【人】 三谷 麗央――廊下―― [麗央がこの宿に泊まるのは3度目のこと、子供の頃の来訪を含めれば4度目になるか。社会人になってから、およそ年に1度といった頻度だ。 過去2回のどちらとも女連れで宿泊して、乱交やスワッピングに興じたものだ。元より長い付き合いなど考えない遊びの相手。向こうからもそれは同じだっただろうが。] お久し。 たしか、前にも会ったよな。 [>>24廊下を進む内、見かけた女の姿に見覚えを感じた。 立ち止まり、軽く会釈して笑う。昨年のことだと記憶していた。 組み伏せるようにして突き入れた時の反応は、目の前の静かな立ち姿とは似ても似つかないほどだった。 此方のことを彼女の方で憶えているかは、知らないが。]* (27) 2020/08/08(Sat) 16:41:56 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ―― [>>27玲との会話は、再会と呼ぶに足りる内容だったかどうか。 彼女と離れたのち、麗央はラウンジへと姿を現す。 >>30鮮やかな緑色が縁に飾られたグラス。 長身の女性がソファに居た。 少なくとも、こちらからは見覚えのない人物だった。] こんにちは。お一人ですか? 近く、お邪魔しても? [紺地の浴衣の襟元を締め直すようにして、声を掛ける。 年の頃は自分と変わらないくらいだろうか。きりっとした印象の短髪、だがどこか薄靄のような何かを胸の内に抱えているようでもある風情。 新たな来客の気配に半身を覗かせた従業員へ手を上げて、 テキーラ・サンライズ、と注文した。]* (31) 2020/08/08(Sat) 16:54:41 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a6) 2020/08/08(Sat) 16:55:57 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a8) 2020/08/08(Sat) 17:16:41 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ―― それは良かった。 誰かお待ちなんじゃないかと。 [>>32向かい席が空いてはいても、座り直す様子を認めれば隣に掛けても構わないようと見てとった。なら遠慮なく、と彼女の隣に紺の浴衣を沈ませる。投げられた言葉に小さく笑う。酒は好きだが独り飲みはさほどではないのだ。] 俺はむしろ、誰か居るかなと覗きに来た、って感じかな。 そしたら丁度、綺麗なひとが ひとり、居た訳です。 [傍らの彼女、似た色の瞳を見つめて笑う。 と、そこに注文の品が運ばれてきた。柘榴の鮮紅色が沈んだオレンジ色のカクテル。コリンズグラスを持ち上げて、彼女の方へ軽く傾けた。] (33) 2020/08/08(Sat) 17:29:59 |
【人】 三谷 麗央俺は麗央。さんや、れおって言います。 貴女のお名前は? [返事と共に乾杯を、と仄めかすように。 すぐ近く、ほぼ同じ高さにある彼女の瞳を じっと覗き込んだ。]* (34) 2020/08/08(Sat) 17:33:36 |
【人】 三谷 麗央―ー廊下―― [>>36会釈に流れる黒髪を見ても、思い出せない彼女の名前。聞き出そうとはした筈なのだが、一年を経て記憶からは消え去っていた。 代わりに記憶が開くのは、貫かれるたび揺れ動く豊かな乳房を同性に唇と舌で愛撫されて善がっていた時の彼女の痴態。欲は身体の内に沸き起こるとも、直接的な変化にまでは至らしめはしなかったが。] 覚えてくれてて良かった。 でも、ごめん。 貴女の名前、もう一度、教えてもらって構わないかな? [此方は名乗った覚えがない。連れた女の呼びかけで耳にはしたかもしれないが、それとて些細な一幕でしかないだろうから。名乗られれば名乗り返すし、曖昧にはぐらかされれば小さな苦笑を洩らすだろう。] * (42) 2020/08/08(Sat) 18:24:13 |
