人狼物語 三日月国


36 【R18】海の上のひみつ【完全RP】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


―ラウンジ―

[ 悲鳴のような喘ぎのような、水葉の声が唇から零れ落ち、
 仮面の奥から覗き見た雄吾は
 秘所を穿っていこうとする身動きを止める。]

 ……少し、止まってからにしよう。
    それで苦しくなくなるかどうかは、わからんが。

[ 言って、己の胴体を動かさないように努めつつ
 彼女の裸身に両手を沿わせる。

 そうっ、とゆっくりした動きで撫で上げて、
 仰向けになって上向いた水葉の乳房を
 左右から寄せ上げるのだ。]

[ 人差し指で頂きをくるりとこね回し、
 柔らかな風船で遊ぶように五本の指で軽く揉む。

 そうする合間に観察すれば、
 水葉の表情に変化は見られただろうか。

 胎内に打ち込まれたものへの違和感や苦しさが
 和らぎつつあるようなら、穏やかなペースを保った動きから、
 律動を作り始めることにしようか、と。]*

―ラウンジ―

[見かねたのか何なのか、余韻が引くまでの猶予を与えられる。
幸いとばかりに息を整えようとするが、これは猶予であって休息ではないと知ることとなる。]

んっ…ぁ…ひぁ…

[胸を弄ばれて身動ぎしそうになるが、それは出来ない。
腰は事実上楔で縫い止められてるようなもの。
下手に動けばそれ以上の刺激に襲われることとなる。
それに仰向けに倒されている以上、背後はソファ。
横にも後ろにも逃れられない袋小路。
快楽に耐えるために、いつもの癖を発揮してソファの布地を掴んでいるからガードも不可能。
詰んだ状態で責められれば、楔の感覚から少しは気が逸れるものだ。]**

─ 1日目・天野の部屋 ─

[天野の舌が滑り込んでくれば
けれど少しだけ慣れてきたのか
痛みの中で、吹雪も舌を絡めようとする。

舌を軽く出し、口を開けば
下腹の奥底を貫かれ、熱い吐息が溢れる。

ぐちゅぐちゅ、という結合部の水音は
その滑りの滑らかさを物語るが
ジンジンとした痛みはまだ拭えずに。

気付けば、頬に水が落ちてきた。
それは吹雪の身体の上で腰を打ち付ける天野の汗。
なだらかな頬を流れ落ち
唇に流れた雫は、やっぱり塩っぽかった。]

 …………。

[唇に、指が触れる。
天野の人差し指。
吹雪は頭を軽く動かして、第二関節の辺りを
その白い歯で挟む。]

  ──っ、ぅっ……むぅっ、ぅっ……

[痛みは消えず。
けれど吹雪は身体をぶつけてくる天野のことを
熱に浮かされながらも見つめた。]


  …………っ。

[天野の動きが不意に止まった。
奥に雄芯を収めたまま固まった天野を不思議そうな見ていたが
それよりも痛みが止んだことに
ほっ、と息をつく。

後から、その時に天野が射精したのだと理解したけれど
今は身体への負担が消えたことに
安堵すると共に、意識が薄れていく。

無理をしすぎたのかも。

薄闇に意識が落ちていく中で
口に咥えていた、天野の人差し指を。

ガリっ、と噛む。
少し皮膚が裂け、血が出るぐらい。

痛みを堪える為、と言い訳をしよう。]



[吹雪は、そのまま意識を失うようにして
眠ってしまったのだった。

天野がソレを引き抜けば
白いシーツに鮮血がぽたり、と落ちるだろう。]**

―ラウンジ―

[ 見かねたというよりも、それは雄吾にとっていつもの手順のようなものだった。巨体に見合った大きさの男性器はよほど慣れているか十二分に潤っているかでもなければ相手に傷を与えてしまいかねず、幾度か手痛い後悔を経たせいもあって、少々以上に雄吾を慎重にさせていた。]

 まだ、きついか。
 ならもうしばらくは動かずにいよう。

[ ソファの背もたれに片手を掛け、そちらに体重を乗せて
 上体を折り曲げた。二人の着けた仮面が当たらないように少し斜めの角度で
 顔をごく近くまで寄せていく。

 水葉の瞳はまだ開かれていただろうか。
 じ、と覗いて少し後。
 雄吾の唇は水葉のそれに重なり、あわく開く動きに続いて
 そっと舌先を彼女の口腔に忍び込ませた。]*

[
  
はぁと乱れた呼吸で、動けぬまま。
 一度だけの交わりにしては疲労感がひどく纏わり付く。
 けれど同時に、長いこと感じることのなかった
 じんわりとした温かさにも包まれて。

 どさり、と彼女の上に倒れ込みたかったけれど、
 最後の意地で身体を起こしたまま。
 
 髪を撫でたい。
 口付けをしたい。
 そんな思いが湧き上がり、身体を動かす。]


   
  
い、ッ……!!


 [ 瞬間、ギリッと焼けつくような痛みが走って、
 思わず小さく唸った。
 彼女の口からそっと、己の指を外せば
 皮膚が破れて、赤い血が流れていて、ぽつり、落ちる。

 はっとして、手の中に閉じ込めた裸体を見つめる。
 その涙のあとも痛々しい瞳が、徐々に光を失っていく
 様にどきりとして、慌てて中のものをずるりと
 引き抜いて、その顔を覗き込んで、頬に触れた。]


[ すぅ、という、吐息とも寝息とも取れぬ呼気が
 確認出来ればどっと安堵に肩を下ろして。

 意外なことに、まだ萎えきることのない屹立から
 避妊具を外す。
 シーツに咲いた赤い印が目に入れば、
 胸に刺さる気がしてつと目を逸らした。

 意識のない吹雪の髪を撫で、口付けを降らせる。
 手近に見えたタオルに手を伸ばして取り
 壊れ物に触れるようにそっと、その身体や顔を拭った。]


[ 初めてだという女と寝るのは、これが初めて
 ではなかった。
 前の時は、やはり一度貫いたあとも滾った
 欲望のまま、二度、三度と強引に貪ったものだった
 というのに、目の前で意識を失ったように眠る
 吹雪にはとてもそんな気にはならない。
 安らぎを邪魔したくなくて、もう触れることも
 憚られてしまって、年のせいかなと笑う。]


    ゆっくり、休んでね。


[ 耳元で囁くのが、やっと。]*

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  


   引き摺ってるんですか。
   ごめんなさい、ちょっと意外。


[ 大きな肩を竦めるように話す言葉に>>1:154
 返すのは素直な感想。

 そして彼が静かに落とした言葉>>1:155に、
 目を少し見開いて、]


   …そう、なんですかね。
   彼女が何を求めているのか、いたのか、
   今もわかんないままです。
(4) 2020/07/15(Wed) 6:45:05

【人】 天野 時雨


[ もう何杯目かも分からないまま、ショットグラスを煽る。]


   …俺は。
   彼女の前だけ、どうしていいかわかんなかったんです。
   セックスの時も、戸惑うばっかりで。
   別に初めてじゃないのにさ。


[ 俺が求めた、何か>>1:155、か
  



   もしかしたら、多分。
   全部、ほしかったのかも。


[ それを言えていたら、何か変わっていたかな、と
 曳山さんを見ながらぽつりと溢した。]*
(5) 2020/07/15(Wed) 6:45:45
[男に取ってセックスは欲求を満たし快楽を得るため以外の何でもなく、女を愛するためでも悦びを与えるものでもなかった。]


  さっさと濡らさないともっと痛い思いをするぞ。


[暴力的な性交。いや、きっとそれは女に取っては暴力以外の何でもないだろう。
ガンガンと腰を振り肉の楔を打ち込んでいく。
女が必死に伸ばした手を掴み、シーツへと押しつけて。]


  ……言うじゃないか。


[だが、男はと不敵に嗤うと、その暴力はさらに激しさを増す。
元より女を悦ばせる気はないのだから、その言葉は男の心には届かない。]

[だから、女の一計も、意地さえも男に取っては意味を成すものではなかった。
何故なら、すでに男はヒトではないから。
ただの怪物、ヒトと社会に仇なすだけのモノ。]


  ハ……ハッ………ッ……ハハ……ッ


[乱れる息に嗤いが混ざる。
昏い、ただ昏いだけの瞳に情欲の炎だけを灯して、女の体を貪り食う。
繰り返される激しい抽送。
やがて唐突に。]


  しっかり孕めよ。


[冷たい声と共に、女の中に白濁が熱く迸った。
溜まりに溜まっていた精は大量に吐き出され、女の中を溢れるほどに満たしていった。]*

―ラウンジ―
[体勢が変わる気配がすると、男の顔が近付いてくるのが見える。
何をしようとしているのか分からないほど無知ではないから、水葉も少しだけ頭を上げて距離を詰める。
唇が重なり、口の中に舌が侵入してきたところで、水葉は目を閉じて感覚に集中した。]**

【人】 天野 時雨

  
過去の話・曳山さんと
  



   曳山さんの話も聞きたいです。

[ 視線を上げてそう言えば、彼は自分の話をしてくれたの
 だろうか。
 それとも初対面の年下のバーテンに詳細は伏せたまま
 たわいも無い話を肴に酒の杯を重ねたのだったか。

