![人狼物語 三日月国](./img/mptitle_prov_v0.jpg)
180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
― to:天ヶ瀬くん ―
[そうやって迎えた三日目。
願い事が見つからないのかと聞かれれば、
私はこう返した。]
この前も少し話したけど。
私の考えてることは、幽霊がいなくても
自分でどうにかしなきゃって、
元々そう思っていたことだから。
それにね。何にせよ、
ずるいお願いの仕方はやめようって思ったの。
だから私は、もし何か願っても
少し手を貸してもらうくらいで。
お願いできなくてもそれはそれで、
どうにかできるから大丈夫。
[本当言うと、長い間うじうじ悩んでた
過去の自分もいるわけだけど。
そこは多少強がったって許されるでしょ?]
じゃあ、これからは
あおちゃんって呼ぶね。
だめかな?
今日はここでお話してる間。
明日からのことは、また明日話そっか。
嫌いにならないよ。
なる要素あったかな、わからないけど
うん、ひとまずお願い事預かったから。
もしもの時は言ってね?
でも、もしもがなくても、
あおちゃんが何お願いしてもしなくても
よかったら昨日教えてくれたお店、
今度一緒に行ってくれないかな。
ほら、初めてのお店に入るのって緊張しちゃうし。
[シェアして一緒に食べようって
そこまではまだ書かなかったけど。
女の子になりたい天ヶ瀬くんでも、
女の子になった青葉ちゃんでも、
私はどちらでも、そうできたらいいなって思った。]
[急いで送ったメッセージは、
やっぱり言葉足らずだったかもしれない。
ちゃんと伝わった自信がなくて、
少しの間、手元から目が離せなかったけど。]
(猫じゃらしのスタンプ)
猫ちゃんにちゅ〜るあげてみたいなあ
うち、ペットいないの。
[途中で送れなかった猫への返信。
なんでもない会話をひとつ、付け足して。]
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 回想:2day 放課後(健人) ─ 無くなっていないよ 君はまだなにも失ってない まだ話し合えるよ 君の聲は届くよ 手紙なんてどうかな むしろここはSNSのフォローから……? ごめん俺そっち方面は疎くて [ 気の利いたことも言えないから みんなのやりとりを見てるだけ 個人宛にきたら返せるくらいは 機械音痴でもないからね。
スタンプとか……可愛いなって思ってるよ。 ] (21) 2022/10/21(Fri) 6:01:10 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 良かった……! 君の弟は生きてるんだね 君の言い方だと……いや、大丈夫、うん 俺が最悪の方向に考えすぎてた 嬉しく思うよ 何せ君の大切な家族だ なんだろう、君の弟って もしかして君にとても似ているんじゃない? そんな気がするんだ [ きっとバンダナ付けてるんだ。……色は青かな。 俺にはわかる。 当てずっぽうだけどね。 そんな想像をしながら君の家族が 失われていないことに安堵するんだ >>3:447 ] (22) 2022/10/21(Fri) 6:01:35 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | うん、わかるよ 俺は健人と一緒にいたから、 ずっと、 ずっと 君が逃げないことも 泣けないことも 俺以上に不器用だってこともね [ 肩にある君の頭を撫でて そのサラサラの髪に指を絡めて 時折引っ張ったりしてみる。 痛い?痛かった?痛くて泣きそう?? どうやって泣かせようかなって 考えてたところなんだ。
痛みで泣かせるのは違うよね。 優しく撫で直そう 痛かったところを重点的に。 背中に手が回れば >>3:448 君の温もりに俺は少し固まってしまう。 抱きついたのは俺だけれど 君が応えてくれるなんて、思ってもみなかったから。 ] (23) 2022/10/21(Fri) 6:01:52 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 健人、 今俺のこと馬鹿って言ったかい? ねえ。 馬鹿って言った方が馬鹿だからな 俺は君の罪を奪うっていってるんだ 今まで君は一人で苦しんでいた 俺がずっと側にいた時も それに、随分過去の願い事をするんだね? >>3:449 果たしてそれでしっかり叶うのかな [ これは君の動揺を誘う為の言葉。 でもこの言葉を君に投げかけて 気付いたことがある。 君が言っていた二択という意味を。 ] (24) 2022/10/21(Fri) 6:02:12 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | もしかしてダミーの願い事とかじゃないよね この願いだと 君を落とした人が存在してしまうよ 君の近くにいたのは弟だ 君は弟にその枷をつけるのかい? 君が勝手に落ちたとしても 目の前で君が落ちるのを見ているだけという 中々にしんどい過去を得ることになるよ 俺ならトラウマになるね だから君なら最初から ”ない”ことにするんじゃないかなって 思うんだよ
例えば君自身の存在、とかね? (25) 2022/10/21(Fri) 6:02:18 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 君の嘘を俺が見破れないわけ ないじゃないか。君は嘘が苦手だろ? そんな寂しく笑わないでよ >>3:450 俺は自分自身の無力に 嘆くなんて ”もう” 御免だね。 だから俺も君に逃げない証を 俺の過去を話すよ。 君を俺の過去でも繋いでみせると この話をしながら糸を巻くんだ。 ] (26) 2022/10/21(Fri) 6:02:29 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | 俺はまだ壊れていない? なんで、 もう壊れかけているはずだ 逃げたかった。誰もいないところへ でも俺が逃げたら弟はどうなる? 見捨てられるはずがない 逃げられないように見張ってよ 俺を鎖で繋いで ”場所に”ではなく 俺は”君に”繋がれたい [ 一人で閉じ込められていた部屋に 鍵が外された。 チェーンで繋いでいたはずの扉は開いて 君に泣きつこうとする俺が出てくる。
