人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 不運 フカワ

「話し合い……お茶でも飲んだ方が話しやすいんですかね」

一度席を立とうとする姿勢をとって椅子に深く座り直した。

「あの……? す、すみません。
 誰なら死んでも良いってどういう意味ですか?」

「ここには死を望まれた人しか居ないじゃないですか。
 対象は、……全員ですよね」
(5) 2022/02/20(Sun) 20:23:15
 
接続中……

ユーザーを認証しました。

この会話ログは二度目の参加者の方のみ閲覧できます。

身に覚えのない方は、
直ちに退出してください。


「…………」

「先にご挨拶だけ。また後でお話しましょう」

……ザ……ザザ……

……………………………。



「……可哀そうに。」


……プツン。

【人】 不運 フカワ

「この国に生きていて、誰に生きていて欲しいを
 俺たちの基準で選ぶのも面白いですよね……」

「勿論医者の家系の人が生き続けることは、誰かにとっては価値があることかも知れないですけど……。

 ユメスケさん、の、言うとおりで……。
 @に丸をつけるのは、国民として当たり前ですよね……?

 なぜBにつけたのかそちらの方が俺は不思議です。
 ……命を助ける仕事に就こうとしていてこの制度にケチつけてどうするんですか?」
(11) 2022/02/20(Sun) 20:44:14

【人】 不運 フカワ

「ああそれは、わかりやすいですね。
 ここで聞くのはそういったことで良いんじゃないでしょうか」


「ここに、
死にたい人
、いるんですか?」

 
(18) 2022/02/20(Sun) 20:53:11
フカワは、はじめから、死にたい人がいると思っていなかった。
(a1) 2022/02/20(Sun) 20:55:15

【人】 不運 フカワ

「あまりカイさんを医者の息子さんだと見ていなくて……その。
 俺も意地悪のつもりではないんです。
 選ばれると思っていなかった、んですよね?
 
 それでも、相応しかったんですよ俺たちは。
 喜ばしいことではなくても、この場がもうけられている時点でどうしようもならないことで……」

大まかに話を聞いていれば、同じ考えのような人間と想定はどこかでしていたような各々の感情が見えてきたと感じる。
まとめることなんてできないが、ここは意見を言う場……のようだから。

「票を入れることが殺すことになると、俺は思いませんよ。
 あまり未成年の方も気になさらず……」
(27) 2022/02/20(Sun) 21:23:30

【人】 不運 フカワ


「み、身の上……。は、話してかわいそうだから守ってあげるっていう考えですか?」

「その……目立つ身の上は、ありません。
 あまり個人の事をわからない方が、皆さんが罪悪感等を覚えないと思っていたのですが……言いますか?」
(32) 2022/02/20(Sun) 21:27:58
フカワは、メッセージの返事をした。
(a7) 2022/02/20(Sun) 22:04:05

【人】 不運 フカワ

「え……すとろ……ひめ……?」

チップ準拠の神妙な顔で桃色を見て。

「……アイドルの方に、お礼は言われるようなことはないです」

「話は皆でまとめるものじゃないですから……。
 意見を聞いた上で、……自分の意思で良いと思います」

「個人で話したいことがあれば俺も聞きに行くつもりです。
 そうですね……明日同じぐらい時間にまた、顔合わせしませんか?
 なんとなくルールが決まっているから、それ以外の自由が生まれるじゃないですか」
(62) 2022/02/20(Sun) 23:24:02
不運 フカワは、メモを貼った。
(a19) 2022/02/20(Sun) 23:31:59

【人】 不運 フカワ

「あまり反対の意見が少ないのは、いいことですね……。
 俺もお茶を飲んだら……あのやりたいことがあって」

「ここって秘密が、厳守されるみたいで、でして。
 し……知ってました? あの……」

「バ、バイク免許とれたばかりで……
 い…一度ぐらい安全な場所で走りたかったんです」

速度オーバーしても怒られない場所ですよね、と不器用に口の端をあげた。
(75) 2022/02/21(Mon) 0:01:12
フカワは、今日はきっと自然解散の流れだろう。空気は重いが、買い立てのバイクは乗りたいと思った。
(a26) 2022/02/21(Mon) 0:13:17