 いずれにしても、曳山さんの声は穏やかに響いて、
 その会話は貴重な時間だった。

 注文されるままに酒を差し出したが、
 さほど顔の色も様子も変わらないように見えた気がした。
 実際のところはどうだったのかはわからなかったけど。

 反対にこちらはだんだんとぼんやりとして。
 決してアルコールに弱い訳ではないはずの自分が
 酔いを自覚するのは簡単では無かったが。

 オーダーされた酒を作る手つきもだんだんと覚束なくなる。
 煽り続けたテキーラのせいで、舌が縺れて敬語が薄れる。]

   今日、曳山さんと会えて、
   話が出来て、良かったなぁ。

[ 子供のようにニカッと笑って、そんなことを言った。]
(7) 2020/07/15(Wed) 8:45:31

【人】 天野 時雨

[ …と、記憶があったのはこの辺までで。
 ふと気がついたら、ボックス席のソファで倒れ込んでいた。
 あとからオーナーに聞けば、


    べっろべろに酔っ払って、
    舌ったらずな声で


   『曳山さんカッコいいなー』
   『身体鍛えてるんですか??』
   『すげー、ちょーいいカラダっすねー!』
   『やっぱあっちもデカいんですかー!?』


 …なんて初対面の曳山さんに絡みまくっていたそうで。

 声が聞こえて慌てて飛び出したオーナーが
 頭を叩いてひっぺがしたらそのまま潰れて。]


   『お前を運んでくれたのはあの人だぞ。』


[ との為体。
 頭を抱えて、あぁぁぁあ…と唸ったのだった。]**
(8) 2020/07/15(Wed) 8:49:07
天野 時雨は、メモを貼った。
(a6) 2020/07/15(Wed) 9:38:41

天野 時雨は、メモを貼った。
(a7) 2020/07/15(Wed) 9:40:01

【人】 天野 時雨

  
現在・自室で
  


[ ふわりとかけられるタオルケットの風を感じて
 は、と我に返る。

 雪菜が、姉に柔らかなそれを掛けている所だった。
 吹雪をちらと見やる視線は穏やかなように見えて、
 なんとなく笑む。]


   ありがとう。
   …寝ちゃった。
   無理、させてないといいんだけど。


[ へにゃりと笑って、ベッドを降りようと。
 そっと動けば、差し出されるのは絆創膏。>>9

 わりと普通に驚きながら重ねて礼を言って受け取れば、
 さらにきちんと洗うよう告げられて、また意外だなと
 軽く目を見開いて。


 
  
雪菜は何を考えているのだろう。
 瞳を見つめてもその思考が透けるはずもないが、
 その心に浮かぶものは、穏やかなものであれば
 いいなと思いながら、彼女の指示に従うべく、
 手を洗いにバスルームへ向かおうか。]*
(11) 2020/07/15(Wed) 10:54:00

【人】 天野 時雨

[ 水を流せば、指はひりひりと染みた。
 吹雪の痛みはこんなものではなかっただろうと思えば
 なんてこともない。


 背後で、ガチャリと>>12音が聞こえた気がして。
 
 慌ててバスルームを出れば、雪菜の姿はすでになく。

 タオルだけを引っ掴んで、ドアを開ける。
 離れていこうとする後ろ姿>>12を見つけて。]*
(13) 2020/07/15(Wed) 12:15:53

【人】 天野 時雨

[ 掛けた声は、届いたか。
 振り向かないならそれで構わない。
 背中を見ながら、部屋に戻ろう。


 わざとなのかうっかりなのか、
 忘れられた下着に気付いてぎょっとするのは、
 部屋に戻ってから。]*
(14) 2020/07/15(Wed) 12:22:20
(痛い…)


[ひっきりなしに奥に叩き込まれるズキズキした痛み、彼を迎えるための潤滑液はむしろ彼のストロークを助けるだけで奥に響く鈍痛を加速させていく]

   いや………、もう止……めて……
   痛い……よ!


[ ついに堪えきれなくなって彼を押し離そうともがき始めるもその腕は返されベッドで組み伏せられていく]


  ゴ、ゴムつけよ……?? 
  私つけてあげる……から……
  だから……
ひっ………



[焦りだし、裏返りだした声があの手この手と痛みに悲鳴をあげながら彼を説得する言葉を探す、しかしいくら宥めてもいくら体勢を変えようとしても、彼は嘲笑うばかりでやめてくれず、痛みしかなくなった性行で卯波の目にも涙が溢れ出す。]


  ひっ、い………いやあ……
  も、やめ、てえぇ……
  いたいの!!たすけ……て…


[彼をわかった気でいた。
ここは天国で嫌なことは快楽で忘れられると思っていた。
けれど今過ごしている時間は辛いばかりの死にたい世界と同じ、何もかわらない残酷な現実]

  や、やめて……ぇ……


[もう受精したところで意味はないけれど、それでもお腹の中で吐き出されれば、大きなショックを受けてどれだけの時間悲嘆に暮れていただろう。]

   ぅ……


[引き抜かれ解放されるときが来たならば、反応薄く、絶望に打ちひしがれた目がただ部屋を映して涙を流してだけ**]

 

―現在・個室―

 [ 口づけを交わして十数秒の彼女は、
   何も知らない生娘のようで、
   そのままいっていいものかと
   考えさせられた。
   しかし、その後の彼女は慣れたもの。
   どれだけ口づけというものから縁がなくなっていたのか。
   彼には知る由もない。

   熟れはじめた果実に求めたもの。
   そして与えられた優しく紡がれた自身の名前。
   その声は甘美なものだった。
   控えめに、しかしそれがいい。

   そんな彼女の脚の動き。
   彼女の準備は整っている気がして、
   彼のほうが心もちそわそわしていた。

早く、啼かせたい
  ]


 [ 一瞬だけ見せた彼の素。
   彼は首輪を外され、Goを出された犬のように
   彼女を抱き上げてふかふかのベッドに連れて行った。

   優しく寝かせると、そのままスカートを
   彼はめくり上げていく。
   彼女の陰部はしっとりと湿っており、
   このまま始めても良さそうな感触を覚える。

   勿論、彼女にも彼がどれだけ待ち焦がれているのか
   伝えるために、彼女の手を誘導して
   熱の元へと連れて行った。
   そのときに動いたジャケットのポケット。
くしゃり


   と小さくなったプラスチックの音。
   彼の避妊具は、彼女に気付かれてしまっただろうか ]

  梨花様…………もう、待てないのですね。
  しかし、どうしたことでしょう……


 [ 彼女に少しでも理性が残っていたのなら、
   気づく嘘を彼はついた。
   彼女をなし崩しで抱きたいわけではないが、
   こういう駆け引きは火遊びに油を注ぐ。
   
   彼はそう言いながらも、彼女への奉仕を止めない。
   陰部に直接指を挿入したら、くちゅ、くちゅりと
   彼らにしか聞こえない音を立てて、
   慣らしていくのだった  ]*

[それから、呆けた女を更に三度犯した。
彼女自身が濡れなくとも男が吐き出した精で滑るようになった膣内を蹂躙した。]


  不思議なことに。
  俺が犯した女は確実に孕むんだよ。


[ゴムや日頃からピルで抑制でもしていない限り、皆が皆、その腹に子供を宿した。
実際に産んだかどうかは知らないが。]


  お前も、きっとそうなる。


[最後にたいぶ薄まった静液を女の体に撒きながら、男はサディスティックな笑みを浮かべて、そう告げた。
女が死のうとしてるなんてことを知らぬまま、知ろうとすることもないままに。]

[打ちひしがれたままの女を放って、一人シャワーを浴びて汗などを流した。
部屋に戻り脱ぎ捨てた衣服を身に纏う。
ガンホルダーは煩わしかったので付けるのをやめ、安全ロックを掛けてただけの剥き身の銃は、後ろでシャツとズボンの間に挿しこんだ。]


  余計なことは言うなよ?


[念を押してから、女を置いて部屋の外に出ていった。
結局、この女が死のうとしていることを知らぬまま、知ろうともしないままに。]**

天野 時雨は、メモを貼った。
(a11) 2020/07/15(Wed) 14:35:02

【人】 天野 時雨

  
1日目
  


[ すぅと寝息を立てる吹雪の隣に、そっと胡座をかいて座る。

 眠っている身体を弄って、あわよくばもう一度…とか、
 彼女を起こしてキャッキャと二人でお風呂♡
 とか、邪なことも、思わ…なくも、ないこともない、
 かも知れないが。]
(20) 2020/07/15(Wed) 15:50:25

【人】 天野 時雨


[ 徐に内線電話を取り、連絡を。
 
  
吹雪は、残念がってくれるのだろうか。
 それとも怒るだろうか。]


