100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】
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「ギャハハハハハハ!!
このままブッ刺し殺してやるぜェェエーーッッ!!」
「……と、チッ。外したか。
だがこれは唯のマグレに過ぎねェ。
──何故なら!」
「オレは天下の殺人鬼『リーパー』様だああ
ああああああ!!!!!!!!」
………
……
…
「………嗚呼、そういうことか。真相なんて随分と呆気ないものだね。
見る夢というのも存外楽しかったが
これから忙しくなりそうだ。そうだろうリーパー君?」
キエは騒がしい協力者へ微笑う。
夢が醒めるのはいつだって唐突だ。どんな夢にも等しく終演は訪れる。
次に視線の見えない男、仮面を持つ男、探し求める女。キエはそれらに目線をやれば目を細めた。
「それとこの囁きが聞こえる君達………そう、この館に永くいるらしい君達さ」
「ーーーーどうか見逃しちゃあくれないか。従うしかない弱い立場の僕らを哀れんでくれると嬉しいねェ?」
| 「騒がしい。宴にしては喧しすぎる……が」 広間の隅で頬杖をついて酒の入ったグラスを傾ける者が一人。今飲んでいるのは ランベスレモネードsakeだ。 「……ふゥん。 ……悪くないな 」 品定めするように広間にいる者たち(主に女性陣ではあるが)を眺めて、独り言共にアルコールを更に呷った。 (18) 2021/10/15(Fri) 22:06:38 |
| ミズガネは、浮遊しているテラを見て酒を咽せかけた。 (a6) 2021/10/15(Fri) 22:17:30 |
| 「宇宙服の訳わからん奴がいるって話は聞いていたが、本当にいたんだな……。本当に訳わからん……」
ミズガネが来たのは一年前。一年ぶりに姿を見せる神出鬼没なテラを見た事がなかった為、理解が追いついていない。仕方がないのでカルーアコーラsakeを更に給仕に要求して飲み始めた。 (29) 2021/10/15(Fri) 22:35:05 |
| (a13) 2021/10/15(Fri) 22:35:39 |
「ンン? あァー……大体わかってきやがった。
しかし、この館の主サマもセンスもイケてるな!
まさか、このオレを選ぶとはよォ!
……ま、あの『探偵』? とかいう、
知ったカオしてやがるヤツがお仲間なのはいけ好かねえが」
「オレの足、引っ張ってくれるなよ?
あァあと、一発目ヤるのはオレだ。」
勝手に決めている。
が、キエ。あなたはべつに、断りを入れたっていい。
「え、えぇと……。ミズガネさん?
あ、あなた、あたしの声が聞こえるんですかっ……?」
「やる気充分で僕ァ嬉しいよ。僕も頑張らせてもらうとするさ。探偵が犯人っての、陳腐だけど単純で面白いだろう?」
キエはそんな協力者へ朗らかに告げた。今宵はゲイザー、否リーパーに任せるつもりのようだ。
「なあリーパー君。僕ァ探偵としても楽しみたいんだ。だから遊んで来てもいいかい?」
「……ま、面倒くさそうな探偵サンをこっちに呼んでくれたのは
オレとしても好都合だ。
ゲヒャヒャ! アンタも随分とやる気だねェ。
で、だ。そいつは歓迎するよ。
勿論オレの邪魔をしねェのが大前提だがな!
オレはマヌケでノロマなゲイザーとして紛れてやるさ」
| >>36 キエ 「はあ?」 探偵を一瞥する。手元のグラスの氷が持ち主の機嫌に同調するかの如く、大きく耳障りな音を立てた。 「断る。俺は休業中だ、休むと決めたら詩の一片も語らない。 ……特にお前にはな、探偵。お前、この館の噂を嗅ぎ回っているんだろう?」 (58) 2021/10/16(Sat) 0:41:51 |
「聞こえていないと言ったらどうするんだ。
お前は……そう、確かゲイザーと言ったか。別の給仕から聞いた。それと、噂もな――」
礼を告げ相槌を挟みながらゲイザーの話を聞いた。“邪魔をしない”ことに関しては「勿論さ」と笑った。
「そりゃあ良い。ああして下手に出てるのも油断を誘う為だろう? 中々手馴れているねェ」
「僕も頼れる探偵としての立ち位置を固めたいモンだ。折角だ、一人目をどんな風に誘ったか後で教えとくれよ。始めから答えを知ってるなら推理なんて容易いだろう?」
「ふ、ふええっ? なんでそう思うんですか!?
