68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
| 昨日この会議室からはすぐ出た。 でも、誰が話していたかは知っている。 朗らかに見えた空間があったのを知っている。 けど、 その空間は、戻ってこない。 「…………俺は、『生きてさえいれば、』って、言っただろ。」 (5) 2021/04/26(Mon) 22:17:10 |
まさかのこの構図 アタシたち滅茶苦茶
つら なに? 助けて
/*
あたしカウスと特に繋がりないし
ロール相手もあなたしかいないから
なにひとつ問題ないのよね……
ラス!!もっと交流…いやでもメレフ嫉妬する
実はラスはまあエクストラ頂点として
メレフの好感度上位が カウス ハマル ヌンキ
でも壊れた時報ちゃんは なんとか救ってあげたい
って言うメレフ マジで身動きできないのよ
魔術師をなのに人側につくにはラスが人質
でもハマルに無理させてるの知ってる
カウス あんたがいれば私
ハマルもルヘナも任せたのに カウス なんで
/*
メレフが人側としてどう行動しても
ラサルハグには影響ない(本当か?)から大丈夫よ(本当か?)
キューの代わりに死ぬ気はないし…………
ブラキウムには殺した責任があるので関わるけど………
| 「……ハマル。ヌンキ。 送った手紙、もう不要だから捨てておいてくれ。 」 こんな状況で顔を見せない事で不安がらせる人がいる事を、 あの少年は、もう知っている筈だろう。 その上で、顔を見せないと言う事は。 ──そう言うコトだ。 彼の【秘術】の解除方法が書かれていた手紙なんて、 自分が生きていれば、事足りる。そして、 彼が生きていないなら、もう不要なのだから。 (14) 2021/04/27(Tue) 0:00:58 |
| 「……ルヴァの所へ行ってくる。」
ラサルハグ以外が動かないのを見て、 そう宣言してから席を立って、声の方へ向かった。
(16) 2021/04/27(Tue) 0:03:43 |
| 【ゲイザーの死体現場】 街の人間を適当に捕まえて、噂を聞けば。 その少女に辿り着く事はさほど難しくはなかった。 彼女が憲兵に発見される前。 陰惨な私刑の跡が根深い死体の前で膝を立てる様にしゃがむ。 「本当に応援していたんだけどな。 最期まで諦めてなかった所とかが特に。」 この後、恐らく彼女の遺体は一度『父親』に会うのだろう。 意味がないかも知れないとは言え、魔法をかけた。 メレフの最も得意魔術は『隠蔽術』だ。 彼女が父親に愛を求め続けて生きて来た“いつも通りの姿”に。 ──死化粧のように、それを手向けとして、立ち去った。 (23) 2021/04/27(Tue) 0:34:20 |
| >>25 >>27 ヌンキとハマルへの手紙 「もう送った物だ。 開けるなと言っても開けられる。 俺は好きにしろとしか言えないが、 ……もう意味がない物だから、そう言った。」 別段何か仕掛けを施してはいない。 開ければカウスについての内容なことはわかるが、 青年はその事を口にはしないだろう。 (33) 2021/04/27(Tue) 1:22:30 |
| メレフは、送った手紙はもうヌンキとハマルの自室に届いていると知っている。 (a36) 2021/04/27(Tue) 1:29:38 |
「メレフ。
ブラキウムを知らないか」
それはルヴァの遺体を見つけた後のこと。
薬指にはめた魔道具を介して通信が入る。
「ルヴァがいないから彼女が困る。
早く見つけてあげなければ」
あなたには尋ねたいことがある。
しかしそれよりも優先するべきことが起きてしまった。
それはブラキウムがあなたより大切なのではなくて、
自分より他者を優先する、ラサルハグの性質によるものだ。
| 「──さっき、宿の裏でルヴァの死体を見つけた。 死因は、滅多刺し、毒、絞殺。どれか不明。
また貧民街でゲイザーの死体もあった。 多分、昨日騒ぎになっていた、暴徒による私刑だ。 さすがに、せめてと、遺体は綺麗にしておいた。
どっちも例のθの痕はあった。 ……カウスとブラキはまだ、見ていないが、……。」
薄々、嫌な予感を感じていた。 ここ数日ずっとそうなのだから。
(39) 2021/04/27(Tue) 1:41:39 |
「ブラキを?