フカワは、見学者がにこにこしているのをチラリとだけ見た。
(a29) 2022/02/21(Mon) 0:53:28

【人】 不運 フカワ


>>78 カミクズ

「あの……、対面の車や人が勝手に出てこないってだけでも……お金を払う義務がなくていいですよね」

「事故は怪我をすれば痛いと思うので起こさないように気を付け、たいです……」

声とは裏腹にすこしわくわくしている。
どこまでVRは再現できるのだろうか。
(96) 2022/02/21(Mon) 2:00:54

【人】 不運 フカワ

>>103 カミクズ

「心臓に悪い、ですよね。
 こわいというより、後片付けが……大変で」

「安全運転をしないといけなくなりましたが、いいですよ……。
 一人で運転するのも景色として、じ……地味になりますから。

 万が一の時は後片付けお願いします。
 ……カミクズさんも死んでしまうかもしれないので、
一生懸命受け身取りましょうね
……ヘルメット一人分しかないんで準備してもらえたら……。
 あ、その服装……とか、その帽子がいいなら止めませんけれど」

前向きに事故前提で提案を受け入れました、初心者マークと走るなんて正気か……。
(105) 2022/02/21(Mon) 3:16:10

【人】 不運 フカワ

一応夜だから眠った方がいいとはわかりつつも、男はVRに浮かれて眠れない夜を過ごしている。

「……もう少し時間がある、か?
 何処か……ここなら夜出歩いても肩をぶつけてくる柄が悪い人もいないよな。
 この虚無の場所はなにがあるんだろう……」

夜中にいい感じの広場で、バーチャルマップを広げて一人歩く姿が何処かで見受けられた。
(109) 2022/02/21(Mon) 10:45:08

通信中……

██件の新着メッセージ


『エノさん。そちらは落ち着きましたか』

『落ち着き次第、こちら側の話し合いも始めましょう』

『先ずは、最初に選ばれる事になる
 あの人をどうするかについて』

………アクセス、承認。



███ネットワーク、接続。



『問題ないよ。』
『どういう風にしてもいいんでしょ。』
『君は、どういう風にしたいとか、あるの?』


『そういう事になってますね』

『だから、自分は』

ほんの少しの間。
何度か入力中の文字が点滅して、それから。


『一思いに殺した方が良いと思います』


『勿論 エノさんが嫌でなければ、です』

『でも あの人はきっと助かりませんから』

対してこちらの返答は、すぐだった。

『いいよ。じゃあ殺そう。』

淡白な文章。きっと本人も同じくらいに。

『君はそう言うのが選べる人なんだ。』
『いいね、一つ君を理解した。』

生死なんかより、それの方が大切だとばかりに続けて、
そして。

『あぁ、そうだ。』

通知はまだとまらない。
音を立てて、文字が画面を流れゆく。

『あの人って何の罪で捕まったんだろう。知ってる?』
『本人に聞こうかな。それでさ。』
『同じことをあの人にやってあげようかな。』
『そしたら、あの人の事理解してあげられるかもしれないし。』

理解されながら死ぬならきっと幸せだよね、と。
それが殺人か、暴行か、放火か、強姦か、
あるいはもっと軽いものであっても。
理解するために同じことをしてみたい。
ここではそれが許される。

『君はそれを許してくれる?』

一思いとはいかなくなるかもしれないけれど。

フカワは、広場のそばで寮に向かってバイクを押していた。数人、すれ違い様に頭を下げて通りすぎた。
(a42) 2022/02/21(Mon) 20:05:29


無機質な文字が画面を流れていく。
通知が、画面が動きを止めて、暫くした後。

『いいですよ』

『手伝いも、後片付けも、必要ならします 何だって』

『自分は目を瞑ります その代わりに』

『この先、自分がきみに何かお願いする事があったら
 その時は聞いてくれますか。』

【人】 不運 フカワ

>>120 ハナサキ

「ぅゎっ……こっ、こんばんは……。
 俺は、今から寮で待ち合わせをしているんです、せっかくの初日なので夜更かしを、と」

「一人……ハナサキさんも眠れない、ですか?
 それとも、ひ、暇だったりとか」
(121) 2022/02/21(Mon) 20:30:43
『ありがとう。』
『あの人がどんなことをしたかによるけど』
『片づけは助かるよ。』
『しっかり理解できるといいな。』

なにを思って罪を犯したのか、何故その手段を選んだのか。
一つ一つを聞いて、一つ一つを真似してあげたい。
理解してあげたい。そうすれば寂しくない。
ただそれだけの想い。

