人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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視点:



[どの話題の合間だったか
どぶろくの話題を出したのよりは後だったと思う

褐色の肌、ターバンの男性の言葉を小耳に挟んだ

 
『戦争で村が焼かれた時』
 ……そわっとした感覚が一瞬項を駆け上る。


アタシは村を焼く大きな“仕事”は請け負ったことはない。
その結果が齎すであろう哀しみに目を瞑り
そう、あえて“仕事”と言おう。

ギョクトの部隊は……もしかしたら…あるのかもしれない。

ギョクトは“陽忍”。
派手で、大きな“仕事”もこなし、各地に名を遺す。
対して“影忍”は名を記さない。

怖れられることも厭わない。
『ギョクト』の部隊が来る
──むしろ、それを聞いて逃げてくれればいい。


しかし、シノビの部隊は国の駒である。
個人の感情は許されない。
“無我”、といえば聞こえはいいが
心を殺すことが是とされる。

母国にとってはギョクトは『英雄』(功績)
敵国にとっては、ギョクトは『大罪人』(悪行)

 
けれどもアタシは知らなかった。
歴史の中に埋もれた
『メルヴェイユの大罪人』の真実を。
まさか自国の中で、そんな汚名を自ら被る、
勇気ある哀しい人がいることを]**


[世の中は広くて大きくて  
 
楽しくて
哀しい
]
  

【人】 ウーヴェ



[ 驚かせるつもりで握手を申し出たが>>1:250
  逆に驚かされた>>1:251 ]


   ……アンタ変わってんな

     変わってて、
”変”な奴



[ 触れることはないのに
  まるで触れ合ってる様に見える二つの手>>1:251
  まるで紙一枚を隔てた見えない別世界の扉を
  両方から触れているかの様で。

  どちらかも押せば扉は開かない。
  でもお互いのことをその扉の先からは
  感じることができる。
  そんな感覚。

  決して交差することのない 
  生者と死者の境界線。 ]


 
(4) 2022/05/25(Wed) 2:08:12

【人】 ウーヴェ



   こんなに近くて遠いんだ
   俺たちの距離は

   でもこうやって握手できた
   ああ、これは握手だ

   ……握手してるんだな


 
(5) 2022/05/25(Wed) 2:08:23

【人】 ウーヴェ



[ しばらくその二つの手を凝視しているが
  次第に照れが増してきて。
  手を叩く様に動けば、
  相手の手を綺麗に通り抜ける。 ]

 
(6) 2022/05/25(Wed) 2:08:48

【人】 ウーヴェ



   クラムチャウダーに白ワイン
   それに取り皿も了解した
   多めに持ってくる



       あと俺は、いい人なんかじゃない
       ……いいゴーストでもないさ

       勘違いしてると魂持ってかれるぞ


       気をつけるんだな

 
(7) 2022/05/25(Wed) 2:08:59

【人】 ウーヴェ



[ 俺以外のやつらは優しいから安心しな。
  なんてことは言わなくても話せばわかるはずだ。

  いい人>>1:251
  いいゴースト>>1:165
  俺には当てはまらないと告げて

  隙のなさを彼からも感じた。
  洗練された空気が近くにいると伝わってくるような
  そんな人物だった。
  此処にも曲者が一人。 ]*


 
(8) 2022/05/25(Wed) 2:09:10

【人】 ウーヴェ


 ─ 回想:彼の気まぐれ ──


[ 自分のことを自ら話そうとしない。
  そりゃあそうだよな。
  秘めたるものを皆抱えている者たちばかりだ。
  じゃなきゃ現世に留まったりはしない。

  正義か悪か
  それは見方次第だと思っている。
  立ち位置の問題だ。


  石を投げる側の者が
  次の日には石を投げられている。
  そんな理不尽が罷り通るのが現実だ。


  魔王にとって勇者は己の命を狙い
  魔物を殺す殺戮者だ。
  でもこれは魔物が人間を襲うからだと
  先に手を出してきたからと人間たちはいうのだろう
  もしくは生きるために人間を食べるという
  事情もあるかもしれない
  その真実は誰が知っているというのか。


  結局勝者が強い世界だ。
  勝った人間、生き残った人間
  それらが事実を隠すのも
  好きに語ることのできる世界だ。 ]

 
(9) 2022/05/25(Wed) 5:27:38

【人】 ウーヴェ



[ ヴィムの気まぐれには感謝するしかない>>1:10
  聞いてすぐは混乱してしまった頭も
  彼の落ち着いた様子を見れば>>1:11
  その言葉を事実と受け止めるしかなくて。

  それでも俺の知っているヴィムと
  Violet=Mirrorがイコールでは繋がらなかった。 ]


 
(10) 2022/05/25(Wed) 5:27:45

【人】 ウーヴェ



   まるでその名を誇らしいと
   言ってるみたいだ
   確かに『メルヴェイユ』では
   その名はいないのかもしれないな

   Violet……Mirror……か
   Mirrorを”鏡”と読む国がある

   その鏡には
   ヴィムは大罪人の姿が写って見えるのだろう
   でも俺には俺の知ってるヴィムが写る
   それは大罪人ではなく

   (友人……と呼ぶのは一方的か。
    彼の言う友人には特別な何かが感じられるから)


   知り合いとしてのアンタの姿だけだ

 
(11) 2022/05/25(Wed) 5:28:00

【人】 ウーヴェ



[ 自国に拘る彼だから
  これは”だからなんだ?”と思われる言葉かもしれない。

  でも他の国ではもしかしたら
  ただのヴィムとして存在出来るのではないかと

  例えばここ「プロテア」では。俺らの前では。
  そのことを伝えられていたら良いなと思う。 ]


 
(12) 2022/05/25(Wed) 5:28:08

【人】 ウーヴェ



   その話はわかる……気がする
   活躍者の影に犠牲者あり
   犠牲無くして成功はない
   笑っている人と同じ理由で泣いている人がいる

   なあ、ヴィムが犠牲に選ばれて
   泣いた人はいないのか
   なぜヴィムは犠牲を受け入れた?

   いや、悪い
   そこまで踏み込むつもりはない

   でもさ、今のヴィムがまた犠牲に選ばれる
   なんてことがあったら

   俺は死んでもそんなことさせないって言う自信がある
   俺の力は小さいけれど
   それにもう死んでいるけど

   これだけは譲れないって思うから

 
(13) 2022/05/25(Wed) 5:28:19

【人】 ウーヴェ



[ 世界の摂理を語るなんて大それたことは
  俺にはできなくて>>1:13


  何も知らないやつの戯言と流してくれて構わない。
  ただ俺がヴィムの味方でありたいと思っていること
  それは知っておいてもらいたかった。 ]

 
(14) 2022/05/25(Wed) 5:28:34

【人】 ウーヴェ



[ ……守りたかったもの
    大事にしていたもの、

           全て無くしたこと。


  俺にも覚えがある。
  胸の傷は思い出す度に痛む。

  死んでまで苦しめられるのは
  地獄へ落ちるのとどちらが苦しいのか。

  わかるから、
  少しだけでもわかる部分があるから

  そんな淡々と言わないで欲しかった。 ]


 
(15) 2022/05/25(Wed) 5:28:51

【人】 ウーヴェ



  この世に居ないのがわかっているのなら
  なぜあの世で会いに行こうとは思わない?

  守りたかった全てがないと言いながら
  この世に残るのは
  罪滅ぼしのためか


  ヴィムは逃げているんじゃないのか
  この世にこだわるのは何故だ
  その友の輪廻が巡るのを待っているのか?


