68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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「
I don't know what to do.
」
「
I know, you have broken.
」
「
I can't help you, too.
」
ラサルハグには届いている。
キューの声も、メレフの声も。
あなたが『ラス』と定義するものも、
『ラサルハグ』と定義するものも、
別個の存在ではない。
| >>56 ルヘナ 「ハマルは押し付けられてなんかいない。 ハマルはダメだと言われてもやる。 ルヘナが前を向けないなら、ハマルが手を引っ張ろう。 ハマルは、ルヘナを失礼だと思わないからな」 [いいぞ][そう返してハマルも目を伏せ] 「……ハマルはだいじょうぶだ。 ハマルはちゃんと『ハマル』で居られる。 ハマルじゃなくなるところをルヘナに見せたりはしない」 [空っぽのカップを目で追い] [ブラキウムの部屋へ行くまで、ハマルは貴方の隣にいた] (80) 2021/04/27(Tue) 23:49:23 |
| 「キュー」 [ハマルは難しい事がわからない] [ただ自身の知る『貴方』の名を呼ぶ] 「 か?」 [それは以前貴方に問われた言葉] [それは貴方に問い掛け返した言葉] 「ハマルは答えよう。 ハマルは 復讐を望まれていない。 ハマルは 生きる事を望まれた。 ハマルは 望まれた事を叶えたい。 そのために ハマルはこの事件の解決をしたい。 」 [竪琴が鳴る][誰に届けるでもない音] 「名をどこで知ったかも、構わないんだ。 ただ、ハマルは教えてくれた人々を『信頼』している。 『裏切る』事はないと知っている。 それだけなんだ。キュー」 (85) 2021/04/28(Wed) 0:18:59 |
| 「それとな。 ハマルは殺したい“気分”というものがわからない。 殺すときは『そうしたい』ではなく、 『そうしなくてはならない』覚悟で行うものだろう?」 「おまえは ちがったのか?」 [竪琴は爪弾かれる] 「ハマルはカウスやメレフ達のようにお前の全てを知らない。 ハマルが知っているのは手先が器用で、 動物の世話が上手で皆を助けてくれていた。 たくさんの羊の赤ちゃんを見ようと約束をした。 そんな『キュー』だけだ」 [為すべき事はなにか?] [この事件を解決できる方法は?] 「……今それに近い者はきっとメレフなのだろう。 それでも聞いてみようか。 お前はハマルに何を望む?」 [黒羊はどんな夢を望まれている?] (88) 2021/04/28(Wed) 0:35:24 |
| >>87 ルヘナ [肩へ掛けられた手から] [掛けられた言葉から伝わるものは] 「ハマルはルヘナの『信頼』に応えよう」 「だからルヘナはいつでも、誰でも、なんでも。 ルヘナが思うままに 信じていい 」 [貴方を裏切る事はないとハマルは言い切る] [そうしてハマルは貴方と共に居た] (90) 2021/04/28(Wed) 0:49:36 |
| ハマルは、なにかが触れた気がして頭に手を当てた。なにもいなかった。 (a120) 2021/04/28(Wed) 0:50:56 |
| ハマルは、知っている。少年は自分の手で掴むためにたくさんを頑張っていた事を。 (a121) 2021/04/28(Wed) 0:51:54 |
| (a122) 2021/04/28(Wed) 1:08:18 |
| >>94 ヌンキ 「ヌンキ」 [ハマルは貴方の傍にいる] [約束をした][ハマルはそれを果たす] 「ヌンキ。ハマルがいる。 頼りにはならないかもしれないけれど、 ハマルはずっとお前の味方でいよう」 [そうして会議は始まる] (97) 2021/04/28(Wed) 1:16:15 |
| (a126) 2021/04/28(Wed) 21:36:18 |
| ハマルは、手を掴めていない。泣き喚く事もできない。 (a127) 2021/04/28(Wed) 21:36:54 |
| (a129) 2021/04/28(Wed) 21:54:12 |
「
I say "Help me, help Cu".
