【人】 サボり魔 ハヅキ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・学生ラウンジ─ [こうして過ごしていると友人達に声を掛けてもらえることが多い。だから唐突に名を呼ばれても>>16然程驚きはしない。しかし振り向いた先にいたのは予想外の人物で、数度瞬いて笑顔が固まった。 わざわざ教員が声を掛けてくる場合、大抵は説教だ。面倒臭い。 だが、続けられた言葉に相手に説教の意図がないことを理解すれば、途端に警戒を解いてヘラリと表情も緩まり] 熊谷センセーっしょ? 覚えてる覚えてる!結構、授業面白かったし。 [当時を思い出して会話を繋げつつ、ふと相手の持つ弁当が視界に入った。そういえば丁度昼時だ。 昨日買うだけ買って結局食べなかった菓子パンが鞄の中に入っているから、調達は必要ない。問題は食べる相手の方で、先程数人にメッセージを送ったがどれもまだ反応がないままだ] ……なー、センセ。 今からお昼なら、折角だし一緒に食べません?俺、今日ダチにフラれまくりなんっすよね。 (20) 2021/04/04(Sun) 15:45:01 |
【人】 サボり魔 ハヅキ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・学生ラウンジ─ はは、確かに貴重かもー。 でもでも、ゼミも違うのに教授と二人でランチってのも、俺もなかなか贅沢じゃないっすか。 [鞄の中を手探りで中を漁り、少し潰れたクリームパンを取り出す。袋を開けてはみ出していたクリームを指で掬って舐め取ると、視線を向かいに座った相手>>25に戻して] そういえば、センセー、あの講義の頃は准教授だったっしょ? 教授になったってのも、ちゃーんとチェックしてたんっすよ、俺。 [豪快に口を開けた割には小さめの齧りで食んだパンを咀嚼しながら、テーブルに置いていたスマホはポケットに入れた。それは目の前の相手との会話に集中すると決めた時の、自分なりの切り替えだ] (33) 2021/04/04(Sun) 22:41:52 |
【人】 サボり魔 ハヅキ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・学生ラウンジ─ んー……卒業はー……、何人か教授に土下座したらどうにかなっかなー……どうだろ。 今から頑張ればイケるやつもあるかも……っすね? [もごもごと口の動きが悪くなったのは、パンに口内の水分を奪われたから……だけではない。まともに単位の計算すらしていないことを教員である相手>>35に告げるのは流石に憚られる。 らしくない程度に気を回しているせいか、濃厚なクリームが妙に甘く重く舌に残るように感じられて、ペットボトルの水を流し込んだ] てーか、センセの唐揚げ美味しそ。 1個食べたいなーなんてお願いしたら、くれたりしますー? [他の味付けが欲しくなったところに唐揚げが目に入ったのは事実だが、わざわざ話を向けたのは話題転換が主な意図だった。故に、断られることを恐れぬ緩いねだり口調で首を傾げてみせて] (36) 2021/04/05(Mon) 1:03:00 |
【人】 サボり魔 ハヅキ─月曜日・正午/私立野薔薇大学・学生ラウンジ─ あー…一生のお願い!!くらいのノリでいけばいーのかな?土下座とか? みんなセンセーくらい優しけりゃいいんっすけど。 [単位を落としそうなところを指折り考えてみると、なんとも偏屈そうな担当教員が多い。慈悲を持ち合わせてくれているようには思えない。逆に言えば、だからこそ授業が面白くなくてサボってしまうともいうのだが。 弁当のメインを嫌な顔ひとつせずに分けてくれるらしい彼>>37の爪の垢でも飲んで欲しいとすら思う] 一つだけだし、わざわざいーっすよ。俺、そーゆーの気にしねえし。 [自分が何の抵抗もなかったから、相手が嫌かもなんてことも考えには浮かばない。 箸をそのまま借りるどころか食べさせてもらう気満々で、口を開いて相手の方へと身を乗り出した] (42) 2021/04/05(Mon) 22:15:21 |
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