  消えてほしいと思ってるわけじゃない
  ただ来ない明日を諦めて
  訪れない未来を無いと決めつけて
  そんな悲しいこと言ってほしくはないんだ

 
(16) 2022/05/25(Wed) 5:32:56

【人】 ウーヴェ



[ ああ、俺の言葉ではきっと彼には届かない。
  どれだけ訴えたとしても
  俺は当事者ではないから
  彼を縛る何一つすら解放できやしない。

  それがとても無力で。
俺らしい。
 ]


 
(17) 2022/05/25(Wed) 5:33:13

【人】 ウーヴェ



[ すでに己の無力さに
  打ちのめされているというのに>>1:17

  追い討ちのような歴史を聞けば
  酒の力も相俟って
  感傷的になってしまったことだろう。

  ああ、そうだ。
  それからだ、俺の話も聞いてもらいと
  思う様になったのは。
  ……でもその勇気は今も出ないまま。 ]


 
(18) 2022/05/25(Wed) 5:33:25

【人】 ウーヴェ



[ どんな巡り合わせか
  ヴィムを知って
  話を聞いて思ったこと。

  彼の心を変えることは出来ない。
  それなら変わるまで見守るくらいは
  許してくれないだろうか、と。
  
  同情と表すには言葉違いで
  近い言葉で表すとすれば
  ”心残り”が死んだ後にもできてしまったから。 ]


 
(19) 2022/05/25(Wed) 5:34:29

【人】 ウーヴェ



[ 語ってくれたことがただの気まぐれだとしたら

  俺がそれを聞いてどう考えるか。
  その答えに気付かなかったことが悪い。
  と擦りつけてでも、とは思うけれど。

  俺にはまだ踏み切れない黒い心の穴がある。
  その黒は俺の心臓を壊し
  穴を開けた。
  穴は静かに広がっていく。
  タイムリミットがあるのは俺の方。

  放っておけば俺は時期に■に染まる。
  拒む必要なんてない。
  ただ放置してくれば。
  だからどうか


          
ーーーーでほしい。 ]** 


 
(20) 2022/05/25(Wed) 5:35:06

【人】 ウーヴェ



 ***


[ そういや一連の石騒動で
  頭から抜けていたちょっとした隙間話。 ]



  マスターの腕を? こんがりと……


[ 昨日の焼き魚美味しかったね
  とでも言う様なテンションで
  思い出話を語る様なトンデモ暴露に>>1:18
  頭が一時バグったのかと
  こんがりと焼けたマスターの腕を
  思い浮かべてしまって青ざめた。 ]


 
(21) 2022/05/25(Wed) 5:36:38

【人】 ウーヴェ



   それとこれとはスケールが
   大分違うだろ

   あ、おい!ちゃんとマスターには
   ごめんなさいってしたんだろうな


[ そんなレベルで済まされるかどうかは
  俺にはわからないのだけれど

  酒場へと戻った後にマスターを心配そうに見る目に
  その腕のことも含まれていたのは間違いない。 ]*
 
 
(22) 2022/05/25(Wed) 5:37:19

 [ わるいゆめを みた ]

 



             [ そう信じていたかった。 ]

 


 [ これは 公に知られている

             美しい王女の話である。 ]
 

 
[ ───王様と妃様の間には、
  三人の子どもがおりました。

  二人の王子と、一人の王女。
  
  皆、御二方に似て容姿端麗でありましたが
  王女様は、その中でも特段美しく。

  金糸のような色に絹のように滑らかな髪
  コバルトブルーの海より鮮やかな瞳
  噂伝いではありましたが
  国中が彼女の美しさを知っておりました。 ]
 

 
[ ようやく両手を使い歳を数えるようになったころ
  王女様は剣を選びます。
  自分のことを守る大切な剣。

  選ばれたのは水色の髪が特徴的な
少年
でした。 ]
 

 
[ 夢を捨て、王女様に仕えることになった少年。

  王女様と少年の仲が深まるのには、
  かなりの長い、長い時間がかかりました。

  少年が青年へと成長し
  王女ではなく、一人の少女として
  王女のことを見続けようと決めてから


  時が経ち、指を折り返し数えて、
  王女様12の誕生日を迎えた後のことです。─── ]
 

 
[ ────いつものように、
  青年に甘い笑顔を向けて町へと向かい
  喧騒の中でも美しい花を咲かせていたお忍びの王女様。

  "貴女が振り向く場所へ私がいよう"

  そんな騎士の誓いはあっけなく、
  破り落とされてしまうのです。 ]
 

 
[ どれほど御本人が
  忍びたいと言っていても、一国の王女。
  まさか本当に忍んでいたわけもなく、
  護衛は近衛騎士以外にもおりました。

  安全な環境にいた。
  間違いのない時間だったのです。

  ですが。 ]

 


[ 彼女は騎士たちの前から姿を消しました。 ]

 


[ 王女様の美しさに目が眩んだ賊が、
  禁じられた魔法を使って
  王女様を攫ってしまったのです。

  手がかりはほんのわずか。
  辿れるような魔法に長けた者を
  探すにも時間がかかります。

  悠長にしていたら
  王女様は二度と帰ってこないのではないか?
  そんな不安が、王室中を襲いました。

  突如として消えた王女様。
  王様へ報告に駆けつけたのは、
  彼女の近衛騎士─────では、ありませんでした。

  彼女の近衛騎士も、居なくなっていたのです。
  「 必ず見つけてくる 」

  そう伝えて貰うよう、言い残して。 ]
 


[ ───そうして二人が消え、
  1週間ほど経った頃。
  
  水髪の近衛騎士は、王女様を背負って現れました。

  騎士は確かに、誓いを守ったのです。

  幸い、王女様はずっと気を失っていたのか
  以前とお変わりのない様子で
  また国民達の光となりました。

  王女様を助け出した騎士は、
  その功績を持って罪を免れることにもなったのです ]
 


                  [ 幻想:終 ]**

 ― ■年前 ―

 「じゃあさようなら」



[人生最後に聞いた言葉がそんななんて
 あんまりじゃないか──── ]

 

 
 ……ぁ?


[気づいたら崖の下。
 一体どれ程気を失っていたのか。日が、眩しい気がした。
 ゆっくり体を起こす。]


 生きて……る、のか?


[信じられない、といった風に周りを見渡す。
 胸に受けた筈の傷がない。
 血だまりが己のいる場所に見える。

 体は、おそらく動物に持っていかれたのだろう。この場で見つかる事はなかった。
 もしかしたらその後、人の味を覚えてしまった狼の討伐依頼がギルドに入ったかもしれない。]


 
 ……! 
 アイシャ!



[どうして助かったとか気にするのは後にした。それよりも、何よりも愛娘が危ない。
 あの女は彼女を、娘をどう扱うかなんて
 わかったものじゃない。

 体がやけに軽いのに気づかず。
 その場を飛び出した。]

 

 
[そうだ、薬草を持って帰らなくては。
 急いで崖の上に、
何でもないよう登れたのに疑問をもてなかった。それだけ余裕がなかった。


 先日取った場所になくて、奥深くにもぐって
 木々は冒険者時代の身のこなしでかわした
 魔物が一体も自分の元に来なかったのには僅かに違和感があったが、時間が惜しかった。

 探して、探して探して探して

 時間の経過で起こる筈の空腹も、眠気も
 何も感じないのに気づかない。


 やっとで見つけた時、空がどれだけ色を変えていたとか分からなくて
 
 上手く手に掴めないのにイラついて
 魔法で草を刈り取って、手にした
 その手からすり抜けたのに気づかない。]

 

 
[ どんだけ余裕がなかったのか。
  己の手から全て、すり抜けていたのに
  全く気付かなった馬鹿野郎だった。 ]

 

[それから走った。
 不思議と息は切れなかった。


 走って走って走って走って……]


 おじさん! おばさん!
 悪い! 今帰った!
 アイシャは! アイシャは無事か!?

 変な女剣士は来なかったか?


[いつも通り宿屋に入って
 落ち込むようなおばさんを
 旦那さんが背をさすっていたのを見た。

 彼らは、こっちを見なかった。]


 おい、遅かったの怒ってるのか?
 悪かったよ、ちょっと色々あって

 なあってば!


 


  [ その手は、すり抜けた。 ]

 

 
   ────── あ?



