―　野営地：夜の話　―

　へぇ？　そりゃあ後生大事に
　持ってくれてたんか
　ありがたいこって

[ステラの性格なら人のモンは返すだろうな>>2:202
性格、使える魔法、酒三杯で潰れることや
これまでの旅のこと、そこそこコイツのことは
理解しているつもりであるが



思い出せない程見ていないのか
向き合おうとしていなかったのか
黒い笑顔は沢山見ている気がするが
あれは笑顔と言えるもんじゃねーだろ。]

　そうだよなぁ
　なんせ、キヨヒコとお前からして
　

[勇者一行のオーラっつーより
悪目立ちする一行っていうやつか
]

[ぎこちない笑いに>>2:208
楽しくねぇのか？　と不思議がって。]

　賑やかで、楽しそうに見えるぜ
　あいつらも、お前も

[だから不思議だった。楽しいと
すぐ答えが返ってくると思っていたからな。]

[自分から突き放しておいて今更だが
今にも咲こうとしている花が
しぼんでしまったようで
そんな様子に見えるステラに

なんだよ、正解なんだろ？>>2:212
俺にその態度を取らせたのはお前が望んだからだ



でも確かに俺も大人気ねぇなとは思ったよ
だからその後ろ姿を目で追って>>2:212]


　おい、悪かったよ。
　わからねえなら俺の思い過ごしだっただけだ

　

[そうだな、それでも去っていくなのら
何も言わずに見送るけれど
歩き出す足が止まったのならこう続けるさ]

　そういや今日は魔物退治で
　結構な傷だらけなんだ
　回復してもらいてぇんだけど？

　

[突き放して、突き放されて
でも最後には傷を治してもらって
そうして少し修復された関係は少しのことでまた崩れて
そんなことを繰り返して
どれくらい経っただろうな俺達は。
今でもそのループからは抜けられていないようで。]

　
[でもがえてに溶ける前に
そのをあるべき輝きへと戻したい
なんとかしてやりてぇとは思うんだぜ。


　


　

―　野営地：夜の話　―

　おー、回復したか？
　少し傷が消えてきたくらいか

　ま。ないよりましだな
　サンキュ

[オイ、>>33
そんなツッコミが出そうになるくらいの
連打気味な回復の連続で
]

　俺、キヨヒコとちげぇから


[そんな薬草の食べ方を考えていたが

俺はパンダか？コアラか？？ってんだ。

再び静かになったの野営地で
静かに星を見上げる
少し冷めたお茶をまた一口飲んで。]

　可愛いとこもあるんじゃねぇか

[フッと先ほどのやりとりを思い出すけれど
思い出が遡りすぎて
危険な装備品の話をしてた時に聞こえた
言葉を思い出す。
おう、>>2:168
不潔ってなんだよ、悪い口だなオイ
やっぱりお前は─────。]

　

[空で一つの流れ星。
流れた先には何が待ってるんだろうな。**]

―　野営地：例の装備の話　―

　まて
　いや待ってくれ
　

[>>2:205

>>1:43

>>2:40

　ダメだダメだ
　考えるな！！
　キヨヒコを巻き込むのはいいが
　

　いいか？　エルは着るんじゃねーぞ
　

[一気に捲し立てて
エルに考え直すように言い聞かせる。
考えを変えてくれるまで。
なんなら最後には



そんな土下座する勢いだったはずだ

ネグリジェのことといい>>2:39
エルには敵わないなと思うのだった。
**]

―　いつかの野営時で　―

[そうだよ、大正解だ。>>2:59
うっかり出た言葉は>>1:161
全く酔ってない俺の本音ってことだ。
]

　

[ノリノリなフェリックスに
つられるように繰り返し言葉を出して。]

　フン、酔った勢いで
　歌えそうかと思ったけど
　まだフェリックスの歌を聴いてるほうがいいな

[一緒に見上げた空、美味しいお酒
飲む相手がいるってのもいいもんだ。
今度は一緒に歌いてえな。そんなことを考えて。]

[そして現在、いつかの野営地でのこと
今度はフェリックスが見張りをしている
俺のところに来た。]

　
　まったくとんだお騒がせ装備品だったな

[フェリックスが取り出したお酒をみて>>2:60
ニヤリと笑い
キヨヒコならガチで着てるだろ
なんて笑いながら返事をして。
そうして彼から出た一つの質問
その答えとして声を出す。