君の傍が俺の泣ける場所であればと。 ] (27) 2022/10/21(Fri) 6:02:40 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | 因果の法則ね 俺も考えた たとえ俺と弟が回避出来たとしても 居眠り運転は阻止できない ならば誰かが犠牲になってしまう 願い事でどこまでなくせるのだろう…… [ 俺達は偶然か必然か 願い事というチャンスを掴めそうで それがいいことか悪いことか 俺には判断する術がない。 俺にはチャンスとしか思えなかったから。 それでも─────それならば。 ] (28) 2022/10/21(Fri) 6:02:48 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | (29) 2022/10/21(Fri) 6:02:52 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 願い事なのに俺たちは代償ばかり気にして 自分で請け負うとしているよね それが正解なのだろうけど 俺は一人だったら この願いを変える気はなかった でも今は 君がいる 俺は君にも幸せになって欲しい これは俺の願いだよ そう、”幸せに”や”健康で”という願いでも いいんじゃないかという 考えもある (30) 2022/10/21(Fri) 6:03:37 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 例えば健人の場合は 弟は階段から落ちても奇跡的に怪我をしなかった 君の弟が負うはずだった怪我をなくして欲しい こういう願い方だって出来るはずだ 『階段から落ちなかった』だと 今の健人ではなくなってしまう気がして 君には罪の意識をなくして欲しいのに それを含めて世良健人なのだから ……俺の場合の願い事 代償を気にしないのであれば ”弟の怪我を治して欲しい” そう願うことは狡いことなのか わからないけれど 試す価値はあるのではないかと 思ってしまうんだ ……この考え、健人はどう思う? (31) 2022/10/21(Fri) 6:04:42 |
![](./img/okamigakuen/114.png) |
[ 凄く都合のいい願いだ。 どこまで叶うかもわからない 賭けのようなもの。 ]
(32) 2022/10/21(Fri) 6:04:48 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | もう一つ考えたのは ”第三者の介入”だ
俺たちがお互いにあった変えたい事実を 願いによって起こる前に止めに行くということ
君は事故に遭う前の俺達を
俺は君の家に不法侵入しなきゃ いけなくなるけれど そこは願い事なら鍵だって空いてるだろ
願い事で過去を切り開く 自分自身の過去は変えられない可能性を 考えてのことだけれど 失敗する可能性だってある
(33) 2022/10/21(Fri) 6:05:03 |
![](./img/okamigakuen/114.png) |
そもそも代償は考えない説も もう一つの方法も 俺の単なる思いつき。
でも欲張ってみたくなったんだ。
[ いくらでも話し合おう。 俺たちの願いはどこか似ていた。 お互い家族の為の願いだ。
だから、二人が納得するまで 話したいと思うんだ。 ]
(34) 2022/10/21(Fri) 6:05:18 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 君と一緒に壊れても良かった。 でもいつか壊れてもいい 今を君と生きたいと思った。 これは俺に芽生えた欲。 欲とは願いだから 君に俺の願いを叶えてもらおうか。 どのような答えが出たとしても 俺は君についていくよ。 ] (35) 2022/10/21(Fri) 6:05:30 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 今の俺はまだ 大地が頼んだ願いを知らない >>3:493 慎之介の気遣いを知らない >>3:=76 でもこの先俺は知ることになる。 「 あの二人は本当に……どうしようもないね。 馬鹿なんじゃないかな。」 なんて嬉しそうに俺は笑うのだろうな。 自分の為じゃなく 誰かのために動ける。 そんな大地と慎之介だからこそ 俺は心を許せたのだろう。 ] (36) 2022/10/21(Fri) 6:06:06 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 救えるのは、救われるのは ” 救われる覚悟があるもの ”なのだろう ねえ、欲張ろうよ 未来に手を伸ばそう これは俺たちに与えられた チャンスなのだから。 ] (37) 2022/10/21(Fri) 6:06:20 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | (38) 2022/10/21(Fri) 6:06:28 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 文字通り、お持ち帰りをされた俺は。 君から離れることはなかった。 君の家、ドアが閉まれは そこの先は二人だけの夜の時間。 朝になって 隣に寝ている君の顔に唇を寄せよう。 二人の手は繋がったままだった。 きっと一晩中。 ] 健人、 起きてよ健人 [ 微睡む君へ朝の挨拶を。 昨日と同じような挨拶になったかな? ] (39) 2022/10/21(Fri) 6:07:23 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 俺は一度家へ帰って支度をしに戻るよ。 手紙を、残そうと思って。
家族宛 弟宛 それから、慎之介、大地、秋緒、青葉 千葉にもね、残したいと思うよ俺は言葉を。 それに、もちろん君にもだよ健人。
そうして書き上げた手紙はどこにしまおうか。 俺がいなくなったら自然と見つかる場所 それは今は秘密。 ] (40) 2022/10/21(Fri) 6:09:32 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 健人には旧校舎に一緒に行こうと伝えた。 風紀の仕事を放棄することもできない俺は 今日も学校へと行くのだろう。 風紀の仕事はいつも通りに。 さて秋緒の姿は見つかったかな。 ]** (41) 2022/10/21(Fri) 6:09:40 |
── 3rd day 昼過ぎ ──
大木と話したあと、そして学校を抜け出す前。
あたしのもとに一通のメッセージ。
なんて返すか悩むよりも先に、
未早には『あーそうだよなー』って気持ちが沸いた
『 ごめんね、心配かけてるよね
生きてるよー。 』
そんなひとことだけをぽん、と送る。
4th dayが来たら、全部伝えよう。
だから今は
おつかれ鯖
って書かれたスタンプ *
うん、聞かせてほしい
時間は、今からじゃダメ?
今、中庭にいるけど
あたしが絵音くんのところまで行った方が良いかな
でも、今はまだ、
あたしははっきりした答えは出せてない
それでも、良かったら
決めてからの方が良いなら、また後で
[ 文面でのやりとりは得意ではない
だから、敢えて思いは書かない
授業をサボっていることは暗に伝えるが
]
── TO:秋氏@──
じゃあ俺が中庭に行く
今外だからちょっと待ってて
なんでもいい。今の秋獅フ気持ちが知りたい
話を聞くくらいは出来ると思う。
[ 文章は極力短く、今伝えるべき部分に留めたつもり。
話を聞く以外に何もするつもりが無いのではなく、
全ては会ってみなければ分からない為に。 ]
──グループメッセージ──
ミッションコンプリートしました。
>* ))))><
[魚は入れないといけない風潮なのかなと思って
予測変換で出てきた魚の顔文字(?)を添えた。]
─ Last day 夜・千葉 個人宛 ─
ミッションコンプリートおつかれ!
今度会ったとき、
何があったか聞いてもいいか?
