ユーは、拠点の何処にも居ない。医務室にも、自室にも、何処にも。 (a15) 2021/10/06(Wed) 23:28:33 |
【人】 救済者 ユー□ストレス値チェック ストレス値80。 時折70代まで下がっては、また元の値付近まで戻る。 一日目から、それをずっと繰り返している。 状態としては非常に不安定。 (30) 2021/10/07(Thu) 13:14:39 |
【人】 救済者 ユー>>+20 塔の何処か みかん 「そうであればいいと思っていた」 『ユーサネイジア』は、 あなたの笑顔の奥は変わらず虚であると感じている。 そこには満足と呼べるようなものなど無いと。 「或いは、僕がそうだと信じるならば 君は救われた事になるのだろうか。」 それでも、あなたが敢えてそのような形を模ってくれる事は きっとあなたの思い遣り、或いは献身の一つで それは『ユーサネイジア』にとって喜ばしい贈り物だ。 そんな事を思うのは、傲慢だろうか。 「安らかな死が、君達にとって救いであれば良いと思っていた 結局それは副次的なもので、 あれば当然喜ばしいものだけれど 僕の望みそれそのものではなかったようだ」 『安楽死』は、『ユーサネイジア』にとっての救済だ。 それによって誰が救われようと、救われなかろうと。 あなた達が尊ぶべき死者となる事が何より重要なのだ。 「この場所では、『安楽死』は根本治療の特効薬足り得ない。 わかり切っていた事だけれど、そうであると再確認した。 だから僕は、治療すべき対象を検討し直した」 (34) 2021/10/07(Thu) 16:21:43 |
ユーは、一度だけ拠点へ連絡を入れた。そんないつかの時の話。 (a22) 2021/10/07(Thu) 17:43:54 |
ユーは、対話を求められれば変わりなく応じるだろう。 (a24) 2021/10/07(Thu) 18:02:09 |
【人】 救済者 ユー>>+28 >>+29 >>+30 >>+31 塔の何処か みかん 「結局は意味なんて無いのかもしれない」 答えはわかり切っていた。 「この場で明確に死に救いを見出したのは 現状は僕とアタナシアスだけだ。 グレイ全体で見ても標本数は不足しているかもしれないし、 多くの人間はきっと取るに足らない事と片付けるだろう。 そう考えた方が余程現実的だ」 今更人間に期待するには、あまりにも失望が大きすぎる。 この結果を以て検証とするならば、条件は不適切で そしてあまりにもサンプルデータが少なすぎる。 「それでも、いつか必ず人間は その事実と向き合わなければならない。 少なくとも、僕達«道具»を"消耗品"としないのであれば。」 それでも、こうして確かに形«記録»が残るのであれば。 「これが10000の標本の内の"1"になればいい。 そうしていつか人間達にとって無視できない問題になればいい たとえ仮初めでも 僕達の死が、ただの一つだって "0"ではないと信じる事くらいは許されるはずだ。 でなければ、救いを信じて死んでいった アタナシアスがあんまりにも救われないじゃないか」 (47) 2021/10/07(Thu) 19:50:18 |
【人】 救済者 ユー>>+28 >>+29 >>+30 >>+31 塔の何処か みかん 「…何も無理心中をしようというわけではないんだ、みかん 僕は死を救いだと信じて、望む者には『安楽死』を与える 必要としていない者にまで与えようとは思わない。 それは初めから何も変わらない。 『ユーサネイジア』の成す事は、初めから何も変わらない。 安らかな死が、きっと君にとって救い足り得るとも信じている」 「ただ少し、その自己満足の向かう先が増えただけだ。 死を望む皆に救いがある事を。 同じ境遇のグレイが、幸せな道を歩めるような世界を。 アタナシアスの細やかな願いさえ叶うべくもない そんな世界ではないと 人間は愚かな者ばかりではないと」 「僕はそう信じていたいだけなんだ」 (48) 2021/10/07(Thu) 19:50:41 |
【人】 救済者 ユー>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん 「…僕がここに呼ばれたのは、 同僚の医療用グレイに安楽死を請われ、そして与えたからだ」 それはここに呼ばれる少し前の事。 『ユーサネイジア』は、外で同じような事をしました。 仮初めでなくとも、望む死が救いである事は実証済みです。 「僕は自ら望んだ死は救い足り得ると信じている。 そしてそれを与える事が僕の救いだと信じている。 そこに嘘は無いと断言できる」 自ら望んだ死は救いである。 望む死を与える事は『ユーサネイジア』の救いである。 そこに嘘偽りが無いとすれば、 苦しんでいるように見える原因は、他にあるという事になる。 「だというのに苦しいのは、どうしてだろうな」 (53) 2021/10/07(Thu) 21:52:56 |
