【人】 メカニック ゾズマ【リネン室】 [ラサルハグ>>79が担架を取りに行った後、倒れたままのゲイザーの様子をルヴァ>>78と共に見守る。 ゾズマからも彼女の名を呼び掛けながら。 ゲイザーからは視線を外さないまま、声だけをルヴァに向けて] ううん、ラスとアンタ以外は見ていない。 スピカは通信があったから、 まだメインデッキだと思うんだけど―― [ルヴァも既に館内放送で承知している筈と思いながらも、言い添える。 言い添えながら――暫しの沈黙。 「女の子の悲鳴」。それがここにいるゲイザーのことでないならば? アンテナは悲鳴を上げるような“女の子”ではないとゾズマは考えている(そもそもそんなことが万が一にでもあれば、自分の耳にも届いている筈だ)。そしてゾズマは、船医であるチャンドラを女の“子”とは捉えていない。 つまり。] (87) 2022/07/11(Mon) 10:47:27 |
【人】 メカニック ゾズマ[思えばルヴァには“何度か”助けられていたな、と、この状況に無関係なようでそうでもないような思念が浮かぶ。 この時はリネン室を離れていたラサルハグもまた、2年前のあの事故の後に陰で便宜を図ってくれていた>>0:220>>0:224――なんてことまでは、ゾズマの知るところではなかったのだけれど。 “何度か”のひとつは――始まりといえるそれは――それこそあの事故の後のこと。 整備班の不備の可能性に異を唱えた者もそうでない者も、何人か、落ち込んでいた時に声を掛けてくれた。ルヴァもそのひとりだった>>0:245。 その時のゾズマにとっては、この新米調査員は単に“なんかぶっ壊れたメカ持ってきてた”程度の認識しか持てなかった相手。 けれど、ささやかなものだったかもしれないその声が、もう一度立ち上がる力になったのは確かだった。 そして、“何度か”のもうひとつを特筆して挙げるとすれば。 それはつい先ほどの、打ち明け話をする機会を得たこと>>0:246>>0:248。 話の切欠となったバッテリーをルヴァが拾ってきたのは、あくまで偶然に過ぎなかったけれど] (89) 2022/07/11(Mon) 10:48:10 |
【人】 メカニック ゾズマなんってか、ルヴァ。 こっちこそ、ありがとね。 [この場で唐突にルヴァに呟いた感謝は、あの時>>0:252なんだか言えずじまいになっていた言葉。 照れくさかった、というのではなく、単にその時に言葉としてまとまらなかった、というだけなのだけれど。] あの時も言ったけどさ。 アタシ、自分の故郷が好きかどうか、 自分での記憶がなさすぎて、よく解らないんだ。 けれどママ――母から聞いた故郷の話、 自然のこととか、人のこととかの話は、好きだし。 [問い>>0:254に対してその時告げたことを、ぽつりと繰り返してから] って、なんかこんなこと言える相手って ホントに今までひとりふたりだったから、 吐き出せたっていうのかな。そんな感じで、有難かった。 [ある種の感傷じみた心地に浸りそうになりながらも、けれど目の前の現実へと意識を引き戻す。] (90) 2022/07/11(Mon) 10:48:28 |
【人】 メカニック ゾズマ[そのうちに、ラサルハグが担架を持ってこちらに戻ってくる。] よし、じゃあ運――… [ルヴァがこの場に留まり続けてくれているこの状況下、もしかして、この場でのゲイザー搬送班はラサルハグとルヴァの二人>>80に自動決定されるのではないか? それが「女の子だから」だけの理由であれば抗議すべきところだが、悲しいかな、性差だとか種族さだとかを置いて、この専業メカニックがそこまでの力仕事に得手という訳ではない。 否、機械を扱う身が非力でいい訳がない(固いボルトその他はいくらでもある!)のだが、戦闘員も兼ねた調査員に比べたら力の差は目に見えている。それでいて機関士長よりも体力がない身だというならば――。] ……うん、ゲイザーのこと、任せたよ。 アタシは道中を確認しながら、 メインデッキに先に集合してくる。 [食事は三食きっちりとるべき、なんて妙な考えを脳裏に過らせながら、担架の担い手はラサルハグとルヴァに任せることなった。**] (91) 2022/07/11(Mon) 10:51:38 |
【人】 メカニック ゾズマ【少し前には、平和なお茶会をしていた、のに】 [「随分物入りだった」とのダビー>>0:249の言には、僅かに迷いながらも正直に「うん……」と頷いた。 ともあれ選んだスコーンの味を彼に好いてもらえたようで、そのことにほっとしつつ] そっか、ダビーの星って お茶栽培が盛んなところなんだ? [良い葉は売っちゃうくらいだし産業になっているのだろう、とひとり納得しながら相槌を打つ。 軍に入ってから暫く戻っていないというその星の話を促すゾズマは、けれどもスピカ>>0:270に名前を出された時には] ( 気になるっちゃなるけど…… ) [この「気になる」、実際のところ、スピカの好奇心に比べれば小さなものだろう。少なくともゾズマの顔はこの時も、特に変化のない無表情だ。 どちらかといえば、以前置いてけぼりにした相手とちゃんと話をしたい、という意識の方が強く出た結果としての興味でしかなかったのだろう。 ダビーからも何かこちらの興味の有無を確かめるような視線が来ている中>>11、ほんの少しの間だけ、沈黙を作った。] (101) 2022/07/11(Mon) 12:07:40 |
【人】 メカニック ゾズマ[“自分の好奇心を満たすために誰かを利用する”スピカの悪癖については、折に触れて実感はしていた。 そしてこの時のこのスピカの話の促し方も、その一環なのだろう、と思ってはいたのだが] ( これ一回怒っとくべき? アイツも、こういうのあってから なんかギクシャクし始めたみたいだし…… ) [スピカが件の愚痴>>0:97>>0:98>>0:167を零していた相手は、彼女のバーチャルペットであってゾズマではなかったのだけれど、この時ゾズマはそんな風にふっと考えていた。 もっとも、ゾズマが他者の感情の機微を察するのに長けているかと聞かれれば、ゾズマ自身の自覚で言えば“No”。 だから実際、利用された相手がこの時どう思っていたかははっきりとは知れないし、この一件が本当に「アイツ」が――あの技官>>0:226>>61>>62がスピカから離れていった、その切欠になったか否かも知れないのだ。] (102) 2022/07/11(Mon) 12:09:55 |