[送られたメッセージは文章のみ。
話すだけならメッセージでもできる。
また会って話したいという意図が伝わることを祈って]**
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 正常に処理できませんでした。 しばらく経ってからもう一度お試しください。 Enter- 正常に処理できませんでした。 Enter- 正常に処理できませんでした。 Enter- 正常に処理できませんでした。 Enter- 正常に処理できませんでした。 ───────── Delete. Are you sure you want to delete it? ] (146) 2022/10/22(Sat) 14:06:05 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | (147) 2022/10/22(Sat) 14:06:08 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | (148) 2022/10/22(Sat) 14:06:14 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | ─ 3day:早朝(秋緒) ─ 秋緒、おはよう ……答えは出たかい? その様子じゃまだまとまりきらないのかな [ 朝、俺も当番ではないのに 早めの登校となったのは >>3:177 正常性バイアスが働いたか それとも覚悟を決めた所為なのか……。 そんな二人が出会った朝 君も当番ではないよね? その言葉はお互い内緒にしようか。 ] (149) 2022/10/22(Sat) 14:06:29 |
![](./img/okamigakuen/114.png) |
前より酷いじゃないか
秋緒は全部抱えてしまうから 決壊しないか心配だよ
だって今の俺ですら この三日間が目紛るしかったんだ
(150) 2022/10/22(Sat) 14:06:37 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | 吐き出してみる? 秋緒の今の気持ち、出すだけでも 変わるものだよ 出した言葉は……、空に溶けるさ [ 今日がタイムリミット。 答えはどうしても出さなきゃいけない。 数日前より酷く追い詰められたかのような 秋緒の姿に抱え込んでいる重さを知る。 君は今まで吐き出さなかったね >>3:431 だからといって君が悩んでいないとか 俺のことを嫌っているとかは 何でかな、思わないんだ。 ] (151) 2022/10/22(Sat) 14:06:49 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | [ 不器用だね。 人に吐き出す方法を知らないのなら 俺からお手本を見せようかと思ったりもしたよ。 でも俺も不器用だった。 人は足りない生き物だ。 いろんなところに穴が開いていて その時になって自分の足りない部分がわかる。 ] (152) 2022/10/22(Sat) 14:07:00 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 君が話してくれるのなら聞くよ >>3:176 幸い二人とも当番ではないんだ。 少し離れた場所に移動することもできるさ。 なんでもね、頼られるのは嬉しいよ。 俺は君の先輩なのだから。 でももし話し出す勇気が出ないなら 俺の苦手な話の一つでも聞くかい? ] これは俺のトップシークレットだけどね 実は……猫舌なんだ だから暑いものがすぐ食べられないのが悩み
ふーふーするのも格好つかないかなって [ ほら、情けないだろ? こんな先輩には相談できないか? むしろ何を言っても 大丈夫だと安心してもらいたいんだけどね。 ]** (153) 2022/10/22(Sat) 14:07:14 |
──To:大木さん──
おつありです。
昼はメッセージありがとうございました。
グループメッセージのやつ、励みになったんで。
あれから大木さんとも会ってないんで、
俺も話せたら嬉しいです。
明日でも明後日でも、近いうちに。
俺は割といつでも暇です。
[“旧校舎を見たい“以外は願いはなさそうだった大木さんは、
どういう決断をしたのだろう。
願うことは結局なかった自分としては
気になるところでもあったから、
彼の話も聞きたいと思った。]
─ 千葉 個人宛 ─
[色好い返信がすぐにあると、微笑みが浮かんだ。
自分が送ったメッセージが
千葉の励みになってくれたのも、とても嬉しくて]
それはよかった、送った甲斐がある。
なら近いうちに、放課後にでも
教室まで行っていいか? 何組だっけ。
[今すぐ日付まで決めるのは難しく、
とりあえず訪ねやすそうな場所をとクラスを尋ねた]
──To:大木さん──
[3年の教室はちょっと行きづらいんだよなと
思っていたので大木さんが来てくれるらしいのがありがたい。]
ありがとうございます。
俺は2-Cなんで、都合良い時に連絡ください。
[3年生が忙しくなる時期より前ならいつでも良いだろう、
と返事を返す。
場所はどこでも良かったので、お言葉に甘えておこう。]*
─ 千葉 個人宛 ─
了解。じゃあまたな、おやすみ。
[クラスを教えてもらって、
簡素な返信をして画面を閉じる。
都合がついた日には一報を入れるだろう、
「今日行くから少し残ってて」などと。
大木は近々行くつもりではあるが、
いくらこれから3年が忙しくなる時期といっても、
放課後に人と会って話す時間が
少しも取れなくなるなんてことはないだろう]**
ありがとう
[ それだけのメッセージを、送って
話を聞くと言ってくれている時点で、己の出した考えと、
向き合おうとしているのだとは、知らぬまま
]
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 人には耳がある。 届けにいかないと 届くかどうかわからないじゃないか。 それは勇気のいること 沢山の気力を集めて探して 傷つくことを覚悟して 君はどれだけ傷ついてきた? 俺は助けになれていたかな。 近くにいる時にしか君を助けられなかった。 気付くこともできなかった俺だけれど それでも、 俺は君を助けたいんだ────健人。 ] ( 出来るのならば これからも
ずっと。 ) (206) 2022/10/22(Sat) 19:04:37 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 回想:2day 放課後(健人) ─ [ はぐらかされた。 そう感じたのは君の諦めが 見えてしまったから >>113 家族の形は星の数ほど。 自分の見えてることが全てではない。 自分の育った環境を 参考に考えてしまうけれど それは押し付けに繋がってしまう。 ] (207) 2022/10/22(Sat) 19:04:46 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 健人が話す家族の話 >>114 笑う君を見ていると 楽しさが伝わってくる。 ] ……健人、君は今でも家族が大好きなんだね [ いいよ。もっと泣いて。 泣けないのなら 頑張って泣いてよ。 ] 痛かったか、ごめんな ……俺は背中に今から 何かされるのかな、健人くん? それは引っかかれると大分痛そうだよ [ 爪で引っかけれて 冷や汗が少し出そうになる >>115 ] (208) 2022/10/22(Sat) 19:04:53 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 肩が跳ねた背中を反りそうになる >>116 深く立てられた爪。 それはそこまでの痛さじゃなかった……はず きっと俺は背中が弱かったんだ。 少しの痛さが じんわりと背中に広がっていく。 ] (209) 2022/10/22(Sat) 19:05:00 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 知ろうとしないからだろ! 願いに縋るしかないのは わかるよ……聞いた今なら…… 俺は君が今から傷付こうとしていることが 気に食わない 誰が心配しなくても その未来で俺が心配しているよ (210) 2022/10/22(Sat) 19:05:07 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | そうなったら俺は世良健人と会えるのか? 君を知らないままなんてことになったら 俺は……
俺はどうしたらいい 俺の弟を助けたい でも君も助けたい
俺自身はどうなってもいいんだ 君もわかるだろう、わかってくれるだろ (211) 2022/10/22(Sat) 19:05:15 |
![](./img/okamigakuen/114.png) |
諦めないで欲しい 欲張って欲しい
その結果がダメでも どうにも出来なくても
俺はずっと一緒にいるから
(212) 2022/10/22(Sat) 19:05:24 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 消えないよ 君が消えなければね でも君が消えたいって思うのなら 消えた君を復活させて その代償に俺は消えるよ 健人に秋月壮真を背負ってもらう どう? そうなったら地獄だろ 君の生きる理由に俺はなるよ 君が生きるためだったら たとえ恨まれても (213) 2022/10/22(Sat) 19:05:46 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | 健人が俺を繋いでいてくれるのだろ? 掴んで、離さないで
