210 【身内】control2【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| クゥ〜〜ン……
(0) 2023/04/19(Wed) 12:00:00 |
[いくつかの玩具を買い物かごに入れながら
元親が頭を撫で、頬に小さくキスが落ちる。
照れくさそうに頬を染めつつ元親の後について進み。]
う、うん。
ゴムとかローションもさ、こういう専門店だと
なんか色々種類あるね…。
[思い出したようにゴムやローションを手に取る元親を見
物珍しそうに感想を述べつつ。
追加しながら通路を歩み。
突き当りの方でぴたり、と元親が足を止めた。]
……?
[どうしたのかときょとんと元親を見つめれば
彼が棚の奥の方に視線を向けて。
釣られて視線を向ければ
「SMグッズコーナー」の文字がまず目に入り。
先程までとはまた雰囲気を変えた赤黒のコーナーには
所謂ハード寄りなグッズが所狭しと並んでおり
ぎょ、と少々怖気づいて生唾を飲んでしまう。]
えっ、あ、う、うん……
[ビビった自分に気づいたのか、
安心させるように元親が声をかけてきて。
おそるおそる、元親の後ろからそちらに近づく。]
……あ、これは前に見たことあるやつだね。
[アダルトショップに行きたいと言う話をした時に
元親が見せてくれてくれたふわふわピンクの手錠。
SMグッズって言ってもこんなのもあるんだな〜、と
何となく印象深かったのでよく覚えている。]
確かに、これなら痛くはなさそうかなあ……
[おずおずと実物を触ってみる。
手触りは見た通りふわふわしていて
鍵の金属部分が手首に
擦れたりしないように作られているようだ。
重さもそこまでではなく、
恐らく長時間つけていても
そこまで負担にはならないだろう。
などと考えていると
元親が首筋に手を伸ばしてきて。]
……首輪???
[ぽかんと首を傾げる。首輪。首輪ですか。
確かに手錠の隣に人間用の首輪も売られているけれども。]
く、首輪を……つけてどうするの…?
[やや不思議そうな顔をして、素で聞いてしまった。
いや、手錠はまだ用途分かるんだよ。
前に元親が懇切丁寧に説明してくれたのもあるけど。
身体の自由を奪った状態でするプレイが
刺激になるって言うのは何となく分かる。
のだけど、そもそもアブノーマルプレイに疎い自分には
それ使って何するのかイマイチピンと来ていないのだった。
まさかお洒落アイテムってわけでもないだろうし。多分。**]
[ 派手な品物が多く並ぶ一画に、
やはり光希は少し怖気づいているようで。
大丈夫だろうか、と様子を伺いながらも
光希に目的のものひとつ、手渡した。
肌を傷つけないよう配慮された手錠は、
以前写真で見たことがあるからか
そこまで抵抗は大きくないようだった。
──それであれば。
コレと一緒に、
光希に似合う首輪も一緒に探せたら。
自分で選んだ首輪をつけた光希は、きっと可愛いだろうと
そう、思ったのだけど。 ]
………。
[ 首輪という言葉を伝えた途端、
ぽかんとしたような顔で光希が此方を見る。
何に使うのかわからない、というような様子に
じわ…と笑みが込み上げた。 ]
……
く
、………ふふ。
ああ……そうだよな。
ふ、……
[ 口元を手で抑え、やや目を逸らして肩を震わせる。
いや、そうか。
そうだよな。だってそもそも光希は、
男同士での性交の仕方すら知らなかったくらいなのだ。
当然、その手の知識を仕入れる事もなかったのだろう。
可愛い……。
はー……。と、呼吸を整えるために一度深く息を吸い ]
…そうだな…。
簡単に言えば、さっきのメイド服と似たようなものかもな。
コスプレの一種…だけど
犬の首輪に似てるだろ?
だから、相手の言う事に従います…っていう印みたいなもん。
[ もっとわかりやすいものはあるだろうか、と
手元でスマホを弄り ]
まぁ、用途は人それぞれだな。
犬みたいに首輪つけて、尊厳を踏みにじったり
それこそ家畜としてのマーキングにする人もいれば
ペットみたいに可愛がったり、散歩させたり…
愛情の印としてつける人もいるし
自分の所有物だって印にする人もいる。
[ スマホの画面に、裸で首輪だけをつけられた人が
リードをつけられて跪く写真を写してから
光希にも見せてあげよう。 ]
俺としては、光希はペットでも物でもなく
大事な恋人だけど…
でも、ベッドでは俺の言う事を聞きますって印に
首輪をつけてくれたら可愛いと思うよ。
[ 中には、首輪を引っ張るなどして
それそのものを苛む道具として使う人もいるようだけど
少なくとも俺にその気は無く。 ]
……あとは、そう
苛められたい時につけてもらったり、かな。
[ まぁ、つけてなくても
管理調教をしている時点で苛めているわけだけど。
それでもこういうのは、ようは気持ちの問題なわけで。
色とりどりの首輪が並んだ棚を眺めると、
オーソドックスな作りの物から
中には番犬モチーフなのか、
スパイクのついたものすらあり。
その中でもシンプルな、
内側にクッションが貼られた
真っ赤な合皮で出来たベルトを手に取ると
光希の首に少し離して翳した。 ]
なんとなく伝わった?
[ ひとまず、意味を理解してからでないと
YES/NOは言えないだろう。
首輪を一度光希から離すと、彼の反応を伺った。**]
な、なんで笑うのさ…!