『いいよ。俺、人のお願い聞くの好きだから。』
『君のお願い、何でも聞いてあげる。』
『ぜひ頼ってね、カミクズくん。』

契約は結ばれる。


「ほんとに歳下なのかな……」


現実と同じ外見とは限らない事は理解しているし、
何もあなただけに限った話ではないのだけど。
そしてこれは口頭での独り言なので、誰かに伝わる事は無い。
多分。きっと。

『ありがとうございます』

『自分も後片付けは得意ですから、任せてください』

人が死んだ後のものは、特に。


多分、あなたにとって。
そのように殺すという事は、
理解の為の手段の一つであって、目的じゃない。
文面の圧が与える印象ほど恐ろしい人ではない、はずだ。

けれど、殺す事が理解に繋がるとしたら。
きっと躊躇う事は無いんだろうな。
そんな事を思って、最後の一文を付け足した。

【人】 不運 フカワ

>>122 ハナサキ

三人ぐらいに言われている例の言葉に相も変わらずたじたじと対応する。

「す、すみません……。デリカシー……もう少し、気をつかってみます。
 眠れないのでしたら、睡眠障害であれば環境は良いものになる、みたいです、よ?
 ……部屋を、こ、高級ホテルにするとか……」

「あ……また機会を作ってくれるなら、お願い、します。
 けれど、すぐにさよならも……なんだかもったいないので、ううん……さっきまで何をしていたかだけ……聞いても良い、ですか?」
(123) 2022/02/21(Mon) 21:17:23
言葉が通じない場所にいる。
呟きがどこに届くこともなく。
青年は部屋で一人、端末を操作している。

「へぇ。」

興味の湧いたような呟きもまた、どこにも届かない。

『死体の処理に慣れているんだ。』
『なんだか不思議だね。』
『そういう仕事にでもついてたの?』

理解さえできればいい。
理解のためなら何をしてもいい。
だって、理解より幸せなことなんてないんだから。

今、理解の矛先は君に向いた。
端末の向こう側で、夕焼けのような眼が君の文字をなぞった。

フカワは、ハナサキを固まらせてしまったようでした。
(a49) 2022/02/21(Mon) 22:46:03


『特殊清掃員』


単純明快な返答。
あまり職や身の上の事を明かすつもりは無かったけれど。
ああまで言ってしまえば同じものだろうと判断した。

『聞いた事くらいはありませんか?』

『遺体そのものは専門というわけではありませんが』

『相応の耐性はあるつもりです』

「特殊清掃員………」

呟いて、端末に浮かぶ文字を眺めて。
指を動かす。

『孤独死した老人とかを回収する人だ。』
『そりゃ後片付けもうまくなるね。』
『何でそんな仕事選んだの。』
『望んでやる人なんていなさそう。』

理解の刃は留まる事を知らない。
遠慮もなにもなく土足で踏み込んでいく。

『ちなみに。』
『何か俺にお願いしたくなるような事、あるの?』

今はまだないのかな。端末の向こうで首を傾げた。

フカワは、デリ欠の称号を手に入れた。
(a51) 2022/02/21(Mon) 23:48:18


『一人暮らしがしたかったんですよ』

『その理由が欲しかったんです』

『この職は臭いがつくから、そうせざるを得ないでしょう?』

土足で踏み入る事を咎めこそしないけれど。
理由の一部は、敢えて伏せた。
これだけだと、そんな理由で、と思われそうだけれど。
別にそれでいい。くだらない理由だから。

『それから、今お願いするような事は、何も。』

『単なる保険です。
 誰を選ぶかの相談になるか、他の事になるかもわかりませんが』

『拒否する自由はありますからね』

【人】 不運 フカワ

>>125 >>a46 >>a49 >>a50 >>a51 ハナサキ

――――――互いの距離を離して、困ったように眉を下げた。
何度か指を握ったり開いたり。

「ああ、えっと、その……。
 気をつけ、あの……通報はしないでくれると、お詫びはできるかわかりませんが」

たった少しの時間だったはずなのに、あっという間にデリ欠の称号をもらった男は通報沙汰になる前に頭を下げて移動を試みる……。

「ま、また。
 今度挽回をさせてください……」
(129) 2022/02/21(Mon) 23:50:58
『ふぅん、家族から離れたかったの。』
『理由を付けてでも一人で暮らしたいくらい。』

理由を付けないと、一人暮らし出来なかったんだ、と思った。
自分にはわからない感覚だ。
なにをしようとそれを止められたりすることもなかったし。
ただひたすらに放任主義だった。
面と向かって話してるわけでもなし、君の隠し事に気付けることもなく。

