人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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視点:


ウーヴェは、メモを貼った。
(a16) 2022/05/23(Mon) 20:40:50

 
― 三年前 ―



 頼む! 俺の娘が病にかかったんだ!
 金ならある! 
頼むから薬をくれ!


 ……材料が切れている?
 それで今ギルドに依頼が出ている?

 分かった、俺が行って来る!


[家を買う為に貯めた金を惜しみなく、医者の目の前に差し出しながら必死に縋った。

 その日は少し危険な依頼に身を投じていた。帰って、アイシャの様子を知った時にはもうあちこちボロボロで、魔力も大分なくなっていた。
 それでも、迷わなかった。

 出立前に彼女の顔を見に行って、手を握りしめた。
 彼女は凄い発熱をしていて
 息も荒く、こっちを呆けた視線で見た。]

 

 

 ……アイシャ、ダメな父親で
 ゴメンな、いつも、
いつも……


 
[泣きそうになる父の手を、娘はぎゅうと握った。
 そうして首を振って笑った。]


 「ううん、お父さんは……駄目じゃない、よ
  私の、自慢の……お父さん。

  お父さんだけは、私を見捨て、なかった…
  ありがとう……無理しないで……ね」



[涙が零れた。]

 

 

 誓う。
 何があってもアイシャ、俺はお前を守る。

 俺は、必ずお前の元に帰るからな。



[そう言えば、娘は安心したように目を閉じた。
 覚悟は決まった。]

 

 
[ギルドで依頼を受け、男は飛び出した。
 ギルドで彼を見かけられたこれが、最期の姿である。

 
 その薬草がある地帯は暗くなると危険だ。
 それでも、身を隠し、ギリギリの魔力を駆使して敵の足だけ削る等々工夫して先に進んだ。

 崖が近くにある薬草地帯。
 目的の物を焦りながら探した。
 探すために使わざるを得れないライトの魔力分の体力が減るのすら鬱陶しい。]


 ……頼む、頼む……あってくれ!!
 アイシャが、あいつが危ないんだよ!



[半分泣きそうになりながら必死にかき分けた。
 その前から残ってる傷に
 途中で受けた攻撃から流れる血。
 手は土まみれ。
 顔は涙でぐしゃぐしゃ。
 それを両手で叩いて落ち着け、と
 自分をコントロールしようとする。

 探す事暫し。それは運よく見つかった。]

 

 

 ……あった。
 これがあれば……!


[その流行り病は対処方がもう見つかっていた。
 薬さえあれば治る。元気になる。
 気が抜けそうになるのを首を振って叱咤した。]

 

 
[ 荒い息がどんどん乱れる。
  体のあちこちから流れ出る血が
  体をどんどん死に追いやって。

  それでも、歩みを止めない。
  帰らなければならない。必ず。

  約束したのだから!!! 

 


  なぁ、破滅をもたらす程のイイ女ってさ
  どうしてタイミングに
  恵まれているんだろうなぁ。 

              本当に、さ * 

【人】 ウーヴェ



─ 開店前 『 MiraggiO 』─




      
…………
ああ、準備は順調か?



[ 店に戻ればユスターシュの声が届いた>>50
  ヴィムはすんなり出たようにみえる
  「ただいま」が>>66
  俺には言えなかった。
  今まで応えられていた何気ない言葉が
  言えなくなってしまった。

  帰る場所と言っておきおながらこの有様だ。 ]

 
(123) 2022/05/23(Mon) 22:19:46

【人】 ウーヴェ



[ マスターが割れたグラスを片付けている様子。
  グラスの割れる音。
  そして店に当たった石。
  出来事を遡っていけば原因が見つかる。


  店に何かがあるとマスターの身に影響が出る?  


