人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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視点:


 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

 

ああ、たおしちゃった
 

 

 いいや 
 

 

ナニカ はどこかへ 行きました。
 

【人】 巫女 ユピテル

「わっ」

「あらあら……何の音かしら〜。
誰か喧嘩しちゃったの?
お姉ちゃん、見て来た方がいいかな」

突然の椅子の音に驚いているけれど、どちらかというと周りを気にしている。
(2) 2021/10/15(Fri) 21:05:55

【人】 巫女 ユピテル

「逃げこむ……?いま雨、降ってるかしら?
さっきお姉……私は来たばかりだけど雨じゃなかったわ」

「あ、でも他にも人が増えるのなら風邪引いちゃ大変!
誰か濡れてない?大丈夫?
お姉さん幾らでもタオル持って来て拭くわよ?」

近くの使用人にタオルをありったけ貰ってきました。
誰かが何に濡れても拭けるでしょう。
(4) 2021/10/15(Fri) 21:21:40

【人】 巫女 ユピテル

>>3 ゾズマ

「……あらあらまあ」

お姉さんと名乗る程度には成熟した身体は、さらしのせいで薄れて些か周囲の空気に困惑している様子が強く見られます。

「ううん、酔っぱらいが原因の方が私は納得できるけど、
みんな随分と慣れた様子なのね。
あんまり慌ててるとお上りさんみたいに見られちゃうかしら。

ところで、どうして椅子から視線を逸らしたの?」

橙の髪の少年の呟きには呟きではなくお返事をしっかり返します。不思議そうに疑問も付け加えました。
(6) 2021/10/15(Fri) 21:34:25

【人】 巫女 ユピテル

「ここの主人に見える程の貫禄がある人ねぇ」

青の装束に綺麗なブロンド。ルビーの様な赤の瞳。
トラヴィスの高貴さが満ちた立ち振舞いを捉えつつも、
本当にそうなら来たばかりの自分が話しかけていいのかまだわかりません。
だから「わぁ、綺麗」と、まだ視線だけに留めます。

近くに馴染みの人が見られるので、そちらからにしてみようと会話の度に律儀にユピテルはととと、と話す人の方に寄っていきます。
(7) 2021/10/15(Fri) 21:42:11

【人】 巫女 ユピテル

>>5 ポルクス

「まあ、姿を隠したい……何か事情があるのかしら。
お姉さんでよければ相談に乗るし、
変な人に追われたりしているなら、警備の人にお話を通す方がいいと思うのよ」

誰かそんな話を通せそうな使用人はいないか、
椅子を起こす貴方の様子の合間に周囲に視線を投げます。

パーティについては素直に首を横に振りました。
振る舞いからして今来たのは一目瞭然でしょう。
(8) 2021/10/15(Fri) 21:47:28
「ギャハハハハハハ!!
 このままブッ刺し殺してやるぜェェエーーッッ!!」


「……と、チッ。外したか。
 だがこれは唯のマグレに過ぎねェ。
 ──何故なら!」

「オレは天下の殺人鬼『リーパー』様だああ
 ああああああ!!!!!!!!」

【人】 巫女 ユピテル

>>@3 シトゥラ

「ええ。ええ!はじめまして、ユピテルって言います。
 綺麗な緑髪のあなた。ご挨拶は嬉しいわ」

「招かれた覚えはないんだけど、迷子のつもりはなかったの。

……これでもいい年なのに恥ずかしいから秘密にして置いて欲しいけど、
やっぱり迷子、多いのかしら?あと、そちらの人はご主人?」


この歳になって迷子が恥ずかしいのは本当で、
緊張で手を丸く握りつつ小声で尋ねます。

「あら、申し出はありがたいけれど、
ゲストじゃないのに勝手に頂いてしまっても大丈夫かしら」
(14) 2021/10/15(Fri) 22:02:43
………
……


「………嗚呼、そういうことか。真相なんて随分と呆気ないものだね。
 
見る夢というのも存外楽しかったが
これから忙しくなりそうだ。そうだろうリーパー君?」

キエは騒がしい協力者へ微笑う。
夢が醒めるのはいつだって唐突だ。どんな夢にも等しく終演は訪れる。

【人】 巫女 ユピテル

>>t3 トラヴィス

「はわ……」

ウインクを投げられる耐性のない巫女は、
はわ、しか返せず固まりました。
(17) 2021/10/15(Fri) 22:04:57
次に視線の見えない男、仮面を持つ男、探し求める女。キエはそれらに目線をやれば目を細めた。

「それとこの囁きが聞こえる君達………そう、この館に永くいるらしい君達さ」

「ーーーーどうか見逃しちゃあくれないか。従うしかない弱い立場の僕らを哀れんでくれると嬉しいねェ?」

【人】 巫女 ユピテル

>>11 ゲイザー

「さっきの椅子よりも凄い音が二カ所で聞こえたけれど、
お姉ちゃん、どちらに行こうかしら……」

山積みのタオルの出番でしょう。
ナイフによって血塗れになった場合は更に出番は与えられたでしょうが、何とかセーフのようで胸をなでおろします。
聞こえた音は二つ、近い方からまず様子を見に行きます。

