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【人】 武藤景虎悪い、一瞬洗面台使わせて。 [まあ、顔洗うだけだから問題ないだろうと、ノックなどをし忘れたことは謝っておこうと思いながらドアを開けた。 顔を洗わずとも酔いが覚めるようなことになるとは思ってもなかったし。]* (354) 2023/03/03(Fri) 16:28:08 |
【人】 武藤景虎あ、わり……、 …………?? ────…………ッ?!?!?! [ドアを開けた瞬間、目の前に人影があるのに気づくと、ああ、上がったところだったのかと謝りかけて。 視界に映った光景に凍りついた。>>364 一緒理解が追いつかないままに、上から下まで視線を巡らせてから視線を上げると、目が合った先で同じような表情をしていたと思う。 一瞬で血の気が引いた後、顔に血が上って熱くなる感覚がして。 人間の顔色ってこんなに瞬時に変わるものなのかというくらいに、青くなって赤くなるという、はたから見たら面白いことにはなっていたと思う。 いっそ悲鳴でも上げられるか殴られるか蹴られるかしてもらった方がよかったかもしれない。 此方を凝視したまま動かないくっきーと見つめ合っていたのはそう長い時間ではなかったはずだが、やけに長く感じた。] (366) 2023/03/03(Fri) 20:04:07 |
【人】 武藤景虎…………ごめん。 [掴んだままだったドアノブを押して、静かにドアを閉じると、足早にバスルームの前から立ち去る。 えっ、どどどどどうしよう。 なんで鍵かけてないんだよというのは、勝手に開けたオレが悪いにしても。 余程男として認識されてないか謎に信頼されてるんだろうか。 どっちにしたって複雑なんだが? とにかく今は気まずくならないためにも出てきた後にどう接するか考えとこう。 全然頭が回らないけど。] (367) 2023/03/03(Fri) 20:05:07 |
【人】 武藤景虎[ちゃんとは見てないから大丈夫だ、気にするな、って言ったら信じるだろうか。 おそらく顔と態度に出るからすぐに嘘だとバレる。 明らかに上から下まで見てしまったのも気づかれてる、多分。 何ごともなかったような顔をしておく、のは無理だ、多分。不自然すぎる。 いっそ見慣れてるから大丈夫、オレは気にしてない、って言う……??いや、クズすぎるだろう、大嘘だし。 壁に頭でも打ち付けたら見たことは忘れられないだろうか。 ……忘れたくはないな、違くて、見たものの話じゃなくて! 漸くわかった事実の方は忘れたくないという意味だから。 ああもう、くっきーはオレを殴っていいよ、ほんとに。] (368) 2023/03/03(Fri) 20:05:38 |
【人】 武藤景虎[思考がまとまらないまま、なるべく遠くの方までと思いながら、早足でベッドルームの突き当たりまで来てしまったので、壁に背をつけると顔を覆ってその場にズルズルと腰を落とした。 動揺しまくってはいるが、それは女子の裸?半裸?を目の当たりにしたからで、実のところ、くっきーが女子だったという点についてはそこまで動揺していない。 むしろ、感じていた違和感の半分くらいは解消された気がして、何かひとつのピースがあれば諸々腑に落ちると思っていたものがすとんと受け入れられる気がしたくらいだ。 あんな形でなければきっと、もっと冷静に受け止められていたんじゃないだろうか。 その場合多分オレは、本人が話すまで黙ってると思うけど。 でも、どうしてくっきーはオレが男だと思ってることを訂正してこなかったんだろう。 まあ、そうか。 男と二人で泊まる状況とか、どう考えても女子の立場からしたら怖いだろえし、こいつ私のこと男だと思ってるしその方が安心だなと思ってのことなら正しい判断かもしれない。 それにしても、ベタベタ触ったりなんだりしてしまったことは悪かったな、とは思う……し、思い出したら恥ずかしくなってきた、助けてくれ。 でもそうなると、あの約束もなかったことになるのかなと思うと、それは嫌だなと思った。] (369) 2023/03/03(Fri) 20:06:18 |
