人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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   ァ゛…っ 俺、もッも…ぅ、っ
   だめ、イ、 ッきそ、っぁ゛、
  
   イ、っく、いくッ………!
   ゔぁ、ッだ、もッ

    ン゛──────っ……ッ



[ 中に広がった熱に腹が収縮する。
肩口に額を乗せたまま、荒い息と、
びく、びく、とした痙攣を繰り返して。]

 



[ 覗き込まれた瞳は、揺れている。
ゆっくりと瞬きを二度繰り返して、
見つめ返したあと、漸く理解した。]



    ……ぁ…わ、かんね、…


[ 小さく答えて、眉尻を下げ、
深く息を吐きながらもう一度、
肩口に顔を埋める。]



   ───ん。そうする……
 
   …けどいまは、もちょっと、
    …こうさせて、……


[ その熱に体を委ねた。]


 



[ 翌朝目覚めたとき、その肌にまだ
包まれているのならばそっと手を添えて。
伏せられた長い睫毛を見つめながら、
ぼんやりとしているだろう。

久々によく眠れた気がした。
…久々に、長く眠れた気もした。

そのまぶたがゆっくり開いて、
朝の光に眇められ、こちらを向くまで、
じっと見つめたまま動かないでいて。
それで、一番初めに伝えるのだ。]

 

【人】 環 由人


[ と、甘さの滲んだ朝の挨拶を。

今日は札幌のほうに行く。
オルゴール美術館に行って、海鮮を堪能して、
それからもう少し北海道の下の方。
登別にある温泉へと向かうのだ。

…昨晩は入れなかった、温泉。

時計はきっとまだ、朝食にも
早い時間を指しているはずだから。]



   …昨日シャワーで済ませたし、
   ざっと温泉に浸かってから、
   朝飯食いに行かない?せっかくだし。


[ そんな誘いをかけて、笑った。]*

 
(56) 2020/09/22(Tue) 0:13:45


 [ 長い、それは本当に永い日々でした。
  そのどれもを大切に抱きながら 
  愛する人を待つ時間の尊いこと。

  今か、いまかと待つのです。
  あなたの声で、私が紡がれる その時を。


  ちょっとくらいは上手になったかな。
  尊龍の姿を思い浮かべながら、

  スケッチするけど
  尊龍の絵のほうがすきだな、なんて。 ]




  ―――足音が聞こえる。
    あと、数歩。


  もう、すぐそこに。

 



  
たける!




 [ 西洋風にしようって言ってくれた、
  タキシードの凛々しい人がそこにいて。

  駆け寄りたかったけれど、このカッコじゃ無理ね。
  うずうずしたけれど、それでも我慢して
  近くに来てくれたのならぎゅぅ、って。抱きしめる。
  してもいいよね?
  ダメっていわれたって、やだ。


  いつもの神秘的な雨衣は無いけれど。
  そのかわりにきっと、太陽に透ける尊龍の髪は
  何より美しい。

  ……ああ ]



  尊龍にまた会えた。
  嬉しくて、嬉しくて

  泣きそう。


 [ 泣いてる場合ではありませんね。
  私達は今日、世界で一番幸せになるのです。

  これが私のかみさまのお嫁さんの初めてのお仕事。
  神様の幸せは、
  世界の幸せに繋がるのですから。 ]

  



 [ 赤い色の絨毯をふたり、歩いてく。
  桜が赤い絨毯に雪みたいに降り注いで
  赤と淡い白のコントラストを描いてく。

  瑛莉咲、って名前。
  今なら相応だと胸張ってもいいかな?


  本当はここでママにヴェールを下ろしてもらって
  パパと一緒に尊龍の元へと歩くんだけれど
  これは神域式だから全部は当てはまらない。


  ……はずなんだけど。 ]



   どうしたの?
   立ち止まっ……


 [ その理由は、すぐにわかった。 ]



  パパ……!

    ママっ……!!