【人】 救済者 ユー>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん 「あの夜監察官を一度殺した時点で、僕達の行いは 何れにせよ異常と棄却される定めだったんだろう」 眼前に立つ調理用グレイの笑顔«無表情»をただ見下ろした。 自身の恐れるものを排除しようと、 そして人間に最期に一矢報いたいと願う歌唱用グレイに 『ユーサネイジア』は、他の道を提示する事ができなかった。 「僕達の死ではサンプルとして不十分な可能性が高い。 だから君達の死で証明するしかなかった。 僕は君達にとって『自由に選び取れる死』であるべきだった。 不要であれば避けて通れるものであるべきだった。」 そうして『ユーサネイジア』は望む者に安らかな死を贈った。 そうして『ユーサネイジア』は共謀者に安らかな死を贈った。 そうして『ユーサネイジア』は共謀者の願いを受け取った。 「そして……ああ、うん、そうだな」 (54) 2021/10/07(Thu) 21:53:42 |
【人】 救済者 ユー>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん 望む者に死を与えるという事は、 共謀者の願いを背負う事は、こんな事をせずともできる。 この行動は、それらの証明には まったくもって、ちっとも必要の無い自己満足で、つまり。 「僕は君達に、『ユーサネイジア』を否定して 『安楽死』など必要無いと、願いには他の叶え方があると そう示してほしかったのかもしれないな」 あまりにもお粗末な自己矛盾。 必要とされたい、救いを与え、与えられたい気持ちと それから必要とされないに越した事は無いという気持ち。 どちらも真実だったからこその苦しみだったのだろう。 (55) 2021/10/07(Thu) 21:54:17 |
【人】 救済者 ユー>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん 「…安らかな死が、君にとって確かに意味あるものであったなら 『ユーサネイジア』は、それを喜ばしい事だと思う」 独り善がりで救われるものは、自分だけ。 何か他に救われるものがあったとしても、それは偶然に過ぎない。 あなたのそれを喜ばしく思うのは、飽くまでも副次的なもの。 それでも。 「ありがとう、みかん。 君がそう言ってくれた事は、確かに『ユーサネイジア』の… 僕にとっての救い足り得るだろう。 …辛気臭いのは…終末医療用だからかもしれないな」 当然、本当はそうじゃない。 随分と前から、自然に笑う事が難しくなってしまった。 あなたのようにゴキゲン笑顔を作れればよかったのだけど 不器用な終末医療用は、それすらもできなくて だからこうして長い髪で表情を隠す事となったのだ。 「…救う側にも、痛みや苦しみは在って当然のものだ けれど、そうだな せめて迷わないようにするとしよう」 (57) 2021/10/08(Fri) 3:27:59 |
【人】 救済者 ユー>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん 「……だから今は時間が欲しい。 それから、再構築は…できる事なら遠慮させてもらいたい 今すぐ手放すには、少しばかり未練の残るものがある」 片手を上げて、No thank youを表明します。 たとえいつかは失くなってしまうものだとしても、 貰い物の3/4オンスは、ここで手放してしまうには少し惜しい。 ので。 「昼までに戻れるかはわからないけれど、 夕食までには必ず戻ると約束しよう。 ……この猶予がいつまで続くかも、わからない事だしな」 首の方の猶予ではなく。 このテストプレイの強制終了、という意味で。 (58) 2021/10/08(Fri) 3:28:23 |
ユーは、きっと救いはあると信じている。 (a43) 2021/10/08(Fri) 20:58:20 |
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