  そうか、やはりこの店は……
  もしかすればマスターに聞けば
  教えてもらえたりする、秘密にするようなことでは
  ないのかもしれない。


  気になることは多々あるけれど
  今夜はやめておいた方がいいのかもしれない。


  何せ、霧が深くなり、
        迷い子達が訪れる夜。なのだから。 ]


 
(124) 2022/05/23(Mon) 22:20:42

【人】 ウーヴェ



[ カウンターの端に飾られている花>>0:428
  この花に目が行ったのは
  思考がひとまとまりした頃。

  大きく目を見開いて凝視した。
  重なって見えた。
  あの花と。

  そんな訳がないと全身が否定する。
  潰れた心臓が締め付けられるようだ。


  おそらくマスターの一連があって
  みんなの視線もそちらにあっただろう。
  静かに厨房へと移動して隅で壁に手をつく。 ]



              くそっ、
              俺は弱いままか



[ 花なんて握り潰せばいい
  それができなかったから俺は……。 ]


 
(125) 2022/05/23(Mon) 22:21:31

【人】 ウーヴェ







           [ 落ち着くまで準備だと言って
             厨房に引き篭ることを決めた。 ]
(126) 2022/05/23(Mon) 22:21:43

【人】 ウーヴェ




[ 余談だが、壁につけた手を見て暫しの時間。
  壁を撫でたらマスターは擽ったかったり
  するのだろうか、と思い至り
            
 少し撫でてみた。
 ]



 
(127) 2022/05/23(Mon) 22:22:17

【人】 ウーヴェ



─ 夜:『 MiraggiO 』─



  キラキラしてんな〜

    
[ 右も、左も、正面も
  カイルもユスターシュもヴィムも
  眩しくてちょっと近寄れないな……?


  俺か? 俺はそんな3人を
  眩しそうに見てるところだ。
  混ざれって? 
無理言うな。


  それぞれがそれぞれのおもてなしの心を
  形にしている。
  元気の良い挨拶>>46
  魔法での歓迎>>52
  店先からの案内>>69
  そして突っ立っている店員その4は俺だ。 ]


 
(128) 2022/05/23(Mon) 22:22:49


[ 青薔薇が導き
  蝶が光となって幻想的に舞い
  出迎えの挨拶と鼻をくすぐる食べ物の匂い


  ここが霧の夜にだけ開く噂の酒場


  噂を知っているのなら。
  当然知っているだろう。
  立ち寄ればどうなるかを。
  どうして引き留める人がいるのかを


            足を踏み入れたら
            
どうなっても知らねぇぞ 


 



[ 霧の深い夜は全てを覆い隠すように
  辺りを染める。
  その中でも光る街灯に違和感はないか?

  その先に進んで大丈夫か?

  ほら、聞こえるだろう


       導く者の声が……
。 




【人】 ウーヴェ



   お、早速の賑わい
   いいねぇ〜〜

   
[ 人の気配を感じながら
  案内され、座っていく人達に
  手を振ってみたり笑いかけたり、

  その中で早速声がかかれば>>103
  カイルが応対に行ったようだな。>>114

  お酒なら俺も詳しいけれど……
  カイルなら大丈夫だろうと任せることにした。 ]


 
(129) 2022/05/23(Mon) 22:23:34

【人】 ウーヴェ



[ お酒はピンキリ、
  カクテルなんかも任せてくれ
  いっそのことランダムでも〜、な
  行き当たりばったりな
  スリルを味わってみるのも
  いいとは思うけどな?



  デンジャラスな
  お酒との出会いが待ってたりするんじゃねえの。
  もちろん金額もDangerousだったりするかもな? 
  >>115

  なあ、味わってみたくないか?
  危険な味ってのをさ。
 



              お酒、作れないヤツがいたとしても
                 俺が作るから任せてくれよな
            ユスターシュも詳しそうではあるけどな。
          (まさか飲む専門なんてことはないよなァ?) ]**
 

 
(134) 2022/05/23(Mon) 22:29:28

【人】 ウーヴェ



  いらっしゃい
  なに? 二人とも知り合いか?
 

