【人】 管制官 スピカ【帰還後/療養施設の自室】 [何度かダビーと会って、色々話をした。 自分がどう生きてきたか、ふわっとしたこれからやりたいこと、現実に足がついた"家族"の話] [そうやって話しているうちに、二人とも船を降りる未来を見ていることに気が付く。 そうなるのは……まあそうだろうなとわかりスピカ。 あの事故は少なくとも、スピカの管制官の仕事に対する恐怖を植え付けた] [そうなると一つ問題が出てくる。 スピカは何もできない。 料理も洗濯も掃除も、今までは何もしなくてもそういったことをしてくれる人がいた(ゲイザーとかゲイザーとかゲイザーとか)。 故に家事スキルが全くないのだ] (164) 2022/07/22(Fri) 8:17:56 |
【人】 管制官 スピカ[このままではいけない! とりあえず料理だ、掃除も洗濯もしなくても人は死なないが、物を喰わねば人は死ぬ。 原始宇宙生物様料理をダビーに出すわけにはいかない!!!] [早速ゲイザーに教えを請おうと端末を手に取ったが、あることを思い出す。 そう、ゲイザーはまだ入院中。 事故当時、頭部を強打したことことで、未だに経過観察の入院中だ(本人からは「することなくてヒマ」というメッセージは来る)] [ならばと、もう一人の心当たりにメッセージを送る。 あて先はアマノ] 『料理の作り方教えて』** (165) 2022/07/22(Fri) 8:24:12 |
管制官 スピカは、メモを貼った。 (a22) 2022/07/22(Fri) 9:01:24 |
【人】 管制官 スピカ【帰還後/サダル】 [ひとしきりここに来た理由を話したのちに聞こえてくる、相談事の対象の声に羞恥に震える。 嬉しいといえば嬉しいのだが、今はそれ以上に直接言われたことがない惚気(この場合そう言っていいのかわからないが、とりあえずそう言っておく)を直接聞かされたことが何よりも恥ずかしい] わ……わぁ……。 [プルプル震えながら体感時間1時間(実時間16分少々)を耐えると、サダルは悪びれもせず「聞いた?」とのたまう] うん、そ……そう、ダビーの特別だなって……。 [声も震える。 何を思ったのかサダルは端末をスピカに手渡した。 端末の向こうには事態をよくわかっていないだろうダビーの気配を感じる] あの、えっと……ダビーの……聞いちゃって……。 [言っていたこと思い出しやっぱり恥ずかしさで震える] あのね、帰ったら、こっちから通話……うん。 き……来たければ、来てもいいけど……ね。 [その後どういう会話をしたのかスピカの記憶はあいまいだが、とにかく通話を切ると端末をサダルに返した] (191) 2022/07/22(Fri) 12:55:04 |
【人】 管制官 スピカき、君ね……。 [*ぷるぷる*] い、いいけどさ! いいけどさ!!!! [何がいいのかはわからないが、とにかくいいらしい] [映画でよく見る、焼きもちを妬いてすったもんだあって仲良くなる、そういうのに憧れがあっただけだ。 きっとこれ以上望むのは欲張りにもほどがある、そう思った] (192) 2022/07/22(Fri) 12:59:10 |
【人】 管制官 スピカ[だが、騙し討ちされた意趣返しはしたかった] サダル、今度来るときは映画持ってくる。 サメ映画。 [後日、とびっきりクソなサメ映画を持って遊びに来るのは、また別の話**] (193) 2022/07/22(Fri) 13:02:11 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/アマノ】 [ダメもとで聞いてみたのだが、意外なことにアマノは了承してくれたので、スピカはそのことに驚いた] [何度かメッセージを交わしお互いの都合のいい日を擦り合わせ、アマノの家と思しき住所も教えてもらう] [カレンダーを見る。 行く予定の日は医者に言われた単独外出解禁の日を過ぎている。これならば誰かに付き添ってもらわなくても大丈夫だ。 ……と思いつつも、今までの癖でダビーに連絡は入れる] えーと……、……日に、アマノに料理教わりに行きます……と。 これだけじゃ味気ないな。 そうだ!……ダビーの食べたいものの作り方も、教わろうと思うので……、教えて……、と。 [メッセージを送った直後、そういえばダビーの好きなものを知らないな、と思った。 BLTサンドfoodかな?] (195) 2022/07/22(Fri) 13:39:05 |
【人】 休職中 スピカ[これくらいは持って行くべきだろうと、スピカの考えるハヤシライスの材料を持ってアマノの家に向かう] ……ファミリータイプ、っていうのかな? 意外だな。 [思ったことを口にすると返ってきたのは 「ラサルハグと暮らしている」 という言葉>>174で、正直に驚いた。 と、同時にそうと知っていればラサルハグの分も手土産も買って来たのに、と思う] そういうのは早く言ってよ! [買って来たパウンドケーキsweetにラサルハグの分はない! 開き直ったかのように今言ったからいいなどとほざかれ、なお頭にくる] わかってたらもっと別のもの買って来たのに!! [たとえば小さい麩菓子sweetの詰め合わせとか。 必死に人の家にお呼ばれしたときのマナーを学んだのを、踏みにじられた気分になっていた] (196) 2022/07/22(Fri) 13:48:45 |
