129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】
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「はい、私もいます。噛みました。はじめまして、よろしくお願いいたします。」
全然はじめましてではないのだが、そういわれたのでそう返してしまった元骨噛み。
「…支援、されたこと、ありません。どうすればいいですか。みんなで戦うこと、ないです。」
それからこの通信に聞こえてくる二人へ。
もらったことはないものはわからない。拒むこともないだろう。
返事を待てることもなく、それから反撃へと向かっていくのだろう。
| >>19 白昼夢一度距離を取り、君の意識が外れたなら一度姿勢を整える。 腹の深い傷から失われる血。肢体の先の方が冷えていく心地。 治療を受ける気はない。共に逝くと言った。残り時間を測る。 混戦では邪魔になるだろうと鎖を手元に戻し、大ぶりのナイフを二本。 素早く目の良い君を 捕らえる ために、取り回しのいい武器による 接近戦を選ぶ。 ムルイジの 真の琥珀 が降り止むのを待つ間はあったろうか。無ければ多少の傷が増えたところで構うまい。 シェルタンへ叩きつけられようとするナイフの軌道に割り込み、白銀の刃を君の軍用ナイフに叩きつけ受け止めようとする。 (21) 2022/03/06(Sun) 2:38:48 |
| >>28 >>29 蜃気楼動く度に 足下が汚れる 。 離れたナイフに刃を切り返して切り付けようとして、引き寄せられる槍を見る。 潜るようにそれを避け、一拍遅れた銀閃の間合いに君はもういなかったろう。 運ばれる酸素が足りぬ脳。ぐらりと視界が揺れる中、弾ける音を聴く。戦況を俯瞰する余裕など無い。ただその電気の音に反射的に君の隙を感じて、無理やりに体重を動かに再び君の方へ踏み込む。 赤い足跡。 「 ――アルレシャ! 」 君の 名を呼び、舞うように一閃、二閃。 もう鋭さは無いだろうが、お前の 目 がこちらへ向けばそれでいい。 獲物は、此方だ。 白い髪が視界に入るなら、それもまた処理すべき情報としてちらつくだろうか。 >>27時を待つ狗を意識の端で捉えたなら、三閃、四閃。 畳み掛けながら視界を誘導する。 お前の目の前の獲物を見よ。 (30) 2022/03/06(Sun) 21:46:50 |
| >>34 >>38 現実白銀が閃く度に 血の匂い が濃くなる。 幾度目か、ぐらりと視界が揺れ、 蜃気楼はまたすり抜ける。 血溜まりに膝をつく。 硬いものがぶち当たる音。 視界が暗む。これは知っている、死へ沈む気配。 流れ出す血液の残量。 まだ動ける。 テンガンの姿。その所業が齎すモノを、隙を知っている。取り乱し、荒れ狂う獣の姿。 夢が破れる時、世捨て人はお前に手を伸ばそう。 ――シャリン、とナイフの形を崩して、鎖へと。 楽園から引き堕とす蛇のように、鎖が伸びる。 さんざ痛めつけた腕に絡み、引き寄せたならその手首を捕らえ、叶うならばこの身で抱き込むように。 独りで死なせない為に。 「――捕まえた。」 蜃気楼を。 そのまま、 血溜まりに 崩れ落ちる。この身は、瞬間でも捉える鎖となれただろうか。お前に死を与える者のための。 隠者がそれを知ることはない。 (40) 2022/03/07(Mon) 2:45:29 |
| ナフは、…………二度寝を決め込んだ。またの名を合法サボり。 (a27) 2022/03/08(Tue) 4:19:38 |
| 「おはよう?」
ひょっこりと食堂に顔を出す。 何事も無く、断絶など無かったかのように、生の続きを。
パネトーネfoodグレープフルーツジュースdrinkチョコレートパフェvilを流れるように注文。 (57) 2022/03/08(Tue) 13:29:14 |
| 「まともな朝御飯だ……。」
逆にびっくりしみじみしちゃうね。 (58) 2022/03/08(Tue) 13:32:33 |
『ゲーム』に決着が付き、無礼講が終了するまでの何処かの時間。
ラウゲンブロートfoodやらローズヒップティーdrinkやらダックワーズvilを頼みつつ、通信装置を起動する。
……別に通信でなくとも良いかもしれないのだが、何となしに。