[己の手をまじまじ見る。
 何の変哲もないように、見える
だけの
手。
 もう一度、目の前の夫婦を見る。

 自分の存在に欠片も気付いてない
 彼らは優しいから、無視などする筈がない

 彼らは、通常通りに宿の営業を行っている

 客であろうか。
 誰か、知らない人が通り過ぎた。
 自分の体をすり抜けて。]



 ……待ってくれ


[目の前の世界に、分厚いガラスが張られたかのようだった。
 寒くなんて感じないのに、体が震えた。]

 

 
 
 ────なん、だ、よ……これ


[ふらり、と体がふらついて。
 その場にあった壁すら通り抜けた。]


 ……俺、は 
俺は────



[はた、と気付いて大急ぎで二人で使っていた部屋に走っていった。
 あれからどれだけ日が過ぎていたのだろう
 娘はどうなったのだろう。

 頼むからいて欲しい。
 そんな願いは簡単に打ち砕かれる。]



 アイシャ!!



[宿代を少しでも浮かすために、空いた時は従業員もしていた。アイシャも働いていたのもあって使わせて貰っていた従業員用の日当たりの悪い部屋。]

 

 
[そこで二人で生きていた。
 寒い日は二人で寄り添って眠ったり
 一緒に美味しいレシピを考えたり
 家を買ったら何をしようかって
 そう、最近あげたリボンも喜んでくれて……

 この扉を潜れば
 娘がいつも通りに「お帰りなさい」と
 笑ってくれると信じ
たく
て───── ]

  



[ 声は、返ってこない ]


        [ 二人がいた生活の証すら
             何一つ残っていなかった。  ]

 

 

 ……あ、あ、あ、…………

 ああああああああああああああああああ
 ああああああああああああああああああ




[その慟哭は、誰にも届かない。]


[その日から、一人の亡霊は彷徨い続けた。
 アイシャ、アイシャ、と愛娘の名を呼びながら。
 呼び続けながら

 街中を彷徨い、気付けば外に出て
 居る筈もない場所を彷徨い迷い

 彼女の名をただただ呼んだ
 どこを探せばいいのかもわからず
 人間らしい感覚を失った彼は
 人間らしさをどんどん失くして

 ただ妄執一つがその存在の足を進め続けた。]

 

― 半年前 ―

[その日も、小さく
 彼女の名を呼びながら歩いていた

 気力はとうにすり減っていた
 限界なんてとうに超え、それすらも気づけない
 そのままだったらおそらく
 最後に残った己の記憶すらも零した事だろう

 そうして、本当にただ彷徨う亡霊……
 下手をしたら悪霊に堕ちたのだろうか?


 気付いたら、その場にいた。


   霧の夜にだけ開く酒場  ]


 ……酒場、か

 
[その扉は死者を拒まない。
 娘はいないか。それだけを求めて扉を潜った。

     そうして、彼はこの場に辿り着いた。]
 
 

  
[それは、間違いなく幸運だったと思える。
 そうでなければ娘の前に立てるような
 自分でいられなかった。そう思うから。

 ここで飲んで、食って
 知り合いに再会してさ

 人間の感覚を思い出して
 久しぶりに笑えて

 本当に、本当に感謝している。]**  

 

【人】 ウーヴェ


─ 夜:注文後『 MiraggiO 』 ─


   おまたせ


[ 注文通りの品を運んでいく
  美味しいと笑顔が見れると>>2
  こちらも嬉しくなるのは当然で。 ]


   その言葉と笑顔が
   なによりのご馳走なんだ


 
(35) 2022/05/25(Wed) 18:47:14

【人】 ウーヴェ



[ 焼酎のリクエストをくれた彼女には>>1:209
  生のレモンを搾りと炭酸で割ったものを>>1:256
  塩レモンを少し入れて、カットしたレモンを浮かべて
  俺流特製焼酎のレモン炭酸割り(レモン多め)の
  出来上がりだ。
  レモン(6)1d10個分の
  ビタミンCが入っているといいな(希望)の一杯だ。
  酸っぱさも(7)1d10倍だぜ?


  注文の品を全て並び終えれば
  二人の話を聞いてみたくもあったのだが
  そこには一人のお客さんが増えていた>>1:246 ]

 
(36) 2022/05/25(Wed) 18:50:00

【人】 ウーヴェ



[ それは開店前に居た少々過激な女の子。

  来てくれたんだな、と笑顔で「いらっしゃい」と
  声を掛ける。
  注文があることがわかれば
  「どんどん言ってくれ」と言いながらも
  少しずつ足が後ろに進み……。
  距離を取ってるって?
  いやいやそんなことは……ないない、
ないな。
 ]



   ご注文は?
   そっか、頼んであるのか
   すぐ来るさ


[ にこやかに表情は崩さず
  何も変なところはないだろ?
  
少しばかり距離があるくらいか……?

  今度はしっかり何があっても回避可能な距離を
  保っているところがポイントだな。
  どこまでの距離かは想像にお任せする。 ]*

 
 
(37) 2022/05/25(Wed) 18:51:24

【人】 ウーヴェ



[ どれくらいの時間か
  みんなの食べている姿を楽しそうに見ながら。 ]


   それで?
   どうしてこんな霧の日に
   わざわざ外に出て酒場に来たんだ?

   たまたま?
   偶然?

   ……それとも噂?


   何もかも忘れたいってのなら
   酔えるお酒持ってくるし
   なんか話したいっていうなら聞いてやるぜ?

 
(38) 2022/05/25(Wed) 19:22:14

【人】 ウーヴェ




   
俺が当ててやろうか



[ なんて得意気な顔で一人ずつ
  周りには聞こえない様に声を抑えて
  話しかけていく。 ]


 
(39) 2022/05/25(Wed) 19:23:47

【人】 ウーヴェ



   そっちのお兄さんは>>2
   色男だし、人誑しのような気もするな

   うちにもいる色男同士での話の方が
   何か通ずるものあるかもしれないな?


 
(40) 2022/05/25(Wed) 19:24:20

【人】 ウーヴェ



   そっちの元気なお嬢ちゃんは>>1:210
   もしかして故郷が恋しいなんて
   思ってるんじゃねーのか? なんて思うわけよ
   この国出身じゃなさそうだからな

   ホームシックってのは
   いつでも心のどこかにあるもんだぜ


   この国出身じゃないやつもいるから
   話聞いてみるのも良いんじゃねーの?


 
(41) 2022/05/25(Wed) 19:24:51

【人】 ウーヴェ



   落ち着いたお嬢ちゃんは……>>1:246
   一人っ子って感じじゃねぇな
   もしかして家族のことで悩んでいたり…?

   独り立ちが不安とかなら
   相談聞いてくれそうなヤツも多いぜ?


 
(42) 2022/05/25(Wed) 19:25:05

【人】 ウーヴェ



   なんて
全部当てずっぽうなんだけどな

   俺の目利きの才はどうよ?


   当たっていようと当たらなくとも
   悩みがあってもなくても
   ここに来たからには
   楽しんでいってくれよな

   勿論店員とじゃなくて
   3人で談笑してたっていいしよ
   美味しいものもたくさんあるから
   酔って騒いでさ

   あとこれは特別大サービスな
   俺でよければ話はいつでも聞くぜ?