【人】 休職中 スピカ[アマノの教え方はスパルタだった。 途中(1)(1)2d6回くらい泣いた] わ、私だって一生懸命なんだから…! [なんせ、かつて同僚に 「私は塩と砂糖の違いが分かるからね」 とどやっていたレベルだ。 (料理できない人としての)面構えが違う] ねえ、私の指ついてる?今指切り落としてないよね???? なんか計量カップにいっぱい入っちゃったけどいいよね? え?強火はMAX火力でいいんでしょ? 玉ねぎいなくなっちゃった……、で、この黒いのなのに? [(料理できない人としての)面構えが違う] (197) 2022/07/22(Fri) 13:56:05 |
スピカは、強い子なのであんまり泣かなかった。 (a29) 2022/07/22(Fri) 13:56:34 |
【人】 休職中 スピカ[何とか作り上げたそれは、ハヤシライスの神様(※アマノ)から才能アリと言われる出来栄えで、とりあえず胸をなでおろす] なんか大分アマノに手伝ってもらったけど……。 一応自分で作れた、って感じかな……。 [自分も一口食べる。 あの時のハヤシライスほどではないが、美味しいと感じた。 料理は持ち帰るといいといわれ、アマノに借りた保存容器にはハヤシライスを入れる] そうだ、いっぱいあるからゾズマにも食べて採点してもらおう。 ゾズマならはっきりと意見言ってもらえるだろうし……。 [そんなことを言いながら作業をしていると、ドアの開く音が聞こえた。 アマノが同居人を出迎えに行くのを、微笑ましいなと思いながら顔を上げると] (198) 2022/07/22(Fri) 14:05:59 |
【人】 休職中 スピカ鉄板に鉛玉当たったような音でちゅーしてるカップルがおる!!! [鉄板に鉛玉当たったような音でちゅーしてるカップルがいた**] (199) 2022/07/22(Fri) 14:09:29 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/料理を教わる前】 [結局、処分を言い渡された後のことはスピカには一切知らされず(医師の判断で隔離されたのだとスピカは思っている)、一切の事後処理をラサルハグに任せてしまったことをひどく気に病んでいた] [さすがにそのこと詫びないといけないと、端末を手に取りメッセージを送る] 『いつもの反省会、やらないかい?』 [しばらくすると了承をするメッセージが届いた。 療養中の自分と違い、多忙であろうラサルハグに合わせて日程を調整する] 『それじゃあその日に』 [家に招いたり赴いたりは互いの負担が大きいだろう、会う場所は療養施設からほど近いカフェを指定した] ……そういえばラサルハグは何が好きなんだろう。 [カフェなら大体の軽食メニューはあるだろうと指定したが、ラサルハグが好むメニューがあるかはどうかまではわからない。 付き合いの長い相手だが、そういう話はしたことがないなとふと思った**] (200) 2022/07/22(Fri) 18:43:56 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/カフェ>>204】 [療養所の近くのカフェを指定したのだからそうなのだが、待ち合わせ時間より大夫前に着いてしまった。 時間潰しついでに、そういえば忘れていたと、ダビーに外出した旨のメッセージを送る(本来は保証人がいないと外出の許可が下りないが、毎回保証人をダビーにしているので、ダビーの名を出せば施設側も同行するものとしてチェックなく許可が下りるのである)] [数度他愛のないメッセージのやり取りをすると、約束の時間より数分早くラサルハグが姿を現した。 ダビーには「ラサルハグが来たから」とだけ送り、端末をしまう] やあ、処分聞きに行った時以来かな? なんか処理全部任せちゃってごめんね、今日はそのお詫びに、ここの分奢らせてよ。 [任せていた、そうは言いながらも、ラサルハグが事故後の一切の情報をスピカの耳に入らないようにしていてくれたのだろうと、うすうす気づいていた] ここのオススメはパフラヴァsweetなんだって。 どんどん食べなよ。 [メニューを広げてみせると、確かに人気No.1と書かている] 私は雨水drink頼もうかな。 [頼むメニューが決まったのなら、店員にオーダーを告げる**] (205) 2022/07/22(Fri) 21:12:03 |
スピカは、食品衛生法は大丈夫なのかと訝しんだ。 (a37) 2022/07/22(Fri) 21:12:42 |
【人】 休職中 スピカまあ、でも内勤が終わったら、また飛ぼうと思うよ。 君と一緒にさ。 君がまた飛ぶのを見届ける、それが私の仕事だと思ってる。 [さすがに内勤期間が入るとは思わなかった。 その間はダビーも操縦士の仕事をするのだろうか?降りるのは同じ日にと決めていたスピカは、そんなことを思う] 私は……君が船の中で忙しく働いている姿が、一番輝いてると思っているからね。 だから降りるなんて言うんじゃないよ。 アンテナだってそう思っているんじゃないかな? [ずずっと茶をすする**] (212) 2022/07/22(Fri) 22:25:32 |