う、噂程度で……あ、あたしを疑うんですかあ!?」
「オイオイ、探偵ってのは推理をするシゴトだろ〜が。
プライドとか無ェのかよ。ま、どーでもいーけど!
と・に・か・く!
背筋も凍るような真相をお届けしてやるよ……。
それまで精々遊んでいることだな、探偵モドキ!」
「僕ァ探るのは好きだが考えるのは嫌いなのさ。ずるができるなら其れに越したこたァないだろう?
嗚呼楽しみにしているとも。沢山遊べる様に色々と考えておくよ。
そうだなァ、最初の1人がいなくなってから一寸した催し物を考えてるんだ。勿論僕らが動き易くなるような内容にするからね」
「中身が纏まったらまた教えるよ。きっと楽しい宴になる」
くく、とキエは小さく喉を鳴らした。
「はァ〜ン?
オマエの”遊び”とやらにゃあ興味無ェ。
オレが愉しいと思えるのは──そう! サツジンだけさ!」
響く声色には喜色が滲む。
性根の捻じ曲がっている、下卑た声色。
けれどもあなたもきっとそれは同じ。
「だが、ま。オレ達『愉しい』のセンスは異なるが、
どうやら目的は同じらしい。文句は言わねえさ……」
「……オレに聞こえるトクベツな会話は二つ。
オマエとのコレと、あともう一つ。
”共鳴”することで聞こえる声だ。
そんで、ミズガネが掛かった。」
「だが、妙なコト言ってやがるな。
アイツ何か嗅ぎまわってるのか?
まァいい、また連絡する。
じゃァな、ニセ探偵!」
そうして、連絡は途絶えた。
「
……やーめた。今きれいにしても、意味なかったや
」
「きっと館の主様も探偵と殺人鬼の組み合わせを見てみたかったのかなァ。そうでもないとこんな偶然有り得ないよ。まあ、『愉しみ』は違えど今暫くは夢の
饗宴といこうじゃあないか」
囁きが途絶えてからキエは告げられた名前を下の上で転がした。この声が聞こえる観客達へ向けて、胸中で事足りる思考を敢えて口にする。
「ミズガネ君が言っているらしい妙な事と彼が何か調べている可能性。ふゥむ、確かに気になるな。しかしそれを此方が一方的に知っている以上有利なのは現時点で僕らだ。…特に僕ァまだ彼の捜査網にかかっていないからねェ。
ーーーくく。朗報だねェ、
怪しげな人物がもう二人もいるよ
」
キエは愉悦を享受すると一度瞬きをした。そして一種の静寂が訪れる。
…
……
………
「俺の気に入っている給仕がそういう噂をしていたから」
最悪な理由だった。
「火のないところに煙は立たないと言うだろう?お前、何が目的でここの下女を志望しているんだ?折角客人として招かれたのだから、わざわざ働かなくてもいいだろう」
| >>59 キエ 「たまにいるんだよ、お前みたいに真相を暴きたがる奴。 ここは黙っていても飯が食える。温かい寝床もある。W花Wだって幾らでも愛でられる。おまけに好きなだけいてもいいときた。楽園のようじゃないか。 それをなんだ、『悪夢を醒ましてあげよう』?これが悪夢だと言うのなら、お前が良いものと感じる夢を是非教えて欲しいものだ。さぞ完璧で幸せなものなのだろうな」 あまりに乱暴な、およそ歓迎する側の者としては不適切すぎる言葉を並べてから再び酒をひといきに飲み干した。 「お前には詩の代わりに忠告をくれてやる。 悪いことは言わない。下手に首を突っ込むのはやめろ。 好奇心のままに余計な詮索をして消される、なんて小説によくある愚かな犠牲者になりたくないだろう?」 竪琴に関しては、隣の席に置いていたのだが話題に出されると無言で自分の方へと更に引き寄せるだけの反応を見せた。 (88) 2021/10/16(Sat) 12:10:00 |