【人】 メカニック ゾズマ……スピカほどじゃないよアタシ? っていうとダビーの話に興味ないって 言ってるみたいでアレなんだけどさ。 家族の話とかも、普段聞けることじゃないし、 折角だし聞いてみたいなーっていうのはマジだよ。 [第三者であるダビーもいる手前、ゾズマは怒るのではなく、事実の指摘のほうだけを選び] ってか言ったじゃん、ダビー。 面白くなくても気にすんなって! スピカはもう興味アリアリなんだし、 話しちゃいなってばー。 [そうダビーに促すゾズマは、彼の「任せる」という言葉にそのまま甘える形で、自分の生い立ちや故郷についてはだんまりを決め込んだ。 この時はもう、スピカのみならずダビーにも“話したっていい”という心持には至ってはいたのだけれど>>0:203――これこそ本気で楽しくない話だ、というのもまた理解していたから。] (104) 2022/07/11(Mon) 12:11:11 |
【人】 メカニック ゾズマ[こうしてスピカがダビーに話を促す>>47のを、その側でうんうんと聞いていた。 スピカのここでの例示が童話かドラマじみていたことには気づいていたが、それに対してツッコミを入れることはしなかった。ゾズマにもきょうだいはいなかったから、現実のきょうだい事情は彼女にもよくわからなかったのだ。] あ、このマカロン? これはねー ……えーっと。 へぞぺぱよ、って書いてあったっけ……。後でゲイザーに聞いてみる。 [菓子のブランドへの関心の無さを露呈しつつ、スピカの問いにはそう(若干きまり悪そうに)返す。 この後、ゲイザーがそれどころではなくなる>>60ことは、未だ知る由もないまま。] (105) 2022/07/11(Mon) 12:12:18 |
【人】 メカニック ゾズマ[……さて、ここまで来ればゾズマも嫌でも自覚することになるのだが。 本当に、自分には、メカ以外の話題が、あんまりない。 スピカとふたりきりであればこの話は延々とできたが、ダビーをちゃんと話の輪に入れようという意識から、この場では封印しようとしていた。 こうして自分からも家族や故郷の話をすることがなければ、ゾズマはこのお茶会において、ほぼ“聞き役”の立ち位置に着くことだろう。**] (106) 2022/07/11(Mon) 12:13:04 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a22) 2022/07/11(Mon) 12:20:39 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a23) 2022/07/11(Mon) 12:21:23 |
【人】 メカニック ゾズマうん、大丈夫、だとは思うけど――… 意識の方はまだ全然、って感じ。 [ラサルハグが戻ってきた時には、自分の口からもゲイザーの容体について告げ。その指示>>115に従う形で、彼とルヴァに搬送を任せることとなる。 その別れ際、ルヴァからの忠告――忠告?――>>108が耳に届き] ちょッ、 ―――わ、わかったさ! [“「さっきみたいに」ってどういうことだよ!”なんて返しをする余裕は流石に無いまま、ゾズマは足早にリネン室を後にした。 頭のどこか冷めた部分では、“あのくらいの声なら、しっかり届くんだな”、なんて思考が過ぎってもいたのだった、けれど**] (138) 2022/07/11(Mon) 15:15:46 |
【人】 メカニック ゾズマ【→エンジンルーム】 [さて、道中の確認をしながらメインデッキに行くと告げたゾズマであったが。 ひとつの懸念が思い当ったことで、真っ先にこの場所へと足を運んだ。] まさかとは思うけど、 ラス、まだ見てないかも……。 [スピカはラサルハグに機関部の確認を指示していた>>46が、彼は機関室に至る前にゲイザーの事態に気づいた可能性がある。そしてあの時の様子を見るに、機関室の件どころではなくなっていた可能性もあるのだ(彼の目の前で人がひとり倒れていたのだから!) この時、ラサルハグがちゃんと後にメインエンジンの様子を見に行こうとしていること>>116は、知らない。] キャプテン、アナタも大丈夫――…? [問いかけのようでいて、独り言のようでもある呟きの後、エンジンの状態をチェックする。勿論、周辺の機材の状態も。 先ほどの“異常アリ”>>1:1。艦体におけるそれが管制室の計器の異常だけに留まっているのか、それとも。 ――ひとまず、ゾズマの目と耳で見る限りは、少なくとも差し迫った異常は察せられず、ほうと安堵の息を漏らす。] (139) 2022/07/11(Mon) 15:24:51 |
【人】 メカニック ゾズマ【→艦内通路】 [これであとは、機関士長によるチェックでもオールグリーンが示されれば、機関部に関しては問題ない。機関士長チェックがもう既に済んでいるかあるいはこれからか、そこまでは判らなかった、けれど。 ともあれ今の自分にできることを終えたゾズマは、エンジンルームを後にする。 (なおこの時ゾズマがスピカへの報告を怠ったのは、機関士長の面子を潰す可能性を考えたからではない。単に頭から抜け落ちていただけだ)] 他の人たちは―― [ゲイザーとラサルハグ、ルヴァには会った。スピカとダビー、チャンドラについては通信越しに声を聞いている。 では、バーナードとアマノ、サダルは? 未確認のクルー探しも込みで、メインデッキまでの道程の各部屋の状態を確かめていったのだが――**] (142) 2022/07/11(Mon) 15:51:54 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a29) 2022/07/11(Mon) 15:58:14 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a30) 2022/07/11(Mon) 15:58:41 |