…いや、まだルヴァとゲイザーの遺体しか見ていない。
あの日、俺も混乱していてブラキについて詳しく聞けなかった。
ブラキは、どの様にして今になったんだ。
彼女に何か変化が起きたりはしたか?
ルヴァがいないと困ると言うからには理由があるんだろ?」
| (a42) 2021/04/27(Tue) 1:52:08 |
「そうか……。
彼女が死んでいることはないと思いたいが」
「……? 神祓衆は死をもって生まれ変わると、
そう教えてくれたのはあなたじゃないか。
彼女は悩みを解決し、
安らかな今に変わったんだ。メレフ」
「ブラキウムは人が死ぬと悲しむ。
涙をたくさん流して、とても苦しそうだ。
それをルヴァは助けてくれた。
彼は気分を吸い取ってくれるから。
……だからルヴァがいないと困る。
俺が彼女の傍にいてあげないと。
彼女の『相棒』だから」
「……ブラキを殺したのは、
ルヴァと『ラサルハグ』だったのか。」
そう。彼に知識を教えたのは自分だ。
自分だって当時、ブラキがこちら側に来てくれればと。
そう願っていたはずなのに、この不快感は。
不安は、罪悪感は、……後悔は、誰に向かられている?
「まだ悲しんでるなら、俺もそばに──
相棒?
」
ピタリと、声が止んだ。
確かに『ラス』はブラキを気にかけていたし、
ブラキもラスに懐いていた。それは知ってる。
「……待て。『相棒』って、なんのだ。何の話だ。」
知ってた、つもりだっただけで、
俺は二人のことについて何も知らないと、
明確に動揺を滲ませた声でそう尋ねた。
なんで、自分は今こんなにも嫌な気持ちになったんだ?
『ラサルハグ』と呼ばれるたびに胸がつきりと痛んだ。
システム影響を強く受けた際の思考や認識は、
正常時と分離することなく統合されている。
疑心は挟まらない。そうできている。
「俺はこの件に彼女を引き摺り込み、
新しい役割を与えた。
その責任を取らなければならない。
『相棒』は文字通り、共犯関係と言い換えて構わない」
「あんただって俺に言わないことが多くある。
ヌンキとの一件だって。
ブラキウムとの件は、そんな爛れたものじゃない。
心配するな」
拗ねた声を残して、声が途切れる。
しばらくは声をかけても反応は返らないだろう。
カウスううううううう!!!!!!
お前お前お前えええええ!!!
※これはPLの喘ぎ
/*
別れ話を持ちかけるとか
そうした展開ではないので……
| >>a58 ヌンキ メレフを探すとこの時は自分の部屋に居た。 ノックをするとやや遅く「どうぞ」と返ってくる。 /* (51) 2021/04/27(Tue) 13:35:10 |
| メレフは、ルヘナカウスあんた許さないわよ、と言う電波を受信したが無視した。 (a64) 2021/04/27(Tue) 13:37:05 |
| (a65) 2021/04/27(Tue) 13:37:29 |
※ブラキの部屋にいく前の時空の台詞です
「それを言うなら他の『犯人』側だって同じ……。
いや。“自分が引き込んだから”か。」
そこが重要なのか、なら口出しはしない。
元々そう言う性質を持っている事を教えた事も、
ラスがおかしくなったのを知っていた上で、
ブラキを守らなかったのも、己だ。
「……ヌンキ?爛れた?……?何の話、
……ン?もしかしてあの事、あ、
オイ!ラス!?」
何度か名前を叫んでみるも、反応はない。
「……あの野郎、切りやがった。」
永遠に大声で呼び出し続ければ別かもしれないが、
さすが、ブラキの方を気にするのはわかる。
後で弁解──と言うほど、実はわかっていないのだが、
とにかく話をしようとは思いつつ、この時は一度、
各々の探したい人の元へ行った事だろう。
救難菫。号“Ma'at”
プログ繝ゥ繝?縺ョ蛛止を推奨
“Ammut - Brachium”動菴エラーを確隱阪@縺セした
“Methuselah”が見縺、かりません
“Chamali”が見つか繧翫∪せん
“Hakrabi”縺瑚ヲ九▽縺九j縺セ縺ん
“Brachium”動作エラー繧堤「コ認しました
“Brachium”蜍穂ス懊おラーを確隱阪@縺セ縺励◆
“Brachium”動作エ繝ゥーを確認しまし縺
謨鷹屮菫。蜿キ“Ma'at”
繝励Οグラムの蛛懈ュ「繧呈耳奨
“Ammut - Brachium”蜍作エ繝ゥ繝シ繧堤「コ認し縺セ縺励◆
…………
……
…
ここ≠ナはないどこか≠ヨ向けられたメッセージのようです。
誰かに届くはずもありません。
どこかへ伝わるはずもありません。
それに届いたところで――――
もう、手遅れでしょう。
こんな場所へ届いてしまっていますから。
| メレフは、ヌンキから目を逸らした。違いますうちの教育方針じゃなく… (a93) 2021/04/27(Tue) 21:58:49 |
「
I'm "Broken time signal".
