154 【身内】Cute, Beautiful, Awesome 【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[ ふたりで住むようになったら、
絶対にダブル?セミダブルとか、
ふたりが一緒に寝ても余裕あるくらいの
寝具選ぶって決めてるんだ。
狭いとさ、密着できていいんだけど
やっぱり寝返りを打つ生き物だから、
少しでもスペースがあるって大切だよ。
でもこの密着感はそれで好きなんだよなぁ。 ]
わかったよ、
おひめさま
。
[ かわいくって仕方がない。
ぼくの彼女は宇宙一っていうか、
もう何一とかじゃなくて唯一無二の彼女。
ぼくの可愛い可愛いおひめさまと、
ひとつになれるこの瞬間ってさ、
至福のひと時だよね。
好きな人のことだけを考えて、
この生々しくて熱い感覚を共有できる。
こういうのって、なかなかないよ? ]
全部入ってから声掛けたらよかったね。
いい子いい子、……
これで全部だよ、紗優ちゃん
[ まだ?って聞かれたってことはさ、
紗優ちゃん的にはもう全部って思ってたのかな。
申し訳なさが上がるよね……。
ぐっと奥まで到達したら、
耳元で終わりを教えてあげて。
よく頑張りました、ってほめてあげたら
左の鎖骨のあたりに口づけを落として、
そのままちゅっとしっかり吸い付くんだ。
そしたら、誰にでもわかる所有の証。
紗優ちゃんは誰かの女の子なんだって、
しっかりと刻み込んでいくんだ。 ]
っと、……奥気持ちいい?
ぼくはすっごく今紗優ちゃんに包まれて
気持ちよくて蕩けてしまいそう。
[ まって、だめ、って聞こえるから、
少しだけ腰の動きを緩めてみた。
母さんたちが寝静まってるかもだから、
紗優ちゃんの声もできれば押さえたい。
でも、本当の話、ぼくたちがどれだけ
好きあってるのか知らせたいから、
聞かれてたならそれでいいんじゃないかって
たまーーーに、本当に稀な話で思うよ。 ]
紗優ちゃん、明日講義……いけないかも。
[ だって、紗優ちゃんのこと骨抜きにしたい。
鎖骨に付いた痕を指でなぞったら、
腰を動かしながら今度は右肩に痕をつけて。
凄く吸い付くから、痛がっちゃうかもだけど
今日は紗優ちゃんの体が赤い斑点で、
包まれてしまうような気がしてるんだ。
右肩にいくつか痕をつけたら、
紗優ちゃんの様子を見て、また腰を動かす。
あぁ、すっごくかわいいなぁ……。 ]*
[おひめさま扱いは流石に恥ずかしい。
堀江クンはにこにこしてるけど、
私は恥ずかしさに思わず俯いた。
かと思えば子供のように宥めすかされて、
彼の昂りが全て中に入ったことを告げられる。
途中でも全部でも変わりはないけど、
まだだと分かれば、その大きさを改めて分からされる感じがした。
自分でも届かない場所に彼が居る。
耳朶に囁く声にうんうんと何度も頷いて、分かったと伝えて。
彼の髪が首筋にかかっていく。
鎖骨の辺りにチリ、と焼け付くような痛みは、
唇が離れたら赤い花がしっとりと浮かび上がっていた。]
……ぁ、……
[堀江クンがつけた痕。彼のものだって言われてるような印。
その幸福感に、思わず安寧のような息を漏らしてしまう。]
[彼が腰を揺らめかせるだけでぞわぞわと、
腰元から這い上がるような得も言われぬ感触が走る。
思わず、だめ、なんて制止の声を上げたら、
律動する動きが僅かに緩慢になった。]
……ん、ッ、ぅん……、
きもち、いい、から……だめ……っ、
こえっ、……我慢できない……
[だってちょっと突き上げられるだけで、
ビリって電気が走るみたいに快楽が走る。
続け様に突かれたら、おばさんたちもいるのに
我慢できずに大きな声をあげちゃいそうで。
口元に自身の手を宛てて、指を甘く噛み締めた。]
[少し緩やかになった動きに安堵して、
助けを求めるように声を震わせながら囁いたら、
不意に、明日の話をされて小首を傾げる。
キスマークをなぞる指先に、ぶるっと身を震わせて、
再び律動が再開されたら、声を押し殺すように己の指を含んだ。]
……ふぁッ……、ぁンッ……
ん、……ンっ、んんぅッ……、ふ……
[右肩にまたビリっと甘い痛みが走る。
また新たに彼の所有印を施されて、ドクンと心臓が跳ねる。
彼のものだと分からされるように体中に
痕を残されるのに酷く興奮して、また目尻が滲む。
緩急をつけられるように腰を回されて、
内襞が悦ぶようにひくひくと彼のものを甘く締め付けた。*]
[ ぼくのすべてを捧げることができる、
そんな素敵なお姫様だから、
ぼくは紗優ちゃんをお姫様ともいうし、
ぼくが撫でてほしそうにしてたら
撫でてくれる優しいご主人様ともいうよ。
でも、どっちも紗優ちゃんは恥ずかしそうというか
顔を俯かせることも多いんだ。
そんなところもかわいいから気にしないけど!
