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エアハートは、いくらなんでも酒場の男全員が非処女はないだろう……と、さすがに考えた。 (a30) 2021/12/14(Tue) 22:06:37 |
オーウェンは、何だか酒が不味くなった。部屋の前のクリーニングが済んでないからか。 (a31) 2021/12/14(Tue) 22:31:08 |
フランドルは、どつかれた所は地味に痛むし寒気はするし。 (a32) 2021/12/14(Tue) 22:50:53 |
ミズチは、何某かの意識を向けられたような気がしたが、その正体は分からずじまいになったのだった。 (a33) 2021/12/14(Tue) 23:47:30 |
スカリオーネは、新聞から興味を失ったので窓の外を見ている。 (a34) 2021/12/14(Tue) 23:59:00 |
レイは、チキンがおいしい。これチキンなんですかね?チキンみたいな味がするのできっとチキンです。 (a35) 2021/12/15(Wed) 0:02:50 |
フェリックスは、ノアベルトへと、不透明な笑みを向けた。 (t0) 2021/12/15(Wed) 0:09:04 |
チェルシーは、今日の風さん………………………騒がしいですね…………………………と言った。 (a36) 2021/12/15(Wed) 0:12:54 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 ―《黄金の海》近辺― ヨルムガンドは砂漠と海の境界に立つ。 豊かなる海を背に砂上船で砂漠を数刻泳げば、金色の岩肌を敷く《黄金の海》と呼ばれる地帯に辿り着く。 普段は体の大きい砂蜥蜴の類や気性の荒い大怪鳥などが闊歩し、隊商も冒険初心者も基本的には避けて通る場所である。 そのモンスター達が今はどこぞに身を潜めている。 “原因”は巨大な図体をゆっくりと――とはいえ、巨体ゆえの尺で決して油断できる速度ではないが――遠く海へと向かわせている。 砂色の発達した甲殻、ひと振りで塔でも崩しそうな鋏。 不意に見上げただけではそのフォルムの正体を掴めないだろう。 ひたすらに巨大な、蟹である。 それが、今ここには2体。 (@6) 2021/12/15(Wed) 0:22:01 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 腕に覚えのある冒険者達が砂上船を次々に降りて行く。 リーゼロッテもまた、地上に下ろされた馬に飛び乗った。 「ひゃー、でっかいねぇー! これはお鍋には入りきんないなぁー」 船上を振り返って暢気に手を振って、槍を構えて手綱を引く。 ―――さて、蟹のほうはといえば。 渡りの時期で気が立っているらしく、向けられている敵意に応じんと早くも鋏を振り上げていた。 ズ ズ ン!! 落とされた鉄槌は地面を文字通り砕き、辺り一帯を揺らす。 流石にこれが直撃する者はいないようだったが、地割れに一人ばかり足を取られていた。 一瞥し、それがヒーラーでないことを確かめると馬を走らせる。 非常にざっくりしたものだったが、作戦は聞いていた。 「んー、やっぱ足辿って走るのはムリだねぇ」 あわよくば、と言われていた考えを捨てて足元へ。 (@7) 2021/12/15(Wed) 0:32:21 |
【見】 騎兵 リーゼロッテ#蟹討伐 魔法使いの詠唱が終わり、リーゼロッテが向かう足の1本に弾丸めいて雷撃が撃ち込まれた。 凄まじい音にも動揺しない“当たり”の馬をひと撫でして、 「いっくよぉ〜〜〜、 ちゃんとひっくり返してねぇ〜〜」 ただ槍を振りかぶり、 脚の節めがけて突きを放った。 「あ」 流石の《脳刺し》にも規格外の巨体をなぎ倒す膂力は無い、 ―――筈であった。 本人もそう思っていたから、はじけるように砕け、衝撃波で開いた穴から見える景色にぱちくり目を瞬いた。 「あちゃ〜、まぁいっか?身はぶじだよねぇ?」 柱をひとつ失った形になり、頭胸部がぐらりと傾いていく。 (@8) 2021/12/15(Wed) 0:50:48 |
リーゼロッテは、出発前に小瓶の中身を舐めて、にが〜い!と騒いでいた。 (t1) 2021/12/15(Wed) 0:55:16 |
ミズチは、彼女に野菜や調味料を差し入れるのは余計な世話だろうか、と思い浮かべた。 (a37) 2021/12/15(Wed) 1:03:34 |