| >>90 キエ 「今すぐ探偵名乗るのやめて妄想家にでもなったらどうだ」 分かりやすい苛立ちを隠しもしない。 「神隠しなんてそんなもの本当にあると思っているのか?俺はここに一年以上いて、確かに見かけなくなった奴らも知っているが。人を消す方法なんていくらでもあるだろう、それを変な噂としてでっち上げてさも『人の仕業ではありません』と見せかけることもな」 面倒そうに吐き捨ててグラスを持ち上げる。もう既に飲み干してしまった。舌打ちが止まらない。 「怪しそうな発言一つしただけで犯人扱いってか。ハッ、探偵ってのは随分楽で責任感のない仕事なんだな? 今の会話でよく助手の勧誘が出来るなお前。 このやり取りではいそうですかと頷くと思ったのか?俺はお前の事などまったく気にならない。ほっといてくれ、お前が絡むと酒が不味くなりそうだ」 (94) 2021/10/16(Sat) 13:24:43 |
| ミズガネは、下女を呼びつけて酒を持ってこさせた。 男山sakeが出てきた。 (a43) 2021/10/16(Sat) 13:28:29 |
| ミズガネは、宙に浮いた煙草の箱を見て固まる。酒でも飲みすぎたか?まだ四杯目なのに… (a44) 2021/10/16(Sat) 13:30:16 |
| >>93 アマノ 「おいそこの。そこの眼鏡」 名前も呼ばずにアマノへ声をかける。 「これやるから宴にごみを不法投棄するな」 コートのポケットを探り、貴方目掛けて乱雑に何かを投げた。紙煙草の詰まった箱だった。放物線を描いて投げられたそれを受け取るも受け取らないも貴方の自由だ。 (96) 2021/10/16(Sat) 13:37:54 |
| >>97 キエ 「……。その証明したいものが悪魔の証明だったとしてもか?そうだとしたら気が狂ってる」 より一層忌々しげに顔をしかめた。 「だーかーら。ほっとけって言ってるだろうが!気が変わらないし言いもしない。 それになんでお前が絡んだせいで不味くなった酒をお前にやらなければいけないんだ。絡まなければいい話だろう。お前人の神経逆撫でするのが趣味なのか?」 (98) 2021/10/16(Sat) 14:21:14 |
| >>99 キエ 探偵に覗き込まれた後、その様子は一変する。 「……ッ、最悪だ。もういい、俺は部屋で休む」 隣の席に置いていた竪琴を持ち上げて立ち上がる。身を守るように抱えながら足早に広間を去ろうとするだろう。 結局四杯目の日本酒には一切手をつけないままだった。 (100) 2021/10/16(Sat) 15:12:25 |
| >>101 アマノ 「 お前礼の一つも言えないのかこの髭面眼鏡! クソッ……やるんじゃなかった……なんだあいつ……。 いいか、それ全部吸っても今度は床に捨てるなよ、分かったな!?」 神経質そうな声で喧しく釘を刺した。調子が狂うとはっきり顔に書いてある。 (102) 2021/10/16(Sat) 15:33:22 |
「あ、あたしは……。ただ……」
「グズでノロマでダメな女だから。
誰かの役に立てるようになりたかっただけです。
で、でもきっと。ダメだったんですね、あたし。
きっと嫌われちゃったんだ。
だから、ヘンな噂が立ってる……」
「ね、ねぇ。あの。あなたに会いに行っても良いですか?