『大丈夫、拒否しないよ。』
『どんなことでもしてあげる。』
『君の事を理解したいからね。』
『思いついたらぜひ、お気軽に。』

誰かを拒否する事なんてしない。
理解を邪魔するあらゆることを、自分からすることはない。


家族から離れたい。
それは確かに図星だった。俄に表情をなくす程に。
その理由までは、察されてはいないようだったけど。

『何分未成年の頃でしたから』

言及には、曖昧な答えだけを返して。

『それで自分を理解できるかはわかりませんが』

『その時は、お願いします』

『では、何かあったらまた連絡を』



───通信切断中。

面と向かって話してるわけじゃない。
無機質な文字しか伝わらない。
今どんな顔をしているかなんてわからない。
もし、目の前に居たら。
その表情の遍歴を目の前で眺めていたなら、青年は───

───それはそれは嬉しそうに、笑ったことだろう。

『うん、ばいばい。』

通信の切れる表示。
端末をぽい、とすぐそこに投げ、ベッドに体を倒した。

「…また一人になっちゃった。」

どこかに出かけようかな、なんて考えながら。
青年は青年の日々を過ごしていくのだった。

フカワは、オブラートという言葉を頭の辞書の中から落としてきたのだと思う。
(a53) 2022/02/22(Tue) 1:53:27

【人】 不運 フカワ

>>カミクズ

──深夜、いいかんじの広場の傍。
バイクを押していた時間よりもずっと後、もしかしたら軽トラが走り出すのとかなり近い頃。

男は端末を操作して待ち人を待つ。
まともに走らされていないバイクを撫でて夜空をみあげれば、自分の白い息がはっきりと見えた。

エンジンはまだついていない。
静かな車体に差しっぱなしの鍵にはペンギンのキーホルダーがついている。


「……あれ、何処かでエンジンの音がしたような」

ぶつからなければ、いっか……。
(136) 2022/02/22(Tue) 4:50:47
フカワは、パラリラするタイプのバイクではないので皆を起こすことは多分ないだろう。
(a58) 2022/02/22(Tue) 4:52:25

【人】 不運 フカワ

>>137 カミクズ

「そこまで待ってはいません……。
 バイクを乗る映画を検索して、予習を、しました」

ほら、見てください。この人たちノーヘルです。
参考にするものを間違えているかもしれない。

「対向車線に車がいなければ、大抵どうにかなるみたいですよ……?
 銃撃戦もなくいので、無事に朝日はみることができそうです。行きましょうか」

追っ手もいないので飛び乗ることもしなくてよさそうです。
ゆっくりストッパーをはずし、車体を支えながら新品のオートバイのエンジンをかける。

ペンギンも無表情に揺れ、2人のツーリングを見守ってくれているのがわかりました。
(138) 2022/02/22(Tue) 5:41:31
フカワは、ヘルメットを持ってきていた
(a60) 2022/02/22(Tue) 5:42:56

フカワは、初心者マークがノーヘルはまずいと思う程度の正気は残ってた。
(a61) 2022/02/22(Tue) 5:43:23

フカワは、グリップを握った。初動の速度は1347km/h。
(a63) 2022/02/22(Tue) 6:37:03

【人】 不運 フカワ

>>139 >>a63 カミクズ

日の出を見にニケツを始めたウキウキ組、
初動は60km/h。

お手本過ぎて突っ込みどころがない走行。
上手いとも下手とも言えない正しい運転。

カミクズの祈りが通じたのか、一般道の法定速度ぴったりだ。


「……おお……」


二人乗りは初の試み、しかしフカワとカミクズはバランス感覚をとりながら安全に夜を駆けていく。
(140) 2022/02/22(Tue) 6:55:04
フカワは、じゃあ、と。60+71km/h出した。
(a64) 2022/02/22(Tue) 7:35:49

フカワは、この後 >>a64 横転する
(a65) 2022/02/22(Tue) 7:40:41

【人】 不運 フカワ

>>141 >>a65 カミクズ

「そ、そうですね、何事もなければ……」

――――マシーンが叫び出すと同時に景色の描画が一瞬で遅くなる
――――スロットルが回り、ギヤは変えられた
――――スピードメーターは振り切られ元の数値の見る影もなく
――――マフラーがついているにも関わらず獣の咆哮のような音がうなりあげ

――――夜の町に131km/hさんざめくような悲鳴が響き渡った


「あはははは!!! ここまでスピードでるんですね!!
 高速道路ならこれぐらい、大丈夫だと思うんですけど。
 二人乗りでこれをすると、結構、バランスが」

しかしここは一般道、ずっと真っ直ぐな道が続くわけもなく。
曲がり角も存在すれば速度を保ったままのカーブは自殺行為だ。

あ、すみませんカミクズさん。止まりません。

 そこの緑っぽいところで倒れます……?
 コンクリートは……痛いですよね。
 倒れますね、受け身とりましょう、せーのでいいですか」
(143) 2022/02/22(Tue) 8:18:51

【人】 不運 フカワ

>>144 >>145 カミクズ

せーのぉ!!!