   『あ、すみません。
    Aの
204
です。』

   『知人の忘れ物を届けたいんですが、
    連れが眠ってしまっていて。』


   『
  
えぇ。僕が戻るまで、しばらく
    居てやってくれませんか。
    なにせ彼女
  
初めてだったもので、
    ぐっすり寝入ってしまって。』

   『
  
あ、はい。ありがとうございます。
    え?あ、そうですね』


[ ちらりと、吹雪を見て。]
(21) 2020/07/15(Wed) 15:54:21

【人】 天野 時雨


   『…あはは。彼女が望めば、ええ。
    でももし、嫌がったら、』


   
『             』



[ くすりと笑って電話を終える。
 スタッフの名前はなんと言ったか>>1:91
 確か4文字の名前を名乗ったように聞こえたのだけれど。

 眠り続ける彼女にそっと口付けをして。
 皺がついたスーツはそのままに、新しく着替えを出して
 手早く身なりを整えた。

 ソファにぽつり佇む雪菜の下着を、丁寧に畳んで
 ポケットにしまって。

 部屋を出て、船内を彷徨くことにしたのだった。]**
(22) 2020/07/15(Wed) 15:56:34
― 1日目・個室 ―

[確かに、まるで飼い犬をけしかけるような挑発だった。
一瞬だけ崩れた口調と表情に睫毛を揺らすうち、
身体がソファから浮く感覚に、慌てて男の首に縋る。]

 きゃ、 ……ふふ。
 見かけによらず力持ちね。

[どこかはしゃぐように笑い、リビングスペースから
ベッドまでの短い距離を経て、船内のものとは思えぬほど
豪華なベッドに背中を預けられ、緩く波打つ髪が
シーツに散らばった。]

 ──…ん、っひぁ、あ……ゃ、 …

[するりと。撫でるだけだった掌がスカートの内側に
秘めた女の熱を暴いていく。
数度のキスを交わしただけだというのに、光沢ある
シルクの下着は、とうに秘部の形に濡れていた。
外気と、彼の視線に曝され頬が赤く染まり。]

 ん、……詠斗さんの、だって。 …

[導かれるままスラックス越しに触れたそれは、
解りやすく増した質量を硬さを訴えている。
思わず喉が鳴り、うっとりとした眼差しを向ける女は。]

[男の仕掛ける些細な嘘に、気づいていないとも
──気付かぬ振りをしているともとれる返事を返し。
軽く腰を浮かせ、ショーツをずらしただけ、という
半端に副を乱したまま、男の指使いに浸る。]

 はぁ…ん、 ンッ…… あっ…

[くち、くちゅりと、陰核から奥へと少しずつ指が
進むにつれ、女ひとりでは埋められぬ空虚が
待ちわびたように潤んでいくのを感じた。

次に、いつ、この刺激を、熱を貰えるかわからない。
焦燥は理性を溶かし、分別を失わせる。]

 あっあ、…いと、えいと、さん……

[艶めく吐息混じりに繰り返し名を呼ぶと、
再び顔を引き寄せ、唇を貪って。]

[元より多少のリスクは承知の上。
相手が身元が確かなクルーなら、そのハードルも下がる。

何より、もどかしさの方が上回った。
甘ったるい前戯より、睦言よりも今は、
この身を貫く確かな熱と質量を求めてやまず。]**

天野 時雨は、メモを貼った。
(a13) 2020/07/15(Wed) 16:50:01

天野 時雨は、メモを貼った。
(a15) 2020/07/15(Wed) 16:51:20

−1日目・個室−

 [ 意外と力持ちと言われては、彼も笑うしかなかった。
   クルーをやっている以上、
   ある程度の力仕事は任される。
   女性を抱っこするなんて朝飯前だろう。
   無論、彼にとっては。

   他のクルーなら、と聞いたらおそらく彼は笑って

“無理無理”


   などと煽っていくだろう  ]

  とっても、綺麗ですよ。……次回を願いたいほど。

 [ そう言って、彼はスラックスのチャックを
   彼女の手を使っておろし、
   何も被せていない質量の増した熱を
   直に彼女は伝わるように触らせていく ]

   

 [ 名前を呼ばれながら、彼は貪るように
   彼女との口づけを交わす。
   ゆっくりと彼女の手を使い扱かせた
   彼の熱は、その熱を受け入れたくて堪らない
   蜜壺の入り口へと誘われ、
   先端が何度かその割れ目を往復する ]

  離れては、いけませんよ。

 [ 彼女と体を密着させれば、
   先端を入れ込み、そのまま一気に奥へと駆け上がる。
   レスの女性の中は、生娘より緩く、
   しかしビッチよりも締め付けがある。
   流石の彼も、一度奥まで辿り着くと、
   ため息にも近い、吐息を静かに吐き出すのだった ]*

――一日目・ラウンジ――

[ 少しだけ持ち上げられた水葉の頭を、
 口づける動作の続きのようにソファへと押しやった。

 口腔に侵入した舌先は口腔内をまさぐり動いて歯並びの先端をなぞり、
 やがて彼女の舌を探り当てる。
 柔らかい粘膜で出来た塊を愛撫するように絡めさせると、
 重なった唇と唇の隙間からは密な水音が漏れていくか。]

 ……押さえつけられ、逃げられない、今の君は。
   蹂躙されつつある獲物だな。

[ 言わずもがなの事実であるが、言い聞かせる言葉はきっと
 水葉の中に方向づけを与えるだろう。
 空いた器に注がれる液体のように。]

 ……動くとしようか。
   器の君だけでなく、俺の欲も満たさせて貰おう。

[ 女の身体を縫いとめていた肉の楔。
 腰を引けば、しばしの猶予の間に肉幹と密着していた襞が吸い付いてくるかのように感じられる。その感触に快感を覚えて小さく息を吐き、半ばほどまで抜いた雄を今度は突き入れていく。]

[ 水葉の胎内に己のものを馴染ませるようにゆっくりとした挿抜は
 徐々にストロークを大きくし、そのペースを早めていく。

 ずん、と質量を感じさせる衝撃を一番奥まで送り込むと
 一旦動きを止め、上背を屈めて唇を奪った。
 差し入れる舌は彼女の舌に軽く触れ、口の外へ誘うようにつっと突く。
 もし水葉がそうすれば、ごく軽い痛みを覚える程度の圧力で
 雄吾の門歯が鮮紅色の粘膜を掴まえただろう。

 そうして後に、仮面の男は両手を水葉の膝裏に差し込んで、
 両脚をM字の形に持ち上げて
 左右に大きく開かせてしまう。
 より一層、身動きの自由を拘束される姿勢。
 ソファの布地をまだ彼女の手は掴んでいたろうか。]

 ……自分で、自分の脚を掴んでごらん。
  自ら開いて、獲物を差し出すようにな。

[ 求める言葉を掛けて、開かせた秘所の最奥まで、
 猛る雄肉を一息に打ち込んだ。]

[ そうして、仄かな照明だけが点るブースの中での交わりは
 どれほど続いただろうか。

 水葉の好奇心や欲求が満ちるまで、
 あるいは単純に体力が尽きるまでか。

 雄吾自身の体力が底を尽くということは起こり得ず、
 一度達しても短かな休憩のみで回復していった。

 夜のような薄闇の帳が降りたラウンジを後にしたのは、
 実際に夜の訪れが近くなってからのことかもしれなかった。]*

天野 時雨は、メモを貼った。
(a20) 2020/07/15(Wed) 19:00:32

― 1日目・個室 ―

[ゲストとしてしか乗船しない女にとって、
クルーズ船での仕事に如何ほど力を用するか計り知れず。
けれど、誰でもできるわけではない、と聞けば
たのもしいことだと、ぴとり、身体を寄せた。] 

 ふ……ふふ、 ほんと、…お上手、…あっ
 次 があるかは……サービス次第、かし ら

[ほどよくアルコールも巡って火照る身体であっても、
スラックスから取り出される肉欲が熱く感じる。
始めこそ遠慮がちに先端を撫でるだけであったが
次第に、彼が褒めてくれた滑らかな白指が裏筋から
くびれを扱き、先走りを絞るように圧をかけていく。]

 …… ん、ン…ぁふ、…ぇ、いと、…

[いつのまにかずり下がった下着は片足からベッドへと
落とされ、男を迎え入れやすいよう膝を開いて。
くちづけの合間、熱の籠る吐息混じりに名を呼んだ。

求めてもいいと言われたことが嬉しくて。
同じくらいの熱量で求められていることが嬉しくて。]

[やがてすっかりそそり立ち、張った傘の先で
陰核を擦られ、ぐち、といやらしい音が鳴る。]

 は──…ぁん、 …ん、はぁい…

[離れるわけがない。
むしろ抱き寄せるように肩へと腕を回し、
先端が蜜壺へと挿入されるのに合わせ、息を詰め。]

 ッひ、 あっ…つぅ、……っ、

[破瓜の衝撃とも違う。
言うなれば長いこと放置していたピアス孔が、
そこに孔があったことを思い出させるような
圧迫感と微かな痛み。
僅かな突き上げで奥へと届くのは、女がそれなりに
経験を積んでいることの証だった。]

 
 はぁ……あっ、…うぅ、ふ……。

[抉るようにナカに埋まり、拡張する熱と感触に
思わず涙がこぼれる。
そうだ、"コレ"がずっと欲しかった。
女としての悦びを心いくまで感じたかったのだ。

そんな思いが伝藩するように、きゅう、きゅうとナカが
締まり、竿に媚肉が絡み付く。
吐息を洩らす彼の頬を白指が撫で、うっとりと笑い。
囁きを添えて、耳朶へ鳴らすリップノイズ。]

[何せ久しぶりなものだから。
満たされると今度は彼の"具合"がどうか気になって。

動いて、とねだるのは視線だけ。
代わりに唇より雄弁な身体が、精を求めて雄を締める。]*

−1日目・個室−

 [ ベッドへの移動中、彼女の体がぴたりとひっついた。
   ブラウス越しにも感じる、彼女の柔らかい胸。
   これを楽しむには時間がなさすぎる。
   次回は、指名してもらおうと
   彼の頭に邪なことばかりが巡っていた  ]

