41 【身内】幽霊さんとお嬢さんと【R18】
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[
舌を絡めてあげずに、一旦体を離せば
稀の部屋に置いてある鏡の位置を確認して、
彼女の体を起こし、ベッドの縁に座らせた。
この体勢なら、彼女は自分を鏡越しで
確認をすることができる。
それはつまり、自分を視姦してもいい。
脚の間に入り込めば、シミを作っている
彼女のクロッチに舌を這わせていく。
]*
[ 彼は、意地悪。
それが、好き。
差し出した舌は、優しく吸い付かれ、
体がぴくっ、ぴくっと
吸うタイミングに合わせて揺れていく。
それでも、彼と離れるのは嫌だから、
腕も脚もしっかりと絡めてしまう。
下腹部に当たるほのかな熱。
彼の欲が、溜まってきているのだろう。 ]
ふ、ぁ……えっち?……
っ……!!
[ 鏡に対面するように彼に体勢を動かされた。
鏡の中の彼女が、見ている。
この辺りからだっただろうか。
彼女が誰かに見られていることが
彼女の情事を更に良いものにさせることに
気付き始めたのは。 ]
けん、とさっ……
ダメ、そんな……っぁ、!
私、いけない子だわ……っ
[ 彼の息が湿った部分にあたり、
少しひんやりと彼女の皮膚に布が当たる。
それからすぐ、彼の湿った舌が
その湿った布にあたって、
秘裂がくっきりと浮き出ていることだろう。
ダメ、と言いつつ彼女は脚の間の
彼の頭を押さえつけて離さない。
だからこそ、彼女は自分自身のことを
いけない子、と言っているようだ。 ]*
[
自分自身をいけない子という稀。
そう、彼女はいけない子。
僕を惹き込んだから。
彼女の割れ目はくっきりと、
腫れたように見えている。
きゅっとひっぱりあげれば
彼女の小さな声が上がっただろうか。
]
稀。……
ううん、僕らが結婚したらにしよう。
甘酸っぱくて、もっと舐めたい。
いいでしょ?
[
そういいながら、下着を脱がせることはせず
照り返す愛液に舌を伸ばした。
ひくひくと動く割れ目に
舌が近づいていけば、彼女の脚が
僕の頭を固定するようにきゅっと締まる。
そんな彼女の脚、太ももを撫でながら
僕は直接彼女の割れ目の愛液を舐めたっていった
]*
は、っぁ…!け、んとさ、んっ……!!
[ こくりと、首を縦に振る。
彼がいいでしょ?と聞いてきたから。
彼の舌の動きが、
鮮明に感じ取られるから、
舐めとられていく愛液よりも、
新たに吐き出されていく愛液の方が
多くなっているのでは、と
彼女は心の中でおもってしまう。
そして、鏡に視線が飛んでしまい、
今の体勢をじっと見つめてしまった。 ]
今日は、…ん、……!
私、たくさん……っぁ、
賢斗さ、に…尽くしたいのに、!
[ また、彼に流されてしまう。
愛されてばかりでは、返しきれない。
だから、彼女もどこかで
彼に尽くしたいと思っている。
それでも、彼はいつも
『そうやって、感じていることが
尽くしていることと同意義なんだよ』
などと言って、奉仕をさせてくれない。
稀は、今日こそは、といつもいつも
思いながら、彼と閨を重ねていた。 ]*
[
尽くしたい。奉仕をしたいという
彼女の願いは、今の一度も叶ったことがない。
というのも、彼女のその願う声で、
僕の体は準備が整ってしまうから。
今も彼女の肉壁を舌で感じて、
熱持ち始めているのがよくわかる。
でも、今日は彼女の希望を聞いてあげたくなった
]
可愛い稀…今日は、ご奉仕してもらおうかな。
ベッドの上に座ってみて?