ごろごろごろ……。

放り投げられた二人の身体――。
視界の端で建造物にぶつかって破壊されるオートバイ――。

身のこなしは玄人のそれではなく、ただの一般人の受け身
男の転がった先の緑の芝っぽいところは柔らかく、軽く頭をうちつけるだけで済んだようだ。

「いっ……頭打ったぐらいで済み、ましたか……?
 大丈夫ですか、カミクズさん。元気そうですね……。
 俺も、9連勤最終日の徹夜明けほど……で……生きてます。
 なんか……目を閉じたら、……眠れそうなぐらい」

服をボロボロにさせながら、同じように口の端をあげている姿はこの空間で強烈な違和感を放っていた。

「帰る時は、電車……? 通勤を思い出して、あんまり……。
 怪我……ってどうやって治すんでしたっけ……」
(146) 2022/02/22(Tue) 9:48:35

【人】 不運 フカワ

>>147 カミクズ

「笑顔が取り柄、俺とは正反対ですね……。
 仕事は普段は厳しくないんですが、一年に一度ぐらい……冬は休む人が多くて……大変、でした。意識が戻るたびにいつの間にか終わってる書類と、見たことのない書類が手元にあるんです」

「元気でもよく見ればお互いボロボロ……。
 運ばせるのは悪いですしなんとか……あ、世界が回る……頭が。VRの世界でも気分が悪くなるんだ……。ちょっと、休んでから……帰りましょう」

貴方の怪我の方が重症かもしれないが、ふらつく身体をおこしてもたれかかる。
あまり景色が良いところにはたどり着けなかったが、段々と空は白んで朝を知らせにやってきた。

「俺、小中高皆勤賞……10年以上健康診断以外で病院に行った記憶がなく怪我や病気には機会が無いんです。
 羽目を外すこともしたことがなかったので、治し方がわからなくて。
 寝たり、つばをつけていれば治る……でしたっけ?
 ああ、でも腰と肩に湿布はいいって……聞いたこともあります。
 この身体若いから、治りが早かったりとかします、かね?」

ぼやきながら目を閉じる、本当にひと休憩をしてからその姿で元のマップに戻るつもりだろう。
これから数日この痛みと付き合うのかと思うと少しだけ憂鬱そうな顔を見せつつ。まあ、いいかの一言で片付けてしまうのがこの男だった。
(149) 2022/02/22(Tue) 10:48:05

【人】 不運 フカワ

>>149 カミクズ

帰る前。

「そういえばさっき何か>>148通りましたよね。
 ……オブジェクトとか、じゃなさそうでしたし……
 軽トラを運転できる人がここにいたんでしょうか?」

自分たちも事故が起きると予測していなければ死んでいたにちがいない。
爆走軽トラの無事をどこかで祈りながら深く息を吐いた。
(150) 2022/02/22(Tue) 10:55:48
フカワは、速度制限標識を見た上で二つの車両は走っていたのだよな……。同じ事考える人が居たなんて世も末だ。
(a69) 2022/02/22(Tue) 10:58:42

【人】 不運 フカワ

>>153 カミクズ

「俺、ですか?
 
楽しかった
、ですよ」

スピードを出せたことが。
更に続けて、
(164) 2022/02/22(Tue) 16:53:46

【人】 不運 フカワ

>>153 >>164 カミクズ

「どういたしまして……?
 けが、させたら怒られるものだと
 思っていました……あ、連絡が……ツルギさんだったのか……あれ……」

端末をいじりつつ、ちらりとその白く崩れない帽子や、遠くで大破した愛車をみやった。

「……、次は何をしようかな。
 もう少し派手なことでも、また考えます。
 後片付けは一緒にやりますよ。

 だから今回のは、面白そうなのでこのままにして帰りましょう……始発で」
(165) 2022/02/22(Tue) 16:56:45
フカワは、スポット:交通事故の現場が増えた。
(a70) 2022/02/22(Tue) 16:57:00

【人】 不運 フカワ

結構夜までが長い。
皆どこかで食事はとる真似はすると思い、食堂に顔を出してみた。

もしかしたら朝、昼食どころか夕食が時間かもしれないが。
ここで正しく生活をする人間は少ないだろう。

「……、ここの食堂……。
 
叙々苑とか建てられるのか?