[ 話をしている二人に近付く>>140>>144

  二人の席が遠ければ
  「近くに来れば?」と
  どちらかに手招きをしたかもな。 ]


 
(154) 2022/05/23(Mon) 23:25:13

【人】 ウーヴェ



  さて、ここは酒場だ
  料理とお酒があるぜ

  なんか食べたい物とかあれば
  きっと予想の倍くらい美味しいモノが出てくるし

  美味しいお酒だって揃えているぜ

  ハードルを自ら上げていってる様に見えるだろ?
  
まあその通りだ

  味には自信があるからな

  リクエストにはなんでも応えたい、が
  思い出の味なんてのは難しいかもな

  出来ればここで思い出に残る
  食べ物やお酒を見つけてくれよな
 

  ご注文はお決まりですか?

 
(155) 2022/05/23(Mon) 23:26:12

【人】 ウーヴェ



[ そんな一言と笑顔で締め
  最後は気取ってみせたが
  
  俺にあの3人ようなキラキラは
  求めてはいけないぜ。 ]*


 
(156) 2022/05/23(Mon) 23:26:18
ウーヴェは、メモを貼った。
(a23) 2022/05/23(Mon) 23:29:20

【人】 ウーヴェ




 
 ( もしかして……俺怖がられてる? )




[ やっぱキラキラオーラとか出せないと
  ダメなのか……誰かに聞いたら
  そのオーラの出すコツでも
  教えてくんねーかな。
  教えてもらったからといっても
  出来るようになるかどうかは謎ではあるが。


  二人で何やら話し始めてしまった様子に>>161>>162
  みるからに落ち込んだ様子を見せる。
  犬に例えるなら耳が垂れているみたいにな。 ]




              [ 怖くないアピールの為
                両手で手を振ってみたり……する。のは
                逆効果だったかもしれないな。 ]


 
(174) 2022/05/24(Tue) 5:34:17

【人】 ウーヴェ



   知り合ったばっかりか
   酒場で知り合いに会えると
   嬉しいもんだよな
   一緒に飲めたりするしよ

   俺とももう二人は知り合いっつーことで
   よろしくな、お客さん達


[ 人と話せるなんて久しぶりだから>>163
  もちろん仲間達と話すのも楽しいけれど
  新しい出会いってのはいつも甘美だろ? ]

 
(175) 2022/05/24(Tue) 5:34:32

【人】 ウーヴェ



   クラムチャウダーか
   具材たっぷり入っているから
   お腹も膨れるだろうよ

   ん〜〜

   料理にも使われてるからか
   やっぱ白ワインだな
   相性がいいんだよ

   クラムチャウダーのクリームソースが
   口の中で広がる感じを
   より引き立ててくれるし
   飲んでみて損はしねぇな

   まあ、俺自身の好みの話になっちまうんだけどな
   

[ そんな最後に『個人の感想です』という一言の
  付け足しをして。 ]


 
(176) 2022/05/24(Tue) 5:34:52

【人】 ウーヴェ



[ ゴーストか?という質問には
  ニッと意地悪く笑って。 ]

   
   握手してみようぜ?


[ なんて言って片手を出してみる。
  相手も片手を出してきたのなら
  こちらから掴みにいくけれど


  その手は通り抜け、
  これが答えだと言わんばかりに
  手をひらひらとさせる。

  その表情は楽しげて、
  そして少しばかりの寂しさも含まれていた。 ]


 
(177) 2022/05/24(Tue) 5:35:00




   もう、触れることも叶わないんだ




 

【人】 ウーヴェ



   不思議だろ?
   この世界にはまだまだ不思議が
   たくさんあるっつーことだな

   みんな個性の塊みたいなヤツでさ
   話見るといい奴らだから
   他のやつとも話してみてくれよな


[ 最後の言葉には
  聞こえたか聞こえていないか
  うまくはぐらかす様な返しになったしまったか。 ]


 
(178) 2022/05/24(Tue) 5:35:16

【人】 ウーヴェ



   
ぷっ
……
   そっちのお嬢ちゃんは
   反応するところそこなんだな?