紗優ちゃんの体内に入り込んでるって、
たとえ一部分だとしてもすごく神秘的だなって思った。
好きな人のすべてを、ぼくの形にはめたくて。 ]
きれいだよ、紗優ちゃん……
[ 痕を付けた体が、光って見える。
漏れる息はどういう意味が込められてるのかな。
呼吸1つをとっても、きれいに感じる。
そんな、紗優ちゃんが愛おしい。
痕をつけるのがちょっと楽しくて、
うなじ近くにもつけようかなって、
ぼくの視線は紗優ちゃんの体を嘗め回す。 ]
母さんたちに聞こえちゃうかな。
今日くらい、聞こえても許されそうだけど。
[ 冗談だよ、ってそのまま続けて。
紗優ちゃんの恥ずかしそうな顔たまらないなぁ。
腰緩くしか動かしてないのに、
中の蠢きがすごくて離してもらえない。
離れたくないからいいんだけど、
永遠と密着していたくなるな……。
さすがに、紗優ちゃんが嫌がるというか、
恥ずかしくなってしまうことは避けよう。
そんな風に思って、動きは早めずに。 ]
紗優ちゃんの中、気持ちよく過ぎてさ……
このままだと、明日の講義までに
ぼく起きれる自信ないや。
[ こてんって首傾げるのかわいすぎじゃん……。
紗優ちゃんの腰を労わりながら、
えっちなことし続けたいんだけどね?
こんなに張り切っちゃったら、
明日朝起きれる気もしないし、
なんなら講義までに起き上がる気力が
出るかどうかも分かんない。
腰をはやく動かしたら、
紗優ちゃん本当に声我慢できなさそうで
自分の指咥えちゃった。
我慢させちゃってる姿がぞくぞくする。
可愛すぎやしない?手首押さえつけて、
声出してほしくなるくらいにかわいい。
そんな、意地悪はここじゃしないけどさ。 ]
紗優ちゃん、もっと……
痕つけさせて、ぼくのだって……
[ 腰の動きは緩くして、紗優ちゃんの様子を見る。
こんなかわいい紗優ちゃんに、
ぼくだけが赤い、特別な斑点を付けられる。
そう思うだけで愛おしくて、手放したくない。
肩と鎖骨についたその証をなでて、
紗優ちゃんからの何かしらのサインがあれば、
反対の肩や、首筋、胸や脚にも、
唇をつけて、痕を残していく。
つけすぎ、って明日怒られちゃうかな。 ]*
[綺麗だと褒めそやされて、頬が赤くなる。
そう言われても、自身では認められなくて、
ゆるゆると首を振れば、ぱさりと髪が広がった。
言葉とともに見下される視線が、
妙に艶めかしくて逃れたくなる。]
……あんまり、見ないで……、
ん、ッ……や、だっ……
……聞かれたくない……よ、ッ……
[目線から背けるように顔を伏せる。
おばさんたちに聞こえてしまうことを想像したら、
きゅうぅと内壁が収縮するように蠢いた。
羞恥に顔が歪む。涙袋に涙が溜まって視界が滲んで、
冗談だと言われたら、弱い力で彼を睨む。
そんな冗談にもならない冗談、笑えない。
抗うように、トンと彼の胸を押し返した。]
[身体を離して距離を取ろうとしても、
下肢が深く繋がっているから解けるはずもない。]
……だめっ……、学校は行くの……ッ……、
[起き上がれなくなるまで抱き潰されては困る。
少し慄いて、腰を引いたけれど
シーツに身体が埋まるだけで離れるまではいかなかった。
腰が蠢く度に、喉奥から込み上げるように嬌声が洩れる。
辛うじて指を噛んで堪えているけれど、
指を噛んでいなければ、きっと大きな声を上げていただろう。]
……っふ、……ん、ンンッ……、
ん、ぅッ……く、ンッ……、ぁッ……
[指に強く歯型がついて、今にも指が切れそうな程。