あの時フェリックスが唄っていた
唄を>>2:56

[人前で唄を披露するなんて
そりゃあもう初めてだからな
目は瞑っていたせいで
フェリックスがその時どんな表情をしていたかなんて
俺にはわからなかったけれど。
唄い終われば
フェリックスの表情を窺うように見て話し掛ける]

　少しは練習したんだぜ？
　たったこれだけ声を出すのにも
　緊張するもんなんだな

　楽しさ、……はまだわからねぇけど
　なんだかスッキリした気分だ

[俺的に今の唄は89点だな。
自己評価だが練習の成果は出ていたかどうか]

　
　

[星空を見上げて一緒に唄おう
他にも知ってる曲あるんだぜ？>>0:72 >>1:161

明るい曲でもなんでもこいや
でもこの曲を唄おうものなら>>0:53


そんな意気込みはあるけれど
歌詞なんてうろ覚えだから
コーラスみたいになっちまうけどな。**]

― 祝賀会会場を探して ―

[中ボス：ダーラ・ケタイを倒すことに成功した俺達。
街を挙げてのパーティを楽しみにして
少し街を散歩する予定だったのだが。]

　

[あの時とは違う森ではあるが
デジャブのようなよくあるような……>>0:22]

　仕方ねぇ
　また誰かに道を聞くか

[中ボスを倒して成長した俺ではあるが
**]

─　ギルドと盗賊とスターサファイア　─

　結構古いクエストもあるんだな
　つーかもっとわかりやすく管理しとけよな

[クエスト探し中、割のいいものを探し
クエストを過去のものまで漁っていたけれど
やはり残っているものはどれも時間や手間
もしくは面倒そうなものばかりで
そんな時に目に入った依頼書。>>2:71
宝石関連は元の職業柄注目してしまうわけで]

　スターサファイア
　

[まさかこの依頼の品って俺の持ってるもののことか？
そんな考えが一瞬よぎるけれど



盗賊時代はいろんな種類の宝石に出会ったものだ
そしてその宝石を手に入れたものは
自慢とばかりに見せびらかしてくる。
そんな中スターサファイアを自慢してくる者もいたな
誰だったかは思い出せねぇけど
]

　俺のは色もだから
　価値もそんな高くねぇし

[お守りとして持ってはいるが
俺が運命・信頼・希望って
]

　運命の石か

[服の下からネックレスとしてつけていた
その石を取り出す
依頼主は五年も前から探しているのか>>2:72
他のスターサファイアでは
ダメな何かがあるのだろう、思い入れがあるとか
自分にとって大切なものであればそれは一点物だ

いつかこの依頼が運命に導かれて
達成されることを祈ろうか。**]

―　ゴウキュレンの宿の話　―

　キヨヒコ〜
　お前、やるじゃねぇか

[キヨヒコが見つけた宿は
施設が充実していて>>45
建物もやっぱりそれなりに立派だったもんで
まー…、キヨヒコだし
なんて建物を見て思った感想だが

クエストで稼げばいいかと
勇者の頑張りは受け入れることにした。]

　風呂上がりの一杯は
　格別だよなァ

[堪能させてもらってるぜ。
温泉っつーのはいいもんだ。
湯上りのほかほかした体に
マックスコーヒー^drink を一気に飲み
飲んだものが体に染み渡っていく

気分が良くなったソファに座って
そのまま寝てしまったみたいだ>>2:117]

[あのズタボロになって帰って寝た日>>2:199
疲れすぎてアドレナリンが分泌されたせいか
寝付けなかったんだ。傷は痛むし熱を持ってた。

眠れないなら傷の手当てでもするかと
起き上がったかのタイミングで
少しばかり、微々たるものだが
傷が癒えていった
それは野営地の夜に回復してもらった時と
感覚は同じで>>33 ]

　オイ、今回も当たってねぇぞ

[思わずといった風に破顔して
声を出してみるが
ドアの前にはいる気配がない。

もういなくなったのかよと少し残念に思うも
感謝の印としてMP回復薬を多めに
ステラのドアノブにかけておいた。
*]

[

― 祝賀会会場を探して�A ―

[ミツコの酒場の姉妹店。
やっと目視できるところまで辿り着いたところで
勇者について話す街の人
すっかり人気者になったもんだ。と
通り過ぎるときに聞こえた噂話。
というワードに足が止まる。





