【人】 軍医 ルーク[ 剥ぐだの結ぶだの、散々脅した甲斐あってか、 怪我は直ぐに言うし逃げない、 暫くは安静にすると言質は取れた。 此方も頷きはしたものの、 結ぶ、は兎も角、剥ぐ、は実行するつもりだ。 それはもう、べりべりと容赦なく。 この分なら、本人には隠すつもりはなくても、 気付かずにいる傷があったり、 自覚より重症の可能性はあるだろうから。 治療の間表情一つ変えずにいる様子に、改めてそう考える。 安静の方も、不満はありそうな様子だったし。] さっさと治すのも仕事の内だろう? [ 耳にじーっと視線を落としながら、それだけを返した。 見張りは他の者も代わることが出来る、 部下は、向こうの方からじきに来るだろう、 そして検査も―― そこまで言葉を継ぐことはせず、 銀の義手を撫でる様子を、黙って見ていた。] (297) 2020/05/17(Sun) 11:47:52 |
【人】 軍医 ルーク[ 襲ってきた怪物の話になる。] 戦っている者にしか分からない話もあるだろう、 いずれ研究班の方から、具体的な相談も来るかもね。 例えば、回収された残骸のパーツが、 実戦ではどのように動いていたか―― みたいなこと。 [ もしかしたらそれは、 もう少し話すことにリソースを割いていそうな、 説明上手な連中に割り振られている役割かもしれないけれど。 怪物は、外壁まではこれからもいかない―― その言い回しと、真っ直ぐな赤い目には、 これまで敵が外壁に至ったことはないという事実以上に、 そこまでは“行かせない”という宣言が 含まれていたように思えるのは、 果たして自分の考えすぎであっただろうか。] (298) 2020/05/17(Sun) 11:49:34 |
【人】 軍医 ルーク ……あいつらのことは、 突き止めるよ。 [ あの怪物は何者か、どこから来たのか。 “天”の向こうには世界があるのだと、 父は言った。 少しでも分かることが増えるなら、 戦局を打破する可能性も生まれるだろうか。 ほんとうは。 極一部にしか知らされていない情報は、ある。 自分は、この基地にいる同じ立場の人間より、 多くのものを見てきたし、聞いている。 ――知らぬ顔で、いる。 それらと命を賭して戦っている者たちの前で。 待っている、と告げられた声音に、疑念は感じられなかった。 只、頷く。] (299) 2020/05/17(Sun) 11:51:27 |
【人】 軍医 ルーク次こそは、甘いやつ? ……『次』というのは? もしかしてまたやる心算かな? [ もう本当に結んでやろうか、とばかり、 赤い耳に乱暴に手を伸ばすが、 結局指は耳に触れることなく、緩く拳を結んだ。] 今回の、明日からの分については、 悪いけれど、甘い薬なんてない。 ああいや、訂正するよ、ひとつ嘘をついた。 “悪い”とは、正直思っていないんだ。 [ 少しは懲りるといい。 ベッドを離れ、自分の椅子に戻る。] (300) 2020/05/17(Sun) 11:52:16 |
【人】 軍医 ルーク[ やがて、どれくらい時間が経ったか、 寝台の方から寝息が聞こえてきた頃。 静かに椅子を立ち上がり、戸棚へと歩み寄る。 先ほど“四番目、甘い薬”の際に、 ぺんぎんが意味ありげな視線を送っていた棚だ。>>174 鍵を開け、静かに開けば、 がらんどうのスペースにひとつ、透明な瓶がある。 瓶の中には赤い果実と、 とろりと柔らかな薄赤色の液体。 あの薬の冗談みたいな語呂と同じ、小さな赤い実。>>77 底には溶けかけた氷砂糖の塊がまだ残っている。 瓶を傾け、軽く中身を混ぜ、また棚に戻して閉めた。 あと数日もすれば、苺のシロップが出来上がる。 自分では甘い物なんて食べないから、 どんな味になるかは、知らない。 ――渡すことがあるかどうかも、多分、知らない。] (301) 2020/05/17(Sun) 11:54:45 |