【人】 休職中 スピカそうだよ!ダビーは関係ないよ! [関係ないのだ!] [アンテナのことは気にかかりつつも、いつものように反省会を閉めようとしたとき、メニューが目に入る。 店員を呼ぶとウェディングケーキsweetをテイクアウトで頼んだ] 雨水のお礼。 [なぜ注文してしまったのか、わからなスピカ] [頼んだものを受け取ると、ササッと会計を済ませ、ラサルハグにテイクアウト用の袋を渡した] それじゃあ……、次会うのは……フライトでかな? [そんなかっこいいことを言って別れたが、全く予想もしない形で再会してしまうのはまた別のお話**] (226) 2022/07/22(Fri) 23:11:48 |
スピカは、この店色々大丈夫か?と思った。 (a40) 2022/07/22(Fri) 23:12:34 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/事後処理時】 [公的な書類を書くとき、スピカはいつも悩むことがある。 姓の欄だ。 スピカに姓はない] [スピカにとって姓は所属を意味するものでしかない。 施設にいたころはギュムナーズを名乗っていた。 ギュムナーズ院に所属するスピカ、スピカ・ギュムナーズ] [施設を出た後……働き始めてから姓はずっと空欄のままだ。 所属という意味ではミスティックアンテナになるのだが、それでは駄目らしく、長らく姓の欄は空欄のままだった(姓を持たない文化の人もいるので、空欄で不備と言われることはない)] [いつかこの空欄が埋まること……家族を得ることができるのか?誰か、この空欄を埋めてくれる人が現れればいいな。 公的な書類の姓の欄を見るたびにそう思っていた] [特大のため息が出る] (232) 2022/07/23(Sat) 0:08:08 |
【人】 休職中 スピカ[療養中ということで、書類の提出は郵送で、と言われたから、スピカは大人しく自室で はい か いいえ に丸を付ける作業をしている] ……ね、いつかこの空欄にダビーの姓が入るのかな? [言ってみただけ、隣に座る男の方は見ない。 いつも色々されている仕返しだと、スピカは内心ほくそ笑んでいる**] (233) 2022/07/23(Sat) 0:12:59 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/サダルと別れてから】 [通話をする>>191 そう言いながら、どういう顔で会えば(会うわけではない)いいのかわからず、ベッドの上で悶々としていた] 待ってるよね……、こっちから通話するって言っちゃったし……。 [言ってしまった手前、逃げるわけにもいかない。 観念してダビーに通話の発信をする] えっと……今大丈夫? [大丈夫ではないといってほしかったが、無情にも返ってきたのは大丈夫という言葉だった。 腹を括ろう] あの、ね……。 [まずの事の発端、サダルのところに行ったことからの説明を始める] ほら、あの君から借りた本あるだろう? アレの緑色の目の怪物の下りでさ、ダビー思い出して……。 [嫉妬という、人の心を嬲り者にして餌食にする怪物] ほら、ラサルハグのところに行くって言っても、アマノのところに行くって言っても、快く送り出してくれるから……。 みんなに対しての信頼があるから快く送り出してくれるってわかってるけど……。 (295) 2022/07/23(Sat) 10:16:23 |
【人】 休職中 スピカ[それでもちょっとだけ、独占されたいなって思ってしまって] ちょっとは焼きもち妬いてほしいなって……。 [しょもしょもと消え入りそうな声で言った**] (296) 2022/07/23(Sat) 10:16:43 |
【人】 休職中 スピカ[外部の情報から意図的に隔離されているスピカは、療養施設の外で自分たちがどう言われているのかを知らない。 与えられている端末も(せめてもの情けか)乗組員の連作先だけ入った、通話とメッセージのやり取りしかできない端末だ] [連絡を取る皆も、そのことをスピカの耳に入れようとしていないのか、日常のどうでもいいやりとりしかしない。 船にいた時はなんだかんだで一日の半分近くを一緒に過ごしていたゾズマでさえも、会いに行こうかと言うと 「今は外に出ない方がいいよ」 としか言わない。 (後で知ったことだが、この時のゾズマはコールドスリープポッドが一つ使用できなくなっていたことに関して、世間から色々言われていたらしい)] [何かしらの大きな力の下にいると感じているスピカは、ここで動けばきっとダビーにも何かしらの迷惑がかかるだろうと思った] (310) 2022/07/23(Sat) 11:06:39 |
【人】 休職中 スピカそれは……、それは正式に船を降りてからにしよう? こう……あの……、第二の人生っていうか……、なんか……新しい人生っていうか……。 [今までの管制官としての人生に区切りをつけ、スピカ・クマラとしてダビーの家族としての人生を始める。 それが丁度いいと思うのだ] やりたいこと……。 [今までは海の見えるなんとか、やら、夕日の沈むなんとか、やら、映画の舞台になった古城でなんとか、やら、色々夢はあった。 それなのに聞かれた瞬間にそれらはぱっと消えて、本当にささやかな、簡単に叶えられるものだけが残った] (312) 2022/07/23(Sat) 11:27:08 |