　

[皆の装備品も立派になって
フルリーも技を習得して自分のものにした>>22
変な噂がこいつらの耳に入る前に

離れる時期が来たってことだ。
そして俺にも確かめたいことができた。

強くなった邪悪な気配>>n5
そしてもう一つ。
魔剣士として成長したからかそれとも
血の繋がった肉親だからか



アンタそこまで
取り返しのつかなくなる前に俺は─────。]

　
　さーて、飲むか

[ミツコもいるんだろ？
美味しい酒があるなら見過ごせねぇ
祝賀会は楽しまねーとな

そうして辿り着いた酒場の扉を開けて
ミツコに挨拶をして隅に座り
とっておきの酒を頼んてまずは一口

口に含んで味わうつもりだったが
美味しいはずのお酒は水のように透明な味で
喉元を通り過ぎた。**]

　
　綺麗な色をしているな

[鮮やかな色とは裏腹に辛口な味わい
最初の一杯は水のようであったが
味覚がなくなったわけではないようで
答えの出ないことを考えるよりも
今この時間を楽しむべきだな。]

　おい、ミツコも飲めよ
　乾杯しようぜ

[そうして次の酒を頼んだ。*]

―　回想：カジノにて　―

[なんでコイツはじっと見てくるんだよ>>70
まさか俺の考えてることが読まれてる…
っつーことは無いだろ？　

信じてる>>70
その言葉に俺がクエストを失敗するかと思われてんのか？
大丈夫さ、問題はおこさねぇよ、問題は]

　おう、俺の力を信じろ

[笑顔に凄みと圧を感じたが

俺を見くびってもらっては困るとばかりに
笑い返してやったわ。
]

[普段のローブ姿とは違う華やかなドレス姿
髪も上げていると印象も変わるもんだ。
そういや料理の時のステラのどこ見てんだ発言には>>2:165
少しばかり驚いたな。
その発言は男の前では言っちゃならねぇだろ。


少し前に自分が散々やらかしたのは自覚がないもんでな
だから俺は紳士的な態度に努めようとしたんだぜ？]

　年齢の問題じゃねーよ
　子供ってところにムキになってりゃ
　お子ちゃまって言われても仕方なぇよな
　せいぜい大人の女を目指してくれや

[そんな言葉を返したんだったな。
まだまだ俺の余裕は崩れないってことだ。

野営地の夜でそういやマントの下から
見えた服はいつもと違っていたな>>2:102
じっくりは見れなかったけど
結構オシャレなところもあるのかもな。
]

[そんなことを思い出して改めてドレス姿のステラを見る

頭に付けた花を聞かれた時は>>71
目が多少泳いだかもな。]

　あー……オーニソガラムだ
　白で可愛らしいだろ？
　花言葉はっていうんだぜ
　……ピッタリなんじゃねーの

[ステラの場合はだけどな
もう一つの花言葉も知っている。

知らないならそれでいい。
その後に聞こえた似合うという言葉に
からその言葉が出るとは思わず。]

　なんだよ、やけに素直じゃねぇか
　お前がそういうならそうかもな

[崩れた前髪を手櫛で上げ直し
照れ臭さを隠すように、さらに続けて。]

　お前もその花に負けないくらいには似合ってる
　そのまま胸を張って堂々としてろ


　



　

　―　酒場　―

　おい、ステラ
　また酔ってんのかよ……ったく
　いいぜ、座れよ

[いきなり絡み酒かよ。と>>158
出来上がってるステラを見て隣を空ける。]

　迷子……か
　そうかもな、俺はよく道に迷うからな
　

[冗談めいて答えてみたけれど>>159
バシバシと叩かれていた手が止まれば]

　
　もう眠くなったか？

[ステラの方へ目を向ければ
真っ直ぐにこちらを覗き込んでくる目に
肩に置かれたまま力が入った手に
一瞬動揺が目に現れたけれど
所詮は酔っ払いだ。気付かれるはずはない。]

　お前はもうノンアルな

[何か飲むか？　そう問いかけた。*]

[返ってきた言葉にまたこちらも照れてしまって>>176
ステラが反対の方を向いている間に熱を冷ましたのは
ポーカー勝負に挑む前の話
そして終った後には・・・。]



