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【人】 魔王軍幹部 フォルクス事件がここ最近多くなっている。 そうだ、式典の時期にな。 [ 状況は暫くの間変わらず、芳しくないまま。 だがそれはこの身体だけなのだろうか? 真の意味での人魔の和解は果たされぬまま、 統一性を失った人類同士の争いも始まった、 この時代も同じではないだろうか。] そう、それに。 あの方を傍で支える妃も我らは用意出来ていない。 何しろ竜族はもうずっと前に……、 俺はまだ必要で、休む暇などありはしないんだよ。 [ 陛下は三代目の魔王に当たる。 初代王と先代王は、両者共に竜族から妃を迎えた。 真祖竜と竜族は亜種といってもいい近い存在であり、 その牙に盾になるに相応しい能力を持っていたが 王妃が勇者に討たれたのが最後、滅びてしまった。 ] (185) 2020/10/24(Sat) 1:31:42 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス感謝している、すまない。 陛下の為、魔族の為、より一層の尽力を願う。 [ 何を言おうとしているのか読んで遮り、一方的に言い切った。 四六時中自身に魔法を掛けたまま、合わない陸の生活。 その重要さから王に願われ、安全を考慮した城の地下暮らし。 この身の問題とオルフェウスの研究内容は一致している。 きっと、様々な思いを踏み躙っていた。 袋が空になり、管を外している間も 退室するまでも、オルフェウスは何も言わなかった。 ] (186) 2020/10/24(Sat) 1:31:59 |
【人】 魔王 ウロボロス[二人が一人になった頃、赤い目も既に闇の中に無い。 何も語らないまま、よく見知ったどちらの名も呼ばぬまま。 どんな表情で会話を聞いていたのか、誰も知らぬまま。] (187) 2020/10/24(Sat) 1:33:45 |
【人】 魔王 ウロボロス──寝室── [ 閉ざされた天幕の向こう側、微かに布の擦れるような音がする。 術を行使していた者の意識が肉体へ戻ってきた証だ。 しかしそれも少しの間だけであり、すぐに静寂が場を満たす。 明かり一つ無い室内は闇一色であるが、外はどうやら雪模様 窓の向こうの広いバルコニーにまで白色が侵食している。 月の見えない空から真っ直ぐに降り注いでいるわけではなさそうだ。 様々な種の魔族を統べる王の城が、 少しの風などで震え眠りを妨げることなどはありはしないが 大切な日の訪れに超えるべき夜はまだ長い。 少しづつ、少しづつ────時間を掛けて強まっていけば やがては吹雪にもなるだろうか。 その先の朝は、どんな光景だろうか。** ] (188) 2020/10/24(Sat) 1:34:33 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡 何か変わるんですか、ね。 [忘れる事が出来ないと。 自己完結で終われた片思いを終えて 恋を始めることになるのではないのだろうか。 今迄俺が如何だろうとただ想って気にせず居られたのに 思い出しては意識するようになるのだから。 変わらない方が良いと思うよ。多分ね。 俺と恋愛始めようなんてのがそもそも不毛だ。 なんせ一方的に搾取する気しかない。 そう…… 一方的に搾取してやりたかったのである。 繰り返す。 一方的に搾取してやりたかったのである。 しかし悪人にもなり切れず、手に入れる努力もせず 『手放した方があいつのため』なんて 楽でちょっと気分がいい方に逃げた訳だ。 うん、これだけですでに我ながらクソだな。] (189) 2020/10/24(Sat) 1:38:03 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[別に何もかもをあけすけにして全てを曝け出すことが 恋愛だとは思わないが。 それでも入れる入れない拘る前にちょっとくらいは 『俺』を知ったほうが良いと思うよ、お前。 そしたら幾らでも次に行けるから。 間違いない。 ゲイなだけで「一緒にいると襲われる」と思う事を 「普通」だと受け入れる環境で生きてきて 未だ人間好きになれてワンチャンあるんじゃねぇかなんて 期待できるガッツがあんならいい男なんて幾らでも居そうだ。 性的指向の対象と同じ性別なだけで 「理性で抑えきれない程欲情するんじゃないか」 なんて意識過剰に性的な目で見られる事は 割と普通じゃない。 俺だって周りにいる女から 二人きりになったら犯される、なんて言われることが 普通だと思う位言われ続けたら ストレスを感じるし女なんて信じられなくなるだろう。 それなのになんで俺の事好きだと思っちゃったの? ……そこまで考えて不毛だなってやめた。] (190) 2020/10/24(Sat) 1:39:30 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[好きになったことがなかったなんて 吠えていたのは聞こえている。 どうせなら其のままで居りゃよかったのに。 なんで俺だったのかがわからない。 あれかな、ムキになるタイプなのかな。 日々の諸々が何某かのアプローチだったんだとしたら 全部躱し続けた自覚がある。 なるほど、どMか。 やばいじゃんそんなの敵わない恋程熱くなっちゃうじゃん。 次はもっとましな男捕まえて 片思い拗らせる前に良い恋愛しろよって 送り出したつもりでいたが、何か間違えたかもしれない。 他人事みたいに考えながらエンドロールを放置して スマホで登録してる有料サイトで適当なお供をさがす。 何のって、ナニのだ。 ちょっと始まりがイレギュラーだったが今日は休日だ。 なら一発抜いてすっきりして二度寝しても何の問題もない。 まぁいいや、しらね。 週明けのあいつがなんかよそよそしくなっても 週明けの俺に対応は任せよう。任せた。] (191) 2020/10/24(Sat) 1:41:00 |
【人】 サラリーマン 葛西 聡[気に入りの女優のを流して適当に飛ばしてたら 画面の上の方に新着受信の通知が出る。 なぁ、週明けにって言い出したのはお前じゃなかったか? このクソ早漏野郎。] (192) 2020/10/24(Sat) 1:41:33 |
琴羽の天狗 時見は、メモを貼った。 (a8) 2020/10/24(Sat) 1:43:35 |
サラリーマン 葛西 聡は、メモを貼った。 (a9) 2020/10/24(Sat) 1:51:18 |
サラリーマン 御門 涼司は、メモを貼った。 (a10) 2020/10/24(Sat) 2:58:44 |
サラリーマン 御門 涼司は、メモを貼った。 (a11) 2020/10/24(Sat) 3:30:23 |
【人】 怪物皇女 メイベル──浴室──>>169 ……まぁ、目新しいから 結構楽しめるけどね。 私があげたのはなかなか似合ってるじゃない。 可愛いわよ。 [>>169彼女の含み笑いに気付かずに 自分のセンスを褒める意味合いが強いけれど それでも似合ってて可愛いと評した。 けれど仕上げはもう少し先。 彼女が水着を脱ぐ頃にはソレは刻印を終えているだろう。 彼女の能力であっても、そう簡単には消せないもの。] ……みゃっ、ぷっ! ちょっ、ずるっ……わっ、ぷっ……! [>>171ドヤ顔を披露していたから 盛大に水飛沫の連打を喰らってしまう。 目に入ったのか少し視界がぽわぽわする。] (193) 2020/10/24(Sat) 7:55:27 |
【人】 怪物皇女 メイベルあー、りー、あー! [水攻撃を受けて、彼女が近づいて来る気配。 ぎらり、と私は目を光らせると そのまま彼女にダイブして、彼女が避けなければ 一緒に泉の中にざぶーんっ、と落ちるだろう。 ひんやりとした水の中、もう少しばかりは すくーる水着が本性を表すことはない。]* (194) 2020/10/24(Sat) 7:55:43 |
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