人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

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【人】 ツァカリ

 
[彼は届く食事の匂いを褒めてくれて、
 高い鼻をかわいらしく動かしていた。>>14
 仕事に集中していた時の彼は遠かったが、
 近くに来てくれたことに幸せを感じ微笑む。]


  ああ


[手を洗ってくるというのに頷き、一人テーブルに戻る。
 持ってきた荷物から馬乳酒入りの羊の胃袋を取り出した。

 遊牧民にとって一般的な
 液体の保存容器であるそれには
 街で買った氷系の魔術符を貼り付けて、
 中身の冷たさと鮮度が保たれるようにしてあった。

 馬乳酒は野菜を殆ど摂らない自分達にとって
 貴重な栄養源で、度数が低く子供から大人まで飲む。
 発酵がどんどん進んでしまうから
 夏から秋にだけ飲めるものであったが
 符のおかげで冬にも持ち越せた。]
 
(21) 2021/12/03(Fri) 9:15:17

【人】 ツァカリ

 
[二つのカップに、乳白の馬乳酒を同じだけ注ぐ。
 酸っぱくて癖があるが、
 身体のためなのでそこは我慢して頂こう。

 口に合わないようなら明日町に野菜を買いに行くか。
 今日はパントリーを覗かなかったけれど、
 彼も何か買っておいてくれたかも知れない。>>5:11

 馬乳酒のあとの二杯目には、葡萄酒をと考えている。
 これも余り度数は高くないが、香辛料と薬草入りで、
 疲れているものには眠気を齎すものだ。
 彼はどうも、仕事に熱が入りすぎて
 彼自身のことを蔑ろにするきらいがあるので
 飲ませて早々にベッドに入れてしまおうという魂胆だ。
 尤も、アルコールが得意でないなら、
 馬乳酒だけでも十分酔ってしまう可能性はあるけれど。

 食べたあとまた仕事に戻るなんて言わせない。]
 
(22) 2021/12/03(Fri) 9:15:57

【人】 ツァカリ

 
[暖炉の近くの床にしゃがみ込み、
 柔らかくなったチーズをナイフで切って、
 小ぶりなパンに塗りつけた。
 長細いフォークに刺して、暖炉の火でパンを炙る。

 チーズのこんがり焼けたところと
 とろぉ……っと溶けたところが仲良く同居したパンを
 金属製の小皿に載せて、それぞれの席に置けば、
 シンクから来た彼と並んで座ろうか。]


  これは羊肉の串焼き
  パンについてるのは山羊の乳から作ったチーズ
  そしてこれが馬乳酒だ
  馬の乳から作った酒で、栄養を補うために子供も飲む

  口に合うと良いのだが


[一つずつ簡単な説明をして、カップを手に取った。
 上等なものだからぶつけずに
 軽く持ち上げるだけの乾杯をして、馬乳酒を口に含む。*]
 
(23) 2021/12/03(Fri) 9:17:26
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

【人】 ダアト

 
[笑顔の裏で、内心は少し不安だった。
 このような目付きひとつで
 蔑むような御方ではないだろうと信じているのに、
 それでも気になってしまって
 ふたつのエメラルドを伺い見る。

 吸い込まれそうに澄んだ瞳に
 嫌悪の色は乗っていなくて、それどころか────



   (……あぁ、 よかった)


 
 装具を作る腕だけでなく、私のこの性質も
 好ましいものとして
 見てくださっているのが
 言葉からも真っ直ぐに伝わってきて>>20

 安堵の息が漏れる。]
 
(24) 2021/12/05(Sun) 10:32:47

【人】 ダアト

 
[ほっ…として、緊張が解けた途端
 鼻腔が拾った香り。

 感じたままを告げれば、
 彼が嬉しそうに
 微笑んでくれるものだから>>21
 シンクへ向かう足が軽やかにステップを踏んだ。


 汲み置きしている水が減っているのに気づけば、>>6
 ここで何か洗ったりしたのかな?と
 その様子を思い浮かべて
 想像上の彼と同じように、自分も
 手についた溶剤やインク汚れなどを洗い流していく。]
 
(25) 2021/12/05(Sun) 10:35:41

【人】 ダアト

 
[自分を待ってくれる人が居る。

 仕事以外で
 そんな場面は終ぞ無かったから
 そわそわと浮かれるように歩み寄れば、
 彼が手に持った銀色を
 丁度、並べ終えるところだった。>>23

 普段、作業台や事務机でしかしないテーブルが
 見違えるようだ。
 お皿とカップと食べ物がたくさん。]