―　回想：カジノの後　―

　おーおー、

[3杯目を止められなかった俺にも責任あるか>>177。と
ため息を吐きながら
ふらふらしているステラに近付いて]

　コイツ、宿屋に持って帰るわ

[堂々のお持ち帰り宣言……ではなく
]

　ほら帰んぞ

[背中を向けて屈んで、ステラが背中に乗れば
持ち上げて歩き出す。

ちなみに宿までの道はしっかりスタッフに聞いて
確認済みだ。
迷って遠回りしてたくらいだわ。]

[辿り着いたステラの部屋。

ベッドに優しく乗せるなんてことはしねぇ
おんぶから下ろして、ベッドに寝かせて
その上に俺も覆いかぶさる形でベッドに
ステラを挟んで両の手をつく]

　この状況で何されても
　文句言えねぇぜ？

　・・・。

[そう忠告してみたんだが当の本人は
こんな感じだ>>178

ガックリと項垂れるが
ステラの怒涛の質問攻めは続く。]

　あー、花言葉な。
　母さんも妹も花が好きでな
　一緒に花を探してたりしてさ花言葉も調べてさ
　そうやって覚えていったんだわ

　 セクハラだ？
　・・・さてな
　女慣れなんて家族くらいだよ
　だから扱いにはなれてるかもな

　おい、女の敵って俺に聞くのかそれ


　


[最後の質問には黙ってステラを見る。

だがその前の質問はなんだ？
]

　


[
お前バカだろ。無防備な躰を俺に差し出してるようなもんだぜ。
子供だなんだと口では言っているけれど
こうやって改めてステラを見ると躰は立派な”女”で。

ショールの上を肩からなぞるように手を這わせる
肩、腕、脇下、脇腹、腰
ゆっくりとドレスの上からなぞっていく
くすぐったいか？……それとも、俺の手を感じてるのか？
途中途中で反応はあったかもしれねぇが
俺は手を止めるつもりはねーから

そうして時間をかけて体のラインをなぞってみるが
どうやらお騒がせな酔っ払いは眠ってしまった様子で
俺はまたガクッと項垂れる。
]

　
　お前さ、俺にこんな無防備でいいわけ？
　
[閉じられた目は開かない]

　なんで俺を選んだ？
　
[あそこには皆がいたはずだ。たまたま俺が近くいたからか？]

　アッシュって名前は俺の真の名で間違いないさ

[あえてグレーの名の方は答えない。
寝ているステラに届いているかどうかはわからねーが
質問には答えたぜ。]

　今度はこっちから質問な

[2、3個前くらいにすでにこちらも質問しているが
、寝ているならどうせ聞こえてねえよ。]

　お前は、どうしたい？
　

[それはとても抽象的な質問。何を、何か、どれを
質問相手は眠っていて答えが返ってくる様子はない。

料理の腕はてんでダメで
警戒心も強くて
内心では黒いこと考えてそうで
おせっかいやきの
薬草並みの回復魔法を使う女

でも──────。
長い付き合いで
俺を気に掛けてくるし
たまには可愛いところもあって

お前は俺をどうしたいんだよ。

片手でステラの頬に触れる。
酔った頬は

]

[と
脇腹を摩ってみて反応を見てみるが
反応はあったかどうか。

本当はお仕置きとして
二の腕や首筋にの一つでもつけてやろうかと
思ったが、コイツ神官だもんな。
流石にそこまでは……意地悪しすぎになっちまうからな

少しの間寝顔を眺めてそのまま寝ているようなら
布団をかけて部屋を後にする・・・

俺もステラの横に寝っ転がって寝ることにした。
**]

　
―　回想：カジノの後宿屋で　―

　何、ってそりゃ……
　アー……俺の好きにしていいかってことだよ
　ピュアなステラちゃんよ

[顔を近付けてお互いの息がわかるくらいの
距離で話てみるが酔っ払いには反応が鈍く>>194
シラフじゃねーと揶揄い甲斐がねーなと
すぐ近付けた距離を戻した。]

[酔っ払いとはいえ
>>195]

　ほーん、ってか
　じゃあその俺から
　こと言ってやるよ

　
　

[髪飾りをそっとステラから外し
その花に唇を寄せて
流すように視線はステラに。
可愛らしい仕草というより色気を含んだ目で捉える。
こうやって雰囲気は出したつもりなんだが
次に答えたことには即否定してきやがった。
。]