[笑みをかみ殺し切れていない元親に
むうう、と少し拗ねてジト目を向けつつも。
改めて用途を説明してくれたので
取りあえず耳を傾ける。
ふむ…と思いながらスマホを見れば
裸でリードを繋がれた人の画像が映っていて。]
う、うわぁ……
なんかこう言うの見ると「SM」って感じだねぇ……
[尊厳を踏みにじるだとか、
家畜だとか所有物だとか、
なんだか物騒な単語を並べられて
露骨に引いた表情を浮かべる。
そして話の流れからすると
元親はそれを僕につけたいんだよね…?と
やや困惑の眼差しで彼を見たわけだけども。]
……ベッドでは言うことを聞きます、かあ……
[それを聞いてふむ。と、困惑が思案に変わった。
「あの日」以降、時々元親とやっている管理調教。
あくまで元親と自分は対等な恋人関係だと思っているけれど、
あの時間だけは確かに元親が命令して、自分はそれを聞く側だ。
元親の言うことをちゃんと守って
よくできたねって褒めて貰うと頭の中がふわふわするし
お仕置きだよって苛められるとお腹の奥がぞくぞくする。
元親に決定権を握られて、
支配されている自分に変な気持ちになる―――
そう、有体に言えば興奮するから、
何度もそれを続けてきたわけで。]
……それ……なら、ちょっと分かる…かも。
つまり、そういうプレイする時の合図って言うか……
気分を盛り上げるために使うイメージだよね。
[ぽそ、とそう零し、首輪に視線を落とした。
苛められたい時に自分から着けるだなんて
何だかひどく恥ずかしい…と思うのだけれど
考えると何だかドキドキしてしまう…なんて、
自分も染まって来たのだろうか。
伝わったかと問う元親に こくり、頷いて。
また首輪を見る。赤色の合皮で出来た、シンプルなそれ。]
………う、うん……なんとなく、分かった。
それなら……その、
……いいよ。
首輪、つけても………
[ちらちらと恥ずかしそうに元親を伺い
控えめに肯定を返すのだった。**]
[ 俺の話を聞きながら困惑した表情を浮かべる光希に、
その多様な使い道の一部を教える。
光希に対して嗜虐心があるとはいえど、
それはあくまで愛情故の物。
光希が望まない事はしない、という分別はある。
普段光希を抱くときも、
快感に焦れたり、あられもない姿を晒して
真っ赤になる様子が可愛いからついつい苛めてしまうし、
光希が必死に排尿を我慢して、
最後に快感で蕩ける姿が見たくて管理調教もしているけど。
そんな事をしていたって、
俺と光希の日常に上下が存在したことは
ただの一度も無いと思っている。
ベッドの上だけの支配だって、
光希が望んでくれなければ成り立たないのだから。 ]
……ん。そう。
コレ自体は気分を盛り上げるためのものだね。
大事なのは、コレをつける事の意味を共有する事。
少なくとも俺が光希に首輪をつける意味は、
これから光希の事を
沢山苛めて可愛がりたいっていう意思表示かな。
[ じっと首輪に視線を落とす光希の様子を見つめて居れば、
やがて、その意味を理解した光希が
小さくこくりと頷いて。
恥ずかしそうに此方を見るその姿が可愛くて、
柔らかく微笑んで光希の頭をそっと撫でた。 ]
……ありがと。嬉しい。
[ そのまま頬へと手を滑らせ、
軽く屈んで光希の顔に顔を寄せる。 ]
………ほんと、
可愛すぎて今すぐ抱きたいくらい……。
[ 流石にこんな所で手を出すわけにはいかないけど、と
ぼやいては顔を離した。 ]
……どれにしようか。
色々あるけど…、
ひとまずはこの赤いシンプルなやつにしようか。
[ スパイクがついたものは光希には似合わないし、
下手にゴツゴツしたものよりは
比較的やわらかそうな赤い首輪の方がよいだろう。
正面にはリングがついていて、
リードがつけられるようになっている。 ]
[ 手に取って軽く広げると、光希の首に直接宛がう。
避けられなければ、そのまま試着として
緩く装着してみようと。
嫌がるようなら添えるだけに留め、
備え付けられている鏡の角度を光希に合わせる。 ]
…やっぱり、可愛い。
[ 白い首筋に真っ赤な首輪が映えて、
嬉しそうに眼を薄めた。
簡単にサイズを確認してから、どう?と
光希に首を傾げて見せ
同意が得られそうならば、
真っ赤な首輪を籠に一つ追加しようか。 ]
ちなみに…
光希は何か気になるものあったりする?
この辺のコーナーじゃなくとも、
こういうとこでしか買えないようなの。
俺はあと、この間見た貞操帯…も見てみたいんだけど…
もし何かあれば遠慮なく言ってね。
[ そうして、商品が積み重なった籠を見ては
光希に声をかけよう。
無いなら無いでいいのだけれど、
もしもあるならこの機会に聞くつもりで。** ]
[少し納得したように告げれば
元親が肯定を返してくれる。
]
そ、そっか……。うん、…
[首輪をつける意味を告げられれば
実際にそういうプレイをする時の事を考えて、
ドキドキしてしまって。
じんわり頬を染めてもにょもにょしていると
頬に口づけるように顔が近づいて――]
……っっ、
[囁かれた言葉に、ボッ、と首の上が熱くなる。
真っ赤になって口をぱくぱくさせているうちに
元親が先程の首輪を宛がって
自身の首に試着していた。]
[改めて鏡で見てみる。
シンプルな形状はそこまでゴツくもないし、
お洒落チョーカーのように見え…なくもないような気もするけど、しかし普段の自分なら間違いなくつけないであろうそれ。
特殊なプレイの時につけるものだ、と意識させられると
なんだか妙に背徳的に見えてどぎまぎしてしまい。
可愛いかどうかはまあ……
主観としては何とも言えないけど……
元親が嬉しそうで何よりです。]
………うん、サイズはちょうどいいみたいだし。
いいんじゃないかな……。それで……。
[そんなわけで何とも言えない顔をしながら頷き、
籠に入れるのを見つめる。]
[さて、籠の中身もだいぶ物が増えてきた。
改めて元親に気になるものを問われ]
そう……だなあ………
[そう言われても、
そもそもどういうものが売られているのか
あんまり知らなかったりする。
今日はそれを知る目的で来たのもあるし。
きょろ、と近くの棚をなんとなしに見回し。
あ。とふと思いついたような声をあげた。]
そういえばさ。手錠つけるプレイって
目隠しとか足枷もセットで売ってることが多いんだね。
[前に元親に見せて貰ったSM系のページにも
そういうのをつけている人の写真が載っていたし
当然目の前のSMコーナーにも
そう言ったグッズは取り揃えられている。
口を塞ぐのは苦しそうだし、
ガチの拘束具とかもしんどそうだし…で
やや敬遠するのだけど。]
色々制限系のプレイだったら
そういうのもちょっとありなのかな……って、
思ったりしなくもないんだけど……
……元親的にはどう……?
[おずおず、尋ねつつ。
あ、貞操帯については
前に元親が気にしていたのは覚えているので。
興味があると言われれば見てみるつもりではいます。**]
[ 首輪を試着させられた光希は、
鏡を見るもまだ何とも反応しづらさそうで。
俺もこういうプレイは当然ながら初めてだし、
知識だって豊富だとは言えないけれど
それでも光希の反応が初々しいものに感じて
どうしても上機嫌になってしまう。
真っ赤な首輪を籠に入れると、
光希にも気になるものはないかと尋ねてみた。
やっぱりこういうのは、二人で開拓していきたいし。 ]
ん?