【人】 メカニック ゾズマ【食堂】 [見回りの通りすがり、食堂のほうを一度覗く。 そこなら誰かいるかも――というよりも、普通にキッチンから出火している可能性が考えられたからだ。 ゲイザーがリネン室に倒れていたということは、異変が起こった時に彼女が調理を行っていた可能性は低いと考えられたし、ここに至るまで煙の臭いも何も感じなかったけれども] ……、全く異常ありだけど異常なし、か。 [配線周りこそ無事だったが、食糧や食器などの物資は見事に散乱していた。 モノの散乱ぶりは、キッチン内に留まらず食堂の空間も。 そこには、先ほどまでお菓子と茶を囲んでいた余韻は、なかった。] (158) 2022/07/11(Mon) 16:52:41 |
【人】 メカニック ゾズマ[そういえばこの異変の前、バーナードには食堂に向かい際のすれ違いで「珍しい」>>29と言われてしまったものだった。 そのレアケースがこうして、ブランチ、お茶会――被害確認という形で1日に3度も立て続けに起こっている不思議。 それを(悪い意味での)ジンクス、なんて呼ぶつもりはゾズマには無かったが] ―――うん? ヒロミ? [全体向けの送信だろうか、アマノからの通信>>144が端末に入る。 彼とバーナードの無事(バーナードは体調不良らしかったが)、それから居場所が通信には乗せられていた。 ひとまず、この両者に対しての懸念は幾らか和らぐ。] (159) 2022/07/11(Mon) 16:53:19 |
【人】 メカニック ゾズマってそうだ! アタシも連絡 ……いや、無いわ。混線はまずい。 [自分の無事ならもう既に、連絡越しにも対面でも多くの人間に伝わっているのだから。 そしてこうした思考は、自分からサダル宛てに何かしら通信を飛ばそう、という考えもここで却下させることになる。 (一方でラサルハグが実際に彼の部屋を訪ねていた>>140訳だが、そのことは無論知らない)] そういや、カウンセリングルーム。 あんまり行った覚えないや。 [それが己の強がりの証拠なのか、というのはこの時の自分にもよく判らなかった、けれど] ……頼ってなかったん、だなあ。 [元々付き合いの深いスピカとも、先ほど頼りにできるようになったルヴァとも異なる、本職の相談者のことを思う。 別に彼に苦手意識があった訳ではない――多分。おそらく。 けれど事態が落ち着いたら(何を以て“落ち着く”とするかは置いて)、少し話してみようかな、とも思う。 何から話せばいいのかもわからない、この“特筆事項なし”のクルーではあったのだけれど] (160) 2022/07/11(Mon) 16:54:23 |
【人】 メカニック ゾズマ【食堂→艦内通路】 [さて、ここに至るまで、ゾズマが調べた箇所は――。 コールドスリープルームに始まり、機関室、食堂にキッチンに――リネン室は仔細を確かめ損ねたが、少なくとも電気ショートその他の異変は確認されていない。 そしてその過程で、酸素供給装置も温度調節装置が問題なく機能しているのも確認している。] ここらで一旦切り上げ、かな。 スピカたちも待たせてるだろうし、 いい加減メインデッキに行くか。 [それこそ他のクルーたちの目と耳だってある。それでいて、確認し損ねた箇所があることが判明したならば、その時に点検すれば良い、と。 そう考えてメインデッキへの道を進んだ。] (171) 2022/07/11(Mon) 17:18:13 |
【人】 メカニック ゾズマうん、ヒロミも無事で良かった。バーニーは……うん。 [それでもゾズマがバーナードを支える二人目になろうとしなかったのは、それはそれで三人で歩調を合わせるのは動きにくそうかも、程度の考え故。別にバーナードの現状のこの(なんだか珍しい)情けない印象をアップさせるのを憚った、などの気遣いはない。] っと、ラスとルヴァも無事。サダルは解らない。 ……ゲイザーが倒れて、今医務室に運ばれてる。 [問いに対して、艦内通信のあったスピカとダビー、チャンドラを除いた者の名を手短に告げた後] あと、機関室とか酸素とかキッチン火災とか、 その辺は今のところ大丈夫だった。 コールドスリープ装置も、1台使えないままだけど 9台は問題なしだったよ。 [使えない“まま”という語が示すのはハリケーン以前からの故障だったが、それは今は些事かもしれない。] (174) 2022/07/11(Mon) 17:22:30 |
【人】 メカニック ゾズマうん、まずは合流だね。スピカも待ってるし。 それに、デッキの計器の故障も直さないとだし―― [こうしてゾズマはメインデッキへと先を急ぐ。 ――計器の故障具合が己の手にすら負えないレベルだということは、未だ知らぬまま**] (175) 2022/07/11(Mon) 17:23:03 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a38) 2022/07/11(Mon) 17:26:24 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a39) 2022/07/11(Mon) 17:28:25 |