　素直だな、いい子だ
　わかってるさ
　
　だから……

[
酔っ払いとはいえ素直な言葉が言えたことは>>196
及第点ってとこか
微かに呼ばれる声、しがみつかれた肩
その手は震えていなかったか
怖がらせてはいないかは気にしたつもりで。]

　
　
　
　

[
掴まれた手が嬉しかったから
しがみつかれたままの手はそのままに
振り払うことはしなかった。

時折反応しているであろうその体に
俺の熱を覚えこませるように
それでもその手付きは優しく触れていたつもりで
だからか
寝息が聞こえて拍子抜けしたな>>198
でも頬に触れた俺の手に摺り寄せてきたのは
俺の声が聞こえたからか？　だとしたら……。
掴んできたその手を俺は握り返しても
いいのかも知れねぇな。]

[擽ったそうに反応するのをみて>>199
寝てるならもういいとばかりに寝っ転がって
掴まれてた手に自分の手を重ねて
そのまま寝ちまったんだったな。]

[朝、どうやらステラが起きたようで
もぞもぞと動く気配がして

ニヤリと笑ってじっくりとその様子を見せてもらったぜ
そのうち俺が起きているの気がつくか
俺が堪えきれず笑い出すのが先か
枕で殴られても全然痛くはなくて

顔を赤くして叫ぶステラを笑いながら見ていたが
その叫んだ内容は放っては置けず。]

　昨日やっぱり起きてたんか
　オイ、
　やってくれるじゃねーの

[クククと笑って
今一杯一杯であろうステラの隙をついて
体を引き寄せその耳元に囁いた。]

[言葉の終わりに彼女の耳元に

その後に続くであろう反応にニヤリと笑う。
そうだな、面白い反応が見れたら
大人しく部屋から出て行ったかな
**]

　―　現在：酒場　―

[カジノで十分酔っ払う時は
気をつけろって体に教えたはずなんだけどなァ
今日はお祝いだし仕方ねぇか。]

　へーへー、本番はこれからなら
　眠くならねぇように気をつけとけよ

　ふーん、素直じゃねーか
　じゃあチョコレートサワーをいただくか
　ハハッ、おごりとは格好良いねぇ

[俺からはそのグレープフルーツジュースを
奢ってやんよ。笑いながら伝えて>>203]

　ああ、お疲れさん
　俺がいるんだ、同じヤツに負けはもうねぇさ

[乾杯とグラスを鳴らして口元へ運ぶ。]

[何だか
首輪って本格的に飼う算段か？？]

　
　可愛くおねだり出来たら
　首輪つけてやってもいいけどなァ

　首輪は冗談なんだろ
　もう、困らねぇだろーよ
　お前も強くなったわ
　鼻毛…ククッ
　笑わせてもらったわ
　

[戦いの後は何があった知らねぇけどよ
自分にも掛けて欲しいと志願した
キヨヒコにも掛けなかったじゃねーか
]

　
　・・・ああ。楽しいぜ
　酒も沢山飲めるし


　ただ少し、寂しいのかもな
　俺はお前達とは違って先がねぇから

[それは先を見据えてからこその感情か
ただの自分の感情か
どっちも含まれていたかもな


変なことを言ったな。
聞かなかったことにしてくれや。
そう後に言葉を続けて
チョコレートサワーのグラスは空になった。*]

　―　現在：酒場　―

[首輪代わりの魔法には
顔をやめておくと返し>>241


ステラの先がないって？
それこそ何言ってんだ状態だわ。]

　新しい魔法だって覚えたじゃねーか
　お前はもっと
　限界を決めつけんな
　

[まじまじと見てくるその顔を

熱の込めた視線で見つめ返す。
こんなにステラの顔をしっかり見たのも
久しぶりかもしれねぇな
]

　そういやドレス着てんのな
　カジノの時とはまた違ってんな

　髪のこのキラキラしたヤツ
　気になってたんだわ

[そう言って伸ばした手は髪に触れ>>153
頬へと移動することは叶ったか


触れていたか、宙を舞うだけだったか
手が元の位置に戻れば、席を立って。]

　俺も着替えてくる
　そしたら一緒に踊ろうぜ

[そう言って衣装部屋へ、
まあ俺一人じゃ適当に選んじまうから
ミツコにアドバイスをもらってだな。

店内にはホールがあって
そこでは音楽に合わせて踊っているみてぇだ
一曲踊ってみるのも悪くはねぇかもなと
思って着替えに来たものの

この一言で片付けてしまったわけだ。]