「だいじょうぶ?随分忙しそうだけれど……
ナイフまで飛ぶくらい来客が多いのかしら。手伝おうか?」
(20) 2021/10/15(Fri) 22:11:02

【人】 巫女 ユピテル

>>12 ポルクス

「ふふ、むしろ嬉しそうね?」

追われているのに逆のような言葉に疑問が口をつきます。
不思議なことにユピテルもその言葉に微笑みを返しました。

「そうしてね。私もそうするから。
こんなに人が多いのだもの。危ない事は控えた方がいいわ。
それこそいなくなるとわからなくなっちゃうから」
(25) 2021/10/15(Fri) 22:18:55

【人】 巫女 ユピテル

>>19 ゾズマ

「そう?ごめんね、お姉ちゃんの勘違いだったかも。
きっとこう言う場は落ち着かないから緊張してたから間違え……
あっご、ごめんね、怒らないで。文句はないの、違うの」

警戒されている様子と、文句の単語に慌てて両手を振りました。
随分と腰が引けています。
誤解だと取り消そうと必死なのが丸わかりでしょう。

「ただ“視えちゃう”から逸らしたのかなって……」
(27) 2021/10/15(Fri) 22:25:33
ユピテルは、テラを見て「・・・・・・・・?」した。
(a7) 2021/10/15(Fri) 22:27:59

ユピテルは、浮いているテラに向かって降りて降りてと飛び跳ねている。
(a10) 2021/10/15(Fri) 22:33:37

【人】 巫女 ユピテル

>>@10 トラヴィス

「は、はわわわわ……」

さすがに意図している事は汲み取れた娘です。
周囲が遠慮しているなら断っていたでしょうが、
トラヴィスの知り合いであろう面子もそうでない人も、
揃ってみんなSUSHIを食べているのを見て、意を決します。
(31) 2021/10/15(Fri) 22:43:28

【人】 巫女 ユピテル

>>@10 トラヴィス

カツ、と小気味の良い音は鳴りません。
娘は裸足で、痣が歩き際に見えたかもしれません。

ですが先程の様子と裏腹にその顔に怯えはもうありません。
その身振は氷のように解け、鋭い佇まいで隣に座るでしょう。
胸元に五本の手を広げて行う挨拶は、どこか手慣れていました。

「失礼。あまり上品なお話ができるかもわからない娘で。
お口に合うかわからないけど、私で大丈夫かしら」
(32) 2021/10/15(Fri) 22:44:50
ユピテルは、降りてこない様子に肩を落としてとてもよく哀しみました。
(a17) 2021/10/15(Fri) 22:45:55

【人】 巫女 ユピテル

>>@13 シトゥラ

「つまり……。結局迷子が多数?」

間が空きます。名を呼ぼうとして、
それをまだ聞いていないために詰まったような声です。
迷子と言う単語をシトゥラに向けて尋ねもしています。

「数人なら、随分多くの人と別れを経験されてきたのね。
出会ったばかりで寂しいと聞くのは失礼になるかしら」

「平等っていい響きね。
迷子の集いに近しいと聞くと照れるけれど。
でもこんなに大きい宴なのに姿を見せないのは不思議。

もし私が主人ならきっと出てきてお話ししたくなるわ。
ご主人と間違えた人みたいに堂々と。
だって迷子なら、迷い込んだ人をみんな庇護してるのよね?」
(40) 2021/10/15(Fri) 23:04:45

【人】 巫女 ユピテル

>>33 >>a18 テラ

近くに来てくれたのを見て、
嬉しそうに顔が切り替わりました。

「名前はユピテル。
お嬢さんと言われると少し照れちゃうの。
名前かお姉ちゃんやお姉さんの方が普通に話せるわ」

どうも背伸びをして頭部の丸い部分を触りたいよう。
無礼を働きたい訳ではないのですが、
懇願するように見つめています。

「浮いてるお方。お兄さん?お嬢さんかしら。
ふふ、私と同じ問いを返しちゃったわね。
……降りるのはあまり好きじゃない?」
(42) 2021/10/15(Fri) 23:11:51
「ンン? あァー……大体わかってきやがった。
 しかし、この館の主サマもセンスもイケてるな!

 まさか、このオレを選ぶとはよォ!
 ……ま、あの『探偵』? とかいう、
 知ったカオしてやがるヤツがお仲間なのはいけ好かねえが」

「オレの足、引っ張ってくれるなよ?
 あァあと、一発目ヤるのはオレだ。」

勝手に決めている。
が、キエ。あなたはべつに、断りを入れたっていい。

「え、えぇと……。ミズガネさん?
 あ、あなた、あたしの声が聞こえるんですかっ……?」

【人】 巫女 ユピテル

>>34 ポルクス

「まあまあ。随分情熱的な人がいるのね。
でもあなたが殺されると悲しむ人はいないの?」

殺されるのに会いたいとは不思議です。
ただユピテルはまだそれを否定するには少し早いから、
否定の言葉は避ける事にしました。

「奇遇ね、ユピテルよ。よろしくポルクス。
私も来たばかりだけど不思議な集まりね。
不思議な人の集いみたいだから、新鮮に思えるわ」
(43) 2021/10/15(Fri) 23:17:29
「やる気充分で僕ァ嬉しいよ。僕も頑張らせてもらうとするさ。探偵が犯人っての、陳腐だけど単純で面白いだろう?」