【人】 メカニック ゾズマ【→管制室】 いや大丈夫じゃないっしょ。 [立ててはいるバーナード>>177の顔色をと声色を前に、ぴしゃりと言い切る。 アマノ>>179のように「馬鹿」と付け加えなかったのはせめてもの慈悲。 尤も、こういう時にバカバカ言えるくらいの間柄でこそ心の友だ、なんていうのは、いつどこで聞いた話だったか。] とにかくバーニー、合流してきた後は ちゃんと休みなよ。 医務室でなくてもどっか寝られるとこでさ。 [今のバーナードの容体の正体が船酔いだとまでは、この時のゾズマには察せなかったが、ゲイザーの話をした手前、バーナードに彼女や船医への遠慮を抱かせた可能性は考えていた。 (後にスピカからしっかりきっちり言われてしまう>>185のは、ここではまだ知らない話) それよりもっと深い部分、のんびり屋の彼なりの“決意”>>165>>180にまでは気付かぬまま――。 ともあれ、バーナードとアマノを先導するような形で、メインデッキに急ぐ。] (201) 2022/07/11(Mon) 19:55:09 |
【人】 メカニック ゾズマ【管制室】 へーい来たよ、スピカ! [己の無事を改めて示すように威勢よく声を張ってから、管制官としての彼女>>184に向き合う。 自分からは、コールドスリープ装置の“残り9台の無事”の再度の報告も含めて、無事を確認した設備や部屋についてと、(サダルの安否が不明なことも含めて)クルーの安否を報告する>>1:171>>1:174。 スピカの方から告げられたのは――アンテナによる判断。] ……、そう。 解ったよ。キャプテンの判断に従う。 コールドスリープ待機の件も、順序、ってのも。 [わざわざ「順序」と口にして承知の意を告げたのは、“1人だけがスリープから外れることになる”ことを理解してのこと。 ――これについてはもう、どうしようもない。 例の1台は“直しようがない”と、己が身でも解ってしまっていたから。] (202) 2022/07/11(Mon) 19:55:25 |
【人】 メカニック ゾズマ[けれど、コールドスリープ装置とは別の故障部位――計器については] で、キャプテンの判断は分かった上で、だけど。 一応、ぶっ壊れた計器、全部、看させて。 [はっきり言って、ダメモトだ。自分でもそうは理解していた。 けれどもこの艦には、艦そのものたるキャプテンを補う生身の人間たち――管制官という役割も、そう――がいる。そもそもアンテナの判断は「復旧は困難」であって「復旧は不可」ではない。 そんな、僅かな可能性への期待と、メカニックとしての意地が、ゾズマにこう行動させた。 ――結局無理だ、という未来が見えないからこその行動だ。**] (203) 2022/07/11(Mon) 19:57:20 |
【人】 メカニック ゾズマ【管制室】 [至って平然とした調子で管制室に合流し、クルーとして、メカニックとして、職務に真っすぐに動く整備士。 そんなゾズマだった訳だが、それでも、まるで気づいていない訳ではなかった。 人の心情を察そうと思えば察せられてしまう友>>148とは異なり、人の心の機微には疎いという自覚のある人間。 そんな人間でも、その友の僅かな眼の潤みと赤み>>169を眼鏡越しに見て取れれば、想像できることはある。] ( ―――スピカ、アンタさあ、 ) [その“想像”については、合流してきた他のクルーもいる手前、ここでは口にしない。 今は計器の件もあったし、必要な情報の提供も、逆にこちらから把握すべき情報の獲得のこともある。**] (209) 2022/07/11(Mon) 20:10:23 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a46) 2022/07/11(Mon) 20:14:11 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a47) 2022/07/11(Mon) 20:17:44 |
【人】 メカニック ゾズマ【管制室】 [先ほどのアンテナからの報告は、あくまで全て“最悪の事態”だった場合――スピカ>>230にうんとひとつ頷いたゾズマの思考には、そんな期待があった。 コックピットと繋がれた回線越し>>198にか、ダビーからも「任せる」>>216の一言が聞こえたので、早速メインコントロール部の計器のチェックに取り掛かる。] あ、ラス! ルヴァ! ゲイザーのこと、ありがとね。 [遅れて合流してきたラサルハグ>>229の声に気づき、一度振り返ってから、ルヴァ>>234ともどもまずその一言を。 彼らと共に来たのか、ここで漸くサダル>>239の姿を(おそらく今日初めて)見ることとなり、ほうと安堵の息一つ。] これでひとまず、みんな無事…… じゃないけど、とにかく良かった、か。 [ここにいないゲイザーと、彼女程ではなくとも「大袈裟な」言い方もしたくなる有様だったバーナード>>222は、ここでの「無事」な人間には含まれていなかった。] (300) 2022/07/12(Tue) 9:26:52 |
【人】 メカニック ゾズマ……バーニー、邪魔だって思ってるなら、 こっちの作業でも見学しててよ。後学の為に。 [こちらの様子を伺うバーナードの一言>>232には、計器に目を向けたままそう告げる。 “大人しく座ってろ”が本音ではあったが、この状況がどうしても居た堪れないというなら、とばかりに。] アタシが真っ先にスリープ入りさせられたら、 スピカだけに整備任せさすのもアレだし。 [過去にスピカに簡単な修理作業の代理を頼んだことがあった>>0:265程度には、彼女の整備の手腕をゾズマは認めている。けれどもそれはあくまで趣味の範疇であり、また、管制官の業務との兼ね合いという問題もあった。 故にバーナードも、調査員としての自身の機材以外の整備についても担当できるようになれば、後の憂いも薄らぐのでは、と。 (後のラサルハグのバーナードへの指示>>274のことを予期していた訳ではなかったが)] (302) 2022/07/12(Tue) 9:28:02 |