」
| [竪琴の音。] 「…………」 「聞こえているか」 「ハマルは聞こえるかわからない」 「だけど、だけど、」 「ハマルは声を伝えるぞ」 「だって、だってハマルは 声 が聞こえていたからな」 「…… しとぅら >>c125」 [ハマルは貴方の声を『キュー』に届けたい] (107) 2021/04/28(Wed) 22:11:39 |
| (a133) 2021/04/28(Wed) 22:13:47 |
しかし“死は平等に不平等”です。
いつそれが当方にも訪れるとも知れません。
ですが、当方は予感します。
それが“神様の言う通り”であれば、
当方は『壊れた時報』と『もうひとり』として、
『“Torcular”』として
完成するでしょう。
それが、“誰かさんの言う通り”であれば、
当方は『“BAG”』として
完成するでしょう。
2日目の終わり頃か、そんな声が聞こえた。
これからの選択が「神様の言う通り」になるか、
「誰かさんの言う通り」になるのか。
誰がそれを解釈するのか。
| [竪琴を弾く][空気が揺れる] 「ハマルは難しい事がわからないからな。 でも、わかる事だってあるぞ。 苦しい事とそれを言葉にできる事は別だ。 苦しいを言えずに苦悩する生は『ハッピー』なのか?」 [吐き出せない言葉をハマルはよく知っている] [全部は叶わない事を、ハマルはよく知っている] [叶わない約束を未だ抱えている] [そして音は止まる] 「……お前は『“死”に触れたい』と言ったな。 死を“体験”したら。 お前は“やりたい事を為し遂げられた”事になるのか?」 (111) 2021/04/29(Thu) 0:17:19 |
| >>109 ラサルハグ [コンコン][扉をたたく音] [貴方が扉を開けばそこには黒い羊<ハマル>がいる] 「ラサルハグ。ハマルが来たぞ。 サダルの……迷子の羊達を、受け取りに来た」 [金色は貴方を映している] [そのまま話をするならそこにいる] [招かれれば、家の中に入るだろう] (112) 2021/04/29(Thu) 0:31:42 |
| 「ゲイザーが」 [彼女ならそうだろう] [きっとそう言う][ハマルもそう信じている] 「……そうだとも。 生は死に至る旅路だ。 ハマル達は何処へでも行ける。 海にだって、遠くの国にだって。 望めばきっと、どんなところへでも」 [竪琴の音は高らかに] 「そして希望を見出しているからこそ。 ハマルは『次の旅路』へとお前を導こう。 お前が満足するのならば、ハマルは『いいもの』を持っている。 ハマルは、お前に を与えよう」 [どうする?] [貴方は羊の与える『夢』を見ようとするだろうか?] (119) 2021/04/29(Thu) 1:20:34 |
「
To help Cu. To help Brachi.
」
| >>121 ラサルハグ 「お砂糖とミルクをいっぱいいれたら飲める」 [ハマルは子供ではなくなったが子供舌だ] [ドボ…] [黒に白を溶かしてハマルは貴方を見る] 「 全部。 ……できるだろうか?この子達を宿屋に連れていきたい。 ハマルはな、キューやブラキに約束していたんだ。 羊をいーっぱい見せると。 本物ではなくても……ハマルは約束を守りたいと思っている」 [サダルを牧場へ連れていった時から状況は変わってしまった] [連れていく事が難しいならせめて、という訳だ] (134) 2021/04/29(Thu) 9:21:59 |
| ハマルは、メェになるお薬は楽しそうだったなぁと思い出した。メェメェ。 (a143) 2021/04/29(Thu) 11:26:22 |
| [名を聞けば星は少し影を帯びる] [しかし今そちらを振り向く訳にはいかない] 「ハマルはそうであって欲しいと願う。 ハマル達とは違う道を進む事になっても。 彼らは新たな門出を迎えているのだと。 ひとりなんかじゃないのだと」 [ハマルがひとりにしないで欲しかった事は] [今は、然程重要ではない] 「『薬』にも『毒』にもなるものだ。 それでもお前に間違いなく死を与えるものだ。 古来から神を殺す事にも使われているだろう? 興味があるのならば、ハマルはお前にそれを渡す。 ハマルはお前達を見届ける」 (151) 2021/04/29(Thu) 14:29:19 |
