250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[ 俺みたいにできたら、と口にするネスに
一瞬目を丸くする。
それから、ああそうか。とじんわり口元を緩め
そうか。俺しか知らないからだ。
と、彼が参考にする相手が自分しか居ない事に
じわりとした嬉しさを覚えた。
うつ伏せか、四つん這いか。
上げられた選択肢を前に選んだのは、
腰を高く上げて下肢を見せつけるような──
うつ伏せや四つん這いよりも更に、扇情的なもので。
やたら恥ずかしがるくせにそんな格好をわざと選んだのは
どうせ恥ずかしい格好をするのなら、という
やけのような…
ネスに対しての意趣返しのような、そんな感情が故だった。 ]
(……すっげえ、見てる……)
[ 見せているのだから当然なのだけど。
しかし夢中になるように視線を浴びれば、
嬉しさと羞恥の間で心が変な音を立てた。 ]
……?
[ 待って、と言われ
どうかしたのだろうかと不思議そうにネスを見る。
まさか落ち着くための時間だとは思いもせず
何をするのかと緊張しながら待っていれば ]
…っ
[ 尻に両手を当てられ、それ自体は全く強い刺激ではないのに
これからされることへの想像を掻き立てられるようで
びくりと一瞬息を呑んだ。 ]
ん……っ
[ 自分以外触れたことのない孔に、ネスの指が触れる。
ただでさえ今日そんな事になるなんて思っておらず
なんの準備もしていないそこは、きゅう、と
露骨に戸惑うように収縮して指に反応した。 ]
(無理……めちゃくちゃ、恥ず……ッ!!)
[ ソコを弄らせるだけならば、
自分の勃起を煽るために女にさせる男もいる。
けれどコレは、これから俺が抱かれるための準備なワケで。 ]
ひゃ……っ!?………ッ
[ 孔に触れていたの感触に集中していれば、
それは不意に柔らかいぬるついたものに変わる。
それがなんだか理解すると同時に、
自分の口から聞いたこともないような声が出た。
真っ赤な顔と情けない声を隠すように、
自分の顔をベッドに敷いたネスのローブに押し付ける。
バクバクと心臓を鳴らしながら、ぐ…と顔を起こして
浅く早い呼吸を繰り返した。
頬も、体も、何もかもが──あつい。 ]
そん、っなとこ、なめんな……っ!!
ぁ…っ
[ 自分はネスの孔を舐めるのに全く抵抗はなかったくせに
自分がされるとなると話は別だ。
普段から隠密のためにも体の匂いは消そうと
風呂で清潔にしているけれど、
それでも自分の味を直接知られるのかと思うと、
羞恥でおかしくなりそうで。
しかもこんな、綺麗で可愛いネスに。
やがて、舌は入り口だけでなく中へと入り込む。
全く抵抗すらせずそんな事をしてしまうネスに、
気持ちが追いつかない。 ]
っぅん、……あっ…ぁ う
[ 勝手に口端から漏れる声を抑えたくて、
またネスのローブに顔を押し付けた。
大好きな匂いに、は……と安堵の息を吐く。
ネスの舌を包む孔は、ひくひくと刺激に素直に反応し
硬く閉じていたソコを開こうとする動きに応えるように、
ネスの舌を受け入れる力を緩めていった。 ]
[ 抱かれる、と言っても
覚悟できたのはただネスのものを体に受け入れる事だけで、
こんな風に愛撫される事への覚悟は出来ておらず。
いっそ覚悟をキメて受け入れれば楽なのに、
背後の光景の淫靡さからもなかなか受け入れられずに
勝手に羞恥を募らせていた。]
(俺みたいな体中傷だらけで
別に華奢でも可愛くもねえ男が、
ネスみたいに綺麗で可愛い恋人に鳴かされるとか……
絶対、滑稽なだけじゃ……、)
[ どうしてもそんな考えが頭にチラついてしまうのに
押し当てられたネスの雄が、
そんな事はないと主張するように熱く固くなっているから ]
………っ
……ん…
[ 入れるね、という言葉に
潤んだ目で頷いた。
]
ん……ッく……!!
[ 先程まで舐められていたソコに入り込もうと
熱いものがまだ開いていない孔に押し付けられる。
眉根を寄せると、
再びネスのローブに顔を埋めて
胸いっぱいにネスの匂いを吸い込んだ。
ひく、と反応した孔に力を入れて
ネスのものを受け入れるように、閉じる力を弱めていく。
舌よりもずっと熱い肉の棒の先端がが孔に入れば、
ほんの少し力を込めるだけでネスの性器の輪郭がわかるようで
その生々しさに息を呑んだ。 ]
ッん…あ……あ、ぁぁ……ッ
[ ゆっくりと、けれど確実に
俺の中にネスが入ってくる。
痛い、というよりは熱い、という感覚のほうが先に立ち
初めて受け入れる自分以外の体温に
びくびくと体を跳ねさせた。 ]
はぁ……はぁ……
ネス……
[ 普段ネスが受け入れているものより、
質量のみで言えばマシな筈なのに。
みっちりと満たされているような感覚になるのは、
これが初めてだからだろうか。
それとも、俺が全部をネスに与えられたことに
安堵しているからだろうか。
ネスと俺の腰が触れあえば、ぎゅっとネスのローブを握り ]
ちょ、……っと
そのまま……まって…
[ 震える息を吐いて、彼を体に馴染ませる。
満たされた中をきゅう、と収縮させれば
腹の中がネスの形に沿うように纏わりついて
ネスがまだ腰を動かしていないというのに、
それだけで小さく声が漏れてしまう。 ]
[ 何度かそうして、中をひくひくと馴染ませて。
少しして、耳まで赤く染まった顔をネスに向け
そっと頷いた。 ]
も…平気……
[ 俺の腰を掴むネスの手に、自分の手を重ね
指輪の嵌った指を、少し撫でて ]
可愛がってくれよ、
[ 台詞とは裏腹に余裕のない声で
ネスの愛を強請った。** ]
[甘ったるかった嬌声が、動きを変えることで
激しくひっきりなしに上がる。
言葉に意味合いがなくなり始め、その口から漏れるのは
ただただ快楽を享受させられている喘ぎ声だ。
その声を聞くだけでも、熱はさらに欲を覚え
硬く太く膨れ上がる。
この研究所の疚しい罠などに手を借りずとも
底無しの欲と無駄な持久力は、歳に見合わず健在だ。
まあ、それもこれも
その欲望を全て受け止めてくれる
愛しい存在あってこそ、なのだが。]
ここ、が、ッ、イイ…ん、だろ…っ!
[ばちゅんばちゅんと何度も肌を打つ湿った音が響き
腰を奥深くまで突き上げて、切っ先ギリギリまで離す。
重力と反動を利用して深く深く、
奥の奥まで突き上げると同時に、掴んだ熱もぐりぐりと虐めて。]
[決して美しいとは言えない濁った嬌声が
絶頂へと昇り詰めていくことを知らせる。
快楽に狂ったようなその声が、
口からだらしなく垂らした涎が、
まるで獣のようなこの交尾が、
自分の欲望に溺れていくフィルが、
全てが狂おしいほどに愛しい。]
っは、ぁっ!…ンッ!っく!
ああ…ッ、おかしく、なっちまおう、ぜ…!
俺と、一緒に…
っ、ふ、ぅ゛…ッ!!
[激しく淫らに腰を打ち付けて
狂うことを強制し、許容し、促し。
逃げ場など与えずに最奥を穿つと、
フィルが絶頂するのとほぼ同時
その奥めがけてまた、大量の熱い精を叩き付ける*]
[最奥に何度も激しく叩きつけられ、
ぶわっと腹の奥が熱くなって視界が白み
一瞬意識が飛びかけた。
熱い白濁がどくどくと
再び腹の中に注がれていくのを感じながら
強く抱き締められ、バドの腕の中で
びくんびくんと腰を跳ねさせたあと、
ぐったりと脱力する。]
ぅ... あぁ...... っ......♡♡♡
んん... ぁ...♡♡♡
[バドが握っていた前の拘束を緩めてくれたなら、
白濁と潮が混じったような半透明の液体が
力なくとろとろと垂れ流されていくだろう。
虚ろな目で暫し小さく痙攣しながら
バドに体重をあずけ、荒く息を吐いていた。]
[そうして、倦怠感と多幸感に包まれながら
ようやく言葉を発することができるようになった頃。
絶頂直後に囁かれた言葉に]
ま、...だ、言ってん、のかよ......
ママって...柄じゃ...ねーだろ
[先程の睦言の続きを持ち出すバドが
優しく腹を撫ではじめ
まるでそこに生命が宿るかのような仕草に苦笑した。
生憎腹に注がれたこの胤は
新たな命を宿すこともなく
ただ俺という人間の糧になるだけだ。
女になりたいだとか、彼の子を生みたい
みたいな願望も別段ない、...ただ、]
[白濁を体内へ送り届ける間、びくびくと腰は震え
無意識にも、今よりも奥へさらに奥へと
放つ度に腰をぐいぐいと押し付ける。
ゆっくりと前を戒めていた手を解けば
ぷくりと半透明な液体が溢れ出し
とろとろと竿を伝って、密着する肌を濡らした。]
っ…ふ…。
案外、良いママになるかも知んねぇ、ぞ?
[やわやわと満たした腹を撫でると
ありもしない命を愛でるように腹部を見る。
だが、ふと意地悪く細めた目をフィルに向けると
唇に触れる直前まで顔を近づけた。
情事の後の甘い吐息が擽る。]
いや、子供が出来たら
フィルが嫉妬しちまうか?