俺は我儘だよ 自分勝手で頑固だ そして今は、君を失いたくないと嘆く男だ (214) 2022/10/22(Sat) 19:05:55 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 正しい道はないのだろう >>119 正解は用意されていない。 3日で出せる答えじゃないものを 抱えてしまっている。 最初、俺の答えは決まっていた。 変えるつもりなんてなかった。 それからは心の中で健人を探した。 もう最後だからと求めてしまった。 手に入るなんて思ってないよ 今でも。 ……でも健人のことを知ってしまった。 見えない部分を知って、 傷ついている君を 罪を背負う君に手を伸ばした。 ] (215) 2022/10/22(Sat) 19:06:05 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 君には賭けれるだけの運はないよね [ わかってるよ、との言葉だったんだけど >>122 真実が痛かった?ごめんね、 でも事実だし。 傍にいたからこそ見えてたからこそ 君が自信がないのはわかるから。 ] 君に自信がないのなら まず君が先に願ってくれ ダメだったら君の願いを俺が継ぐよ 大丈夫だ、俺の弟のことは 願わずとも俺の体を使ってもらう予定だから その手筈にするのは変わらないさ だから安心して この提案をしたのは俺だ だから俺に責任を持たせてくれ 君の願いは俺が見守るよ (216) 2022/10/22(Sat) 19:06:31 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 健人の伸ばしかけた手を掴んだ >>122 大丈夫だと微笑んで 両手で包み込んだ。 ] 俺は今の健人が大切だよ そうやって俺のことに頑張ってくれる君がね ありがとう。その気持ちだけで十分嬉しい [ 俺に願って、頼って欲しい >>124 不安は俺が引き受けるから。 大丈夫、何も心配しなくていい。 ────俺の願いは変わりつつある。 ] (217) 2022/10/22(Sat) 19:06:54 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 行き場のない君の後悔を 俺に刻み込んでよ >>125 その度に大丈夫だと君の頭を撫でるから 俺に痕を残して…… 君の**を植え付けて 俺は今幸せだよ この幸せを両手に沈んだって溺れない。 痛さで目が覚めた けれど君の視線を感じている間は 大人しく寝たフリを。 あれ? もう一回噛んでくれると思ったんだけど? 眠りに落ちた君の首筋には 俺の華を咲かせておいた。 ] (218) 2022/10/22(Sat) 19:07:04 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | おはよう 俺の声で夢から戻ってこれた健人は偉いな [ 眠り続ける幸せより 俺を選んでくれたってことだろ? >>126 気分がいいね。 朝の料理は俺が作った方がいいかな。 健人いつもどうしてるんだろうか。 折角だから健人には 俺の味を覚えておいてもらいたいな。 ] (219) 2022/10/22(Sat) 19:07:11 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 家に来てもいいよと言おうと思ったけれど それは次の機会にね >>127 俺は君と一緒に居れたことが嬉しくて 君も同じだと思ってしまった 君の後悔を俺は見落としてしまっていたかな。 君の寂しさを半分貰った それは君の後悔も入っていたかな 一緒に旧校舎に行く約束をしたけれど 俺は君の傍にいたかったんだ。 教室、校庭、中庭、校舎裏 君は何処にいる? 会えるまで探すよ。授業は出れなかったかもね。 ] (220) 2022/10/22(Sat) 19:07:21 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 君に会えたら 君の傍に近寄って でも起こさないよ。 俺の秘密の時間。 二人でいられる時間。 堪能したいから。 その間に俺も寝てしまったかもね。 ]** (221) 2022/10/22(Sat) 19:07:33 |
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
ありがとう
うん、お店も案内するし 彩葉ちゃんちの猫になる
すっごく強くなれた気がする
彩葉ちゃん、ありがとう
[ 思うままに書いてたら、2回も同じこと言ってたけど
それに気づいたのは送信したあと。
昨日、彼女にリクエストした曲のタイトル
それになぞらえて ────
悩んで、打ち明けて、ひとつ強くなったよ、と ]**
[願い事がいくつあったって、
全て思い通りになりはしないだろうけど、それでも。
夜の旧校舎。ここに来て送る、最後の確認。]
― to:あおちゃん ―
私も旧校舎に来ました。
あおちゃんのお願い事、決まった?
| (a2) 2022/10/23(Sun) 7:22:09 |
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
僕も今、1階にいるよ。
そっちに行くね。
うん、もう迷わない。 …… たぶん。
[ 代わりに命を寄こせって言われたら
流石に断るからね。だから、" たぶん "。 ]
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | [ 君だけじゃない。 きっとみんなバラバラだった。 でも君は家族を諦めてない。 きらいになれてない。 壊れたものは元には戻らない 同じ形にはなれないのだろうね。 間に合うよ これから違う形にしよう 前より良い形が出来るかもしれないよ。 殺さない 殺させない >>266 ] ( 君の感情は 失わせない ) (391) 2022/10/23(Sun) 16:38:58 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 月日は悲しみを遠くする。 子供は成長し心を鍛える。
子供には親が必要だ。 君にも必要だった。
どうして君は恨まないのだろう 自分の所為にして……
罪を背負って泣いている。 君はまだ、隅で震えている子供なんだ。 ] ( 俺がそっちに行っても良いか? 傍にいても良いか? 君の心の音を聞いても良いか? ) (392) 2022/10/23(Sun) 16:39:04 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | ─ 回想:2day 放課後(健人) ─ [ 健人が言葉に詰まった様子を見せる >>269 俺の言葉に君は何かを俺の言葉から 見出していてくれたのかもしれない。 それとも心に刺さったかい? うん、わかるでしょ 君は 俺と 似ているから 俺ってそんなに すぐ自分を犠牲にするように見えるかい? [ こんなに図太いのに不思議だね。 飄々と言って退けたけれど 君はお見通しだったんだね >>270 ] (393) 2022/10/23(Sun) 16:39:25 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | 俺も、君と生きたい 咎は消えないのだろう 消せないだろう けれどそれが俺であり君なんだ 俺に繋がれるって どういうことかわかるかい? 逃げられないよ 、健人 それで いいの [ もうそろそろ忠告もしなくなるよ。 だって俺が君を離せなくなったら。 君はそれこそ 雁字搦め だ >>271 ] (394) 2022/10/23(Sun) 16:39:37 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ Last day:校舎裏(健人) ─ こんなところに…… 健人。君さ、 授業受ける気ないね? [ 呆れたように近付けば >>275 君は眠っていた。 しょうがないとため息一つ。 上着を君に掛けて隣に座り込む。 ] 涙の訳は俺には内緒? 君は狡いね、狡い いつまでも俺を頼ってくれない 寒いな……ここは校舎裏だから それだけだ (395) 2022/10/23(Sun) 16:40:04 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | [ 涙の跡 >>276 泣いた証 悲しんだ後 どうして泣いているの。 ] (396) 2022/10/23(Sun) 16:40:11 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 普段あまり昼寝はしないんだよ。 疲れていたのか、そうなのだろうね。 頭だけはこの3日間 ずっとフル稼働だったから。 目覚めはいいはずだった。 いつもならね。 でも今日は寝ぼけているみたい。 健人の顔が近いんだ >>277 額を合わさって 昨日と同じように 君の目が全てが近い。 ] (397) 2022/10/23(Sun) 16:40:21 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ これは夢の延長戦? 俺のゴールに君のシュートは >>278 綺麗に入っていくよ。 ] 俺は…… おれ、は…… (398) 2022/10/23(Sun) 16:41:19 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | (399) 2022/10/23(Sun) 16:41:24 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 俺は願い事を決めていた。 俺には未来のないものを。 だから、君の言葉に 驚いて、 嬉しくて、 泣いてしまいたかった。 この言葉の続きが言えたのは もう少し後のこと >>279 ] (400) 2022/10/23(Sun) 16:41:40 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 旧校舎 ─ 健人……!! [ 声を荒げて君の名を叫んだ。 違う 聞こえた君の願いに >>283 俺の全身が熱を持った。 ] (401) 2022/10/23(Sun) 16:41:53 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | 君の願いは……!! 悔しさに芽吹き 悲しさの色をつけ 嘆きで花開いた 君のための花、出来上がったのは。 愛しさの棘を持つ花だ。 両目から開いた花は体に棘を刺し 心臓に突き立てられ 感情が熱になる。 ] (402) 2022/10/23(Sun) 16:42:01 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 違うだろ 君が願うのは、君の幸せであってくれ [ 動揺した俺の目に 君は覚悟を決めた目をしていた。 これは健人自身の願いなのだと。 自分のことより俺を選んだことを。 やっと、やっと理解できた。 少し俯いて、しばし黙る。 ] [ 幽霊が何かを 言いたげにみていたことに