【人】 武藤景虎[ぐるぐると考えてたら呼びかける声が聞こえて>>365、びくりと肩を揺らす。 何か言おうとする前に、何故かくっきーが謝りだして、正直言ってる意味がよくわからないまま、言葉が途切れるまでは黙って聞いていた。] えーと、ごめん、 何でくっきーが謝ってるのかはわからないんだが。 謝るのはオレの方なので。 その、ノックもなしに開けて悪かった。 あと、いろいろとこう、ベタベタと、 触って、しまってだな……? [先に男だと思い込んでいたのは此方だし、くっきーが謝る理由は特にないと思う。 別のコテージを借りられるか聞いてくる、というのには、あからさま複雑な顔はしてしまった。 それは、元々女子と一緒だったりしたら、オレがやろうとしていたことではあったけれど。] (370) 2023/03/03(Fri) 20:07:14 |
【人】 武藤景虎……いや、いいよ。このままで。 くっきーが女子だからって何か変わるってわけでもないし。 [それは実際のところそうだ。 変に意識して仲良くなった関係が壊れるのは嫌だし、知ったところで壊れるとも特には思ってない。 女子だとわかったことで急に意識し出すのは正直キモいと思われそうなので意識しないようにはしたいけど。 何より、このままいつもみたいに距離をあけて踏み込まないように踏み込まれないようにするのが一番自分に優しいとはわかっていても、そうしたくはなかった。] ここで部屋を分けたら気まずくなって話しづらくなりそうだから……、その方が嫌、だな、と。 大丈夫、寝てる間はベッドから出ないし、いや、トイレとか起きたりするかもだけど、あーー、くっきーのベッドの陣地には足を入れないので……。 [こう言ってくる男がいたら基本信用しない方がいいとは言ってやりたいが、今まさに自分が口に出してるのでどうしようもない。 いや、ほんとに陣地を越えるつもりはないから。] まあ、くっきーが無理、というなら、うん、別の部屋でも……、とは、思うが……。 [寝れるかどうかはわかんないけど、気まずいまま別れた方が、眠れない気はするので。]* (371) 2023/03/03(Fri) 20:08:18 |
【人】 武藤景虎[結局のところ、ぐるぐると考えていた“気まずくならないような接し方“は、どれも実践されることなく──全案碌でもないものだったのでしなくてよかったと思う──、ただ思っていることを素直に伝える結果にはなった。 くっきーの謝罪への返答は不思議そうな顔をされたが>>384、なんだかとても複雑そうな顔をしていて、その理由はわからなかったけれど。] “そんなの“、ではないだろ…… [此方からの謝罪には、至極あっさりと“そんなのは気にしないでいい“と首を振られて逆に困惑する。 責め立てられたかったわけでもないが、なんというか、あまりにも気にしなさすぎでは?と思ってしまって心配になってきた。 オレが気にしないようにしてくれてるだけなのかもしれないが。 くっきーには気にした方がいいと思う癖、泊まる場所を分けると言われて、それは嫌だと返してしまうのも我ながら矛盾してるとは思うけど。] (403) 2023/03/04(Sat) 3:06:39 |
【人】 武藤景虎[良いの?って言われても、それはこっちの台詞なんだが、とは。>>385 確かに人がいるとこだとあまり寝られないとは言ったし、まして女子と同じ部屋でとか、どうにかして回避する手段を真っ先に考えるのも本当だ。 そこまでをくっきーが察している 知っている とは思ってなかったけど、それがくっきーの希望だとして、その提案に頷く気にはなれなかった。だから、くっきーも同じように、このまま気まずくなるのはすごく嫌だと答えるのが、此方に気を使っているわけでもなく、本音で答えてくれているのがわかれば漸く安堵の息を吐いた。>>386] いや、笑い事じゃなくて……、 [それでもちゃんと安心させたいというのはあったし、やましい気持ちで言ってるわけではないと伝えるために“陣地“を決めておくと言ったのだけど。 厳密でなくていいと笑い出すのに、やっぱり謎に信頼されているのか、もしくは、さっきまで男だと思ってた友達が女だったからといって、そういう対象にはならないと思っているんだろう。 それはそれで複雑な気分にはなってしまって、なんとも言えない顔をしてしまった。] (404) 2023/03/04(Sat) 3:07:06 |
