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【人】 月よりの使徒 ルナ ………………? [水晶《眸》に、再び光が映し出される。 女はゆっくりと起き上がると、] ………………。 躯体損傷率……0%…… [訳が解らないとばかり、首をかしげる。 ログが正しいなら、己は砕けて消えた筈。 命令に反して計画を邪魔したのだから、 中枢《ボク》の修復は有り得ない。 誰かが代わりに説得したとも思えない。] (42) 2018/12/25(Tue) 12:27:32 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[神の意向を聞き届けた月の使徒は、 空に諸手を組み、暫し祈りを捧げ。] ………………。 この世に再び存在を赦されたのなら。 恩に報い、使命を果たさねばならぬな。 [星継ぎ《ネクステラリア》の事。イシ達の事。 これから彼女が取組む課題は山積みだ。] 自己改変《エディター>エディット》。 氷晶乱舞《ツール>ダイヤモンドダスト》 ───実行《Execute》 (45) 2018/12/25(Tue) 12:29:13 |
【人】 月よりの使徒 ルナ‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ ▼▲▼ ▼▲▼ ◆◆◆◆ ◆◆◆◆ ▲▼▲▼▲ 《ディプロマ・ルーナ・アージェンタム》 ▲▼▲ 銀月煌メク創星ノ導手 ◆◆◆◆◆◆◆ ▲▼▲ ▲▼▲ ▲▼▲▼ ▼▲▼▲ ‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡‡ (46) 2018/12/25(Tue) 12:29:35 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[創星の権能を行使、適用対象は自分自身。 ルナルフェルテの躯体は蒼く星色に輝き、 背中に薄く透き通る水晶の羽が拡がる。 黒いドレスの裾は身の丈の数倍にまで伸び、 星を包む宇宙と星々の如く紫光を散らす。 ……そして。羽ばたき一つ、飛び立った。 目指すは学園、世界樹の根本へと……] (47) 2018/12/25(Tue) 12:29:52 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ……我が名はルナルフェルテ。 《管理者》コーネリアスの使徒である。 ……《世界樹》の育成者、"望月"よ。 当代コーネリアスの意思《種子》を継ぎ、 新たなる世界を育む決意に充ちた者よ。 神託は下り、此処に選定は為された。 汝こそ、次なる《管理者》に相応しい。 おめでとう……そして、有難う。 [使徒は中空より諸手を差し伸べ…… ……そして柔らかに、微笑んだ。] (48) 2018/12/25(Tue) 12:30:10 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 星の子らよ!祝福せよ!喝采せよ! 星継ぎ《ネクステラリア》は無事果たされた! [全世界、隅々まで響き渡る声で、 全世界、何処からでも見える姿で。 月よりの使徒は祝福の歌を紡ぐ。] (49) 2018/12/25(Tue) 12:30:43 |
【人】 月よりの使徒 ルナimorte n rito re ame mutio 不死なる双鳥が 集う時 wode i mira re dwel ent 世界に奇蹟が 舞い降りる alie wisde dazie edian 全の叡智 微睡の楽園 tedolia wei i lotre mo 辿るべき道に 惑えども tri et hopa a rade ye flea 祈りの大樹 枝葉を茂らせ fereto ray nal lesmi tone 未来への 標《しるべ》とならん melia! melia! azi et terreno 廻れ 廻れ 蒼き星よ tuisa rehat a doy este 熱き心 宿して litea! litea! fere et comiso 照らせ 照らせ 果ての宇宙《そら》 hopir ha eterno i shineria! 希望抱き 永久《とわ》に輝け men et ste men et nige nos naca 数多の星 数多の夜 その彼方で lune o seti usi en... 月は観測《み》ている (50) 2018/12/25(Tue) 12:31:23 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[紡がれる言葉は、喪われた神代のもの。 聞き覚えの無い、だが心の奥底に響き、 世界中の誰にでも理解できる祝福の意。 その声は、銀月の如く澄みわたる……**] (51) 2018/12/25(Tue) 12:31:54 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[己もイシである以上、その長所はよく知っている。 現在では、「侵略的勧誘を行わない」事を条件に、 イシ達と先代躯体《ムーンストーン》は平和的に和解、 一部その管理を受け持つようになったほどである。 情報体として生きるという無限の命。 無数の"全"を"一"と為す全能の集合知。 あの一時、イシとなったこの男は、 それらを、愛する妻の為に手放した。 客観的に見て、彼の下した判断は 賢明ではなかったかもしれない。 ―――それでも、彼はそれを選んだ。 其処に、彼の「幸福」が在ったから。] (59) 2018/12/25(Tue) 22:47:19 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[イシにはイシなりの良さがあり。 ヒトにはヒトなりの良さがある。 「幸せ」の形は、命の数だけ違うもの。 それは誰かに押し付けられるものではなく、 自分の脚で探し、自分の腕で掴み取るもの。 こうして地上の生命の姿を眺めるうち、 月の使徒のこの仮説は、確信に変わった。 道程は非効率的で、遠回りかもしれない。 上手くいかない事もしょっちゅうだ。 だが、幸福で在りたいと願うその祈りは、 やがて集い《世界樹》を育む糧となる。 そうして、黒山羊の犠牲を使わずとも 自らの力でこの世界は在り続けるのだ。] (60) 2018/12/25(Tue) 22:47:28 |
【人】 月よりの使徒 ルナなんと形容する……これは。 ……ああそうだ、とても…… "かわいい"な。 [髪飾り越しに見えた二人の笑顔に、 月の使徒もまた、真似るように笑った。] (62) 2018/12/25(Tue) 22:47:38 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[……嗚呼、これが己の幸福なのだろうか。 彼女達だけではない。コーネリアスや、 多くのヒトが楽しげに笑う様を見る度に。 イシとしての自分の持つ偏見を捨て、 あの脆いヒトに価値を見出した瞬間…… あの日、イシの使徒として月へ昇り、 初めてこの星を見た時の事を思い出すのだ。 漆黒の宇宙の海に浮かぶ蒼い星。 懸命に生きるヒトの、命の輝きに充ちた地上。 その光景は、あまりにも――――] (63) 2018/12/25(Tue) 22:47:45 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[>>1:32――――あまりにも、"綺麗"だったから]** * * * ■■■■■■ ■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■ ■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■■■■■■■■ ■■■■ ■■■■■■■■■■■■ ■■■■■ ■■■■■■■■■■■ ■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ * (64) 2018/12/25(Tue) 22:47:53 |
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