[
息の荒い彼女と舌を絡める口づけを
ほんの少しの間やれば、
僕はベッドの上に腰を下ろした。
鏡に、彼女の動きがしっかり写るように、
少し場所を調整して。
]*
[ 譫言のような、艶やかな色を纏った彼女の
言葉が響きます。
自らの乱れるところをと懇願する様は
例えようもなく淫靡で、また美しく、
それにほんの少しの寂しさが混じり、
むせ返るような女の香が立ち昇り
ぐらりと目眩がするほど。
彼女の前にするりと回り込み、
左の手でその絹のような髪を梳いて、
耳にかけてみました。
上手く出来たのなら
露わになった耳に唇を這わせて囁きましょう。 ]
俺のような見も知らぬ男に見られても構わぬと…?
[ 彼女の反応はどのような物でしたか、
顔を離して、正面からその瞳を覗き込んで。 ]
…美しく、良い女だな。
亭主が羨ましいものだ。
[ にやりと笑いそう呟きました。 ]
あぁ、亭主は今日は居らぬのだな。
…まれ。
俺は此処で見ていよう。
まれが好いた夫でない男に見られて
あられもない姿になるのを、ずっと。
…ああそうそう。
時折うっかり手が出てしまうかも知れんが、
亭主には内緒にしておいてもらえると
ありがたい。
*
[ 目の前の、見えてはいけない人は、
彼女に改めて近付いてきて、
垂れていた髪を耳にかけてきた。
とても、言葉は怖いけれど、
本当に怖いものとは感じられなかった。 ]
あなたは、っ……ほんと、に……
知らないかたなの……?
[ 彼女からしてみれば、
独り言を聞いてくれていたであろう人は、
知らない人とは呼べず。
だからこそ、下腹部はひどく疼き、
見られたいと願ってしまう。
その気持ちは、彼女の手の動きに
反映され、太いモノが彼女のいやらしい
蜜を溢れかえさせる。 ]
ふ、ぁ……けん、とさ……っ、……!
[ 目の前の人が、夫のことに触れると、
閉じた瞳の中で艶めく彼が浮かび上がった。
夫がいない日、満たされぬ思いが
目の前の彼を見えるようにしたのだろうか。
そんな彼は、触ってしまうかも、と
宣言をしてくる。
そして、そのことは夫には秘密に、と。 ]
わたし、に、っ!…ふれて、くださるの……?
[ 六鹿夫妻は、2人とも性欲旺盛。
故に、触れられれば求めてしまう。
それからのことを考えれば、
彼女は1度目の昇天を果たすだろう。
膝頭を合わせて、ぎゅっと体を縮ませて、
彼女は静かに果てる。
呼吸は荒く、目は潤んでいただろうか。
見られていると思うと、
いつもの彼女からは想像できないほどの
淫靡なメスが生まれてしまうのだ。 ]*
| *
[ 妙だなと気付いたのは少し経ってからでしたか。
折に触れぼんやりと中庭に佇むまれに気付いて 手を上げてみても、反応が無いのです。
何か心に病むようなことがあったのかと 少々慌てて彼女の隣に立ちますが、 まれの瞳がこちらを捉えることは無く。
声を掛けてみてもその耳には届かぬ様子。
はて可笑しなことと首を傾げます。 日の当たる昼日中に幽霊が出ると言うのも それこそ可笑しな話ではと思われるかも 知れませんが、己にとっては昼だろうが 夜だろうが一切変わることなく 此処に居るのですからそれはひとつ 御容赦頂くとして。 ]
(16) 2020/09/03(Thu) 13:05:41 |
| [ どうやら本当に見えていないのだと 言うことに思い至りまして、 寂しさとも残念ともつかぬ気持ちに 肩を落としてその場を去りました。 が、その後のこと。 あれもまれが色事の最中でしたか。 彼女が一人だったか夫婦でであったかは 記憶が定かではありませんが。 決して覗く訳でも無くただ たまたま そこを通り掛かった己が、また響く 艶めかしい声に耐えきれずついと視線を向けた際。] (17) 2020/09/03(Thu) 13:07:50 |
| [ 目が、合うのです。 違うことなく、きちんと己を捉えて。 思い違いでないのなら、笑顔さえ向けて くれていたかも知れません。 …もしかしたら、まれは。 まれが、己を視認出来る時と言うのは… ]* (18) 2020/09/03(Thu) 13:10:02 |
[ 聞こえた言葉に、くつくつと喉を鳴らして。 ]
…ああ、確かにそうだな。
俺はあの結納の日から
ずっとまれを見ていた気がする。
[ 吐息混じりに夫の名を呼ぶ声が聞こえ、
唇の端に歪んだ笑いが浮かびます。
白い脚の間からちらと覗く張り型に
興味深く視線を投げれば、そこには
ぬらりとした蜜が湧いて出ているのが
ありありと分かり、思わず己が息を飲み込んだ
音が聞こえる程に淫靡でありました。
触れてくれるのか、と言う声が
耳に触れた瞬間、頭の中で何かがぷつんと
切れたような音が鳴り
次には彼女に覆い被さるように、
その身体を横たえておりました。
急く気持ちとは裏腹に、大切な宝物に
触れるように、そっと。 ]
ん?まれ、其方、
もう果ててしまったのか?