【人】 武藤景虎[初めてまともに会話をした時、オレのくだらない発言に、あまり変わらなさそうな表情を崩して笑うのを見て、その時感じた感想を言語化出来ずにいたのだけど。 その後すぐ、またどこがそんなおかしかったのかはわからないような言葉にも大笑いされた時に、言語化出来たのが“笑うとかわいい“だった。 それはすぐさま本人に否定されて、釈然としなかったものの、くっきーとしては言われたら嫌な言葉らしいというのと、“そういうのは、気になる女の子にでも言ってあげるといいよ“と言われたのを曲解して、容易に口にしないように封印した理由も、自分ではよく理解していなかった。 その後も一緒にいる間、笑う顔を見る機会が幾度もあって、それはやっぱりよくわからないツボでの爆笑だったり、美味いもの食ってる時の嬉しそうな笑顔だったり、 もっと他にもたくさんあった気がする、 そんな中でどうしたら笑うかなと考えるようになっていて。そもそもただの男友達の笑ってる顔が見たいとか思うか?という疑問が自分の中ではずっとあったから。 女子だとわかったことには、驚きというよりは納得しかなくて、ずっと感じていた疑問はオレの中では解消されていた。] (405) 2023/03/04(Sat) 3:08:17 |
【人】 武藤景虎[踏み込まれてもいいし、踏み込んで話を聞きたいと思ったのも初めてだったから、多分それはどこか似たようなものを抱えてるのがわかったからで。 ちゃんと話したいと思って交わした約束を思えば、実は女子だったと確信したところで、関係を崩したくはなかったから、変わらずに接せられたらいいとは思ってるよ。 全く同じとはいかないのは、自覚してしまったものがあるからで、それを表には出さないようにしたいという思いはあったから。] ……え? [床に座り込んで低くなった視界の先、しゃがみ込んだくっきーと視線が重なって。 これだけ言っておくね>>387と告げられた言葉に驚いて目を見開いた。 なんで、オレが一番懸念していることがわかるんだろう。] “何しても“は、さすがに……、気にした方が……、いや、わかったよ、ありがとう。 [ふ、と小さく笑みを溢すと礼を告げる。 髪を乾かしに行くという前に一言だけ、此方からも伝えておこうと口を開いた。] (406) 2023/03/04(Sat) 3:09:19 |
【人】 武藤景虎くっきーが“私“って言うの、一番違和感ないな。 [俺や僕と当てはめてみても、イマイチしっくりとは来なかったから、すごく耳に馴染む感覚がする。 笑みを浮かべて告げた後、髪から垂れた雫のかかった頬に手を伸ばしかけて。] ………、うん、早いとこ乾かした方がいいな。 [触れる前にとどまったのは、わかりやすく意識しているのが伝わってしまっただろうけど、くっきーが気にしないでくれると思えば、気まずいとは思わずに済んだかな。] (407) 2023/03/04(Sat) 3:10:09 |
【人】 武藤景虎[くっきーが髪を乾かしに行く間、並んだシングルベッドを押して、限界まで距離は離しておいた。 戻ってきた時に不自然に開いた間に何かと思われるかもしれないが、念のためだから。 さっきまでは混乱していたせいで意識してなかったけど、髪を乾かしたとはいえ、いかにも風呂上がり然とした状態で側にいられると目が泳ぎそうになる。] ……じゃ、オレもシャワー浴びて来るわ。 あ、今度からはバスルーム使う時は、鍵はかけといてね……。 [うっかり開けたりしたら困るのでと、こちらも念のために伝えはした。 落ち着いたら落ち着いたで気恥ずかしさを覚えて、足早にバスルームへと向かった。 瞼の裏に焼きついた光景が消えるまではしばらく、頭を冷やしておこうとしていたから、浴びている時間はそれなり長かったかもしれない。]** (408) 2023/03/04(Sat) 3:10:46 |
【人】 武藤景虎[なんでそこで不思議そうな顔をするんだ、とはどうしても思ってしまう。>>415 見てしまったことを気にしないでいてくれるなら、その方が確かにオレにとってもありがたいのだけど。 どうしてそんなに気にされないことが、というよりは、気にしないでいいとくっきーが思ってそうなところにもやもやするのかはよくわからない。] ……くっきーはもう少し警戒心を持った方がいいと思う。 いや、部屋分けたいという意味じゃないけど……! [この辺りを言及して実際警戒されて気まずくなっても良くないとは思うんだが、なんだろう、今此処にいるのが、うっかりドアを開けたのがオレじゃなくてもこんな感じだったのだろうか。 心配になってくるのもあるし、何より、それはなんか……嫌だな……、とは。 かといってあまり掘り下げても自分の首を絞めるだけになるのは明白だったから、重ねて言うことはしなかったとは思う。] (421) 2023/03/04(Sat) 9:54:42 |