【人】 軍医 ルーク[ 回収された残骸の調査は、その日の晩から始まった。 夜は夜行性の研究者たちと共に調査を行い、 昼は担当の時間帯に医務室に赴き、 残りの時間は自室で本を読んだり、 たまに外に出ることもある。 そうしていれば一日はあっという間で、 今日もこれから残骸の調査だ。 ああ、そういえば、何か腹に入れておかないと そろそろ頭が働かない。 机の上の瓶から錠剤をざらりと取り出し、 数も数えず適当に口に放り込み、水無しで飲み込んだ。 部屋の外に出るときに、訪れてきた兎の見舞いの部下たちが、 不吉なものとの遭遇にぎょっとした様子で、慌てて避ける。 彼らは昨日も一昨日も、ここを訪れていたようだ。 挨拶もせず医務室を出て、ゆっくりと歩みを進めれば、 角の所に、見知った男の姿があった。] ――司令。 [ この基地の司令官である黒眼鏡の男――ジャイルズは、 どこか飄々とした笑みを浮かべ、 気さくにやあ、と声をかけてくる。] (302) 2020/05/17(Sun) 11:55:46 |
【人】 軍医 ルーク 『研究の方は、捗っているかな? 患者の様子は? 二足の草鞋は歩くのも疲れることだろう、 ふむ、少しは眠ったほうがいいようだ、 隈が酷いよ』 どちらも、報告は上げています。 『いやあ、書類はどうも苦手でね、 副指令に任せて、サインだけしているんだ』 [ そのようなはずもないことをしゃあしゃあと言いながら、 ちらりと、医務室に視線を向ける。] 『そろそろ“検査”も再開できそうかな。 ああ、もしかして急いでいる? そろそろ次の実験が始まる時間か。 それなら失礼、どうぞ行ってくれたまえ』 [ 無言で一礼して歩き出し、すれ違おうとしたそのとき、 男は思い出したかのようにもう一度、口を開く。] (303) 2020/05/17(Sun) 11:56:49 |
【人】 軍医 ルーク 『半端な同情は、結果的には大きな付けを払う。 君は、誰よりもよくそれを 知っていると思うのだけれど?』 [ 立ち止まり、振り返る。 数日の検査の延期を打診したことを言っているのだろう。] 同情ではありません。 医師としての所見です。 [ 記憶のこと、痛覚のこと、 最初の襲撃の折に、只一人生き残ったということ。 父が死んだ、あのときに。 立場柄、資料の目を通してはいる。 例えば痛覚のことをいうなら、無痛症程重くはないようだが 先天性か後天性か、記憶の障害ゆえにそれすら分からない。 けれど、痛覚が鈍いものが戦闘を行うことは、 “きわめて危険だ”。 身体が自身の限界に気付かない、 咄嗟に身を護る判断をしない。 それでいて、最前線に出る。 心身に対する配慮が足りていない検査を日々行う。 記憶が欠落しているというのなら、 それ相応の『理由』があるはずなのに。] (304) 2020/05/17(Sun) 12:00:07 |
【人】 軍医 ルーク[ 同情ではない、それは確か。 それだけははっきりと言い切れる。 では別の何かというと――… どれも、きっと違うだろう。 わたしには、なにもない。] 『それなら結構。 まあ、心配にせよ、なんにせよ――』 [ 医務室から、賑やかな笑い声が聞こえてくる。 元気でいいことだねえ、と、司令は目を細め、 ゆるやかに視線を遣った。 そうすることで、彼我に一本の線を引くように。] 『あの様子なら、そういったものは 十分足りているようだし、 君のは、迷惑なだけだろう? まあ、つまりは―― お互いお仕事をしましょう、ということだ』 [ 否定はせずに、頷いた。 何を感じることも、なかったと思う。 仕事はする、そのために此処に来た、それは確かだ。 その場を持して持ち場へと向かう。 ぎしり、と軋みを上げて扉は開き、 ゆるやかな足取りは、その向こうへと消えていった。]* (305) 2020/05/17(Sun) 12:03:55 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a52) 2020/05/17(Sun) 12:13:22 |