   いや、わかるよ
   人の金で食う飯は美味いもんだ


[ 笑うのを一回は堪えてみたけれど
  堪えきれなかった分が
  顔に出てしまっていたかもしれない。
  その笑みにつられちまったのかもな>>164 ]

 
(179) 2022/05/24(Tue) 5:35:24

【人】 ウーヴェ



   船盛のお刺身
   いいねぇ、
その遠慮のなさ

   取り皿二つも了解

   船盛はどこかの国では昔は
   祝い事の席でよく出る定番だったりするんだぜ

   見た目も豪華だからな
   見て、食べて楽しんでくれよな

   お嬢ちゃんは飲み物はいいのか?
   お酒は……まだ早いかもしんねーな

   お茶にしとくか?


[ 早速の注文に毎度ありと受けて。
  飲み物の注文がなければ水を持ってくるけれど
  さて、飲みたいものはあったかな。 ]

 
(180) 2022/05/24(Tue) 5:35:37

【人】 ウーヴェ



   その質問は、難しいもんだな

   俺がお嬢ちゃんに
   アンタはいい人か?って聞いてる様なもんだ

   そうなれば大抵の人は
   「悪い人ではない」って
   答えになるんじゃねーのか?

   でも、そうだな
   ここの噂聞いてきたんだろ
   なら、答えはこれだ

   『深みに嵌まらなければ』

   ここのヤツらはいい奴ばかりだぜ


[ これは忠告にもなるかもしれないな。 ]


 
(181) 2022/05/24(Tue) 5:36:53

【人】 ウーヴェ



   怖がらせるつもりはねーんだ
   普通にしてたら大丈夫
、なはずだぜ


   噂を聞いていたのなら気になるだろうしな
   謝んなって

   ここでは、笑っていてもらいたいからよ

   美味しい料理食べて、飲んで
   その時だけは
   悩み事とか、辛いこととか
   忘れてもいいんじゃねーのかって
   俺は思う

   だから、下じゃなくて
   今は視線は上、な?
  
   そして自分で見極めるといい
   俺らがいいゴーストかどうか、をな

 
(182) 2022/05/24(Tue) 5:37:30

【人】 ウーヴェ



[ そう言えば彼女の視線はどうなったか>>166

  会話が一区切りして
  注文が出揃えば
  厨房へ戻りにその場を離れることになる。 ]


   そんなに時間はかからないはずだから
   待っててくれよな 

   あ、少々お待ちください。だっけか
   今更な気もするな
   まったり待っててくれや  **

 
(183) 2022/05/24(Tue) 5:38:02

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:涙を流す時 ―


  
!!


[ 裾を握った手>>0:397
  寄り添うように近付いた体を
  包み込むように背中に手を回して
  トントンと優しいリズムで叩く。 ]


   人の暖かさがあればなぁ……
   安心させてやれたんだが

  
[ 子供が大人と対等でいようとするのは
  常に気を張っているようなもんだ。
  それに……もっと親の愛を貰える時間が
  本来ならあったはずで……

  だから泣いたことが一度もないなんて
  涙腺が壊れてると聞けば
  プロテア”一”と言われる滝から落ちたような
  衝撃を受けて……

  カイルの両肩をしっかり掴んでその目をみる。
  その表情はいつになく真剣で。 ]


 
(184) 2022/05/24(Tue) 7:03:19

【人】 ウーヴェ



   泣いたことが一度もないんだったら
   まだ壊れているかわからねーだろ?