  とっても、…慣れていらっしゃるのに……
  旦那様は………
っ……ふ…


 [ 彼女の手つきが慣れていると感じ、
   言いかけた言葉は
可哀想

   しかし、それを言うのは憚られ、
   彼は言うことをやめ、彼女の手つきに気を移した。

   名前を呼ばれると、彼自身の気分がさらに昂る。
   美しい女性の清らな声から
   淫らな格好をして甘い声に変わっているその声。
   ずっとこの航海中に聴かせてはくれないだろうか。

   そんなことを願ってしまいそうな、素敵な人が
   膝を開いて彼を受け入れる。
   抱きつかれれば、挿れる前にまた唇を貪るだろう ]

 
っ、ぁ……最高かよ……

 [ 彼女の中を満たし動かないでいると、
   彼女の一縷の涙が見えてしまい、
   彼は舐めとるように舌でその涙をすくった。

   かなりキザすぎる。
   と言いつつ彼女が多感になっていると、彼は踏んだ。

   そして中のキツさが彼女の喜びを
   示していることがわかると、
   激しく動きたくなった。
   絡みつく膣肉をゴリゴリと、動かしてしまいたい欲に
   駆られるのは彼女のせい。
   綺麗な指が彼の頬を伝えば
   条件反射のようにその手をとってしまった ]

 [ 彼女の手のひらに優しく口づけを落とすと、
   そのまま彼は指を絡めて反対の手で片膝を抱える。
   絡めた手は彼女の頭上に置き、
   きゅっと彼女の手を握って、ゆっくり律動を始める。
   動くたびに角度を変えて絡みつく、
   彼女の肉壁を直に感じ、
   欲が溜まるのも時間の問題になり始めるだろう ]*

[そう、彼はこの船のクルーで、旅は始まったばかり。
長いことこの部屋に閉じ込めておけぬことは
女も十分に理解していた。

互いの衣服を最低限しか解かぬのもそんな理由。
次、なんて。早くも先のことを考えそうになるのは
既に彼の言動を心地よく感じているからだろう。]

 ふ、ふ……28歳ならそれなりに、ね?
 ……やあね、セックスの最中に他の男の話なんて

[飲み込まれた言葉が何かなぞ解らない。
が、旦那様、と彼が口にすると、それまで流暢に
彼自身を扱いていた指がぴくりと止まった。

悪びれる気持ちなんてほとんど残っていない。
むしろ夫の性癖を尊重するための行為だ。

──好きなように楽しんで何が悪いのか。と。
欲に溺れた脳は、己に都合よく思考を推移していく。]

[互いの密着が剥がれぬように。
くちづけを添え乍らの挿入に、女の腰がびく、と震えた。
避妊具を介さぬ肉の感触を堪能するように、
密やかに落ちる、砕けた一言に破顔する一方で。

落ちる涙を舌で拭われ、照れたように視線を逸らす。
代わりにナカが収縮する速度を増した。
奥の奥、その手前と、擦られたい箇所が疼く。]

 ──…嬉しい、…っぁん。

[ささやかに見えて切実な願いが届いて
頬に添えた掌が捕らえられると、小さな声が漏れた。
これから齎される快感への期待を隠さない、
淫らな雌の啼き声。]

[シーツに縫い留めるように片手を押さえつけられ、
絡む指先をきゅ、と握り締めて。
軽々と女を抱えた腕が膝を支えると、挿入されている雄も
角度を変え、背中がしなり。]

 は…… あっ…あん、っ…あぁ…… っ

[ゆっくりと、彼の腰が穿ち始めると突き上げに合わせ
嬌声が喉から零れ、性感を擽られる度、ぐちぐちと
水音と滑りが増していく。]

 ゃ、ああっ、……あっ、いと、えいとさ…ぁんッ

[やがて女の方も自ら腰を揺らし、髪を振り乱して
尚も竿を締め付け、奥を突かれるにつれ
子宮口が下がるのを感じた。
時折、熟れた舌先を伸ばし、くちづけをねだって。]

―一日目・ラウンジ―
[上げた頭は押し戻されて。
口の中で蠢くものを邪魔しないように避けるように動かしていた舌も、程無くして追いつかれる。
さすれば応じるのみとともに水音を生み出していた。]

[それから投げ掛けられる言葉。
器として与えられる役割は、注がれるものをただ待つことだけか。
その役割に従うように、楔を打ち込まれれば合わせて身体が揺れ、唇を奪われれば誘われるままに舌を差し出す。]

  ……。

[ 光を失った虚ろな目が、テーブルの上に放置されたままのガンホルダーを横目に見つめる。

彼がシャワーを浴びているときにも実は一度見ていた。そのときは今すぐ奪ってしまい、自らの頭を彼の前で撃ち抜いて見せたなら、いくらかの復讐はできるのかなと考えた、そして楽に死ねるのかなと。

でもそんな元気もなく本物かどうかもわからないまま時間は過ぎ、いつしか彼は戻って入れ物だけを残して部屋を出ていってしまう。

残ったのは用済となって棄てられた空虚だけ ]


 はぁ、あっぁ、も……いく、いっちゃ、…ひぁ…っ

[ぐじゅ、と。
彼からも零れる先走りと混ざり、溢れた蜜が腿を伝う。
とうに小さな絶頂を迎えながら、爪こそ立てはしないが
男にしがみつくように肩に置いた手に力を込めて。]



  ………。

[ やっと解放された卯波ではあったが、頭ではそのような実感などはなく、身体は未だに痛みに震え心は閉ざしたまま。 ]


   ……うう……


[ しかし心に変化が現れる。
それは死のうとしている自分のお腹で命が宿るかもしれないからだ。

最初こそどうでも良かったそんな自棄ではあったが、確実とまで言われた言葉がなぜかこびりついて離れない。 ]

  か、掻き出さなくちゃ……

[ 命の定義がどこにあるのかはわからないが、少なくとも受精したならばそれは紛うことなき我が子となる。

そうさせないためにも、ふらふらな身体はベッドから何とか足を床につけると、ヨロヨロと壁に手を付きながらシャワールームを目指した。 ]

[人妻が願うことじゃないと理解している。
けれど、本能が欲してやまなかった。

潤む瞳は真っ直ぐ、彼を見つめて。
さんざん掻きまわされ、ぐずぐずになった蜜壺は
出会ったばかりの男に穢されるのを待っている。]*

【人】 天野 時雨

  
いつだかの時間
  


[ 船内を歩く。
 酒が飲みたいな、と思っていた。

 さすがの防音性能のおかげか、楽しむような声は
 聞こえてはこない代わりに妙にしん、としていて。

 部屋から出て来た男性とすれ違えば、>*18
 軽く会釈する。
 目が合ったか、合わなかったか。

 どちらにしてもこの客船では異質に思える雰囲気を
 感じれば、ん、と軽く眉根を寄せた。

 職業柄、人を観察してしまうのはクセのような物で。
 その人の何というか、ギラついている、というような言葉が
 相応しいような印象に一瞬目が離せなくなる。

 がすぐにつ、と視線を外し。
 まぁ、世の中には色々な人が居るのだし、仮にも
 この客船に乗っているのだから、身元に不審なことは
 ないよなぁ、と、なんとなく自分に言い聞かせた。]*
(33) 2020/07/15(Wed) 22:32:15
[そうこうしてるうちに足を持ち上げられ、窮屈な体勢で開かされる。
しかもそれだけに留まらず、さらに恥辱的な命令が重なる。
いくら何でもこれは…と思うくらいならここまで素直に染め上げられていないのだった。]

…はい、仰せのままに。

[ここまでで一番仰々しい言葉で承諾を示せば、ソファを掴んでいた手を放して受け入れの姿勢を示す。

そして―]

[―ここから先は語らない。

ただ教えられることと言えば、水葉の心が満足行くまで叩き込まれたということ。
そしてその代償に体力の消費も半端で無かったこと。

具体的には最後に気をやった時に着けていた仮面が落下したといえば、どんなに乱れたか察してもらえるだろうか。]**

【人】 天野 時雨

[ 駆け寄る足音が近づいてくる。
 次の瞬間ガシッと掴まれた感触>>36に心臓が跳ねた。
 先程すれ違った男性がやはり殺人鬼かなにかで、
 襲い掛かられたのかと思う程には。

 んなわけないだろ、と自分で呆れつつ振り返れば、
 己の名前ではない何かを呼びかけながら、
 腕に手をかける、ワンピース姿の女性。

 自分と目が合えば慌てた様子でその手を離し詫びる様子に
 人違いをしたのだと理解するには数秒もかからなかった。]


   いえ。
   綺麗な女性に触れて頂いてラッキーでした。


[ にこりと笑顔を浮かべて、そう返す。]


   どなたかと、お間違えでしたか?
   道に迷った迷子さんでしたら、どちらかまで
   ご一緒しましょうか。


[ 彼女の返事を待ちながら、
 左手薬指にちらりと視線を落として。]*
(42) 2020/07/15(Wed) 23:50:00
天野 時雨は、メモを貼った。
(a25) 2020/07/15(Wed) 23:53:43