【人】 メカニック ゾズマアタシも医療とか、ちゃんと 学んだ方がいいかもなあ。 [先ほど、チャンドラ>>247から通信越しにゲイザーへの措置を指示された時のことを思う。 この時こそ船医の的確な指示により、基本的な応急措置(心得はきちんと持っていた!)と磁場遮断シートの確保に手早く動くことができた。 その後の担架の運び方についても、ラサルハグやルヴァにあの時>>138きちんと伝えられた、筈だ。筈。 ――医療ポッドの故障>>249については未だ知らぬまま、人間にできる範疇の医術の必要性を、“残される”かもしれない側の者として、ここで思う。] (303) 2022/07/12(Tue) 9:28:15 |
【人】 メカニック ゾズマ[……と、バーナードにこう>>302は言ったものの。 実際のところ、今ゾズマの目前にあるものは、とても見学にうってつけのケースだとは言えなかった。 端的にいえば、あまりにもレアケースすぎる損傷が、そこにはあった。] まさかとは思った、けど。 ここまで異常な磁場だったって訳? [計器の内部を直に見るまで判らなかった、配線や基盤の大規模な変形、損壊。 これが平時であれば“すごいヤバい面白いやつだ”とスピカを手招きするところだったが、生憎、今は全くもって平時ではない。 ――じゃあ、こっちは。 僅かな期待をまだ抱きながら、別の計器の内部状態も確かめていく。] ……、ダメだ。どこもかしこも。 交換レベルのパーツがあまりにも多すぎる。 今のストックじゃ、対処できない。 [艦体の機材に雑な造りのものは存在しないが、コントロール部の計器はとりわけ繊細な構造の精密機器だ。部分的に正常なパーツを埋め込んだところでろくに機能しない。 つまり、どのコンパスも復旧不可能。 この状況で位置情報を測れるものがあるとすれば、それこそ旧人類史から続く目視と測量法>>268、くらいしか考えられない。] (305) 2022/07/12(Tue) 9:29:20 |
【人】 メカニック ゾズマ[つまり、完全な遭難状態。 しかも、こういう事態のため>>267のコールドスリープ装置に、1人は絶対に入ることができない(“絶対に”の根拠についてはダビーの問いへの答え>>205がそれにあたるわけだったが、その問い自体は聞き逃していた) そしてこの艦の食糧と酸素のストックには限りがある。 譬え酸素供給装置に異常がなくとも、呼吸用の酸素という資源そのものを無限に生成することはできない――“酸素が薄い”>>210どころではなく、“必要な酸素がない”状況がこの先来る可能性が高い。 1週間もすれば文字通りの助け船が来るかも、なんて希望的どころか奇蹟的な観測に縋ることだってできまい。] (306) 2022/07/12(Tue) 9:30:13 |
【人】 メカニック ゾズマ[こういう状況>>306を覚った管制官が――あのスピカが何を思うかは、ゾズマにも想像がついていた。 驚いたのは、彼女がそれ>>240をぶちまけたのが、今この場で、だったこと。] ―――…やっぱり。 [これが管制官一人の責でないということは、他のクルー>>253>>259>>262から口々に告げられていた。 (そう、この時にチャンドラの合流もあった訳だが、ここで彼女に一声掛けるような状況ではなかった) スピカを落ち着かせようとするルヴァ>>260の声も、そこにはあった。 アマノが何をここで零したか>>272、までは耳に届きはしなかったが――。 あくまで職務に忠実に、全ての計器のチェックを終えたゾズマは、ここで漸くスピカの方を向く。 その時には既に、彼女はメインデッキから外へと、ふらつくようにして出て行っていて>>282>>283。 ゾズマは無表情のまま、思わず一歩前に踏み出し――けれどもその一歩だけに留めた。] (307) 2022/07/12(Tue) 9:31:03 |
【人】 メカニック ゾズマ[今は、アンテナと共に戻ってきていた(一旦艦長室に行っていたのは見落としていた)ラサルハグ>>274>>275>>277からの指示応答の方が先だ。] 分かった、まずは船外活動だね。 [船体外壁の損傷については、ゾズマもこの多忙の中で薄々懸念していた。 この遭難状況で独断で船外へ出ることは無謀。アンテナとも話したのだろう機関士長からの指示があって、初めて行える船外での整備作業だ。] それから、ダビーから機体操縦のレクチャー、だね。 うん、誰が残ることになるか判らないし、 アタシもパイロットできるようにしとかないと。 [もしかしたらこれイチから医療を教わるどころじゃないかも、と思いながら、ラサルハグに異存なく頷く。] (309) 2022/07/12(Tue) 9:31:31 |
【人】 メカニック ゾズマ【管制室】 [この時点でゾズマからラサルハグに対して質問事項は無かったが、後程また何かあれば端末に飛ばせば良い、と>>287。 強いて、この場で浮かんだ疑問形をただ一つだけ挙げるとすれば。 ――外に出る前に、ちょっとスピカを見てきていい? けれどこの質問事項は、声として発される前にゾズマ自らが捨てた。 サダルに彼女のことをバーナードが頼むのも>>286、ルヴァが彼女の去り際に掛けた労わりも>>296聞こえていたから。 “あなたのせいじゃない”。 これはいつかの自分を立ち直らせた言葉>>107であり、けれども今のスピカの支えになる言葉ではなかった。 なら何が正解なのかなんて、臨床心理学どころか人の機微の察し自体に自信のない身に解ることではないだろう。 そんな自分にやれることといえば――それは、今、パニックに陥っている相手に対してまでやれることではない。] (329) 2022/07/12(Tue) 10:22:00 |