キエはそんな協力者へ朗らかに告げた。今宵はゲイザー、否リーパーに任せるつもりのようだ。

「なあリーパー君。僕ァ探偵としても楽しみたいんだ。だから遊んで来て調べる振りをしてもいいかい?」

【人】 巫女 ユピテル

>>38 ゾズマ

「まあ。あまりパーティ、気に入っていないのかしら?
でも困ったわ。要望を入れようにもこちらのご主人、
顔を見せないって聞いたから……使用人の方なら届くかしら」

少しずれた回答に、少しずれた回答が返ってきます。
右頬に手を当てながら、忙しない使用人に視線をやりました。

「お部屋?違うの、わたしゲストじゃないのよ。
気付いたら迷い込んじゃって。だからお部屋なんて」

娘の物言いから来て数日も経ってないのはすぐわかるでしょう。
随分と不思議な服を着ていますが、妙なものです。
生地の材質が余りにも不釣り合いと目利きなら察せる程に。

庶民よりも一つランクが落ちる者が着る素材と、
向こうで囲まれている高貴な者が着るであろう素材。

その混合品はどちらが元の生地だとしても、
相当の回数破けなければこのような混ざりものにはなりません。
(50) 2021/10/15(Fri) 23:30:50
「……ま、面倒くさそうな探偵サンをこっちに呼んでくれたのは
 オレとしても好都合だ。
 ゲヒャヒャ! アンタも随分とやる気だねェ。

 で、だ。そいつは歓迎するよ。
 勿論オレの邪魔をしねェのが大前提だがな!
 オレはマヌケでノロマなゲイザーとして紛れてやるさ」

「聞こえていないと言ったらどうするんだ。
お前は……そう、確かゲイザーと言ったか。別の給仕から聞いた。それと、噂もな――」

「お前、噂の関係者だろ?」

礼を告げ相槌を挟みながらゲイザーの話を聞いた。“邪魔をしない”ことに関しては「勿論さ」と笑った。

「そりゃあ良い。ああして下手に出てるのも油断を誘う為だろう? 中々手馴れているねェ」

「僕も頼れる探偵としての立ち位置を固めたいモンだ。折角だ、一人目をどんな風に誘ったか後で教えとくれよ。始めから答えを知ってるなら推理なんて容易いだろう?」

「ふ、ふええっ? なんでそう思うんですか!?
 う、噂程度で……あ、あたしを疑うんですかあ!?」

「オイオイ、探偵ってのは推理をするシゴトだろ〜が。
 プライドとか無ェのかよ。ま、どーでもいーけど!

 と・に・か・く!
 背筋も凍るような真相をお届けしてやるよ……。
 それまで精々遊んでいることだな、探偵モドキ!」

【人】 巫女 ユピテル

>>@17 トラヴィス

触れられるのが慣れていない為でしょうか。
手を腰に回された瞬間、微かに身体が跳ねます。
それでも頬への口付けは避けなかったでしょう。

照れながらも触れられた赤い頬に手を当てている姿から、
避けられなかった。の間違いかも知れませんが。

「あまり褒められると言葉が出なくなる……から、
お話した方がいいなら程々の方が私できるの。

美しい人は沢山いるのに不思議。でもお世辞でも嬉しい。
ああでも……ふふ。一番はあなたね。
先程はここの主人と勘違いして尋ねちゃったわ」

食事は好き嫌いがありませんから、
色の濃いお酒も嗜みつつ、楽し気に円滑に進みます。
マナーも完璧ではないけれど身なりに対しては出来る部類です。
視線で緊張していた姿はどこにいったのかという程に。
(64) 2021/10/16(Sat) 1:48:18
「僕ァ探るのは好きだが考えるのは嫌いなのさ。ずるができるなら其れに越したこたァないだろう?

 嗚呼楽しみにしているとも。沢山遊べる様に色々と考えておくよ。
 そうだなァ、最初の1人がいなくなってから一寸した催し物を考えてるんだ。勿論僕らが動き易くなるような内容にするからね」

「中身が纏まったらまた教えるよ。きっと楽しい宴になる」

くく、とキエは小さく喉を鳴らした。

【人】 巫女 ユピテル

>>44 テラ

「あらあら、お兄さんだったのね?
ごめんなさい、全身の鎧で顔が読み取れなかったから、
不躾で失礼な質問しちゃったかしら。

それじゃあ、お姉さんの私とどちらが上か、
わからないからそのままテラって呼ばせて貰うわ。
ふふ。競い合うより大人の付き合いでいましょうか?」

ぺた。と、ヘルメットに触れています。
引っ張ったりはしませんが、何かを確かめるような触れ方です。

「気分……そう。
それじゃあそう言う気分にさせられるよう頑張っちゃう」
(65) 2021/10/16(Sat) 1:58:22
「はァ〜ン?
 オマエの”遊び”とやらにゃあ興味無ェ。
 オレが愉しいと思えるのは──そう! サツジンだけさ!」

響く声色には喜色が滲む。
性根の捻じ曲がっている、下卑た声色。
けれどもあなたもきっとそれは同じ。

「だが、ま。オレ達『愉しい』のセンスは異なるが、
 どうやら目的は同じらしい。文句は言わねえさ……」

「……オレに聞こえるトクベツな会話は二つ。
 オマエとのコレと、あともう一つ。
 ”共鳴”することで聞こえる声だ。

 そんで、ミズガネが掛かった。」

「だが、妙なコト言ってやがるな。
 アイツ何か嗅ぎまわってるのか?