【人】 軍医 ルーク[ 兎の部下たちは、毎日のように見舞いに訪れた。 歓談の雰囲気は、日を追うごとに和やかなものになった。 自分がいては冷や水をかける以外の何者でもないが、 勤務時間は勤務時間だから、席を外せないこともある。 そういうときは、その場にいた。 訪れるたびに胡乱な目を投げかける者もいた気がする。 自分たちの隊長に何かしたら只では置かない、 というところだろうか。 義手を取り外してのやり取りの時には、 ちらりと視線が其方に向かいはした。 それもまた、通常なら耐えられないような『痛み』を伴う 動作のはずなのに、 表面上、それが表れているようには見えない。 研究班の人に、細身のくせに馬鹿力の怪力兎と言われる―― というくだりで、 此方に部下のきつい視線が飛んだ気もするが、心外だ。 自分が言ったのは『莫迦』だけだ。 まあ、複数回言ったけれど。 阿呆、とも言ったけれど。 赤いうさぎの寝台を囲んでのそんなやりとりだとか、 屈託なさげな若い部下たちの表情、 感情豊かな女性の兵士の声、 そのようなものを聞くとはなしに聞きながら、 仕事の記録を付けている。] (389) 2020/05/17(Sun) 22:33:17 |
【人】 軍医 ルーク[ そして、兎が医務室を去る日の事。 検査についての問いかけに、決定事項を伝える。] 明日からだよ。 [ 任務に戻ってからも検査を止める理由は、何処にもない。 だから、これ以上引き延ばすことは出来ない。 この数日間ですっかりうさぎに懐いたぺんぎんが、 名残押しそうに足元に歩み寄るが、 その回復具合を喜んでいるのか。 がんばった! とばかりに両手を挙げてぱたぱたする。 頭を撫でられ、ぶどう味、という言葉に目を輝かせた。 はたしてどんなすばらしいあじが…! と、 喋らなくても目の輝きで、 誰にだって思っていることがわかるだろう。] (390) 2020/05/17(Sun) 22:33:29 |
【人】 軍医 ルーク次の検査は、薬は―― [ ふっと押し黙る。 此方の耳があるあたりに視線が向いたのは感じたが、 恐らく、何も読めなかっただろう。 何せ、普段は滅多にフードを下ろさないから、 覗こうとしても、耳自体見えなかったはず。>>18 この耳の形や色を知っている者は恐らく、 上官の前や顔の照会など、帽子を脱ぐ必要がある場に 居合わせた者だろうか。] 効果がない薬なら飲む必要はないよ。 経過次第かな。 [ 飲まなければならない栄養剤とは話が違う。 そう告げる声には、数日前このうさぎが担ぎ込まれて、 怪我も申告せず逃げようとしたり、 苦い薬に抵抗しようとしたときに見せた“怒り”――… 少なくとも、このうさぎはそう思ったらしいものは、 少しも含まれてはいないだろう。] (391) 2020/05/17(Sun) 22:34:13 |
【人】 軍医 ルーク[ 検査についての司令とのやり取りが、頭を過る。 部下たちとの和やかなやり取りも。 ――多分自分は、あの棚の中の瓶を、 どうすることもなく捨てるのだろうと思った。 作った理由も、捨てる理由も、わからない。 そんなものは、きっとない。 それにしても、ぷるぷる震える耳が実に分かりやすくて] でも、此方はあと一回分残っているね。 [ にい、と笑い顔の形を作り、 件の薬――AME015を差し出した。 飲み切るまではここから出さぬ、という 無言の圧を込めて。] (392) 2020/05/17(Sun) 22:35:28 |