」
…こ…ます……
聞…えますか…?
聞 こ え ま す か ?
当方は今、貴方の脳内に直接語り掛けています。
/*意味の分からない音の羅列と共に、脳に直接声が届きます。
音の羅列は、別の音と重なって聞こえる気がします。
/*
注釈子細は参照。通常発言窓との差異は赤文字のみです。
よろしくお願いします。kiss.....
「
I'm "Broken time signal".
」
当方は『壊れた時報』キューの言う、
『もうひとり』のキューです。
ええ、頃合いかと思いまして
名乗りを上げた次第です。
……何の事かって?
「“シータ”の痕」事件のことですよ。
当方は貴方に、“我々”についてお話します。
「
I'm "Broken time signal".
」
まず、当方は『壊れた時報』の上位存在です。
『壊れた時報』は、当方が3年前に作成しました。
レムノスの街に住む方ならご存じでしょう?
『壊れた時報』は、その当時から『壊れた時報』です。
当方は『壊れた時報』に様々な制限を与えています。
具体的に挙げればキリがないですが、
『壊れた時報』の言葉があべこべなのはその内のひとつです。
『壊れた時報』は言葉を除けば正直者ですが、
当方は彼の言動を度々操作します。
つまり、『壊れた時報』は
“貴方に嘘をついたことがあるかもしれない”
……ということです!
「
I'm "Broken time signal".
」
『ラム』『ガルデニア』『モス』
『フール』『スクリプト』『リリス』
……それと、ダンマリのままの『誰かさん』
あなたの名前、『スクリプト』から聞いているのですよ?
推測の域は出ませんが、
『スクリプト』の死に協力的だった者で
生存している者は、あとは貴方のみです。
さて、先に挙げたのは、“我々”の名前です。
当方は『キュー』です。
主犯が本名を使うと思いますか?
そういうことです。
「
I'm "Broken time signal".
」
つまり、貴方が
当方を誹り、罪人と曝し上げ、罰しようとも、
それは事件の解決に繋がりません。
ただの私刑ですね。
貴方がする必要な事ではないのに、
貴方は貴方の為だけにキューを罰しますか?
「
I'm "Broken time signal".
」
“殺された人の恨み”?
誰がそんな事を頼んだのですか?
復讐を死者が望みましたか?
それは貴方の望みではありませんか?
託された望みであると言っても、
それが叶う事を望むのは貴方でしょう?
それは貴方の望みではありませんか?
犯人がもう事件を起こさないようにするだけなら、
貴方が犯人を殺す必要はないのです。
捕らえることはあってもね。違いますか?
胸に手を当てて、よくお考え下さい。
「貴方の正義は何処に在りますか?」
「
I'm "Broken time signal".
」
現在、我々として生存しているのは
『フール』『リリス』『誰かさん』
そして当方、『キュー』です。
事件の調査をしていれば、
当方の名はきっと出たものと思います。
当方は貴方に訊ねます。
「それは誰から聞きましたか?」
「その誰かは、どうしてそれを知っていたのですか?」
どこにいてもその声から逃れることはできないだろう。
手を伸ばしたかったのに、叶わなかった声を。
「
I'm "Broken time signal".