【人】 メカニック ゾズマ[ゾズマは結局ここで、船外活動という、技術者の責務の方を優先した。“言い遺しておくこと”という個人的で人間的なことも後回しにして] とりま、今一度船外スーツの点検からして―― 先にエアロックんとこに待機してる。 [後にラサルハグがバーナードとダビーを呼んで告げたこと>>298>>299>>304がゾズマの耳に届いていた訳ではなかったが、コンパスも全破損している中で、船外の観測機器がどれだけ機能するかは未だ知れない。 最悪、実際の作業者である自分とルヴァ以外の誰かの目が必要になる――「良い眼」とはそのことだと考え、彼らの準備が済むまでは待機すべきか、と。 こうしてすぐにでもデッキを出ようとした、のだけれど] (331) 2022/07/12(Tue) 10:23:05 |
【人】 メカニック ゾズマ[この船外作業を共に行うことになるルヴァの方を向く。 彼からの質問>>310。その答え>>312。 ゾズマには判り切っていたことを、ルヴァは把握していなかった。] ―――――…、 [当然といえば当然の疑問>>325と、それこそ“希望的”な答え>>328。 その“希望”をひっくり返すような言葉を、かつて自分に希望をくれたその人に発することは、できないまま] 船に穴が開いてたりしちゃそれこそ みんなで還ることもできないし。 さ、行くよルヴァ! [この促しは、疑問からの逃避。 実際、これまで“誰かは死ぬ”と理解はしていながら、深く考えるのを避けていたに違いない*] (332) 2022/07/12(Tue) 10:33:55 |
【人】 メカニック ゾズマ【→開閉部(艦内)前】 [ルヴァの反応がどうあれ、ゾズマはメインデッキを後にした。 船体修復キットと船外スーツの状態を、保管庫で改めてチェックして。 いずれも機能に問題ないことを確認してから、一通りの装備と共に、開閉部のエアロック前に待機する。] さて、――。 [スピカの元にはサダルが既に向かっている>>323。 手のぬくもりを外部に伝えない、宇宙空間用の手袋を嵌めた手をじっと見下ろしながら。 今のこの時間に、この自分にできることといえば。] ( ……ママに、何て書こうか ) [星の滅亡から共に逃れたその人のこと。 この艦に今いる友らのことを除けば、“遺される人”としてゾズマの頭の中にあったのは、母たったひとり。 誰かの側でその手を取ってあたためることもできなければ>>322、日常用のペンも握れない手袋の指を、ゆっくりと曲げ伸ばししている**] (337) 2022/07/12(Tue) 10:46:57 |
【人】 メカニック ゾズマ【そして、これは余談だが】 [本職の整備業のみならず、これからはパイロット業をも担う可能性のあるこのメカニックは、医療の心得の必要性をも認識していた。 だが、ある意味、ある意味で――生身の人間たちの多くにとって、最も重要な技能の必要性については失念していた。 すなわち、調理。 このメカオタク、普段から誰か(母だったり、レストランのシェフだったり、食品メーカーの作業員だったり、ゲイザーだったり)に料理を作ってもらうのを当たり前として暮らしていた。“わたしたちの民”であることを自認しながら、その民に伝わる料理の習得にも関心を向けていなかった。 故に、簡単な焼き物料理の技能すら、ろくに習得していない。 そしてもし、他の者の料理技能も揃ってろくなものでなかったならば、サダルの見立てと懸念は、実に当たっているといえるだろう>>335**] (340) 2022/07/12(Tue) 10:54:48 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a60) 2022/07/12(Tue) 11:00:09 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前】 [船外活動の装備を整えたバーナード>>343からの声に、はっと顔を上げた。] いや、特に不調って訳じゃないさ。 アンタこそもう――… いや、ここに来てるなら大丈夫ってことか。 [ドームグラス越しのバーナードの顔色はよく窺えない。自分もまたガラス越しに彼を見ている訳だからなおさらだ。 だから一先ずは体調が戻ったと信じることにして、同じように手指可動の動きをするバーナードに話を続ける。] 何書こうかなー、とか。 そんなこと考えてただけ。 ほら、ラスが言ってた遺書のこと。 [ラサルハグははっきり告げなかった“遺書”>>281の語を、ゾズマはさらっと口にする。] (354) 2022/07/12(Tue) 12:32:02 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前】 「たぶん」って何それ。 各自健康状態維持って言われたばっかっしょ、 何かあったら、途中でも仕事から抜けなよ。 [いささか不穏な三文字が聞こえたために思わずこう漏らすも、それなりに普段通りののんびりとした笑い方――そうとしか察せられなかった――をしたバーナード>>360の手前、これ以上の深入りはしないことにした。 その後の答え――「遺書」にピンときてなさそうな様子に、そういえばラサルハグもそこまでは言っていなかったかと思うも、それは置いといて] そうなんだ? いや、別にダメってわけじゃないけど、 ……誰を置いてく身分でもないんだなって。 [首を傾げてみせたバーナード>>361に対し、声音には少しだけ意外そうな色が乗ったが、咎める意図があった訳ではなかった(この言い回しで相手にどう聞こえるかは置いて) 彼の身の上の事情に深入りする心算も特になかったのだけれど、なんとはなしにのんびりとした調子にあてられてなのか、身の上の想像についてもぽつりと口から零していた。] (366) 2022/07/12(Tue) 13:43:32 |
【人】 メカニック ゾズマうん、もしアンタが死ぬことになってさ、 その時遺書のこしてくれてたなら、アタシが読んだげるし。 [なんて、まるで軽く笑いでもするかのように(顔は相変わらず笑っていなかったが)「考えてみる」の語にはそう言い] ……うん。大切。 家族は母しかいなかったし、 生活も進学もずっと世話になってきたし――… [ぽつぽつと話し出したこの言葉は本心。 そして他のクルーを――友として想う人、自分を助けてくれた人を残すことになったら、とも。 もっとも、これらの想いはあくまでゾズマのもの。 バーナードや他のクルーにまで、誰かに対しての同様の想いを求めていた訳ではなかったけれど] (367) 2022/07/12(Tue) 13:44:52 |