俺は気がつかない。 ] (403) 2022/10/23(Sun) 16:42:14 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 静かに君を見つめて その視線を合わせるよ。 そしてゆっくり話そうか。 昨日からの繋がった言葉を。 ] 君は、君の弟を治して 俺が君の不幸体質を変えたかった 君の罪を消したかった >>0:521 消せたらよかった 消そうと思った (404) 2022/10/23(Sun) 16:42:22 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | 君の不幸体質を消せば 君の過去は生まれた時から 変わるだろう。 でも、ね それは世良健人としての今までの 君がいなくなってしまうということ。 それは俺の知らない健人だ。 同じ世良健人であって違う存在。 テセウスの船を俺は否定する。 人をその人たらしめるのは記憶だから >>3:439 (405) 2022/10/23(Sun) 16:42:33 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ……でもそれは俺の幸せであって 君にとっての幸せの形はきっと違う (406) 2022/10/23(Sun) 16:42:42 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 本当は本当に罪を知らないで 幸せに家族と笑い合って 過ごして欲しいよ そうすると君はこの学校には 来ないかもしれないね 俺達は出会わなかったことになる (407) 2022/10/23(Sun) 16:42:52 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 苦しまないで生きていてほしい 罪を背負って悩み後悔し続けて 俺を頼っていていほしい ambivalent. ] 欲張りな俺でごめん 君に忘れられたくなくて 今の世良健人を失いたくないんだ (408) 2022/10/23(Sun) 16:43:06 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 口を開けては閉じ それ数回繰り返した。 俺の願いは正しいかどうかを 自問自答しても答えがでない。 そんな時 俺の周りを回っていた幽霊が いい加減気付け! とばかりに 俺の足を踏んでくる。 痛みはないのに痛く感じる。 ] (409) 2022/10/23(Sun) 16:43:14 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 待たせていたか……今 ───────ん? それは……大地の [ 幽霊が持っていたのは 見覚えのあるもの >>3:486 銀色のロケットは確かに 小鳥遊大地のものであったと 俺は記憶していた。 ] (410) 2022/10/23(Sun) 16:43:22 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ コクコクと頷いた幽霊は 俺に耳打ちをした。 しゃがんでその言葉を聞いた。 「 ───── >>3:489 」 「 これ大地から貰ったんだな。 」 「 ───── >>3:492>>3:493 」 「 手助けを……そうか……。 」 ( 俺が、いいのだろうか ) 「 ───── >>3:494 」 「 帽子か、それは確かに俺だろうな。 」 ] (411) 2022/10/23(Sun) 16:43:37 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 25%の賭けか それだけあれば十分だったようだな。 なあ、大地 使ってもいいか 君が伸ばそうとしたもう一つの手に >>3:495 ] (412) 2022/10/23(Sun) 16:43:47 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 願いというより頼み事 それでも幽霊である君は伝えてくれた 大地は託してくれた [ だからこそ普通の願い事は出来ないのだろう。 でも今の俺には十分すぎるものだった。 ] ありがとう。決まったよ (413) 2022/10/23(Sun) 16:43:56 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | まず俺の願いは W世良健人の弟が負った怪我を治してほしい。W 過去の記憶も取り戻せるように。 (414) 2022/10/23(Sun) 16:44:45 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) |
そしてもう一つ、 これは大地から託されたものに 俺の願いを込めた物
[ 幽霊が「全部はダメだよ」と告げてくる。 一つ頷いて手を開き半分に分けた。 ]
(415) 2022/10/23(Sun) 16:45:00 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 半分は大地に届けてほしい 君にこのロケットをくれた子だよ ”ありがとう、また明日”も 一緒に届けてくれると嬉しい [ 片手にあった光は空へと飛んでいった。 きっと彼の人の元へと────届くはずだ。 俺のもう一つの 願いは ”秋月壮真の幸運を渡す。” ”世良健人” ”小鳥遊 大地”に半分ずつ。 ] (416) 2022/10/23(Sun) 16:46:09 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | このもう一つは君の物だよ健人 これは俺の 秋月壮真の”幸運” これで君の不幸体質をどれだけ変えられるか わからないけれど…… 君の弟は治したかった だから俺の願いを丸ごと使った でも俺は欲張りだから 君の体質も本当は変えたかったんだ 大地と幽霊さんが助けてくれたよ 俺の幸運を渡したい 君に、だから受け取ってほしい [ 健人へと向き合って一歩、 また一歩と近付く。 ] (417) 2022/10/23(Sun) 16:46:14 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 弟の為に願ってくれてありがとう まさか先手を取られるなんてね 覚悟してよ ずーーーーーっと 俺忘れないから ごめんね、あの時 すぐ答えられなかったのは 俺は未来に自信がなかったんだ でも、今なら言えるよ 未来ごと、君を愛せると (418) 2022/10/23(Sun) 16:46:37 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | (419) 2022/10/23(Sun) 16:46:45 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 優しく微笑んでみせる。 君は油断したよね?しただろうな。 したはずだな 俺は君の後頭部に手を添えて 奪うようなキスをしよう。 もう片方の手は 君の胸に押し込めるように当てる。 そう、これが俺の幸運だよ。 受け取ってもらわなきゃだからね。
さて、君が抵抗しなければ 君に渡すことが出来たかな。 ] (420) 2022/10/23(Sun) 16:46:57 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 俺の幸運で、君の未来を変えよう 君のこれからを変えよう 君の家族のこと、変わるよ 気が知ろうとすれば 未来は変わるよ (421) 2022/10/23(Sun) 16:47:07 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ いつしか壁へと健人を押し付けて 俺が満足するまで 口から、息から 俺の想いを知ってもらうように 深く行為は続くはずだ。 ] ( 邪な願いは消えてしまっただろうか 俺の願いも 君の願いも 明るみになったあともここにある── 0.2ルクスに満たない光の魔法でも >>0:126 )** (422) 2022/10/23(Sun) 16:47:18 |
─ 未國 個人宛 ─
[未國が意識不明の3日間のいつかの日中、
個人宛メッセージ]
入院したって聞いた。
見舞いに行ってもいいか?