「スピカ。」
呼んだのは小さな英雄の名だ。
「はい。」
処刑後、傷も癒えたころ。
ツイストドーナツsweetを広場で頼んでいたが、通信がついた様子に、自分の名が呼ばれた様子に自分も通信を付ける。
「そういえば、私たちは勝ちですか?おめでとうございます。」
あんまりゲーム結果を気にしているわけではなかったが、勝利の文字を見たようだ。
「実は勝ちだね。結果として君の骨噛み先が
コヨーテで正解だったかもしれない。
まあ勝ったからと言って、何かある訳じゃないけれど。」
届いた諸々を口にする……前に。
「一つ、謝罪と提案を行おうと思ってね。
まず謝罪。4日目……君が処刑された日の事だけれど。結局ごたごたしてしまって、呼称を決め忘れていたなと。……俺とコヨーテの事、羨ましく思ってたって後でチラッと聞いてさ。」
風の噂か何かで聞いたらしい。
視聴者お便りかも。とりあえず、どんなルートで聞いたのかは然程重要ではない。という事にしてくれ。
「次に提案。今から君の呼称……というか。
コードネーム、決めない?
君にそれがあると、より英雄っぽいなって思って。」
| 「そういえばさ。」
デザートのチョコパフェつつきながら思い出す。
「エリア閉鎖されたら、ピチねばどうしようか?看守で誰が欲しい人いる?」
自室に置くという発想は皆無。 餌やり忘れるし。 (59) 2022/03/09(Wed) 2:12:16 |
| >>a34 アルレシャ 「すっかり看守長チョコ出なくなったよねぇ。 ペースを気にしてくれたのか。……大分片付いたのかな?」 壁際を見渡してみる。どれくらい残ってたっけ? (62) 2022/03/09(Wed) 16:12:49 |
| >>63 アルレシャ 「バーナード、 6m分 くらい出してたよね? あれ全部食べ切ったのはもう愛とか執着じゃなくて ヤバい よね。 ムルイジが 4m分 くらい? スピカも自分が出した分、全部食べたのか……この場で為された一番の 正義 では?」 あと自分が出したのと……いつの間にか増えてた(クロノ)と……指折り数える。まだあったっけ? (64) 2022/03/09(Wed) 16:38:46 |
| >>60 シェルタン 「多分ね、調理班に託すと、 再び食材として 扱われると思うんだ。」 別にそれでもいいけど。あわれピチねば。 「まぁ、どうしようにも行き先が無くなったら、シトゥラが引き取ってくれると思うんだよね。ムルイジも気に入ってたみたいだしさ。」 (65) 2022/03/09(Wed) 16:46:03 |
「全員処刑されて勝ち、というのも面白いものだ」
陣営の性質上、大正解な訳だが。
くすりと笑った音が通信に乗ったかもしれない。
「良い案だとおもう。
仲間だったのだという記念にもなるしな。…それに、こうして違う名で呼び合うのも楽しいから」
もう一人の反応を待ちつつ。すでにどんなものが良いかと考えを巡らせ始めて。通信越しでも楽し気だ。
「何もなくても、少しだけ嬉しいです。イベントも、無礼講も勝てて楽しかったですからはい、噛めて良かったです。おめでとうございます。」
なんだか勝ちってそれだけで嬉しくなる。ダイスイベントの勝ったときにもらったコインを(回収されていない限り)まだ大事にしている。
「はい、知らない名前呼び合うのいいなって、アルレシャ様達も呼ばれていて、私も忘れていました。」
いいなとは思っていたらすぐ喋ってしまうので、きっとどこかでバレていたのだろう。
「!コードネーム、バレない名前ですか?はい、決めたいです。何がいいですか?私、難しい名前わからないですが……シェルタン様のコードネームどんな意味の名前ですか?」
!ぴょこん!と台詞だけでも嬉しそうな反応を返す。期待。
「裏切り者は漁夫の利を得る、なんてね。
君達と共に勝利を迎えられた、と思うと。……うん。俺も少し、嬉しいかな。」
自分はとうに返却していたが。少女が今も尚コインを大事にしているのを、もしかすると見かけたかもしれない。
「グロリオサは花の名前だね。赤と黄色の二色の花で、栄光の百合と呼ばれていたりもする。
……そういえば、何故俺にこの名を贈ったのか。すっかり聞きそびれてたっけ」
と、もう一つの通信の方に少し意識を向けつつ、改めて。
「君はどんなものがいい?