| >>138 ラサルハグ [金で、黒の羊][ハマルのひつじだと思った] [大事に抱えて頬擦りする] 「ん!手伝ってもらえるとハマルはとーっても助かる! この子達は大事に大事に運ばなければならないからな」 [サダルが望んで貴方が丁寧に作り上げた羊達だ] [貴方に抱える感情がどうであれ、ハマルは作り手に敬意を示す] [ぐーっと珈琲を飲んでちょっと噎せかけ] [ふと貴方を見上げる] 「ラサルハグ。事件が全部解決して『以前』のように戻ったら。 ラサルハグもハマルの牧場に来るといい。 ひとりでも、誰かと一緒でもいい。 本物の羊もな、とてもかわいいんだ。 ラサルハグにいい羊毛を見せる事だってできるかもしれない。 ハマルはいつでも歓迎しよう」 [それは約束のような、提案のような] [今まで他人に告げてきたように、未来を見据えるものだ] 「ハマルはそうできればいいと、思ってるぞ」 [貴方が当たり前を望めるようになる事を願っている] (152) 2021/04/29(Thu) 14:48:58 |
| [竪琴の音。] 「キュー?」 [『神』がなにかに引っ掛かったのだろうか] [僅か訝しげな色を浮かべたがすぐに打ち消す] 「共感は求めてない。 ハマルが言った事はハマルの考えに過ぎない」 「わかった。 ハマルは、『キュー達』に会いに行こう。 終わりを告げ与えるために会いに行こう。 『そうしなくてはならない』という覚悟で会いに行こう」 「ハマルは既に その覚悟を持っている。 だからそこで待っているといい」 [最後に一度、竪琴を強く鳴らして] [音は途切れる] [――そしてハマルは貴方に会いに行った] [ハマルは貴方の前に現れた] (160) 2021/04/29(Thu) 18:16:06 |
| ハマルは、「いってきます!」と叫んだ。そうしなくてはならないと思った。 (a145) 2021/04/29(Thu) 18:16:42 |
| ハマルは、貧民街の近くを走った。『彼女』の遺体はもう回収されただろうか。 (a149) 2021/04/29(Thu) 19:06:29 |
| ハマルは、ひそひそ噂話を聞いた。悪い言葉がひとつ、ふたつ、たくさん。 (a150) 2021/04/29(Thu) 19:07:42 |
| ハマルは、叫んだ。それでもゲイザーは優しかった!美味しいご飯を作ってくれた! (a151) 2021/04/29(Thu) 19:08:18 |
| (a152) 2021/04/29(Thu) 19:08:33 |
| ハマルは、走って、走って。そうして『キュー達』の拠点へとたどり着いた。 (a153) 2021/04/29(Thu) 19:09:14 |
| 「キュー!」 [扉を勢いよく開く] [そうして貴方達の前にハマルは現れた] [たくさんの想いと共に託された薬を持って] [貴方の髪色のリボンをつけた、羊のぬいぐるみを持って] 「ハマルはキュー達に会いに来たぞ。 ハマルは、キュー達を『導き』に来た」 [羊を真っ黒の中に座らせて] [テーブルの上の小箱の横にふたつ、小瓶を置く] [『キュー』がブラキウムに頼んだもの] [そうしてハマルとヌンキに届けられたもの] [仮死薬と安定剤だ] (168) 2021/04/29(Thu) 19:28:41 |
| 「……ラサルハグが、たくさん作ってくれたんだ。 サダルがお願いして、それで。 だからこれはキュー達のものだ」 [本当は本物を見せたかった] [それでもこの選択をしたのは他でもないハマル自身だ] 「薬でもあり毒でもある。 キュー達がそれをできないのも聞いている。 だからハマルが」 [小瓶の蓋を開ける] [金色は手元を映している] 「ハマルが、飲ませる」 [ 透明に近い安定剤 に 黒い仮死薬 が混ざる] [二人を貴方に似た羊が見つめている] (172) 2021/04/29(Thu) 20:21:20 |
「ラス。ラス、聞こえるか。
話がしたい。謝りたい事も、話したい事もある。」
「……今じゃなくてもいい。
お前が許してくれるなら、聞いてもいいと思えるなら。
また声を掛けて欲しい。」
「今までお前を待たせた分、
その時が来るまでずっと待ってる。」
会議がようやく落ち着きを見せて。
それぞれが動き出した頃。そう声を掛けるだろう。
返事はいつだっていい。今日でも、明日でも。
貴方を待たせた分だけ、男は待ち続ける。