 まァいい、また連絡する。
 じゃァな、ニセ探偵!」

そうして、連絡は途絶えた。

【人】 巫女 ユピテル

>>@20 シトゥラ

「あらあらまあ。それじゃあとても立派な方なのね。
これだけの数の人を庇護なんて、とても……」

感嘆の言葉を述べ終える前に、
その表情は少し落ち着いた物になります。
ユピテルと名乗った娘は意外にも、
その話を聞いて怖がるよりも少し姿勢を正します。

「シトゥラはここに滞在して長かったんだよね」

何かを考え込んだ後、噂に関しての礼を告げました。
本当はもう少し聞きたい事があったのですが、
今ではないのは、仮にも姉を自称する人間には明白です。

「ありがとう。きっと長い付き合いになるでしょうから。
これからよろしくね、シトゥラ。面白い人になってみせるね」
(66) 2021/10/16(Sat) 2:16:30

【人】 巫女 ユピテル

>>53 ゾズマ

「まあ。望んで来る人もいるのね。
私もゲストになるの?不思議な話ね。でも規模を考えると、
こんなに裕福な主の名前が知られていないなんて……」

言葉が途切れたのを見て視線の先を追います。
見ていたのは会場だらけのつぎはぎだらけの服。
ゾズマの率直な言葉にこくり、頷きます。

「これしか私の服はないの。……め、目立つかな」

勿論それは悪目立ちの意である事は、苦笑から明らかです。

「でも、唯一許されている服だから着続けるしかなくて。
あ、ちゃんと洗ってはいるよ?勿論!そこは気を使って……
……出たくても出られないってどう言うこと?」
(67) 2021/10/16(Sat) 3:15:11

【人】 巫女 ユピテル

>>54 ポルクス

「そう、よかった。それなら安心して……
ポルクスが死ぬと悲しむ人がいる。って説得材料に出来るのね」

追っ手や殺人など物騒な話題を軽くしようとしたのでしょうか。
少し冗談めかしそう笑います。

「まるで追われるのを待ってるみたいね。危ない恋のようだわ」

追って追われて。そこに愛があるならそう聞こえます。
それを恋と称しながら、同じようにグラスを持って来ます。

「よろしくね、ポルクス。
まだ慣れてない新顔同士、もう少し付き合って貰おうかな」

飽きたと言う単語はどこか寂しがってるように聞こえました。
だからすぐに立ち去る気分にはなれません。

気を使ったとは思われたくないようなそんな誤魔化しをして、
拒まれないなら暫し歓談を楽しんだでしょう。
(68) 2021/10/16(Sat) 3:25:29

【人】 巫女 ユピテル

「…………あ!」

何かを思い出したのか、急に声を上げます。

「そうよ、あの子を探そうとしていたのに、
この人数で見かけたのに声はかけられなかった……」

どうしよう。とまたタオルを持ってウロウロし始めます。
恐らくはもう不要なはずですが、つい持ってしまうのです。

「誰か、裸足のあの子見なかったかしら?
すっごく世間慣れしてなくて『大変!』って思ったのに、
まだ声をかけられていないのよ。お姉さん失格なの」
(71) 2021/10/16(Sat) 3:57:49

【人】 巫女 ユピテル

>>70 ゾズマ

「う……ち、違うの。永遠にこれを着る訳じゃなくて。
今の期間だけみたいな、そういうやつで。
物乞いは……確かに効果はあったけど、もうしたくない、な」

裏を返せばそれは経験があるという事です。
そして今は行っていないと言う事でもあるでしょう。

「あらあら、それはだめよ。お月様が哀しんでるわ。
外に……?そんな事……う、ううん。試さないのにだめね。
えっと、来たのはこっちからだっけ?行ってみるね」

ずいずいと言われた通りに試そうとしに行きます。
問題は、明らかに出口と真逆の方向に突き進もうとしているので、このままだと下手な裏口を超えて焼却炉にでも行きかねません。
(72) 2021/10/16(Sat) 4:06:41

【人】 巫女 ユピテル

>>73 ゾズマ

「……そうね。しなくて済むなら一番だわ。
言う方もだし、言われる方もおかしくなっていくの、
何回か見たことがあるから。そんな環境がなくなれば一番」

「あのね、私、ユピテル。
お名前、聞きたいなって……あうッッッ!?」

本当は、『あなたも経験、あるの?』
そう尋ねたくても名も知らなくて悩むのはこちらも同じです。
なお好意の指摘には思い切りつんのめりました。

「……ま、間違えてたかしら。ごめんなさいね。
こう言うの普段は誘導があるから一人だとどうしても……
月は見えないけれど、前は近い子は聞こえたわ。巫女だから」
(74) 2021/10/16(Sat) 4:44:26

【人】 巫女 ユピテル

>>@25 トラヴィス

「あらまあ……お姫様。ふふ、新鮮な響き。
ありがとう、ここでじゃないと聞けない言葉だったわ。
元の場では誰もそうは呼ばないもの」

ユピテルは到底お姫様なんかではありません。
むしろ真逆と言える存在かもしれません。

それでもそれを己が一番理解していても。
お姫様扱いに喜ぶ事くらいは今は許されるでしょう。

「ユピテルよ、トラヴィス。
まあ、本当に主人のような事を言うのね?