−1日目・個室−

 [ 28。
   彼女の年齢がまさか同じだと、
   こんなタイミングで知るとは。
   寝取れるものなら寝取れるまで彼女と絡んでいたい。
   しかし、それでは美しい彼女が見られなくなる。
   だから美しい彼女との再会を願うためにも、
   彼女の夫にはそのままでいてもらわなければ。

   しかし、彼女の夫のことを口にしたことは、
   やはり彼女にとっては野暮だったらしく、
   手の動きが止まってしまった。
   止まってしまったならと
   挿れる準備に取り掛かったので
   大きな問題ではなかっただろう ]

   
 [ 涙を拭うと彼女は照れてしまい視線が逸れる。
   そんなところも可愛らしく、
   彼の熱量はさらに高まりを覚える。

   どこを刺激しても彼女は愛らしい声を上げて、
   彼の動きも徐々に速くなっていくというもの。
   それに合わせて部屋に響くぐちゅ、ぬちゅという水音。

   2人ともが動けばそれだけ音は立ち、
   お互いを刺激し合う。
   名前を呼ばれると、彼が疼く。
   舌先を差し出されれば動きながら舌を絡め、
   彼女の舌に吸い付くのだった。
   舌を絡めるだけで2人の絶頂は
   簡単に近づきつつあった  ]

 [ 彼女がこんなことを求めていたかどうか、分からない。
   彼女の腰に更に打ち付ける熱は、
   いつ中を満たしてしまおうかと
   タイミングを見計らっている。
   中の収縮を感じる限り、彼女はもう何度も
   達していると思う。
   真っ直ぐな瞳。潤んでいるせいか、
   下腹部にグッときて、
   唇を重ねながら、最奥子宮口にこつんと
   傘がキスをしただろうか。
   そのタイミングを見て、
   彼は欲を脈打ちながら吐き出すのだった  ]

 
っ、…ふぅ…………


 [ 体を固定したまま、彼は暫く動くことなく。
   その間、愛おしそうに彼の下で
   全てを受け入れてくれている女性の髪を撫で、
   彼女が落ち着くのを待つことにした  ]*

【人】 天野 時雨

  
一日目のどこか・涼風さんと
  


[ 驚いた表情をすぐに落ち着いたものに変え、
 それでもやや頬を赤らめながら、目の前の女性は
 その頬に左手を添えて笑う。>>43

 探していたのは連れではない、と言う言葉と、
 きらりと光る指輪>>1:101を見比べれば、
 へぇ、と小さく意外な気もするけれど、何しろここは
 そんな場だから 顔に出すような事はしない。]


   あぁ、そうでしたか。
   俺は、


[ 少し言葉を止める。]
 

   今は、一人ですかね。
   知人の忘れ物を届けに行こうと思って。


[ いやそれが下着なんですよ奥さん、なんて言えば
 この人はどんな顔をするだろうと下衆なことを考えて
 少し笑った。
 もちろん言うはずはない。]
(53) 2020/07/16(Thu) 8:20:23

【人】 天野 時雨

[ 目の前の女性からの誘いを耳にすれば>>44
 じんわりと感じる、この客船のレゾンデートル。

 
 この船に乗ってから己はやはり少し狂っているのだろうか。
 普段ならきっと。
 残念に思いながらも丁寧に断り雪菜のもとに急ぐだろうし、
 そもそも女を一人、部屋に残すことなど、
 しないはずなのに。]


   俺も丁度酒が飲みたかったんです。
   ただ、せっかくのお誘いなのですが、
   今あんまり時間が無くて。
(54) 2020/07/16(Thu) 8:25:05

【人】 天野 時雨


[ 目を伏せて、その人の手を取る。
 抵抗されないようならそっと引き寄せて耳元で。
 嫌がるようならそのままの距離で。]


   こんな綺麗な女性の誘いを断って、
   俺バチが当たりますね。


[ と囁いた。
 彼女の表情はわからないが、明日を約束して
 くれる声を聞けば>>44、ほっと笑って頷いて。]


   本当にすみません。
   また、明日…楽しみにしてます。


[ そう伝えて、彼女を見送るだろう。]*
(55) 2020/07/16(Thu) 8:25:30
天野 時雨は、メモを貼った。
(a31) 2020/07/16(Thu) 8:28:06

【人】 天野 時雨


  
いつかの時間・通路で
  


[ ごく微かに聴こえたのは、確かに
 …人が泣く声だった、と思って。

 呼びかけには、応答は、ない。
 が、少しドアは隙間を見せて開いたまま>>52

 ここが特殊な空間だけに、躊躇する。
 そういうプレイ中だったりする可能性もある訳で。
 それでもやはり気になって、そっと扉を開いて中を覗く。


 もしそのような最中に遭遇すれば、
 平謝りして脱兎の如く駆け出して逃げようと思っていた。

 しかし、目にした物は、
 そんな愛欲に塗れたものではなく。]
(56) 2020/07/16(Thu) 11:52:34

【人】 天野 時雨


   えっ…


[ 壁伝いに歩く、女性。>>52
 こちらには気づかない様子で、バスルームに
 向かっているようだが、
 明らかに、情事のあとだとわかる白濁液が
 身体には纏わり付き、下半身を伝わり床にすら落ちて。

 ぎょっとして顔を見れば、腫れた目元と
  

 …これは、殴られたような痕が、頬にも。]


   ちょ、ちょっと!
   大丈夫ですか!?


[ SMのようなプレイを愉しんだのかもしれないと
 片隅では思いながらも、思わず駆け寄って支えたのは、
 彼女が本当に憔悴している様子だったから。
 愛のないSMはただの暴力だと言ったのは、
 過去に知る誰だったか。

 そんなことはどうでもいいのだから彼女を支えて応答を待つ。
 いきなり触れてしまい驚かせてしまっただろうか。
 彼女が希望するならなんでも手伝いたい、と思いながら、
 その女性を支えていた。]*
(57) 2020/07/16(Thu) 11:54:57
天野 時雨は、メモを貼った。
(a32) 2020/07/16(Thu) 12:14:08

【人】 天野 時雨

  
一日目と二日目の狭間あたり
  


[ とっとと部屋に戻らなくては。
 吹雪が目覚めているかも知れない。

 自分で決めたくせに、
 おまけにスタッフにまで頼んでおいたくせに、
 今更そんな思いも頭には確かにあって。
 彼女を一人残して、見知らぬスタッフにその場を託して、
 自分は違う女に向かう。
 なんて酷いと分かっていて。
 狂った気持ちに向き合えば、吐きそうになる。

 それでも。
 ここは、サンライズ・クイーン。
 恋愛をする場所としては、不似合いだから。

 恋愛は、ここではしてはいけない。
 したくない。
 ただ、自分の欲望に、忠実に。

 ここを出れば、皆が見知らぬ人に戻るのだろう。
 だとすれば、今自分が向かうところは。]*
(61) 2020/07/16(Thu) 19:37:35

【人】 天野 時雨

  
暴行の痕が見える女性と
  


[ 小さな声が、二文字だけ、聞こえた。>>66

 虚ろな視線でこちらを確認して、しかし頭を上げることも
 難しそうにこちらに項垂れもたれかかる女性。]


   しっかりしてください!


[ 支えの腕を伸ばして抱き抱える。
 意識は辛うじてあるようだが>>66
 視線は落ちていく。

 バスルームに連れて行くほうがいいのか
 ひとまずベッドまで運ぼうか、瞬間的に悩み。
 しかしこの人がどこから這うようにここまで来たのかを
 認識すればベッドはマズいのか。

 抱え上げたまま、浴室のバスタオルを片手で取る。
 そのままタオルは落として、そこへ彼女を下ろす。
 壁にもたれさせてからバスローブを前から羽織らせた。]
(74) 2020/07/16(Thu) 22:14:18

【人】 天野 時雨

   
   わかりますか、大丈夫ですか。


[ 囁くように、声をかける。
 反応はあるのだろうか。

 救急車を呼びますか、と言いかけて、ここが船上だと
 思い出せばちっ、と小さな舌打ちが出て。]


   スタッフに連絡しますね。
   医務室に行ったほうがいい。


[ そう言って、内線電話に手を伸ばそうと。]*
(75) 2020/07/16(Thu) 22:16:37

【人】 天野 時雨

  
日付けが変わったあたり
  


[ ほんの一途期だけ足を止めて、酒を。

 電話の先のスタッフは、きちんと吹雪を扱ってくれた
 だろうか。
 今更ながらそんなことを思う。
 まさかバスローブを着せてもらっているとは
 思ってもいないけれど。>>65

 手っ取り早く酔いたい。
 そう言うと、同じ職業のその人に差し出されたのは、
 ゴッドファーザー。

 ベースのウィスキーはラフロイグ。
 いい酒で、もちろん腕も良いのだろう。
 ピートの効いた香りがアマレットと重なり合い、
 喉を焼き尽くすように流れて、落ちる。

 思い出したように煙草を取り出そうとポケットを探れば、
 雪菜の忘れ物に手が触れる。

 琥珀色の酒を煽るように飲み干して、煙草に火を点けた。
 深く吸い込んで吐き出せば、紫煙が細く棚引いて。
 また口にしようと手を動かすと、指先の絆創膏が
 目に入って頭がぐらりとした。]

