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【人】 朝日元親[ 先生、トイレ。 先生はトイレじゃありません。 そんなやりとりが、「あるある」だと言われる程度には 授業中にトイレに行きたがる小学生なんてのは、 まったく珍しいもんじゃない。 俺は多分、言った事がなかったと思う。 休み時間には全て済ませてしまっていたし 仮に催してしまっても、 しれっと次の休み時間まで耐えられた。 どちらかと言うと、俺の隣の同級生── 光希が、トイレに行きたいと言い出せずに そわそわ落ち着かずに時計を見ているのを 「早く先生に言っちゃえばいいのに」なんて 横目で見ている方だった。 ] (5) 2023/02/11(Sat) 0:55:35 |
【人】 朝日元親[ そう、いつも見ている方だった。 見ているだけだった。 光希が言いにくい事があれば、 代わりに先生に伝えるくらい、わけなかったのに。 困った顔で、 けど誰かに悟られたくなくて 必死で欲求を噛み殺す光希を その様子を、俺はただただ 見つめる事しかしなかったんだ。* ] (6) 2023/02/11(Sat) 0:56:25 |
【人】 朝日元親─ とある日の明け方 ─ [ 大人になって、かつて恋をした彼と 共に過ごすようになって少し経った頃。 離れていた歳月のせいか、それとも自分の本来の性質か そのどちらかは定かではないが、 2人で夜眠る時は光希を抱きしめて眠るのが癖になっていた。 それは今日とて例外ではなく。 両腕で光希を背中から抱きしめ、首元に顔を摺り寄せる。 眠りが浅い方でもない為、 ただ彼の温もりの傍で寝息を立てていた。 ] ……すぅ…… [ 腕の中の恋人の寝苦しそうな声には気づかずに>>4 ただ、身じろぐ気配を感じたならば 彼の身体を自分の腕の中に繋ぎとめようと 無意識に腕の力を強めてしまっていた。** ] (7) 2023/02/11(Sat) 1:18:04 |
【人】 朝日元親[ 深く深く沈んだ意識が、ほんの少し引き上げられる。 けれど完全に覚醒する事は無く ] んん˝……… [ 腕の中のものが抜け出そうと体を動かす気配に、 眉根を寄せて更に腕に力を入れる。 片腕を胸に、もう片方の腕を下腹部の側に。 先程よりも強い拘束は、 いくら光希が普通の男性とはいえ それなりに無理やり引きはがしでもしない限りは なかなか解けないもので。 彼が一番開放したがっている下腹部を、 きゅ……と引き寄せるようにじわじわ圧迫する。 ] (13) 2023/02/11(Sat) 12:01:18 |
【人】 朝日元親[ けれどまた、すぐに声は途切れてしまう。 なかなか意識が戻らない。 光希はなんて言ってる?トイレ? そっか、トイレに行きたいんだ。 なら ] (15) 2023/02/11(Sat) 12:12:30 |
【人】 朝日元親……………。 [ 寝ぼけたまま、光希の足に自分の足を絡ませる。 腕だけではなく足で抜け出す事もさせないように。 傍目には、また深い眠りに落ちたようにも見えただろう。** ] (16) 2023/02/11(Sat) 12:17:44 |
【人】 朝日元親[ 足を絡めて、彼の逃げ場を無くして 寝落ちたように言葉を途切れさせた俺に 光希が焦ったように名を呼んでくる。>>22 漸く浮上してきた意識は、 中途半端に見た夢の心地のまま今の状況の整理を始めた。 今は恐らく──まだ、起きるには早い時間。 俺と光希はいつも通り眠っていて、 どうやら尿意を催したらしい光希が 俺の腕の中から抜け出そうとしている。 ………、なるほど。] ………すー…… [ ある程度意識を回復させた所で、 俺は再び寝息を立てるふりをした。 腕の中で震える体が、既にかなり限界なのを知りながら 拘束を解く気にはならない。] (24) 2023/02/11(Sat) 15:15:30 |