こんな、テレパシーじゃ。きっと気持ちも表情も伝わらない」
「…………。
おい、やめろ。それ以上卑下するのはよせ」
自虐を聞きたくないと言わんばかりに口を開く。
「お前まだここに来てそこまで経ってないだろう。噂はともかく、嫌われたなんて話は聞いていない。ダメと決めつけるには早すぎるし、そもそもダメかどうかは周りが判断する事だ。
そこでぐすぐすしてる暇があったら挽回する為に動け、いいな?」
慰めなのかそうでないのか。非常に分かりにくいが、貴方に嫌悪を抱いているわけではないのは確かだ。
「構わないが、酒の一つや二つ……お前そもそも成人しているのか?あー……素焼きのナッツとドライフルーツ。手土産に持ってこい。そうしたら歓迎してやる」
「…………。あなたが疑ったんでしょ。
あ、あなたにとって、あたしは、怪しい人物の筈なのに……」
届く声色は、困惑と、……少しの喜色。
それから、意気込んだ声に変わる。
「わ、分かりました! い、いいお酒を持ってきます!」
……もし、あなたが本当に女を疑っているのなら。
決して気を緩めてはならない。
ひょっとしたら、
薬のひとつでも入れられているかもしれないのだから。
………
……
…
「やあやあリーパー君。仕事をしながらで構わないから耳だけ貸してくれたまえ。
催しなんだが内容が纏まったよ。君はハロウィンという祭を知っているかね? 簡単に説明すると仮装をした人間が菓子を求めたり悪戯をして歩き回る催しだ」
何処かからキエの喜色に満ちた囁き声がする。
「これならば君が普段では考えられない場所にいても“祭の準備をしていた”と言えば済むだろう? 悪くないんじゃあないかね」
「あァ……? ハロウィンだあ〜?
ああ、血みどろで着飾って雑魚どもをビビらせるアレか!
いいねェいいねェ、妙な恰好していても誤魔化せる。
あァ悪かねえ。面倒だから準備は全部オマエの好きにやれ。
オレもオレで、好きにやらせてもらう!」
「勿論僕の方で進めさせてもらうさ。信用も得る必要があるからねェ、名前を売るには丁度良い。そしてここからが本題さ」
「僕の調べによると死体は神隠しに遭い易いみたいでね。きっと殺せば消えるのだろうが……もしも消えなかった場合は君が第一発見者になりなさい。
悲鳴でも上げてくれれば僕が駆けつけるさ。得意だろう?
犯行の痕跡がある場所も教えてくれると助かるよ。君が戦果を見て欲しいなら参加者を其方へ誘導するし、隠したままにしたいなら其方から遠ざけよう」
| ミズガネは、一人で部屋にいる時間帯、WナニカWを見た。 (a63) 2021/10/16(Sat) 23:40:10 |
| ミズガネは、見ている。聞いている。見られている。聞かれている。 (a64) 2021/10/16(Sat) 23:40:48 |
| (a65) 2021/10/16(Sat) 23:41:07 |
| ミズガネは、ヒステリックに叫んでいる。一人で部屋にいる時間帯に。 (a66) 2021/10/16(Sat) 23:41:57 |
「ハイハイ、わーったよ。
ま、オレだって死体は神隠しされた方が都合がいい。
悲鳴と苦悶の表情を見るのは好きだが、
別に死体をXXXする趣味は無ェモンなぁ!!
ヒャハハハ!!」
下卑た笑い声。
「だが、万が一が起きた時はそうさせてもらおうか。
オマエも探偵らしく振舞いたいんだろ?
チッ。プライドもへったくれも無ェ、気味悪ィヤツだぜ」
| (a71) 2021/10/17(Sun) 2:04:28 |
| ミズガネは、何かに、何かに、なにかに、ナニカに、何かに、何、何、何何何何 (a72) 2021/10/17(Sun) 2:04:44 |
| (a73) 2021/10/17(Sun) 2:05:05 |
| (a74) 2021/10/17(Sun) 2:05:20 |
「プライドなんてものは無い方が快適だと思うがねェ? あんなものが在るから人は望むものさえ掴めず…さらには手放してしまうのさ。
しかしだからこそ人は夢想してくれる
、有難い事だよ」
キエは溜め息混じりに笑う。
「もしも死体が消えなかったら…そうだねェ、悲鳴を上げるのは祭が始まって少し経ってからが良いな。和やかな空気が一変した方が其れらしいと思わないかね?
しかし他の誰かに見つけさせれば君の望む表情だって見れるだろうし其処は任せよう。きっと菓子を求めて歩き回ってくれる人がいるし、菓子を配ってくれる人もいるだろうから」
| >>149 アマノ 「笑い?俺は吟遊詩人だぞ、歌と共に物語を伝え広めるのが仕事だ。必ずしも笑いを取る必要なんて無い」 呆れたようにため息を吐き出した。そのまま頬杖をつく。 「優等生なつもりもない。ただ眺めてる光景を汚されるのが嫌なだけだ。そう言うお前はとんだ不良だな」 (151) 2021/10/17(Sun) 9:41:09 |
「……オマエ何者?」
「いいや。別にオマエと仲良しこよしするつもりは無ェ。
ゲイザーのほうはどうだか知らねェが……。
が、そりゃあ一理ある。
だが、今回は第一発見者はオレでいい。
チュートリアルってヤツさ!