【人】 三谷 麗央二年前から、三回目かな。 此処に慣れてるって程じゃないけれど。 ……そちらは? 千秋さん。 [初めてのようには思われなかった。といって、廊下で会った彼女ほど馴染んだようにも見えはせず。相手の名前を一言呼んで、その返事を待つことにした。]* (44) 2020/08/08(Sat) 18:41:07 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ―― [>>45 小柄なか弱く見える女、何も知らない初心な女。 そういう対象が征服欲を駆り立てるのは確かであっても、 それは嗜好の一面に過ぎないものだ。 千秋のように長身の、一見すれば守り堅い様子の女を 堕とそうと責め乱れさせる時間を得たならば、 それはどんなに甘美なものとなるだろう。] 同じか、それは奇遇。 ……俺が求めてるのは、刺激だね。 一人だけじゃ得られない、刺激。 [>>46 防衛線に引かれた言葉へ応じはせず、ほっそりした手の内にあるグラスを見やる。揺らぐ水面は三分の一ほどにまで、高さを減じさせていたか。軽いカクテルとはいえ随分とペースは早い。彼女の顔へ向けた視線がごく微かな笑みを捉えて。] (49) 2020/08/08(Sat) 20:18:56 |
【人】 三谷 麗央――廊下―― [>>48 指摘する一言に、仕方ないと笑いを返す。たしかに随分楽しんだものの、あくまで一夜の愉しみでしかなく、後に引きずる事でもなかったから。 それは玲と名乗った彼女も同じか。 くすくす笑う様子が可愛らしい、と―― そう、一年前に感じたことを思い出した。] 思い出した。 名前なんて要りますか? って言わなかったかな。 それでこっち、言いそびれたんだ。 [玲が黒髪を揺らす様子もまた同じく。 長さもあの時と変わらずに見えた。] 俺は、麗央だよ。 今日は一人で来たんだけどね。 機会があれば、また、よろしく。 [名を告げて、玲の返事を待つ。 再会といえ、所詮はゆきずりの相手。 深く尋ねるつもりは今のところ、無かった。]* (52) 2020/08/08(Sat) 20:48:44 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a11) 2020/08/08(Sat) 20:56:23 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a13) 2020/08/08(Sat) 23:19:12 |
【人】 三谷 麗央[>>80 継がれた声に小さく笑う。 この宿に泊まる意味を、彼女もよく理解しているようだと。 麗央の右手から離れていく彼女の手。 小さく身動ぎ、身体を寄せる。 太腿同士が触れあう近さにまで。] そうだね。 千秋さんが望むのがどんなものか、 という事もあるし。 それは先に尋ねておいた方が良い事かな。 それとも。 一枚一枚、剥がしていった方が良いだろうか。 [桔梗柄の浴衣の肩に、左の中指と人差し指を添えた。 襟元へわずか進ませて、指先だけで肌に触れる。 琥珀色のカクテルは水面を波打たせたろうか、 それとも静かなままだったか。 いずれにしても、ごく軽く押すだけにして引き下がるのだが。] (82) 2020/08/09(Sun) 11:45:09 |
【人】 三谷 麗央[ それからアレキサンダーをまた、一口。 少し温度の上がったカクテルは、鼻腔に抜ける芳香をより濃くさせていた。干す頃合いかとは思いつつ、未だ日は高い。 合意があればどこででも――そうとは理解しているが、 さてそれは彼女の意に染むか。] 千秋さん。 このあと、すぐのご予定は。 俺としては、これから貴女を連れ出したい、 とも思っているけれど。 [ストレートな言葉で告げるのが、むしろ彼女にとっては正しいように思えていた。単に後でと約束する一言だけに委ねる気にはなれない、と。] もし、部屋にでも戻るなら。 俺の部屋は、睡蓮の間。 そちらへ来てくれるのでも、待ち合わせにするのでも。 [支度や食事、あるいは入浴。 いくらか時間を置いてからと望むなら、その要望を拒みはしない。 この時間はまだ、彼女が応じた言葉―― 肌を合わせている間>>79、とは呼べないのだから。]* (83) 2020/08/09(Sun) 11:48:40 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a28) 2020/08/09(Sun) 19:50:02 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a36) 2020/08/09(Sun) 22:09:26 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ――>>95>>96 [>>95 指先に感じた女の素肌>>82、その感触よりもなお、千秋の反応が麗央に愉しみを憶えさせた。