」
信用を得る為に、もしくは場を掻き回す為に、
純真無垢に見える『壊れた時報』の名を出す事は、
一定以上の効果が予想されます。
キューの名を出した貴方の行為は
無意味なモノではありません。
当方が保障します。
そして当方の思惑通りに動いてくださった貴方に、
当方は謝辞を述べます。
サンキュー!
「
I'm "Broken time signal".
」
「キューは悪い人に騙されているだけ」
「キューは悪い人に無理やり従わされているだけ」
「キューは本当は裏の顔があった」
想像が膨らみますね。嘘か真か、簡単に判断できません。
一部は事実でありますから、完全な嘘ではありませんしね。
「“死”に触れたい」
という、一般的な倫理観を有しているのであれば
全く思い付かない様な願望を持つ当方が、
『壊れた時報』を従わせているのです。
「
I'm "Broken time signal".
」
“当方が嘘をついている”?
はい、当方はいくらでも
当方にとって都合の良い事を述べます。
当方はきっと、貴方が信用を置いている
彼もしくは彼女をも欺きましたよ。
つまり、当方が“的”になる事は、
当方の望むところだったのです。
「
I'm "Broken time signal".
」
しかし……
それでも貴方が
“当方に罰を与えたい”と、
それでも貴方が
“『壊れた時報』に手を掛けられない”と、
そう考えるのなら、
キューの持つ箱を開けると良いでしょう。
キューが『スクリプト』から貰った、
“人を殺したい気分”が入っていますよ。
『スクリプト』は、我々にこの気分を送りつけました。
当方には無意味なモノでしたから、
こうして取り置いていた次第です。
貴方のせいじゃなくなりますよ。
よかったですね。
/*
キューは、気分屋の“気分”の未開封の箱を所有しています。
「
I'm "Broken time signal".
」
当方は人々をハッピーに導く事を
モットーとしております。
それが当方のハッピーです。
それはそれとして、当方の為したい事は為します。
か弱い当方でも、我々のおかげで、
当方は沢山の“死”に触れました。
サンキュー!
そして当方は、これからも我々が人々に
“死”を与える事を幇助するでしょう。
……放っておかない方が多数ですね?
/*
・か弱い当方
キューの筋力はPCの中で最弱です。そう設定されています。
「
Can you listen to me?
」
さて、当方の長話をお聞きいただき、
誠にありがとうございます。
ここまでを踏まえた上で、当方は貴方に問います。
「
I say "Help me, help Cu".
」
「貴方が為すべき事は何でしょう?」
「
I hoped it reaches you.
」
/*耳にだけ音が届きました。脳に届く声はありませんでした。
| (a103) 2021/04/27(Tue) 22:52:30 |
| メレフは、『私を助けて。キューを助けて。』の声を聞いた。 (a104) 2021/04/27(Tue) 22:52:48 |
| (a105) 2021/04/27(Tue) 22:53:04 |
ブラキウムは、みんなを助ける為に来たのです。
ですから、特定のワードに対して敏感に反応します。
たとえ壊れてしまっても、動きが重くなっても、反応だけはします。
ブラキウムは、何も守れません。
ブラキウムは、何も助けられません。
生まれてから、ただの一度も成功したことがありません。
「
Please someone help Cu.
」
それが【Brachium】の限界ということでしょう。
……そうして、誰かに向けられたメッセージは途切れました。
「 when they heard the bell toll 」
──みんなが聞いた。鳴り出す鐘を。
メレフは、聞こえた言葉を口にする。
自分に言い聞かせるように。
聞こえないかもしれない『ラス』の為に。
その鐘の音に、耳を澄ませた。
▼
「Who'll kill Cock Robin?」
誰が駒鳥を殺したか?
「貴方が為すべき事は何でしょう?」
「I say "Help me, help Cu".」
私は言う、『私を助けて。キューを助けて。』
▼
「I, said "Cock Robin".」
それは私、と“駒鳥”は言った。
「 」
「I hoped it reaches you.」
あなたに届きますように。
「
I don't know what to do.
」
「
I know, you have broken.
」
「
I can't help you, too.