[ 気になるもの、と問われて棚を見まわしていた光希が、
ふと何かに目を留める。
視線の先を辿れば、
首輪の近くに手錠と目隠しが陳列されていた。]
ああ、なるほど。
拘束具って、道具の中でも比較的手を出しやすいし
SMと言えば…って感じだよな。
[ 拘束は内臓を傷つけ無いぶん、
初心者にも手を出しやすい範囲のプレイだ。
しかしその反面、縄等になると
縛り方によっては関節を傷つけたりもするらしく。
少し慎重になろうかな…とも思っていた。
けれど確かに、足枷や目隠しあたりであれば
そこまで強く締め付けるものでもないし良いかもしれない。
おずおずと此方を伺う光希に、こくりと頷いて]
……俺も”あり”だと思うよ。
足を閉じたくても、閉じれなくなったりして
すげーエロいと思うし…。
[ 並んだ商品の一つを手に取って、まじまじと見つめた。 ]
[ いくつかのメーカーから出ているらしい足枷は、
手錠と足枷が繋がっているタイプもあるし、
足枷のみのものもある。
目隠しは頭の裏で止めるタイプの外れにくそうなものから、
頭の半分や、ほぼ全てを覆うようなものまで多種多様だ。
……これは、普通のアイマスク型のものでよいだろう。]
長めの鎖がついてるやつにしようか。
短い鎖にもつけかえられるみたいだし
色々応用効きそう…。
目隠しは黒の……革製の方が雰囲気あるけど、
布の方がいいかな。かぶれたりしたら嫌だし。
光希はどう?
[ 2種類の鎖がついた足枷を見せてみつつ、
光希が欲しいものがあればそっちにしよう。
どうやって使えば楽しいかな…なんて、
既に若干脳内でイメージを膨らませつつ。 ]
[ ちなみに口枷については、
元親もあまり候補には入れていなかった。
もし嫌だった時に言えないと困るし、
なによりも可愛い光希の声を遮るものは無くていい。
行為の最中たどたどしく俺を呼ぶ光希の声が何よりも好きなのだ。
]
[ ちなみに貞操帯は、やはり同じSMコーナーに揃っていた。
金属質で痛そうなものから、
パンツ型の覆うタイプまで
これもまた所狭しと並んでいる。
やはり金属製が一般的なのか、
メインで置いてあるものはだいたいゴツゴツとして
威圧感のあるものだった。
沢山の種類の貞操帯をざっと見て、
目当ての物が目に入るとそれを手に取る。
半透明の白いシリコンで出来た、やわらかい貞操帯。
以前光希がショップサイトで見つけてから
地味に気になっていたのだ。 ]
これも…試したいんだよね。
前話したみたいに、トイレ管理に使えるし……
俺が欲しかったのは、とりあえずこれで最後かな。
[ そう言って、買って平気?と光希に確認を。
一応以前の反応からして、
ダメではない…とは思っているのだけど。 ]
ちなみに光希サン、
そろそろもう一度確認したいんだけど……。
[ そうして、無事にある程度品物を籠に入れられたなら
ちろりと横目で光希を見て。 ]
さっきの下着とメイド服、
着る心の準備はできた?
[ そんな風に問いかけて、にっこりと微笑んでみる。
明確なNOが聞けない限り、通路を引き返して
籠の中に可愛らしい衣装も追加してしまうつもりだった。** ]
[おずおず元親に水を向ければ
興味なくはなさそうで。
元親が商品の一つを手に取って
検分するように見つめる。
確かに、一口に枷と言っても
色々なものがあるみたいだ。
元親が手にしたものはオーソドックスな形状の、
二種類の鎖がついてるやつ。]
うん、いいと思う。
そっか、物によってはかぶれたりするんだね。
アイマスクも一般的なのでいいんじゃないかな…
[つまりは就寝する時にも使いそうな、フツーの布のやつ。
元親に同意を示し、選んだ二つを籠に追加して。]
[続いてSMコーナーの中の、貞操帯が並ぶ区画へ。
これも前に元親に(スマホで)見せて貰ったことはあるけれど
金属製の器具を包んだ過激なパッケージが並んでいるのを
実際に見るとなかなか圧倒されるものがある。
おおう……と息を呑んでいるとその中から元親がひとつ
シリコン製のものを手に取って。]
……ああ、前に言ってたやつ……。
[射精管理の中でもソフトな部類の、
拘束感はあっても痛みを伴わない射精帯。
排尿自体は出来る作りっぽいけど
やりようでトイレ管理にも使えるんじゃないかな、って
元親が言ってた…ような気がする。]
……う、うん。
[一応、と確認してくる元親に
ちょっとまごまごしつつも頷いて、
それが籠に入るのを見つめ。]
[そうして、ずっしり重たくなった買い物籠を抱え。
思い出したように元親が先程の話を蒸し返してきて。]
うぇ……っ
[じわわわ、とまた顔が赤く染まる。
いや、あわよくばこのまま
有耶無耶にならないかな〜と思ってたけど、
ダメですか。そうですか。
にっこりこっちに笑いかける元親からは
何となく圧を感じる。ううう。]
………も、元親がそんなに着て欲しい………なら…………
[もごもご、俯いたままそう答え。
通路を引き返していく元親についていくのだった。**]
[ 光希に了承を貰って、提案した足枷と目隠しを籠に入れる。
俺も光希もあまり仰々しいものは好まないし、
初心者向けならオーソドックスなもので十分だろう。
続いて向かった貞操帯のコーナーでも、
比較的シンプルな作りをしたものをチョイスして。
これは一般的なのは金属製だけど、
それは勃起すると痛みを伴うようだから
シリコンの中でも特に伸縮性があり、
痛いというよりは少し窮屈に感じる程度の物を選んだ。 ]
(思ったより籠重くなったけど、後は…)
[ ちらりと光希を見つめながら、
買い物終わりに向かおうとしていた
下着とメイド服について口にする。
じわりと再び頬を染めた光希が一瞬臆するような声を出して、
その可愛らしさに小さく笑った。 ]
うん。着てほしい。
絶対似合うし可愛いよ。
……って、そんな事言われても微妙かもしれないけど
………少なくとも、俺は興奮する。
[ 俺が着てほしいなら、と俯きがちに声にする光希に
当然のように頷いて。
通路を引き返して衣装のコーナーまで戻ったなら、
可愛らしいフリルたっぷりの水色のメイド服と
レースで出来たTバックショーツを手に取った。 ]
…早速、後で着て見せてね。
[ ぽそ、と光希の耳元で言って。
その2つを籠に入れると、レジの方へと向かおうか。 ]
[ そして、レジへ向かう途中。
とあるものが目に入って足を止める。
それは、買う予定には入っていなかったのだけど
目にしてしまえば興味を惹かれてしまうもの。
おくすりコーナーと書かれたそこには
所謂媚薬と呼ばれるものが幾らか陳列されていた。 ]
…こんなの、ほんとにあるんだ。
[ 正直、エロ漫画だとか
そういう妄想の産物だとばかり思っていた。
けれど無味無臭を謳ったものや(いいのか?)