【人】 軍医 ルーク[ 視界のすべてが赤かった。 炎は消し止められたようだ。 耳音で滴る水の音に、 ああ、流れている血だなと――そう思った。 辺り一面の瓦礫の山、 吹き飛んだ天井の向こうは、一面の闇だ。 誰かの声が聞こえる、誰かの動き回る音、 瓦礫をかき分ける音。 彼らの声が、ひとつも意味を為さない。 頭の中はぐらぐらと揺さぶられて、 目に飛び込んでくる景色も一秒後には捻じれ、 水にぬれて絞られる布のような心地がした。 身をよじり、身体を動かそうとする。 けれど、からり、と手元の破片が音を立てた、それだけで。 そうだ、繋いでいた手が、あったはずだった。] (394) 2020/05/17(Sun) 22:37:57 |
【人】 軍医 ルーク[ 首を傾ける。 小さな傷だらけの手は、確かにそこにあった。 自分の右手と、つないだままだった。 ――その手“だけ”が、あった。 動いた視界の先に、大きな瓦礫がある。 その下にあるものは――ああ、位置的にはわたしの脚か、と、 他人事のように、思う。 音のすべてが遠ざかる。 けれど、鼓膜は大丈夫。 視界に問題はない、赤いのは、血が入っているから。 そんな風に淡々と分析しながら、 駆け寄ってくる誰かの足音を聞きながら、 まるで、ピアノを弾いている指の上に 蓋を思い切り閉められたように、 自分の中に『何か』が致命的に断ち切れたということに、 気づいては、いた。 そのときは、それは両脚のことだと思った。 切れてしまった糸はそれだけではなかったということを、 病室で自分を診察した医師のカルテを盗み見て、知る。 ―― そのときも、もう、何も感じなかった。] (395) 2020/05/17(Sun) 22:39:33 |
【人】 軍医 ルーク [ ――… ] [ 目を覚ます。 最初に目に入ってきたものは、医務室の固い床と、] ……ぺんぎん…… [ そう、ぺんぎん。 目の前で此方を覗き込みながら、必死の様子でぺちぺちと、 頬を羽で柔らかく叩いている。 ああ、そうか、寝入った。 あと三時間もすれば、仮眠をとる予定だったのだけれど。 のろりと身体を起こし、揺れる頭を騙すように目を閉じて、 少し待ち、開く。] (396) 2020/05/17(Sun) 22:40:40 |
【人】 軍医 ルーク今夜は、勤務はない…… 起こしてもらったところ悪いけれど、 それは明日だよ。 [ そうじゃないそうじゃない、とばかりに ぺんぎんはぷるぷる首を振る。 しかし、この調子では明日の勤務に差し触るか。 食事だけでも、と、机の上の瓶を取ろうとしたところで、 ぺんぎんが机の上に飛び乗り、袖をぐいぐいと引く。 今日は何がしたいのだろう、一向に分からない。 手を止めて、とりあえず椅子に腰かけていると、 どこから調達してきたのか、 丸パンを一つぐいぐいと押し付けてきた。] ……食えと? 栄養なら、錠剤の方があるのに。 君のすることは、不思議。 [ 首を傾げるが、食べれば気が済むのだろうか――と、 千切って口に運ぶ。] (397) 2020/05/17(Sun) 22:41:35 |
【人】 軍医 ルーク[ まるで味がしないそれを飲み下せば、 久方ぶりの固形物に驚いた身体が全力で抵抗し、 飲んだものをそのまま吐き出させようとする。 ああ、吐いたら面倒だな――と、口元を押さえ、 机の上にあった瓶を片手で開け、中身をパンごと流し込んだ。 AME015。 味のない液体で、味のないパンを流し込み、食事を終える。 ぺんぎんは、ふー、と大きく息をついて、 机の上に座り込んでいる。 栄養剤の効果は抜群で、暫くすれば、 動くのに差しさわりがないくらいに体調も戻る。 これから徹夜が続いたときはこれを飲めばよいか。 自分用にも少しばかり発注しておこう。] (398) 2020/05/17(Sun) 22:43:01 |