早く出たいと言う人はそれなりにいるように見えたけれど、
ここにずっと居たいと思っている理由、聞いていいかしら。
魅力を知っていたら素直に閉じ込められたものが逃げてしまうかもしれないのは、勿体無いでしょう?」

尋ねた言葉が事実であれ、誤解であれ、
それを責めるような様子は一切見られません。
その疑問の答えは無理には聞かず、どこか労るように、
答えたくないのならば逃げられるように、柔く微笑みます。
(75) 2021/10/16(Sat) 4:59:31

【人】 巫女 ユピテル

>>77 ゾズマ

「偉い?」

とてもそうは思っていなさそうに眉を顰めます。
親指の爪を唇にあてながら、何処か淡々と言葉が紡がれます。

「少なくとも私は声を聞ける巫女だけど、偉くはないよ。
来た道がわからないのゾズマも同じじゃない?覚えてる?

私は方向感覚が変な自覚はあるけど、理由は先に述べた通り。
もし普段から全ての地理地形を把握出来ていたら、
多くの人は地図なんて持たないでしょう?

でも突然迷うなんて……。いえ、ありがとう、ゾズマ。
一度試しに行ってみるわ。現状把握は大事だものね」

しっかりしているのか否か、言動だけで見極めるのには曖昧で困難にも程がある変な娘です。
そのまま引き留められなければ一度別れようとするでしょう。

なお指し示された方向には向かいますが、随分遠回りをした結果、結局この場に何故か戻ってくる可能性がないとは言い切れないほどには感覚は致命的でした。
(78) 2021/10/16(Sat) 6:07:41
 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

 

……やーめた。今きれいにしても、意味なかったや
 

 

ナニカ はどこかへ 行きました。
 

「きっと館の主様も探偵と殺人鬼の組み合わせを見てみたかったのかなァ。そうでもないとこんな偶然有り得ないよ。まあ、『愉しみ』は違えど今暫くは夢の饗宴共演といこうじゃあないか」

囁きが途絶えてからキエは告げられた名前を下の上で転がした。この声が聞こえる観客達へ向けて、胸中で事足りる思考を敢えて口にする。

「ミズガネ君が言っているらしい妙な事と彼が何か調べている可能性。ふゥむ、確かに気になるな。しかしそれを此方が一方的に知っている以上有利なのは現時点で僕らだ。…特に僕ァまだ彼の捜査網にかかっていないからねェ。
 
いざとなったら2人には囮になってもらおうか。


 ーーーくく。朗報だねェ、
怪しげな人物がもう二人もいるよ


キエは愉悦を享受すると一度瞬きをした。そして一種の静寂が訪れる。


……
………

「俺の気に入っている給仕がそういう噂をしていたから」

最悪な理由だった。

「火のないところに煙は立たないと言うだろう?お前、何が目的でここの下女を志望しているんだ?折角客人として招かれたのだから、わざわざ働かなくてもいいだろう」

 

「 
いっけないんだ〜
 」
 

 

「 
せーんせーにー いっちゃーおー♪
 」
 

 

「 
いや、せんせーとかいないんですけどね
 」
 

「あ、あたしは……。ただ……」

「グズでノロマでダメな女だから。
 誰かの役に立てるようになりたかっただけです。
 で、でもきっと。ダメだったんですね、あたし。

 きっと嫌われちゃったんだ。
 だから、ヘンな噂が立ってる……」

「ね、ねぇ。あの。あなたに会いに行っても良いですか?
 こんな、テレパシーじゃ。きっと気持ちも表情も伝わらない」

「…………。
 おい、やめろ。それ以上卑下するのはよせ」

自虐を聞きたくないと言わんばかりに口を開く。

「お前まだここに来てそこまで経ってないだろう。噂はともかく、嫌われたなんて話は聞いていない。ダメと決めつけるには早すぎるし、そもそもダメかどうかは周りが判断する事だ。
 そこでぐすぐすしてる暇があったら挽回する為に動け、いいな?」