塗り薬のようにして使うもの等
それなりに売れているようだった。
一番人気があると言うものを手に取ると、
無味無臭・国内生産・性欲増進・感度上昇、等書いてある。 ]
…………。
[ 正直な所、めちゃくちゃ興味がある。
一番売れ筋なものはソッチ方面では有名らしく
(当然知らなかったけど)
安心安全な素材でできているとか謳われている。
…まぁ、医薬品でない以上そうおかしな物は
国産なら入れようがないだろうけど。
じ……っとパッケージを見てから、
隣に居る光希を見る。 ]
[ ただでさえ普段敏感で快感に弱い光希が、
こんなもの使ったらどうなってしまうのだろう。と
本人を前にしながら、幾らかの妄想が頭に過り ]
──………
……買おうか。
[ 光希はどんな反応をしていただろう。
どちらにせよ、よほど怖がられていなければ
液体と軟膏のものをそれぞれ籠へ。
他に光希によりたい所が無さそうなら、
そのままレジへ向かって会計をすませるだろう。** ]
[足枷と目隠し、貞操帯を籠に入れ、
力強く頷く元親に背を押されるようにして
先程も見たコスプレ衣装コーナーまで引き返した。
フリルがたっぷりついた水色のメイド服と
白いレースのTバックショーツ。
これを自分が着るのか…と思うと
やっぱり何とも言えない感情になるのだが。
元親が興奮するならまあ良い……良いか…?]
……う、うん……
[耳元で囁く元親に
顔を赤くしたまま頷いて。
共にレジの方まで向かおうか。]
ん?何かあった?……薬?
[その途中、何かを目に留めたような元親が立ち止まる。
後ろから覗き込んでみれば「おくすりコーナー」と書かれており。
「刺激的な夜のお共に♡」なんてポップと共に
ローションやクリーム状の薬が陳列されており
所謂媚薬、催淫薬であることが窺えた。
男性向けの精力剤も隣にあるけれど、
塗るタイプのものは恐らく女性…というか
受け身側に使うものなのだろう。
世の中いろんなものがあるものなんだなあ。
どれだけ効果があるのかわかんないけど…。
他人事のようにそんな感想を抱いていたのだが。]
え、ええっと……?元親……?
[一番人気!と書かれたものを手にし、
じい……っと見つめてる元親に
おずおずと声をかける。
彼がこちらに視線を向け、
何かを考えるような素振りを見せるのを
少し困惑ぎみに首を傾げながら見返し。]
買うの!?!?
[どうやら頭の中で何かしらの結論が下されたらしい。
ぽいぽいと籠に入れていく元親に
思わず突っ込んでしまったけれども。
まあ、店で堂々と売られているものだ。
気分を盛り上げる程度な気もするし。
強く反対するほどでもなく。
レジに向かって一緒に会計を済ませようか。**]
[ 媚薬類の棚には精力剤も一緒にあったけれど
なんというかそちらには然程興味はなく。
精力方面に困った事はなかったし、
仮にこれ以上精力を増してしまったら
それこそ光希の方が持たない気がする。
あくまで興味があるのは光希に使う方…ではあったので
光希がこれらの品々を前にどういう反応するのか
気になってじっと見つめてみたけれど。
物珍しそうに後ろから覗き込んでくる光希は、
まさか自分に使われるとは想定もあまりしていないのか、
他人事のように薬を眺めていて。]
(………無防備…。)
[ そのうち俺の視線に気づいたのか、
不思議そうに此方を見返してくる光希を薬を見比べて
脳内でよからぬ妄想をしながら、薬を籠に放り込んだ。 ]
買う。
……すぐ使うかはわかんないけどね。
でも気になるし、こーゆートコでもないと無いだろうし。
[ 困惑丸出しでツッコミを入れて来る光希に、
どこ吹く風と言うように歩き出す。]
ま、こういうのも眉唾もので
実際は効かないかもしれないしな。
[ そうして二人でレジに着いたなら、会計を済ませて
大き目の紙袋を一つ抱えて店から出ようか。
店内の雰囲気が嘘のように長閑な、
まだ明るい午後の日差しの中へと。 ]
[ 陽も伸びて来た季節だからかまだ明るいものの、
移動に買い物に、とそれなりに時間は経過していて
なんだかんだもうすぐ夕方にもなるだろう。
ガサガサと紙袋をぶら下げつつ、
時計を見てから少し長めの息を吐いた。 ]
はー……。
なんか、下界に降りて来た感ある…。
日常っていうか…。
緊張してたのかも。
[ なんせ田舎のド健全村出身だ。
ああいう店なんて当然行った事もなければ
こういうものを見るのも始めてだったわけで。
やっぱり店の外に出て日常を目の当たりにすると、
ちょっと落ち着くような気がする。 ]
[ そうして人心地つくように、
傍の自販機で二人分の飲み物を買ったりしつつ。
そうだ、と 光希の方に向き直り
少し間を開けてから、伺うように口を開いた。 ]
あのさ……
…今日、このまま帰ってもよかったんだけど…
せっかくだから、休憩してかない?