花、動物、単語、宝石。名の由来にも色々あるけれど、どんなものが好きかな。」
これはまぁ、きっと諸々が落ち着いたであろう頃。
というかいつ落ち着くか(蘇生ポッドの中で聞いていたあれこれ的に)わからんから、狼回線にテキストメッセージが投げられているでしょう。
『お疲れ様でした。敗北は残念でしたね。楽しめました?』
「二人が嬉しいなら俺も嬉しいよ。それに、スピカがそういうのなら。あの日選ばれたのが俺で良かったのだと改めて思える」
自分の為だけに力を使ったあの日の事は今でもよく覚えていて。
ただ骨を持っていかれるのは痛かったな、と。うっすら思い出している。
「理由なら。君を紅く染めたらあの花の様に綺麗だろうと思ったからだな。模擬戦の時に見た君は本当に綺麗で…見惚れてしまったし。
…と、こういった理由でつける事もあるな」
なんとなく説明の為ですよ、みたいな雰囲気を付け足しているが話したかっただけだ。
「グロリオサは花の名前なのですね、かっこいい名前です。赤と黄色……シェルタン様の色です。似合います。」
外見だけでそう判断していたり。答えを知っているわけではない。
「花や宝石が好きです、ドレスについてる、綺麗ですから。赤が好きです。」
赤い花や赤い宝石を楽しそうに想像している。着ていたドレスにその偽物がついているものを。
「……ふふ、そうか。君から見たら丁度琥珀色と血の色が、丁度あの花の様に見えていたのか」
模擬戦の事を思い出したのだろうか、嬉しそうな声が通信機の向こうから聞こえる。
似合いますとの言葉にも満更でも無さそう。
「花や宝石……赤。思えばカジノの時も処刑の時も、赤いドレスを選んでいたね」
好きな色なんだろうな、と。思い。暫く考えて。
「
ローズ
、はどうだろう?
薔薇は様々な色があるけれど、連想するのは赤の印象がある。服の柄としても赤が採用される事が多いし、広がる様な赤いドレスは薔薇と似ている……と思う。
あと、ローズクォーツやインカローズという名前の宝石もある。此方はどちらかというと、赤よりもピンク色に近いけれどね。君の付けているリボンの様な。」
どうかな?と。二人の方に問いかける。
| >>66 アルレシャ 指さされても知らん振り。片付けに関与する気ゼロ。 「まぁ、残ったらエルナトが引き取るんじゃない?」 (70) 2022/03/09(Wed) 21:21:01 |
これは色々片付いてからのメッセージ。
『まぁあそこまで役割れてたら勝てないよねぇ。
お疲れ様。……どうだろう、みんなは楽しめた?そうなら、俺も満足だよ』
「はい、好きです。ヒーローの色と言っていました。」
そんな理由だ。そんな簡単な理由だ。
「ローズ、赤いお花なんですね。ドレスと似ているお花で鵜からきれいですね。シェルタン様とおなじように、お花なの、嬉しいです。」
子供の手遊びのように、手でお花の形を作って見せる。花の名は知らないようだが。
「ピンクの宝石もかわいいと思います。見たことはないですけれど、ここから出たら出れるかなあ。」
そんな希望をつぶやきながら。
「ローズ、ローズ、私は赤色のローズ」
自分のコードネームを嬉しそうにつぶやくのだった。
| (a37) 2022/03/09(Wed) 23:24:29 |
簡単な理由だと思った。けれど、彼女らしいとも思う。
「ん、気に入って貰えたならよかった。
終わる前に一度その柄を探してみてもいいかもしれないし、よく知られている方の花だから……外に出た時も、そう難しくなく見つけられるんじゃないかな。」
ローズガーデン、なんていう薔薇のみで構成された庭園も世の中には存在する。
それだけ多くの人に親しまれているというのも、またヒーローらしくあるのではないか。
「……うん、自分で言うのもなんだけれど。
良く似合うと思うよ、ローズ。」
「良かったな、ローズ。」
残り僅かな時間でも。改めて宜しくと伝えて。
「赤いローズだけでもかなりの種類があるから調べるのは俺もお勧めする。そうして、気に入るものに出会えたら。俺にも教えてくれないか?