なのに、身体は従順に快楽を受け入れて、
揺さぶられる度に気持ちよさに、むず、と腰が震える。]
[ギシ、ギシと彼の動きに合わせてベッドが軋む。
指を銜えたまま、涙目で名前を呼ぶ声に虚ろに反応した。
宣言と共に彼の頭が下がり、首筋から肩に降りていく。
彼が唇を寄せる度に、焼け付くような痛みが走って、
その痛みすら快感に火を付けていく。]
……ぅ、ンんッ……、ィッ……、
ぁ、ッ、はぁッ……ッ、ぁ、
[緩やかになった腰の動きに安堵して、指を噛む唇が緩くなる。
身体に残されていく痣が増える度に、
満たされるような溜息をついて、
空いた手で降りていく彼の頭に手を伸ばして髪を撫ぜた。*]
]
[ どうにも認めてくれない紗優ちゃん。
綺麗だし、可愛いし、愛くるしい。
全部が本音なんだけど、まだ受け入れられない。
……気がする。恥ずかしがってるだけかな。
受け入れられなくてもいうだけ言って、
ぼくは満足するような人間だから、
恥ずかしそうに認めないところも、
やっぱり紗優ちゃん可愛いなって思うよ。 ]
ごめんごめん、………
中がすっごい締め付けてきてるのは
ドキドキしてるからかな?
[ あ、もう紗優ちゃんに睨まれるとか
ご褒美でしかないんだけど。
ぼく、顔がゆるくなってない?
もとから緩いとか言わないで泣く。
ぐっと胸板押してくる紗優ちゃんを
よしよしって、また頭なでて、
何か紗優ちゃんが口を押えられる、
画期的なものが近くにないかなって
あたりを見渡してみるけど…… ]
っとぉ、……最悪ぼくおいて行ってね。
[ 口を押さえるもの探してたけど、
紗優ちゃんの動きでまた視線が
紗優ちゃんに戻るし、集中してしちゃった。
講義に行くように頑張るけど、といいつつ、
自分の体も制御できないときがある。
だから、今日は頑張れぼく。 ]
……あ、紗優ちゃん痛いね…?
[ いくつか痕をつけてから顔を上げると、
紗優ちゃんが噛んでた指が目に入って、
そうだった、って気づいてから、
また脱いだ服を見渡してネクタイを見つける。
紗優ちゃんの口から指を離して、
代わりにぼくのネクタイを猿轡みたいに
噛ませてあげたら少しは楽になったかな。
………なんか、SMにみえるのはなんで。
]
[ 顔を上げた拍子に髪をなでられれば、
体勢を変えていいか、
紗優ちゃんに聞いてみるんだ。 ]
後ろから、紗優ちゃんの中を
ぐちゃぐちゃにしてしまいたい。
……なんていったら、怖い?
[ ぼくは犬っぽいらしいから、
犬っぽく、バックで攻めようかなって。
背中向けてもらえたらさ、
紗優ちゃんの背中にもたくさん痕つけられるし
ぼく的には一石二鳥ってところがあるね。
紗優ちゃんはどの体位が一番なんだろう。 ]*
[身体の中の動きをされて、かぁっと赤くなる。]
……し、締め付けてなんか、ないっ……!
[耳朶まで赤くしてぶんぶんと首を振るけれど、
言うことを聞かない身体は、彼が言うみたいに、
蠢いて彼のものを締め付けた。]
……んぁッ、……も、やだぁ……
[羞恥を煽られて恥ずかしさに唇を噛む。
押し返しても、軽く宥められるだけ。
恥ずかしいだけで本当に嫌じゃないことを
分かられてるみたいで、それがまた恥ずかしい。
ぐずるように嫌がって弱く弱く首を振る子供みたいだ。]
[そうしていれば、彼の視線がどこか泳ぐ。
何かを探しているのか、上の空のようなふりで
おいて行って、なんていう。]
……は、ぁッ……ン、……
…………一緒に、行かないの……?