[ ぎゅうと縮こまった細い身体、
閉じ合わされた膝頭。
荒い呼吸で上下する双丘を己が下に
感じながら、見下ろした瞳は水面の如く潤んで。]
まだ何もしていないんだがなぁ。
[ またくつくつと喉を鳴らして。
そのまま、そっと顔を近づけて、
口付けをひとつ。
拒まれぬならば角度を変えて何度も、
何度も。 ]
[ 唇を喰んで、乱れた呼吸で口に隙間があれば
そこへぬるりと舌を忍ばせて。
綺麗に並ぶ歯列をなぞり、上顎を翳めて、
彼女の舌が触れれは絡め取りましょう。 ]
…まれ。
果てる時は、旦那のことを思うていたのだろう?
[ 唇を離せば、つうと糸が引いたでしょうか。
唇を母指で拭って、頬を撫でて、
わざと意地悪くまた耳元でそう囁いて。
羽二重餅のような耳朶に軽く歯を立て、
彼女の手をぐいと敷布に縫い付けて。 ]
妬けるな。
[ そのまま首筋に唇を這わせて鎖骨を伝い
豊かな胸元の頂を、そっと
喰んでしまいましょうか。 ]*
[ 目の前の人は、結納の日から
彼女のことを見ていたという。
恥ずかしさと、不安を胸に歩いていた
あの日から、見られていたのだ。
彼女はそう思うと更に恥ずかしく思い、
一瞬、目の前の人から視線を逸らした。
すると、気づいた時には
何故か天井を見上げており、
また視線が合ってしまう ]
ま、だ……?
ん、っ…………!
[ 果てたのち、その人は意地悪そうに
彼女が達したことに言及した。
確かに、彼は何もしていない。
まだ、と前置きをされると
彼女の胸は更に高鳴りを覚える。
口づけを拒むことなどなく、
何度も重ねられれば
触れられるか分からないけれど、
その人の両頬を包んで
整わない呼吸の中、舌を差し出すことだろう ]
は、っ……そ、れは……!
[ 唇が離れ、夫のことを、と言われると
否定は出来ない。
最愛の人だから、彼のことばかり
頭の中に浮かんでしまう。 ]
だ、めっ……!
ぁんっ、……中から、
でちゃ、ぅ……!!