[カジノの時のように
前髪は緩く後ろに流して

ミツコが選んだのは白の燕尾服
グリーンルチルクォーツ^gemの石で加工されたクリスタル型の耳飾り
レッドカラージェイド^gemの輝くブローチだ

俺は目に入ったを手にとって
胸ポケットへ

その様子を見ていたミツコの
「まあ！」という反応には
気まずそうにそっぽ向いて知らんぷりだ。]

[着替え終わって戻った先に
ステラが大人しく待っていたのなら]

　今日の髪飾りはこれな

[先ほど胸ポケットにしまった花を取り出し
ステラの髪へと付ける。]



　花言葉は……

[ここで、スマートに踊りを誘えればいいけれど
生憎と俺にはそんなことは出来ねぇ
そういうのはフェリックスの方が得意そうだ。]

　
　

[ステラの言う王子様ってのには
どうせなれないのはわかってんだ。

取り繕うことなんてしねぇ。]

　おい、俺は踊ったことなんてねぇ
　エスコートなんてのも

　だから
　

[ぶっきらぼうは相変わらずで
そうして差し出した手はどうなったか。
*]

　―　酒場　―

　自分で限界を取り払えても
　自分では何ともできない問題が俺にはあるんだ
　

　簡単には無理だろうな
　簡単じゃねーから

[目は心の動きを映す
だから見つめ合ってた目を伏せて>>260
自分のことは語り、
そして次に目を合わせた時には
ニヤリと笑える目に変わっていた。]

　
　宝石か……、
　綺麗なんじゃねーの
　
[髪のな。
そうこちらも付け加えて
それでも頬を触っている手はそのままに
もう少しだけと優しく撫で続けた。
]

　ハハッ、いいんだよ知らなくて
　似合っていればそれでいいさ


本心は自分でもわからなくて
自分でも気がつかないように心に蓋をして。]

[耳へと付けられた星の耳飾り>>264]

　へえ、加護がありそうだな
　ありがとよ
　意味・・・あるんだな

　ククッ、自分で素直って言うんかよ

　

[上機嫌に答えた耳には耳飾りがキラリと輝いて揺れた。]

　
　……期待してねぇならいい

　いいんじゃねーの
　

[手を握ってエスコートを。
貴族のような上品さは出せないけど
楽しく踊れればいい、
どうせ他の奴らだって人のことなんざ気にしねぇだろ

ステラを見れば楽しそうに笑っていて>>265
きっと俺も笑顔なのだろう
目が合えば笑い合って一曲を楽しむことが出来た。]

[奏でる音、唄う音、踊る音
いろんな音の楽しさを知ることができた。]

　
　あー……

[踊りの最後にはステラの体を持ち上げて
その場でクルクルと回って。]

　一緒に踊ってくれてありがとな

[いい思い出ができた。
踊りは終わっても気持ちはまだ冷めなくて




それでも俺はこの手を離さなければならないんだ
離そうとした手は簡単に離れたか
*]

[離そうとした手は
離れることはなく、糸も切れなかった。

どうした？そう問いかけようとしたが
ステラが話があると手を引くから>>287
そのままついていくことにした。
静かな場所、
先ほどの騒がしさが遠くなった場所
正面から向き合ういつになく真剣な姿に
どことなく姿勢を正して。]

　首輪の代わりっていうのは
　ちょっと笑えねぇけどよ
　
　ありがとうな
　デザインも申し分ない俺好みだし
　

　シリウス、聞いたことあるぜ
　その加護が得られるのなら心強いってもんだ

[シリウスは聞いたことがある、有名な星。
昼間でも見れるというその話を聞くと
ステラが俺のことをどう見ているか
どう感じているのかがわかって>>289
俺に似ているというその星に
興味が出てきたところだ。]

[ちゃんと見ていた。>>290
それはその言葉は、
あの視線のことなのではないかと考えて
触れた手を引きそうになったけれど
握り込まれた手は振り払うことが俺には出来ず
そのまま、こちらも少し握り返す。]

　俺は明るいところは歩かない方がいい
　そう思ってた
　だから陽の当たらないように
　

　光には影が必要だ

[表を道をキヨヒコが行くのなら
俺は影からその道の先を行こうと
]