「なんでもかんでも出てくるってなんだか変な感じするし。
 屋台があると、気が楽だよな……」
(187) 2022/02/22(Tue) 22:44:17
フカワは、叙々苑を建てれる
(a75) 2022/02/22(Tue) 22:47:27

フカワは、叙々苑を建てれた。
(a76) 2022/02/22(Tue) 22:47:49

フカワは、比較的元気
(a80) 2022/02/23(Wed) 1:51:49

フカワは、焼き肉弁当を0円でかって適当に食べていた。よく考えなくても、一人で焼くの面倒くさくて。
(a81) 2022/02/23(Wed) 1:53:07

【人】 不運 フカワ

「夕方、って、何をしていたっけ」

バイクを壊したり、焼き肉屋を建造したりした男。
頭にできたこぶを保冷剤で冷やしながら、外の景色を見る。

「……休みの日は、寝て……気がついたら過ぎていたし。
 夕日が綺麗、だ、なあ?」

適当な場所で虚無の向こう側で変わりゆく空の色を眺めていた。
(195) 2022/02/23(Wed) 10:33:25
フカワは、虚無にブランコを作って乗っていた。
(a85) 2022/02/23(Wed) 11:34:20

フカワは、>>@17 写真を撮られたのに気付いた
(a86) 2022/02/23(Wed) 12:11:56

【人】 不運 フカワ

>>@17 ユメスケ

「……」

見学の少年に虚無でブランコに載っているところを撮影されてしまった。
見てもいないのにすごくよく撮れた写真であるように思える。
その画面の中の自分がどんな表情をしていたのか考えたくもなかった。

「…………
の、乗りますか?


ユメスケくんは、隣に乗ってる人がいるとブランコを乗れないタイプかもしれない。
(198) 2022/02/23(Wed) 12:15:39

【人】 不運 フカワ

>>@19 ユメスケ

「見学ってそんなに干渉できないんですね……個人差かもしれないですが……あの。え、あのっ、
人を呼ばないでくれませんか!


恥ずかしいことをしている自覚はあったのか、それとも。
大声に呼ばれて見るのが男子高校生が虚無でブランコを乗っているのはあまりに映像として悪いものだろうと判断したまでだ。
(202) 2022/02/23(Wed) 13:01:42

【人】 不運 フカワ

>>204 >>@20 #ブランコ

 ユメスケは 人を 呼んだ!
 ナツメ と メイサイが あらわれた!



「こ、こんにちは…………」

「……ブランコ、作ったので。
 乗ってみたり、してください」

何の勧誘だ? 見てるだけの人には頭を下げ、て?
やってきたナツメには気まずそうに声をかけてブランコを勧めた。
(208) 2022/02/23(Wed) 14:14:44

【人】 不運 フカワ

>>209 >>@22 #ブランコ

「え、ちが、……そんなことは言って
 
え……?
 あ、いや……お、お願いします……」

ここまで来てもらって、断ることもできなかった男は大人しく押してもらうことにした。
一体どうして……。恨みこそはないが困惑の視線をユメスケへと向けていた。
(210) 2022/02/23(Wed) 14:42:27
フカワは、 42が74に近ければ近いほどブランコが上手く乗れる。
(a97) 2022/02/23(Wed) 15:47:48

【人】 不運 フカワ

>>213 ナツメ 

「……」

あ、本気だ。
はじめちょっと勢いが強かったが、そのまま押されて戻ってくる。
ほどよい位置からまた押され、高さと速度が追求される。
このままでは、本気でブランコをすることになってしまう。

「……」

キィィー……


「……」

キィィー……


「あ、思ったより……難しいかも。押すの、上手いですね。
 弟妹にしてあげたことはあるんですけど……乗るのはしたことがなく、て……わっ」

一人で高みにはいけそうにないが、案外本気でブランコに乗ってしまっていた。
(221) 2022/02/23(Wed) 15:52:37

「…………」

ぱた、ぱた。

結果の出る時間が、合議の続きが。
正真正銘、自分達の意思で誰か一人を選ぶ時間の始まりが。
少しずつ迫っている事が、どうにも落ち着かなくて。
散らかった部屋で、メッセージログを何度も開いては、閉じて。