【人】 メカニック ゾズマ“わたしたちの民”は昔から―― ばあばやじいじのずっと昔から言ってたさ。 命あるものは必ず終わりがあるって。 [バーナードが「おかあさん」と言及したのは一般論だろう、とはぼんやりと思っていた。 それでも、特に問われた訳でもないのに、ぽつりぽつり、ひとりごとのように口が滑っていく――否、この艦でならもういくら滑らせたっていいと思えた、自分の出自の話だ。] とにかく、それでもさ。 ママ……母が子供に死なれたら そりゃ悲しいだろって、アタシにだって解るし。 ま、そういうこと。 (368) 2022/07/12(Tue) 13:48:24 |
【人】 メカニック ゾズマ[そこまで言って、はっきりと意識させられる。 「遺書があったら読んであげる」とまで口ずさんだ自分は、果たしてどこまで“他の誰か”の死を悲しめるのか。 たとえば、母に死なれたら、友に死なれたら。 それは、イヤだ。 そういう想いはある、筈、なのに。 ――“命あるものは必ず終わりがある” ――“国も星も、永遠に続きはしない” そんな諦念が、この問いに対してのゾズマの解答を鈍らせていたのかもしれない。] (369) 2022/07/12(Tue) 13:49:52 |
【人】 メカニック ゾズマバーニーはさ。 自分が死んだときに、誰かに泣いてほしい? [こんなにのんびりとしていて、遺書のことだって考えていなかった彼であれば“No”でもおかしくないかも、という先入観は一旦捨てて。 互いのドームグラス越しで見えづらくなっている、バーナードの両目を見つめる。*] (370) 2022/07/12(Tue) 13:50:09 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前】 [「いまのとこ」>>372、は“ひとまず大事無い”。後で問題が出てきたならその時はその時。 そう割り切って、バーナードの体調事情については、頷きにくいヘルメット姿でひとつ頷いて打ち切った。 ……決してこの健康問答が“不摂生の前科持ちのお前が言うな”案件だったからと気づいたからではない。決して。 家族いない、の話については――それこそ人間の多数派の一般論として――受け取る程度。 つまりそれは、奇異でない、特別でない、と受け入れたということでもあった。 真相を知った時にゾズマが何を感じるかは、また別の話として] そっか。 じゃあ、うちらにだけでも 言っといてくれたらいいさ。 [今バーナードがささやかにでも身の上話を零したということが、ゾズマが思う以上に稀有な体験だったとも気づかぬまま。 「かもしれない」の話に、遺す言葉を促すような呟きを。] (377) 2022/07/12(Tue) 14:50:50 |
【人】 メカニック ゾズマ――――…、そうだね。 星と一緒に死ねたなら、国に殺されるよりマシ、 なんて訳もないし。 [何かの例え話のようなこの言い回しは、自身の一族に起きたことそのもの。けれどはっきりとそう説明していないこの言い回しでは、本当に何かの比喩にしか聞こえないかもしれない。] うん、アタシは生きる。 もし最後に残ることになっても、食べ物も酸素も 上手くやり繰りして足掻いてやるよ。 [そして遺書読みしたげるよ――と言い掛けて、はっと気付いたように口を止める。 これじゃ、バーナードが最後の一人になることが前提みたいじゃないか、と。 ほんの暫く、間をおいて] (378) 2022/07/12(Tue) 14:51:41 |
【人】 メカニック ゾズマ[……と、そこでルヴァ>>371の合流に気づく。 ゾズマは己の口を閉じ、手袋を嵌めた手をひらりと振り返した。 そこで一瞬、“誰かの死”前提の話を聞かれていたかと(漸く)懸念したが、特に変わりなく見えるルヴァの様子からはその心配はなさそうで、内心で小さく安堵した。 ダビーの合流>>359も確認すれば、やはり集合を促すように手を振る。 後できっちりレクチャー>>356お願いします、なんて言葉が浮かぶも、それは今言う言葉ではないなと思い直しつつ。 やがてラサルハグからのGOサインが、展望デッキからの通信で届く>>376] (380) 2022/07/12(Tue) 14:54:32 |
【人】 メカニック ゾズマじゃ、行くぜい! [ゾズマ――コードZは修理用キットを携え、コードR、コードD、コードBと共に、気圧調整の行われたエアロックから船外へと。 そして船体外壁の損傷のチェック、修復任務へと移っていく*] (381) 2022/07/12(Tue) 15:00:19 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 (a67) 2022/07/12(Tue) 15:02:06 |
【人】 メカニック ゾズマ【エアロック前→船外>>385】 [死んでほしくはない、生きる、と。 バーナードとこの場で交わしたのはそれだけの遣り取りと“遺言”の受領――だけでは、なかった。] え ちょッ、 ま―― [ここでこちらの栄養事情をダメ出しされてしまい――チャンドラの名前まで出されてしまい、ゾズマは一瞬狼狽えた。 ドームグラス越しにも、顔の焦りは伝わってしまったに違いない。] わ、わかってる、 よ!! [ヘルメットの中で、ゾズマは気を取り直すべく咳払いをする。船外活動にこの動揺を持ち込んではいけない! 船外活動チームが揃った時にはなんともない調子に戻っていた、筈だ。] (403) 2022/07/12(Tue) 17:59:05 |
