【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>107給仕を買って出てそのまま本当にやることになった主の手伝いで、紅茶を選ぶことになった。 主のお菓子に合わせるならあっさりした風味のものが良いだろうかと、セイロンを用意して] そうだな、用が済んだらまた行こう。 買い物もあるしな。 [>>108主に笑顔で声をかけられると、微笑んで答えた。 ずっと主との身分の差を意識することがなかったが、ここに来てからは意識し通しだった] (115) 2021/04/22(Thu) 22:06:54 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>112他の皇子たちの元へ用意したものを持って向かうと、あとは乳母たちが引き受けてくれた] 我が主は給仕がお好きなようでして。 お手伝いしないわけには。 [客人なのにと謝られると微笑いながらそう返して、注いでもらった紅茶には主同様、早々に口をつけた。それが安全なものだと証明することになるのは理解していたから。 主のお菓子は好評なようで何よりだが、皇子たちが皆あの指輪をつけていることにはダレンも気が付いた。 身を守るためには必要なことだろうと、邪推しないように努めた] (116) 2021/04/22(Thu) 22:07:23 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>113幼い皇子にまじまじと見られているのに気付いたときには、ダレンは首を傾げて微笑んだ] どうなさいましたか、アルスラーン殿? [尋ねながら、主の幼い頃もこんな風だったのだろうかと微笑ましく思っていた。主に様子を窺われたのはそんな頃だろうか。 >>114和やかな談笑に水を差すような抑揚の無い声が響くと、ダレンの体は一瞬で強張った。無意識に危険を感じ取ったのかもしれない]* (117) 2021/04/22(Thu) 22:07:45 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>126姿を現した声の主は、この場にいる皇子たちの中では最年長に見えた。 その彼に主が視線を向けようとしないのを見て、相当な禍根がある相手なのかと察する。 >>127食べかけの菓子を差し出すのは、本来なら安全の証明だろうけれど、それは既にわかっていることのはず。 かの皇子の意図を察しかねて戸惑っていたら、主は差し出されたものを食べて飲み下した。>>128 続く2人のやり取りを固唾を呑んで見守っていれば、奇妙な言い回し>>130がダレンの意識にも残った] (141) 2021/04/23(Fri) 5:53:28 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>132後に思い返してみればほんの数瞬、だが見守っている間にはどれほど長く続くのかと気が遠くなるような時間のあと、かの皇子は去っていった。 それを見届けた主がふっと倒れ込むのを見て] ハールーン殿!! [慌てて駆け寄り、抱え起こして息があるか確認を試みた。 無事でもそうでなくても、目覚めるまで主を宮殿内の彼の自室で休ませたいと他の皇子たちに頼み込む。 叶えば主を抱き上げて運び、目を覚ますまで傍に控えて見守っているだろう。叶わなかったなら宮殿から主を連れ帰ることになるだろうか]** (142) 2021/04/23(Fri) 5:54:14 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a12) 2021/04/23(Fri) 5:55:08 |
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