」
| (a118) 2021/04/27(Tue) 23:35:04 |
ラサルハグには届いている。
キューの声も、メレフの声も。
あなたが『ラス』と定義するものも、
『ラサルハグ』と定義するものも、
別個の存在ではない。
| >>ラス ※全てのツリーと別時空のつもりです 「『ラス』、」 名前は関係ない『恋人』の貴方へ。 「お前が動けないのなら、 俺が代わりに動くよ。ラスの代わりに。」 貴方のままだった時間はたった三日しかなかったけれど、 確かに、貴方は願っていた筈だ。 「その為の痛みなら、幾らでも耐えられる。」 この男の得意魔術は、『隠蔽術』だ。 貴方達に掛けられていたものが【精神支配】なら、 この男に掛けられていたものは【肉体支配】。 「お前を置いて行かないために、俺は死なないから。」 『陣営外』の者に何かを話すたび『制限』は掛けられる。 針を刺す痛みは、釘を指先に打ち、爪を剥ぐものに、それでも駄目なら、 焼き鏝を当てて、それも駄目なら、肉片をペンチで一つ一つ摘まむ様に、
もう男の身体から、硝煙と煙草の匂いはしない。 血の匂いを消すので、もう限界だから。 「だから、これだけ聞かせてくれ。 俺は、『ラス』の想いも共に持って行っていいのか?」 (79) 2021/04/27(Tue) 23:40:56 |
| 「 we launched a
“ Round-Table Council”」 『 “円卓会議”を始めよう。 』 そう貴方達に魔術で呼びかけた男は、 いつもの会議室で、いつものように座っていた。 (93) 2021/04/28(Wed) 1:03:49 |
「
I say "Help me, help Cu".
」
しかし“死は平等に不平等”です。
いつそれが当方にも訪れるとも知れません。
ですが、当方は予感します。
それが“神様の言う通り”であれば、
当方は『壊れた時報』と『もうひとり』として、
『“Torcular”』として
完成するでしょう。
それが、“誰かさんの言う通り”であれば、
当方は『“BAG”』として
完成するでしょう。
2日目の終わり頃か、そんな声が聞こえた。
これからの選択が「神様の言う通り」になるか、
「誰かさんの言う通り」になるのか。
誰がそれを解釈するのか。
| メレフは、むぎゅーしたくてそわっ…したが、大人なので我慢した。 (a139) 2021/04/28(Wed) 23:18:37 |
| >>壊れた時報チャン
【6日目 会議が始まる前の時空】
カウスと話した通り、“彼”を探すために。 昔取引をした、壊れた時報に会うために、街中を探す。
一定の時間で間違った時報を知らせているのは知っている。 そのタイミングを見計らって、貴方に接触を図るだろう。
「さて、一対一で話すのは久しぶりだな。 ──“今”、いいかい?」
それは、『もうひとり』の貴方になるべく聞かせたくない。 そう言う意図だ。最も、この時のメレフは昔よりも 貴方の権限が上位になっている事は知らない。 (113) 2021/04/29(Thu) 0:31:48 |
| >>52 ヌンキ (メレフの自室時空) 「ン。……どうした?」 いつもの軽口が飛んでこない。 僅かに気怠そうな顔をしつつ、ドアの近くの椅子に座った。 「手紙。……ああ、出来る筈だ。 あの【秘術】自体は、“子供”とその合意、 子供の「一番大切なモノ」があれば成立する。」 「術者が死んだ場合、どうなるのか…… 中身が消えるのまでは知らないが、 少なくとも、あの術自体が出回ってるなら、 【宝物庫】にされるヤツは出てくると思う。」 と言う話が聞きたかった、で合ってるかい?と笑う。 (116) 2021/04/29(Thu) 1:00:07 |
| >>118 ヌンキ 「因縁?あんな小さいギルドに、と思ったが…… 全く、どこの誰が【秘術】を売ったんだか。 相当古い魔術だぞ、あんなの。」 この時の疲労、正確には痛覚の刺激は、 生き残った『対立陣営』の友人達に話した結果だ。 けれど、それ以上に残った面子の心労の方が辛いはず。 何より、伝えた所で治るものでは無いのだから。 耐えられるなら、耐える。そう言う男である。 「アイツも相変わらず、素っ気無い顔しつつ、 人助けはするし面倒見がいいねェ。 破らないで使用するって許可かい? そう言う理由なら構わないさ。 理不尽に子供が物にされるのは不愉快でね。 その代わり、“ちゃんと”仕事はしろよ。」 言外に、『悪用はさせるな』と釘を刺している。 ヌンキ自体は善良でも、その所属ギルド全員が そうとは限らない。最も自分で動く気もないが。 (120) 2021/04/29(Thu) 1:24:27 |