[てっきり一緒に行くつもりだと思っていた。
行かないつもりだと聞くと、ぎゅっと肩口を捕まえて
甘えるように引き止めてしまった。
顔を上げた堀江クンと目が合って、
噛んでいた指を指摘されても、指を離せなくて。
窘められるように離されたら、
代わりにネクタイを咥えさせられて目を丸くした。
確かに声は抑えられるけど、
こんなのネクタイを汚しちゃう。]
……ン、んんッ……、んぅッ……
[唇に挟み込まれたネクタイが唾液に湿る。
上手く空気が吸い込めずに、
ふ、ふ、と鼻で息すれば、視界が滲んで。
唇を近づけられて低い声でいやらしいことを囁かれたら、
ぶるっ、と身体が期待に震えた。]
ン、ンンぅッ、ふ……ぅッ……、
……ッ、ふ、……ぅン……、ッ…
[怖くはないけど、堀江クンの顔を見れないのは少し寂しい。
でも、背中に感じられれば、
抱き竦められてるような感じになるのかな。
少し、躊躇うように瞳を伏せながら、一度身体を彼から離す。
唇を塞がれている代わりに、おずおずと身体を反転させて、
そっと後ろを振り返れば、意図は伝わったかな。*]
[ 否定の仕方もいちいち可愛いな……。
顔全体真っ赤にして否定するんだよ。
可愛すぎてちょっともう……。
やだぁって何??
言い方えっちってか可愛い。
恥ずかしいからやだって言ってることにしよう。 ]
ははっ、体の反応は素直ってことで、いいんだね?
[ これで違うって言われたらぼくは、
紗優ちゃんにひどいことを
していることになるんだけどね。
ぼくもそうだけど、反射神経みたいに
体の反応がすごく素直になると思うんだ。
だから、反応見たさにゆっくり腰を動かして。 ]
え?………紗優ちゃんのにおいがなくなったら、
多分起きるから、一緒にいけるとは、思う。
力みすぎて体力戻らないかもしれないけど…
[ 紗優ちゃんに引き止めるように
ぎゅっと捕まえられたら、なんか……
そういうしかないじゃん???
いや、いつもさ、紗優ちゃんがこうやって
泊まってくれたら、紗優ちゃんの匂いが、
感じられなくなって起きるんだよ。
だから、いつも通り起きれたら一緒に行くけど
もし、ね?最悪の事態になれば、
ぼくを置いて授業に行ってほしいなって。 ]
[ ネクタイ自体は100円均一とかで買った、
いつでも買い直しできるやつだから、
汚されるとかあんまり考えてなくて、
紗優ちゃんの指が怪我しちゃうほうが
ぼくにとっては悲しいから、
しっかり噛んでてくれるといいな。 ]
ちょっとの間だけ、ね?
[ よしよしって宥めてたら、
紗優ちゃんの体が離れて背中を見せてもらった。
そんでもって、後ろを振り返られたら、
GOサインと見るよね、それはもう。
紗優ちゃんの後ろに膝立ちになって、
ゆっくりまた紗優ちゃんの中に入り込む。
この瞬間は、何回やっても新鮮すぎる。 ]
紗優ちゃん、紗優ちゃん好き……。
ね、さっきよりも奥に届いてる気がするよ。
[ 体を密着させて耳元で囁いた後、
ぼくはうなじや首元、肩甲骨とか、
顔が近づけられる場所に痕をつけてあげた。
紗優ちゃんの中、気持ちいい。
ゆっくり動くのはやめないけど、
奥をしっかり打ちつけてたまにぐりっと
先を押し付けてみたりも、やったね。
紗優ちゃんの体に赤い斑点、たくさんだ。
紗優ちゃんがこの体勢もたなくなってきたら、
また体を寝かせてあげて、
顔を突き合わせながらひとつになるはず。 ]*
[やだ、とぐずっていたら堀江クンが
えっちなおじさんみたいなことを言う。