   なんて冗談も言える俺は
   気軽な話が向いてるのかもな
 
 
(43) 2022/05/25(Wed) 19:27:15

【人】 ウーヴェ



[ そんな話が終わった時
  パンの一言が聞こえれば>>1:258 ]


   おう! パンもバッチリ揃ってるぜ


   じゃあな、注文あったらまた呼んでくれ
   手が空いてるやつがくるからさ
   勿論俺ご指名でもいいけどな


[ ひらりと手を振り数種類のパンが入った
  バスケットを持って
  声の主の元へ>>1:258 ]

 
(44) 2022/05/25(Wed) 19:27:41

【人】 ウーヴェ



   いらっしゃい
   お? いいねぇ、飲んで食べてくれてんだな

   一通り揃ってるとは思うけど
   好きなの選んでくれや


[ バスケットの中には
  クロワッサンやバゲット
  バターロールなんて定番もあれば
  変わり種もあるかもしれないな。

  バスケットを見せて選んで貰おうか。 ]*

 
(45) 2022/05/25(Wed) 19:27:56
ウーヴェは、メモを貼った。
(a4) 2022/05/25(Wed) 19:39:13

【人】 ウーヴェ



  いや、こっちこそ
  すぐ来れなくて悪かったな

  なんだかんだこんなに賑わってくれて
  嬉しいんだ
  来てくれてありがとな

  お客さんもこの国のモンじゃねぇよな?
  わざわざ立ち寄ってくれたのか?


[ 黒麦パンを選んだのを見れば>>59 ]


  へぇ……? 確かに硬さでは十分だよな
  俺もよく食べてたよ


  お客さんもパンに思い入れとか
  あったりするのか?
  パンは作り方もそうだが作り手にもよって
  全然違う見た目や味が出来るからすげーよな

  それでいてどれも全部美味しい
  日持ちもするから旅には最適だしな

  それでも俺は出来立てのふわふわな瞬間の
  味わいが好きって思う時があるわ
 
(69) 2022/05/25(Wed) 21:39:56

【人】 ウーヴェ



[ パンを主食とする国もあるだろう
  それだけ馴染みがあって誰しもが知っている
  それなのに味はそれぞれ違う。
  パンの道もまた深いのだろうなと思うんだ。 ]


 
(70) 2022/05/25(Wed) 21:40:04

【人】 ウーヴェ



   ビール追加な

   黒ビールや熱燗とかもあるぜ?
   お客さんなら飲んでる姿も様になるな

   イケる口なら俺と勝負して……
   俺に勝てたら1杯無料!とかやりたいけどな?
   マスターに怒られちまうといけねぇし
   

[ 飲み比べ勝負で勝てても

  1杯だけが無料になる罠なのだが

  
全部じゃないところが
面白いだろ?


  好きなお酒を聞かれれば。 ]


   まじで奢ってくれるのか?
   なんてな、俺の好きなお酒……
ねぇ……


   カクテルを作って見た目も楽しむのが
   好きなんだよな

 
(71) 2022/05/25(Wed) 21:40:55

【人】 ウーヴェ



   「ギムレット」とかな

   ……俺ので良ければ作ろうか?

         少し、聞こえたからさ、話>>1:234


 
(72) 2022/05/25(Wed) 21:41:11

【人】 ウーヴェ



[ でも、なあ。 ]



    ギムレットのカクテル言葉って知ってるか?

    「遠い人を想う」も有名だが
    もう一つ

    「長いお別れ」


    ってのがあるんだ
    だからさ、お客さんが選んでくれよ
    どうするかを、な

 
(73) 2022/05/25(Wed) 21:41:37

【人】 ウーヴェ



[ 友人に飲ませてやりたいとの彼の思い>>1:234
  効果があるのなら俺の気持ちでも魔法でも
  
たいした魔法じゃないが
つけたいとは思う。 ]


   友を思うお客さんの気持ちは
   届いてると思うぜ


   届いていて欲しいと思うよ


   酒が飲みたいっていう友の願いを
   叶えようとするなんて男前だな


[ その気持ちだけでその友人は救われていそうだと
  少なくとも俺はそう思う。

  その気持ちが届くことを願うよ。 ]*

 
(74) 2022/05/25(Wed) 21:41:57
ウーヴェは、メモを貼った。
(a10) 2022/05/25(Wed) 21:56:44

― ここまでのこと ―

戦争が終わり、育ての故郷へ戻るとそこは瓦礫の山だった。
人は誰もおらず、既に捨てられてから大分経っていたのか、辺り一面の草原の若草が村を覆い始めていた。

とはいえ、近くの中都市で、あの辺りの村はほぼ全て壊滅状態で打ち捨てられていると聞いていたので、そこまでの驚きもなかった。
また、自分もほかの国でそんな村々を見ていたので、こんな風になっているかなあ、という想像のぎりぎり範囲内に収まっていた。
その日は、誰も居なくなった村で、一晩を過ごし、村で亡くなったであろう皆の冥福を祈るつもりだった。

そしてその夜。
自分は彼らの姿を見たのだ。
恐らく亡くなったその時の姿のまま、その場所に佇む彼らの姿を。

ぼんやりと光る彼らは、何とも酷い姿をしていた。
しかし、彼らのことは近くの街では話題にすらなっていなかった。
そもそも崩壊した後にまでわざわざ訪れる者はほぼ居ないような僻地の村だったし、怖いもの見たさの肝試しにしても、戦後の今、こんなところに来なくても人がたくさん死んだ場所は腐るほどあった。

そして、慌てて村に残るぼんやりとした影を見て周っていた中に、彼女の姿があった。
彼女は誰かに乱暴された後に死んだらしい。
酷いあざの残る顔に顔を近づけると、見開いたままの目で呟く声は、「石…」だった。

心当たりがあった。
旅の行商人から買って、彼女にあげた、緑色の輝く石。
彼女の瞼だけでも閉じようとしたが、手は空を切って彼女の顔には触れる事ができなかった。



   
「貴方は明日外出しない方がいいでしょう。

    
何故なら、命を落としてしまうからです。」


  

   

   
「貴方が住んでいる国は三日後に
びるでしょう。」


  

その後も足繁く村に通った。

わかったのは、まず、彼らは昼間も地味に見えていること。
ただ、光らない分夜よりぼんやりとし、さらに侵食してくる草に紛れて大分見えにくい。

そして、放っておいただけで姿を消す者もいること。
例えば村の大婆さん。
婆さんも足が悪く、家の中で、ほぼ焼けこげて死んでしまったようだが、自分が村に来てから半年くらいの後、ふと姿を見せなくなった。

あとは、恐らく亡くなった者全員がゴーストになっているわけではないこと。
皆の様相を見るに、恐らく自分が死ぬと悟ってから、実際に死ぬまでが長かった者がゴーストになっているように見受けられた。

そんな風に村を訪れ続けながら、自分は「石」を探していた。
恐らく村を破壊した敵兵に持ち去られた、輝く石。
全く、砂浜から特定の砂粒1つを探すような話だ。
しかし、そんなことも、たまには実現することがあるものだ。

ある港町の小さな質屋で、まさにあの石を自分は見つけた。
値段は、自分が行商人から買ったときの10倍近くにもなっており、持ち合わせは全く足りなかった。
さらに、じっとその石を見て居た自分に店主の老人が言う事には、その石は既に質流れしており、早ければ翌日にも海の向こうに運ぶ予定だということだった。

どうですか、今ならその値札の値段でもお売りしますよ、という老人の頭を咄嗟に棚に並んでいた青銅の像で殴った。
老人は無言で床に倒れ、そのまま動くことはなかった。
自分は石を掴み、店から出ると、そのまま足早に町を去った。
今に至るまであの港町の近くにすら戻ったことはない。

何も考えずに、ひたすら歩いて、馬車に乗って、また歩き続けて、故郷の村へと向かった。
まるで戦争の時のような気分だった。
けれども、もう戦後だということも分かっていた。
もう、戦時のルールは失われた場所で、自分がしてしまったことも自覚していた。

そして村に着いたその日の夜、「石」を彼女に捧げた。
彼女の投げ出された腕のある空間に、掌に置くように石を持ち上げた。

次の瞬間、ぼんやりと光る彼女の周りに穏やかな風が吹き、次の時には生きていた頃そのままの彼女がそこに立っていた。
顔の痣も、破れた衣服もきれいに治っている。
彼女は自分に鮮やかに微笑んだ。
そして一瞬のうちにその姿は掻き消えた。
後には崩れた壁だけが残り、少しの後石が崩れた煉瓦の床に落ちた。