君がどんなものを選ぶのか気になるんだ」
音楽の宴が幕を下ろし、ひと段落がついた頃。
多少なり残っているであろうほとぼりなぞ知らぬとでも言うように、つかつかと君の前まで近づく足音が一つ。
呼ぶ声の主である彼女はにっこにっこと笑みを浮かべているが、
加えて承知の通り、あなたの事をポルクス君なんて呼び方をするのは共鳴窓でも初めてである。
「このクロノさんに何か言う事はないかしら?」
足音を一つ感知し、肩が
ビクリ!
と跳ね上がる。
音で分かる。この歩き方の響き……怒ってるよ!!
「は、ハァイ…………!」
固まった身体のまま、怯えながら。ゆーっくりと振り返れば笑みを浮かべるあなたの顔があって。ひやり、背筋が寒くなる。
音でわかる。ぜんっぜん笑ってないよぉ!!!!
「
ごッ!!
……、
ご、ご、ごごごごめんなひゃい!!!!!!!!!」
勢い良く頭を下げ……見上げた顔は大胆不敵に嗤ってるわけもなくクゥーン、になっている。もはや怯える小動物です。無力です。
だってそんな、最初にガブーいかれるとか思わないじゃん……!!!!
こちらもこちらで色々終わった後のこと。
『ゲームの事ならもう少し残りたくはあったな。
勝敗はともかくハーミットの希望は面白そうだったし、折角だからミラージュへも宣戦布告したかった所だ。まあ』
『この無礼講自体は、悪くない。君達にはいい物も見せて貰えた』
| ナフは、ラストチャレンジの波に乗る! プラリネvilチョコレートパフェvilショコラパンケーキvil (a54) 2022/03/10(Thu) 15:26:01 |
| ナフは、パフェとパンケーキ、多くない?食べるけど。 (a55) 2022/03/10(Thu) 15:26:23 |
「嫌ねぇ、そんな怯えないでよ。
別に怒ってるわけじゃないのよ?」
「そういうゲームだもの、突然襲われる事もありえる話よね」
「反省してるならまぁいいわ。
次会った時にはワガママいうから、付き合いなさいよね!」
口頭でも振動からも言いたい放題言いつつ、小動物と化したアナタの頭を撫でるのでした。強めに。
「怒ってる、怒ってるよぉ……!!!」
言うつもりはなかったが思わず小声でも口にした。
めちゃくちゃ鮮明に振動が伝わる。すごい。
俺、俺、今……心臓がヤバいよクロノ!!!!
最後の言葉にはこくこくこくこく、赤べこの如く頷いて。
「イエス……仰せのままに、女王様……」
なんて、ご機嫌取りになるかすらも怪しい言葉を贈り。
撫でられれば戸惑いつつも、嬉しそうにするのでした。
| ナフは、ピチねばと飼育キットをシトゥラの宿舎に配送手配した。 (a63) 2022/03/10(Thu) 20:47:10 |
| ナフは、ラッピング済みのチョコレート詰め合わせをエルナトへ。中身は賞味期限内に食べてね。 (a64) 2022/03/10(Thu) 20:47:59 |
| (a66) 2022/03/10(Thu) 20:50:15 |
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