宵だけに聞こえる親子の歌。いつかこの歌を、私も子供に伝えられるかしら。


何処かの世界では明日の事を、
 『日が昇り月が出て、また日が出る』と書くらしい。

それならば、館の主が目を閉じている宵にしか会えない。
そんな私達に最も近しき挨拶を。

 
次の待宵館をお楽しみに。

 月と共に、貴方と語れることを。貴方に紹介できることを。
 彼と月見酒でもしながら願っているわ。

 「──また“明日”」

 私の最初の人ではなかった、家族神様
 ──
次の待宵館で会いましょう



『ええ。また“明日”、ユピテル』 

 
(141) 2021/10/28(Thu) 20:59:54
テラは、ダミ声の合成音声。
(a20) 2021/10/28(Thu) 20:59:56

【人】 浮遊想 テラ

 

ハローハロー テラはテラ!
 
(142) 2021/10/28(Thu) 20:59:59