[愛情を一身に受けるだろう幼い命に対して
嫉妬するのは、自分かも知れないが。]
[好きな格好を問われたから素直に回答したら、
彼の目がまんまるになった。
それからそのきれいな唇が緩んで、
どうしたんだろう、と思ったけど
多分嫌な気分にさせた訳じゃないとその表情で伝わったから、僅かに首を傾げるのみ。
自分の提示したうつ伏せor四つん這いから
選ぶべきだったのかもしれない。
でも自分の好きな格好は難しいと思ったから、さっきみたいな回答になって……
それで、よかったのかもしれない。
僕が自分では彼に強要しなかっただろう、すごい格好を見せてくれたのだから。
そんな格好恥ずかしいだろうに、
彼の内なる気持ちに迫る余裕もなく、
ガン見してしまった。
いやそりゃだって、見ちゃうよね]
[遠慮なく見たせいか、興奮が一気に振り切れて理性を奪ってしまいそうだった。
不思議そうにこちらを見つめてくる彼が
また何だか可愛く見えたから、
なるべく薄目で見る。
そんな僕だけ間抜けな時間もちょっと過ごしつつ、
ようやく少し落ち着けば、
目の前に差し出された彼の純潔に近付く。
息を飲んで震える彼は、こっち側の不慣れをありありと伝えてきて、また僕の本能を擽る。
濡れた指で触れても解れるどころか窄まって、
ちょっと困ってしまう。
でもそれを上回る「かわいい」という気持ちと、この誰も許された事がないところへ踏み入れる事に、明確な悦びを覚える]
[彼の羞恥も勿論感じないではなかったけれど、
何も言わず耐えていてくれる姿がいじらしくて、
もっと見せてほしい。
はやく気持ちよくしてあげたい。
そんな混ざり合わない二つの気持ちが同時に生まれる。
後者が僅かに勝って舌で直接濡らせば、
彼から聴いた事のない様な声が上がる。]
っ……
[一瞬、思わず舌の動きが止まる。
え、今のってゼクスさんの声?って
耳の中で何度も反芻して、
ちらっと頭を上げて彼の様子を見遣れば、
彼は僕のローブに頭を押し付けていた。
角度的に真っ赤な顔は確認できなかったと思うけれど、
その格好だけで、恥ずかしがっているのがわかってしまった。
え、かわいい。って
また僕の下半身はいっぱい反応してしまったから、
彼から見えなくてよかった]
(……自分だけ、ずるい。)
[後ろの孔を舐めるなって途切れ途切れに言われて、
最初に思ったのはそんな事。
確かに僕は彼に許可を得て舐めた訳じゃないけど、
自分はよくて僕は駄目なんて、そんなのずるい。
……それにしても、
いつも身綺麗にしていると思っていたけど、
ココもきれいなんだなって、愛おしくなる。
それは潜り込んだナカも同じで、
でも皮膚よりもずっと熱い畝りに、
僕は夢中になって、恋をした]
[彼からまた艶っぽい声が上がって嬉しかったけれど、
またローブに顔を埋めたのか、くぐもって聴こえにくくなってしまう。
ローブに残る僕の匂いで安心しているなんて思いもよらず、
僕は声が聴こえにくい事をちょっと残念に思いつつも、
そのまま舌を奥へ奥へと伸ばしていく。
もっと抵抗が強いと思っていたけど、
思いの外ずるりと挿入っていく。
それは彼が戸惑いの中でも安心していてくれたからかもしれないけれど、今の僕は思い至らず]
[僕の愛撫を、まだ彼は受け入れきれてない様に感じた。
それは声を我慢している事だったり、
身体の強ばりから察していたけど、
それは、仕方のない事だと思った。
だって抱かれる事なんてずっと考えてなかった様だったし。
そんな彼にもう挿入れたいって、
性急かなって思ったけど。
このきれいで愛おしい人が欲しくて
限界だったんだ。
いれるって告げたら、
潤んだ瞳の彼が頷いてくれた。
なんてきれいなんだろうって見惚れてしまう]
[見惚れながら、彼の狭い入り口を割り拓いていく。
さっき舌を受け入れたばかりのそこは、
僕には蕩けて感じられたけれど、
やっぱり、僕の大きさでも苦しいみたい。
僕の眉も苦しげに寄る。
挿入らないからじゃなくて、
彼から上がるのが嬌声じゃなかったから]
いたい、よね、ごめんね……
[思わず小さく謝って、でも腰を押し進めるのは止めない。
再びローブに顔を埋める彼を見下ろして、
……僕も男なのだから支配欲とか湧いてもおかしくなかったのに、
僕に灯ったのは愛おしさだった。
辛いだろうに受け入れてくれる彼に
胸がいっぱいになる。
……と、
唐突にずるっと孔のナカに進む事ができて、僕は少し驚いたけれど、数秒後、思い出した。
かつて彼にアドバイスされた事を]
(……力、入れてくれたのかな)
[お尻に力を入れて、孔を緩める事ができるって。
彼も同じ様にしてくれたのかと思って、
何だか、擽ったい様な気持ちだった。
でも、彼のナカを拡げれば拡げるほど、彼がびくびくと身体を震わせて声を上げる様に、正直、そそられてしまった]
[そうして僕たちは、
肌がくっつくくらい深く繋がった]
ん……はぁ……、ゼクスさん、
はいった、ね。
(……これで本当に、ゼクスさんは僕のもの……)
[呼吸が乱れたままの彼を見下ろし、
まだマーキングを残しているのに、
既に僕は彼が全部くれたって、高揚してしまった。
優しく声をかけたつもりだったけれど、
隠しきれない色が滲んだだろう。
このまま僕のかたちを覚えてもらって、
種を明け渡そうと思ったけど、
彼から、ストップがかかった。]
っえ……あ……うん
[そのおかげで僕は少し冷静になれた、と思う。
まだ動いていないけれど彼の身体の中を改めて感じて、ほう、と息を吐く。
狭くて締め上げられる様な感覚はあるけれど、纏わりつく襞が、あったかくて心地いい]
[彼から声がかかるまで、薄らと目を閉じて彼の肉体に浸る。
こうして繋がっていると、
元々はひとつの命だった様な気すらしてきた……
やがて、
愛らしい色に染まった彼が頷いてくれて、
彼に選んでもらった指輪を撫でられて、]
……!
[余裕なんて感じさせない声で、
弩級の殺し文句が紡がれた。]
[僕はまともに言葉を返せないまま、
彼に埋めた肉杭をぐっっと引いて、
抜かないまま、もう一度届くところまで押し込んだ。
馴染むまで何度も、馴染んできても何度も抽挿を繰り返して、]
ゼクスさん、っ……
かわい、ぃ、僕の、ゼクスさん……
ずっと、だいすき
[穢れを知らなかったところを僕の色と味とかたちに変えて、甘く蕩けるまで何度も穿つ姿は、雄でありながも、
いつもの僕の雰囲気も失わなかっただろう]
きもちいぃ……
[そう囁いて、最奥をぐっぐっと押す。
彼と繋がれて、本当に幸せだ。
気持ちが昂りすぎて、僕は調子に乗った事を言ってしまう]
ねえ……「欲しい」って、言って?
[こっちでも求められたいって、
贅沢な願いを。**]
ば、...しねえ、よ...っ
......多分
[生憎と子を持ったことないので自分がそうなった時にどんな気持ちになるかなど分からないが。
さすがに子供相手に嫉妬などしないだろうという気持ちと、でも彼が全く相手をしてくれなくなったらわからないな...という気持ちの狭間で語気は弱くなった。
まあそんなことはさておき。
彼の胸にけだるい体を委ね、
柔らかく頭を撫でる手に心地よさそうに目を細める。
情事の疲れがある程度回復するまで、
(あと催淫やら精力強化やらが抜けるまで)
もう少し繋がったまま甘い雰囲気に浸っていただろう。]
おーい、ゼクス!
フィルだけど。
なんかそれっぽい部屋見つけたんだけどよ、
どこいじりゃいいわけ?
[石の向こう側の悪友が今ナニをしているか
...もといされているか、なんて
勿論フィルは知らないし、悪意も他意もない。
何度か声をかけてみたものの、
向こう側の応答がなければ
あーお取り込み中かな...とお察しし
諦めて切ったことだろう。が。
ただもし何かしらを察せられたなら、
次顔を合わせた時にニヤニヤしてしまうかもしれない。
それも仕方のないことである。**]
[ 自分が得ているものを、恋人には与えないなんて不平等だ。
そんな事はわかってる。
わかっていても、初めて捧げるものだらけの今日に、
少しの抵抗を感じることくらいは許されるだろう。
ネスが求めるものは全てあげたい。
こんな俺の何かを欲しがるのなら、
惜しまず差し出したいのに
先程求められた声は、
どうしても羞恥のせいで喉の奥に消える。 ]
ッぁ゛……ぅうん……ッ!!
[ 俺の中に性器を挿入しながら謝るネスに、
謝らなくていいとゆるく首を振って。
解してくれたおかげで、切れているわけじゃない。
熱さと、腹の中に誰かが居る違和感に
まだ体が慣れていないだけ。 ]
[ きゅ、と腹に力を入れて
ネスのものを深くまで加えようと孔を広げる。
人には言うくせに、自分でするのは当然初めてで。
自分の中がネスで満たされて行くのを、
息を吐いて感じ入っていた。 ]
…ん……。
[ 腰と腰が密着し、ネスの嬉しげな声が降ってくる。
入ったね、と言われ
彼のものを自分に馴染ませようとしながら
そっと伸ばした手で、
一度結合部をそっと撫でる。
伸び切った入り口が、
ネスの幹にぴったりと沿うように広がって
ああ、ちゃんと出来た…と
きゅう、と中を収縮させた。 ]
[ 中がネスの形に馴染む。
少しばかり生まれた余裕で、ネスの指に自分の指を重ねて。
お強請りをひとつ落としたなら、
ネスが小さく生きを飲んで、
埋め込まれた杭がぐっと引き抜かれた。 ]
ひ
……っぁあぁ…ッ あ…ッ!
[ 抜けない程度に引き抜かれた雄が、
再び内壁を掻き分けて中に押し入ってくる。
押し出されるように勝手に声が漏れて、
中を擦るネスの幹の感覚に
体中の全てがもっていかれるようだった。 ]
んっ…ん、 ん…ぁあ……ッ!!
[
ハッハッ
と浅く息を吐く。
ぬちぬちと響く水音とネスの声に思考を侵されて、
体の内側は徐々に快感を拾い、
きゅうきゅうとネスのものを物欲しげに締め付けた。
可愛い、と俺に言うネスへ向ける顔は、
蕩けてとても見せられない顔になっていて。
口端から漏れる唾液がネスのローブに垂れ、
快感と体を開かれる感覚に
自然に滲む涙が目の端から溢れて落ちた。 ]
ネス、……ねす…俺も……っ
俺も…お前が……
ぁアん
っ…!
[ すき、という二文字は
ネスの先端が俺の中の一部を擦った途端に嬌声に変わる。]
[ 挿れられたばかりの時は少しばかり柔らかくなっていた性器も
今は興奮にたらりと雫を零して腹の下で硬くなり
腹の中を擦られているだけなのに、
このままイけてしまうのではないかと思うほど
体に熱が灯っている。
ギシギシと音を立てるベッドの上、
振り返るようにしてネスを見れば興奮した顔が見えて
また、嬉しく胸が締め付けられる。 ]
おれも…、きもち……
っネス、 ネス…ッぅ
[ ネスとこうして繋がることが出来て。
もう恥ずかしいと感じる余裕すらなくて、
穿たれる体を揺らし、無意識にネスの腰に
自分からも腰を押し付けてしまうようになって。 ]
[ 流れのまま、ぼんやりした頭で
ネスが求めるままの言葉を言いそうになった、
そんな時だった。 ]
[ 交信用の魔石から聞こえたフィルの声に、
びくん!と大きく体を撓らせた。>>
]
……………ッ!!!!
[ バッと自分の口を掌で多い、
自分の荷物の中で光る魔石を見る。
心臓がうるさい。
大丈夫。聞こえては居ないはずだ。
さっきちゃんと消えているのを確認したし、
フィルの様子だって気づいていなさそうだった。
ふー……と少し落ち着いて息を吐き、
その声が聞こえなくなってから
またネスの手に後ろ手で触れる。
手繰り、指を絡ませて
ネスの手を俺の腰に触れさせる。
尾てい骨の上。ちょうど猫のしっぽの付け根のあたり。 ]
──ネス……。
だいじょうぶ、聞こえ…ないから……
[ きっとあの魔石の声は、ネスにも聞こえていただろ。
だからこそ、彼の意識を引き戻せたらいいと
そう声をかけて。
彼の手を腰に押し付けたまま、
ひく、と入り口でネスを締め付ける。 ]
ココに…
お前の種、欲しい……。
[ そう告げれば、ネスの心は俺だけに向くだろうか。 ]
[語気が弱まる小さな呟きにも、愛しげにくすくすと笑み
暫くは甘い雰囲気の中にいただろう。
まあ、個人的にはもっとずっとこのままでもよかったが
状況を考えるとそういうわけにもいかないのは残念だ。
緩やかに合わさっていた肌が離れ
艶めかしい音と共にその身体が離れる瞬間
甘い囁きと口付けが落ちる。]
なんだ、フェイク、か...?