[メッセージはそれだけ。スタンプも何も無い]
── 三日後・病室にて ──
あたしが意識を失っていたらしい三日間。
多分いろんなひとからのメッセージが
あたしのところに飛んできていて
大木のメッセージも、そのひとつ。
気づいたのは当然三日後のことで、
片っ端からメッセージを返していく中に
当然大木からのそれも、含まれていた。
『 ごめん、意識失ってた
いいよーもう大丈夫みたい 』
あたしの返事はとても軽い。
ごめん寝坊した、みたいなノリで、
大変に深刻なことを、大木に告げる。
病院の場所や面会時間も一緒に添えた。
送ってから暫くして。
あたしはもう一通だけ、大木にメッセージを送る
『 見て、空めっちゃキレイ 』
病室からの写真を添付する
その指は、一瞬だけ止まって、
…………。
送信。
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 25%→○○% ─ [ 君の確率はいつも25%だね。 1/4 それが君にとっての大切なことであり 今まで君を作ってきたものだ。 君の可能性を狭めてきたとは思わないか? 俺はもっと君の可能性を広げたい。 ] (429) 2022/10/23(Sun) 19:03:18 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 大地は聲を届けていたんだね >>2:258>>3:59 届かないと言いながらも だから、届くんだよ。 諦めなければ どんな季節でも君がカーテンを開けて (430) 2022/10/23(Sun) 19:03:33 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 幽霊が君の伝言を伝えてくれたよ おにぎり美味しかったみたい >>3:476 でも昆布を不思議そうにしていたね。 そこは定番じゃないんだ?って 俺でも思うな。 楽しかったみたいだよ。君の話 >>3:481 君は優しいね、人の痛みのわかる…… それを隠すのはいただけないけれど。 銀色のロケット幽霊に渡したんだね。 >>3:486 それが意味することは…… 助っ人は続けるのかい? ああ、話したいことが次々と浮かんでは消えて、 君の優しさだけが残る。 ] (431) 2022/10/23(Sun) 19:03:38 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ これはお礼じゃないよ。 俺がしたいからしただけ、 押し付けさ。 25%の君の確率を 俺は増やそうと思う >>416 俺の幸運半分でどれだけ増やせるかな。 少ないかも知れないけれど 受け取ってくれると嬉しいよ。 俺の幸運は 淡い光となって君の元に降り注ぐよ もしかしたらそれは 大切な人の形を 借りていたかもしれない。 可愛い動物の姿だったかもしれない。 ] (432) 2022/10/23(Sun) 19:03:41 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ( 死者は何も話さない 何も出来ない それでも”何か”を願わずにはいられない───。 ) (433) 2022/10/23(Sun) 19:03:44 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 大地には”秋月壮真の幸運”が どうみえたかな。 今、君は何をしている? 突然かもしれないけれど 受け取ってほしい。 もしかしたらそれは ただ降り注いで消えたかもしれない。 幸運なんて目に見えない物だからね。 ] ( また明日、学校で。 ) [ 降り出した光が 君のこれからに祝福を送ろう。 ]** (434) 2022/10/23(Sun) 19:03:48 |
― to:あおちゃん ―
わかった。じゃあ、上で待ってるから。
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | ― 三日目・朝(秋緒) ― [ 時間は止まらない。 決断を迫る期限は目前だ。
だから人は最後まで 足掻き、迷い、揺れるのだろう。 願いが決まったとしても────。
正解を求めてしまうのが人だから。 ] (594) 2022/10/24(Mon) 5:38:52 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 朝、挨拶を返せる元気は 君にはあったみたいだけれど >>490 わかるよ。 一緒に過ごした月日は1年を満たなくとも 君の変化がわかるくらいには 共に過ごせたと思っているよ。 強く見せていたから そう見えていたのなら安心だ。 ] (595) 2022/10/24(Mon) 5:38:59 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 待っていたよ 、その言葉 おいで、話をしよう [ 悩みを話すのは心を開くこと。 怖いよね、警戒するのも当たり前だ。 でもね、俺は君からのその言葉 最初に聞いた時から待っていたんだよ。 >>0:420>>0:421 俺のトップシークレットは 少しは役に立てたかな。 とてもポカンとされてしまったけれどね >>492 大丈夫か、それは良かった。 といっていいのかどうか これは審議が必要だな。 ] (596) 2022/10/24(Mon) 5:39:06 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | それが秋緒の 正直な気持ち 、なんだね [ ”やっぱり”が頭についた その言葉 >>494 否定して、肯定して 認められない君の複雑な気持ちの表れ。 それを──────。] 教えてくれてありがとう (597) 2022/10/24(Mon) 5:39:16 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | 嫌いに”なれない”……か 嫌いに”なりたくない” ”嫌われたくない” 言葉遊びのようだけれど 随分印象がかわるよね 嫌いに、なりたいのに、なれない その言葉こそ君の隠された本心 [ それが君の抱えてきた思い。 そして迷い >>503 ] (598) 2022/10/24(Mon) 5:39:23 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 大丈夫、大丈夫だ うん 、……うん この答えに正解はないよ だからわからなくていいんだ [ それは慟哭に近く 震える声は空に溶ける前に 俺の耳に響き渡る >>503>>504 それは生きる意味ですらあり 死ぬ理由にすら成り得るもの。 ] (599) 2022/10/24(Mon) 5:39:33 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ でも確かに感じるのだ。 