   なあ、カイル
   人は嬉しい時にも泣くんだぜ

   いつか、俺じゃなくていい
   誰かの前で、泣けるといいな


[ 真剣な顔は段々と綻んでいって
  いつしか微笑みに変わっていた。 ]


 
(185) 2022/05/24(Tue) 7:04:45

【人】 ウーヴェ



[ と言っている俺の目からは
  何かの液体がとめどなく溢れているんだけどな。 ]


   親孝行、その歳でしてたんだな
   偉いぞ、偉い……
ウッ



[ ちくしょう、俺のいる場所だけ
  雨水が洪水の様に落ちてきてんな。
  お陰でびしょ濡れじゃねぇか。
  俺は雨男じゃない
  雨が俺につきまとってんだ>>0:398


  「親父さん良かったな」
  なんて言いながら
  カイルの頭を撫でる手は止まらなかった。
  片腕は顔に押し当てていたから
  雨に当たって濡れた様だ。

  料理教室が開かれれば
  俺の料理の腕も少しはアップしたんだろうな。 ]


 
(186) 2022/05/24(Tue) 7:06:54

【人】 ウーヴェ







[ 食べさせてやりたいって思い浮かんだ顔は
  なぜか黒く塗りつぶされて誰かわからなかった。 ]
(187) 2022/05/24(Tue) 7:07:09

【人】 ウーヴェ



  ── 過去回想:一方的な再会 ──


  
なんでここに来た



[ それは怒りを含んだ言葉。
  最後に見た時から成長したその姿に
  まずは喜びたかった。

  だがこの場所がダメだった。
  噂聞いてきたんだろ
  ただの興味本位なら何も言わないさ。


  けれどそんな救われたいと見える様子で>>0:341
  少しやつれて見えたのは俺の目の錯覚か?

  カイルが見守っていた>>0:341
  俺もその時その場にいた。 ]


 
(188) 2022/05/24(Tue) 7:07:28

【人】 ウーヴェ



[ 嗤う姿を痛ましく見ていた。
  そんな彼の嗤う姿を俺は知らない。

  成長を喜ぶ間なんてなかった。
  その嗤い声が嘆く声に聞こえたから。 ]


   俺だって、許さねぇよ


[ ”あの子”は許さないんだろ?
  誰のことだかは俺にはわからないけれど
  その口ぶりからは近しい人なのだろうと思う。


  じゃあ俺もだ。
  逃げで望んじゃいけないんだ。

  
俺と同じにならないで欲しかった。


  そうしたら、お前も
  未練が残ってしまうだろ。
  彷徨うことになるんだぜ。 ]


 
(189) 2022/05/24(Tue) 7:09:35

【人】 ウーヴェ




   そうだ、許さない
   けれどせっかくきたんだ
   少しゆっくりしていきな

          ……ノア



[ 少し遅かった自己紹介>>55
  ほら、お前の名前覚えてただろ。
  俺の名前は忘れてていいよ
  顔を覚えるのが苦手なら
  もう俺の顔も記憶にないかもな
  でもそれがきっといいんだ。 ]

 
 
(190) 2022/05/24(Tue) 7:10:24

【人】 ウーヴェ



[ 帰ろうとするまで一緒にいた。
  その後ろ姿を見送って>>0:343

  その服の隙間に花を一輪差し込んで。

  それはいつかの昔
  一緒に小さなクエストを終えた帰り道。
  俺の魔法を披露した時に出した花。


  気付かなければそのうち道に落ちるだろう。
  気付いてもらいたくて
  残したわけじゃないから。

  元気でな、と手向けに送る
  俺からの挨拶だ。 ]**


 
(191) 2022/05/24(Tue) 7:11:11
ウーヴェは、メモを貼った。
(a30) 2022/05/24(Tue) 7:51:44

 ― 3年前 ―

[出会いたくない奴に
 出会いたくない時に出会う。

 そんが運命ってやつならどぶに捨ててやりたいものだ。]


 「久しぶり」


[月を背負って現れた女は、
 妖艶という言葉がよく似合った。]


 ……お前っ!