驚かせやがって。
[しかしバドの目にはそれが目に入るだろう。
肩を撫で下ろしたフィルに
髪と同じ色の猫耳と尻尾が生え、
ぴょこぴょこと揺れているのが。**]
[彼の声を聴きたいと思ったけれど
無理にとは思わなかったし、
恥ずかしいだろう事は僕もよくわかるので、
もっと鳴かせようとする事はなかった。
……それに、
堪えきれず出てしまう声や、
いつもと全く違う息遣いだけで、
僕は新しい彼を知れた、と嬉しかった。
でも彼のナカに押し入った際はやっぱり苦しそうで、
謝罪の言葉が僕の口を衝いて出た。
そんな僕に、彼が首を振る。]
(やさし……)
[未知の苦痛にそれどころじゃないだろうに、
受け入れてくれるだけで幸せなのに、
そんな風に返してくれて、
もうひとつ愛しさが積もった]
[彼が力を貸してくれたのもあって、
きれいに、繋がれた。
呑み込む為に力を入れるのだって
恥ずかしいだろうに……。
本当に、
この行為が僕の独りよがりじゃない事が、嬉しい。
互いの腰がくっついてもう進めなくなったところで
こちらに伸ばされた彼の手が、
隙間の無い結合部を撫でた。
……なんかこの光景えっちだな、と思いながら見つめ、
思考が変な方に引っ張られそうなところを
落ち着かせてもらって、
でもやっぱり僕は、
彼の言葉で心身共に揺さぶられる運命だった]
[挿入れさせてもらって嬉しいけど、
それだけで終わりなんて勿論、やだった。
射精する為だけじゃない。
腰を引いて、もう一度押し入って、
彼を可愛がる為、彼の全てを知る為、
肉壁の甘さを、あられもない声を求めて、
何度も行為に耽った]
[乱れる彼の息に煽られるまま犯していたら、
馴染んで来た筈なのに、
締まりが強くなっている事にも気付く。
欲しがってくれている様なその締め付けに
かわいい、って思わない男はいないだろう。
ローブにできたシミは視界に映ったかもしれないが、
彼の顔がしっかり見れない事だけが、残念だ。
でもだからこそ切なく彼に焦がれて、
饒舌に愛の言葉を降らせられたのかもしれない。
彼が応えてくれようと口を開いて、
その最後が言葉にならなくても、
耳に蕩ける様な嬌声になったから
、
僕はどきっとした。
……ちょっと、危なかったかもしれない
]
[彼の孔の向こうの昂りも気付いていて、
ゼクスさんも興奮してくれてるんだってわかって嬉しかったけど、今は余裕がなくて構ってあげられない。
欲しいって言ってもらえたら、
そっちにも手を伸ばそうって思った。
身体を艶めかしく揺らす彼は本当にえっちでかわいくていじらしくて、愛おしくて。
興奮に煌めく瞳で彼を見つめ、
彼の言葉を待った。
―――が]
―――ぁ?
[僕とゼクスさんから生まれる音と声、
それからベッドの軋む音以外は久し振りに聴いた気がして、
一瞬、それが魔石から聴こえる仲間の声とは認識できなかった。
ゼクスさんの身体が僕より先に反応して、
その口を覆ってしまう。]
………、
[遅れて何が起こったのか理解して、
僕の心臓もドッドッと緊張を響かせるが、
どうしたらいいか、すぐに判断できなかった。
とにかく声を上げないでいればいいのかと息を潜めて……]
……ゼクス、さん……?
[再び、彼の手が僕に触れる。
指で繋がって導かれるまま彼の腰の……
僕のもので拡がってる孔の少し上に置かれたら、
背越しに彼を見つめる]
[大丈夫って、声を掛けてくれる。
僕が不安な時はいつも慰めてくれる、優しい声。
目を細めて彼の声に聴き入れば、
僕と彼の手の少し下で、
繋がったところが、もっと強く結ばれる]
んッ……
[その甘い刺激に思わず眉を寄せたけど、
続く言葉に、眉間がふっと開く。
それはさっき、僕が強請った言葉。]
ぁ……
[言ってほしいなあって僕が何となく想像したものより、
彼の声で、言葉で紡がれるそれの、なんて甘美な事か。
愛する人に種を望まれるその喜びに、
身も心も打ち震える。
さっき彼が自ら言おうとしていた事は僕は知らなくて、
ただ、僕に応えてくれたって思って、嬉しくて]
[そして、尻尾の付け根に添えていた手を辿らせて、
雫に濡れた彼の性器を緩く握る。
根元から先端へ向けて扱きながら、
もう片方の手で彼の腰を抱いて、腰を少し落とさせる。
僕が彼に覆い被さって、
その上でぐちゅぐちゅと、音を立てて突ける様に。
そうしてまた何度か腰を打ち付けて、
彼のナカを僕のかたちに抉る。
肌がぶつかる音はきっと他の誰かさん達に比べたら小さなものだったかもしれないけれど、ボロなベッドは盛大に軋み、行為の淫靡さを助長させただろう]
……は、
ずっと、欲しくて…… たまんなかったけど、
も、 ……げんかい
[やがてそう苦し気に告げ、彼を潰さない程度に覆い被さって、
ぐりゅ、と一際強く腰を押し付けた]
[―――射精の快感でびく、びくと震えながら、
彼の熱芯も握って擦り上げたけど、
彼も気持ちよくなれた、かな。**]
[ ネスに抱かれる事で、今までの関係が変わるのでは…とか、
ネスが俺を見る目が悪い意味で変わったり
思ったより良くなくて幻滅されたりする可能性も
少しはあるのだろうかと、不安に思う気持ちはあった。
でもネスは、そんな事はないのだと伝えてくれると同時に
俺を抱いている時もずっと、
俺の知っているネスのままで居てくれて。
その事にどうしようもなく、安心する俺が居た。
後ろに力を入れて中の物を軽く締め付ければ、
その度にネスの存在を感じて。 ]
(──……なるほど…
抱かれるのも……
嬉しいもんなんだな……)
[ 自分の中で相手の体温を感じる心地よさを感じて、
彼への愛の言葉を告げた。
例の針が俺に刺さってなかったのは、
救いだったかもしれない。
]
[ 魔石から聞こえてくるフィルの声も、
今は気にしていたくない。
どうせ俺達の音声は聞こえていないのだ。
だったら、今は目の前の恋人以外見なくて良い。
──ネスにも、俺以外に気を取られてほしくなくて。
強請る声はどこか甘く。
ネスの意識を俺だけに寄せるよう、響かせて。
ネスの目が俺に向く。
頷いて、キスの代わりと言わんばかりに中を押し込まれ ]
ッあっぁ んんぅ……!!
[ きゅん、と中が戦慄いて
嬉しそうにネスの物を締め付けた。 ]
(変な声、出るの…… 恥ずすぎる…っ)
[ 声が出る度に付き纏う羞恥心。
けれど溢れる音を止められなくて、
勝手に声を出す喉を呪う。
ネスの種を自分に根付かせるために
中出しを強請るという
あまりにも卑猥な言葉を告げて。
ネスの手を腰に招けば、ネスの手はそのまま俺の前を握った。
触れられて嬉しくて、ひく、と竿が揺れる。
導かれるがままに腰を落とせば、
ネスとの密着がより深くなり
結合部からの音が卑猥に辺りに響いた。 ]
ねす、…ぁあっぁっ…!い、ッ
も、無理……ッ ぃきそ…
[ 何度も腰を打ち付けられれば、
その度にぽたぽたと先端から白濁混じりの雫が漏れる。
イきそうで、でもイくならネスと一緒が良くて。
もう無理だ、と甘い弱音を吐いて
ネスのものをきつく締め上げた。 ]
…っは…!ぁっ
ああ゛ぁ…っ!♡
[ ドクン、と俺の腹の中でネスが爆ぜる。
押し出されるように俺のものからも
びゅくびゅくと白濁が散り、
俺のものを扱いてくれていたネスの手と
下に敷いていた自分のローブをドロドロと汚した。
ビク、ビク、と小刻みにひくつく中が
勝手にネスのものを最後まで搾り取ろうとする。
ネスから種と同時に注ぎ込まれた愛の言葉が
俺の思考までもを幸せで満たすようで ]
──………ッ、んぅ、ぅ……
[ 勝手に溢れた涙が、
ネスのローブにぽたぽたと水玉模様を描いて落ちた。 ]
[ ずっと、一緒。
ネスが伝えてくれるそれは、
俺が何よりも求めているもの。
こんな最中に嬉しくて泣いてしまうなんて、
あまりにも情けなかったけど
それより今は、ネスに応えようと
小さく呪文を口ずさむ。 ]
………、
[ ぽそぽそと、殆ど音になってないようなそれが紡がれて。
ネスからも見えるだろう。
俺の腰の上に、華のような紋が光って現れたのが。
じわりと滲むような水色のそれは
俺がネスただ一人のものであるという証の紋。 ]
いやフィル、それは可愛すぎねぇか?
[真顔でそんな本音が出てしまったのだからしょうがない。
いや、猫耳ってここの研究所どんだけマニアックなんだよ。
いや猫耳はマニアックなわけじゃねえけど。
とか何とか、渋い顔で平静を装う自分自身の頭にも
髪色同じくロマンスグレーの耳と
尻にはふさふさの尻尾が生えていて
なにやらそれが狼的なものだろうということや
まして、尻尾がゆらゆら揺れているなどと
先に知るのはこちらを向いているフィルの方なのだが*]
[僕の願いを受け入れてくれただけで嬉しかった。
だから抱かれるのも嬉しいって……
そんな事を思ってくれているなんて、
知ったら喜びが振り切れた事だろう。
でも言葉にされなくても、
彼がただ受け入れてくれるだけじゃないっていうのも伝わっていたから、僕は十分に幸せだった]
[仲間の声もそっちのけにしてしまいながら、
二人だけの世界で甘い言葉を交わす。
身体ももっと深く繋がらせて、
彼の艶めいた声に、甘い締め付けに、
煌めきが増すばかりの瞳を細める。
彼のこんな声を聴いたのは僕だけで、
こんな風に性器に縋られたのも僕だけだって、
今後もこの事実だけで勃ってしまいそうな気すらする。
彼の雄の部分も手で愛しながら、
種付けの為に、深く、強く愛したら
彼の限界も近い事が言葉から、
僕の手を濡らす雫からも伝わる。
……先にイってくれても誰も責めないのに、
我慢してくれるその姿が本当に愛おしくて]
[こんな人が僕の恋人になってくれて、
僕だけのものになってくれるなんて、
少し前までは考えもしなかった。
優しくて頼りになる仲間、と
思うに留まっていたのに。
もうそんな関係には戻れなくて。
彼が欲しいって、
僕だけのものにしたいって気持ちのままに、
彼のナカを、僕で白く白く塗り潰す。
一際好さそうな声と、手から溢れる彼の快楽、
それに僕の子種を搾り取ろうとする襞の動きは
僕の頭を彼でいっぱいにする。
他に何も入る隙間が無くて、
きっと、魔法をかけるにはとても都合がよかっただろう]
[興奮と幸福と快楽で乱れる息に
簡単に掻き消されるくらい、小さな呪文。
僕には聴こえないまま、
彼のナカで吐精を続けていたが、
ふと、抱いた彼の身体が光って見えた。]
……、ゼクスさん……
[緩く身体を起こしてそこを見下ろせば、
見た事もないくらい美しい華が咲いていた。
僕の独占欲がこんなにきれいなかたちをしているなんて驚いた。
それともこのかたちは、彼が全部決めるんだろうか。
それなら、色が僕の瞳の色に近く見えて嬉しいし……
どちらにせよ、彼にとてもよく似合う。
塗れていない方の手でそっと、その華に触れる]
[ようやく彼の目元を濡らすものに気付いて、
まだ繋がっていたい気持ちを押して、彼から腰を引く。
ぐちゅ、といやらしい音がして栓が抜ければ、
そこらが零れたもので白く濡れる。
まわりにもざっと目を向ければ、
彼の目元や頬だけじゃなくて
僕のローブも濡れていた事を今更知って、]
ゼクスさん……
[彼の身体に跨ったまま、そっとその頭を撫でる。
痛かったかなとか、苦しかったよねとか、
恥ずかしかったかなとか、ちょっとやだった事もあるかなとか、
彼の気持ちをいっぱい想像して、
目を細めて少し難しい顔になって、]
ありがとう……
すごく、嬉しい。
僕、幸せだよ……
……かわいかった。だいすき。
[でも出て来たのは、そんな愛の言葉だった。
彼の身体を気遣いつつも、平気そうなら抱き起こして、
言葉だけじゃ伝えきれなかった気持ちを表現する様に、
彼の顔の涙の跡全部に、キスをしただろう。*]
へっ???