彼女から、強く思う姉への愛を >>502 ] (600) 2022/10/24(Mon) 5:39:41 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | 好きと嫌いの両天秤 大分揺れているね 今回の願いで偏ってしまったかな 秋緒の願いは素敵だと思う でもね、これは俺の考えだけれど 君が幸せを願う人は…… ……君の姉は願われるより 君に 幸せにしてもらいたいんじゃないかな そして君はその想いもあるし 伝える手段だってある 叶えることができてしまうんだ それはきっと姉の幸せで 君の苦痛なのだろうね (601) 2022/10/24(Mon) 5:40:03 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 今日はハンカチ持ってきているよ。 風紀委員たるもの身嗜みは必要だ。 俯いた君の顔は見えない。 だから聞こえたのは音 >>505 今は撫でてもいいかな…… 人の暖かさは手から伝わりやすいんだ。 君の頭を上から優しく撫でるように 軽く2回叩いて、君が顔を上げたら ハンカチを渡そうか。 大丈夫顔は見ないよってそっぽを向いてね。 ] (602) 2022/10/24(Mon) 5:40:15 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 君の姉が 君以外で幸せになって 秋緒は嬉しい? 嫉妬するだろ え、しない ……のかな? 俺とってもするんだよね 秋緒は大分拗らせているからね 素直になるのは君の性格もあって 難易度は高そうだ だからこそ、今の君が見れて 俺は嬉しいと思ってるよ (603) 2022/10/24(Mon) 5:41:29 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 秋緒、君は姉の笑顔を覚えているかい? 君が思い出す姉はいつも笑顔かな (604) 2022/10/24(Mon) 5:41:40 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 君の願う幸せは どこまでが”幸せ”なんだろうね こんな話するとまるで授業みたいだけどね 何にも脅かされず 危険な目にも遭わない 悲しい想いもしない 傍に好きな人がいる 大切な人がいる 声が届けられる 愛を伝えられる 共に共有できる 人の言う幸せの形とはいろんな形があるね 君の幸せの形は何かな 君の思う姉の幸せの形はなんだと思う? (605) 2022/10/24(Mon) 5:41:55 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 俺は君達二人を見てわかることがあるよ 答えは教えてもいいんだけど…… 君はもうわかってるんじゃないかな でも秋緒は素直じゃないから だから俺から提案してみよう 願い事を言う前にさ 秋緒に少しだけやってみてほしいことがあるんだ 勇気が出たらでいいよ 君のお姉さんに言葉で言えないのなら その指を掴んでみるといい それだけできっと変わるよ (606) 2022/10/24(Mon) 5:42:15 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | [ 血の繋がりは 本能として組み込まれている強固なもの どうやったら切り離せるだろう どちらかが消える? それしか方法はない そんな悲しい世界ではないはずだから。 思いが形にできれば……。 ] (607) 2022/10/24(Mon) 5:42:24 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 願えば幸せは保証される 幸せを願ってくれる相手がいるのは そのもの自体が幸せなことだね さて、君のお姉さんは 作られた幸せで満足する子かな 試せそうなら試してみてほしい 俺の言ったこと、やってほしいこと 願い事は与えられたチャンスみたいなもの だから必ず願う必要はないんだよ (608) 2022/10/24(Mon) 5:42:47 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 今すぐに答えが出るようなものじゃない 今が朝でよかった これからだよ秋緒 君の今日はこれからだ [ だから考えて、動いて 君の行動に間違いはないのだから。 ]** ( 君の思い出す姉の姿が 常に笑顔であることを俺は願うよ。) (609) 2022/10/24(Mon) 5:43:04 |
―― To:秋緒ちゃん
生きてる?
[ それだけのメッセージが届いたのは、放課後。
授業が終わって少ししたくらいの時間。 ]
秋緒ちゃんなら、きっと、この三日間
真剣に悩んだんじゃないかな…と思う
願い事、あってもなくても、
まだ迷ってるかもしれないけど
その中で見つけられたものが、
秋緒ちゃんが生きる上での
お守りみたいなものになればいいなって
お姉さんは勝手にそう思います
誰かさんは後悔するなって言うけど
願っても、願わないことにしても、
後悔しないようなことって何もないと思う
(絶対後悔しないって言い切れる
そんな願いがあるんなら、
それはそれでいいと思うけど)
でも、考えたことは、その時間は
秋緒ちゃんだけが持ってるものだから
きっと意味があるよ
[ この部分だけはきっと、
文章量以上に少し間を置いて届いたと思う ]
[ うさぎが「ファイト!」って立て札持ってる
スタンプぺたり。メッセージはそこまで。 *]
ボクはいつも受け取るばかりで
せなちゃんにも
学校の友達にも
貰った勇気も、元気も、優しさも
何も返せていません。
今のままのボクは、
やっぱりボクが好きになれないから
ボクが誇れるボクになるために
[ 消えてしまったメッセージのなか
もっと好きになるかもしれないねが
ボクに今更許されるとも、思わないけれど ]
ユメリンがいってた
夢の向こう側へ ボクもいってきます。
[ 学年も違うからそんなに、
色んな実感はないかもしれませんが。
ボクはせなちゃんを傷つけました。
許せなくても、許さなくても
……やっぱりそれも、せなちゃんへの
甘えになるかも知れませんが
ちゃんとせなちゃんには伝えたかった。]
― to 未早さん ―
ありがとうございます
未早さん、部活の後、会えませんか
[ メッセージでのやりとりは苦手で、単純な感謝の言葉のみになってしまうけど
スタンプすらない、そっけない画面
未早はもう生徒会もないし合唱部もない
この申し出は未早を待ちぼうけさせることになるのだけど…… ]
To.健人
おはよー!
助っ人の大地君です(・ω・´)
ご注文ありがとう
まぁ、『今だけ』ってのは無理だけど
でも、心配しないで?
俺の運って、減るタイプの運じゃないからさ
君に分けたって、俺の運は変わらないよ
それから俺の運は、使いこなすのにコツが要ります
『25%』の時が最強です
うまく使いこなしてね★
[……『それ』を受け取った時、
俺はまだ、学校にいた。]
To.慎ちゃん
今、逢いに行きます(。・ω´・。)
[メッセージに脈絡があったかどうかは……?]