 
(76) 2020/07/16(Thu) 22:30:52

【人】 天野 時雨


[ 腕の良いバーテンダーに礼を言って。
 灰皿にぐにと押しつけて煙草の火を消すとまた歩き出す。

 目指すSランクの客室。
 301号室に、彼女はいるだろうか。

 呼び鈴を押す。
 応答が無くともしばらくはそのままで。]*
(77) 2020/07/16(Thu) 22:31:32
天野 時雨は、メモを貼った。
(a37) 2020/07/16(Thu) 22:34:45

― 1日目・個室 ―

[永遠の愛、がどれほど甘美なものか女はまだ知らない。
が、背徳の味は知ってしまった。

内側からどろりと溶かすような熱と刺激は
誰にも打ち明けてはならぬ想いに満ちていて
苦しみと切なさと、愛おしさが交互に押し寄せる。

今のところ、青年とどうこうなる気は毛頭ない。
ただ、癖になってしまいそうだと言う予感はある。]

 あっ……あぁ、や、くるし、……ッあぁッ
 えいと、…ぃとさ、…も、っと…っ

[蜜壺を混ぜられ、互いの唾液を絡め合いながら
獣のように率直な快感だけを求めあう。
じ、と此方を見詰める視線と組み敷く体温と睦言は
自慰では到底得られない充足を女に与えた。]

[頃合を図るような突き上げの最中、
何度、名前を呼んで求めたかなど覚えていない。

ただ、全部を、と請う囁きには蠱惑的な笑みを返すだけ。
そして返事の代わりに、とうに彼の形を覚えた膣は
奥の奥へと誘うように蠢き。]

 あ───… ッ。 ぁあ、あ…

[こつ、と。ひと際強い突き上げのあと。
何度目かの絶頂と共、足指がぎゅ、と強張り、ナカへと
迸る精と、雄が跳ねる心地に浸り。
残滓まで余さず注ぐだろう彼を見上げて、笑う。]

[そのまま、暫く余韻を楽しむように
汗の滲む前髪を掻き上げてやったり、啄むようなキスを
繰り返して。

互いの呼吸や意識が落ち着くと、軽く身を捩り
ナカを埋めている肉を退けようか。]

 すごく、……ヨかったわ。 …ありがとう。

[まだ高揚が抜けず火照る頬と、潤む眼差しはそのまま
どこか照れた顔を隠すように乱れた髪を寄せて。
忘れぬうちにと、クラッチバッグからネームプレートを
取り出し、彼の掌へと落とそう。]

 また、呼んでもいいかしら?

[彼の手を取り、重ねて握らせながら。
また、がこの航海中を指すか、
次回以降のクルーズを指すかは明言せず。]*

【人】 天野 時雨


[ 受話器を持つ手を掴まれる。>>83
 驚いて、振り返れば、溢れ落ちる小さな声。

 事を大きくしたくない>>84
 そう言う女性に目を見開いて。

 なぜ、と問うより先に伝えられた彼女の言葉は>>85
 一言一言がこの豪華な客船にはあまりにも
 似つかわしくないものばかりで。]
(88) 2020/07/16(Thu) 23:42:35

【人】 天野 時雨

   
  
最期。


[ その言葉がより、冷たい雨のように刺さる。
 受話器ごとその胸に運ばれて行く腕を、
 どうしても抵抗出来ず。

 そっと、反対の手を添えた。
 いつもはペラペラと薄い言葉が出る己の口から、
 彼女にかける言葉は出ない。]


   …シャワー、浴びましょうか。
   汚れてはいないですよ。
   身体が冷えたでしょう。
   立てますか。 


[ ようやく絞り出せばそう聞くけれど、やはり抱き上げて。
 彼女が嫌がらなければバスルームに入ろうか。]*
(90) 2020/07/16(Thu) 23:44:47

【人】 天野 時雨

[ 後ろからかけられた声にびくりと背中が跳ねる。>>80

 どうして置いていったのか、と言う言葉から
 咄嗟に吹雪だと思った。
 けれど慌てて振り返れば、楽しげに笑う、
   
  
雪菜。

 ふぅ、と息を吐いた。
 己の吐息は酒の匂いがした。]
(92) 2020/07/16(Thu) 23:52:04

【人】 天野 時雨


   …よかった、会えました。
   忘れ物、気付いて。


[ そう言って、一歩。
 彼女に近づいて。]
(94) 2020/07/16(Thu) 23:54:29
−1日目・個室−

 [ 彼はまた、ひとつの隠し事を生んだ。
   彼にとっては問題のない背徳。
   しかし、滅多に味わえないものだから
   隠し事はしっかりと守り抜く。

   彼女の女性というより、雌としての本能。
   そんな一部分を垣間見た気がする瞬間。
   互いの名前を呼び合い、互いの熱を求め合う瞬間。

   自分のものにはしたくないけれど、
   擬似的にそうしてしまいたいと思わされた ]

  梨花、さ、
まっ
……

 [ 名前を呼びながら、彼は動きを止める。
   孕むことはない、とは言い切れないが
   確率としては低い。
   医者に検査してもらったことがあるから、
   残念ながら今の彼は色んな意味で不能である。

   彼を受け入れながら彼女の見せる笑みは、
   なんとも言えず、しかし言えることは、ただひとつ。

美しい女神のよう
  ]

 [ 余韻に少し浸る彼女に髪を撫でられれば、
   彼も乱れた彼女の髪を少し整え返す。

   その後、体を離せば蜜液などが混ざって
   白濁したものを押し返す蜜壺に指を入れて
   中のものを掻き出し、
   体液がついている指を舐めてみる。
   落ち着いた彼女は、リビングに置いていたクラッチから
   彼が渡していたネームプレートを返してくれた。 ]

 勿論。電話で、8番のメニューを、と言っていただければ
 私が梨花様のもとへ訪れましょう。
 違うプレイがしてみたいなら、またそのときに。

 [ 胸ポケットにネームプレートを落とし込めば、
   服の乱れを戻し、彼女の手を取って
   そっと口づけを落とす。
   彼女は、上客になる。
   彼は、そう確信を持ったようだった。

   見送ってもらうというのもおかしいので、
   彼女に会釈をして、足早に
   リビングに忘れて行きそうだった蝶ネクタイと、
   空になったマティーニグラスたちを
   回収して彼女の部屋から退散するだろう ]

失礼いたしました*

【人】 天野 時雨


   … 会いたくて。
   それとも雪菜さんは、俺が吹雪ちゃん抱いてるの見て
   下手クソでおまけに早いなぁって萎えた?


[ くつくつと笑って。]


   嫌なら、止めて。
   今なら帰るよ。

   吹雪ちゃんはスタッフに見張り頼んだ。
   起きた時、一人だとちょっとかわいそうだなって
   思ったから。
   手は出されてないと、思うけどね。

   やっぱり早く帰ったほうがいい?


[ 酒の力を借りて挑戦的な気持ちで、
 彼女を見下ろす。

 怒りをぶつけられれば嬉しいとさえ思うくらいに、
 
その瞳が欲しいと思って。
]*
(96) 2020/07/17(Fri) 0:02:37

【人】 天野 時雨


[ 服を強く引かれ、唇が触れる。>>98
 別れた時とは違う、淫靡な様相から豊かな胸元が覗けば
 頭にかっと血が上った。

 噛み付くように、口付けを返す。]


   …なんつーかっこしてんの。


[ 唇を離して、伝える声は擦れて。]


   …だれかと、ヤッてた?


[ くっと笑いながら、彼女を見下ろす。]
(102) 2020/07/17(Fri) 0:25:43

【人】 天野 時雨


   マジかよ。
   それは悪かったな。


[ 挑発を耳にすれば>>113、ぶははと笑う。]


   殺してやりてぇな。


[ 笑いは止まぬまま、彼女を見下ろして。
 尚も見下ろせば、
 同じように笑って返される、言葉。]
(119) 2020/07/17(Fri) 6:01:41

【人】 天野 時雨


   帰るわ。
   ブラジャー、返したからな。


[ その瞳の奥にある何かの意味が、
 掴み取れない己は心底バカだなぁと笑う。

 吹雪の元に帰る。
 雪菜の一番望むことと、
 雪菜が一番嫌がることの、

 両方が、そうならいい、と思って。


 ポケットから取り出した下着を彼女に渡す。
 それから、さもすればふらつきそうになる足で背を向けて、
 歩き出そうか。]
(120) 2020/07/17(Fri) 6:05:01

【人】 天野 時雨

  
しばらく後の話
  


[ かちゃり。
 オートロックはまた大きく響く。
 ドアを開ければこちらに向かうスタッフに気づいて
 どきりとした。>>116

 会釈して。]


   すみません。
   遅くなりました。


[と唸るように。

 彼がここにいるのだから、吹雪は寝ているのだろうか。
 彼等のやり取りなど、知る由もなく。

 彼が何かを話せばいくらか言葉を交わして。
 そうでなければ、そのままベッドを覗き。

 泥のように纏わり付く疲労感に耐えきれず、眠りにつく。
 吹雪に触れることもせず。
 瞼の腫れにも気づかないまま。]
(121) 2020/07/17(Fri) 6:08:08