慰めなのかそうでないのか。非常に分かりにくいが、貴方に嫌悪を抱いているわけではないのは確かだ。

「構わないが、酒の一つや二つ……お前そもそも成人しているのか?あー……素焼きのナッツとドライフルーツ。手土産に持ってこい。そうしたら歓迎してやる」

「…………。あなたが疑ったんでしょ。
 あ、あなたにとって、あたしは、怪しい人物の筈なのに……」

届く声色は、困惑と、……少しの喜色。
それから、意気込んだ声に変わる。

「わ、分かりました! い、いいお酒を持ってきます!」

……もし、あなたが本当に女を疑っているのなら。
決して気を緩めてはならない。

ひょっとしたら、
薬のひとつでも入れられているかもしれないのだから。

【人】 巫女 ユピテル

「あら……だ、だめよ〜喧嘩とか暴れるのは。
大人だけならいいけど、小さい子もいる場だから……」

成人男性達の張りつめる空気に、
どうしたものかと頭を悩ませました。

一部のやり取りなんて、傍から聞いてるだけでも
頭ごなしに駄目というような問題でもありません。

環境による物も多いのではと思うと仕方のない事かもしれませんが、かと言って放っておくのもどうかと、所在なくうろうろしています。
(109) 2021/10/16(Sat) 18:37:23

【人】 巫女 ユピテル

>>@27 トラヴィス

「お誘いは魅力的だけど……ええ、ユピテルはユピテル。
私である時は私を保つ必要のある巫女であって、姫ではない」

「だから、名前で呼んで頂戴トラヴィス。
あなたのその言葉だけで、私はこの一瞬お姫様になれました。
──それだけで十分なの。

……トラヴィスはどう?呼んで欲しい何かはあるかしら。
今あなたがそうしてくれた様に、私もそれに変えて見せるわ」

くすぐったそうに少し身を捩りつつも、
懇願の言葉通り、謙遜ではなく名で呼んで貰いたい。
その気持ちを伝えるようトラヴィスの瞳を見つめ返しました。

「駄目なんて言わないよ。酒場でも館でも、集う事情は様々。
でもそうね。しいていうならそれが心から思って……いえ、
思い続けてくれるならもっと嬉しいと思うかな」

今の言葉もトラヴィスにとって嘘ではないのでしょう。
けれど、本心でない事は薄々感じ取っています。
だからこう告げるのです。
「捕える」なら「思い続けて」ほしいのだと。
(116) 2021/10/16(Sat) 19:54:22
………
……


「やあやあリーパー君。仕事をしながらで構わないから耳だけ貸してくれたまえ。

 催しなんだが内容が纏まったよ。君はハロウィンという祭を知っているかね? 簡単に説明すると仮装をした人間が菓子を求めたり悪戯をして歩き回る催しだ」

何処かからキエの喜色に満ちた囁き声がする。

「これならば君が普段では考えられない場所にいても“祭の準備をしていた”と言えば済むだろう? 悪くないんじゃあないかね」

【人】 巫女 ユピテル

>>84 テラ

「そうね、パーティ会場でずっと全身武装していたら……
そもそも何か危ない事があるの?って尋ねたくなるのもあるわ」

潜水服、あるいは宇宙服を知らないのでしょうか。
先程も鎧と例えていたように、それを何かからの防護。
或いは守衛に近い何かと考えているようです。

「100歳?本当に?でも自称なら、
お姉ちゃんも不詳にしておあいこにして貰おうかしら。
曖昧な付き合い方って意味じゃなく……負けず嫌い?」

ノリがよく回ってくれるのでそれに合わせてくるくるっ。
ある種の奇妙な光景が繰り広げられているかもしれません。
(118) 2021/10/16(Sat) 20:02:38

【人】 巫女 ユピテル

>>86 ゲイザー

「落ち着いて。大丈夫、故意でないのは見てたもの。
もし怒られてもお姉ちゃんも一緒に怒られに行くわ」

続けられる謝罪と「また」の言葉に穏やかに声をかけます。
もし汗をかいていたなら、タオルでそっと拭おうとします。
沢山あるのでどれ程慌てても大丈夫でしょう。

「あら、頑張ってお仕事している子じゃない。
飲み食いだけの人より余程努力して働いているのに……
どうしてそう言う風に思うの?私はそう思わないわ。

それにここの人達はみんなゲストになるって聞いたのだけれど
あなたは宴が始まる前からずっとここで働いていたの?」
(124) 2021/10/16(Sat) 21:03:43
 

そこには 誰もいません。
 

 

けど ナニカ はいます。
 

 

『 
いえ〜〜〜〜い 見えてる〜〜〜〜〜???
 』
 

 

 

 

 

「 
……こんなの貼って どうするんだろうなぁ
 」
 

 

ナニカ はどこかへ 行きました。
 

【人】 巫女 ユピテル

>>115 キエ

「さすがにいくら騒がしくても、
みんなもっと騒がしい方を聞いちゃうわよ〜!」

本気の怒りや抗議と言うよりは単純な訴えに近いものです。
何より意外にも自分以外にはまるで気にした様子がない。
その為、治まった場をなんやかんやと言うのも、と思いました。

「本当に照れてるだけ?それならいいんだけど……
白衣のお兄さんの方は次は私も行こうかしら……

……あら?私、名乗ったかしら?確かにユピテルだけど。
ごめんなさい。あなたのお名前、忘れてしまったみたい……」
(129) 2021/10/16(Sat) 21:48:40
 

「 
いいなぁ
 」
 

「あァ……? ハロウィンだあ〜?
 ああ、血みどろで着飾って雑魚どもをビビらせるアレか!
 いいねェいいねェ、妙な恰好していても誤魔化せる。

 あァ悪かねえ。面倒だから準備は全部オマエの好きにやれ。
 オレもオレで、好きにやらせてもらう!」

「勿論僕の方で進めさせてもらうさ。信用も得る必要があるからねェ、名前を売るには丁度良い。そしてここからが本題さ」

「僕の調べによると死体は神隠しに遭い易いみたいでね。きっと殺せば消えるのだろうが……もしも消えなかった場合は君が第一発見者になりなさい。
 悲鳴でも上げてくれれば僕が駆けつけるさ。得意だろう?