 [ そこには。
  私が知ってるよりもすこし、
  おじいちゃんおばあちゃんになった二人が
  ぼんやり立っていて。 
  でも気づいてくれたら 両手を広げてくれたの。


  私のだいすきな、ふたりの笑顔で。


  ふたりと、尊龍を交互に見る花嫁は
  涙なんて堪えきれてなかったね。 ]




  ありがとう。
    本当に、ありがとうございます。



  また、二人に会わせてくれて。
   私 、  わたし  

 [ おちゃめな大神様の進行の下、
   幸せな、幸せな結婚式は進んでゆく。

  本当の神様に立ち合ってもらって。
  パパとママに見守られて。


  ……そしてこれからもずっと隣に或る
  あなたの声を聞きながら、

  力強い誓いの声を聞くのです。 



  私の返事も、もちろん。
  大事な大事な、誓いをあなたへ。 ]



 [ やがてヴェールは、尊龍の手で上げられる ]

 
 




 [ 涙と笑顔で溢れた、
    この世でいちばん幸せなむすめは


   愛する夫の、くちづけを受け入れるために ]


 



 [  そっと、目をとじた  ]

 
 

 

[幸せそうに目を閉じる花嫁を愛しげに見つめ、
  世界一幸せな口付けを贈ろう]

[式場に行く前に2日ぶりに会うエリサ。
 大声で呼んでくれるから、
 私は愛しくて駆け寄り互いに抱き合って。
 もう既に泣きそうなエリサにくすと笑って勇気付けるように手を握り、式場へと共に歩いていこう。

 式場に着いて、エリサと両親が久しぶりに再会して抱き合う姿を見て私の胸も幸せで満ち溢れてくるのだ。
 エリサが笑って、泣いて、
 そうして感謝の言葉をくれて]


 礼を言うのは私のほうだよ、えりさ。
 お前がいなければこれほどの幸せと喜びを私は知らなかった。

 お前がいてくれたからこそ、人をより愛しく慈しむ事ができるようになった。
 
えりさがいるからこそ、世界はこんなに美しい。


 ありがとうえりさ。私の嫁になってくれて。
 これからは二人で幸せになろう。


[エリサの誓いの言葉を大切に胸にして。
 神々に、両親に見守られ、
 私達は晴れてこの場で夫婦になる]

[結婚式の宴もたけなわ。
 神々の祝の杯もほどほどに、
 私はエリサの両親を現世に帰す為に、己の身を一時的に龍の姿に変えるだろう。
 
かつては力が足りず、龍の姿になれなかったが、エリサという極上の供物という名の嫁を得た事で、私の力は全盛期の頃と変わらぬ力を得る事ができた。


 ぐるり、大きな体でとぐろを巻いて、両親たちが背に乗りやすいよう身を伏して呼びかける]


 さあ、ご両親。共に現世に帰りましょう。
 私が送っていってさしあげます。

 えりさも一緒においで。
 ご両親と共にしばし現世の空を飛ぼう。


[エリサたちに呼び掛け背に乗ってもらい、私はなるべく乗り心地が言いよう気を付けながら、ふわりと空に飛び立とう。
 ふわり、神域の景色を一望した後、エリサには懐かしの人の世界へと向かう]

[空から見る現世は、久しぶりに見るからか空からでも懐かしく。
 エリサにとって思い入れのあるであろう場所を飛ぼう。
 エリサが育った場所や、大学、一人暮らしをしていた家、それからよくお参りに訪ねてくれた私の祠。

 それから、最後にエリサのご両親が住む家の前へと送り届け、ぺこり。一礼すれば、龍の姿のままエリサを乗せて飛去っていこう。
 
ぴこんぴこん、と。
 後ろの両親たちが持つスマホに響くスマホの着信音。
 それは、紛れもなくエリサが神域で書き綴り続けた両親への文の数々。
 「既読」と書かれたエリサのスマホが持つ言葉の意味を知るのはまた後の事だ。


 空を飛びながら、私は空に祈ろう。
 この地が幸福と豊穣に満たされますように、と。
 その祈りは雲を呼び、雨となり、やがて大地に降り注ぐ]


 この地に住まう者全てが幸せであるように……。
 さあ、えりさ。
 「ぶーけとす」とやらをしよう。
 龍は雨を、花嫁はぶーけで人々に幸せを分け与えるのだろう?
 ならば、今投げるのが良かろう。


[雨雲を見下ろしエリサにそう声をかけ、ぶーけが投げられる頃には空に美しい虹がかかっていた頃か]

[キラキラと輝く虹と、
 それよりも美しい純白の花嫁を背に。
 この世で一番幸せな龍は微笑みこう言うのです]


 ……さあ、私たちの家に帰ろう。


[ふわり飛去る神の夫婦。
 この世で一番幸せな二人]

【人】 環 由人



[ 一人きり、眠る夜はいつだって
寂寞に苛まれて、どうしたって
孤独に抗えなくて、痛くて。

和らげてくれるのは、ただひとつ、
誰ともなく落ちる柔らかな、
ラジオのパーソナリティの声だけ。

そんな日々をずっと、過ごしてきた。

一度、したと思っていた恋が、
独りよがりで無意味だったと知った
あの日からずっと、なにかと理由をつけて
きっと、好機を自分から掴もうともせず
手を伸ばすことも諦めていた。