【人】 天野 時雨

[ 目覚めた時に、吹雪はまだ隣にいただろうか。
 居れば、昨夜の無礼を詫びて。
 居なければ、そのまま浴室でシャワーを浴びて
 また少しだけ眠る。

 起きて頭に浮かぶのは、約束>>97
 旅の終わりは近づいて。]**
(122) 2020/07/17(Fri) 6:10:04

【人】 天野 時雨

  
二日目の夜・バーカウンターで
  


[ 昨日から、流れる時間の速さや、目まぐるしく変わる
 自身を取り巻く環境に若干取り残されるようで、
 睡眠不足も相まって頭はぼんやりとしていた。

 さっきまで、別の場所で、やや年上の女に声をかけられて
 誘われるままに寝ていた。
 綺麗な顔が歪むのを見るのは堪らない、と、
 いつだか耳にした言葉と同じように揶揄られて。
 特にら抵抗することもなく、そう言うご趣味を受け入れれば
 嬉しそうに楽しむその女を見たとて、
 到底己が満たされることなどなく。
 身体中につけられた傷だけがヒリヒリと啼いた。

 胃の中のものも何度か吐き出したために、
 空の臓物にアルコールが染みて。
 食わないとな、と思っては、出された果物を
 無理矢理押しこんでまた吐き気に襲われて。

 昨日の女性はそこにいるのだろうか。
 別に来なくても気にしないのだけれど。

 
  
あぁ、とふと。
 まだ出港前に見かけた、兄貴のようなあの人の
 背中が頭に浮かぶ。

 あの人は何してんのかな、と呟いて小さく笑った。]*
(124) 2020/07/17(Fri) 7:02:01

【人】 天野 時雨

  
二日目 朝の話
  


[ 目覚めは最悪だった。>>122
 やはりと言うか案の定と言うか、隣に吹雪の姿は無く。
 彼女が何を思い部屋を出たのかなど知る由もないが>>128
 ギリと胸が痛むと同時に、
 ほっとする自分に気付いて吐き気がする。

 昨夜のことを思い出していた。
 帰る、と言った時の、雪菜の顔。
 思い出せばくつくつと笑いが込み上げるけれど
 正解だったのかは未だ分からないまま。
 背後で、姉妹でよく似たなにかを叫ぶような声が
 聞こえたような気がしたけれど>>129
 触れる手が無ければ振り返ることも出来ない。]
(134) 2020/07/17(Fri) 8:44:21

【人】 天野 時雨

[ それから、去り際にスタッフの男から
 かけられた、言葉。>>128
 それには少しだけ目を見張るだけで、
 詰問することもせずに。


 いつだって、己は臆病で、卑怯で。
 ここに来る前となにも変わらない。

 瞬間的に込み上げる嘔吐間に、バスルームへ駆け込む。]

 吐瀉物を水で流して、呼吸を整えて、
 震える腕を抑えてなんとか身体を立て直せば
 ふらりと部屋を出る。

 目に入る、人差し指の絆創膏を毟り取って捨てた。]**
(135) 2020/07/17(Fri) 8:48:13
天野 時雨は、メモを貼った。
(a49) 2020/07/17(Fri) 9:55:34

天野 時雨は、メモを貼った。
(a50) 2020/07/17(Fri) 10:15:33

【人】 天野 時雨

[ ふわり、空気が揺らぐ。
 重怠く視線を上げた先に、ワンピースの裾>>136
 かけられた言葉に、ようやく微笑みを浮かべて。]


   こんばんは。
   …いいえ、もちろん一人ですよ。
   昨日、素敵な方と約束をしたので。


[ 隣に腰掛けた初対面の女性にすら案じる言葉を
 かけられて、自身の酷い様に苦笑いする。
 美しくて、優しい女性のようだと思えば、
 ふ、と身体の力が抜けて。]


   すみません、大丈夫です。
   昨日は、あれから…
(143) 2020/07/17(Fri) 17:02:21

【人】 天野 時雨


[ 言いかけて、言葉を止めた。]


   …いや、さっきまで捕まってた女性なんですけど、
   ちょっと特殊なプレイがお好みだったようで…
   がっつり甚振られてました。


[ にへらと笑った。
 女性の反応はどうだっただろうか。
 その表情を見ながら、言葉を続ける。]


   こちらが無礼をしましたので、
   女性に奢って頂くわけにはいかないですね。
   
  
なにが良いですか?


[ 身体を傾けて、耳元に近づいて。
 嫌がる様子が無ければ、そっと囁こうか。]*
(144) 2020/07/17(Fri) 17:05:10
天野 時雨は、メモを貼った。
(a55) 2020/07/17(Fri) 18:08:03

【人】 天野 時雨

  
未明・ 女性の部屋
  


   あ、良かったぁ。
   多少はしっかりしてきたみたいですね。
   良かった。

[ 虚だった彼女の瞳に少しずつ色が戻る様子が見えて、
 言葉も聞こえれば>>142、ほーーーっと息を吐いて。
 改めて彼女の乱れた様子を目の当たりにすれば、
 腕の中に大人しく抱かれたその人から
 慌てて目を逸らす。]


   あぁぁごめんなさい。
   マジで死んじゃうかとびびってました。


[ 宙に浮かせた視線を行処なく彷徨わせながら笑って言う。
 続いた言葉にはちょっと戸惑って、]


   一人で大丈夫ですか?
   なら良かった。
   気をつけてくださいね。


[ そう伝えて、そっと彼女をバスルームに下ろす。
 大丈夫そうなら、このまま部屋を出ようと思って。
 さすがに明らかにただ事でない彼女を心配するだけ。]*
(147) 2020/07/17(Fri) 18:18:05
天野 時雨は、メモを貼った。
(a56) 2020/07/17(Fri) 18:23:08

[舌の滑る感触が気持ちいい。
おかわりのグラスを再び一気に呷れば、もう一杯、女の分をひっくり返す。
強いアルコールの匂いを立てながら女が咥える男根に酒が滴る。]


  慣れたもんだな。
  お前も……飲め。


[女の頭上を覆うように手すりを掴めば女の奉仕を見下ろす。
やはり申告の年齢よりも幾分か幼くは見えるがこの船の客らしいといえばそうなのだ。
性へ貪欲で言えば自分とさほど違いはないのかとさえ思う。]


  もっと奥まで咥えこめ。


[小さなその頭に自分のモノは持て余すのではないかと思うが、そう思えば思うほど無茶をしたくなる。
そういう性分なのだ。]*


  『────』

[男臭い匂いや、少し苦いような味。
ゴムのような弾力のある雄芯に奉仕を続けていると
そこに新しい味が加わる。

目線を向ければ、先ほど頼んだ酒のグラスが
こちらに底を見せている。

男の余興の上手さに感心しながら
同時に強い酒精によって、頭がくらり、と
揺れるような感覚がある。

───雪菜は酒に強くない。
だからと言ってその口淫を今更止められる筈もなく。
蹲み込んだ膝に酒の残りがかかり
丸い膝がスカートにぴたりと張り付いた。]

 『…………んんん』

[いいよ、と言ったつもりだが
くぐもった音が鳴るだけか。

女はもう少し顔を下にする。
そうして、顎を上げて上をもっと向くと
口から喉奥までが一直線になる。

下から掬うように男の長いものを
喉の奥へと進めていく。



[咽頭の反射でえづき、生理的な涙が浮かぶ。

ぐちゅ、っと引き抜くと
唾液と酒でコーティングされた雄芯が現れ
それをもう一度喉の奥にまで入れる。

手を相手の腿の裏に添えて
バランスを取りながら
じゅぶぶ、っとバキュームを掛けることも忘れずに。

酸欠と酒でやや頭はふらつくが
男のものを美味しそうに飲み込み続けた。]*

[女に奉仕させるのは悪くない。
本番とはまた違う感触、それに女を支配している気分になる。
言われた通り喉奥まで飲み込む女。
素直に言うことを聞く女は嫌いじゃない。]


  ……いいな、お前。
  気に入った。


[興が乗る。
フェラの気持ちよさも相まって獣欲に火がついてはいるが。]


  ……立て、可愛がってやる。


[頭を押さえて女の咥内から男根を引き抜くと女と立たせる。
素直に言うことを聞いたなら、ワンピースの裾をまくり上げ下着の中へ手を入れた。
それは男にしては珍しいことだった。]*

【人】 天野 時雨


[ 彼女の視線が指先に落ちたことに気づけば、
 手を伏せて隠すように。>>146 ]


   いやー!
   俺はぜんっぜんそんな気はないんですよ!
   求められると、断れない性格なのかも。


[ ふは、と笑いながら。
慣れていない、と話す彼女に見つめていれば、
暖かみを感じて…重ねられる掌。]


   …りんか、さん。

   綺麗な名前だなぁ。


[ 告げてくれる名前>>148を小さく反芻すれば、
 素直に感想を告げた。]
(163) 2020/07/17(Fri) 22:24:11

  『…ん、ぷ、じゅ、る……
   ……っぷぁ』

[男が屹立を引き抜こうとする際も
雪菜は最後まで吸い付き、その穂先が完全に離れる時に
舌で軽く弾いた。

雪菜は、直ぐに肉槍を入れるのかと思っていた。
けれど想像は外れ、どうやら
男はこちらも気持ちよくさせてくれるようで。

軽く濡れた下腹の感触が男の指先に伝わるだろうが。

けれど、下着の感触は無かっただろう。


雪菜は今日、初めからショーツを履いていなかった。
胸の形を整えるブラだけをつけて。]