シュゼットは、「どのクチが言うんだかねぇ・・・」 (a38) 2021/12/15(Wed) 1:03:40 |
【人】 埃運び オーウェン#蟹討伐 「バッカデカ。」 ストレートな感想が出てしまった。 ポーションもマジックアイテムも、 鞄に入るだけ持って来たが……足りるものなのか。 足りるかどうかじゃない、ド迫力のスケールが、 今まさに目の前にある。 それこそ詩とかで聞いた歩く大陸か何かだ。 すう───と息を吸って、ホイッスルを吹くと、 まるで怪鳥の鳴き声を思わせるような金切り音が、 《黄金の海》に響き渡る───! 「ッ〜〜っと。注意忘れた。まあいいか、大した音でもないしこんくらい。 あんなんにできることといったらサポートだか、ら!」 地割れに巻き込まれる間一髪のところで鈍臭く飛び退き、 何処からともなく飛んできた大鷲に片腕を掴ませて、 冒険者達の群れから斜め横に逸れたほうへ行く。 「いやあいつ バカどころか大馬鹿力過ぎるだろ。 本当に必要かなあ他の有象無象……」 (27) 2021/12/15(Wed) 1:04:45 |
【人】 大道芸人 チェルシー#蟹討伐 「………今日のカニさん……………… 騒がしいですね…………………」 今日のも昨日のも無いわけだが。 小娘は首を0度に曲げ、天を衝くと言わんばかりの"壁"を前に、ぽつりと呟いていた。 「お二人組なんて言ってましたっけ? 複数人でご来場の際は言って欲しいですね〜! 心臓が口からまろびでるかと思っちゃいましたよ〜!」 普段ならそのまま後ろにゴチーンと倒れては一回転する芸をしている所だったが、もはやそれを見る誰かもいないだろう。目線は皆が皆、前だ。 「流石にヤバいなあと思ったので、チェルちゃん見守ります! フレーッ、フレーッ、リーゼちゃんーーーっ!!!!」 (28) 2021/12/15(Wed) 1:10:49 |
【人】 大道芸人 チェルシー大怪鳥程度なら相手が出来た。砂上船での露払いも担っていたかも知れない。 けれどこれは無理だろうと思って。一介の芸人風情なら、戦いを見守り、勝利の跡に芸を披露するぐらいでいいかと思って。 でも、 「あ、……」 鋏が振り上げられた時の、冒険者らの動作で、 ”ああ、あの人はダメだな” ”避けられても、あれじゃ” そう勘付いてしまって、気付いた時には、空に踊っていた。 誰も見ていない間に、溜め息だけ零す。ごく短い間のことだ。 (29) 2021/12/15(Wed) 1:12:08 |
【人】 大道芸人 チェルシー「〜〜〜〜なんて言いましたがやっぱ我慢できません! チェルちゃんもやりま〜〜〜す!!!!!!!!!!」 倒れ込むように。 空を舞って、一回転。着地。駆ける。 馬はいらない。馬術は知らないし、速さが一番の取り柄だ。 音が響く。揺れで跳ねる。 駆けて、地割れにもつれた一人の元へ。 種も仕掛けもある速度。 「躓いちゃいましたか?人間誰しも躓くものですね〜! でも立ち上がるのが人間の資質なんで、すよっ、と……」 そしてチェルシーは、なけなしの力と器用さで手早く、 手早く…… 「抜けませんね!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 抜けませんでした。 (30) 2021/12/15(Wed) 1:27:32 |
【人】 大道芸人 チェルシー雷鳴の音が響く。あと近くですっげえ貫通音聞こえた気がする。ついでに早く抜け!って言われてる。 「お太りのお友達ですね〜! ちょっとダイエットとかしませんか?ダメですかっ? いやこれちょっとほんと……」 やっぱこんなこと、やるもんじゃないな、と思う。 今もすごい罵倒されてるし。小娘がふざけんな速くとか。 ──でも。良かったことがあった。 力を込めて抜こうとする、その時に、見上げた光景で。目の前の人物が慌てている所で── チェルシーは見た。一番の特等席で。 一際大きい破砕音と、良く知る声。 ああ、あれが──カニさんの脳みそなんだぁ…… チェルシーは、呆然とそう思った。 (31) 2021/12/15(Wed) 1:28:24 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>+13 ペトルーシャ 花売りがいるからだろう、煙はない。 不意に部屋に訪ねられでもしない限り、 子供に煙は浴びせない。 この男は一定のルールに則って動く。 「あれが愚かだっただけだ」 いつも通りに。興味を失ったように。 しかし、続く言葉に目を伏せる。 「……多くの者が何かを為すのには、目的がある。 お前は何故死霊術を修めた? 騎士が剣や槍を持って戦う理由はどうだ? 政府の連中が今頃躍起になって炙り出しを始めたのは? 理由は様々あれど、最終的に行きつく先…… 真理はひとつ――」 「――必要だったから。」 「それ以上の理由や説明など、要るまい」 二度、テーブルを指で叩いた。 (32) 2021/12/15(Wed) 1:31:00 |