恥ずかしくて答えられなくて、顔を赤くしたまま俯いた。
でも、わざわざ聞くってことは本当は分かってるってことだと思う。
いやらしく中が蠢くのを確かめるように、
ゆっくりと掻き回されれば、堪らずに身悶えて。]
……っは、ぁッ、ぁ……ンっ……、
[撓んだシーツをぎゅうっと掴んで、声を押し殺す。]
[咥えたネクタイに唾液が染みていく。
食いしばろうとしても布が邪魔をして、唇が合わさらない。
ちょっとの間ってどのくらいだろう。
喘ぎ声は確かに抑えられるけど、喋れなくなってしまって
ちょっともどかしさと不安に涙が滲む。
後ろを向いてしまって顔も見れなくなってしまったから、余計に。
ベッドに上半身を沈ませて、軽く腰を上げれば、
彼の手が腰元に回り込んできた。
また、ゆっくりと埋められていく感覚が、
体中ぞわぞわと鳥肌立つように快感が押し寄せる。]
……ふ、……んん、ンぅッ……、
んー……、ッ、……ふっ、ぅ……
[思っていたよりも奥に彼のモノを感じる。
弱く首を振ればシーツの上にパサパサと髪が広がって、
手繰り寄せるようにシーツを引っ掻いた。]
[後ろから抱き竦められるように
身体をくっつけて、耳元で甘く囁かれる。
口元は塞がったままで、ふぅ、ふぅ、と
布の隙間から荒い吐息が幾筋も零れ落ちていった。]
……ン、んんッ、……
[首筋から肩筋にかけて、唇を押し付けられる度に
ぴく、ぴくと身体が弱く反応する。
ゆっくり、ゆっくり中を探られるように弄られて、
不意に最奥まで届いたと思ったら、腰をスライドされて。]
……ん〜〜〜〜ッ、ふぅぅッ……ンッ、
ん、ンッ、……ッ、ぅ……ンんッ、っふ、……
[くぐもった声を漏らしながら、何度も首を振り、
快楽から逃げ惑うように、腰を揺らしてしまう。
気持ちよくて、良すぎて、どうにかなりそうで。
ネクタイが涎と涙を吸い込んでいく。
もう、今にも達っしそうでぶるりと身体を震わせた。*]
は………やば、これは……
紗優ちゃんそんな……あ、ぶな……
[ 肯定のような俯きを見て、
中の蠢きを感じて、やばいって。
顔真っ赤にしてるの、最高に可愛い……。
大好きすぎる。好きだよ、好き。
だから、紗優ちゃんが悲しむことのないように
頑張って起きるよ、ぼく。
そんなことまで考えてたから、
紗優ちゃんからみたら変な顔してそうだなぼく。 ]
イくときは紗優ちゃんの顔見たいから、
だいじょーぶ、そんなに長くないよ。
[ 声聞きたい気持ちもあるけどさ、
母さんたちに聞かれたら紗優ちゃんが
凄く恥ずかしくなると思うと、
体勢戻すまではネクタイ咥えてもらわないと。
紗優ちゃんの耳元でつぶやいて、
上半身がベッドに沈む反動のように
腰から下が浮き上がってるから
くっつくまでに時間はかからなかったよね。 ]
あ、まって。マジ、まじやば……
紗優ちゃん、後でネクタイ外してあげる。
でも、………
イって、みて。
[ 腰動かし始めたら、紗優ちゃんってば
逃げようとするんだよ。気持ち良すぎ?
でもぼくも逃す気はないからさ、
腰しっかり掴んでぐっと奥目指すんだ。
紗優ちゃんが体震わせるのは、
イく前兆だってぼくは思ってるから、
今の腰の動きからもっと激しく動かす。
パチンって肌触れる音凄く聞こえるね。
ぐちゅぐちゅって音もするし、
中の締め付けも結構キツくなってきたし、
そろそろイっちゃうんじゃないかな。 ]
***
っは、ァ……。
紗優ちゃん、ぼくそろそろイきそう。
────── 一緒に、イこ?