アイツらがマジでビビリ散らした表情を拝みたい!!」
「そうそう、今夜襲撃するニンゲンを決めた。
『庭師のクロノ』だ。
アイツはミズガネみたいに厄介なことを考えなさそうでいい。
オレの思い通りになってくれるだろうなァ……」
「おいキエ! テメー抜かったな、
開催日時書き忘れてんぞ!!」
| >>155 ミズガネ 「普通道楽に効率求めるか?単純に情報を得たいだけなら本で済むだろうよ。 と言うか歌以外に求めてる道楽って何……っオイ!恩を仇で返すとはな。お前喧嘩売ってるのか?」 顔に煙を吹きかけられれば、あからさまに不機嫌そうな顔をした。心底理解できない、そう言いたげだ。 「眺めてる景観を汚されることに不快を抱くのが潔癖症なら、たいていの人間は潔癖症になるんじゃないのか? 低能ってお前なあ……周囲を見下しているようだが、逆にお前は何に秀でてるんだ。それが分からないうちはお前は周りを見下すだけの口と愛想が悪い印象最悪髭面眼鏡のままだ。 あと俺は今は休業中。頼まれても曲なんか弾くものか」 (159) 2021/10/17(Sun) 12:21:27 |
| >>159 アマノ /* 今気付いたけどアンカー先ミスね。アマノ宛よ。
(161) 2021/10/17(Sun) 12:44:39 |
「日時って…おかしな事を言うねェ、ここに時間の概念など存在しないというのに。まあこれから慣れていけば良いけれども」
来館時期は大差ないがキエは此の世界の理に馴染んでいた。現実で生きる為に必要な常識が無いのかもしれない。
「“襲撃”かァ、君が決めたのなら其れで良い。
しかしゲイザー君の本性が君なのかと思っていたがどうやら違う様だね。異なる人格であるらしい」
「あ? 何バカなこと言ってやがる。
オレに文句つけんじゃ……、
あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
気付いた。その通り、女はこの館に来たばかりであり。
まだここの理に慣れていなかったらしい。
「オレのことが気になんのか?
だったらこんな妙なとこで会話してないで、
オレに直接会いにくればいい。
オマエの前であれば、オレも顔を出してやるさ!」
| >>174 アマノ 「絶景とまではいかないが、暇つぶしにはなるだろ。綺麗な花だってあるし。でもお前がさっき捨てたゴミはゴミだ。花が咲いてる場所に投げるんじゃない」 むすりとしながら注意をする。あまり効果はないだろうなと思ってはいるけど。 「……チィッ。例え休業中でも公の場でゴミを捨てるような非常識な奴よりかはマシだろうよ!お前の口は煙草を吸うのと暴言を吐くことしか出来ないのか!」 やけに食いついた。テーブルに思わず拳を打ちつけながら叫ぶ。 全て話し終えてからもう付き合っていられないとでも思ったのか、卓上を殴った手を今度は貴方を追い返すようにひらひらと振って「あっち行け」とジェスチャーした。 (182) 2021/10/17(Sun) 17:41:59 |
「なら祭の最中にでも会いに行くとするか。
尤も、その時はゲイザー君を宥める事になっているかもしれないがね。健闘を祈るよ」
そうして、奇妙な囁き声は小さくなっていった。
…
……
………
| >>192 アマノ 「……クク、アハ!暇がない?面白いこと言うなあお前は。 お前がどれだけ偉い人間なのか知らないが、この館に来た以上皆終わらない宴を楽しむしかない暇人になるんだよ。 その口から罵詈雑言も出ないほどに溺れてみろよ、楽しいかもしれないぞ?」 蹴られた際に一瞬顔をしかめるも、今だけは全く気にならなかった。 「じゃあな。物乞いと吐き捨てた人間に煙草を貰って機嫌を直すしかないロクデナシ野郎」 吟遊詩人は歌の代わりに、嘲笑を紡いで貴方を見送った。 (198) 2021/10/17(Sun) 20:33:03 |
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