【人】 休職中 スピカえっと……ダビーの家族になった報告はね、一番に……バーナードにしたい。 [あの中で唯一自分たちを祝福してくれたバーナードに、一番最初にその報告をしたい] それと、もっと先、いつになるかわからないけど、その……家族が増えた時は……チャンドラに診てもらいたいし、さんば……っていうんだっけ?それ、それをしてもらいたい。 [スピカもわかっている、今のチャンドラはとても厳しい状態であり、その夢が叶わない可能性の方が高いことも。だから] それが難しかったら……うん、やっぱり一番最初にチャンドラに報告したい。 [墓前でもなんでもいい、全然違ったのにどこか似ている気がする"友達"に一番最初に知ってもらいたい] それと、もしゾズマに「なんで一番最初じゃないの!」って叱られたら、一緒に叱られてほしい。 [きっとゾズマならそういう、本気じゃなく、冗談で怒ったように笑いながら**] (313) 2022/07/23(Sat) 11:27:47 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/自室】 [やばい、と思った。 鏡に映る自分の輪郭がどこかまろみを帯びていることに] え……、私こんなに顔丸……え? [心当たりは正直あった、料理を覚えたからだ。 アマノとゲイザーから教えてもらった料理を作っては、たまに来るダビーに振舞う。 味の感想を聞いて、改良を重ねる、当然試食をする。 そしてこうなる] は……はわ……。 [もしかしてダビーは気付いているのか?気づいていながら見なかったことにしてくれているのか? もし気付いているのだったらちゃんと言ってほしい。 もし気付いていないのなら気付く前に何とかしなければ] [とっさに端末を手に取りメッセージを送ろうとする。 が、あまり調子がよくないと聞いている、本当に送っていいのだろうか? 急に頭が冷えてきた] ……うん、これはお見舞いだから……。 [自分に言い聞かせてルヴァにメッセージを送る] 『調子はどう? ルヴァがよかったら、お茶でもしない?』 (315) 2022/07/23(Sat) 11:42:55 |
【人】 休職中 スピカ【一年後】 [その日はスピカは独りでいた] [その知らせを受けた時のスピカは自分では冷静だったつもりだったのだが、ダビーによると明らかに"あの時"と同じようであったと言われ、担当医との相談元、このような判断をした] [ 親しい者の死が与えるショックは尋常ではない。 それもあなたたちのように、運命共同体であり、家族ともいえるような間柄ならなおのこと。 担当医はそう言って首を横に振った。 あなたの行きたい気持ちはわかる、でもそれは今すべきことではない。 むしろ、行ったことであなたの心の平穏が失われるのであったら、彼女はそのことを悲しむのでは? そう言われると返す言葉がなかった。 大丈夫です、時間がかかってももいずれはちゃんと向き合うことができます。 ちゃんと向き合えるようになったら、その時改めて会いに行きましょう。 そう言われてその日のカウンセリングは終わった] (329) 2022/07/23(Sat) 13:18:46 |
【人】 休職中 スピカ[果たして棺に入れていいのかわからないが、チャンドラに渡してと、雑貨屋で見つけたチャンドラに似合いそうなペンダントをダビーに託し、スピカはこの家でダビーを待つことを選んだ] 趣味じゃなかったら……突き返してくれればいいのに。 [ベッドの上で丸くなりながら、処方された薬でボーっとした頭でそんなことを思う] [周期的に放射性物質が噴射される箱の中にいる猫。 開けて観測するまでは、箱の中には生きている猫と死んでいる猫が重なって存在している。 スピカはまだ箱の中を観測することが、観測される事象を受け止めることができない。 その日が来るまで、スピカは生きている猫と死んでいる猫が重なって存在している箱を大事にすることにした] ……ね、チャンドラ。 いつでも会いに来ていいから……。 [スピカは夢を見ない。 それでも……チャンドラが会いに来てくれるのだったら、いくらでも見たいと思う] ……おやすみ、またね。 [夢の中で逢いましょう、と。 布団をかぶり、そのまま眠りについた**] (330) 2022/07/23(Sat) 13:31:21 |
【人】 休職中 スピカ[何とも言えないもやもやした気持ちに投げかけられた「足りなかったか?」という言葉>>342] ぴぃや [謎の奇声を上げたスピカはそっと端末を置くと、壁に頭を打ち付けた。 それで冷静になったのか、何事もなかったのかのように端末を手に取り通話を再開する] その……足りなくなっていうか、十分っていうか……うぅ……すごい嬉しい…… けど! [思わず声が大きくなる] 私が……あのー……ダビーが他の人と話してるの見ると、そういう気持ちは一切ないってわかってるけど!!!……なんか、なんか「私のダビーなのに!」って思っちゃって……。 [嫉妬ではある、だが嫉妬というにしては幼い感情だ] なんか……私だけそういう気持ちになるの……、ちょっといやで……。 [自分の方がよっぽど緑色の目をした怪物じゃないか、とスピカは落ち込んだ**] (345) 2022/07/23(Sat) 15:40:33 |
