52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[揺られる心は、矛盾し続ける思いは、
全てを失う苦痛に折れかけてしまっていたからではない。
(どうしても、この手で救いたかっただけだ。
君だけは────お前だけは。)
理解のされない自殺行為を繰り返し、自分勝手に投げ捨てた。
裁定の基準となる存在を初めから喰らって、喪っていたのに。
幼い頃に交わした誓いに重なるような
約束
が一度舞い込めば
それだけを軸に凭れてしまう。
もう二度と手放すものかとしがみついてしまう。
────……つまりは。]
(お前を見ると、あの子の顔を思い出す。
……もういない筈なのに。全く違うとわかっているのに。)
[過去に焦がれたかったエゴを相手に押し付けている。
この滾る思いは、きっと恋なんかじゃかった。
彼を介して全く別人の誰かを見つめているようだ。
遥か昔を見つめるアイスブルーは、獅子を真に映さない。]
[ 幾度となく矢を受け、血と泥の上に倒され、
其れでも決して怯むことなく剣を振るえたのは────
( 既に繋ぎ止められぬ生命だと云うのなら、
終焉は其の願い通り我が手に依って。
────独り終わらせる事だけは看過出来ぬ。 )
“他の何奴にも渡しはしない”
慈悲ではない。情けですらない。
殺す以外の生き様を赦されなかった人間の、
■しき者を救う為のたった一つの手筈。 ]
( 観測者は前髪に隠れた眼を僅かに見張り、
執行者は白紙に変じた紙面を指先でなぞる。 )
────一人の名がその頁から消えた。
( 運命に牙を剥いた獅子は唯一人を冥神から奪った )
── 放課後 ──
[昨日みたいな酷いことが始まるのは
みんなが帰って
教室や学校が静まり返った後だと思ってた。
だから、
下校の波に乗って
真昼くん家かオレん家に
カギを掛けて、ふたりで立て籠もって
夕飯の時間っていうのが
ニノマエ家の門限みたいなものなら
それまで、やり過ごせばなんとかなる!って。]
[さようならの挨拶が済むや否や
手下どもに取り囲まれた。
じりじりと狭まる輪。
どんな状況かなんて見れば分かるはずなのに
子どもを守るべき職業の大人ですら
足早に教室から去ろうとする。
真昼くんを庇うように立って
睨みを利かせながら、
廊下にも響き渡るような大声で叫ぶ。]
良心があるなら助けろよッ!
見て見ぬフリする奴も、同罪なんだからな!!
[隣の教室にも届いただろうけど
助けてくれるどころか
足を止める者すら現れなかった。]
[見ていないことには知らないフリが出来たとしても
流石に目の前で起こっていることは
無視 出来ないはずだ、と
前の学校で培ってきた常識を
オレはまだどこかで信じてたんだろう。
(真昼くん言うとおり、本当に無駄なんだ…、)
彼の言葉と
諦めの表情の裏には
こんな経験が積み重なっていたのだと知って、
悔しくて、やり切れなくて…
拳をギュッと爪が食い込むほど強く握りしめる。]
[一年間もの間、
ひとりでイジメを耐えてきた彼だけでも
どうにか逃がせやしないかと
がむしゃらに抗ったが、多勢に無勢だった。
なんとしても助けたいって気持ちが
鳩尾の辺りでぐらぐら煮えたぎっているのに、]
くっそ、……ッ
[文字通り、
手も足も出せなくなった。
自分の無力さが、死ぬほど腹立たしい。]
[真昼くんの頬を軽く叩きながら下す
悪趣味な命令。
”ご褒美”だなんて呼び方をしているが
昨日のあの最悪なことを
またさせようとしていることは明らかだ。
(って、…… 今、なんて言った?
新入りにご褒美?
それって、それって、つまり……)
考えを巡らせるオレの前で
大ボスが意味深なことを言って笑う。
きっとこれも良い意味じゃない。]
[状況を把握し打開しようと
焦れば焦るほど、思考は空回りして。
そうこうしている内に
真昼くんが、また
自分を犠牲にする道を選ぼうとする。
こわいものが出るから、って
二度も、オレが関わらないで済むように
言ってくれた時と同じ。]
真昼くんッ、従わなくていいッ!
君がされなくて済むんなら、オレが代わる!!
[頼むから止まってくれ、と
繋がれた椅子の上で
必死に頭を振って、身を捩って、
椅子が倒れてしまいそうなくらいに暴れた。]
オレは、もうッ
キミが苦しむ姿は見たくないんだッ!!!!
**
[自己犠牲の台詞も演技で打算だ。
君の良心が痛み僕に意識が向くように。
まんまと乗せられた君が
身代わりになることを主張する。]
……っ、空澄くん
[心が揺さぶられたかのように
瞳を揺らして見せた。
けれど頭の中は冷ややかだ。]
[……僕は自分が犯されるのが好きで
誰かがされているのを見る趣味はないし
君は正しく想像出来ていないだろう。
無理矢理身体を暴かれるのが
一体どれほど恐怖と痛みを伴うものなのか
尊厳を傷つけられると
一体どれほど自分を失ってしまうか――…]
[……なんて一瞬考えたけれど、
この場を仕切るGMは夜端で僕じゃない。
僕の欲求を満たすためだけにある放課後だ。
ああは言っても夜端は
僕ではなく彼を犯す展開にはしないだろう。]
[椅子に縛り付けられたまま暴れる彼が
ひっくり返らないよう、
膝を脇の下で押さえつけるようにしながら
ファスナーを下ろそうと指をかけた。
すると、思いの丈が叫ばれる。]
……っ
[一瞬、びくりと肩を震わせるが
脱がす動作を止めはしない。]
[Wもうキミが苦しむ姿は見たくないW
――可哀想な、空澄くん。
僕は君の前で苦しんだことはないよ。
君に守られる価値も僕は有していないのだ。
ぼく
嘘で塗り固められた友だちに気づかずに
ああ、君は本当になんて美しく
可哀らしいのだろう。]
[下着をずり下ろし柔らかな性器を露出させると
静かに立ち上がり
キシ……ッ、彼の膝の間に片膝をついた。]
……本当に僕は、大丈夫だから
[左耳の後ろに手を当て、顔を近づけていく。
その眼差しには
可哀想な彼に感じて止まない
愛おしさ
と
ほんの少しの
欲
が滲んでいた。]
初めてならごめんね
(初めてだと良いな)
[申し訳なさそうに言うと、唇を塞いだ。
かわいらしい上下一対の柔肉。
啄むように自らの柔らかいのを擦り付け
味わうように深く重ね愛でていく。]
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