   ……ぁ、



[中でも目を引いたのは、青い青い────
の色。
 使いもしないのに
 捨てられもしなかった食器たち。>>7
 
(26) 2021/12/05(Sun) 10:39:08

【人】 ダアト

 
[本来の役目を取り戻させてくれた人の前で>>6
 生き生きと
 誇らしげに
 テーブルの上を飾っている。

 何と呼べばよいのか分からない感情が
 
じんわり
滲み出してくるのを
 感じながら、彼の隣に腰を掛けた。>>23
 
(27) 2021/12/05(Sun) 10:42:03

【人】 ダアト

 
[串に刺さったお肉のこんがりとした焼き色や>>7
 艷やかにとろけたチーズを>>23
 目で味わっていたら
 ますます唾液が溢れてきて

 彼の説明を聞きながら
 こくりと何度も喉を鳴らすハメになる。]



   こんなに、 …本当にありがとう



[感無量という声でお礼を告げてから
 彼を真似て、自分も空色のカップを掲げた。]
 
(28) 2021/12/05(Sun) 10:43:41

【人】 ダアト

 
[青の中の乳白色を
 少し揺らしてから口に含めば
 経験したことのない、不可思議な風味が広がっていく。

 しゅわっとして
 酸っぱいのに、少し苦くて…

 こくん、と飲み込めば
 喉を通る時は
 ひんやりとしているのに
 ほんのり高揚するような感じ。]



   初めての味です。
   これは、よく飲まれるのですか?



[訊ねているうちに、
 なんだか、もっと欲しくなってしまって
 もう一度カップを傾ける。

 ふた口目の方が
 さっきより美味しくなっているのが不思議で、
 更にもうひと口、
 舌の上で転がすように味わってから
 飲み下せば、体に染み渡っていく気がした。]*
 
(29) 2021/12/05(Sun) 10:45:08

【人】 ツァカリ

 
[感慨深いものでもあるのか、
 礼を言う彼から一瞬、敬語が抜けた。>>28

 己の前では誰もが畏まるから、新鮮だ。

 ────過日。
 一族の娘を差し出せと息巻いていた者たちも
 最後には借りてきた猫のようになっていたものだ。


 素の彼が覗けたようで、愉快な気持ちになった。]
 
(30) 2021/12/06(Mon) 17:11:58

【人】 ツァカリ

 
[身体が温まっているから
 良く冷えた馬乳酒を飲めば
 食道を降りていくのがよくわかった。

 訊ねられれば>>29
 カップを置きながら隣の彼に眼差しを向けた。
 質問をしてきた彼の唇は離し難いかのように
 青き飲み口に寄せられたままだ。
 気に入って貰えたのだろうか?
 その様子にふふと微笑って、答える。]


  ああ。定住民と違い、野菜が手に入りにくい。
  不足するビタミンやらミネラルやらを補うため、
  夏から秋にかけて沢山飲む。
  本来この時期には飲めないが、
  町で買ったこの符のお陰で持って来られた。
  魔法とはまこと便利なものだな。


[この符、の所でテーブルの上の容器を
 人差し指でツンと突いて見せた。
 その手は次に、大皿へと運ばれ、串を一本掴む。]
 
(31) 2021/12/06(Mon) 17:12:14

【人】 ツァカリ

 

  さあさ、簡単なもので悪いが
  他の品も冷めないうちに食べてくれ


[食べ方を示すように、
 串を動かし、白い歯で肉をひと口齧り取って見せた。
 咀嚼し、喉の尖りを上下させ、嚥下を終えるまでの間——、
 否、終えても、翠のふたつは彼に向けられたまま。]
 
(32) 2021/12/06(Mon) 17:13:39

【人】 ツァカリ

 
[彼が自分に倣って串を手にするのなら、
 その様子が何より楽しいもののように眺めている。]


  よく飲むのかと訊かれたが
  貴殿は我々の暮らしに興味があるのか?

  俺は、ダアト殿自身に興味があるぞ


[赤い舌が周りについた脂を舐め取り、唇は弧を描いた。*]
 
(33) 2021/12/06(Mon) 17:15:23

【人】 ダアト

 
[後を引くというか
 癖になるというか
 とにかく、不思議な飲み物だった。

 答えを待たずにまた飲んでしまった私を
 咎めることなく、温かい笑顔で
 受け入れてくれていることに気づいて

 少し照れながら
 まだ中身の残るカップを下ろし
 大切そうに両手の輪の中に置くと

 説得力のある声に耳を傾ける。>>31
 
(34) 2021/12/07(Tue) 9:27:32

【人】 ダアト

 
[この馬乳酒というものは栄養の宝庫らしい。>>31



   ああ、なるほど。
   どうして飲みたくなるのか理由が分かった気がします。

   私の体に足りないものが
   たっぷり溶け込んでいるから
   こんなにも、美味しいんですね。



[冬まで持ち越せるようになったと
 言っているけれど、
 本来は夏と秋で飲み切ってしまっていたものだ。
 いつでも好きな時に
 飲めるようなものではないのだろう。

 そんな貴重なものを
 ご馳走してもらえるなんて、
 大切にしてもらえているようで、…嬉しい。]
 
(35) 2021/12/07(Tue) 9:29:03

【人】 ダアト

 
[それに、
 魔法のことも便利だと言ってもらえて>>31
 なんだか誇らしい気持ちになった。

 見慣れぬ水筒には>>21
 何の素材が使われているのか?とか

 そこに貼られている符の仕組みは
 魔法石の粉をインクに混ぜて固着させたものか?
 氷龍の鱗を薬液で溶いて書いたものか?
 もしくは…?