【人】 骸狩り スカリオーネ>>+16 ペトルーシャ 「…………」 もう、2回。 「……少なくとも片方は。もう片方もじきにわかる。 お前ほど利口な奴は存外少ないものだ。 ……間抜けなら、そろそろ掛かるな」 言って、男は立ち上がる。それから、4歩。 出口に向けて歩いた時点で、窓の外が明るくなった。 一瞬後に、爆発音。幸い窓が壊れる事はなかった。 「行ってくる」 スイングドアが音を立てた。 (33) 2021/12/15(Wed) 2:15:01 |
スカリオーネは、下層区域に姿を消した。 (a39) 2021/12/15(Wed) 2:53:06 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>23 レイ 「……貴方の手を煩わせるわけには」 「…………………そもそも、おれが 気づかれずに狙わなければ、いけなかった」 居場所がバレてしまう狙撃手など、格好の餌食だ。 人にものを頼む身分ではないと言わんばかりに首を横に振り。 料理を目の前にフードの下の耳ごと、頭を垂れた。尻尾も。 「……うまいか…………?」 頭を垂れたまま、見上げ、尋ねる。その表情が物語っていても、いや、物語っているからか、聞いてみたくなった。 エドゥアルトも、やがておもむろにチキンを掴み食べ始める。 相変わらず無表情だったが、やはり尻尾は正直だったろう。 (36) 2021/12/15(Wed) 5:14:08 |
ミズチは、あまり酒場で姿が見られていない。昨日とはまた違った理由で。 (a41) 2021/12/15(Wed) 8:37:12 |
ミズチは、食事をとる頃にエドゥアルトの狩りの成果が残っているといいなと思った。杞憂で済みます。 (a42) 2021/12/15(Wed) 8:37:14 |
エドゥアルトは、狩りの成果がツマミに出るくらいには、余っていそうだから皆も食べるとよいと、思った。 (a43) 2021/12/15(Wed) 12:31:00 |
【置】 錆鉄御納戸 ミズチ■ 錆鉄御納戸 錆鉄御納戸(さびてつおなんど)とは、緑みの暗く鈍い青色のことです。錆鉄は錆びた鉄のことでなく、「侘び寂び」に通じ、暗くくすんだという意味がこめられました。 納戸色は江戸時代に流行した藍染めの一つで その色が納戸のうす暗い感じに似ているため、また納戸の入り口の垂れ幕に使われていた色からついた色名といわれています。 -「伝統色のいろは」錆鉄御納戸とは?のページより引用- □ わび・さび わび・さび(侘《び》・寂《び》)は、日本の美意識の1つ。貧困と孤独のなかに心の充足をみいだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさをいう。一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする。 本来は侘(わび)と寂(さび)は別の意味だが、現代ではひとまとめにして語られることが多い。人の世の儚なさ、無常であることを美しいと感じる美意識であり、悟りの概念に近い、日本文化の中心思想であると云われている。 ・ 侘 本来、侘とは厭うべき心身の状態を表すことばだったが、中世に近づくにつれて、いとうべき不十分なあり方に美が見出されるようになり、不足の美を表現する新しい美意識へと変化していった。 ・ 寂 本来は時間の経過によって劣化した様子を意味している。漢字の「寂」が当てられ、転じて「寂れる」というように人がいなくなって静かな状態も表すようになった。 -Wikipediaより引用- (L3) 2021/12/15(Wed) 14:21:59 公開: 2021/12/15(Wed) 14:25:00 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>37 レイ 「……………………………」 エドゥアルトは、反論する言葉を持ち合わせていなかった。 手を借りると言うのも、もし動けないような怪我をした時のことも。どこか誤魔化すようにチキンを口に頬張る。 「そうか、よかった。……たしかに……うまい」 貴方の顔を見て、わずかに目を細める。 そうして、しばらくチキンの味に舌鼓を打つ時を過ごした。 (38) 2021/12/15(Wed) 16:04:08 |