な、なんだよいきなり...っ
......!?!?
[唐突にそんなことを言われて
じわり、と顔を赤くしたものの。
視界に入ったバドの姿にポカンとする。
耳。
なんだか獣人めいた...狼っぽい感じの
もふもふした耳が頭上から生えている。あと尻尾も。]
ば、バド、なんか...耳が...尻尾も...
本物か???
[思わず近づき、彼の尾に触れようと手を伸ばす。
これも罠なんだろうか...ということはもしかして...
おそるおそる自分の臀部に手を当てて。]
うっわなんだこれ
[やっぱなんか生えてる。
猫の尻尾っぽいもんが。
自分からは見えないが
たぶん上にも生えてるんだろう耳が。]
なんだこの罠...
いや触手に比べりゃ平和だけど......
[さしあたって害がないのならいいのだけれども。
しかしなんだこれ。開発者の趣味か?
半目でため息をつき。**]
[ ネスの精が中に吐き出され、
それを根付かせるための魔術を自分に施す。
魔力に敏感だからこそわかる。
じんわりと染み渡るように、
自分にネス固有の魔力が根付いたのが。
自分の腰を見る余裕がなくてわからなかったけれど
水色に光っているとしれば
ネスの心の清純さをよく表していると感じたことだろう。
自然に溢れて頬を伝っていた涙は、
嬉しさと快感で勝手に溢れ出たもので。
泣いているの、と指摘されてしまえば
ぶわ、と耳まで赤い顔を更に赤く染めた。 ]
……っ泣いてねえ…
[ こんなもの、勝手に出ただけで
俺が泣いたわけではないと、意地を張って顔を反らし ]
──ッぁ……!
[ ネスが腰を引けば、
ずるりと中に埋まっていたものが引き抜かれ。
彼の性器に追従するように、
中に出された精がトロトロと溢れて太腿を伝う。
今まで腹の中にあった熱いものが取り除かれたぶん、
なんだか冷えた気がして
ふるりと体を震わせて、濡れた孔をひくつかせた。
抜かれたはずなのに、
まだネスのものがそこにあるかのような
感覚の名残が腹にある。
名を呼ばれて頭を撫でられれば、
その掌に頭を自分から寄せるようにして
ふ、と頬を緩めて笑った。 ]
俺も……
抵抗がなかったっつったら嘘になるけど…
でもいざお前に抱かれたら…その……
嬉しかったし、気持ちよかった…。
[ 抱き起こされれば、自分からも起き上がり。
上手くたたない膝と腰をローブの上に下ろしたまま、
ネスの手を握ってキスを受け入れた。 ]
おしおきだな?
[ そう告げると、ふー…と長く息を吐き。
数秒何かを考えたあと、
ベッド下に落としていた自分の鞄から
桃色の魔導具を手繰って取り出した。
何の変哲もない楕円のそれに唾液を垂らすと、
まるで粘土のように柔らかくうごめいたソレは
男性器を模した形へと変化する。
よりにもよって一番茶化してきそうな相手に
よりにもよってな会話を聞かれた可能性があるのだ。
かわいい恋人のやらかしには、
当然おしおきが必要だろうと
にっこりとどこか楽しそうな笑みを浮かべた。** ]
[泣いてないってそっぽを向こうとする彼に、
え、だって、とその顔を追い掛ける為に腰を引く。
繋がっていたところから零れた白い精も、
彼が身体を震わせる様子も、
濡れたままひくつくその孔も、
どれも煽情的だったけれど。
僕は射精後の倦怠感も軽いまま、
彼の涙に意識が持って行かれて、
彼を労わる様に頭を撫でる。
この掌に彼からも頭が寄せられる感覚に浸りながら、
幸せな気持ちを、彼への愛おしい気持ちを吐露した。
彼が笑ってくれて、
嬉しかったって、気持ちよかったって
小さな声で告げられれば、
僕も目元と口元を蕩けさせて、
抱き起こした彼の涙の跡を僕の味に変えていった]
[正直、ゼクスさんを抱いたって事は
仲間に知られても僕は問題なかった。
同性が好きだって事すら隠していたけど、
ゼクスさんとなら、付き合ってるって事を
誰にも隠さなくて大丈夫だったんだ。
元々同性だし、みんなもそんなに気にしないんじゃない?と。
でもゼクスさんは気にするだろうとは思っていた。
特によくじゃれあっているフィルくんに聞かれたなら、
すごい気にするだろうな、と]
えっ?
[だから彼が怒るのは真っ当だと思ったけど、
おしおきと言って取り出したなにかに、
僕はびくっとしてしまう。
多分見た事はなかったそれは、
彼の唾液を浴びると形状を変えて―――]
いや、なにを、
何を持って来てるの、任務に!!
[ソレ、外で使う場面ってある??!と
混乱した僕は笑みを浮かべる彼の胸を押して、
脱鼠の様にそこから逃げ出した]
[部屋から一人で出るのは危険だと無意識にわかっていたからか、そこを避けて部屋の隅に逃げてしまって、
逃げ場がなくなったら、彼を振り返る]
……おしおきって、なぁに?
[今からおしおきを受ける人間の瞳とは思えない様な色で見上げて、そしてきっと、彼の言うおしおきを、僕は甘んじて受け入れるんだろう。*]
[ やわらかいネスの頬を摘む。
パニックを起こして俺を見上げるネスは、
こんな時でもどうしようもなく可愛くて。
自然に心に浮かんだのは、
どうせもうどうにもならないのなら
コレを機にネスと更にイチャついてしまおうか。という
どうしようもない発想だった。 ]
ん?聞こえなかったか?
おしおき。
[ びくりと体を震わせて声を上げるネスに、
俺は再度逃さぬように告げる。
彼の目の前で鞄から取り出したのは、
見るからに通常の任務には必要のない
所謂大人の玩具というやつで──…… ]
……おっ…と
[ 驚いたのか、俺の胸を押して逃げるネスを、
愉しそうに目で追った。 ]
コレなぁ。
俺が最初から持ってきてたわけじゃねえんだよ。
[ ネスのつっこみはあまりにも至極真っ当だ。
だからこそ、俺は肩を揺らして笑いながら教えてやる。 ]
本格的に探索する前、
ロビーで見つけたんだよ。
わざわざ一つずつパッケージングされて、
まるで来客に配るんだ…って
言わんばかりにカウンターにあってな。
んでコレ、この研究所産じゃなくて
ただの市販の玩具だ…ってのは知ってたからな。
ちょっとパクったんだよ。
[ それこそ、同じものが以前ネスと行った夜の店に並んでいた。
未開封のままだったから、
土産に持ち帰ってやろうとその場で鞄に入れたものだ。
部屋の隅に逃げ込んだネスに、
もう立つようになった足でゆっくりと歩み寄る。 ]
[ おしおきってなに、と
追い詰められた獲物のようなシチュエーションで
けれど俺に尋ねるネスの目は、
決して追い詰められた獲物のソレではなく。
再びネスの腰を捕らえんと片腕で抱くと、
先程男性器の形に変形させたそれを
ネスの顔の前に持ってきた。 ]
…コレ、
ただのお手軽ディルドじゃねーんだけど
何が違うかわかるか?
[ ネスの問いに答える前に、そんな問いかけを。
どこからどう見てもただの男性器ではあるのだが。
実はこの玩具、使用者の体情報を得ると
その対象の性器を真似て形作るというジョークグッズなのだ。
まぁとはいえ、見ただけでネスにもわかるかと言われれば
かなり怪しいものではある。 ]
[ 抱いたネスの腰を擽るように、
指先で撫でて。
再び彼が衣服を身に着けていたのなら、
ズボンの中に手を入れてその割れ目をなぞる。 ]
……さっきお前の魔力を受け入れたせいか、
もしくは2回位イッたせいなのか…
今俺、すげー調子いいんだよ。
[ 今日、タコと戦ったあとに一度触れただけだった彼の蕾を
つんつんと触れるだけ触れて。 ]
この近くにもう魔物は居ない。
あと数部屋… コレ中に入れたまま、探索してみようか。
それで許すよ。
[ そんな最低なことを、にっこりと告げてみようか。
実際感覚は冴え渡り、今ならちょっとした悪ふざけをしても
敵や罠に不覚を取ることはないだろう。** ]
[淫らに媾い、甘い時間を過ごし、
現実に引き戻されつつも、
いつもの空気感も好きだった。
でも僕が交信を切り損ねていたせいで、
彼を怒らせ……いや、怒ってはいない様だった。
おしおきをする、と念を押される様に繰り返され、
取り出されたものを見て、思わず逃げてしまった。
そうして彼は、
その手にしたものの出処を語る。]
え、そんなものあったの……
[真面目な彼の荷物に元々入っていた訳ではない事は
なんだかほっとしたけれど。
市販品とはいえ、この研究所で見付けたものと聞いて、
大丈夫かなそれ、とちょっと訝しむ。
それになんか、そのかたちって何か見た事ある気がするんだけど……気のせいかな。気のせいだよね]
[隅に逃げ込んだせいで、
歩み寄る彼から逃げる事ができない。
……元々、本気で逃げ回る気もなかったけれど。
近付いた彼の腕に腰を捕まえられて、
目の前にさっきの玩具が差し出される。
「違い」を問われて、見つめて……]
……わ、かんない……
[そっと目を逸らす。
やっぱり、ゼクスさんのものに似てる、って
思ったけど、そんな風に見えるだけかもしれない。
からくりに気付くほど魔具に精通していないから、
ただ単に、僕の願望がそう錯覚させているだけだと思った]
ん、ん……
[腰を擽る指先がこの先を想像させるけど、
ゼクスさん今日もう何回も出してたし、
そういうんじゃないよね、と
逸らしていた目を伏せる。
ちゃんといつも通りの着こなしに戻していたズボンの中に手が潜り込んでも、奥までなぞられても、
切なく睫毛を震わせる]
……?
[調子がいい、と聞いて、
体調が悪くないのはよかったと思ったけど、
何の話かぴんときていなくて。
与えられる緩い刺激に、
ぴくぴく、と反応しながら、彼を見上げた]
[そして明らかにされたおしおきの内容。
理解するのに数秒―――]
は……
はあ?!