 犯行の痕跡がある場所も教えてくれると助かるよ。君が戦果を見て欲しいなら参加者を其方へ誘導するし、隠したままにしたいなら其方から遠ざけよう」

「ハイハイ、わーったよ。
 ま、オレだって死体は神隠しされた方が都合がいい。
 悲鳴と苦悶の表情を見るのは好きだが、
 別に死体をXXXする趣味は無ェモンなぁ!!
 ヒャハハハ!!」

下卑た笑い声。

「だが、万が一が起きた時はそうさせてもらおうか。
 オマエも探偵らしく振舞いたいんだろ?
 チッ。プライドもへったくれも無ェ、気味悪ィヤツだぜ」

 

「 
子どもの頃かあ、いいなぁ……
 」
 

【人】 巫女 ユピテル

>>131 テラ

「き、着ぐるみくらい知ってるわ。
でもその場合中には誰かいるくらいは知ってるの。
本当にいないのかしら?開けられたら確かめられるのに」

許可がないのに開けるつもりはありません。
だから軽口の一つです。

「……それが、武装じゃなくてエンターテイメント?」

信じられないとばかりに見つめ返しました。
(141) 2021/10/17(Sun) 0:14:31

【人】 巫女 ユピテル

>>a58 >>a59 >>133 テラ

「あらあらまあまあ。
困ったわね。口癖で受け身と思われていたら困るわ。
でも、ちょっと嬉しいかも」

何故か照れ臭そうに笑いを返しました。

「受け身に恋。冗談でも滅多に言われないから。
思わず笑顔になっちゃった。
それならテラは受け身?それとも逆?」
(142) 2021/10/17(Sun) 0:18:08

【人】 巫女 ユピテル

>>@30 トラヴィス

トラヴィスが言葉を紡がない。
いいえ、紡げない様子を、その唇を。
最後まで言葉に出来なかったのをじっと見届けていました。

   
「──ヴィス」


手を伸ばして、頬に近いその手を取って引こうとします。

  「トラヴィス」

その呼びかけはあなたを懐旧から引き戻すように。
或いは、戻せなくても何かを安堵させるように。

「あなたが望み続けるならそう呼び続けるわ。
あなたに望みが生まれたら、新たな名を呼ぶわ」

「だから、そんな顔しないで。
あなたが望まないものは、今、ここにはないわ」

食事は終えていました。
意外にも冷たい部類のユピテルの手は、
トラヴィスに何かを囁いて、もう一度軽く手を引きます。
(144) 2021/10/17(Sun) 0:38:11

【人】 巫女 ユピテル

>>132 キエ

「よろしくね、キエ。でも……お仕事とは言え、
いきなり聞いてまわるのは大変じゃないかしら。
それとも趣味の部類で行っているの?」

まだ来てばかりのユピテルでも、
探る事に抵抗を持つ人間はそう少なくはないとは気づいています。
反感を買う事も多いでしょうにと言いたげな表情です。

「あらあら、性別どちらにでもなれるのね。
今はどっちとかあるのかしら。それとも半分ずつ?」

そして職についてはその様な疑問を抱いた割に、
性別が可変な事については驚くほど自然と受け入れました。
(145) 2021/10/17(Sun) 1:14:02

【人】 巫女 ユピテル

>>138 ゲイザー

「どうして?う〜ん、そうねぇ。
私が昔されて嬉しかったから、かしら。
あのね。実は不器用なの、私も随分とね。
だから色々見覚えと言うか、放っておけなくて」

うん、うん。貴方の話を頷いて聞きながら、
溢れる度にその滴を拭いとります。

「あら、ごめんね。折角の才能奪っちゃうかもしれないわ。
だってお姉ちゃん、頑張ってる子が好きだもの。
嫌われる才能、奪っちゃったね。でも他の才能があるよ」

軽くウインクをしてから、
涙が止まるのを見届ければスッとこちらも佇まいを戻します。

「うんユピテルであってる。ゲイザーあのね、私思うの。
ドジだったり器量が悪かったり不器用だったり。
でもその上で挫けないで『役立とう』って思える精神こそ、
一番の自慢できる才能だって。その方が素敵じゃない?」
(146) 2021/10/17(Sun) 1:26:50
「プライドなんてものは無い方が快適だと思うがねェ? あんなものが在るから人は望むものさえ掴めず…さらには手放してしまうのさ。
 
しかしだからこそ人は夢想してくれる
、有難い事だよ」

キエは溜め息混じりに笑う。

「もしも死体が消えなかったら…そうだねェ、悲鳴を上げるのは祭が始まって少し経ってからが良いな。和やかな空気が一変した方が其れらしいと思わないかね?