[皆が、ステラが言う好きは仲間として>>291
ああ、そうだな。
俺もみんなのことが大切だからな。

だが次の瞬間聞こえた言葉に息を飲む>>292]



[思わず言葉に出してしまった。
不甲斐ない。まさにその通りだ。
事実を飲み込む前にさらにブッ込まれる
問題発言>>293
言葉を出せないでいると、さらに続いていく、
おーおーよくしゃべる口じゃねーか
ステラの話を遮らずに聞いて
]

　いいか、よく聞け
　俺は家族を守るのが目的だった
　お金を貯めて
　少しでもアイツらに楽な生活をしてもらいたかったんだ

　俺の両手はもう一杯で
　これ以上持てない
　大切なものは増やせないんだ
　増やせなかったはず、

　キヨヒコとお前と旅をするようになって
　仲間も増えて
　大切なものが増えちまった
　でもアイツらは強い
　俺が守らなくても守れるし守ってくれるやつもいる

　でもどうしても一人だけ
　大切にしたくなる奴がいるんだ
　

[今までにないくらい緊張してる
そりゃそうだ、言うつもりなんてなかったんだから。]

　言うつもりなかったんだぜ
　お前さ、俺のこと嫌いだったろ？
　視線、バチバチに飛んでたぜ
　最初の頃よりは今はもうそんなキツくはねぇけどよ
　



　まさかお前も俺のこと想ってくれてるとか
　……俺が鈍感だった？
　はーーー……なんだか気が抜けちまったわ

　で、浮かれようと思ったんだがなァ
　一緒に行けないって？
　

[そう、ステラの気持ちを聞いても
喜んでるだけはいられない言葉だ>>293 ]

　
　言ったろ？
　
　足を引っ張ってると思うのなら
　それは思いあがりだ
　自分を見くびるんじゃねぇ



　ステラこそまだまだキヨヒコ達には
　必要な人間だって思うんだわ

[まさかステラが抜けることを考えてるとは……。
己の力不足に悩んでいるのは知っていた。
だから新しく魔法を覚えた時は成長の可能性を
感じれて嬉しかったしこれから強くなれる
可能性を秘めているんだ。]

　俺も抜けて、お前まで抜けたら
　一気に減っちまおうよなァ

　俺もお前も自分は抜けることを考えて
　でも相手には抜けて欲しくないってとこか

　二人が抜けるという選択肢はまずない
　そう考えると

　お前が……全滅の予言をしたくないというのなら
　

　でも俺は俺自身のことで勇者一行が
　悪く言われるのが耐えられねぇ
　……噂話聞いたろ？
　
　まだこの街だけの噂話かもしれねーが
　これが広がれば苦労するのは勇者一行だ
　俺一人だけじゃねぇ

　なんとかしたいと思うけれど
　事実だしこればっかりは自分の力じゃ
　どうにかなるもんじゃねぇよ

　
　でも、ステラが、皆が、俺のことを
　必要としてくれる限りは
　まだいようとは思う。
　もし迷惑がかかって俺がお荷物になれば
　その雰囲気を察して俺は消える。いいな

　あと、そんなにお前が力不足で悩んでるなら
　俺が見てやるよ。
　今まで遠慮してたが
　お前も強くなりたい、俺はお前を強くしてェ
　どうだ？悪い話ではないだろ

[パーティを抜ける話はこれでひと段落がつくのか
まだまだ話し合いは必要そうではあるが
今まで言わなかった俺にも問題があったなと
これでも少しは反省してるんだ。]

[花火が上がる。夜の街を明るく照らす光を見て
自身の胸元から
一つのネックレスを取り出した。]

　首飾りのお礼だ。
　お守りとしてずっと俺を守ってきてくれたものだ
　まだ弟も妹も生まれる前
　俺の両親が誕生日にくれたものだ。
　高いものではないから価値は低いんだけどよ
　これまで俺の魔力も長い間溜め込んであるから
　危なくなった時はこのが
　お前を守ってくれると思う
　よかったら使ってくれ。
　

[スターサファイアのネックレス>>80 >>81
俺のお守りだったけれど
俺には新しいお守りが出来たからな

ネックレスをステラの首に付ける。

[まだ実感がわかないんだ確かめさせてくれ。
そう言って恐る恐る抱きしめる。
]