[ そう言って、駅から少し離れる方向を指さして
店の前に立っているままも何だし、と
そちらへ歩こうと光希を促す。
ここから家まではたった一駅の距離だ。
普通に家に帰って、早速この道具を試して…と
してもよかったのだけど。
この駅周辺は、
俺達が住んでいる場所とは少し雰囲気が違って
”休憩”に適した場所が幾つか存在していた。 ]
この近くに、けっこー綺麗なホテルあってさ。
……俺達、そーゆーとこ行ってなかったし…
…行ってみないかな……って。
[ このお店に行こうと決めた時、
周辺に何があるのかをついでに確認したのだが
その時、比較的新しく
綺麗なラブホが出来ていたのを確認したのだ。
ここに寄ったら、ついでに一緒に行けないかな…と
ちょっと画策していたのだ。
店からもかなり近く、そう
こんな風に2,3分歩けば
すぐについてしまうくらいの距離にあったから。 ]
ココ、なんだけど。
[ そうして、ホテルの前で立ち止まる。
真っ白な外壁は真新しく、
黒と白い大理石を基調としたエントランスは
ラグジュアリーな雰囲気を醸し出している。
全体的に明るい雰囲気で、同性利用も可と記載があった。]
(システムとか、よくわかってないけど…)
[ 光希の反応はどうだろうか、と
彼の表情を覗き見た。** ]
[困惑を隠せないながらに会計を済ませ。
ずっしり荷が入った紙袋と共に店を出る。
いくら清潔感のある店内と言えど
何となくやっぱり慣れない雰囲気に圧倒されていて。
外の空気に触れてふう…、と気が抜けたような息を吐けば
横で元親も息を吐いていた。]
あはは。
平気そうに見えたけど、
やっぱり元親も緊張してたんじゃん。
[飄々としてるように見えたけど、
慣れないのはやっぱり彼も同じだったらしい。
分かり辛いんだからなあ、なんて言いながら
少し安堵した心地でへらりと笑い、
自販機でミルクティーを買う。
歩きながら口をつけ、
ほんのり人工的な甘さに一息つきながら。]
休憩。
別にいいけど……
元親、小腹空いた?
[道中、元親の提案を言葉通りの意味に解釈し
つまり喫茶店にでも寄りたいのかな、と。
思いながら促されるままに歩き出して。
少し進めば様々な店が並ぶ繁華街の中、
何だかゴージャスな外観の建物ばかりが
並ぶ通りへと入っていく。
そう、これっていわゆる―――]
……へ。
[元親の言葉にようやく
"休憩"の意味する所を理解して。
ぶわわわ、と顔が赤く染まった。
立ち止まった先にはまだ新しそうな
真っ白な外壁のホテル。
何だかお城のような雰囲気の建物は
明らかにビジネス用のそれとは違う。]
え、えっと、その…つまり、
ラブホテル
……ってやつだよね。
[つい人目が気になってきょろきょろしてしまうが
まだ夜には少し早いからか
周囲にそれらしき人通りはないようだった。
もう一度ホテルを見上げて、元親を見上げて、俯く。]
…………う、うん……… いい……けど……
[初めての場所にもじもじはしてしまうが
このまま帰ってもそういうことするのは分かってるし
正直言うとちょっと興味ないでもないし。
小さく頷いて、人に見られないうちにと促そうか。**]
[ 店を出るなり二人そろって息を吐けば、
光希につられて俺も笑ってしまった。 ]
しょーがないだろ。
光希の前だし、慣れてます……って感じに
カッコつけたいけど
どうあがいたって初めてだしな。
[ 大好きな光希の前だ。
こんなことどうってことない、
と言う風にできればよかったけど
でもまぁ、こうして慣れない事に2人で挑戦するのも
それはそれで嬉しい事だったから。
お茶のペットボトル片手に休憩を提案し、
光希と二人で歩き出す。 ]
[ こんな店に寄った後に、二人きりでする休憩。
あえてぼかした言葉は、
周りの建物が少しいかがわしくなってしまえば
その意味もむき出しになり。
目的の場所について光希を見れば、
頬を赤く染める光希と目が合った。 ]
……そう。ラブホ。
一度は行ってみたいと思ってて……。
今日が良い機会かな、と思って…さ。
[ もじもじと赤い頬を俯かせている光希は、
嫌がっているわけではなく
ただ恥ずかしいだけ……だという事が察せられて。]
…よかった。
[ 小さく聞こえて来た肯定の言葉に俺も頷くと、
光希の腰を抱いてエントランスへと入った。 ]
[ ホテルの中は、外観と同じく明るく綺麗で
フロントと思わしき部分には、
パネルのついた機械が置いてあった。
石鹸類やローション、大人の玩具らしきものも
硝子のディスプレイに入って横に並んでいる。
普通のホテルとは明らかに違う作りの中を
しげしげと見つめつつ、
パネルの中から標準的な空室を選択した。
(SMルームとかもあったけど、
流石にそれはまだハードルが高い)
]
……店よりホテルの方がちょっと緊張するな。
[ 特にやましい事もないのに何故か小声になりつつ。
暫くすれば、機械からレシートのようなものが出されて
印字された文字に従ってエレベーターの方へと向かった。
鍵等の受け渡しも特に無く、
人を介さないで良いらしいのは有難い。 ]
[ エレベーターを降りて部屋へ入ると、
標準的な部屋を選んだからだろうか
白と黒を基調とした綺麗なホテルのような
清潔感のある部屋が広がっていた。
部屋の中央に鎮座している大きなベッドが、
否が応でもここがそういう部屋なのだと知らせて来るが
それでも、下品な雰囲気はあまりなかった。 ]
うわ
ベッドでっか…
[ 光希も中に入った事を確認してから鍵をかけ、
鞄や紙袋は適当にベッド脇において。
きょろきょろと部屋の様子を眺め、
アメニティ類を軽く確認してから、
光希の元へと戻ろう。]
光希。
[ そうして、光希の名を呼んで。
その腕を引いたなら、ひょいっとその体を抱えて
一緒に大きなベッドにボスン!と勢いよく倒れ込もうか。
二人分の重みを一気に受けたベッドが、
ギシッと音を立てて跳ねる。
非日常な空間に光希と二人で居る、という事に
どうやら俺はだいぶ浮かれてしまっているらしい。
はー…、とどこか満足げな笑みを浮かべ、
光希の事をぎゅうっと抱きしめ。 ]
……こーゆー事言うとムードとか台無しだけど
でっかいベッド見るとちょっとテンション上がる。
[ それは、まるで修学旅行の時に
ベッドを前にした男子学生のような。
少し子供っぽい仕草をしてしまった事に、軽く視線を逸らし ]
…一緒にシャワー浴びようか。
[ 照れ隠しも兼ねて、寝転んで誘った。** ]
ふふふ。
別にいいのにさ。カッコつけなくても。
変に慣れてる方がどこで知ったの…ってなるじゃん。
[ブランクがあるとはいえ同い年の幼馴染。
それこそ良い所も悪い所も知っている……とはいえ
昔から元親は自分にとって
一歩先を歩いているような存在で
常に余裕があるように見えていたけれど。
こうして恋人として付き合うことになって
存外そうでもないのかな、と思ったりする。今は。