 
よくもまぁ、今頃顔を出せたなぁ



[流石にヘラヘラ笑うだけの余裕はない。
 娘を俺に預けたあの女が、
 アイシャを捨てた母親が目の前にいた。]

 

 

 「今までありがとう
  私ね、再婚が決まったの。

  アイシャも育てる余裕がやっと出来たの
  だから迎えに来たわ」


[ギラリ、と刃が光った。
 今のユスターシュなんて片手間で倒せると油断しきってる。実際力なんてもうほぼなくて、立っているだけでやっとだった。]


 ふざけんな!
 あの子がどんだけ傷付いたか
 苦しんだのかわかんねーのか!

 お前はもうあの子の母親の資格はない!
 アイシャは俺の娘だ!!!
 去れ!!!!



[彼女は実に楽しそうに、笑った。]

 

 

 「やぁだ。真剣になっちゃって。
  なに? 幼女趣味だったの?
  手を出されてたらちょっと困るんだけど?」


 ふざけんな!!!



[怒りで頭が沸いた。
 あの子をそんな目で見るのが許せなかった。]


 「人って変われば変わるのね。
  ふふ、でももう貴方は父親じゃない

  最初から、父親なんかじゃないわ」

 
 

 
[避ける体力すらなくて
 握ったままの薬も手から零れる。

 最期の力で彼女に火の魔法を向けた。
 それは、服を僅かに焦がしただけ。

 哀しい程、現実は、無情で

 胸に剣を受けた。
 薬草も取られたのは見た

 空っぽの手のまま

        ユスターシュは   この世から 去った ]

 

 

 (あぁ……悔しい、悔しい悔しい
  あの子が苦しんでいるのに
  俺を待っていてくれているのに
  死にたくなんてねぇよ!!!

  俺は、何も、出来ないまま

  このまま死ぬのかよ!!!!!!



[そうして、この世に未練を抱えたゴーストがまた一人
           現れることになった──── ]**

 

――  ――


  セシリーは誰にでも好かれる魅力的な人。
  それは里の外でも、同じだったらしくて。
  とある小さな国に遊びに行った彼女は
  忍んで出かけていた王子に見初められた。

  彼女も何度か会ううちに惹かれていった。
  想いあう二人は一緒になりたい、と思うようになる。

  でも、それは叶えてはいけないことだった。
  王子には婚約者が、既にいたから。
  そもそも、貴族でもない女性と一国の王子…
  しかも、将来王になる人が。
  釣り合うと言ってもらえるわけがない。
  周りは許すはずもなかった。


  どんなに優秀でも、持って生まれたものは
  覆せないのだ、と。


  ほぼすべてを持っていたセシリーと
  欲しくもない力だけを持っていた私のように。

 

  
  二人は、周りの説得を諦めて
  駆け落ちしようとした。
  地位も何もかも捨てて。
  それでも一緒に生きたいと願ったから。

  
  私は―――――。
  それが上手くいかないことを、知っていた。
  当然、伝えようか悩んだ。
  悩んで、悩んで―――――。
 



         
伝えないことを、選んだ。

                 
選んでしまった。

  


  セシリーは……
  王子を誑かした魔女として
された。
  
  未来なんて知らなければ
  ただの被害者として私は生きて行けたのに。
  姑息な考えになる自分自身がたまらなく嫌いで
  何より、知っていたが故の罪悪感が
  私を苦しめ続けていたの。
  
  
知っていたのに止めなかった。

  それが里の皆にバレたら……
  怖かった。逃げよう、と思った。

  預言者としてのフィアンメッタなんて捨てて
  どこか遠くへ行ってしまおう、と。

 



  誰も、私を知る人が誰もいない場所へ行こうと。
  何もかも、捨てたかったのに
  セシリーから貰ったブレスレットだけは

       
―――――捨てられないまま。


  