【人】 休職中 スピカ【自室/事後処理>>348】 正式に……家族……。 [じんわりとその言葉が胸に染みこんでくる] [スピカは両親の話を一度だけ先生に聞いたことがある。 両親は共に同じ研究所で働いていたそうだ。そこは新世代エネルギーの研究をしている研究所だったらしい。 そこで出会い、結ばれ、スピカが生まれた。 安全性にリスクのある研究をしていたらしく、父親は別の研究所に行けないかということを相談していたというのだ。 その日は新施設稼働の記念行事で、育児のために休んでいた母親も行事に出向いた。本当はスピカも連れて行かれるはずだったのだが、その日はあいにくの発熱でベビーシッターに預けられて家にいた] [その後は……ニュースサイトのアーカイブを漁れば山のように出てくる。 生存者0という凄まじい爆発事故という記事を] [スピカに家族がいたのは生まれて数か月の間だけだった] (374) 2022/07/23(Sat) 18:42:11 |
【人】 休職中 スピカ[自分と似ているなと思った。 職場で出会い、リスクの高い職場を離れようとしている自分に。 そう思うと急に胸が苦しくなって、思わずダビーに縋りついた] それとね、……ダビーの家族、……ダビーのお母さんたちに会いたい、かな。 [何度も聞いたダビーの故郷の家族の話。 そこに出てくる人たちにどうしても会いたくなったのだ。 映画で見る作り物の家族ではない、血の通った本当の家族に] [厚い胸板の奥から聞こえる生きているとわかる心臓の鼓動に、自分たちは生き残ったんだと実感を深める] (375) 2022/07/23(Sat) 18:51:18 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後】 [切り替わった薬の影響か、気が付くと一日中うとうとしている気がすると、スピカはフローリングに横たわりながら思う] [あの日をきっかけに、芋蔓式(自分で調べた)両親のことを思い出すようになっていた] [当時は連日報道されていた事故だが、おそらく乗組員にその当時のことを知る者はいないだろう。 もしかしたらアマノは少し知っているかもしれないなと思う] [床はひんやりしていて気持ちいい] [27年……いや、31年前になる、あの事故。爆発したのは次世代エネルギーと言われた新型燃焼の貯蔵タンクだ。 31年前の次世代、つまり現在主流になっているロケット燃料。 詳しい事情は分からないが、当時多くの科学者、政治家、宇宙開発関係者の首が飛んだと聞く] [眠くなってきた] (395) 2022/07/23(Sat) 21:36:38 |
【人】 休職中 スピカ[もしかしたら……今の宇宙船舶機構に当時の関係者がいるのかもしれない。 例えば、異常にだらだらとスピーチをするあの理事とか もしかしたら、常にびくびくしている禿頭の広報の人かも] なんて、ね。 [謎の大きな力の正体について考えてはみたけれど、結局は全てスピカの想像にしか過ぎない。 もし、当時の関係者が事故調査委員会なんかにいたら、二度も自分とかかわりあってかわいそうだなと、そんなことを思いながらうとうとし] 疫病神っていうんだっけ、こういうの……。 [非常に不明瞭な独り言を呟いて、そのまま眠りへ**] (400) 2022/07/23(Sat) 21:41:41 |
【人】 休職中 スピカ【帰還後/自室】 [返事が>>397来た。 そういえばゾズマからは 「ルヴァの調子、事故直後よりはよくなってきたけど、あまりいいとは言えない」 と言ったメッセージが来ていたことを思い出す(何で知っているんだ?)] [どう返そうかと悩む。 一瞬 美味しいものでも食べよう と言おうとしたがそうじゃない。 顔のまろみをどうにかするのに、余計なカロリー摂ってどうすんだ馬鹿!!!お茶だけにしろ馬鹿!!!!] [悩みに悩んで返したのは] 『それじゃあ、気晴らしに体動かして、その後お茶しよう』 [という文章と、候補の日程、それと運動ができる公園の地図だった**] (402) 2022/07/23(Sat) 21:57:24 |
休職中 スピカは、メモを貼った。 (a50) 2022/07/23(Sat) 23:32:11 |
【人】 休職中 スピカ【ちょっと先の話】 [アンテナに下った"処分"の話を聞いた。 覚悟をしていたからか、それともそうではない何かのせいか、その話をすんなり受け入れたことに、スピカは自分自身に驚いた] [その話をしてくれたのは、事故調査委員会の宇宙船開発OBの女性だった] [曰く、宇宙船の管理AIを人の形にし、乗組員との意思疎通をスムーズにするために開発されたのがアンテナだそうだ。 親しみやすい姿がいいであろうと、当時研究に携わっていた小柄な女性の姿をモデルにした、と] 何故その話を? [そう聞くと女性は、調査資料にあったスピカの名を見て、かつての同僚がしきりにその名を口にしていたの思い出し、失礼を承知で調べた末に、同僚との会話に出てきたスピカと、調査資料にあるスピカは同一人物であると確信し、伝えた方がいいと思ったと語った] (431) 2022/07/24(Sun) 10:51:18 |