閑話休題。
ペットボトルを手にしながら歩き出し、
ホテルの前で立ち止まって、
元親が様子を窺ってくる。
同意を示し、そわそわしながら
エントランスへと入ろうか。]
[ホテルのロビーは
外装と同じく明るく綺麗で
他に人は居なかった。
誰かと顔を合わせないように配慮されているのか
一般的なホテルならいるであろう
スタッフの姿も見当たらず、少し異質な感じ。]
(へ、へえ〜〜……こんな感じなんだ……)
[部屋の写真が映し出されたパネルに向かい
部屋を選んでいる元親の横で
ロビーをきょろきょろと見回す。
一見そんなに卑猥な雰囲気はないけど
先程店で見たようなグッズが
ディスプレイに並んでいるあたりは
やっぱり"そういう"場所なんだなって。]
わかる。
思ったよりいかがわしさはないけどさ。
……なんかちょっと異空間に迷い込んだ気分だよね。
[釣られて小声になりながら
鍵とレシートらしき紙を受け取り、
エレベーターの方に向かう元親についていく。]
[エレベーターを降り、目的の部屋へ。
扉を開ければ綺麗な内装の一室が広がっていた。
一角にはソファやテレビ、ドリンクバーの一角があり、
ルームサービスも頼めるらしい。
中央にはこれぞラブホテル、と言わんばかりの
大きなサイズのベッド。
入り口付近のドアは洗面所
そこからバスルームやトイレに繋がっているようだ。
はえー……と間抜けに口を開けながら
部屋の中を見回し、とりあえず適当な場所に荷物を置く。
アメニティを確認していた元親が戻ってきて
そのままひょいと抱えられた。]
わ、……びっくりしたぁ。
[満足そうににこにこしながら
抱きしめてくる元親は
どうやらテンション上がっているみたいで。]
ふふふふ。分かるけどさ。
ベッド、すっごい柔らかいし。
男二人で寝てもまだ余裕ありそうだし。
[エロいことするために来たはずなのに
その仕草はちょっと子供っぽくて、
微笑ましさにくすくすと笑いが零れる。]
……うん、いいよ。入ろ。
[元親を抱き返し、腕の中でじゃれながら
誘いには快く答えた。**]
[ 初めて入る場所に、二人で少し緊張しつつも部屋へ向かい
用意された部屋が綺麗で整っていたことに安心しつつ、
見慣れないホテルの部屋を二人で見渡して。
先程光希が言ったように、
思ったよりいかがわしさはないものの
どこか異空間のような、
非日常の空気にほんのり浮かれている自分が居た。
光希を抱いて飛び込んだベッドは柔らかく、
俺たち二人が寝転んだくらいじゃびくともしない。
流石に普段の家のベッドでは、
男二人で倒れ込むなんてあまりできなくて。 ]
キングサイズなのかな。
縦にも長いのありがたすぎ。
[ 無駄にはしゃいでしまって恥ずかしく思いつつ、
光希が楽しそうに笑うのにつられて笑ってしまった。 ]
[ ぎゅっと抱きしめれば、
抱きついてじゃれてくる光希が可愛い。
性的なものでなくとも、こうして触れ合うだけでも
ふわふわと体に幸福が満ちてくる。
店の中では悪戯程度にしか触れなかった光希の香りに
すん、と軽く鼻を鳴らして ]
…んじゃ行こっか。
部屋の風呂は二人で入ると狭いし
[ シャワーへの誘いに了承を返してくれる光希の唇に
軽くキスを落とし。
二人で体を起こしたなら、
早速シャワールームへと向かおうか。 ]
[ 入り口近くの洗面所から繋がるバスルームやトイレは、
ドアがガラス張りになっており
中で何をしているかが丸見えになるようになっていた。
どうせ一緒に入るのなら関係ないのだが、
それにしてもちょっと落ち着かない気持ちにはなる。
入浴剤は様々な種類が常備されており、
好きなものをサンプルとして利用できるようだった。
服を脱ぎつつ、適当に物色して。]
風呂、俺たち二人で湯船に入っても全然平気そ…
てかジャグジーもついてるんだな…
[ 部屋も綺麗だし、風呂もでかい。
ジャグジー完備…となると
なんというか、ビジホに泊まるくらいなら
ラブホに泊まったほうがコスパいいのだろうか。と
そんな考えになったりもして
備え付けのソープと入浴剤をそれぞれ手に取ると、
光希の脱衣が終わるのを待ってから
一緒にバスルームへと入った。 ]
[ 外観や部屋の雰囲気とも合わせているのか、
全体的に大理石調の壁が貼られ
床はざらついたタイルで滑りにくくされているようだった。
風呂は通常の長方形の湯船だが、
ジャグジーらしき金属の部品がついているように見える。
湯を張るボタンを押しつつ、
ひとまずはその間に隣で体を洗い流してしまおう。
鏡の前に風呂椅子を置くと、光希に手招きを。
近寄ってきてくれたなら、
先程手に取ったボディーソープのパッケージを見せた。]
これ、置いてあったんだけど…
[ トロトロソープ、と書かれたそれは
ボディソープに粘性を加えた、
ローションのように使える石鹸らしい。
じっと光希の顔を見て、
それから体へと視線を滑らせる。
彼の体にこれを塗りたくる妄想をしながら
光希の胸板に手を当てると、
スル…とゆっくり肌を掌で撫で ]
……光希の体、俺が洗っても良い?
体を洗うタオルはないし、素手でになるけど。
[ と、ちらと問いかけてみようか。]
[ 光希の体を洗うのは、俺がやりたがるせいもあり
今までも自宅の風呂で何度かした事がある。
特に例の管理調教が始まってからは、
その延長でよく洗わせてもらっていた。
だから、俺としては今日も
光希の体を俺に洗わせてほしかったけど ]
ああ、でも……
光希が俺の体洗いたい…っていうなら
それでもいいよ。
[ ペリ…とボディーソープの封を切りながら、
どうする?と光希に首を傾げてみせた。** ]
[確かに自宅のベッドとて
一応ダブルベッドではあるけれど
元親のサイズだとやや狭く感じるので
二人で寝転がってもだいぶ余るのは新鮮だ。
縦にも長いと評する元親にくすくす笑いながら
ごろごろとベッドの上で少しじゃれあって。
軽い口づけに顔を摺り寄せ、
共に体を起こしてシャワールームへと向かう。]
ドアガラス張りなんだ。
こういうの見るとやっぱりラブホテルって感じするなあ。
わー、浴槽すっごい広いね。
[脱衣場で服を脱ぎ、浴室へ。
大きなサイズの丸い浴槽は
ゆったり入れそうなサイズで
ジャグジーまで着いているのだとか。
こんな施設があるのなら
せっかくなら湯船に入らないと勿体ない気もしてしまう。
元親も似たようなことを考えたのかスイッチを入れているのを横目に見て。
全身が映りそうな大きな鏡の前、
手招きする元親の方へと近寄った。]
へえ?トロトロソープ。
石鹸がジェルみたいになってるんだ。
なんかちょっと面白そうだね。
[元親の妄想は露知らず、
玩具みたいでちょっとワクワクしてしまう。
洗っていいかと問われれば。]
うん、いいよー。
[普段から元親が洗いたがるのは珍しくもないため
特に何の衒いもなく頷いたのだけど。]
……僕が元親を?