 職業柄、気になることはあるけれど、

 何よりも、こういったものを
 遊牧民である彼が
 日常的に利用しているという
 先進性に目を瞠った。>>0:22>>0:23>>0:24



   (本当に、すごい人だな…)



 どんどんと興味が膨らんでいって
 今にも弾けそうだ。]
 
(36) 2021/12/07(Tue) 9:34:40

【人】 ダアト

 
[そんな想いに囚われていると、
 料理の方も冷めないうちにとお勧めされた。>>32

 品数もあって、とても美味しそうで、
 十分すぎるほど凄いと思うから
 これを簡単なものと言えてしまうことに驚きつつ、
 彼の食べる姿に目が釘付けになる。

 豪快なのに
 粗野ではなくて
 靭やかな生命力を感じさせる。

 口元、喉、…

 飲み込まれていく欠片を追うように辿って
 服に阻まれてしまったところで
 視線を戻せば

 目が合って、焦った。]



   いただきますね。



[扇状に美しく並べられた端の1本に手を伸ばし
 彼を真似て、齧り取る。]
 
(37) 2021/12/07(Tue) 9:38:05

【人】 ダアト

 
[部屋に漂っていた
 芳ばしさとエキゾチックな香りが>>7
 肉汁と共に口の中で一気に広がって

 ……溺れそうに、旨い。

 ずっと口の中に入れておいて味わいたいのに
 くぅ、と
 腹も早く欲しいと急かすから、
 こくんと飲み込めば、幸せに満ちた。]



   はぁ‥‥‥

   こんな美味しいものが、世の中にはあるんですね。



[深い溜息の後に、
 とろんと夢見心地で賛辞を送る。]
 
(38) 2021/12/07(Tue) 9:41:17

【人】 ダアト

 
[その直後だっただろうか。

 この絶品料理の、旨味そのもののような脂で
 艷やかになった彼の唇が
 私への質問と
 衝撃の一言を紡いだのは。>>33




   っ… !



[あまりにも、
 どき、っとしたせいで
 串を危うく取り落しそうになって
 慌てて、強く握り直す。]
 
(39) 2021/12/07(Tue) 9:43:01

【人】 ダアト

 
[今、なんとおっしゃったのだろう。


 私への、興味?
 ツァカリ様が………?!


 驚きに固まる私の目に
 艶めかしく動く舌と意味深な笑みが>>33
 飛び込んでくる。


 もしかして、
 包帯の奪い合いの話の時のように
 冗談まじりだったりするのだろうか?>>4:6

 いや、本気かもしれないけれど
 装具士として、とか
 友人(これからなる)として、とか
 どういう意味合いの興味だったりするのか?


 意図を図りかねて、逡巡する。]
 
(40) 2021/12/07(Tue) 9:45:55

【人】 ダアト

 
[結局、素直に
 言葉通りに受け止めて
 自分も真っ直ぐ、返すことにした。]



   私も、です。

   私の興味も、
   遊牧民としての暮らしに対して、ではなくて…

   ツァカリ様がどんな風に暮らして
   何を思って生きてきて
   どうやって
   今のような誰からも一目おかれる人になられたのか、とか

   貴方を形作ってきた
   色んなことを知りたいと思っていました。
   2週間前にお会いした時から、

   ずっと。



[余計なことまで伝えてしまった気もするけれど
 もう口の中に戻っては来ないから、
 重く、悪く、変な風に
 受け取られないことを願いつつ、
 気恥ずかしさと、照れの入り混じった笑みを向けた。]*
(41) 2021/12/07(Tue) 9:48:59

【人】 ツァカリ

 
[馬乳酒は癖のあるものだが
 彼の口によく合ったらしい。>>35


  それは嬉しいことを言ってくれる


[彼は痩身>>4:23で、見るからに栄養が足りていなかった。
 だが夏季に白い食べ物、冬季に赤い食べ物と、
 年単位で身体の調子を整えている我々の食事を
 素直に出しては、胃腸に負担を掛けかねない。
 だから時期外れのものも持参した訳だけれど、
 こんな風に気に入って貰えたなら
 そうした甲斐があるというものだ。