[ 紗優ちゃんがバックの状態で1回イってくれたら、
ぼくは紗優ちゃんからまた離れて、
仰向けになって寝てごらん、ってお願いするんだ。
それで、口からネクタイを外してあげるし、
はぁ、はぁって若干激しめに呼吸をしながら、
紗優ちゃんの頬を撫でてあげたはず。
一緒に絶頂超えたら、
気持ちよく眠れそうじゃない? ]*
[ベッドに顔を埋めて、ネクタイを咥えたまま
耳を貸せば、うつろに彼の声が響く。
長くないってどういう意味だろう。
上手く働かない思考の中で、わけもわからないまま、
こくん、と首を縦に揺らす。
どう縛ったのかネクタイはしっかりと口元を覆っていて、
鼻と僅かな隙間から荒い息が、しとどに溢れていた。]
……っ、ン、っふ……ぅッ、……
ん、んッ、んんッ、……ンッ、ぅ……!
[逃げようとした腰を抑えられて、ずん、と奥を穿たれる。
びくっ、と背が跳ねるように波打って、涙が溢れた。
絶頂を促すような声に合わせて、だんだん動きが早くなっていく。
腰がぶつかりあう音が響いて、ネクタイを噛んでいても
くぐもった声が喉奥から込み上げていく。]
……ンンッ、ぅッ……ふぅッ……、んッ!
ンッ、……んんッ、んんんッ、
んンン〜〜〜〜ッ!!
[バチュン、って一際強く腰を叩きつけられた時。
チカッと眩い光が目の奥に飛び散るみたいに弾けた。
同時に、びくんっ、びくんっと何度も腰が跳ねて、
身体が言うことを効かない。
中を何度も穿つ杭を、きゅうきゅうと内襞が締め付けて。
がくっと力が抜け落ちていくみたいに身体がシーツに沈んだ。]
[達した身体が気怠くて上手く力が入らない。
彼の身体が離れていって、体勢を変えてと言われて、
緩慢な動きのまま、彼と向き合うように向きを変える。
ようやく外してくれたネクタイは、
咥えていた部分だけ色を変えて、しっとりと涙も含んでいた。]
……っ、ふっ、もう、ネクタイはやだ……、
[少し苦しかったのもあるけど、
なんだか無理やりされてるみたいで気持ちよくない。
そりゃ声は出したくないって言ったのは私だけど。
少し拗ねるみたいにじとめで見上げて、
両腕を伸ばして首筋に絡みつく。]
……ん、一緒にシよ。
……今度は、こっちで塞いで……、
ね?
[ちゅ、と唇を軽く食んでキスを深めるように首を傾ける。
こうしてキスしていれば、喘ぎも彼の唇の中に溶け込むだろう。*]
[ ネクタイ咥えさせてるのって、
ちょっと背徳感が湧いてくるんだね。
………これで手を縛ってたら、
完全にSMっていうか、ほら、うん。
後ろから見てるの楽しいんだ。
だって、紗優ちゃんの体が凄いビクビクするんだよ。
となれば、感じてくれてるのもろわかりだから、
激しくしたくなっちゃうよね?? ]
っ、は…ぁ……ん、っ………!
[ 激しく腰を打ち付けていると、
紗優ちゃんの体が一層跳ねて中がひくつく。
あっぶねー……。出しそうになった。
それはなんとか堪えて、
体勢を変えてネクタイを外した紗優ちゃんに
またごめんね、って謝った。
ネクタイはやっぱり紗優ちゃんに合わなかったね。
紗優ちゃんの唾液で汚れたそれは
ベッドの端において、紗優ちゃんと肌を合わせる。 ]
ふは、そうだね。
イったら、今日はおやすみしよ。
[ 首元に両腕回ったら、あ、すべすべって感想がね。
唇に唇が合わされば、ぼくもチューで返して、
腰から下はまた紗優ちゃんの中を目指して入っていく。
ぬぷっ、って感覚かな。抜け出せない沼みたい。
紗優ちゃんの中はぐちゅぐちゅで
超気持ちいいから、簡単にイきそう……。
1番奥まで入ってしまったら、
ちゅーしながらだけどそのまま腰を動かして、
ぐちゅ、ぐちゅって音を立てていくよ。
だんだん我慢できなくなって、
動かす速さが上がってきたら、
紗優ちゃんの様子はどうなるかな?