| >>122 壊れた時報チャン 【6日目 路地裏】 「アフターケアサービスだ。 ……冗談はさておき、“調子”はどうだい。」 調子、とは昔あなたと取引した、 『もうひとり』への干渉を可能にしたとのの願い。 「ラスはお前の事を救おうとしていた。 だが、……そう言う訳にも行かなくなったみたいだ。 だから代わりに、俺がお前の『救い』を聞きに来た。」 「あとは、そうだな……。 『もうひとり』の会話は俺も聞いてはいるが、 アイツがなんであんなにも『死への興味』を抱いたのか。 何かきっかけでもあるのかが聞きたい。 どちらに就くにしろ、理念は必要だろ?」 この時のメレフは、 壊れた時報が『わたしたち』と認識をしてる事を知らない。 だから『あなた』と呼んでいる。 『あなた』はそれに気づくだろうか。 (124) 2021/04/29(Thu) 1:41:21 |
| >>123 ヌンキ 「お前達は嗜み程度で本業は騎士だろ。 専業の魔術師でないと見つけられないだろうさ。 じゃないと【秘術】なんて呼ばれない。」 別段慰めてるつもりではない。 だからこその【秘術】であり、悪党が利用する。 「何より、不幸な子供と言うのは山程いる。 治安維持に努める者より、圧倒的な数が。 他の職に就いてる奴なんて間接的に放置だろ。 ま。意図してサボってそうなったならまだしも、 真面目に捜査した結果なら仕方ねェだろ。割り切れ」 カウスのような子供が増えて欲しくはない。それは事実だが。 自分のような業種もその様な子供を増やしている。 何より食い物にした事が無い訳でもないのだ。 (126) 2021/04/29(Thu) 1:57:55 |
「
To help Cu. To help Brachi.
」
| >>128 ヌンキ 「あんまり張り切りすぎんなよ。 お前、力の抜き方が下手くそっぽいからな。 適度に癒しを見つけとけよ。 ハマルの羊に定期的に会いに行くとか。 自分のメンタルの管理は戦闘職には必須だぜ?」 羊をボーっと眺めるのはメレフの性には合わない。 どちかというと暇で喋り相手が欲しくなるが、 騎士様はそれくらいの方が丁度いいだろうと言う見立てだ。 「まあ趣味で調べた事柄だからな。 カウスも、その方が喜ぶだろ。異存はねぇよ。 ……“自分は終わりだ”って言う位なら、解除して守られてりゃよかったのに。」 それが出来ない子供だったであろう事も知っている。 だからこれは後悔を愚痴の形に変えて吐きだしているだけだ。 「……まあ、確かに何か怒られたが。 なんだ、お前ラスと何か話ししたのか?」 多少拗ねながら、心当たりがまるでない顔をしている。 「恋」をしてこなかった男は、原因にまだ気づいていない。 (130) 2021/04/29(Thu) 2:29:31 |
| >>140 壊れた時報チャン 【6日目 路地裏】 「そうか。いいなら何よりだ。 むしろ増えてるのは逆に不思議に思うが、 ……カウスのお陰か?随分お前を気にしていた。」 ラスへの反応を見て哀しそうにする。 メレフからすると、ラス自身の優しさは変わってない。 あの謎の『洗脳』めいたせいなのはわかっている。 それでも、目の前の彼がこの反応をする理由はわかる。 そして『やることが増えた』彼がこう言うと言う事は、 “ラスへの洗脳は彼らは関わっていない”と言う事だ。 ……自分の結界を過去に破壊してまで呪術ギルドに飛び込んできた、キューなら、と思ったが。 なら、一体アレは誰の仕業なのか。考えかけたが、今はやる事をやるだけだ。それがラスの望みにも繋がる。 (144) 2021/04/29(Thu) 12:22:58 |