 『くふ……貴方の方は上手いんですか?』

[その手の動きに期待をするも
技巧については、どうなのだろう。
ワンピースは私が両手で裾を持ち
男によく見えるように。

とは言っても身長差から
近づいていれば見えないかもだが。]*

【人】 天野 時雨



   俺は時雨です。
   ときの、あめ、って書くやつ。そうそう。


[ 重ねてくれた手で、空に字を書く。
 オーダーしたジントニックが手元に届いて、
 彼女のジンライムも見届ければ、グラスを掲げて。]


   はは、そうですね。
   一緒に、楽しめたら、それが、一番。


[ 軽い酒を一気に煽る。
 また頭がぐらりとするが構うことなく。
 こんな気持ちはたくさんだ、
 ただ、快楽だけを追求すればそれで、と考える頭で。
 腕は彼女の腰を引き寄せて、唇は細い頸に触れようか。]*
(164) 2020/07/17(Fri) 22:28:51
[最後までねっとりと絡みつくような女の口。
さらに舌の動きに見た目以上にの経験を感じさせる。
風俗嬢と言われても疑うことのないテクニックの持ち主だ。]


  人は見かけに寄らないな。


[予想に反して手に下着の感触がなかった。
ワンピースの下には確かにブラの形が浮かんでいたが、まさか下だけ履いていないとは思っていなかった。
下着に覆われていない秘所へと指が直に触れる。
僅かに触れる蜜で指先を濡らすと指先はクリトリスへと移る。
男の纏う気配に反して触れ方はずいぶんと柔らかい。]


  ……言うねぇ


[ゆっくりと肉の芽を剥いていく。
痛みは与えぬように浅く触れながら女の反応を伺う。
男のテクはどうだろうか?こうして女を愛撫すること自体珍しいことではあったが、早く突っ込むために早く濡れさせることに巧みではあった。]

[そうしてやさしく触れた指、だが徐々に感触が刺激が強くなっていく。
その具合を確かめながら女の反応が大きくなったところ強さで女を責め上げる。]*

【人】 天野 時雨

  
女性の部屋で・シャワーを待つ間
  


[ 彼女を待つ間、バスルームを見つめる訳にもいかず、
 何気なく部屋に目を向けて。]


   …あれ、って、


[ ふと目についた、物。
 無造作に置かれたそれは、
 店に来てた、サバゲー好きなお客さんが教えてくれた
 ことがあった。


 
ガンホルダー 。>>84



 シャワーの音が止まる。キュ、という音が聞こえた。
 彼女が出てくる。
 足音を聞けば、倒れたりはしていないよう。]
(166) 2020/07/17(Fri) 22:47:08

 『まだ子供だと思ってます?』

[男の、自分への印象の変遷を聞いてみる。
秘芽に指先が触れれば、小さな声が漏れるか。

頬が赤らんでいるのは、先ほどの酒の影響も大きいが
男のものを咥え込んで興奮しているのも
また確かだっただろう。]

  『…………


[その繊細な手つきは意外と言えば意外。
秘芽をただ擦ったり、強く摘めば良いと
考えるような人間ではないようで。

じくじくと熱が溜まるような指使いに
顔を軽く伏せて、唇を横に結びながら
その愛撫を受けていた。]*


  『ふ……ぁ……』

[徐々に焦らされ、強い刺激を
しっかりと快楽として捉えられるようになった時

見計ったような強めの動きに
雪菜は先ほどよりも大きく声を漏らし
膝をふる、と震えさせた]*

【人】 天野 時雨


[ 物騒な代物から目を離さないまま、そっと部屋を後にする。

 なぜ、あんなものが?
 本物なのだろうか。

 大事にしたくない、と話す彼女のことはわかれども、
 これは連絡をすべきなのでは。

 それがあると言う事は、中身を持った人間が、
 この船にいる、ということなのだろうか。
 そう思えば、知らずのうちに心臓が鳴る。

 可能であるなら、その物騒な代物を、
 この部屋から持ち去りたい。
 そう思ったけれど、その願いは、
 叶ったか、叶わなかったか。]*
 
(167) 2020/07/17(Fri) 22:51:53
 
  いやいや。
  立派な女だよ。
  
  
[少なくともここは、と。
青臭い処女のような硬さもない、セックスをするためにしっかり濡れる。
男にとって具合のいい女であることは間違いないだろう。]


  ……これぐらいがいいのか。


[女の好みの強さがわかればあとは責めるばかり。
指で押し、捏ね、あるいは摘まんで強めの刺激を与える。
女の膝が震えたことに気づけば、そして肉芽に触れる指を親指に替えると、逸物と同じようにやや長めの指が女の中へと入りこむ。]


  ほら、イってもいいぞ。
  早くても笑ったりはしないから。


[入れた指を手前に折り曲げて恥骨の裏あたりを指の腹で刺激すると、クリトリス外と中から挟み込むようにした。]*

天野 時雨は、メモを貼った。
(a62) 2020/07/17(Fri) 22:59:13


  『は、はぁ……っ……ぅ……』

[膝から崩れ落ちないように
後ろの手すりを片手で掴む。

指は見た目以上に長い。
にゅる、と柔らかくその指を受け入れ
先程の雪菜の奉仕のように吸い付いた。

男の揶揄するような言葉に
少し悔しそうにするけれど
続々とした感覚を抑えることはできず。]

 『……!

  ん、ぁ……ふ、ゃぁっ……!』

[的確に、狙いすましたような
内と外からの快楽攻めに、一際大きく身体を跳ねさせれば
びく、びくとその後も断続的な痙攣が続いたか。

とろ、と花弁の間からは蜜が溢れて、デッキに垂れる。]*

【人】 天野 時雨

  
自室・梨花さんと
  


[ もつれるように転がり込んだ自室で。
 落ち着いた様子で水のペットボトルを手にした彼女は、
 こちらを向いて笑う。]


   …うん。飲ませて。


[ 眉尻を下げて、ふふと笑う。
 ソファに座って、子供がするように
 彼女に向かって両手を差し出した。]*
(171) 2020/07/17(Fri) 23:25:22
[女がイったのを確かめると男は満足気に嗤った。
そしてサービスはここまでと指を引き抜くと片足を持ち上げ、その小さな体を手すりに押し付ける。]


  今度はこっちだ。
  
  
[一気に男根を埋め込む。
イカせてやったそのお返しを貰うかのようにズルリと奥まで貫く。]


  ……ここからだ、ぞ!
  
  
[当然ゴムなんか付けず生のまま。
そもそもゴムなんてものは付けたことがないのだが。
鵡遠慮に体格差のあるその女を突き上げる。
力強く突き上げるたびその体は軽々と足が床を離れるほどに持ち上がり。
男が腰を引くと同時に足も床に付くだろうが、すぐに男は突き上げる。]


  ……どうだ、なんて聞くまでもないか?
  

[荒々しく突き上げる動きにさっきまでの愛撫のような技巧はない。
獣のように女を貪り食らう、ただそれだけだが。]*


  『ふっ、、きゅぅっ……!?』

[間抜けそうな声が漏れる。
先程の丁寧な前戯が嘘のように。
いいや、こちらが本当なのだろう。
身に纏う雰囲気とマッチした、荒々しい動き方。

奥まで串刺しにされて
腰をぐり、と押し付けている間は
爪先立ちどころか、地面から足が離れるほど。

空中にあるその爪先が
びくびく、と震えていた。
それは男の楔を奥にまで突き刺されて
簡単にイってしまったことを示していた。]

  
  『はぁ……す、……ごい……ですね……

   きもち、いい……』

[男の愛撫が無ければ
経験豊富な雪菜であっても痛みを感じていただろう。

けれど一度解されれば中を広げていなくとも
雪菜の熟し切った身体は、雄を嬉しそうに受け入れる。

奥を突き上げられれば、徐々に
男の長いものを奥に、奥にと食べていく。


[肉の壁がぶつかるも、穂先は押し上げ内壁を伸ばしていく。

何度か動いていれば
手摺りに身体が擦れ、多少痛くもなるが
それよりもずっと気持ちが良くて]

  『ぁっ、あ、ぁっ、んぁっ……ゃんっ……!

   もっと、……ついて……っ……
   ……きもち、いい、から……ぁ……』

[髪を振り乱して身体を揺らされながら
雄の欲望をぶつけられ、それを、雪菜は悦んだ。

きゅう、きゅうと
子種を搾り取るように肉壁は蠢き
根本まで咥えられずとも、包み込んだ全てに
気持ちの良い刺激を与える。]*

[飲み込まれていく。
人よりも長いそれが、人よりも小さな体の中へと。
体のサイズの違いがそのまま中の狭さ圧力になって肉棒を締め付ける。]


  お前のここも具合がいい。
  

[息を荒げることもなく女を貫き突き上げる。
突きあげても収まりきらない男根だったが、それを無理やり押し込んでいく。
突くたびに、貫くたびにそれは段々と根元近くまで埋め込まれていく。
無理やりに押し込まれたその窮屈さがまた快楽へと変わる。]


  ……気に入った。
  
  
[もう片足も持ち上げて、女の体を両腕で支えあげる。
見た目よりも力のある男は女の体を軽々ろ揺さぶりながら突き上げて貪る。]

 




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