【人】 武藤景虎[そう、実際困ってはない、困ってはないし、部屋を分けて欲しいとも思ってないのだけど。 オレが挙動不審だったらくっきーも困るだけなのはわかってはいるので、シャワーを浴びる間は諸々浮かびそうになる邪念を払うことに専念はしていた。 そこそこ長く入ってはいたから、もしかしたら出る頃には寝てるかもしれないとも思っていたのだけど、バスルームから出ると甘い香りがしてくるのに釣られて向かった先でくっきーの顔が見えると少し安心したような気持ちになる。] ……ん、飲みたい。ありがと。 [ココア好きだし、とは言わなくても明白だろうことを返して、湯気を立てているマグカップを手にとった。 冬場なんかはよく実家で寝る前に作ってもらってたな、よく眠れるとかで。 牛乳でココアパウダーを練る時の勢いがどうとかかーちゃんに説明されたけど、自分で作ったことは一度もない。] (423) 2023/03/04(Sat) 9:57:07 |
【人】 武藤景虎[そんなことを考えていたのもあって、口元に運んで一口啜ると懐かしい味がしたことに目を瞬かせる。 うちで飲むやつと同じ味がする、と言ったらくっきーの家も同じらしい。 どこの家でもココアはこんな感じなんだろうか。 いかにも普通より手間かけてるとか作り方にこだわりがあるみたいなことをかーちゃんは言ってたけども。] うん、好きな味だな。まあ大体のカカオ成分は好きな味なんだが。 よく寝れそう。 [実際寝れそうかどうかはあやしいものの、温かい甘さにホッとするような気持ちに笑みを溢した。 そんな感じで気が緩んでいたのもあって、ひとつ確認しておかなきゃと思っていたことを口にする。] (424) 2023/03/04(Sat) 9:57:54 |
【人】 武藤景虎……まだ、宅飲みの話はノーカンってことでいい? [くっきーが話そうとしてたことがもうなくなってたとしても、オレの方はまだ話してないので、話す気はあるよと言っておいた方がいいかと思って。 話す気がある、というよりは話したいのが正しいけど。 あ、でも、男の家に一人で行くとかもう少し警戒心は持った方がいいとは言ったかな。 来て欲しくないという意味じゃなくと付け加えるのは、言う前から伝わっていたように見えて不思議そうな顔をすることにはなったかもしれない。]* (425) 2023/03/04(Sat) 9:58:40 |
【人】 武藤景虎[くっきーは割と異性関係に潔癖そうだし、ガード的なものも固いのではと思ったのだけど。 いや、違うわこれ。 話せば話すほど警戒心のなさが露呈してくることに心配が増して来る。 今も、此方がいくら言おうと釈然としない顔してるし。>>427 男だと思われてようが否定してこないくらいなんだから、そもそもの認識として、いろんなことに自覚がないんだろうな、とは。 なまじ腕力やら脚力も高そうでタッパもあるわけで、いざとなったら撃退できるとか思ってそうだし。 そこに熱弁を奮ったところで、男だと思ってたお前が言うなと思われそうだ。 そうなんだけど、そうじゃない……、とは説明することは憚られた。 それになんだか、この場所で合流してからのくっきーはずっと心ここに在らずというか、話していてもオレを通り越してどこか遠くを見ている気がする。 あの時泣いた理由は結局なんだったのかはわからないけれど、オレには関係ないという風だったから、聞かされることはないのかもしれない。 それは少し寂しい気がしたが、つい先日までくっきーにとってオレは馴れ馴れしい研究室の知り合いにすぎなかったわけで、仲良くなれた(とオレは思っている)のはここ一日にも満たない時間なのだから、仕方のないことだとは思う。] (433) 2023/03/04(Sat) 12:25:50 |