石はその近くに埋めた。
石はもう、彼女との美しい思い出だけを思い出すものではなくなってしまっていたからだ。
埋めた後、振り返って村を見回した。
まだいくつもの、ぼんやりと光る影が、点々と散っていた。

あれから村に残る彼らの話を聞き出して、いろんな場所を巡って、また村に戻ってを繰り返して、もう何年が経っているだろうか。

今となっては自分の村は近場で売られる地図にすら載っていない。
しかし、最初に訪れた時と比べれば大分暗くなった夜の故郷の村を訪れるとき、自分には一抹の寂しさと共に満足感も生まれるのだった。**

 
 
  外出すると命を落とすなら、
  外出を避ければいい。
  命と天秤にかけても避けられない外出なら、
  もう腹を括るしかないですね……。

  占いが外れて、外出しなくても死んでしまったら、
  それはもうどうしようもない事でしょう。
  占い師に文句を言うのは筋違いです。
 
 

 
 
  住んでいる国があと三日で滅びるなら……。
  その三日で安全な場所に
  避難することが出来るかもしれませんし、
  出来なかったとしても、
  人生最後の三日間を大切にできる。
  占いが外れて滅びなかったら、ラッキーじゃないですか。
 
 

 
 
 
  でも、僕は船と共に溺死したわけではないんです。

       船が沈んだその後に、―――病死しました。

 
 
 

 
 
  船が沈んだ後に、
  「貴方はこれから死にますよ」って占われていたら、
  僕はほっとして、
  命を運命に委ねることができたと思います。
  少しは苦しみも、和らいだのではないかと。

  あの時、命を落としたのは、
  運命がくれたなけなしの慈悲だと思っていますから……。

 
 

 
[高熱によって生じた悪寒に体を震わせ、
 口内は血痰で鉄の味がした。
 病魔に侵された肺では、まともな呼吸もままならず、
 永遠に止まらないのではないかと思う程に、咳が出た。

                  


           海で
まれ、
               海で
ち、
                   海で
んだ。


 けれど僕が最期に乗った船は、夢と愛を乗せた船ではなく、
 絶望だけを積み込んだ船だった。]

 

【人】 ウーヴェ



   いや、俺パーソナルスペース
   広いんだわ



[ そんな理由で
  納得してもらえないだろうか
  まあすぐこの後近付いたのだから
  これが苦しい言い訳ってことくらい
  わかってしまうのだろうな。


  石というワードに>>66
  わかりやすく反応するほど
  俺はお子様じゃないんでね。


  石を投げるポーズをしたのなら
  思わず身構えて動揺は引き出せたのかもな?


  それが目的じゃないのは解っているから
  それでも謝らないと気が済まないと
  いうのなら、とりあえず店員全員に
  見られてっからなとは言っただろうな。
  ちょっとした有名人だ。
  俺は別に怒ってないぜ、怖かったけどな。


  言っただろ。落ち込むなって
  ……聞こえてないんだったな。 ]


 
(140) 2022/05/26(Thu) 5:53:25

【人】 ウーヴェ



   噂っつーのは、あの噂か
   それで来たってことは
   万が一の覚悟はあるってことか


   結構深刻なやつっぽいな


[ 噂ときけば>>67
  街でよく聞くこの酒場の噂だ>>0:n4

  恐怖で来ないという選択肢ではなく
  自らきたということで
  真剣な表情へと変わる。 ]

 
(141) 2022/05/26(Thu) 5:53:34

【人】 ウーヴェ


  ─ 人の気持ち、残された形 ─ 



   死んだって人の気持ちなんて
   わかるもんじゃねぇ
   死を体験してわかることもある

   でもそれは気付きレベルで
   同調出来ても憶測なのは変わらねぇな

   だから死んでわかることより
   生前の残された物
   そこから思いをわかることの方が多いと
   俺は思うぜ

   死後会えるとも限らない
   行き先が地獄か天国か
   はたまた俺らのように
   現世に留まっている可能性だってある


 
(142) 2022/05/26(Thu) 5:54:40

【人】 ウーヴェ



   直接が一番早いけれど怖いだろ?
   なら、その知りたいやつの
   生きた証を探すと良い
   残したものを見つけるんだ

   残っている形を見つければ
   見つけた数だけ気持ちがわかるはずだ

   要は死んだからって
   万能じゃないってことさ
   何かを残せるのは生きている時だけだからな


   でもこれは俺の考え
   他のやつに聞いてみたら
   また違う答えがあるのかもな
   何かのヒントになれば良いと思うよ


   頑張れよ



[ 触れられない手を彼女の頭に乗せて
  ゴーストからの応援ってのは貴重だぜ?
  なんて笑いかけながらポンポンと叩いてみせた。 ]**

 
(143) 2022/05/26(Thu) 5:55:11

【人】 ウーヴェ



 ─ 過去回想:名前と国と
***
と ─


  いるんじゃねーか
  一人でもいるなんて凄いことだぜ?


[ ことの重大さなんて
  見た訳でもない。
  そんな俺には想像するしかできないのだから。 ]




         一人、いるんじゃねーか

         俺には手に入れられなかった存在が


 
(144) 2022/05/26(Thu) 6:32:41

【人】 ウーヴェ



[ 自分の死で泣いてくれる人がいると言うこと
  その人のその後の人生を
  狂わせてしまうのは怖くもある。…けれど>>2:83
  
  鏡の中からみえるのは>>2:84

   
彼が見てきた歴史

  ある一人の映像の数々


  鏡に触れようとするも通過するだけ
  だから手を伸ばして
  触れられない鏡の淵で手を止める



            胸が締め付けられた。
            彼女の慟哭が聞こえてくる。

            見ているだけれで流れ込んでくる。
            その感情が、強い悲しみが
            全身で訴えかけていた。 ]


 
(145) 2022/05/26(Thu) 6:33:04

【人】 ウーヴェ



[ 直感的に理解する。
  これは彼が”見てきた”一人の人間の半生だと。


  
目から涙が一筋だけ音もなく伝う



  彼は死んだ後ずっと見守っていた。
  何も伝えられず
  姿も見せられず
  けれどそれでも彼女の傍にいた。

  彼女の悲しさを一番知っているのは彼自身だ。 ]


 
(146) 2022/05/26(Thu) 6:33:25

【人】 ウーヴェ




   あんなに泣いて、嘆いてる
   ヴィムを待っているんだよこの子は
   会いたいって叫んで、泣いている
   俺にはそう、聞こえるんだ



 
(147) 2022/05/26(Thu) 6:33:39

【人】 ウーヴェ



[ それは俺がヴィムの立場だったらってことか?
  そんなの、
  俺だったら、アイツに


          溢れそうになる黒い感情。
           違う、と必死で抑えた。
          感情を握りつぶすように
              拳を握り締める。 ]



 
(148) 2022/05/26(Thu) 6:34:21

【人】 ウーヴェ



[ 俺は全然いいやつなんかじゃないということを
  思い知らされる。


  彼の彼女に言えない言葉>>2:85

  俺は嬉々として言うだろうな。

  俺のせいで人生が狂って。
  そのまま俺を恨んで死んで欲しい。



        でもどうせアイツは何も思わない。
        むしろ仲間と清々したと笑うだろう。
  
         アイツが俺のことで泣くことなど
                  まずないのだ。 ]


 
(149) 2022/05/26(Thu) 6:34:47

【人】 ウーヴェ



[ もし、もしも
  彼女のように本当に心から悲しんでくれて
  悲しみのまま死んでしまったのなら

  その時になって俺は気付くのだろうな。
  合わせる顔は、ないのかもしれない。 ]



   ここまで愛されて、嘆かれたら
   合わせる顔はない、とは思う

   でも「 会いたい 」っていうのは
   言っていいんじゃねーのか

   
[ 割られた鏡。
  魔法で消すのではなく拳を使った>>2:86

  それは彼の抑えきれない激情を垣間見たようで。

  その表情に浮かべるのは悲痛。
  それでも俺は言葉をやめない。 ]


 
(150) 2022/05/26(Thu) 6:35:12

【人】 ウーヴェ



   狂うまで、そこまで愛されていることを
   正直に言うと羨ましく思ってしまう




     俺には泣いてくれる人なんていなかったから 
     俺が死んで笑うやつはいただろうけどな 
(151) 2022/05/26(Thu) 6:35:34

【人】 ウーヴェ



   けれど俺とヴィムじゃ全然違うんだ
   立場も、関係性も。感情すら
   おそらく真逆

   でも共通するのは
臆病者
ってとこだな
   お互い、そう思う



   俺は大事なヤツに死を願われた

   ヴィムは大事な人に生を願われた

   な? こんなにも違うだろ

 
(152) 2022/05/26(Thu) 6:36:43

【人】 ウーヴェ



   一つ、言おうと思っていたことがある


[ こんな言い出しから突然始まった。 ]


   歴史の中でヴィムは国と国民にとって
   悪役であり嫌われると言ったな?