[いい笑顔で告げる彼とは反対に、
ぼんっと頭から湯気が出そうなくらい真っ赤になる。
いやこんなの入ってたら、
歩くのもままならないでは?と
想像して、ううぅ、と小さく呻く]
……ゃ、やだ。
って、言ったら……?
[悪あがきで彼を見上げる瞳は、微かに滲む涙で煌めく。
捕らえられたままの身体は彼に身を委ねきっていて、
彼も抵抗を全く感じないだろうけど。*]
[ この研究所が扱っている研究内容だけに、
おそらく他の部屋を漁っても
面白いものが沢山転がっているだろう。
訝しんで手の中の玩具を見るネスに、
頷いて面白そうに笑う。
どうせなら、帰るまでに幾つか面白そうなのを探して帰ろう。
そうすればまほらまの結晶が見つかるより先に
鞄がいっぱいになる可能性すらある。 ]
……ふーん…。
わかんねえか。
[ 普通のディルドとの違いがわからない、と
恥ずかしそうに目を逸らすネスに、
それならそれで考えがあるな。と
やはり機嫌は良くなるばかりだった。 ]
[ 既に二回ほど射精している身ではあるが
ネスを抱こうと思えばいくらでも復活させられる。
…まぁしかし、
今はせっかくのおしおきタイムだ。
素直にただ抱くだけではつまらない、と
ネスの蕾に指で触れて。
ただ表面を触れているだけなのに
小さく震えて反応するネスを見ながら
俺は思いついたおしおきの内容を教えてやった。
最初はきょとりと俺を見つめていたネスの顔が、
次第に一気に真っ赤に染まる。
跳ね上がった声は動揺を表し、
俺はその反応の良さに可笑しそうに肩を揺らした。 ]
ふ、……っくく……
んー……そうだなぁ、ヤダって言ったら…
どうしようか。
[ 真っ赤に染まる顔と、抵抗に潤む瞳が可愛らしい。
そんな顔をされたらもっと虐めたくなってしまうのに、
ネスはきっと何もわかっていないんだろう。 ]
[ つぷ、と指先を蕾に潜らせる。
先端を浅く出入りさせ、
ネスの蕾の皺を左右に引っ張り
悪戯に入り口の敏感な皮膚を弄んで。 ]
──もっと過激な方がいいんだ、って解釈して
町中で同じことしようって言い出すかもしれねえけど
どっちがいい?
[ 別に、俺としてはどっちでも構わない。
玩具を入れてろくに歩けないネスの腰を抱いて、
夜の路地を歩いたっていい。
意地の悪い選択肢を生やすだけ生やせば、
匂いのないゴムのような玩具をネスの口元へ運ぶ。 ]
見たいんだけどな。
ネスの可愛い姿。
…ほら──……
舐めて?
[ 俺のものと同じ形の、
普段ネスを犯しているソレを模した玩具を
ネスの色づく唇に押し当てる。
口を開けるよう促せば、
素直に言う事を聞いてもらえただろうか。
壁際に逃げたせいで、もうほかに逃げ場はない。
どうする?と言わんばかりに首を傾げながらも
ネスの後孔に当てる指は
徐々に彼の中に埋まり初めて。
先程ココに触れた時の焦る手付きとは違う、
ネスの快感を煽るためだけの手付きで、
”おしおき”と称した睦み合いを始めようか。** ]
[さっきまで冷や汗だらだらで狼狽えまくってたのに、
今は僕がどんな反応をしても、楽しそうに笑っている。
おしおきの詳細を教えられた僕の反応は、
彼にとってそれはそれは機嫌がよくなるものだっただろう。
嫌だって言ったらどうなるんだろう、
ちょっと優しい代替案が出てくるかもしれない、と
一縷の望みに賭けて問うてみたが、
それも彼は面白かったみたいで。
嫌な予感がした。
でも、彼の言う事なら怖くはない
]
[表面を触っているだけだった彼の指先が、
僕の身体の中に入って来る。
簡単にその低めの体温を呑み込んで、
外の皺を引っ張られれば、膝ががく、と震える]
ぅあ、………ん
[崩れる様な事はなかったけれど、
彼の腰あたりの服を掴んで、身を捩る。
……今、なんて言った?
快感に意識を持って行かれて理解が遅れたけれど、
代替案は優しいなんてものじゃなくて、
もっと、]
……いじわる、だ。
[口元に差し出された生々しい無機物を見つめて、そう零した]
[可愛い姿が見たいなんて乞われたら、
口を開かない選択肢は無い。
否、そんな事言われなくたって僕は、きっと彼に従った。
だって彼が望むなら、
何でもしてあげたいから]
ん、 ふ……
[ちょっと躊躇っている間に後ろの彼の指は奥へ潜っていって、快感に耐える様に彼に身を寄せて縋ったけど、
それでも舌を出して、彼の手のモノを舐める。
ぺろぺろと先端を濡らせば、
よく知る味の様に感じたけれど……これも気のせいかもしれない]
[口をもう少し開いて、
くびれたところまでぱくりと食べてしまう。
ぬるぬるに濡らして、喉奥まで咥え込んでみるけど、]
(……やっぱり、違う、かな)
[ゼクスさんのものとは違うと思えて、顔を引く。
玩具から僕の口まで唾液の糸が残っていたから、
指でぴっと切りながら、彼を見上げた]
……いれて、いいよ。
おしおき、して?
[僕ももうおしおきなんて考えてない。
彼から与えられる気持ちいい事ならなんでも欲しいって、
そんな気持ちで僕自ら、”おしおき”を促した。**]
[素直に口をついて出た自分の言葉はさておき
頬を染めるフィルの頭には猫耳がピコピコと揺れている。
困惑し近付いてくるフィルの伸ばした手には、
狼耳やもふもふのしっぽが確かめられるだろう。
ふわふわのしっぽが手の中でうごうごとしている。]
さっきの煙だろうなぁ?
なんつーか、そういう趣味だったんかねぇ。
[こういう世界だ、獣人だって居ないわけじゃないだろうが。
一定数、夜のそういった情事での獣耳やしっぽが好まれる
いわゆる性指向があるのも間違いない。
事実こうやって猫耳しっぽを生やしている恋人は、だいぶ可愛い。]
やましい罠よりは安全そうだな。
いやまぁ、充分やましくはあるけど。
猫耳しっぽも可愛いくていいじゃねぇか。
[ふわふわのしっぽを右に左にとひょこひょこさせながら
半目のフィルに笑みを返した。
猫耳しっぽ、十分似合ってるぞと告げると手を伸ばし
その愛らしいしっぽをゆるりと掴む*]
[ さっきまで、真っ赤になってネスの手で
可愛がられていた癖に。
立場が変わった途端
こんなにもネスを追い詰めようとするなんて、
調子がいいなと自分で思う。
けれど仕方がない。
俺はネスに可愛がられるのも好きだが、
同時にネスを可愛がるのが好きで仕方がないのだ。 ]
可愛いな、ネス……。
[ 体の内側を撫でられて、
膝を震わせて俺に抗議するネスは
俺に抵抗する口ぶりとは裏腹に、
仕草は俺を求めるかのよう。 ]
[ 卑猥な玩具を突きつけられたネスの唇が、
僅かな戸惑いのあと、おずおずと開かれる。
赤い舌が玩具に這い、
これから彼に入るソレを舐めて濡らす様子は
自分のもので見慣れたはずのソレなのに。
普段よりずっと距離が近いからだろうか。
酷く艶めかしく見えて。 ]
……へぇ…
…いいな、コレ。
普段俺のものを舐めてもらう時
顔が遠い分見えなかった表情も今はよく見える。
[ 咥えられた玩具を軽く前後させれば、
カリ首がネスの唇の形を歪め
くぷ、と小さな音を立てた。 ]
[ やがて、ネスの唇が玩具から離れれば
唾液で濡らされた玩具からネスの唇に透明な橋がかかり
俺を見上げるネスの口から、
極上の誘い文句が告げられる。
まだ濡れた唇に顔を寄せると、
普通の口付けの代わりにその下唇を軽く吸った。
じわりと赤く色づけば、
再び湿らせるようにネスの唇を舐めて
後ろに入れていた指をゆっくり引き抜いた。 ]
…ん。
ネス、こっち…
[ 玩具を、先程孔に触れていた方の手に持ち替えて。
空いた手でネスの顎を掬い、
目を合わせるように俺へ向けて。 ]
挿れられてる時の可愛い顔、見せて。
[ 孔に、玩具を充てがう。
ぐ、と力を込めると
ネスの入り口をゆっくりこじ開けるようにして
卑猥な玩具を彼の中に沈めていった。
視線は、ずっと彼の表情に縫い付けて。
些細な変化すら全て見てしまおうと、
楽しげに口角を緩ませて。
狭いネスの内側を、
慣れた太さに変えていく。
根本まで沈み切るまで手を止める事はなく、
沈みきった玩具を固定させるよう、
ネスの下着をズボンを整えてボタンを止めた。
俺が手を離しても、玩具の根本には軽い凹みがあり
プラグほどではないにしろ、
自分からひり出さない限りは抜けにくく出来ている。 ]
[ ネスの様子はどうだろうか。
そこまでちゃんとできたのなら、
最後に一度、触れるだけのキスをして。 ]
…それじゃあ、
探索を再開しようか。
……ちゃんと歩けるな?
[ にっこりと微笑むと、
玩具の埋まったネスの腹を指先で擽り
そのままネスの腰を抱いて、
必要な荷物も持ったなら
部屋の入口へ向かおうか。
歩む速さはネスに合わせよう。
彼の足取りや表情を見つめながら行くのに、
急かす必要はないのだから。** ]
[思わずバドの方に手を伸ばせば
ふわふわもふもふの狼尻尾が手の中に収まった。
どこまで本物再現してんだか
どういう仕組みなんだかは知らないが
割と触り心地は良い。]
だろうな。
いやまあ...ひとまず害なさそうだしいいけど...
うわすげーふわふわ...
[何というかフェチ的なものを感じる。
バドにキリッとした狼っぽい耳が生えてるのは
まあ似合うっちゃ似合うんだけど若干シュールだ。
これほっといたら勝手に戻んのかな...
もふもふを撫で回しながらそんなことを考えていると。]
いや可愛いか?...
んにゃっ
[いや猫耳は可愛いと思うけど己に似合うかと言うと疑問が残る。
そんなバドがおもむろに
こちらの尾に手を伸ばしてきて、
掴まれてびくっと体が跳ねた。
仕組みは謎だがちゃんとそこにも神経が通っている
...というかなんなら他より敏感な部位みたいで、
それこそ猫のような声を漏らしてしまい。
かあ、と顔を赤くした。]
あっ、ちょ、急に触んな...よなっ...
なんか、むずむずするって...