【人】 休職中 スピカ アンテナは……キューじゃない……。 [開発者自らがそういうのだから、それが正解なのだろう] あの、失礼ですが、現在キューは……? [知りたくないと思いながらも思わず質問が口をつく。 女性によると、8年ほど前まで同じ研究所で働いていたが、家族の健康上の理由で仕事を辞めたと。現在は年に数度手紙(紙の!)のやり取りをしているそうだ] そっか、キューにも家族が。 [女性の話だけではキューの家族の姿はわからない。研究所に行ってから養子になったのか、それともスピカと同じような家族を得たのか。 いずれにせよキューにも家族がいることが、我が事のように嬉しかった] (434) 2022/07/24(Sun) 11:00:56 |
【人】 休職中 スピカ[女性はスピカに現在のスピカの住所をキューに教えていいか尋ねた。 手紙のやり取りの中で、何度もスピカの所在が分かったら教えてほしいと、そう言われていたらしい。 悩んだ末、首を縦に振る] [手紙を書くのが好きだったキュー。 直接言えばいいこともメモ帳に書いて、可愛く折りたたんで渡してきたキュー] [きっと、住所を教えたら近いうちに、今は珍しい紙の手紙が届くのだろう。昔みたいに、可愛い紙に書いた紙の手紙が] [そろそろお暇を、と言って立ち上がった女性にスピカはこう言った] キューに伝えてくれませんか?私への手紙を出すとき、キューの家族のことを書いてほしいと。 [女性は頷くと満面の笑みで「ええ、必ず」と言って帰っていった] (436) 2022/07/24(Sun) 11:09:18 |
【人】 休職中 スピカそっか、アンテナは……キューじゃない……。 [キューそっくりのアンテナ。 アンテナがキューなのではと思っていたが、アンテナはキューではなかった] なぁんだ……。 [久しぶりに顔見知りではない人に会ったからか、どっと疲れが出てその場に崩れ落ちる] ……アンテナ、お疲れさま。 [キューそっくりの頼れる艦長、無機質なのに時々人間味を見せる艦長、たまにこっそりサボりを推奨してきた悪い艦長。 キューであろうがなかろうが関係ない、アンテナはスピカにとって大事な友達なのだ] そのうちアンテナのお母さんに会いに行くね。 [アンテナを開発し、その姿のモデルになったキューに会える日を願いながら、スピカはゆるりと立ち上がった**] (437) 2022/07/24(Sun) 11:17:05 |
【人】 休職中 スピカ【公園/ルヴァ】 [指定したのは療養施設の管理する運動公園(図らずもマスコミ対策になったわけだ)で、人の姿はまばらで、目的の人物>>432はすぐに見つかった] ごめん、待たせちゃった? [久しぶりに会ったルヴァは、いつもの快活さは影を潜め、どこか疲れているように見えた。 見えたが、それ以上に頬やらどこやらに突き刺さる視線>>433が痛かった。やっぱりか!やっぱりそうなんか!] [ルヴァに促され>>433近況を報告しながら園内を歩く。 思った以上に早く息切れし、自分の体力の低下に驚いてしまった] [双方の事故後のこと、断片的にわかっている自分の状況、色々話す中] (441) 2022/07/24(Sun) 11:31:47 |
【人】 休職中 スピカンーーーーーー!!!! [唐突に飛び出した話題>>435に喉から音が出た] なっ、なん……なんでダビーの名前出るのかな!? ダビーは関係ないと思うけどなっ! [スピカはコールドスリープ中に意識の共有があったことを知らない。意識の共有どころかあれやそれやを見られてきたことも知らない。 ダビーとの関係を知っているのはバーナードと(それを見ていたかもしれないチャンドラ)だけのはずだ。 話を変えよう、早急に話を変えよう。 スピカは帰還してから湧いた疑問をルヴァにぶつけた] そ、そういえば君さ、ゾズマと何かあった? [ゾズマとのメッセージのやり取りにやたらとルヴァの名前が出てくるという疑問を**] (442) 2022/07/24(Sun) 11:39:03 |
【人】 休職中 スピカそんなん知らんし!!!! [思わず叫んだ] [叫んだことで冷静になったのか、少し深刻そうなルヴァの悩みに耳を傾ける余裕すらできた] ゾズマは元気そうだよ、私もまだ会ってないんだけど。 [(何も知らないスピカを守ろうとしているのか)ゾズマは会おうと言っても何かと都合をつけて会うのを避けているようだった。 コールドスリープ前に、自分のすべてを残そうとしているかのように走り回るゾズマがスピカの頭によぎる。 きっとその疲れを癒そうとしているのだろうと、そう思っていた] 負担、か……。 [それはスピカも抱える悩みだった。 外出時の保証人の欄には必ず自分の名前をかけと言ってくれただけではなく、深夜に突然襲われる不安感に救いを求めようと通話をすれば落ち着くまで……それこそ夜が明けても付き合ってくれる。 これを負担と言わずとして何と言おうか] (450) 2022/07/24(Sun) 12:47:18 |