気持ちよさそうに感じてくれてたなら、
ぼくの腰は更に激しくなって、
最後はぐっと奥に押さえ込んで果てるんだ。 ]
っ、ふ………。
[ 紗優ちゃんに抱きついて呼吸を整える。
すっごく荒くなっちゃったから、
よしよしって撫でながら、落ち着いたら、
ちゅって頬に唇を当てて、体を離したはず。 ]*
うん……、
[ちゅ、と唇を触れ合わせれば、柔らかな感触がして
返されるキスにゆっくりと目を伏せていく。
啄むだけのキスから、舌先を絡め合わせ
深くなっていくキスに酔い痴れてうっとりとしていれば、
秘所に彼のものが宛てがわれて、またゆっくりと押し入ってくる。]
……ふ、ぅ……ぁッ、ぁ、んんッ……
んぁ、それッ……、きもち、ぃッ……、
[十分に中は解されているから三度目の挿入はすんなりと入って、
二人の隙間で卑猥な音を立てる。
唇を合わせたまま、小さく囁けば彼の腰が揺らめく。
ぁ、ぁ、と小さく声が洩れる度に、唇を舐められて。
見上げたら汗を掻いた彼と目が合って、ドキリとした。]
[ばつ、ばつ、と淫らな音が室内に響く。
動きはだんだんと速くなっていって、キスの合間に声が洩れる。
弱い箇所を責め立てられる度に身を捩って、
じわりとまた涙が滲んできてしまう。
こわい、と思うのに気持ちよくて、どうにもならなくて。
押し寄せる波に震えるように彼にぎゅうっと抱きついた。]
……ぁッ、んッ、ンンっ、……む……、
っふ、ンッ、……ちゅ、ンんぅ、ッ……
[合わさった唇の隙間から喘ぎが零れ落ちていく。
突き上げられる度に、びくんっと身体が跳ねて、
さっきもイったばかりなのにまた前兆が訪れる。]
ぷぁ、ッ……ぁ、あッ、……だめッ……、
イくッ、……イッちゃう……ッ、!
……んぁッ、ぁッ、
んんンッ、〜〜〜〜〜〜ッ!!!
[ぐっと一際強く中を穿たれ、背が撓る。
苦しげに彼が眉を寄せたと同時に、
腰がびくびくっと痙攣するようにひくついて、
剛直を内襞が強く締め付ける。
皮膜に包まれた彼のものを絞る取るように、中が収縮して。
ふっと力が抜けたかと思うとベッドに二人して沈み込んだ。]
[肩で息をしながら、暫く何も言えずに呼吸だけを整える。
息の上がった彼の呼吸が、肌越しに身体に響く。
擦り寄るように頭を肩にぶつけたら、撫でられて。
その行為がなんだか擽ったい。
唇が頬を掠めていく、しばらく繋がったままそうしていて。
お返しに私からも、鼻先にキスを贈る。それから。]
……きもち、よかった……、
[小さく、小さく、囁いて微笑んだ。*]
[ 腰の動きに合わせて漏れる紗優ちゃんの声。
ぼくも紗優ちゃんの中の動きで偶に呼吸が乱れて、
ちゅーしながらだったからさ、
眉間に皺が寄った気がする。
いやとかじゃないんだよ?!
で、段々我慢できなくなって、
紗優ちゃんの中で果ててしまったのがさ、
最高に気持ちよくて死んでもいい……。
あ、ダメだね。そんな気分になっただけだよ! ]
…………よかった、本当…。
明日も、一緒に行こうね学校。
[ 鼻先にちゅーしてもらえたら、
ぼくの顔はぱぁっと明るくなって、
紗優ちゃんのことをぎゅーっと抱きしめた。
夜中だからお風呂は朝に入るとして、
体を拭いてから紗優ちゃんとふたりで、
ぐっすり眠ったんだ。
で、次の日は新しい下着をチラ見せしてもらって
ご機嫌な状態で学校に行ったんだ。 ]
[翌朝、おばさんたちが起きるよりも早くに
目を覚まして、シャワーを借りた。
鏡越しに見た自分の体にはそこかしこに
彼の印が残っていて、少し恥ずかしくなる。
彼に選んでもらった下着を身に通せば、
キスマークの赤と下着の赤が妙に馴染んた。
お泊り用に置いておいた洋服に着替えて、
部屋に戻れば、新しい下着が見たいっていうから。]
……ちょっと、だけだよ?
[そう言って、Tシャツの裾をたくし上げ、
ジーンズを少しずらして上下を見せる。
朝からすごく恥ずかしい。
手が伸びてきそうだったから、だめ。とぺちんと手を払った。]
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