【人】 メカニック ゾズマ【船外:艦体周辺】 [こうして一先ず無事に(?)、座標不明の宇宙の虚空へと飛び立つ。 その時に誰かさんが大変なことになっていた>>389のは、綺麗に見落としていた。] こちらコードZ。開閉部周辺には損傷なし。 [一先ずその報告を通信に乗せながら] ( ……アンタ、やっぱ、 ) [その通信>>390を聞き拾ってもなおコードB――バーナードに一言も言わなかった、否、言えなかったのは、やはり発出直前のこと>>403が原因だったに相違ない。 一先ず今は、ちゃんと任務を担えている>>391と判ったこともあり、ゾズマからは口を挟まない。] (404) 2022/07/12(Tue) 17:59:42 |
【人】 メカニック ゾズマ了解、コードR。 アタシの手が必要になったらいつでも呼んで。 [ルヴァ>>395に応答したのち、船首の方へと飛んでいく。 宙を切り開いていく船首には、これまでの航路上の微細な塵の跡が数多刻まれている。その上、あれだけのハリケーンに見舞われた後だ。どこもかしこも流石に綺麗そのままな外壁ではない。 修繕の必要性の高い損傷を見落とさないように、ヘルメット越しに目を凝らし] あー、しっかりやられてるし! あのハリケーン、ここまでやるか。 [船首左側、外壁が焼き切られた跡が(11)2n12筋。 まるであたかもレーザー砲によって掠められたかのような抉られ方をしている。 前回の船外調査の際には無かったこの損傷が、ハリケーンによるものであることは明白だった。] (405) 2022/07/12(Tue) 18:00:44 |
【人】 メカニック ゾズマ【船外:船腹周辺から】 [ルヴァ>>422と共にいま見ている損傷部への対処は、ルヴァの膂力がまさに求められる場面だと思えた。] じゃー早速、この凹んでる壁一枚、外しちゃおう。 アタシはこっち支えるからルヴァは反対側。 はがすのに大分力が要るから、頼むよ! [自分一人で対処すれば相当な時間が掛かるこの作業も、ルヴァと二人でやればすぐに済むだろう。 そうして外壁をはがした上で、壁一枚隔てた内部箇所の損傷具合を確認していく。 いくつかの箇所の修繕作業の内容をルヴァに指示しながら、自分の手でも修復作業を行っていく。 そして最終的に、凹みを元に戻した(この作業も、力持ちがいてくれて助かった!)外壁を元に戻すところまで完了する。] (432) 2022/07/12(Tue) 19:32:49 |
【人】 メカニック ゾズマ[ここに至るまで、船外での作業時間は既に1時間を超えている>>408。 効率化を求めるならば、私語も余計な情報も作業には不要なのだけれど(途中で口調が砕け始めたのは置いといて) ルヴァからのその一言>>426には、作業の手はあくまで止めないまま、それでも口を開いていたものだった。] だってアンタに二度も言われちゃったもの、 アタシには元気でいて欲しい、って。 [うん、それだけ――と、この私語はそれだけで打ち切られる。 この時微かに柔らげた表情は、残念かな、船外作業中のヘルメット越しには見えなかっただろうけれど] (433) 2022/07/12(Tue) 19:33:40 |
【人】 メカニック ゾズマ[ともあれ、補修作業を一つ終えて、取り急ぎの報告をラサルハグへ乗せようとしたところで――] ラス ???? [動揺など禁物の筈の場で、動揺せざるを得ない響きが思いっきり回線越しに聞こえた>>424。 流石にぎくりとせざるを得ない。ついでに言えば訳がわからない。 ワケがわからないなりに、平静を取り直して報告を――] コードZよりへびつかいへ! 船腹部分の損傷の補修完了! これより気合で船首の損傷修復と 船尾損傷の再確認向かう!! ルヴァも気合で船首方面の修復手伝いよろしく!!!! [――本当に平静を取り直せているのかよく判らない気合ぶりでそう告げていた。 そして本当に素早く、手早く、船首の方面へ] (435) 2022/07/12(Tue) 19:35:35 |
【人】 メカニック ゾズマ【船外→】 [船外周辺での危険物の有無についてはバーナードからの通信>>437で伝わっており、ひとまず現在の活動は安心して続けられると判断できた。 ……気合での作業で何も聞こえていないように見えたかもしれないが、そこはちゃんと聞こえている。大丈夫だ。] 終わり! 次! [それからラサルハグに『船首損傷の補修完了!』と手短ながら気合で通信を飛ばす。 この頃、この場のチーフたる等の機関士長の疲労がマックスどころの話ではなくなっていた>>439可能性については、失念したまま] コードZはこれより船尾の損傷確認へ! [そう気合で告げた後、船尾の損傷の確認に(宇宙空間なりに急いで)向かう。 こうして船尾の欠けやエネルギー波の跡を目視し、その緊急性の低さを確かに認めて>>395] コードZより! 船体の補修作業完了! これより帰還! [効率化を極めた、というより色々すっ飛ばした間もある作業終了の合図を船外作業チーム全体に届けたのだった。] (441) 2022/07/12(Tue) 20:08:53 |
【人】 メカニック ゾズマ【→艦内へ】 [……とまあ、こんな調子で気合気合と続けていたものだから、ラサルハグ程では(きっと)ないにしろ、それなりに疲労は溜まっていて。 開閉部に入り、気圧調整を行ったエアロックを出て、艦内に帰還した頃には] …………ッはあ。 [夕飯を食べていなかったこともあって、ひどく体がずっしりと重く感じられていた。 まずは食べるもの、食べるもの……と、食堂の方でどんな名シェフが誕生していた>>413かも知らぬまま、まずは保管庫に向かって。 船外スーツを収めて。工具キットも置いて。食堂へ向かった。 そう、ゾズマは認識していた。思い込んでいた。] (442) 2022/07/12(Tue) 20:13:09 |
(a79) 2022/07/12(Tue) 20:21:23 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新