【人】 軍医 ルーク[ 明け方近い時間帯、人気のない基地の中をゆっくりと歩く。 ひとりと一羽の、ゆっくりとした足音。 自室には向かわなかった。 この東棟の、外壁へと。 いつからだろうか、外壁を訪れて外を見るようになった。 目的は、大穴の『観察』。 毎日というわけではない。 ただ、あの大穴を見上げながら――時折、手を翳してみる。 天を眺めている。 夜目は効くが、視力自体はそこまで強くない。 生き物の影までは見えず、 天で発光する植物や苔の明かりは、少しぼやけていた。 見張りは外を見張っている。 内部寄りの見つかりにくい場所なら分かっていた。] (399) 2020/05/17(Sun) 22:44:11 |
【人】 軍医 ルーク[ やがて、『月』の時間が終わり、 『太陽』に切り替り始めるころ、 足元に壁面の、そして自身の影が差し、 それに追い立てられるように外壁を離れる。 立ち去り際、見張り台に寄ることにする。 この時間帯は、見張りは此処にはいない。 自分が立ち入る領域ではないのだが、 今朝見たものの記録を取るため、机を借りようと思ったのだ。 尤も、気づいたことなどそれほど多くはない。 只、あの大穴の向こうに何も見えないことに関する 仮説を一つふたつ――… 胸元のポケットに入れた用紙の束メモを取ろうとして、 ペンがないことに気付く。 ああ、寝ていた時に医務室に落としたのか。 今から取りに戻るのは面倒、申し訳ないが借りるとしよう。 引き出しを開ければ、そこにあったのは誰かの私物。 ノートや煙草だの双眼鏡だの、雑多なものだった。 そのくせ、見張り台だというのに筆記具は見つからない。 もしかしたらそれは他の引き出しにあるのかどうか。 手を奥に差し入れ、何か固いものに触れる。 なんだろう、と引き出してみれば] (400) 2020/05/17(Sun) 22:45:53 |
【人】 軍医 ルーク……タブレット。 [ 不用心なことだ、盗られたらどうするのだろう。 ひとのものを盗ったり読んだりする趣味はない。 そのまま奥に戻そうとして、 その手が止まったのは――見てしまったから。 赤い布の袋から覗く裏面の角にある、ひとつの『印』。 一見すると只の引っかき傷のように見える、それは。] ―――… [ 心臓が、どくりと鳴った。 これは、基地の人員に支給されているものだったはず。 発掘された遺失技術の産物の一つで、 何処かで大量に発見されたものと聞く。 ……いつ、どこで、 だれが? タブレットを取り出し、画面に指を滑らせる。 ロックがかかっている。 思いつくパスワードをいくつか入れてみるが、 どれもエラーに弾かれる。 当然だ、これを使っているのは――父ではない。 諦めきれずに、単語を無差別に入れてみても、駄目だ。] (401) 2020/05/17(Sun) 22:47:51 |
【人】 軍医 ルーク[ 恐らくは、発掘と研究に携わっていたのだろう。 発見されたそれらが回収されて、 期間を置いて実用に至り、基地に支給された。 父が居た頃、この地域で発掘されたものかもしれない。 だとしたらこの中身はとっくに初期化されて、 痕跡なんて、何も残っているはずがない。 そのまま袋に戻して立ち去ろうとして、ふと――… 魔が差した、というのだろうか、 あるいはある種の天啓だったのか。 不意に指先が綴ったのは、どうしてか。 先ほど自分が口にした、薬の名前。 ……棚の中にある、捨ててしまおうと思った、 それと同じ名前。 ――画面が、切り替わった。]* (402) 2020/05/17(Sun) 22:49:34 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a57) 2020/05/17(Sun) 23:37:48 |
(a58) 2020/05/17(Sun) 23:42:55 |
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