[きょとん、と首を傾げた。
確かに、元親が自分を洗っても逆はあんまりない…
と言うのも一緒に風呂に入るのは
行為や管理調教の後が多いのだけど
その時大抵自分はぐったりしていて、
その間に元親が色々やってくれることが多いからである。
こういう機会は何気に珍しいのかも?と過ったのもあり。]
ん。じゃあせっかくだし、洗わせてもらおうかな。
こっちに背中向けてよ、元親。
[そう答えて、ボディーソープをねだるように
両の掌を差し出して。
元親がそれを垂らしてくれたなら
ねばねばした感触を新鮮に思いながら泡立てようと擦り
取りあえず元親の背面に上から塗りたくっていく。
元親が普段自分にやってくれているように優しく、
首から手、指先までを洗い、
少し肩をほぐすように動かして。**]
[ ジャグジーに湯を張りながら光希を手招きすれば、
近寄ってきた光希がソープしげしげと眺め。 ]
石鹸一つとっても普通じゃないんだよなぁ。
似たシリーズで入浴剤もあった。
[ その石鹸が何故そういう作りになっているのか、
その意図をきっと理解していないのだろう。
純粋に珍しい石鹸を前にして喜ぶ子供のような光希に、
微笑ましく笑みが零れ
それなら早速意味を教えてあげようかと、
光希を椅子に座らせようと………
した、のだけど。 ]
(予想が外れたなぁ…)
[ つい、なんとなく口走った
光希が洗っても良い、という言葉に頷いた光希に促され、
彼に背中を向けてすとんと椅子に座る。
や、なんとなくいつもの調子で俺が光希の事を洗って、
彼の身体に悪戯できるものだと思っていたから。
こうなるのはちょっと予想外で……
多分ちょっとだけ驚いた顔をしてしまったかもしれない。 ]
(…とはいえ、全く嫌じゃない…し
むしろご褒美っていうか……)
[ 差し出された光希の両手に、ソープを全部絞り出す。
普通のソープよりも既に若干粘性があるように見えるそれは
水と合わされば余計にぬるぬるとした質感を増して
……光希に邪気がないぶん、
なんだかとても背徳的な事を
頼んでしまったような気持ちになった。 ]
…えっと…… じゃあ、お願い…。
[ なんとなくドキドキしながらそう告げれば、
少し泡立ったソープが、
背中にぬるぬると塗りたくられていく。
優しい手つきの掌が、背中の凹凸を撫でて
手や指先までをなぞり
片をほぐすように、ぬるついた手で撫でられる。
……………ぞく、と背中を走るものがあって
ひくりと眉を動かした。
いや、わかってる。わかっているのだ。
光希にとってこれは洗っているだけの行為で、
ちょっと面白い石鹸を試しているだけなのだと。
わかっている………の、だけど。 ]
───……、
………光希。
[ 俺の身体の上で手を滑らせる光希の指を、
絡めとるようにして手を握った。 ]
[ 背後にいる光希の手を取ると、
そのまま両手を背中越しに引き寄せるようにして
光希の身体を俺の身体に密着させる。
後ろから光希が抱き着くような形にさせて、
ふー……、と落ち着くために息を吐いた。 ]
……この石鹸、なんでこういう作りになってんのかわかる?
[ そのまま、光希の手に自分の手を重ね
腹筋を辿り、自分の下腹へを移動させ。
鏡越しに光希の顔を見れば、
光希に触れられている感覚のせいで
自分の股間で緩く勃ち上がりはじめているものへと、
ぽたぽた白い泡が垂れた。 ]
…洗いながら、風呂でえっちな事する為だよ。
[ 緩く顔を振り向かせ、光希の顔を覗き見た。 ]
だから……
光希も、俺の事気持ちよくしてくれる?
[ 粘ついた泡で塗れた手で、
後ろ手に光希の腰に触れる。
腰から尻にかけて指を滑らせ、
二人そろって泡に塗れてしまおうと。 ]
足に挟んで洗ったりとか、
女の人だったら胸に挟んだりとかあるみたいだけど…
そーゆーの、光希もしてくれんのかなーって
せっかく申し出てくれたし、期待してもいい?
[ そんな風に言っては、後ろ手に光希に触れていた手を離し
前に引っ張ったままになっていた手を、
再びにゅるにゅると指間を絡めて握る。
手を離せば、トロトロとした白い泡が糸を引き
石鹸の甘い香りが、浴室内を満たしていただろう。** ]
とろりとした粘度の高いソープを指に絡め、元親を洗っていく。
首元をくすぐり、耳の裏を洗って
腕から指先へと掌を這わせた。
それが終われば肩から背へ、
腰へと撫でるようにソープを広げて。]
どーお?元親。
気持ちいい〜?
[普段洗ってもらってばっかりだけど、
たまにはこんなのも悪くないかも。
ちょっと驚いた様子の元親の本意を知ることもなく、
無邪気に体を洗いながら呑気にそんなことを考えて
にこにこ微笑んでいた。
当然、特にいやらしいこともこの時点では考えておらず。]
?
[そんな途中、元親がふいに手を取り。
腕を引かれて元親に後ろから抱きつくような体勢になる。
問いにきょとんとした顔をして。]
...なんで、って...???
ううん、わかんないけど...
[ゆるゆると首を横に振れば
手が下へと導かれていきーー
やがて何かほんのり硬いものに触れる。
鏡の中の元親を見つめ、ぱちぱちと瞬きをして、]
へっ、
[告げられた言葉に間の抜けた声をあげた。
と同時に、元親のものが
緩く勃ちあがりはじめていることにようやく気づき、
ボッと顔が赤くなる。]
えっ、あっ、そ、そうなの!?