『エノさんは』

『この制度の事、どう思ってますか』

『返信、なくても大丈夫です』

逃避の果てに送ったのは益体もないメッセージ。
言葉の通り、返答は、なくてもよかった。

青年はといえば、落ち着いたものだった。
趣味の絵に没頭して、されど別に逃避というわけでもなく。
言うなればそう、時間つぶしのような気持ちで。
筆を滑らせていた。

端末が震え……今は近くに人がいるから、メッセージを網膜の上に映し出す。
前回の経験から、随分VR上で様々な操作ができるようになっていた。

『それは。』
『いいか、悪いかってこと?』
『まぁ、なくていいなら無い方がいい制度だよね。』

死にたくないと思う人がいて。
死んで欲しくないと思う人もきっといる。
突然訪れる平等な死を、肯定できる人は果たしてどれほど居るのだろう。

『辛くなっちゃった?』
『取り留めのないことでも、話したら楽になるよ』

2回も選ばれてしまった君を可哀想、だと思ってるから。
せめて支えになってあげられればいいなと思った


清掃員は、特別この合議場に馴染んでいるふうでもなくて。
細かな仕様はうろ覚えだし、機能の事をど忘れする事もある。
それらは演技ではない。伏せるべき点は伏せているけれど。

前回の事を忘れたいのかもしれない。
なのに本当に忘れたい事ばかりが今も心の底に重く沈んでいる。

『今が特別辛いわけじゃなくて』

憂鬱なのは、いつものことだ。

『この制度の事、この制度で自分が死ぬかもしれない事』

『エノさんはどう思ってるのかなと思って』

『独りで死ぬのは寂しい、って言ってましたけど』

『怖くはないんですか』

一人で死ぬのは寂しいし怖い。
寂しいけど怖くはない。
寂しくないけど怖い。
それらはきっと、どれも有り得る事。だから敢えて問う。

青年には何も忘れたい事がない。
死んで悲しいなと思えるほど理解できた人もいなかったし。
それより前の、日常生活でも何も困ったことはなかったし。
心の底に何もない、ぬるま湯の風呂のような人生だった。

『うーん。』
『これは俺なりの考えだけれど。』
『死ぬのが怖い人って、未練がある人だと思う。』

それは例えば、もっと何々がしたかった、だとか。
あの人と一緒に居たかった、とか、遊びたかった、とか。
アイドルのライブに行きたい、とか、ドラマの続きが見たい、とか。
そういう、"生きて何かしたかった"から、それが出来なくなる死が怖いのだと、思ってる。

『怖くないよ。』
『生きてやりたいことがないから。』
『寂しいけどね。』

寂しいけど怖くはない。
それが青年の答えだ。
恐怖を感じるほど、未来を見据えた人生じゃなかった。

『君はどう、カミクズくん。』
『怖い?』


清掃員の人生は、平凡なものだった。
特別得難いものを得たわけではないし、
特別苦労をするような事もなかった。

ただ、人並みに恵まれていて、
人並みに幸せで、
今はそうではないだけ。

『怖いですよ』

『でも きっと後悔するから、生きているのも怖いんです』

『そうやって、やりたい事もないまま惰性で生きてる』

惰性。
今生きている理由を言葉にするなら、これが最も正しくて。
生きてやりたい事はない。やり残した事もない。
ただ漠然とした、意識の喪失、その根源的な恐怖に怯えている。

『前回を経て、自分が生きていてよかったと思うこともなくて』

『エノさんは、生きていてよかったと思うこと、ありましたか』

『生きていて、嬉しかったこと、ありましたか』

『へぇ、やりたい事がないんだ。』
『意外だな。』
『だって、理由を付けて家族から離れたいくらい、一人暮らしがしたかったんだよね。』
『一人じゃないとしたい事が出来ないからだと思ってた。』

なにかをしたいから。
そのために一人暮らしがしたかったのだと、思っていた。
そうじゃないというなら。
家族と離れる事
そのものが理由だったのだろうか。
果たしてそれは、どんな事情なのだろうか。

『ないよ。』

君の質問には、すぐに返信が来る。

『元から無かったんだ。よかった事、嬉しい事。』
『だから生き延びた後も当然なくて。』
『何もないまま、今日まで来ちゃったよ。』
『だから、まぁ』
『死んでた方が楽だったかも、とは少し思うね。』