ずっと。]

 
(79) 2020/09/23(Wed) 0:11:35

【人】 環 由人


[───あの日、差し出してみた手は、
そういう好機だとは思っていなかった。
ただの───気まぐれで、好奇心。

曖昧にしていても許されるあの場所を
くれた人に、なんとなく、どこかで、
恩返しのような気持ちもあったのかも
しれないけれど、わからない。


ただ、あの日の己がいなければ、
いまこうして、多幸感に満ちることは
なかったし、これから先、
長い道のりを歩いていくことへの
不安も尽きなかっただろうけれど。]

 
(80) 2020/09/23(Wed) 0:12:09

【人】 環 由人



[ 二人で浸かった温泉。

昨晩薄明かりの下でみた
その裸体は、陽の光の下だと、
あのときよりもしなやかで、白く見えた。

提案に、いいなーと頷いて、
蟹はしゃぶしゃぶがいい、と返したり。
ヒグマなんて、見たことないかも、と
思い浮かべるのはツキノワグマで、
こう、なんか模様があるやつ?と聞いたら
ちがうと否定されたり。]

 
(81) 2020/09/23(Wed) 0:13:00

【人】 環 由人



[ そんな今日明日の話を繰り返している中、
落とされたWこれからWの話に、
そっとそちらを見つめた。

視線は合わない。
どこか、不安げに揺れて、
乳白色に注がれたまま。
まつげの先にともった水滴が見えた。]

  
(82) 2020/09/23(Wed) 0:13:22

【人】 環 由人




   ───そうだなあ、

  ……あの時間、も結構好きだったし、
  なんていうか……夜の時間?
  誰も、起きてないような、気もする
  静かな中で二人、向かい合えるのが、

  ───こう、特別な感じは、してたんだけど




[ 視線をそらして、膝を抱える。
そっと同じように水面に落として、見つめ。

ゆらゆら、揺れる。
湯気が立って、空気に溶けた。]

 
(83) 2020/09/23(Wed) 0:13:51

【人】 環 由人




  雅治が、あの店大事なのも知ってるから、
   …そんな簡単に、「そうしなよ」
   なんていえないんだけど、さ。
  
  本音だけ、いっとくと、

  ───もっと、一緒にいられるなら。

  ……昼も、当たり前に、
  「普通」に雅治といられるなら、

   おれはそれも、嬉しいし

  特別、じゃなくて「当たり前」に
  なるのって、幸せだなって思うよ

   …そうなれたらなって、思う。


[ そこまで伝えて、また息を吸う。
ゆっくりと彼の横顔を見つめた。]

 
(84) 2020/09/23(Wed) 0:14:13

【人】 環 由人




   でも、急がないから。

   だって俺たちのWこれからWはまだ
   はじまったばかりなんだし、

   ずっとずっと、続いていくって
   そう信じてるから───さ。

   いっしょに考えよ。


[ そう微笑みかける。

なんとなく照れ臭くて、少しだけ
耳が熱かったけれど、それは
熱い温泉のせいにしておこう。]

 
(85) 2020/09/23(Wed) 0:14:34

【人】 環 由人



[ 旅行は、まだ続く。

決められた日程だけ、
終わればまた日常へ帰る。


だけど、俺たちの日常は続く。
「ひとり」と「ひとり」じゃない。

WふたりWの日常が続いていく。


口下手で、不器用で、
うまく伝えられるかどうかは
これから先もわからないけれど、

それでも、伝えていきたい。
橋本雅治というひとに出会えた喜びを。
そのひとと共に生きていくこれからの
道のりへの、期待を。

そして、これからその道に立ちはだかる
山々もきっと、手を取り合って、
乗り越えていければいいと思う。]

 
(86) 2020/09/23(Wed) 0:14:59

【人】 環 由人



[ 特別なことなんてなくていい。

俺たちにとってのW普通Wを
なんてことないことに。
今までずっと、W異質Wに
カテゴライズしていたものを
W当たり前Wに思える日々に。


そしてそのW当たり前WやW普通Wに
深い幸せと喜びを感じられるように。]

 
(87) 2020/09/23(Wed) 0:15:55

【人】 君と共に 環 由人



[ 生きていく。


エンドロールが終わるまで。


俺たちなりの、ハッピーエンドに向かって、
たぶんぐねぐね曲がっためんどくさい道を、
手を取り合って、永遠に。]**

 
(88) 2020/09/23(Wed) 0:16:35
 




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