 魔法石のときといい、
 彼の喜びを正直に表現してくれる所を
 とても好いと感じる。

 ……彼の手の間に置かれるカップには>>34
 モヤモヤしたものを感じなくはないけれど。
 そこはなんとも、居心地が良さそうに見えるから。]
 
(42) 2021/12/07(Tue) 11:18:55

【人】 ツァカリ

 
[さあさと、馬乳酒以外の品を勧めるときに
 意地悪な気持ちがなかったと
 言い切れるだろうか。
 あまり触れたくない話題だ。

 羊を喰らうと彼の視線を得て>>37
 食器に勝ったような気分になったのは秘密だ。
 食べた肉を追うように視線が降りてゆき
 大きく開いた胸元まで見られたのは少し、
 こそばゆい気持ちにもなったが。

 ともあれ、羊の串焼きもまた、
 彼のお眼鏡に適ったようだ。
 とろけた声色に鼓膜を揺すられて心地がよい。>>38


  ああ、羊の肉は特に美味い


[我々の中でも人気が高いのが羊だ。
 天然の草だけを食んで育つから、臭みがないのが良い。
 だが肯定し、串に残る次の肉も口にしながら……、
 それだけではない気がしていた。]
 
(43) 2021/12/07(Tue) 11:19:56

【人】 ツァカリ

 
[遊牧の際、昼食は一族総出で作り、全員で食べるが、
 朝夕は、その残りものや簡単に作ったものを
 家族ごとに張った幕屋の中で食べる。

 親も伴侶もなければ、独りで過ごす時間となる。
 それを孤独と感じたことはなかったけれど、
 こうして彼ととる食事の時間は、
 かけがえのないものに思えた。

 ────楽しい。と。
 そう思えるのだ。]
 
(44) 2021/12/07(Tue) 11:20:22

【人】 ツァカリ

 
[そんなだから、視線はつい隣の彼に向いてしまう。
 手に持っていた肉を食べきれば、
 串を小皿の上に置いて、彼に質問をし、
 自らの素直な気持ちを伝えた。>>39

 胸がどきどきする。
 大人の駆け引きはわからない。
 こんな風に、ひとりを想ったことなどないのだから。

 彼のかわいらしい反応を見るたび
 彼を好ましく感じる心は育つ一方で
 当たって砕けた先のことは考える余地もない。]
 
(45) 2021/12/07(Tue) 11:20:44

【人】 ツァカリ

 
[驚かせて悪いとは思うが、
 串を落としかけた彼もかわいくて、
 またひとつ自分の中で育った。>>39

 彼が固まっている間、
 渡していた小皿を彼の手元に移動させた。>>40
 これで落としても大丈夫だ。
 置いてから話してくれてもいい。

 漸く、彼が話し出す。>>41

 彼の真っ直ぐな言葉は
 どんな唄や音楽より心地よく、
 そして胸を高鳴らせる。]
 
(46) 2021/12/07(Tue) 11:21:18

【人】 ツァカリ

 
[どの言葉も光栄で面映くなったが、

 二週前からずっと、……とは。>>41

 あんなに仕事の虫で、外の音も聞こえなくなる彼が、
 他の者のための仕事をしながら、
 己のことも、片隅にでも置き続けてくれたということか。

 ……喜びが溢れてしまう。]


  ……う、む。そんな風に想って貰えて嬉しい


[酔ったわけでもないのに頬をほんのり赤く染めて
 話し初めは吃ってしまった。
 否、酔っているのかも知れない。
 彼が真っ直ぐぶつけてくれた語彙の海に溺れそうだ。

 軽く咳払いして、言葉を続けようとする。
 彼の言葉は、単に一人の人間に対しての興味とも取れる。
 己もまだ、正しく意味を伝えていないから。]
 
(47) 2021/12/07(Tue) 11:22:12

【人】 ツァカリ

 

  俺も、知りたい
  貴殿が何を思いどう生きてきたか
  これまでのすべてとこの先のすべて
  一つ残らず

  精神性だけではない
     、、
  ……ここの柔らかさ、滑らかさ、……温度
  ここ以外も……、
  俺は、ダアト殿のすべて知りたいのだ


[手を伸ばし、拒まれなければ、
 ここと言いながら
 唇の輪郭の外側を親指でそぉっと撫ぜた。

 唇自身には決して触れず。
 その先は恋人以上だけが知るべきだから。

 依頼人としてでも、友としてでもなく、
 男と女が愛しあうのと同じように想っている。
 ──自分の口にした興味は、そういう意味だと伝える為に。
 彼を見つめる瞳に、熱が籠る。*]
 
(48) 2021/12/07(Tue) 11:23:52