1回目を生きて帰ってきたときの周りの反応も。
腫れ物を触るかのようで、今までもそうされてきたのだけれど。
より一層に距離を置かれたようで、寂しかった。
死が齎す負の感情より、生きて得る虚無の方が多い。
だから死ぬのが、怖くない。
そんな感じだ。


ほんの少し、言葉に迷うような間の後に。

『逃げたかったんですよ』

家族の問題からか、自分の問題からか。
或いは、それ以外の何かか。
どうとでも取れるような、曖昧な答えだけを返した。

実際の所は、本当にくだらない理由だと自分でも思う。
それでも自分には耐えきれなかった。今だってそうだ。
逃げる事しかできなかった。それが全てだった。

「…………」

死んでいた方が楽だったかもしれない。
これまで何度も思った事で、ここでも何度も思った事。

自分とあなたのそれは、細かに分析すれば
本質的にはやや異なるものかもしれないけれど。
それでも、そのように思うのだな、と思った。

『それでも』

『誰かに理解されるまでは、生きていたいんですよね』

『何から?』

躊躇う事もなく、理解の刃を振るう。
その曖昧さを許さないとでも言うように。
理解のためなら、何も省みないとでも言うように。
ずけずけと、踏み入る。

死んでいたほうが良かった。
全く思わない人間は、相当幸せだ。
誰かを、間接的にとはいえ殺して生きることは。
心からそう言えないくらいの負担で。
最も、青年は。
あまりそこを悩んだりはしていないが。

『そうだね。』
『俺の唯一つの夢だから。』
『できれば叶えたいよ。死んだら敵わない。』

それもある種の、未練だろうか。


その考えに至る、それまでの道筋がどんなものであっても。
生きる事の空虚さが、生きる事の喜びを上回る事もある。
必ずしも生き永らえる事ばかりが幸せとは限らない。
そう考えられるあなたなら、その問いに答えても
きっと態度を変える事は無いのでは、なんて。

なんてのは、自分がそういうふうに思っていたいだけなのかな。

『兄の居なくなった空白から』

『自分では、兄の代わりになれなかった事実から。』

イネイブラー。
所謂アダルトチルドレン、その類型の一つ。
それになろうとしてなれなかった、夢のあと。
それと向き合う事から逃げた。たったそれだけの話だ。

『そうですね 死んだらきっと、叶いません』

『明日、来年、10年後。
 誰しも同じ考えで居続ける保証なんて無いんです』

『人は常に変わり続けるものだと、自分はそう思っていて』

『ああ、でも、死で変化が止まるなら、それでいいのかな』


「………時間、…そろそろかな」

ふ、と。
空を見れば、もう随分暗くなっていて。
そろそろ合議の場へ向かった方が良いのかもしれない。


『時間、そろそろですね』

『裁判場で、また。』

君の答えを聞く。
失った空白。代わりになれなかった。
推察できることはある。
なるほど、と一つ頷いた。

『そっか、残念だったね。』

淡白な返事、は、文章だから。
端末の向こうで、青年は一人部屋で。

恍惚の顔をしていた。


それは君の事情がどうとか、そういうのじゃなくて。
ただ、そう、君を一つ理解できたから。
衣服を一枚脱がすかのように、君の心を薄着にできたから。
それが嬉しくて、理解することと理解されることは紙一重だから。
部屋で一人、笑っていた。

『理解者と一緒に死んだらさ』
『そこで変化が止まるのかな。』
『だったらそれが一番だよね。』

そうありたいな。

『うん、また後でね。』

もう時間か、と通信を切る。
この顔の色が戻ったら、自分も向かうとしよう。

【人】 不運 フカワ

>>229 ナツメ #ブランコ

「……」

キィィー……


「あ、これどこまでも行くやつですね……?
 ほどほどでやめてくれないと、酔いそう。
 ちょっと押さえて……あ、えっと十分、味わいました、から」

一人でやるよりはむなしくなく、正直緊張しながらのブランコは不思議な感情を味わえた。
全く笑われなかったからもあり、真剣に高校生達がブランコをするという実績も達成されてしまった。

「今、弟が高校生と……妹が中学生。
 遊んでやったときは小学生……。
 ……生意気というより、俺の年上の威厳が……ない感じ。
 仲は、ほどほどです、
俺のプリン食べても謝られないぐらい……。

 妹とは結構離れてるんで、……まあ。
 ……こんな青春みたいなことはしたことありませんでした」
(251) 2022/02/23(Wed) 20:30:00
 




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