   
   『メルヴェイユ』の国民を
   甘く見てはいないか?


   ヴィムの国は魔法国家だろ
   魔法使いってのは
   歴史を学び
   自然と心を通わし
   学に富み、向上心がある
   そして総じて変わり者

 
   な? アンタにだって共通するところが
   あるだろ?

 
(153) 2022/05/26(Thu) 6:37:39

【人】 ウーヴェ



   ヴィムの国の人間だって馬鹿じゃない
   真実に違和感を持ち、気付きはじめるものだって
   いるのではないかと俺は思う


   それが人によって作られたモノなら
   尚更に



   完璧な人間なんていないんだよ
   みんな、みんなどこか足りない

   だから人って補い合って生きているんだ


 
(154) 2022/05/26(Thu) 6:37:45

【人】 ウーヴェ



   慣れ親しんだ話なら余計に
   その国の歴史が知りたくなる
 
   悪が悪となった経緯に興味を持ち
   調べる者だって現れる
 
   そこに辿り着けるまでには時間がかかるだろう
   でも不可能じゃない、と俺は思っている
   優秀なんだろ? 『メルヴェイユ』の国民は

   丁寧に包装された箱でも
   年月が経てば綻ぶ
   さらに時が経てば穴だって開く


 
(155) 2022/05/26(Thu) 6:37:58

【人】 ウーヴェ



   もし、真実が明るみになりそうになった時
   ヴィムはどうする? どうしたい?
   答えはいらない。考えてくれるだけで十分だ

   守りたかった子を
   今も守れるのはアンタだけだ

   その時の行動で
   俺はヴィムの刻が動き出すのではないかと
   思ってる

   これは俺が思ったただのたられば話
   でもあり得ない話ではないだろ?
   きっとタイムリミットはやってくる


 
(156) 2022/05/26(Thu) 6:38:19

【人】 ウーヴェ



[ 国が動けば歴史も動く
  未来であれ、過去であれ
  それはすべて人の手によって作られて
  隠されて、そして見つけられる。
  俺にはそう思えて仕方ない。]


 
(157) 2022/05/26(Thu) 6:38:30

【人】 ウーヴェ



   俺たちにはたくさん時間がある
   でも俺はヴィムの時間が動いて欲しいと思う

   止まってるだけじゃ死んでるのと一緒だろ?
   ……まあ、俺らは死んでるんだけど
   説得力がいまいち出ないな



   あ〜〜……ヴィムにねじ巻きが付いてたら
   力一杯巻いて動かしたいのにな

 
(158) 2022/05/26(Thu) 6:38:43

【人】 ウーヴェ




   俺の、やること……そんなもの



[ なにもない。なにも。
  あったとしてもそれは
  人の幸を奪うことだ。


  随分と痛いところを指してくる>>88

  俺のやることなんて
  出来たらとっくにやっている。


  言ったろ? 俺も臆病者だって。 ]**


 
(159) 2022/05/26(Thu) 6:39:42
ウーヴェは、メモを貼った。
(a20) 2022/05/26(Thu) 6:54:36


[ あの話の真実は1つ。
  姫は賊に攫われたこと。


            嘘が1つ。
            騎士が姫を救い出したこと。 ]
 


[ ほんの僅かに、手が届かず。
  耳障りな嗤い声と共に
  私の目の前で彼女は攫われた。


  …追わなければ。
  首を飛ばされるだけでは済まないなんて
  罪と罰の行く末など今はどうだっていい
 
  守ると誓った
  己の意思で、その日まで命を全うすると

  嫌いだった
  嫌いになんてなりきれなかった
  一番近くで6年もの間、見てきたんだ

  失いたくない
  守らなければ
  助けなければ
  駆られる衝動の正体を僕は知らない まま。 ]

 


[ 薄い魔力の痕跡
  途中、途中、途切れ
  迷いながらも、追いきった。

  暗雲立ち込める趣味の悪い敵のアジト
  まさかダンジョンの中層部から
  通じているだなんて。


  一歩を踏み出す度に
  ざり、と土の軋む音がする。 ]



                 …けて、



[ 遠く
  微かに耳が拾いあげたのは、
  か細い女の子の声。

  ぷつり、と 慎重の糸が切れて落ちる。

  うだうだとしている暇はない
  考えを纏めるより先に、
  声の聞こえた方へ駆け出した。

                  愚かだった。 ]


[ 辿り着いた部屋に居たのは
  賊のリーダーらしき男
  縛られて床に転がされている主

    姫様と幾分も歳の違わないだろう
    二人の少女 2人とも違う国の姫だ


  認識するまでの数瞬の間に
  
一人の少女の首が持ち上げられる
 ]
 


[ 目が合った。
  にぃ、とリーダーらしき男が 嗤う。

  石より冷たい、非道へ堕ちた者の眼。

  ───動けない
  逸らすことも 閉じることも出来ない


  悲鳴が 耳をつんざいた。 ]

 


[ ─────赤。赤。赤。赤。
赤。


  少女の
い服を穢し 
  床に滴り落ちて広がっていく

  視界の全てを埋めつくした。


  僕の顔を見た瞬間に、刺したのだ。

  けたけたと厭らしい嗤いが、響き渡る。 ]


  「 ────お勤めご苦労!
    よくやったね、君が一番乗りだ!


    ほら、そっちの子だよ
    返してやんな、わりと優秀な騎士さんにさ 」


[ …何を言っているのか
  分からなかった。  一番乗り?
  
  困惑の収まらないうちに、
  下っ端らしき男が姫を…ヴィオラを、
  連れて 返してきた。

  酷く怯え 震える身体を抱き締めて
  欠けてしまいそうなほどギリ、と
  歯を食いしばって未だ嗤う男を見る。 ]

 



    ………一体、何が目的なんだ


  
[ 犠牲となった一人の少女の
亡骸
を前に
  呟けたのはそんな一言だけ。
  

            遊んでいたのだという。

  三国の王女を攫って、
  誰が一番に助けに来るか、と。


  もう帰っていいと言う男に、
  逃がすかと食いかかりたい気はあった

  …訓練された騎士を欺くほどの魔法の使い手
  ヴィオラを守りながら
  この数を相手にするのは、…無理だ。
  逃がしてもらうしか、選択肢は無い。 ]

 



   ……その子は、どうするつもりだ



[ ──それでも、生きているもう一人を
  見捨てて帰るだなんて そんなことは出来ないと


  男を睨みつけた。

  男は変わらず、嗤っていた。 ]

 



 「  殺すよ?