もう、誰かを視る必要もないだろう。
情報は手中にあるし、疑う相手もいない。
ただ、もっと知りたいと想う相手が一人だけいる。
──正確には、ずっと“いた”。
だから今日はこの力は、己の為に使う。明日を視る為に。
▶ 占う: 人形 ラサルハグ
呆れたようなため息から通信は始まる。
「聞こえている」
無愛想な返事。
ラサルハかは短な言葉に様々な感情を含んでいる。
先に連絡をよこさせた情けなさ、
『相棒』でありながら知らないことが多くあること。
「俺も、話したいことがある。
──時間のあるうちに」
キューを止めた後、次に始まるのは償いだ。
彼らが殺めたものたち。
すべてを見ないふりすることで協力したこと。
ブラキウムを殺め引き込んだこと。
「次に待たせるのは俺かもな」
自嘲して、瞳を閉じた。
| [羊を撫でる貴方を金色は見つめている] [逆さ言葉を飲み込んで、口を開く] 「どういたしまして、だ。 キュー。キュー達」 「ハマルはお前達を皆――― 助ける 」 [貴方の袖を引いて少し屈んでもらう] [小瓶の中身を自身の口に含む] [そうして貴方に抱きついて] [口に、 を移し込んだ] [おやすみなさい] Androids dream of electric sheep [貴方達はきっと羊の夢を見る] (180) 2021/04/29(Thu) 21:41:09 |
「待つのには、俺も慣れている。
200年妹を生き返らせる為に費やした男だぞ。」
軽く笑ってから懐かしむように話し出す。
あなたに、いや、あなただからこそ言えなかった話。
「お前は、地下の“お嬢”──妹を生き返らせる部屋を、
気付いていただろうに黙っていてくれるものだから、
……つい、甘え過ぎていた。
呪術ギルド『等価交換』のギルドマスターは、俺だ。
妹の為に作った組織だ。死者蘇生をする、
その為に星(願い)を地下の祭壇に集め続けていた。
昔、お前が来て間もない頃、怒った事があったな。
倫理的に問題のある依頼をうちは受けてもいたから。
お前に打ち明けられなかったのは……拒絶が怖かった。
最初拾った時は縁の一種だとそりゃあ気楽だった。
でも日に日に俺はお前に打ち明けた時の反応が、
今まではギルド員のせいにしていた事が、全部、
全部本当は、俺の判断だと知られるのが、怖かった。
……ラスが『置いていかれる』恐怖を抱えていた事に、
気づけなかった。俺は、俺しか見えてなかったんだ。
すまなかった。……話すのが、遅くなって。」
何かを切り出すのが不安だと思ったのは何年ぶりだろうか。
| (a182) 2021/04/29(Thu) 21:45:58 |
| (a183) 2021/04/29(Thu) 21:46:21 |
| (a184) 2021/04/29(Thu) 21:47:16 |
「……あと。俺は、お前に置いていかれない。
ずっと一緒だって約束しただろ。
罪と思うなら、それは俺も一緒だ。
一緒にお前と歩んで償う。
元通りにはできずとも、何かを為せるように。
だからもう、離れる心配はしなくていい。
待たせる心配もしなくていい。
……お前を置いていかない為に生き続ける。
俺は、俺の意思で、いつまでも傍にいるよ。ラス。」
返事がなくてもいい。届いていればそれで。
自分達は生きているのだから、明日でも明後日でも、
或いはその先でも──沢山話はできるのだから。
| 「―――ッ、」 [ぐらりと視界が揺れる] [まだ大丈夫][まだハマルは頑張る事がある] [ハマルは皆と一緒に今日を超える] [ 誰も死なない一日 を、皆で一緒に過ごすため] 「キュー、キュー……。 大丈夫だ。ぜーんぶ、ハマルにまかせろ。 ハマルは、やり遂げる覚悟だって、持ってきた」 [机の上を見る] [大事そうにしていた箱][ 星 ] [キューのひつじのぬいぐるみ] [鞄に箱と星を入れる] [貴方とひつじのぬいぐるみを抱える] [揺らぎかけた足に力を入れる] 「……帰ろう、キュー」 [そうして][ハマルは歩き出す] [皆と共に明日を迎えるために] (181) 2021/04/29(Thu) 21:53:02 |
| (a185) 2021/04/29(Thu) 21:57:23 |
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