[スルリと手の中から尾が抜け、
彼の手の甲をぺちぺちと叩いた。*]
[彼を可愛がるのが好き。
可愛いって言ったり、甘やかしたり、撫でたり、寝かしつけたり。
でもそれと同じくらい、
彼からの「可愛い」も僕は好きだ。
彼に初めて可愛いと言われた時から不思議に心地よく感じていたけれど、今は、僕自ら欲しいと心の奥で想っている言葉のひとつ。
だからこんなに追い詰められた状況でも、彼の「可愛い」は、僕にとって嬉しいもので……]
[だから、という訳じゃないけど、
彼の言葉には従ってしまう。
いつもの口淫の様に舐めたけど、
ふと、彼が上機嫌な声を漏らす]
ん、っぅ
[何を言い出すのかと思えば……、
僕がすごくやりにくくなる事実が述べられる。
舐めるのを止めようかと思ったけど、
彼の手で揺らされた玩具が唇を擦って、
小さくも淫らな音を立てる。
こんな事でまた煽られて頬の色が濃くなってしまうなんて、
もう生涯、彼のする事に慣れるなんて事ないんだろう]
[玩具への愛撫もそこそこに口を離し、
おしおきしてほしいって伝えれば、
僕の顔に彼の影が落ちて、]
ふ……
[キスをされるかと思ったけど、
与えられたのはそれよりももっと浅く、淫らな触れ合い。
彼に吸われたところだけきれいに色づいて、
そこをもう一度舐められれば、
ぴくん、と肩と下肢が震えて反応してしまう。
後ろを埋めていた指がゆっくりといなくなって、
小さな淋しさと、煌めく様な期待が胸に湧く]
……ぇ?
[顎を取られる事はそう不自然でないと思ったけれど、
わざわざ「こっち」と言われては、なんだろう、と僅かに首を傾げる。
でも彼を訝しむ様な気持ちはなかったから、誘われるまま、まっすぐに彼を見つめて]
[続く言葉を、理解する前に後孔に濡れた無機物が充てられて。]
あっ……
[彼と目を合わせたまま、
押し入る質量に濡れた声を上げてしまう。
表情もきっとその声に相応しいくらいに乱れて、彼のものじゃないのに彼のかたちに拡げられていくのを感じる度、締まりなく、情けなく、それでいてわかりやすく「気持ちいい」って顔になっていった]
ふ、ぁ……、
[彼の視線が僕には刺激が強すぎて、
途中でそっと目を伏せる。
でも彼の手から顎が外れない様に、自らの身体を留める。
髪をふりふりと揺らし、
羞恥から僅かに濡れた睫毛を震わせ、
彼の色に染まった唇はずっと開いたまま、
絶え間なく熱い息を、時々甘い声を吐く、姿。
彼だけに見せるその姿を、包み隠さず見てもらった]
[休む間もなく奥まで挿し込まれたら、
彼の手で衣服を整えらえる]
……ぅ、
[ナカに入ったまま服を着るなんて事はなかったから、
それだけで大分違和感がある。
思わず小さく呻いて彼を見上げる。
抜いてほしい訳じゃない……いや、抜いてほしいかほしくないかで言えば抜いてほしいけど、そうじゃなくて……
今は何とか立ってられるけど、
お腹の中はいっぱいだ。
これで歩く?本当に?できる?と
戸惑いと不安と他なんか色々混じった様な表情を、
僕はしていただろう]
[そうして、スタートの合図の様なキスが落とされる]
……、ぃや、
むりに決まってるじゃん……
あっ、や、触っちゃ、だめ……
[微笑む彼を軽く睨んで抗議したが、
お腹に触れられたらびくんっと面白いくらいに反応してしまう。
自分で一歩を歩けないでいたら、彼が僕の腰を抱いて、荷物もちゃんと持って入り口の方へ誘導する。
一歩を踏み出したら、ぐり、と玩具がナカの変なところを擦って、僕は思わず彼の腕を掴んでしがみつく]
あ、あ、これっ、だめ……
ん、 ぅう……
[それでもなんとか、彼が励ましてくれるなら、頑張って歩こうとする。
別に突かれてる訳じゃないのに、僕が僕の意思で歩く度、快感をこの身に広げしまう。
彼は僕の歩幅に合わせてくれるけど、
僕は段々前かがみになって、
何度も声を漏らしながら、
ようやく、入り口に辿り着く。
その頃には軽く息が上がってしまっていた]
……敵に、襲われそうになったら、
守ってね……?
[涙で濡れた瞳に滲むのは、彼への信頼。
ここでは命の危険がなさそうだから、
このまま進む事を、
僕はここで改めて決意した。**]
[もふもふと触られていると
どうやら感覚も通っているようで。
あんまり触られるとむず痒いというかなんというか。]
結構、忠実に本物再現してるっぽいな。
なんだろうな…単純な変化の薬か…
いや、としても神経まで通るってのは……
[薬品的なものなら錬金術で解明したいし
魔法的な事ならなおさら原理を知りたいものである。
研究心をくすぐられながら耳をぴるぴると揺らす。]
いや、可愛いだろ。
[──いや、可愛いだろ。
大事な事なので二回言ってしまったが。
普段生えていない猫耳しっぽがしっかり生えているのは
なかなかに愛らしい。
おもむろに掴んだしっぽにびくりと反応して
猫のような声が聞こえる。]
ほぉ〜…鳴き声も猫になっちまうのか?
猫って尻立たれかれたがるっていうけど
どうなんだ? 試してみるか?
[興味津々とばかりに手の甲を叩く尻尾を軽く撫で
ニヤニヤと揶揄うような顔でフィルを見て*]
[バドの方も触られるのはくすぐったいのか、
先程から耳がぴこぴこと動いている。
合間にゼクネス組からの魔石通信を挟んだりなどしつつ、
暫し手の中でもふもふを堪能し。
尻尾を掴まれれば妙な声が出てしまい、
咄嗟にバドの方を見れば
興味深い、と言いたげな視線を向けていた。]
そんな強調するほどか!?
や、今のは違くて......
はあぁっ!?
バカか叩かれたがるわけねーだろっ
[いつも通りのニヤニヤした笑いで
バドが変なことを言い出したので
ぶわ、と顔を赤くして噛みついた。
いや猫のことは知らねーけど。
別に耳生えたからって心まで猫になってるわけじゃない...ないと思う...多分...
が、どうも尾を撫でられているだけで
なんとなく力が抜けてしまうのは
やっぱ腐っても(?)エロいトラップだからなんだろうか。
俺がそもそもバドに触られるのに弱すぎる可能性も
まあ...否定できないけども...
]
(う〜......)
[なんか、変だ。さっきシたばっかなのに。
むずむずするっていうか、
バドにもっと触ってほしくて仕方がない。
無意識に尾がバドの手に絡み付き、
撫でて撫でて、とねだるようにすり寄る。
ごろ、と喉こそ鳴らないけれど、
そんな物欲しそうな表情をしていたかもしれない。**]
強調するほどだなぁ。
いや、まあいつも可愛いけどな。
[なにやら赤い顔で、その上なんだか物欲しそうに
こちらを見つめてくる表情に素直に答える。
だってかわいいに可愛い猫耳しっぽが生えたら
そりゃあ可愛い
が過ぎるだろう。
なんて言ってる間にも手から離れたはずのしっぽが
するすると手に絡みついてくる。
ふむ、とその手を伸ばして尻に武骨な手を添えて。]
触ってほしいのか、ねこちゃん?
[さわさわと軽く撫で上げる。
何度かふにふにと揉んでみたりもして。]
...な、うぅ...
[あまりにバドがてらいなく答えるものだから、
むず痒さを隠せずにもぞもぞしてしまう。
自分から生えた尻尾が
バドに絡み付いていることに気づいたのは
その手が尻の方に降り、
さわさわと撫で始めてからで。]
えっ、あっ、
ち、ちが
...んん...っ
[揶揄うような声にぶわわ、と顔が熱くなり
本音と裏腹な否定が口をつく。
そのくせ尻尾は撫でられてゆるゆると左右に揺れはじめ、もっと触ってと訴えているようで。
とろん、と瞳が熱っぽく潤みかけた刹那
尻揉みしだいていた手の動きが変わる。]
[ 俺に触れられている時のネスも
俺に触れている時のネスも
どちらのネスからも、同じだけ気持ちが伝わってくる。
俺が好きだ、と目で伝えてくれている。
だから、もっとその顔が見たくて。
俺に愛されて、虐められて
されるがままを受け入れているネスの顔が見たくて、
彼の顔を捕らえたまま、玩具を中に沈めていく。 ]
──……、
[ 揺れる睫毛が、赤く染まる頬が
恥ずかしいと訴えて居るのに。
その表情とは裏腹に、俺を振り払うことなく
全てを晒す恋人の姿は、どこまでも愛おしくて。
ゾク…と、腰の奥深くに熱いものが貯まる。 ]
[ 埋め込んで衣服を整えてしまえば、
表面上はいつものネスでしかなかっただろう。
違うのは、ネスの表情と仕草だけ。
些細とは言えない程の仕込みを施したネスに触れ
行こうか、と探索の続行を告げれば
可愛らしく睨んで抗議されてしまい。
そんな仕草さえ可愛くて、
俺は愉しそうに笑ってネスの体を支えてやった。 ]
…そうか?
大丈夫、ほら……
支えてるから、ちゃんと任務しないとな。
[ ほんの少し歩くだけで、ネスの体はよろめいてしまう。
切なく声を漏らす様子をじっと見てみるけれど、
その顔に浮かぶのが苦痛ではないのを確認すれば
くす、と小さく笑って。
部屋の入口までのほんの短い距離を、
ネスに寄り添いながら歩んでいった。 ]
[ 扉を開ける直前、ネスから言われたのは
俺への信頼がなければ成り立たないような言葉で。
俺は頷いてネスの額に口づけると、
そのまま彼の髪に頬を寄せた。 ]
当然。
…大丈夫。調子がいいって言っただろ?
今ならどんな魔物も先に気付ける。
お前に傷ひとつつけないどころか、
危険な目にも合わせる気はない。
[ それは強がりでも何でもなく、本当のことだった。
ここに来たばかりの時は、
あんなタコすら探知できないほどに
ここの施設との相性が悪く何もわかっていなかったが
ネスに抱かれた後、
俺の中にネスの魔力の紋が根付いたおかげか
今ではあいつの死骸の位置すら探せそうなほどだった。 ]
[ 二人で廊下の方へと歩み出る。
幸いここらは瓦礫も少なく、更に言えば魔物も居ない。
さっきタコの死骸を持っていった魔物が気にはなるが、
あいつの気配もここにはなく
階段から上下どちらかに移動したのだろうと察せられた。
つまり、ここから先俺が気にするべきなのは
大量に仕掛けられたこの施設の罠だけで。
しかしそれも、わかってしまえばどうということはない。 ]
まほらまの結晶が見つかるか…
もしくは、ここの先の部屋が調べ終わったらか
どっちかクリアしたら、
コレ
抜いてやろうな。
[ コレ、と言いながら、ネスの尻に手を回し
丁度玩具があるあたりを、指でトントンとノックする。
みっちりとネスの中を埋めるそれを、
軽く上下に揺らすよう
そのまま指でぐにぐにと押し込んで。
そんな悪戯を施しながら、
彼を最初の部屋へと連れて行こう。 ]
[ 次の部屋までは、5mもないほどの短い距離。
少しだけネスから離れて先に入り口へ行くと、、
入り口に仕掛けられた罠を簡単に排除してしまう。
かかってやってもよかったが、
今この状態で俺が戦力外になるのは流石に避けたい。 ]
ネス。
おいで。
[ 危険を排除し、ネスの方へ振り返る。
両手を広げて彼を待てば、
彼はちゃんと歩いてこれただろうか。 ]
[ 歩いてこれたなら、二人でこの先の部屋──
研究材料らしきものが雑多に並んだその部屋に
目的のものがあるかを探してみようか。** ]
どした、えらい大人しくなっちまって。
……恥ずかしいか?