    当たり前だよね
    騎士くんが無能なのがいけないんだからさ
    この子の騎士は来てないんだ。

    …なぁに、その目。文句でもあるの?
    なら、君のお姫様

  この子の為に  犠牲にする? 」


 


[ 絶望の二択
  主に奪われた生存。

  …事の顛末だけを記す。
  少女は二人共生き残ったが、
  騎士の活躍によるものではない。


  一人の少女が
  その身を差し出すことによって、見逃された。


  私はまた、何も出来なかった。 ]

 


[ その日から 王女は毎夜 
  悪夢に魘されるようになった

  魘されても大丈夫だという彼女を
  見ていられなかった。


  私は王に全てを話した。
  年若い少女が 身体を犠牲にすることを止められなかった
  自分の力ではどう足掻いても 誰かが死んでいた

  それでも
  命を持っても償いきれないことをしたのだ、と。

  王は言った。 ]
 


  「 ──…忘れさせなさい。

    増える罪は 私も共に背負おう 」



[ 人の記憶を操る禁術。

  王女を蝕む破瓜の記憶を奪った。
  彼女の数年の記憶までも、犠牲にして。

  …それより現在に至るまで
  僕は 奪った記憶による悪夢を 見続けている。 ]

 


[ 吐くような痛み 胸を突き刺す下卑た視線


  許して  


      ゆるして


    赦して



           
ころして。
 


  声が頭の中を木霊する

  返してしまえば きっとこの
痛み
は消える
  返せるはずがない 
  それが
で 彼女の幸せになるのなら ]

 


         [ 自由になりたい

  
         
幸せでいて欲しい


  なら もう
  抱えて死ぬしか、ないじゃないか ]


 [  開かない扉に縋り着いた昼
    誰にも話すことの出来ない記憶

    相反する悩みの答えは
    未だ 見つかっていない。  ]**

 

【人】 ウーヴェ



[ 呼ばれて視線を向ければ
  その先は少し詰まったように少し止まって>>96
  何かを聞こうとして飲み込んだ言葉。

  それはおそらくこちらを気遣ったのだろうと
  思われて。小さく笑みが溢れる。 ]


   
  ん? なんだ
  俺のこと気になる?

  俺、話そんな得意な方じゃないぜ
  上手く聞こえるのなら
  きっと話しやすい雰囲気なんだろうな

  俺にも友と呼べるヤツがいたんだ
  だから友人の為にっていう気持ちが
  わかるっつーか

  俺、お客さんのこと興味あるんだよな


[ にんまりと笑って目の前の椅子に座る。 ]

 
(188) 2022/05/26(Thu) 20:48:34

【人】 ウーヴェ




  だからさ、教えてくれよ

  今までどうして、これからどうしていくのか
  なんでこの店に来ることにしたのか。とかな?
  友人の自慢話でもいいんだぜ
  

 
      [ さて、
        少しだけ饒舌になったことで>>103
        どこまで聞くことができたか。 ]


 
(189) 2022/05/26(Thu) 20:48:47

【人】 ウーヴェ



   そうなのか? 勿体ない
   いい飲みっぷりだぜ
   そうだなぁ、酒に酔わずとも
   雰囲気でも酔えるっていうからさ
   誰かと飲むお酒とかどうだ?

   そのお店のマスターでもいい
   隣に座ったやつでもいい
   一期一会っていうだろ?
   一緒に乾杯して飲むお酒は人それぞれってな

 
(190) 2022/05/26(Thu) 20:48:57

【人】 ウーヴェ



[ 雰囲気に酔う、人に酔う、酒に酔う
  この店の空気をいっぱい吸って
  店に酔ってくれてもいい
  ただし、酔い過ぎると……
危険だぜ? ]


 
(191) 2022/05/26(Thu) 20:49:08

【人】 ウーヴェ



   そうそう、飲み比べ
   俺もそこそこ強いんだぜ?

   お? 言うねぇ
   何も残らないってか

               なんか怖いな


   背筋が凍りそうになったわ
   ゴーストを怖がらせるとか
   なかなかやるじゃねぇの


[ ブルってる訳じゃないからな
  戦略的撤退ってやつだ。
  ザルは相手にしないのは常識だろ>>103 ]


 
(192) 2022/05/26(Thu) 20:49:14

【人】 ウーヴェ



   生きる意味か
   言い切れるのはそれだけ覚悟をしてるんだな
   潔いというべきか、格好良い生き様だと思う

   望んで、行動して、納得する
   それが自分のエゴであっても
   相反する思いを抱いたとしても……>>104


 
(193) 2022/05/26(Thu) 20:49:27

【人】 ウーヴェ



[ 瓶を受け取れば俺の意志は決まった>>105 ]

   
任せな

   俺もアンタとその友人の為に
   一肌脱いでやるよ

   この世に二つとない酒を作ってやる
   二人分な
   友と一緒に乾杯はしたか?
   まだなら俺の酒でしてくれ

   その友人と、一緒に飲んでくれ
   いっつも相手にあげるだけだったのなら
   それじゃあきっとその友人だって
   アンタと一緒に飲みたいって
   思ってるかもしれないだろ?


[ 二人分だからもう一本瓶があったらもらおうか
  なければこちらの空き瓶から調達はするが

  立ち上がって「ビールもすぐ持ってくる」と
  厨房へ。……行く前に ]


 
(194) 2022/05/26(Thu) 20:49:59

【人】 ウーヴェ


  

  ははは!照れてんのか?
  可愛いところもあるんだな>>105


[ なんて揶揄っているのか本気なのか

  そんな一言を残して笑いながら
  その場を後にした。 ]

 
(195) 2022/05/26(Thu) 20:50:08

【人】 ウーヴェ


[ 
  『 White Way 』

  ジンとミントホワイト
  この二つで合わせる簡単で
  それでいてさっぱりした味

  名前の通りに色は白
  持ち運ぶのなら、と
  瓶の内側を魔法の花びらで敷き詰めて
  そこに入れていく。

  これで多少の時間なら
  変わらぬ味になるはずだ。


  この二つには乾杯と瓶を合わせると
  中の花弁が舞い上がり
  カクテルだけが残る細工もしておいた。

  中身のカクテルは残るから安心してくれ
  魔法はサービスだ。
  これで友との時間を
  素敵なものにしてくれることを願う。
  

             カクテル言葉は
            『 幸せへ導いて 』  ]

 
(196) 2022/05/26(Thu) 20:50:36

【人】 ウーヴェ




  出来たぜ
  

[ そうしてお酒とビールを持って行き
  瓶は彼へと渡す。  ]


   それで友との時間を楽しんでくれよな


[ 瓶の秘密は開けてからのお楽しみだ。]**

 
(197) 2022/05/26(Thu) 20:50:44

【人】 ウーヴェ



 ─ 少し前の話:天馬騎士のお兄さんと ─


  好奇心か、なるほどな
  確かに面白い噂だ

  俺も自身がこうなるまで
  ゴーストなんて存在
  気にもしてなかったからな

  へえ、中々お目にかかれない
  天馬騎士だったのか
  言われてみれば……わかる気がするな



  愛馬っていうくらいだ
  信頼関係はしっかり築けていそうだな
  良いよな、そういう関係

 
(201) 2022/05/26(Thu) 21:22:26

【人】 ウーヴェ



[ 人誑しのお兄さん>>77
  本人は否定……
してないな?

  心当たりがあるって顔だったな。
 
  天馬について昔仲間と話したことを
  思い出し、少し悲しく笑った。

  楽しかったはずの思い出が
  悲しく塗り替えられていく。
  飛べたら、どんなに良かったか。
  飛べたとして行くところなど
  俺には思いつくはずもないのに。 ]


 
(202) 2022/05/26(Thu) 21:22:35

【人】 ウーヴェ



   人誑しは褒め言葉として受け取っておけ
   それも一種の才能だ

 

[ 言い淀んでいたところを見るに
  何かしら彼の心に引っかかったのかもしれない。 ]



   どんなことであれ
   話してみると
   スッキリするもんだぜ


[ そんなアドバイスを一つしておこうか。 ]**

 
(203) 2022/05/26(Thu) 21:23:00


  命と天秤にかけても避けられない外出。

   
そう、セシリーだってわかっていたはずだ。

   
予想なんて、いくらでもつけられたはずだ。


          
覚悟の上だった、というの?
    