[ 声を我慢することを許されず、
彼女の両手は頭上に押さえつけられた。
きゅんっと締まる蜜壺からは
するりと玩具が抜けて行ってしまう。
浴衣がずれて見えている果実の頂は
いとも簡単に、夫以外の人物に
愛撫をされていくのだった。 ]
[ 彼が、奉仕を許した。
それが嬉しくて、彼女は彼がいうように、
体を起こせば彼の脚の間に正座をするだろう。
目の前には、まだジーンズに隠された
彼の熱くて、子種のたっぷり詰まった、
彼女を疼かせる肉塊がある。
彼女はジーンズの上から、
まずはその熱を感じ取ろうと手を添えるだろう ]
私、しっかりとご奉仕したことないわ……
[ うまく出来るのか、少しだけ心配になった。
擬皮を外した後の肉塊は、
偶に綺麗にさせて貰えるけれど、
こうやってまだ何も手をつけていないモノは
初めてだったから。
手のひらで熱を感じ取れば、
両手でジーンズのボタンと、チャックを外し、
ボクサーパンツの上から優しく撫でることだろう。
傘の部分が少し下着からはみ出している。
これが自分の奥の扉を叩くのかと思うと、
我慢ができなくなっていく。 ]
賢斗さん……上手にできたら、
たくさんご褒美をくださいな?
[ 上目遣いで見つめる先には、金髪の愛しい人。
どうするのがベストなのか、
彼女は分からなくて、ジーンズも下着も
そのままの状態で、熱くて硬い肉塊を
小窓から取り出してみた。
ちゅ、っと先端に口づけを落とせば
唾液を絡めるために、彼女の喉の奥まで
それを限界まで咥えて、
吸い付きながら口の中から離していく。
偶に先端が彼女の奥に届いてしまって
嗚咽を漏らしていたら、
彼は不機嫌になってしまっただろうか。
舌を絡めては、裏筋や傘の裏を丁寧に
舐めて、彼の気分を上げる努力を
彼女は務めていく。 ]*
[ 差し出される舌が愛しく、呼吸を忘れる程に
夢中で弄んで。
挟むように触れてくれる両の手が
堪らなく暖かい。
その手に自らの手を重ねて、
熱い呼吸と共に彼女を見下ろせば
じんと鳴く胸の奥にほんの一時目を閉じて、
息をひとつ吐きました。
口内に含んだ乳嘴には丹念に舌を這わせ、
唇で挟み、愛撫を続けましょう。
ただ、まれの好い声を聞いていたくて。 ]
[ そのうちに彼女の秘裂に飲み込まれていた
張り型がするりと抜けて落ちるのが見えれば
己の中心に熱が滾るのがはっきりと分かって
ぞくぞくと競り上がるものを抑え込むのに必死。
身体を少し彼女から離して、
その卑猥な玩具を手に取って。 ]
抜けてしまったな。
[ 穢れの無い幼子のような無垢な笑みを
口元に浮かべながら。
わざとてらてらと濡れたその玩具を
彼女の目の前にちらつかせてみれば、
まれのその表情は変わるでしょうか。 ]
[ そうして、その玩具に
また見せ付けるように口付けて、舌を這わせて。 ]
まれ、どうしようか。
このまま、再びこの張り型を自分で入れるか?
それとも俺が入れるほうが良いか?
[ とわざわざ問うてしまうのです。
意地悪に聞こえなければ良いのですが。
ああ、しまった。
…
なにを
、の部分は言い忘れました。
]*
[ 彼の口づけとはまた違う、
キスの途中の呼吸の仕方を忘れるような、
濃厚な口づけをその人は稀に与えた。
腰がむずっとして、これをどうしたら
落ち着かせることができるのだろうかと
思っていると、その人との口づけが
終わってしまった。
折角、甘い時間になりそうだったのに、
と心なしにわがままを言いそうになったのは
稀だけの秘密。
その人とは、優しく指を絡めて、
距離が詰まる。彼女の張っている頂は
その人に食まれてしまう。 ]
とし、み、つ…さま、ぁ……!
ぁ、っ……い、ぃ……ひぁっ……ん、!
[ しばらく、彼女の頂が温もりを感じていると、
その温もりが、離れて行ってしまった。
頬は赤く染まり切って、息は荒く、
もう彼女は我慢させられることが
ひとつの快感になりかけている。
そして、その人は抜けてしまった玩具を
手に取ってしまう。
彼女にその蜜を絡めた物を見せられれば、
とくん、と彼女の胸が跳ねていく。
その人に見られて、濡らしてしまったのか。
そう思うと、彼女は恥ずかしくなり
その方を見ることができずにいた。 ]
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