エドゥアルトは、誰も姿の見えない場所を見つめている。 (a44) 2021/12/15(Wed) 16:17:18 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト「…………ノアベルト?」 姿を現さない理由はエドゥアルトにはわからない── 何か彼の噂が流れていた記憶はかすかに覚えてはいるが。 「……いたのだな」 何か用があったわけではない、気配がしたから見ていただけのことだ。だからエドゥアルトは、特に何も聞くことはしなかった。 (39) 2021/12/15(Wed) 18:34:06 |
レイは、ノアベルトの声がした辺りにチキンを置いた。元気がない時はおいしいものを食べた方がいいですよ。 (a45) 2021/12/15(Wed) 18:55:35 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト#蟹討伐 ──これはエドゥアルトが蟹討伐の噂を聞き『黄金の海』へ出向いた頃の時。 馬を操り前線を走る者、地割れに足を取られる者 仲間を鼓舞する声、耳を劈く笛の音、迸る魔法の光。 蟹討伐に群がる冒険者から少し離れた砂上の スコープ越しに、もう一体の巨大な蟹を狙う者がひとり。 ……でかい。心中で呟きながら 前衛に気をとられている隙に得物のトリガーを引く 得た情報を頼りに、防御が疎かとなった足の根元を狙い撃つ。 やや砂埃が邪魔をするが、一発、二発と的確に当てていく。 エドゥアルトは"当てる"ことだけは得意だった。 他の冒険者の力も相まって、 ふいにぐらついた巨体ごと鋏が振りおろされる。 目のまえのものを倒すことだけに集中していた故か それに気付くのに一歩、遅れてしまった。 「────」 声も出ぬ間に砂塵が舞い上がり、避けるべくとっさに転がった エドゥアルトの姿が遠くの砂中に消えていった。 (40) 2021/12/15(Wed) 19:00:29 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>40 #蟹討伐 それからどのくらい時が経ったのかは定かではないが 盛り上がっていた砂の中から、のそりと這い出る男がひとり。 ずれたフードの隙間から獣の耳が飛び出し、ぶんぶんと頭を振って砂を吹き飛ばした。 「……生きてる……」 エドゥアルトは、はっと顔を上げ砂の中から 自身の得物を慌てて探し当てて大事そうに抱える。 「……」 ひとつ、安堵のような息を吐いた。 砂埃に目を眇めた先には、ひっくり返った巨大蟹が遠くにぼやけて見えた。多少は役に立てたのだろうか。 (41) 2021/12/15(Wed) 19:01:34 |
オーウェンは、あえて何も触れない。 (a46) 2021/12/15(Wed) 19:13:12 |
【置】 残影の フランドル託すべきものは託した。 託されたものは、可能な限りを。 あとは時を待つだけだ。 自分のものも、誰かの為に在る自分も。 他人には、何一つとしてくれてやるつもりはない。 くれてやるのは、"哀れな役者"の道化芝居だけだ。 何があろうとも、他人に折られる事は許されていない。 だからフランドル・スキアーは折れる事ができない。 生かすも殺すも委ねる先は一人だけ。 己に立てた誓いがある限り、剣に寄る辺のある限り。 これまでも、そしてこれからも。 (L4) 2021/12/15(Wed) 20:44:15 公開: 2021/12/15(Wed) 20:50:00 |
ミズチは、エドゥアルトの成果の鳥さんをおいしくいただいた。後で感想とちょっとした話をしに行くつもりだ。 (a48) 2021/12/15(Wed) 20:57:27 |
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