[もぞもぞする姿にくすくすと笑むと
柔らかな薄い尻を堪能するように撫で
返ってくる裏腹な反応に口端を持ち上げる。
うねうねと左右に動くしっぽは
もっと触ってほしいと訴えているみたいだ。]
ほんと、そういうとこ可愛いよなぁ?
[食べてしまいたくなる、というのは
今だけ感じている被食者の性なのか
キュートアグレッションというものなのか。]
[口淫する姿も、挿入される顔も間近で彼に見られて
、
でも、見てくれて嬉しいって、思ってしまう。
見た目だけいつも通りに整えられて、
彼に歩を促されても、うまくできない。
さっきは自分でおしおきしてなんて言ったくせに。
でもだって……
こんなに歩けないとは思ってなかったんだ。
お尻の中で蠢く快感に足をもつれさせたら、
彼が支えてくれたけど、その表情は愉しそうで。]
……、
[助けてくれるのも気遣ってくれるのも嬉しいけど、
「ちゃんと任務」なんて、最後の一言は仕掛け人が何を言うのかと、僕は不服そうな顔になる。
でも、でも……
僕が逆の立場ならきっと、似た様な顔をしてしまうだろうと想像できてしまったから。
彼の力を借りる事を是として、
よたよたと変な足取りで歩いて行く]
[入り口の前で彼への気持ちを示せば、
彼はしっかりと頷いてくれて、
額に唇で、髪に頬で触れてくれた。
そうして誓ってくれた言葉に、]
ふ、ぇ
[僕は乙女の様に胸を高鳴らせてしまった。
かっこいい、って、唇だけで呟いて、彼を見つめる。
先に気付ける?本当に?すごい。
彼と感覚を共有している訳ではないから
実際の調子のほどは明確にはわからなかったけれど、
僕の言葉にこんなに自信を持って応えてくれる彼を
疑うなんてとんでもなかった。
もう、信頼してついて行く気しかなくなった]
[扉を開けて、外へ出る。
部屋の中と違って、前後左右を気にしなければいけない空間はちょっと緊張したけれど、彼の様子を見て、近くに危険はなさそうだと安堵する。
あたりに注意が行けば気にならなかったのに、
ほっとしたら、動いていなくてもお尻の方が気になる。
彼がコレを抜くタイミングを教えてくれて、
ずっとじゃなくてよかった、って
気が抜けた瞬間に指で刺激される。
服越しだからぴくっと肩が揺れるだけだったけど、
指で押し込まれたら、話が違ってくる]
んゃっ
、 深いの、だめ……
[彼にとっては軽い悪戯だったかもしれないけど、
これ以上はだめ、と首を振る。
立ったままという刺激の強さも相まってか……
ぐっ、と自分の前部分を押さえる僕を見たら、
彼も察してくれるかもしれない]
[目的を達成する為、
次の部屋を二人で目指すが、
その部屋へは彼が先に一人で向かった。
彼の仕事を見ながら、僕はもじもじと身体をくねらせて
どうにか歩きやすい体勢はないかと模索する。
でもそれが見付かる前に彼が罠をあっという間に解除して、
僕を振り返って、
両手を広げた姿で待っている]
―――、
[普段なら今すぐに飛び込みたい光景だ。
僕のその心に従う様に勝手に足が一歩を踏み出す。
苦悶に眉を寄せ、ぁ、と声を漏らす。
ぐに、とお腹の中を歪めるそれに僕が思う事は、]
(もっ、と……動いてほしいな……)
[だって、
本物はそうして僕に気持ちいい事をしてくれて、
自分も気持ちよくなってくれる。
俯いて、自分で無理に大きく踏み出せば
ナカがよく知るかたちに抉れる。
でも、でも僕が欲しいのは――――]
ぜ、 くす、 さ……
[服の下で自らの先走りを感じながら、
滲む視界で彼の姿を見つめ、彼の名前を呼び、
時々足を止めてしまいながらもゆっくり距離を詰め、
彼の胸に、ほぼ倒れる様なかたちで飛び込んだ。
ぎゅう、と彼の背を握って、抱いて、
崩れそうになる膝に鞭打って、何とか立ったまま。
はぁ、はあと吐く息を落ち着かせて、ぽつりと呟く]
……ね、立ってシた事、ないよね。
しようよ……こんど。
[玩具に翻弄されながらそんな事を想像していた僕は、
そのまま願望を彼に伝える。
だって立ってシた事があれば、
こんなに歩くの下手じゃなかったもんね、なんて
建前をきっと口にしながら]
[そうして次の部屋に足を踏み入れたか。
よくわからないものが色々並んでいるけれど、この中にまほらまの結晶が紛れていたりなんて……あるんだろうか?
彼に「触ってもいい?」と確認してから、
そのあたりのものを退けたり、
結晶が入っていそうな容器を片っ端から開けていく]
ん?……へえ。
[その中に気になるものを見付けて、
拾い上げ、そっと自分の懐に仕舞った]
ゼクスさん、何か見付かった?
[それは内緒にしておいて、
彼の方に収穫はあったかと振り返る。
お尻の中は、あまり動かなければ平気になってきた、かもしれない。**]
....っ
[鳴き声を指摘するバドの声に
ぞく、と背筋に危機感めいたものが走り
ぺたんと猫の耳が下がる。
それは今彼に宿っている
捕食者性がそうさせるのか、
あるいは今まで培われた経験則故なのか。]
お、お仕置き、って
や、だ、だめって、ぁ゛、な゛ぁん...っ!
[トントンとリズムよく付け根を叩かれ
びくびくと身体を震わせた。
身じろぎをしても力が入らずに
逃げることは叶わず、
むしろ引き寄せられてしまい。
ふわふわと前を刺激する尾がくすぐったく
それもあってかそこが多少兆してしまっているのが
バドからも目視できたろうか。]
[意地悪く飼い猫ーにしては随分情欲の色が強いがーを
責めるような声と共に
小刻みに付け根を叩くリズムが早くなる。
逃げ場なく与えられる刺激に
ひう、とくぐもった声を漏らし、
びくびくと彼の腕の中で悶えた。]
あ゛♡♡んんん♡
にゃっ、やだ、やだってぇぇ♡
っっ、にゃぁぁ、ま、ぁ゛ぁん...!
[やだやだと首を横にふって訴えるも
喉から出る猫のような鳴き声は
鼻にかかった甘いもので。]
あ、うぅ、そ、そこっ、
感じ、すぎ...っ、るからぁ...ッ
あ、ぁ♡ばど、っんなぁぁん♡ゆ、許し、...っ♡
[ぱたんぱたんと尻尾を揺らしながら
降参だと訴えたけれど
果たして手は止めて貰えただろうか。**]
[猫の耳が下がり、怯えたような─悦んでいるような─
そんな反応にふっと笑みは深くなる。
ダメと言う割に気持ちよさそうに体を震わせ
刺激されて熱を帯び始めている中心に
今度はゆるりと手を這わせる。
服の上からむにっと揉むように掴むと軽くさすって。]
やなのに、こんなになってんのか?
だとすると変態だなぁ。
[前への直接的な刺激と共に
敏感に感じているしっぽの根元を叩く。
少し強く、極弱くと強弱をつけて
撫でたり叩いたりと繰り返して。]
だぁめ、もう硬くなっちまってんだから。
諦めてたくさん感じとけ。
ほら、きもちぃんだろ?
[叩くだけでも甘い声を漏らすフィルの
下肢に纏う衣服を簡単に片手で解いてしまうと
下着の中へと手を突っ込み、直接熱に触れる。
掴んで服の外へと逃がしてやれば、
片手では熱を軽く撫で上げ、片手では尻を叩き
繰り返してフィルの表情を見つめたまま。]
ほら、イッてもいいんだぞ?
[瞳を細めて、甘く囁く*]
うぅ、っっ
ちが、変態じゃね...っ にゃうぅ...!
ぁ、んんっ...♡はぅぅ...ッ
[硬くなりはじめた性器をむにむにと揉まれ、
興奮していることを指摘されて更に頬が熱くなる。
アンタがそうさせてるんだろ、という文句も
強弱をつけて付け根を刺激されれば
たちまち鳴き声に消えてしまう。
やがて下履きが緩められ
直接下肢がてのひらに包まれれば
悦ぶようにそこがどくりと脈打ち
正直に体積と硬さを増す。]
あ、ぁぁん、ッ うにゃぁぁん...っ♡
ば、どぉ...っっ♡ う゛ぅ゛ぅんんん...!
[ダメだと、逃がさないと囁く声が
酷く意地悪くてーー甘くていやらしい。
この声にどうしようもなく俺は弱くて、
それこそ無力な猫みたいに
腕の中で快感に震えることしかできなくて。
気づけばきもちいいんだろと問う声に
蕩けた顔を真っ赤にして
夢中でこくこくと首を縦に振っていた。]
あ゛、ううう、ッッ にゃぁぁ♡
も、イっ...く...!!ば、どぉっ♡♡
んなぁぁんっ、
ん゛ん゛んっっ...!!!
[絶頂を促す声が合図になったように
ぶわり、と後ろで果てる時に似た
強い快楽の波が込み上げる。
頭の中が真っ白になるのと同時に
尾が一瞬びくんと大きく跳ねて
やや薄めの精が辺りに散る。
すがるようにぎゅうと掴んだバドの腕に爪を立て、
甘い声を上げながら達してしまっただろう。**]
[ そもそも、いくらネスと楽しみたいからとはいえ
ネスに危険が及ぶかも知れないと思うなら、
こんな戯れは言い出さない。
不測の事態でもない限り、
ネスに触れていいのは俺だけなのだから。
俺からしたら当然のことを言っただけのそれに、
ネスがきらきらと瞳を輝かせた気がして。
こりゃあミスはできないな。と
改めて気を引き締めたのは内緒の話だ。
ネスと共に部屋の外に出て、
彼の中に挿れた玩具に触れる。
可愛らしい嬌声が漏れ、ついもっと触れたくなってしまう。]
……だめ?
良い、の間違いじゃなく?
[ 言葉と反して甘い声色に、そんな意地悪を囁いた。 ]
[ 後ろに玩具を咥え込んでいるせいで
ただでさえ歩き辛そうなのに、
中の性感を抉られて自然と大きくなった前が、
ネスの股間で主張していて。
そんな姿すら可愛くて、
俺は少し先へ歩くと
目的地の前で両手を広げてネスを待った。
一歩、ネスが此方に足を踏み出す。
不安定な足取り、どこか切なげな表情の彼を、
俺は迎えに行くことなくその場で腕を広げるだけ。 ]
おいで。
[ 歩くたび、ネスの中を俺の形の玩具が抉る。
彼を虐めているのも俺なのに、
前を向くネスの目は、俺のことしか見ていなくて。
ネスの足が俺の元へ倒れ込むようにたどり着いたのを、
俺は両腕で抱きとめるようにしてその体を強く抱きしめた。 ]
よくできたな。
[ ネスの頭を、優しく撫でる。
崩れそうになる彼の体を、
しっかりと腕で支えて。
少しの間休ませるように腕の中に閉じ込めた。
そうしていれば、荒い息を落ち着かせたネスが
魅力的な誘いを口にして。 ]
…ああ。いいよ。
お前が途中で立てなくなっても、
構わず犯して良いのなら。
[ 断るはずもない誘いに返したのは、
欲を丸出しにした荒々しい言葉だった。 ]
[ そうして、踏み入れた次の部屋。
雑多に材料が並んでいるが、
腐っても研究所だからか
足の踏み場はあるし、
それらしい物はひとまず収納されている。
ネスが辺りを漁るのを見ながら、
特に罠がなさそうなのであれば彼に任せる事にする。
それこそ薬の材料で怪しいものなどがあれば、
それは俺よりネスの専門だ。
触手の種、知らない薬品…
少なくとも”結晶”とは程遠いであろうものは避けて、
辺りを調べて回っていく。 ]
んー……。
[ 何かあったかと声がかけられれば、どこか曖昧な返事を。
ネスに見えないように手に取ったのは、小さな小箱。
明らかになにかのギミックが仕掛けられたそれは、
中に大事なものが閉まって有りそうな”いかにも”な作り。]
[ 表面に、指を滑らせる。
ゴーグルの魔石で箱を見聞すれば、
その中身は知れずとも機構の解除の方法は見えてくる。 ]
…………………。
[ ある程度の仕組みを理解してしまえば、
俺は箱を手に、ネスの方へと歩み寄った。 ]
ネスの方は?