| >>140 壊れた時報チャン 【6日目 路地裏】 「考えてはいるけども、という感じか。……提案だが、 俺含め“お前”は助けようとする奴はいると思う。 “もうひとり”と“お前”を分離する事も考えた。 それについて、お前自身はどう思う。 お前達を分けることは、救いにはならないか? それともあくまで“二人で一つ”で、 お前ももうひとりと同じ結果を背負いたいと思うのか。」 貴方の問いを聞いて、おかしな事だと首を傾げる。 『すこし』『アト』ならまだ、わかる。でも『ずっと』『アト』? 「──キューが『死への興味』を覚えだしたのは、 お前が生まれる“少し前”に持った? つまり、生まれつきじゃない? ……ラスと似たような事が起こってたのか?」 (145) 2021/04/29(Thu) 12:25:42 |
| >>131 ヌンキ 「お前が気付いてないだけで、お前を気にしてたり、 気遣ってた奴はいくらでもいたって事だ。 ハマルも手助けがしたそうだからそう提案しただけで、 元々そう思ってた気持ちはアイツのモノだ。」 特に照れ隠しとかでもなく、当然とばかりの様子だ。 事実、貴方が見えていないだけで議長は負担だろうと 思っている人は多かった。それを具体的に形にしただけだ。 「……ラスとブラキウムの関係について、 俺はそんなに詳しくないから聞いてみた。 そしたら『あんたもヌンキの件を言ってないだろ』 『それみたいに爛れてない』って通信切られた。 あれは嫉妬じゃなくて……怒らせた? 爛れた……」 傭兵はカルチャーショックのように言っているが、 どう考えても一般的な倫理で正しいのはラスやヌンキだ。 その感性だけは気軽に頼まれると抱いていた感覚が、 「付き合ったらやめるもの」と言う発想がまだない。 (146) 2021/04/29(Thu) 12:47:35 |
| >>147 ヌンキ 「わからない、気づけないのはいいが、 言われた際に素直に受け取れって事だっての。」 この男も気付けない事があったので、 何も偉そうな事が言えなくなってしまった。 「オイコラ待て質問は終わってない。 その気まずくなったら逃げ出すの癖なのか?」 ガシッと肩を掴んで引き留めた。立ち去り方がわかりやすい。 「……こう。あれだあれ。普通はやっぱり、まあ、 恋人になったら他に手を出さないモノなのか? ……まあ言われてみたら俺も複雑な気がしてきた気がする……」 200年傭兵さん、ここだけ分からなかったみたいです。 いや薄々は実感してきているのだが、若干ショックの為、 言葉で言われないと受け止めきれないので聞いている。 「ブラキは俺も心配だからあとで合流する。 それはそれとして。急に他所他所しくなりががる。 お前の甘えるはヤる事しかないのか?んな訳ないだろ。 俺はもうラスがいる。頼まれて手を出すのはもう止めるが、 それはそれとして普通に愚痴は今まで通り聞いてやるよ」 (153) 2021/04/29(Thu) 15:34:04 |
| >>148 >>149 >>150 壊れた時報チャン 【6日目 路地裏】 「成程。じゃあやっぱり無理に分離よりは、 どんな結果でも二人……いや、“同じ”で受けたい。 それがお前たちにとっての救い、と俺は考える。 聞き届けられるかはわからない。 他の奴らは他にそれぞれ大事な奴らがいた。 ただ、“お前”がそう思っていた事は、皆に伝える。」 ギルドカードを受け取り、その意味を理解する。 興味があり過ぎたのか、逆になさ過ぎて探っていたのか。 いずれにせよ、“もうひとり”も何かを求めていて、 そして『何か』があって今に至ったのだと。 「……ま、本当に素で興味を持ったのが『死』だった、 って可能性もゼロじゃないが。そん時はそん時だ。 それはそれで、キューの道だった。」 「話せてよかった。……“キューを助けて” そう言ったヤツらに答えられているかはわからないが、 俺なりに出来るコトはやった。だから、」 「みんなの『答え』を待っていてくれ。」 そう伝えて、路地裏を去るだろう。 (154) 2021/04/29(Thu) 15:43:59 |
| メレフは、ルヘナのバン!!!!!!!!!!!を受け止めない。 (a157) 2021/04/29(Thu) 20:23:09 |
| メレフは、バン!!!!!!!!!してる暇があるならパンを焼けと思っている。 (a158) 2021/04/29(Thu) 20:23:51 |