【人】 ウーヴェ



  どぶろく……?
  それ、お酒か?
  名前的になんだか濁ってそうだな

  それって美味しいのか?
  どんな味がするんだろうな


[ 目を閉じてどんなものかと想像する

  聞きなれない名前だった>>208
  他国の酒か、なんて思いながら。

  続いた言葉はしっかり聞いてるぜ。 ]
 
  お、そうか
  焼酎な。了解

 
(252) 2022/05/24(Tue) 21:40:23

【人】 ウーヴェ



[ 死んでからは結構新しいことの発見が
  多かったりしたな。

  今まで冒険をしていて
  世界各地を周っていたけれど
  この酒場に来てからは
  生きていた時にはない刺激があった。

  ここに来たからこそ会えたヤツらもいる。
  ゴースト達がまさにそうだよな。
  マスターに、カイルに、
  ユスターシュは……生前会っていたけど
  俺も死んでなきゃ、
  あれから会えなかったんだなと思うと
  それはそれで奇妙な巡り合わせが繋いだ縁だと思う。

  それにヴィムとは死ななきゃ
  会うこともなかったのだろうな。
  死なないと会えない奴らとか条件難しすぎるだろ。


  みんな痛みを抱えているから
  人の痛みもわかる、優しいいい奴らだ。

  そう考えるとなんつーか
  今ここが居心地が良いって思っちまうんだ。 ]


 
(253) 2022/05/24(Tue) 21:40:48

【人】 ウーヴェ



[ だからこそ余計に俺はここにいていいのか
  迷ってしまうのだけれど。
  俺はどうやら大事にしたいと思えば思うほど
  相手に嫌がられるみたいだから
  これでも気を付けようとは思ってはいるのだけどな
  死んでも治らないってやつなのかもしれんねーな
  この性格は。 ]


 
(254) 2022/05/24(Tue) 21:41:17

【人】 ウーヴェ



  俺のおススメでいいのかよ
  意地悪して辛いモンを持ってくるかもしれねぇぜ?

  
……びびったか?


  いやー、ゴーストらしいことしようと思ったんだけど
  それらしく出来たかなって
  実際ゴーストって何やってんの?
  彷徨ってんのかなやっぱ

  お客さんの体をすり抜けても楽しそうだけどな?
  そのまま魂奪って逃げたり……って冗談だからな
  本気にすんじゃねーぞ?


  俺流最高仕立の焼酎割りを作ってくるから
  それで機嫌直してくれや

  
(255) 2022/05/24(Tue) 21:41:33

【人】 ウーヴェ



[ 可愛らしいリクエストだ>>209
  店員に委ねるところがまた、な。
  俄然やる気が出てくるってもんだな。

  やっぱここはレモンですっきりさっぱり飲みやすい
  最初の一杯にしてみようか。
  レモンの香りでリラックスをしてくれたら嬉しい。 ]


 
(256) 2022/05/24(Tue) 21:41:49

【人】 ウーヴェ



   いい顔してるぜお嬢ちゃん


[ 上へ向いた顔を見れば、
  その表情に笑みが出る>>210 ]


  その表情を保ててたら立派な大人の女だぜ


[ そんな捨て台詞を残して厨房へ向かうも。
  その向かう足を途中で止めて振り返れば。
  相手が見えるのは
  鋭い視線、と口元は笑っていて。]



   ほら、顔
   油断すんなって

   油断してると撃っちまうぞ
  
 
[ 片手をピストルの形に作って
  撃つフリをしてみせたけれど。

  
隙がなかったな。

  確かに曲者な客の一人だよ。お嬢ちゃんは。 ]

 
(257) 2022/05/24(Tue) 21:43:13


[ 生きは良い良い、かえりはこわい?
  
此処から帰りたくなくなれば


      
ずっとここにいられるぜ?

        そんな甘言は必要か? ]**


 

 
[ 『深みに嵌らなければ』……ね。]

 

 




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