【人】 武藤景虎[だから、オレだけ秘密を聞いて話していないのはフェアではないというのもあったし、何より話しておきたいのもあって、宅飲みの約束のことは改めて確認をしたのだけれど。] そっか、それならよかった。 [話したいことがあるだけじゃなくて、単純に楽しみなのもあるけどね、と“ノーカンで“と微笑むのに笑って返した。>>429] えっ……? 何、エスパー?? [次いで告げた警戒心云々の台詞に被せて同じことを言われて心底驚く。>>430 単にオレがそんなわかりやすい思考なんだろうか。 それにしたって同じタイミングで同じこと言ってこられたら誰だって驚くだろう。] 変わらないって何が……?? ……っ、ふ……まあ、いいや、うん…… [くっきーが笑い出した理由も全くわからずに、ひたすら不思議そうな顔をすることにはなったけれど。 見たいと思ってた笑顔とは少し違って複雑そうな表情に、眉根を下げた。] (434) 2023/03/04(Sat) 12:26:55 |
【人】 武藤景虎 ……なんか、ごめんな。 [どこか悲しそうな様子がオレのせいではないのかもしれないけど、それはそれで、わかってやれないことが歯痒い気がして小さく呟く。 聞き返されても、説明できそうにはなかったから、何でもないとは首を振って。] くっきーは、笑ってるとかわいいと思うよ。 [もっとちゃんと笑わせられたらいいんだけど、とは内心で。 封印してた言葉を告げると、漸く言いたいことが言えた気がした。 言ってから顔が熱くなる気がしたから、そろそろ寝るかとココアを飲み干した。] (435) 2023/03/04(Sat) 12:27:51 |
【人】 武藤景虎あー、オレ普段は朝強くないので。 あんまり起きないようなら叩き起こしてくれていいから。 [“普段は“というのは、美術館に向かう前に今日は早起きしたと話した覚えがあるが、あれはイベントごとなどの時は早く起きてしまうのだと説明する。 それ以外の時は午前の講義はあまり取らないようにしている程度には寝起きが良いわけではない。 今もイベントごとのようなものだとは思うし、くっきーと過ごすことを楽しみに思っているのは変わらないから早起きしてしまう可能性はある。 ただ、今日はあまり寝付ける気がしないから、とは口には出さないけど。 それにおそらくだが、異性のいる部屋だろうが爆睡できるらしい早寝のくっきーの方が早起きなする気がする。] (436) 2023/03/04(Sat) 12:29:10 |
【人】 武藤景虎そうだ、朝走りに行ったり温泉行くならおかまいなく。 多少物音立てられたとこで起きない自信があるし。 [オレは多分朝から外には出ないから鍵は持ってっていいよと話しつつ、不自然に離した左側のベッドに潜り込んで。 おやすみ、と背中を向けると、壁が近え……と思ってしまったけど仕方がない。 瞼を閉じると余計なことが浮かんできそうで首を振ると、電気を消した暗闇に慣れてきそうな視界だけでも暗くしておこうと掛け布団を引き上げた。]* (437) 2023/03/04(Sat) 12:29:30 |
【人】 武藤景虎[気まずい、とはまた違った空気だったように思う。 くっきーの心の内も知らないままに、自分の伝えたいことを衝動的に告げて困らせるようなことは、これが初めてではないような気がするのに、それがいつのことで何を言ったかも朧気だ。 せめて何を思っているのか伝えてくれたら、何か言ってやれることはあると思っても、オレには関係のないことだと言われてしまったらと考えると、尋ねるようなことは出来そうもなかった。 ただ、何を思っているかはわからなくても、ひどくつらそうな様子だけが伝わってくることに胸が痛んだ。 秘密を知ってしまっても約束はなくなってはいないのだし、少なくとも、今此処にオレが一緒にいることを良かったとは言ってくれたのだから、必要として欲しいだなんて望むのはバチがあたる。] (457) 2023/03/04(Sat) 18:43:20 |
【人】 武藤景虎[なんで、そんな顔すんの? 気になる女の子以外には言ってはいけないらしい言葉に対して、今度は否定が返ってくる様子はなかったけれど。 ただ、極々小さな声で返された“なんで“>>440の声が胸の内の声と重なった。 すっかり覚めているはずの酔いのせいにも出来そうにない頬の赤みに気づかれないように僅かに視線を上げた先、捉えた表情に問いかけることは出来なくて。 空になったカップの底に視線を落とすと、甘さの度合まで馴染みのある気がするココアの舌に残った味が何故か苦く感じた。] はは、蹴り飛ばされるのは痛そうだから頑張って起きるわ。 [ほとんど同じ位置にある目線が合わないことに不自然さを感じながら、気にしてない風に冗談混じりに返すと寝室に向かって。 部屋の左右両端に離したベッドの上、お互い背を向けて寝るのは、それこそ不自然な光景に思えたけど、何より違和感が大きかった。] (458) 2023/03/04(Sat) 18:43:28 |