【人】 休職中 スピカ[申し訳ないと言うたびに返ってくるダビーの言葉 「自分がやりたいからやっている、嫌なら嫌と言ってくれ」 支えたいから、そうしたいからやっているとハッキリ言った] それ、正直ゾズマに言った方がいいんじゃないかな? ちょっとの時間でも会いたいとか、一緒にいたいとか……。 その方がゾズマもアクション取りやすいと思う。 [親友だから、そう断言した。 ゾズマには何でも直接言った方が伝わる。 スピカも直接言って、険悪になって、言い合って、それで仲良くなれたのだから] 自分が傍にいたいからいるって、いてほしいからいてって、言いなよ。 ゾズマはね、そういうところちゃんとハッキリ言うから。 嬉しい時はありがとうって、そうじゃないときはダメって。 [こういうのはダビーの方が的確にアドバイスできるのだろうなと思いながら、そんなことをルヴァに伝える**] (451) 2022/07/24(Sun) 13:01:06 |
【人】 休職中 スピカ【療養施設退所の日】 [施設の退所日が決まったのは突然だった。 カウンセリング後に唐突にその日を告げられたのだ。 スピカとしては、施設を出会た後の訓練をする期間のようなものがあると思っていたのだから、驚きにもほどがある] [わずかな私物を小さな旅行カバンに入れ、買ってから一度も触れていなかった箱を開ける。 チャンドラとお揃いの帽子、チャンドラが退院するときに使ってほしいと贈ったものと同じものを、自分も退所するときに使おうと決めていたのだ] [最後に借りていた端末を返し、お世話になりましたと担当医に礼を言う] [カウンセリングの通院と服薬だけは忘れないように、と言う担当医の顔は穏やかで、スピカは初めてこの医師の人間らしい顔を見た気がした] (472) 2022/07/24(Sun) 15:18:04 |
【人】 休職中 スピカ[迎えに来たダビーとは久しぶりに会った気がする] [そういえば住む場所が決まっていないことを思い出し、ダビーにしばらく厄介になっていいだろうかと言うと、目に見えて狼狽え始めた] [ダビーの案内でどこかに向かっているのだが、それがどこかわからない。 ダビーに聞いても着いてから説明する、とそればかりだ] [しばらくして目的の場所に着いたのだろう。 ダビーに手を引かれて建物に足を踏み入れると、そこは独り暮らしをするにしては随分と広い場所だった] [ここはどこかとダビーを見ると、それほど赤くなるのかと言いたくなるような赤い顔で 「ここに二人で住もう」 と言った] (473) 2022/07/24(Sun) 15:28:38 |
【人】 休職中 スピカ[……その後ダビーを問い詰めた、小一時間問い詰めた] [問い詰められてしゅんと小さくなった(デカい)ダビーの言う話だと、退所日がいつ頃になるかという話を担当医から聞いたのは一月ほど前。 そこから住む家やら手続きやらに奔走し、今日のこのタイミングで退所を決行した、と言うことらしい] [どういう事かと聞くと、ダビーはテレビをつけた。 丁度ワイドショーの時間らしく、訳知り顔のコメンテーターたちが銀河的有名企業による巨額不正について話していた。 どこのチャンネルもそう、メンツと切り口の差はあれど、どこもかしこものその話題で持ちきりだった] [どうやら世間では今日の話題(社長の逮捕)のXデーがどうこう言われていたようで、逮捕に至った今日、退所を決行した、と] (474) 2022/07/24(Sun) 15:40:02 |
【人】 休職中 スピカ[マスコミ関係者は全てそっちに駆り出されたようで、数人ほどいたマスコミ関係者も今日は一人もいないと、窓の外を見ながらダビーはこの電撃作戦を成功させからか、安堵交じりにそんなことを呟いた] [そういえばそうだ。 ぱったりと面会に来なくなる前、ダビーはやたらと不動産のカタログやら、家電のカタログやらを見せてきたし、二人でこれがいいあれがいいと話していた。 ずいぶん気の早い話だと思ったのだが、そういう事情があったのかと納得した] (475) 2022/07/24(Sun) 15:46:25 |
【人】 休職中 スピカ[その日の夜は環境が変わったせいか眠気の気配を全く感じぬまま、ベッドで無意味に寝返りを繰り返すなどしていた] [相当今日一日気が張っていたのだろう、ダビーは隣で揺すっても気が付かぬほどに深い眠りについている] [ああ、これはきっと興奮しているのだろう。 新しい生活が始まったことに対して、どうしようもなくわくわくしているのだ] [する必要はないとわかりながらも、思わず端末を手に取ってメッセージを送っていた。 『ダビーと家族になる第一歩を踏み始めました』 と、家族になったことを真っ先に報告すると約束した、雑な神父……バーナードに] [送ってから そんないちいち途中経過を報告してもウザいだけでは?と思ったが、送ってしまったのは仕方ない。 大事なことをいうのを忘れていたと、 『まだ誰にも言わないで』 そう追撃メッセージを送って、端末を置いた] ね、ダビー。 私たち家族になるんだね。 [寝入っているダビーの反応はない。 それでもよかった。 私はダビーの大きな背中にピッタリ張り付くと、ゆっくり目を閉じた**] (476) 2022/07/24(Sun) 15:57:41 |