…ちゃんと探せてるか?
[ 後ろからその背を抱き込むように身を寄せて、
ネスが見ている方を覗き込もう。
先程何か懐に仕舞っていたのには気づかずに、
今目の前にあるものを一緒に見るように。 ]
もしも何もなさそーなら、ちょっと手伝ってくんね?
[ そう告げると、箱をネスの前に差し出そう。
何の変哲もない──いや、少しばかり変わった模様の入った
開け口の見当たらない黒い箱。
時折魔力に反応するように光るそれをネスに持たせると、
俺はネスの腰に自分のものをズボン越しに押し当てた。 ]
…ソレ、何か入ってそうだろ。
[ ぐ、とネスと俺の腰を密着させれば、
玩具はまた僅かに奥に入り込むだろうか。 ]
[ そしてそれと同時に、箱の模様は反応するように光るだろう。
それが何に反応してるのか、
それだけではまだわからないかもしれないと
俺はその箱のギミックについて、
ネスに教えるよう囁やこう。 ]
側にいる対象の性欲──……主に絶頂に反応して開く、
馬鹿なギミックだ。
……”こんど”じゃなくて、今するべきだって事かもな。
[ 立ったままでの性行為。
ベッドも何もないこの部屋で箱を開けるなら
今それを試したっていいだろう、と
俺はネスに笑って告げた。 ]
[守る、って約束してくれた時は
あんなにかっこよかったのに。
玩具で僕を虐める彼は、言葉も顔も意地悪に笑む。
良い、けど、だめ、なんだよ。
わかってるくせに。
……そんな台詞も顔も、どうしようもなく好きなんだけども……。
囁く彼
にまともに返事を返せないまま、
彼は次の目的地で僕を待つ。
いつも以上に彼しか見えなくて、
彼の小さな「おいで」の声に引っ張られるまま、
身体の中を穿たれながら淫らに歩いて、
やがて彼のもとに辿り着く。
倒れ込んだ僕よりも強い力で抱きしめられて、
なんだか涙が出そうだった]
[褒めてもらって、頭を撫でられたら、
ほっとして息を落ち着かせていく。
僕が帰るところはいつだってここだと、
再認識するくらいにあったかくて、力強くて、心地よくて、
大好きな体温だ。
そこで僕は、さっき生まれた淫らな願いを口にする]
え……と、 ぅ、うん……
[彼から返ったのは疑問や否定ではなく、
僕よりも過激な言葉だったから、
思わず口ごもって、でも、
こっちも断る筈がないのだから、こくんと頷いた]
[そして次の部屋に入って探索を開始すれば、
ほどなくして僕はちょっと面白いものを見付け、
彼の方は……
何かを手に、分析を進めている様で。
なんだろう、とお尻のアレのせいで動くのが憚られた僕のもとに、彼がやってきた。
後ろから身を寄せられて、一瞬びくっとしながらも、
努めて平静に受け答えをする]
う、うん。
こっちは特に怪しいものは無くて……、ん?
[僕の手元や近くには、本当に何もおかしな物はない。
さっきこっそり懐に入れたものだって、
今は関係のないもの。
でも彼は何かを見付けたみたいで、
差し出された箱をまじまじと見つめる。
手に持たされれば、
どこから開けるんだろうと疑問に思ったところで、
腰にナニかが押し当てられて、お尻の中のものも反応する様にぐっと奥が押されて、]
……っ?!
[びっくりして彼を振り返る。なに、を……]
[彼の意図を測りかねていると、
手の中の箱が、その模様が光っている事に気付く。
でも、どういう事だろう、と箱から彼に視線を戻す。
僕がわからないだろうと汲んでくれたんだろう。
この箱のつくりを教えられれば、]
……そ、んな事、あるの……?
[にわかには信じ難い。
でもここがどういうところか思い出し、
そして彼のスキルを思えば間違いじゃないんだろうと、
僕がそう答えを出すのに時間はそうかからなくて。
……何より、
理由はどうあれ、
僕の欲望が叶えられるのに、
飛びつかないなんて、あり得なくて]
う、うん。
しよ…………
じゃあゼクスさん、後ろ向いて。
……なんて。ふふ。
[笑っていた彼は、僕の一言でどう表情を変えたかな。
もう一回そっちでもいいんだけど……]
……ね、
立ったままでも、
顔見て……してくれる?
[壁とか使って、
彼ならそうしてもらえるかな、できるかな、と思って強請る]
艇の上から、おあずけ、だったから……
[彼のかたちに拡がっているココは、
今日はコレと指しか挿入ってないから、と。
「好き」って囁いて、
僕の方から彼の首に手を、腕を絡めて、
欲望に濡れた唇で、彼の唇に触れる。
箱の模様はきっと、それにも反応しただろう。*]
変態じゃねぇ?
どぉこが、ここ叩いてるだけで
にゃんにゃん言ってんのに。
[意地悪に囁きながら触れた場所は
すぐに硬く大きくなって。
その素直さにどうしたって喉の奥がクッと鳴ってしまう。
もしかすればグルと愉悦に満ちた
捕食者の鳴き声だったかもしれない。]
こっちと声は素直だなぁ。
あとしっぽも、か。
うねうねして感じてんのすぐわかるぞ。
[ゆらゆらと揺れるしっぽが示す快感も
分かりやすすぎて、それが愛しい。]
そうそう、素直に感じてな。
きもちぃって啼いてるのが、可愛いんだから。
[な、と甘く意地悪に囁くと
起立した熱源をぐちぐちと擦りあげ
先端を虐めるように撫でながら
次第に擦る速度を速めていく。
快感に打ち震えていやらしい声を漏らす猫に
ゆっくりと顔を近付けて
その新しく生えている耳を軽く甘噛みした。]
[やがて促す声をきっかけに
尻の付け根への刺激と熱の摩擦に
絶頂する声と表情が目に映る。
びくりと跳ねたしっぽがそれを物語っていて
しまいには手の中に薄い精が飛び散った。]
っふ、イッちまったなぁ?
可愛いじゃねぇか、どこもかしこも。
[出来る事ならこのまままた最後まで続けたってよかったが
もうそろそろ仲間たちもクエストをこなしているかもしれない。
それに折角なら、もっとちゃんとした場所で
隅々まで可愛がりたい。だって猫だし。
腕に食い込む爪の小さな痛みに
愛しげに目を細めると
さらりと前髪を掻き上げてフィルの額へと
優しく一度口付けを落とす。]
[ 本当に、まともな考えでは思いつかないような
ふざけた物ばかりがある建物だ。
何かを仕舞うために誰かの絶頂が必要だなんて……
まぁ…確かに泥棒がさっと解除するには
時間がかかる物ではあるが。
箱の作りを教えたネスはやはり驚いたようで。
しかし俺に誘われれば、
すぐに色めいた声で頷いてくれる。 ]
……ん、じゃあ……
[ 玩具もいいけれど、彼の体を俺自身で味わいたい。
都合のいい理由が目の前にある今、
このままネスを壁に押し付けて、その服の下を── ]
[ そう、考えて。
ネスのズボンに手を伸ばそうとした時。
頷いたネスがそのまま流れるように口にした言葉に、
俺は裏がえった声を上げた。 ]
──
は!?
………………っ…て…
[ すぐに冗談として撤回されたそれは、
今日の出来事があってこそ、
すぐに冗談だなんて受け入れられないもので。
こんな時にそんな冗談を言ってしまうネスに、
俺は可笑しそうに肩を揺らして笑った。 ]
今は、お前のこと抱きたいから無理。
……また今度な。
[ 首筋にキスをして、
ネスが望むとおりに彼の体を壁に押し当てた。 ]
[ ネスをずっと抱きたいと思っていたのは、
俺も一緒のこと。
今までの愛らしい仕草から煽られた熱は、
ちょっとやそっとじゃ消えたりはしない。
ネスの下履きに手をかけて、
その足を持ち上げて、中に埋まった玩具を引き抜いて。 ]
愛してるよ。ネス。
このくだらねえ箱に見せつけてやろうぜ?
[ 熱い口付けに、同じだけの愛を口付けで返し。
その箱が観念して口を開けるまで、
俺とネスはそのまま睦み合った。* ]
[意地の悪い声に煽られながら
バドの手の中で果て、
びくびくと震えていた尻尾がくたっと垂れる。
クックッと笑う声を聞きながら、
頬を上気させ荒い息を吐いていた。]
...はぁ、はぁ... んん......
[流石にここに来てから何度もしてるし
一度果てて多少すっきりはしたけど。
半端に手を出されれば
最後までしてほしくもなるわけで。
軽く尻を叩かれてまたびくっと腰が跳ね。
頭を撫で、朝にここに来る前のように、
あるいは先程の意趣返しのように
「続きは後で」を告げるバドを
赤い顔でじとっと睨み付ける。]
......バカ
[足りねえのはそっちじゃねえの、と
そっぽを向いて憎まれ口を叩いたけれども。
依然彼にすりすりと絡みつく尻尾が
雄弁に心を語ってしまっているし。
それがなくたってどうせ、
彼相手に隠し事なんてできないのだから。]
[後天的に出来た性感帯で絶頂させられたフィルのしっぽがくたりと垂れる。
荒い息と赤い顔で睨んでくるのをニヤニヤと見つめ返し
わしゃわしゃとその頭を掻き回してやる。]
ほんと、猫っぽいなぁ。
拾った時の事思い出すわ。
[全ての始まりのあの日も、まるで野良猫を拾ったような気分だった。
今やその相手はかけがえのない大切な相手になっていて
出会った事も必然だったんだろうな、なんて
運命じみたものを感じながら。]
足りてるわけねぇだろ?
[憎まれ口と共に絡みついてくるしっぽに
ある意味素直だな、とくすくす笑いながら。
今回の旅でもまたひとつ、彼への愛しさが積み重なり増してゆく。
するりとしっぽを優しく撫でると
そのままその先に、何かの誓いのように唇を落として。]
[箱の前で媾うなんて淫らな行為に二人で同意して、
そのまま雪崩れる様に触れ合いかけて。
ちょっとした冗談を口にしたら、
彼はとてもかわいい反応を返してくれた。
もう抱かれるのは嫌だって言われたら
どうしようかと思った。
「また今度」って言ってくれて、嬉しい。
「今は抱きたい」って言ってくれるのは、
僕も今は抱かれたかったから……本当に嬉しくて。
肩を揺らして笑う彼に、愛おしさを瞳に溶かして微笑む]
うん。
[首に落とされたキスに、目を閉じる。
とくとくと淡く鳴る心音は、
これから抱かれる事を想像して、彼に焦がれる]
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