  


  続く彼の身の上話を、私は聞いていた。
  確かに、事前に船が沈むと伝えられていたら
  そもそも乗らないって選択だってあったかもしれない。
  

  でも、同時に思ってしまう。
  それは先延ばしに過ぎないかもしれない。とか。

  運命を覆した結果
  更に大きな災厄が待っているのかもしれない、とか。

  知らない方が幸せだった可能性とか。
  どこまでも考えすぎてしまう。

  変えた結果もたらされるものと
  変えない結果を天秤にかけようとしてしまう。
 

【人】 ウーヴェ


 ─ 少し前の話:俺流最高仕立の焼酎割り─



[ 俺の作った酒でそこまで喜んでくれると
  こちらも笑顔になってしまうな>>119 ]


   こちらこそ、だ
   そこまで褒めてくれると

   なんか……照れるもんだな


   俺はその言葉に
ありがとうだ


   さ、もっとグビっと飲んでみな?


[ そう言ってさらに飲むように勧めよう。
  照れ隠しかどうかは…。



         
 さて、どうだろうな。 ]**


 
(216) 2022/05/26(Thu) 21:41:20

【人】 ウーヴェ


 ― 少し前:友 ―


[ 当たりだ。察しがいいな>>215
  友と聞いて反応してしまった。

  かつての俺と少し重なって
  見えてしまったのだ。 ]



   結構あるじゃん
   自慢話
 
   説得力のある酒飲みの言葉ってのも
   それはそれで説得力がありそうな……

   守るって声に出したのなら
   死ぬまで貫き通す。それが信念ってもんだ。

   守ったと、貫き通したと。友の話を聞いたばかりの
   俺がいうのも変かもしれないけれど
   そう思うよ


[ 懐かしそうに、苦笑いも加えて話す様子は
  どこか楽しそうで>>215
  こちらも何だかその友人の人物像が
  浮かんでくるようだ。 ]

 
(231) 2022/05/26(Thu) 22:48:18

【人】 ウーヴェ




   
…………。



   自慢…………




[ 前は答えられた。意気揚々と話せた。
  今は口を開いても言葉が出てこない。 ]
(232) 2022/05/26(Thu) 22:48:30

【人】 ウーヴェ




  一つ言えるのは
  とても自分に正直な連中

           だったってことだ



 
(233) 2022/05/26(Thu) 22:48:39

【人】 ウーヴェ



[ それだけ口に出せば

  「俺のことはいいんだよ」と
  これ以上は語らず
  もっとそちらの話を聞きたがった。 ]

 
(234) 2022/05/26(Thu) 22:49:09

【人】 ウーヴェ



 ─ ギムレット ─


[ 腕を掴まれた感触はなかった>>218
  が、振り返れば立ち上がった姿に
  どうした?なんて首を傾げる。 ]


   俺と? 
……俺で良いのか



 ( 一緒に飲もうと誘ったのは>>218
   周りを見回しても
   どうやら俺のようで間違いはないようだ。) 


 
(235) 2022/05/26(Thu) 22:49:32

【人】 ウーヴェ



   サンキュ
   じゃあこの一杯で
   お客さんを酔わせてみせようか?
   なんてな


[ ニヤリと笑って。
  乾杯をしよう。
  
  彼の友用の瓶は1本になったけれど
  二人で分け合うのも素敵だと思う。

  魔法のサービスは
  瓶を開けたら花弁が舞う仕様に
  変更しておいたぜ

  夜なら月の光で花弁が輝くように見えるはず
  景色を肴に友人と飲んでくれよな。 ]


 
(236) 2022/05/26(Thu) 22:50:29

【人】 ウーヴェ




   この日の出会いに乾杯
  
   って言えたら雰囲気出るんだろうけど
   そんな気障な台詞言えねぇ……
今言ったけど



 [ 慣れないことをしたせいか
   少しばかり挙動不審になり。 ]


    仕切り直しだ 
乾杯!



 [ そんな勢い任せの乾杯になったかもしれないな。
   用意したお酒は「ギムレット」  ]

 
(237) 2022/05/26(Thu) 22:50:46

【人】 ウーヴェ




    は〜〜 やっぱり酒は美味しいな!
    それが奢りなら尚更に



 [ 霧の夜は時間の間隔を麻痺させる。

  

            深い霧はまだ晴れない。
            酔いを深めるまでは十分に。  ]**
(238) 2022/05/26(Thu) 22:52:38
 
── 続・あの日の話   ──


[崖から足を滑らせ落ちた行商人一行の一人を
 救助しようと現場に向かった俺は、
 無事に目当ての人物を見つけた。
 それは女性のように見えた。

 長いブロンドの髪。
 遠くから見てもわかりそうな濃い目のメイク。
 大き目のネックレス、腕輪に指輪などの装飾品。

 酒場の女性が着るような深紅のドレス。
 
胸元が大胆に開いたそれからは

 
逞しい胸板が見える。

 
肩を出したそのスタイルは、

 
よく見ると結構な幅があるように思う。

 
首元に目を移す。

 
なかなかの太さに喉仏が見えるような。


 
いや、これは────…… 

 

 
(…………男性か?)

 

 
「ああ騎士様っ!助けにきてくれたのね!
 あたし、すっごく怖かったの……。」



[口を開く。低音が響く。
あ、これ男性だな。

 アリアから降り立ち、近くに駆け寄る。]


  もう大丈夫ですよ。
  怪我は無いですか?
  ……いえ、足を負傷しているようですね。
  痛みはどうでしょうか。とりあえずは応急処置を。

  仲間の皆さんは無事なので安心して下さい。
  さぁ、ここから上がりましょう。
  天馬に乗って一緒に───……
 

 
[少し、考えた。
 目の前の人物は男性だと思われるが、
 服装や口調はどちらかというと女性寄りである。

 ならば女性対応をするべきなのか?
 そして相手は足を怪我している。
 踏み台化ではなく担ぎ上げるべきだろう。
 触って、持ち上げ良いものかと伺いを立てる。]


 
「えっえっ……それじゃあ、あたし……
 
お姫様抱っこして貰うのが夢だったの!

 

 
[俺は夢を叶えた。
 重くない?との問いかけに
 
羽のように軽いですよ
、と答えながら
 岩のような重さを体験した。
 寒くはないですか、と外套をかけて渡した。
 落ちてしまわないように、彼女(?)を俺の体に
 しっかりと紐で縛り付けた。
 対応は何も間違えていなかった筈だ。

 
間違えては、いなかったのだが。



  念のため、後ろからもしっかりと
  私に掴まっていて下さい。

  …………っ!?
  いえ、あの、そこまで強く抱きつかれると
  鎧が割れてしまうので、もう少しソフトに……。
 

 
「あたしの名前はロザリンド。
 ねぇ白馬の騎士様、貴方の名前を教えてくれる?」

 

 
[ロザリンドは情報通だった。
 次の日には家に御礼の手紙が届いた。
 それに返事をして、そこで終わる縁の筈だったのに。]


「エアハート様って、
 お父様が騎士でお母様が商人なんですって?
 まるであたし達の関係みたいですね♡
 馴れ初めってどうだったんですか?
 もしかしてあたし達みたいな運命的な出会いだったかも。」


(何故、親の事を知っている)



「エアハート様がアリアちゃんと一緒に食べられるように
 人参のスコーンを作りました♡
 あたしの事をもっと好きになってくれるようにって
 おまじないをかけたので是非食べて下さいね。」



      
("もっと"とは??食べ物は粗末にしませんが

             
呪文の効果は無かったようです)

 

 
[じわじわと、攻め込んでくる。
 ついに家にまでやってくるようになった。
 "俺は恩人なだけ"そう言い聞かせて対応していたが、
 同時に何か身の危険を感じていた。

 ────そしてついに来た。]


「エアハート様、あたし……
 そろそろちゃんとした関係を持ちたいんです。
 本当はエアハート様の方から
 切り出して欲しかったのだけど
 
どうか、あたしとお付き合いして下さい。

 

 




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