【人】 休職中 スピカ【自宅/>>497】 [そのメッセージを見たのは(ろくに調理道具も食材もそろってないので)二人で朝食を食べ、帰って来た時だった] バーナードがね、遊びに行っていいかって。 [端末の画面をダビーに見せる。 招くことの了承を取ると、『いつでもいいよ』と送る] [文字通り、いつでもよかった。 なんせ今の私は未だに就労許可が下りてない、一日中家にいる身なのだ] ……初めてのお客さんだね。 [まだ何もない二人だけの家だが、それでも初めてのお客さんを精一杯もてなそう] [そうしてバーナードが初めて二人の新居を訪れた時、スピカが頑張って作った(79)70n100]点の手料理でもてなされたのであった**] (508) 2022/07/24(Sun) 18:55:07 |
【人】 休職中 スピカ【バーチカルタイムのどこか】 [バーチカルタイムと言う理論がある。 これはかつて提唱されたトンデモ理論で、過去・現在・未来が融合して同時に接することができるという理論だ。 このバーチカルタイムと言うものは幻想でもあるらしい。 だから今、私が観測している事象は過去・現在・未来のどれかに当てはまる事象かもしれないし、どこにも当てはまらない幻想なのかもしれない。 そんなことを娘のドリルの採点をしながら思う] [親馬鹿と思われるかもしれないが、娘は大変優秀だと思う。 初等課程にありながら、今手掛けているのは中等課程のもので、 「お医者さんになって、自分の病院を持ちたい」 から 「公費で行ける医学部のある大学に入るためにはこれくらいできないとダメ」 なのだそうだ] (533) 2022/07/24(Sun) 21:42:31 |
【人】 休職中 スピカ[物心ついたころから娘の夢は お医者さん で、どうしてか聞いても 「内緒」 としか言ってくれない] [この頑なさは今は(私は勝手にそう思っている)友達によく似ているなと思っている] ケートゥはどうしてお医者さんになりたいの? [何度目かの質問、いつもは「内緒」としか言ってくれないのに今日に限って、もじもじしながら教えてくれた。 「お医者さんになって船に乗りたい。宇宙船で働くお医者さんになりたい」 聞き間違えではなく、確かにそう言った] (539) 2022/07/24(Sun) 21:49:32 |
【人】 休職中 スピカそうか、そう来たか。 [思わず頭を抱えた。 きっと、たまたま偶然、そうなっただけだとはわかっている。 昔見たチャンドラのドキュメンタリーに影響されただけだ、そうだと言うことはわかっている] [それなのに、どうしてか娘の発言が、ついにチャンドラが喧嘩を買ってようやく会いに来た、としか思えなかった] ……そっか、そうなのか……。 [あの時はチャンドラに向かって「拳も辞さない」と言った記憶がある] [いいだろう、売った喧嘩が買われたのなら受けて立つほかあるまい。 私は親として、チャンドラ……いや、娘の夢に真っ向、向き合うことにした。当然、拳も辞さない覚悟だ**] (それはそれとして、面白かったのでパパには「ケートゥがチャンドラみたいなこと言ってた」と教えてやった) (540) 2022/07/24(Sun) 21:58:21 |
【人】 休職中 スピカ【一年とちょっと後】 [協会のだだっ広い施設の奥に向かう。 再び宙に飛び立つ皆を見送ってから、一人でここに来た] [施設の奥まった場所、青々とした枯れぬことのない人造植物に囲まれた場所に、それはある] 彼らはここで地を踏む。 [碑に書かれた文字を声に出す。 ここに眠っているのは地を踏むことなく、宇宙で命を落とした者たちの名だ] [碑の裏に回り、ここ最近彫られたばかりの名を指でなぞる。 チャンドラ・L・セリーニ スピカはようやく猫が入った箱を開けることができた] [箱の中で眠っていたチャンドラは、最後に会ったあの日の姿ではなく、コールドスリープに向かうスピカを抱きしめてくれた時の姿で、苦しむことはなかったのだなと、何故か安堵したのだった] (548) 2022/07/24(Sun) 23:01:25 |
【人】 休職中 スピカ[碑の正面に戻り、どれを買えばいいのかわからないからと花屋の店員に聞いて買った、色とりどりのネリネの花束を供えた] 来たよ。 [皆と一緒に送ることができなかった、それを気に病んでいたのだが、ある日を境に別の考えを持つようになっていった。 浮かぶ言葉はただ一つ、皆と見送るときには絶対にかけられない言葉] おかえり、チャンドラ。 [彼女は帰って来たのだ。だからスピカはこの言葉をどうしても、チャンドラにかけたかった] [さようならでも、お疲れさまでもない、彼女の帰還を待ち望んだ者として、おかえり、と**] (551) 2022/07/24(Sun) 23:09:41 |
スピカは、ダビー!ダビーに抱きついたの!!!! (a60) 2022/07/24(Sun) 23:15:11 |
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