―― To:秋緒ちゃん
いいよ、終わったらまた連絡して
[ 私も大概そっけない文面を
スタンプでごまかすことが多いのでね、
そこはまあお互い様だと思うよ? ]
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 旧校舎 ─ [ 君の抵抗なんて想定の内 >>629 でもその力強さは想定外。 健人……! きみも、 強情だね……! 素直に受け取ってくれたらいいのに 君って人は……! (737) 2022/10/24(Mon) 21:20:08 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ じりじりと俺の手は引き戻される。 何をとは言わないけれど 君が気を取られている隙になんて考えてたのに 手首を掴まれて いくら力を入れても 先へは進まない >>629 ] (738) 2022/10/24(Mon) 21:22:43 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 唇同士が離れてもまたすぐ触れそうなほどの 近い距離で、顔を合わせて攻防戦。 君の不運を少しでも無くしたい俺と 全部は受け取れないと拒む君。 健人の口から優しく流れる気持ちが >>630 暖かくて嬉しくて泣きそうになる。 もっと聞かせて どうして受け取ってくれない? 同じくらいの想いが嬉しいよ でも─────……。 ] (739) 2022/10/24(Mon) 21:23:06 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 眉を下げて悲しそうに健人を 見つめてみたけれど効果はあった? ないの……? 泣き落とし作戦は失敗か。 でも少しくらい揺れてくれたでしょ? ね、受け入れそうになったよね??? だって健人は 俺が好きなんだから。 ] (740) 2022/10/24(Mon) 21:23:25 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 半分の…… 半分? それは、それだと……まだ君は もっと幸せになってもらいたいのに 今以上に、 どうして…… [ 半分の半分であれば単純計算で25だ >>631 狡いね、本当。 全部を拒むのではなく半分は貰うなんて。 ] (741) 2022/10/24(Mon) 21:23:33 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | そんなの、ダメって言えないじゃないか 貰えるものは貰ったらいいんだ 俺には、いいんだよ 見返りなんて……君が宝くじに当たるのを 見ることができたら俺は嬉しいかな 見せてくれる? いつかの約束、ね (742) 2022/10/24(Mon) 21:24:11 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 本当に……? 君の言葉は疑わないよ ただ、嬉しくて。こんなに早く…… 良かったね。健人。 うん、聞かせて、知りたいよ [ 抵抗をやめた。 俺の胸へと押し返されて >>631 きっと戻ったのだろう。光が消えた。 ] (743) 2022/10/24(Mon) 21:24:23 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | 俺の幸せなんて 弟が全てだった。 でも今は 君が全てになりそうだよ 、健人。 俺だって君が幸せに笑ってくれないと 幸せになれないんだ [ 力なく、君へともたれかかるように 抱きしめた。 俺の幸せが健人の幸せなんて >>632 すごい口説き文句だ。 それを”君が”言うのだから。 ] (744) 2022/10/24(Mon) 21:24:40 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | 参ったよ、 そんな熱烈に口説かれてしまってはね 健人の気持ち 沢山貰ってしまったね ねえ、俺の気持ちは欲しくないかい? [ 溢れそうなんだ。 もう、今にも溢れてしまいそうで だから受け取ってほしい。 この溢れるばかりの君への好きを。 君が強請るのが先か 俺が溢れるのが先か ねえ、それとも同時、だった? >>633 ] (745) 2022/10/24(Mon) 21:24:48 |
![](./img/okamigakuen/114_D.png) | 終わった、ね 俺達の3日間 こんなことになるなんて思わなかったよ [ 大地には届いただろうか 旧校舎の床に寝そべり、大きく息を吐く。 ] (746) 2022/10/24(Mon) 21:25:52 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | もう起き上がれないや 俺の未来を変えたのは君だよ、健人 ありがとう 今も君の隣に居れることが嬉しい [ 健人の方に顔を向け 安堵と嬉しさを込めた 愛しい表情を向ける。 なんだか、すごく照れてしまうね。 だから少し視線は横になったかも。 ]* (747) 2022/10/24(Mon) 21:26:19 |
─ 支えとなったメッセージ(慎之介)─
─ >>慎之介(
) ─
連絡ありがとう
君からのこのメッセージがあったから
俺は自由に動くことが出来たよ
終わったよ、俺の三日間
慎之介はどう?
今までにないくらい
頭使っただろ?
願いがあっても願わずとも
きっと明日から俺たちの世界は
同じで、違う。
また明日、ね。
この言葉が言えることが
今は嬉しく思うよ
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 届いていたメッセージが支えの一つ。 あるのとないのでは全然違った >>3:567 ありがとう、君は頼りになるね 目を閉じて楽しそうにお礼を心の中で告げた。 君ならどんな返事をくれるかな、 そんな想像をして口元は嬉しそうに笑うんだ。 ]* (748) 2022/10/24(Mon) 21:26:49 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ─ 旧校舎の幽霊 ─ [ 願い事、本当に叶えてくれるんだね。 縋ってごめん。当てにしてしまって。 君の成仏を祈れる優しさがなくてごめんね。 どうしてここにいるのか なぜ願い事を叶えるのか 君を理解しようとしてみたんだ。 でも何もわからなかった。 みんなの願いを叶えてくれてありがとう。 誰かの友達になってくれてありがとう。 俺の大切な人の願いを叶えてくれてありがとう。 俺の願いを叶えてくれてありがとう。 もしかしたら君の成仏を願う子もいるだろう。 優しいよ、みんな。 ……みんな。 ] (749) 2022/10/24(Mon) 21:27:40 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ どうして世界は優しさだけでは 完成しないのだろうね。 どうか君が優しい世界へ行けることを 祈ることだけはさせてほしいな。 忘れないよ。幽霊さん。 ]** (750) 2022/10/24(Mon) 21:27:45 |
─ 秋月 個人宛 ─
悔いなく動けたみたいでよかった。
お前が明日を迎えられることも。
こんなにいろいろ悩んだり考えたりしたの
初めてだったな。
結局オレは本当に何も願わなかったけど、
この3日間があってよかったと思ってる。
また明日、昼休みにでも。
お前今から昨日の昼の記憶失くさないか?
[メッセージはその日の夜遅く、いつもなら
大木からは返信が無い時間帯に送信されていた]
![](./img/okamigakuen/114_C.png) |
[ 弟が意識を取り戻した。 走って 駆けつけて
その扉の先には 弟と両親がいた。 俺の願った幸せの家族の図。 ]
(826) 2022/10/24(Mon) 23:21:02 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | ( ああ、 俺の役目は終わったんだな。 ) [ 病室前の扉の横で静かに泣いた。 ] (827) 2022/10/24(Mon) 23:21:09 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 俺はあの中には混ざれない。 偉そうなことを言っても 言葉に怯え 人の裏側に怯え
自分自身にすら怯えている 結局俺は…… 臆病なだけだ。 俺の寂しさの半分なんてそんなもの。 怖いのはどこまでも” 人 ”だった。 ] (828) 2022/10/24(Mon) 23:21:13 |
![](./img/okamigakuen/114_C.png) | [ 帽子を風よけにして 当ても無く走った よかった 意識を取り戻してくれた これからきっと良くなる 弟はまた歩ける。 弟はまたバスケが出来る。 弟は───────……。 もう俺を兄とは 呼んではくれないかもしれない。 ] (829) 2022/10/24(Mon) 23:21:17 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ でもまだその時は来ていない。 これからの未来は変わるかもしれない。
自分の手で 誰かの手を借りて
チャンスはこれからも巡ってくる。 その時に勇気が出せたら。 俺の幸せの家族の形は 変わるのかもしれない。 ] (830) 2022/10/24(Mon) 23:21:22 |
![](./img/okamigakuen/114_B.png) | [ 人は秘める、密やかな願いを。 人は隠す、月影の中へ。
照らし出すは満の月。 流れる風。 (831) 2022/10/24(Mon) 23:21:26 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ いつか欲しいな 白い羽根 飛び立てる羽根が 俺にもあれば……。 それはきっと願った時から 背中には痕ができる。 ] [ 半透明な羽根が ふわりと空に溶けた───。 ] (832) 2022/10/24(Mon) 23:21:30 |
![](./img/okamigakuen/114.png) | [ 溶けた空に手を伸ばそう。 友と一緒に 未来を掴もう。 大切な人と一緒に。 未来への道は俺の願う通りにはいかない。 そう教えてくれたのは 健人だから。 俺の手は今も君と繋がっている。 ] * * (833) 2022/10/24(Mon) 23:21:43 |
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