しかし他の誰かに見つけさせれば君の望む表情だって見れるだろうし其処は任せよう。きっと菓子を求めて歩き回ってくれる人がいるし、菓子を配ってくれる人もいるだろうから」

「……オマエ何者?」

「いいや。別にオマエと仲良しこよしするつもりは無ェ。
 ゲイザーのほうはどうだか知らねェが……。

 が、そりゃあ一理ある。
 だが、今回は第一発見者はオレでいい。

 チュートリアルってヤツさ! 
 アイツらがマジでビビリ散らした表情を拝みたい!!」

「そうそう、今夜襲撃するニンゲンを決めた。
 『庭師のクロノ』だ。

 アイツはミズガネみたいに厄介なことを考えなさそうでいい。
 オレの思い通りになってくれるだろうなァ……」

「おいキエ! テメー抜かったな、
 開催日時書き忘れてんぞ!!」

「日時って…おかしな事を言うねェ、ここに時間の概念など存在しないというのに。まあこれから慣れていけば良いけれども」

来館時期は大差ないがキエは此の世界の理に馴染んでいた。現実で生きる為に必要な常識が無いのかもしれない。

「“襲撃”かァ、君が決めたのなら其れで良い。
 しかしゲイザー君の本性が君なのかと思っていたがどうやら違う様だね。異なる人格であるらしい」

「あ? 何バカなこと言ってやがる。
 オレに文句つけんじゃ……、
 あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

気付いた。その通り、女はこの館に来たばかりであり。
まだここの理に慣れていなかったらしい。

「オレのことが気になんのか?
 だったらこんな妙なとこで会話してないで、
 オレに直接会いにくればいい。

 オマエの前であれば、オレも顔を出してやるさ!」

「なら祭の最中にでも会いに行くとするか。
 尤も、その時はゲイザー君を宥める事になっているかもしれないがね。健闘を祈るよ」

そうして、奇妙な囁き声は小さくなっていった。


……
………

【人】 巫女 ユピテル

>>@32 トラヴィス

「わ……」

払い除けられた自分の手を少し見つめていました。
けれど驚きはしたものの、意図せぬ返事で手を降ろす様子は
拒絶された事が初めてであるようには見えない反応でした。

「……望まない、か。
巫女なのに、何かを望まれないのは随分久し振りね」

手は痛くありません。
痛んだのはきっと心でしょう。
ユピテルはトラヴィスにそんな行動をさせた事を悔やみました。
彼を巣食う痛みを思い出させてしまった事が辛いのです。

「……ごめんなさい」

去り際の貴方に、僅かに声を掛けました。
トラヴィスを引き留めはしません。
その後ろ姿を過ぎる影をユピテルは見た事があります。

だから今はこれまでと同じように。
ただその姿を見送る事しか出来ませんでした。

それから広間を後にして何処かへ向かい駆けだしました。
(193) 2021/10/17(Sun) 19:46:08

【人】 巫女 ユピテル

>>147 ゲイザー

「ふふ。私もゲイザーのこと、好きよ。
素直に受け取って聞いてくれたあなただもの、
きっと明日はもっと良い事がある……え?」

「お姉さんって呼んでくれるのは、
全然嬉しいのだけれど、その。どうしようかしら」

あなたみたいな人になりたい。
そう言われて、少し戸惑うように瞳が揺れます。

「私がかけたみたいな言葉をかけられる人になって欲しい。
そうは思うのだけど、私のような人になるのは……

きっと避けた方がいいと思うの。きっと今思ってくれてる程、
あのね、私は立派でも素敵でもない人だから」
(194) 2021/10/17(Sun) 19:55:52

【人】 巫女 ユピテル

>>153 キエ

「あらあら適職なのね。良い事だわ。
世の中、望んでない職をせざるを得ない人も多いから、
どちらも兼ねられる人が居る事は希望になるわね。

でも、もう少し柔らかく接しないと、
得られる情報も得られられなくならない?」

先程見かけた男性陣とのやり取りの事を言っているようです。
頬に手を当てながら思案する様子からして、
呆れや非難ではなく、純粋な疑問の感情に近しいでしょう。

「男なのね。じゃあ今はお兄さん。間は取れない。
なら魔法?科学?それとも生まれ持った性質かしら」
(195) 2021/10/17(Sun) 20:02:09

【人】 巫女 ユピテル

>>169 >>a80 >>170 >>a81 >>171 >>a82 テラ

「つまり、今は受け身?それに、
ここに100年もいたら身体の方、は」

言い方からしてきっと受け身でない時期もあったのでしょう。
少なくともユピテルはそう捉え、問おうとして。

その空洞を見ました。

瞬きを数回して、固まりました。
純粋に驚きもありましたが、その瞳は真摯に何かを、
そう。目に視えない何か、を捉えようと見つめていました。

「……あ」

けれど捉え切る前に、それは付け直されてしまいます。
残念がるも、今はこれだけ。の言葉に顔を明るくします。

「じゃあ、次はもっと教えてくれるって事よね?
それとも見せてくれる、なのかしら。約束よ!」

手を振りながら別れる様子をみて、追いかける術はありません。
何よりユピテルはそう捉え、素直にお別れをしたでしょう。
(196) 2021/10/17(Sun) 20:15:11
 




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