肩を跳ねさせ頬を赤らめて、それでも顔を背ける様子。落ち着いた風情をさせていても、心の内が明々とみてとれるかのような。 肉の快楽よりもなお、それは麗央にとって快悦を感じさせるものだった。] ……はは、そうだね。 無粋だった。 望んで、来ているのだから。俺も、貴女も。 [>>96 彼女の指摘を素直に受けて、だが それより先に千秋自身が同じことを問いかけた>>55とは 僅かたりとも面に出しはしない。 一方的な問いを向けるのは、女に与えられた特権だから。] (167) 2020/08/09(Sun) 22:25:25 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ――>>97>>116 [ 耳元へ届いた千秋の言葉。 確かにそれは返されて、だが今この場で何らかの変化を起こさせはしない。少なくとも、目に見える形では。 唯一つそう呼べるとしたなら、彼女の眼差し――そこに宿ったものが期待だと、麗央から明確に察せられるようになっていたということだろうか。] 桔梗の間。 [立ち上がる彼女を眺め、その長身を改めて記憶に宿す。 送ろうか、などとは申し出なかった。 二杯目にスティンガーを頼むような女なのだ。>>47 ブランデーとミントリキュール。標準処方は2:1。甘口とはいえ、およそ36度になろうかというオーセンティックなカクテルだ。 その事を>>96わざわざ問うまでもなく、千秋が酒に弱いようには考えられなかった。 ……であれば、その頬を紅潮させたのは何か。 出口へ向かおうとする彼女の後ろ姿に、一言だけ、投げた。] (169) 2020/08/09(Sun) 22:49:26 |
三谷 麗央は、メモを貼った。 (a37) 2020/08/09(Sun) 22:57:34 |
【人】 三谷 麗央――ラウンジ・その後―― [千秋が席を立って少しあと、 チェイサーに頼んだ水のグラスを後に残して 麗央もまた席を離れた。 つかの間滞在してすぐ離れた和装の娘>>107>>113、 まだ飲み始めたばかりの様子の短髪の少女>>158. 見知った相手がラウンジ近くを通りがかった>>146のには 気づかないまま。 ぶらりと緩く歩を進め、一夜限りの自室へ戻って一呼吸。] ……汗、流しとくか。 [睡蓮の間には備え付けの露天がある。 だが、ただ一人きりで入るのも詮無いことに思われた。 ただでさえ、この部屋は和モダンの、ツインベッドが備え付けられた仕様なのだ。 荷を解きグレーのサーフパンツを取り出して、部屋を後にしたのはほんの数分後のことだった。] (181) 2020/08/09(Sun) 23:47:33 |
【人】 三谷 麗央――露天風呂・混浴―― [混浴とはいえ脱衣所は別で、そこの様子は少なくとも同性の先客が無いことを示していた。あるいは他の客たちは、予約制の露天風呂を使っていたのかもしれないが。 ともあれ、紺地の浴衣を脱ぎ終えて、サーフパンツを履き直して浴場内へ進んでいく。 ざばりと掛け湯を使って、湯につかる。 夕暮れが迫る黄昏時。 暑い外気も熱い温泉に入っていれば、 どことなく涼しいもののように感じられた。] (182) 2020/08/09(Sun) 23:53:29 |
【人】 三谷 麗央[そうして、しばし。ほんの1、2分程度だったろうか。 ふと立ち上がり、男湯側と女湯側、それぞれの脱衣場から入ってきてすぐ障壁になっている築山を回り込んでみることにした。 誰か居ても、居なくても。 不在であれば完全にこの露天風呂を独占できるというものだし、誰かが居たなら交わりの契機になるかもしれない。 そんな程度の、軽い気持ちで。 ざぶざぶと湯を脚で掻き分け、進んでいった。] (184) 2020/08/09(Sun) 23:58:12 |
(a40) 2020/08/10(Mon) 0:03:46 |
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