【人】 大木慎之介[放課後の屋上で旧校舎方面を眺めながら、 大木は空想を巡らせた。 もし白瀬の家のように兄弟を比較され、 その結果、弟に嫌われていたら、と。 逆よりは想像しやすかったのだ。 弟に白瀬のような態度をとられたら、と 考えるだけでよかったから。 白瀬が夏実に取る態度は、大木に対するものより ]遥かに激しいものかもしれないとは思ったが (536) 2022/10/20(Thu) 22:06:25 |
【人】 大木慎之介[結局思い浮かんだのは、白瀬と話している最中に 夏実に感情移入したときと大差なかった。>>2:350 「こんな弟……」と思ってしまううこともあろうし、 喧嘩の和解に時間がかかったときと同じような 疎ましさややり切れなさも、もっと強く感じるのだろう。 それでもきっと嫌いにはなりきれないのだろう。 そして、どんなに不快な思いをすることになろうと 弟と直接話をしたいだろうとも思った。 実際に夏実がそれを試みているとは知る由も無い。>>337 避けられ続けるよりは喧嘩したいと思うだろうし、 いくらでも言葉を尽くしたいに違いないと思った。 そう簡単には実現できないかもしれない、とも] (537) 2022/10/20(Thu) 22:06:47 |
【人】 大木慎之介[白瀬姉妹の行く末はどうしても気になってしまう。 夏実が同類に思えるのと、白瀬とも多少関わったことで 他人事とは思えないせいだろう。 どちらかに経過を直接尋ねに行く気は大木には無いが、 卒業までの間に風の噂ででも聞きたいものである。 そのためにも、生き続けてほしいのだ。 姉妹の両方に。 直接できそうなことはもうやった後。 ほかに大木にできるのは見守ることぐらいだし、 見守ろうとしていることを白瀬には 知られたくなかった。 機嫌を損ねて水を差したくなかったから]** (538) 2022/10/20(Thu) 22:07:22 |
【人】 大木慎之介[その後、話題も落ち着いたなら] じゃあそろそろ戻るか……。 なんか久々に日常会話した気分。 ありがとな。 [ここ数日はなんだかんだ話題が重くなりがちで、 鈴掛との会話は実に良い息抜きになったのだった。 それを素直に感謝すると、立ち上がって伸びをした。 その後はさっさと歩き出すだろう。 鈴掛が帰りまで一緒に歩きたがるとは 思っていないのであった。 声をかけられれば足を止めるだろうが]** (549) 2022/10/20(Thu) 22:44:48 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a61) 2022/10/20(Thu) 22:46:18 |
【人】 大木慎之介[送ったメッセージは簡素なものだが、 それでも何を言いたいのか、 秋月ならだいたいわかるんじゃないかと思った。 通じないなら仕方ない。 もしもう旧校舎に入った後なら? それはもう、諦める以外にないだろう。 後からでも意味のあるメッセージだったなら喜ばしいが。 向こうから手を伸ばす気にならないのなら、 こちらから手を差し伸べても 取ってもらえない気もしたのだ] (567) 2022/10/20(Thu) 23:48:16 |
【人】 大木慎之介[残りの時間は校舎内や学校の敷地内で 過ごすことにした。 夜の学校は薄気味悪いものだが、 遅くまで残る用事は結構あって、 耐性が無いわけでもなく。 スマホの着信にはすぐ気付けるよう、 音が鳴るように確かにセットした。 鳴らないならば、それが一番いいのだろう] (568) 2022/10/20(Thu) 23:48:32 |
【人】 大木慎之介[一時は願い事を検討してはみたものの、 大木は何も願う気になれなかった。 無いのだ。幽霊に願って叶えたいような願い事が。 叶えたいことは自力で。>>0:203 いろいろ考えた結果、どうしてもそこに辿り着く。 なら人のために……と考えてみて、 一度は考えついたものも、 結局、願おうとは思えなくなった。>>131 けれど思い悩んだおかげで友人たちの 今まで知れなかった一面を知れたこと。 自分の一面にも納得ができたこと。 旧校舎探検にでも参加しなければ 知らないままだった人たちと知り合えたこと。 それらを考えたら、探検の日を含めて 有意義な4日間だったと断言できる。 非日常が終わり日常が戻ってくる、 その1st dayはすぐそこだ]** (569) 2022/10/20(Thu) 23:48:55 |
(a64) 2022/10/20(Thu) 23:52:23 |
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