ごめん全然わかってなかった...!!
[考えてみればラブホなわけで
何もおかしな話じゃないが]
さっきまで意識してなかった分
急速に恥ずかしくなってしまいわたわたする。
その間に後ろ手に手を回した元親に
自分ごと泡まみれにされてしまった。]
...え、えっと、その、
…うん...
[気持ちよくしてと請われて
頬を染めたまま頷いたものの。
女性のように挟める胸があるわけではないし
足...と言ってもこの体勢じゃ難しそうだし。
解放された手を一度見つめ、
再び元親に後ろからぎゅ、と抱きつく。
身体を密着させたまま、
ぬるぬるの掌で元親の性器を握り、
根本から先端にソープをまとわりつかせるようにして
ゆっくり上下に動かしながら育てていく。]
……こ、こんなかんじ、かな…?
きもち、いい…?
[元親に体重をかけて少し腰を上げ、
彼の肩の上に頭を乗せて覗き込みながら。
遠慮がちに耳元で問いかける。**]
[ 耳元で呑気に響く光希の声が、今だけは恨めしい。
首元も、耳の裏も
本来性感帯である場所を、誰よりも大好きな恋人の手が
ローション代わりの石鹸を纏い滑っていく。
鏡越しに見る光希は無邪気に微笑んでいて、
彼は俺と同い年の男だ……とわかっているのに
無垢な恋人に知らず卑猥な事をさせている事が
なんだか妙な興奮を煽る。
だってこんなのずるいだろう。
そもそも俺は、光希と触れあっているだけで
それなりに反応しそうだったというのに。 ]
(………まぁ……こういう所も
大好きなんだけどさ……)
[ 完全に惚れた弱みである。
楽しそうに笑っている光希が可愛くて、
むしろそういう事ばかりしようとしている俺が
悪い男のような気分になった。
実際そうなのだけど。
]
[ ぐっと光希の腕を引き、
俺の身体に抱き着かせる。
石鹸の用途を知っているかの問いに
きょとんと首を振る光希。
予想通りの回答に、そっとその用途を教えてあげた。 ]
……光希は気づいてないだろーなとは思ったけど…
今日ずっと光希に触りたかった俺としては、
こんな形でじりじりと触られたら、
そりゃあ反応だってするよね。
[ 一瞬で顔が赤くなった光希に、
やっとわかったか。と可笑しそうに笑い
後ろ手に、光希の身体にも泡をくっつけていく。
そういえば、床がざらついているのは
こういう時滑らない為なのかな…なんて思ったりして。 ]
[ そうして、光希に本来の使い方を教えて、
彼の手で自身を気持ちよくしてくれるよう伝えて。
頬を染めた光希が控えめに頷くと、
少し考えたような素振りのあと
再び背中に光希の体温が押し当てられた。
]
──……っ!
[ そして、粘ついた手が下腹部へ行ったかと思うと
先程軽く触れさせた、
勃ち上がり始めた性器へと指が巻き付く。
その刺激に、光希の掌の中で熱がぴくんと跳ねて
上下に扱かれれば、まだ半端な大きさだったものが
じわじわと硬度を増していった。 ]
はぁ……、
[ 知らず、漏れる息は熱くなり
俺の顔のすぐ横にある光希の顔に、頬を摺り寄せる。 ]
ん。気持ちいい……。
[ 遠慮がちに俺に問いかける光希に、小さく頷いて。
ぬるぬると扱かれる性器は、
次第に光希の手によって
ドクドクと大きく淫猥に脈を打っていた。
ただ手で扱かれている時よりも、
摩擦が少ないぶん刺激が強く感じられて眉を顰める。]
(……やば…、コレ…
気抜くとすぐイきそ……)
[ じっとりと濡れた瞳で光希の瞳を覗き込む。
うっかりこのままイく事は避けたかったので、
光希の手に自分の手を重ねて動きを止め一息ついた。 ]
ふー……、
…、……俺も、光希に触りたい。
[ そう言うと、肩の上にのった光希の顔を優しく撫で
ぶつからないように軽く腰を浮かすと、
交代しよう、と光希を椅子に座らせようか。 ]
…ごめん、あのまま触ってもらってたら
フツーにイきそうでさ。
流石にまだ勿体ないな…って思って。
[ 光希が椅子に座ってくれたなら、
今度は先程と反対になるように位置取ろう。
まだ熱が籠ったままの身体を光希の身体にくっつけると、
泡がたっぷりとついた光希の肩に手を乗せた。
滑りを借りた手で首筋と鎖骨を擽り、
柔らかな手つきで光希の胸に触れる。]
……俺ばっかり気持ちよくなるわけにもいかないし、ね。
[ 泡の中でもわかる小さな突起を指で捉え、
粘ついた泡でにゅるにゅると扱くように
軽く摘まんで擦った。 ]
[ 浴槽の床には、空になったボディソープのパッケージ。
よく見ないと見逃すほどの小さな文字で、
「※体を熱くする効果があるかも?」
と隅に書かれていたのだが、
元親ですらその事実には気づいていなかった。** ]
ふふ、よかった。
[考えた末に元親の下肢を握り
ゆるゆるとしごけばそこがすぐに
びくんと脈打ち、硬さを増していって。
どうやらこれで間違ってはいなさそうだ、とほっとする。
ローションソープをまとっている分手淫の負担も少ない。
感じ入ったように息を吐き頬をすり寄せてくる元親に気を良くし
くにゅくにゅと先端ばかりを苛めたり、
全体を強めにしごいてみたり。
しばし元親の反応や感触を楽しみながら
それを続けていたのだけれど。]
ん、?
[ふいに元親からストップがかかる。
交代を促されて場所を代わり、
今度は元親に後ろを預けるような体勢になった。]
もう?
そんなに気持ちよかったんだ。
[すぐに果てそうだと申告する元親に、
くす、と笑みを浮かべつつ。
自身を洗う掌に身体を委ねれば
独特の感触が肌を這う。]
ん、...っ あ、...
[柔らかく全身を撫でられながら
泡まみれの手できゅ、と乳頭を摘ままれて
ぴくり、と小さく肩が跳ねた。
ぬるぬるとした指でそこを弄られると、
ぞくぞく、と腰に熱いものが溜まってきて。]
...っあ...ん、っ... はぁっ...
[彼に触られることに慣れた乳首は
すぐにぷくりと膨れて指を押し返す。]
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