【人】 武藤景虎[灯りを消した室内で、おやすみと声を掛け合った後、静寂が流れて。 引き上げた掛け布団の中で目を瞑っていてもなかなか睡魔はやってきてくれそうになく、こうも離れた距離では背後に感じる気配もごく僅かなものだというのに、やけに鮮明に感じられたのは意識がそちらを向いてしまっているからだろう。] …………? [最初は気のせいかと思った。そう思いたかったのもあるけど。 いつまで経っても寝息が聞こえてこない代わり、殺したような嗚咽が鼓膜を揺らして。 …………え、泣いて、る……?? どうしよう、気づかないふりをした方がいいんだろうか。 意図せず何か悪いことをしたり言ったりしてしまったとか、さっきの会話で。 少なくともあの時から悲しそうな表情にはなっていたのは確かだけれど。 オレが行ったところでどうにかしてやれるものかもわからないし、気づかれたくないだろうことは声を押し殺している様子からも察せられた。 それに近づいたりしたら陣地を越えたことになるし、なんのために結構な労力を使ってこんだけベッド離したんだって話になるわけで。 寝るのも起きるのも早いって言ってたし、しばらくそっとしとけば寝てくれる、はず……、と再び目を伏せようとして。] (459) 2023/03/04(Sat) 18:46:35 |
【人】 武藤景虎[いや、無理だろ……。 ああもう、と声には出さずに被っていた布団を押し退けて静かに体を起こす。] ……くっきー? [反対側にあるベッドに小さく声をかければ、反応はあっただろうか。 あってもなくても、ベッドから降りると数歩の距離、そっと近くへと歩み寄った。 傍らに腰掛けると、ギシ、と軋む音が鳴るのがやけに大きく聞こえて。 それよりもうるさくなってくる鼓動を無視して、幾許かの躊躇の後、黒髪へと手を伸ばした。] (460) 2023/03/04(Sat) 18:47:22 |
【人】 武藤景虎………ッ、 [抱き寄せるのと、抱きつかれるのはどちらが先だっただろうか。 肩を震わせて嗚咽を漏らす背をそっと撫でると、何か向けられる言葉があるなら聞いたし、何も言わないようであれば此方からは何かを問うつもりはなかった。 益々眠れそうにはなかったけれど、泣き止むか泣き疲れて寝るまではそうしているつもりで、シーツへ体を横たえて。 腕の中で聞こえていた嗚咽が寝息に変われば、しばらくその顔を見詰めているうち、自然と意識は暗闇へと落ちていったと思う。]* (461) 2023/03/04(Sat) 18:48:02 |
【人】 武藤景虎……うん、 [抱き締めた先、嗚咽混じりに溢され続けていた“ばか“や“ごめん“の意味はわからなかったけど>>472、告げられる言葉一つひとつの合間に相槌を打って緩く背を撫で続けていた。 縋るように回された腕の温もりや感触は、知らないもののはずなのに、さっきまで背を向けて横になっていた時に感じていた違和感が拭われて、収まり良く感じてしまうのは何故だろう。 感じる匂いが何か大切なものを思い起こさせる気がして、じわりと胸の内が熱くなるような感覚がする。 “ばか“と言うからにはオレに原因があったのだと思えば、どこか安堵するような気持ちもあって。 武藤には全く関係のない話だから放っておいてくれと言われるよりはずっと、と思ってしまうのは、何もしてやれてないのに勝手な話ではあるけれど。 謝らなくていいのにと緩く首を振るのは、“ごめん“の意味はわからなくても、そう告げるくっきーの方がつらそうだったから。 そのつらさの半分でもいいから引き受けてやれないことが歯痒く思えた。] (478) 2023/03/04(Sat) 21:58:50 |
【人】 武藤景虎[人がいるところだとよく寝付けないはずだったんだけどな、どうしてだろう。 静かな寝息が聞こえてくるまでは、胸の鼓動はうるさいままではあったけど、こんな風に誰かを抱き締めて寝たことなんてないはずなのに、ひどく懐かしいような、当たり前のような気がして、安心して眠りに落ちていくのを感じていた。]* (480) 2023/03/04(Sat) 21:59:21 |
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