| (a160) 2021/04/29(Thu) 20:25:32 |
| >>155 ヌンキ 「年長者だからだよ。キファも同じだ。 まずそう言う所から鈍くなって──」 意図に気づく。受けていただろう。昨日までなら。 貴方の口元を覆うように、触れられない様に手で隠す。 「悪いな、完売した。 もう、アイツだけって決めたんだ。」 諭される事に苦笑する様に眉尻を下げた。 申し訳ない気持ちと、反省はある。でも後悔はしていない。 悲しそうな顔をする貴方の手を取って、甲に口付けをする。 代わりと言っては硬すぎるが、伝えられる親愛表現を。 「騎士様はされる事が無いだろ? ……もう前の様に愛は渡せないが。 お前はお前だけの星(願い)が見つかる事を祈っている。」 前に話したであろう、気の遠くなるような年月で、 自分にようやく見つけられた赤い星があったのだから。 貴方にもその運命の星がいつか見つかると、 あなた自身が否定しても、自分は信じ続けてやろう。 (173) 2021/04/29(Thu) 20:28:43 |
「ラス。ラス、聞こえるか。
話がしたい。謝りたい事も、話したい事もある。」
「……今じゃなくてもいい。
お前が許してくれるなら、聞いてもいいと思えるなら。
また声を掛けて欲しい。」
「今までお前を待たせた分、
その時が来るまでずっと待ってる。」
会議がようやく落ち着きを見せて。
それぞれが動き出した頃。そう声を掛けるだろう。
返事はいつだっていい。今日でも、明日でも。
貴方を待たせた分だけ、男は待ち続ける。
もう、誰かを視る必要もないだろう。
情報は手中にあるし、疑う相手もいない。
ただ、もっと知りたいと想う相手が一人だけいる。
──正確には、ずっと“いた”。
だから今日はこの力は、己の為に使う。明日を視る為に。
▶ 占う: 人形 ラサルハグ
呆れたようなため息から通信は始まる。
「聞こえている」
無愛想な返事。
ラサルハかは短な言葉に様々な感情を含んでいる。
先に連絡をよこさせた情けなさ、
『相棒』でありながら知らないことが多くあること。
「俺も、話したいことがある。
──時間のあるうちに」
キューを止めた後、次に始まるのは償いだ。
彼らが殺めたものたち。
すべてを見ないふりすることで協力したこと。
ブラキウムを殺め引き込んだこと。
「次に待たせるのは俺かもな」
自嘲して、瞳を閉じた。
「待つのには、俺も慣れている。
200年妹を生き返らせる為に費やした男だぞ。」
軽く笑ってから懐かしむように話し出す。
あなたに、いや、あなただからこそ言えなかった話。
「お前は、地下の“お嬢”──妹を生き返らせる部屋を、
気付いていただろうに黙っていてくれるものだから、
……つい、甘え過ぎていた。
呪術ギルド『等価交換』のギルドマスターは、俺だ。
妹の為に作った組織だ。死者蘇生をする、
その為に星(願い)を地下の祭壇に集め続けていた。
昔、お前が来て間もない頃、怒った事があったな。
倫理的に問題のある依頼をうちは受けてもいたから。
お前に打ち明けられなかったのは……拒絶が怖かった。
最初拾った時は縁の一種だとそりゃあ気楽だった。
でも日に日に俺はお前に打ち明けた時の反応が、
今まではギルド員のせいにしていた事が、全部、
全部本当は、俺の判断だと知られるのが、怖かった。
……ラスが『置いていかれる』恐怖を抱えていた事に、
気づけなかった。俺は、俺しか見えてなかったんだ。
すまなかった。……話すのが、遅くなって。」
何かを切り出すのが不安だと思ったのは何年ぶりだろうか。
「……あと。俺は、お前に置いていかれない。
ずっと一緒だって約束しただろ。
罪と思うなら、それは俺も一緒だ。
一緒にお前と歩んで償う。
元通りにはできずとも、何かを為せるように。
だからもう、離れる心配はしなくていい。
待たせる心配もしなくていい。
……お前を置いていかない為に生き続ける。
俺は、俺の意思で、いつまでも傍にいるよ。ラス。」
返事がなくてもいい。届いていればそれで。
自分達は生きているのだから、明日でも明後日でも、
或いはその先でも──沢山話はできるのだから。
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