【人】 朝日元親[ 小学生の頃でこそ、光希のトイレ絡みの失敗は見て来たけれど 当然ながら、大人になってからは一度も見たことが無い。 それは誰でも成長したらそうなるもので、 だからこそ俺も、今の大人になった光希に かつて仕掛けた些細な悪戯をした事は無かった。 長い時を経て再会して 彼と愛を育む事に夢中になって、 そういう思考になっていなかったからかもしれない。 でも、今。 本当に久々に見る、光希のその姿に 幼いころ仕舞い込んだあの気持ちが、 むくむくと頭を擡げてしまっていた。 ] (25) 2023/02/11(Sat) 15:15:42 |
【人】 朝日元親[ 寝ぼけたふりをして、まだ寝たままだと思わせて。 胸に回していた方の手を、 光希が必死に抑えている前の手に添える。 そのままその手の上から、 抱きしめるふりをしてぐりぐりと力を籠めた。 ] ん………。 [ 伸びをする時のように、ぎゅ…っと少し長めに力を入れて ふっと不意に力を抜いて。 刺激の緩急で、彼に訪れているであろう波を… その尿意を刺激するように悪戯に触れる。 彼の背後で、既に覚醒した目で じっとその震える体を観察していた。** ] (27) 2023/02/11(Sat) 15:23:45 |
【人】 朝日元親[ まだ早い時間のリビングは、窓から朝日が差し込んで 照明が要らないくらいの爽やかな明るさに包まれていた。 キッチンと往復しながら、 光希が来るまでに朝食の支度を進めていく。 牛乳、トースト、目玉焼きにウインナー。 昨日の夕飯の余りのオニオンスープ。 特に凝った物は作らない。 温めるだけ、焼くだけで構成された朝食は 定番ながらに十分体を満たしてくれるはず。 光希が支度を終えてリビングに来るまで、 カチャカチャと食器の用意をする音が響いていただろう。** ] (32) 2023/02/12(Sun) 14:50:24 |
【人】 朝日元親[ リビングにて、丁度食事を殆ど並び終えて あとはお皿に目玉焼きを乗せれば終わり。 そんなタイミングで、光希が此方に来る足音が聞こえて 「おつかれ」と声をかける。>>33 ] ん。いつもの簡単なやつだけど。 もーすぐ食べれるよ。 あ、目玉焼き一個でいい?俺二個食べる。 [ とりあえず自分の分の2個を焼いているので、 光希の返事を聞いてから次の光希の分を焼こう。 焼きたての目玉焼きが二人分お皿に乗ったなら、 光希と一緒に椅子に座って朝食を頂こうか。 朝食のついでに何気なくテレビをつけてみるけれど 普段より早めの時間帯のニュースは、 大して面白い事は話していない。 ] (34) 2023/02/12(Sun) 18:39:54 |
【人】 朝日元親[ 普段の朝食は、どちらが用意すると決まっているわけでなく なんとなく用意できる方がする、といったラフなものだった。 和食だったり洋食だったりも、 前日のメニューによって決めたり。 大学の講義が一限目から入ってる方が用意して、 二限目からの方がゆっくり後片付けをしたり。 朝の用事の時間はバラバラだったけど 二人で一緒に寝てるのもあってか、 なるべく光希が起きる時間に合わせて起きたくて 取れる時は朝食を二人で取るようにしていた。 ] (35) 2023/02/12(Sun) 18:43:11 |
【人】 朝日元親今日ってなんか予定あったっけ。 確か買い物はしなきゃいけなかった気がするけど… 急ぎじゃないし… [ トーストを齧りながら、今日の話を光希に振る。 確か特に大きな予定は無かったきがするけれど もし何かあったら今のうちに聞いておきたい。 俺はといえば、 今日はこの後光希にある事を提案しようと考えていた。 それは何も予定が無い方が都合が良くて、 それにきっと……楽しめるもの。 ある程度食事に手を付けた段階で、 電気ケトルに水を入れてスイッチを入れる。 いつも食後にはコーヒーを淹れていたので、 二人分を用意するつもりで。 ] (36) 2023/02/12(Sun) 18:44:43 |
【人】 朝日元親もし予定なかったらさ、 俺ちょっとやりたい事…… っていうか、光希にしてみてほしい事?あるんだよね 食べ終わった後話すよ。 今日も珈琲飲むよね? [ 珈琲を二人分、砂糖とミルクもテーブルに出して ケトルのお湯が沸いたなら、 カップに淹れた珈琲を光希に手渡そう。** ] (37) 2023/02/12(Sun) 18:45:57 |
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